JP2001352499A - Osd処理装置 - Google Patents

Osd処理装置

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JP2001352499A
JP2001352499A JP2000171080A JP2000171080A JP2001352499A JP 2001352499 A JP2001352499 A JP 2001352499A JP 2000171080 A JP2000171080 A JP 2000171080A JP 2000171080 A JP2000171080 A JP 2000171080A JP 2001352499 A JP2001352499 A JP 2001352499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に隣接画素間で異なった比率により、ビ
デオ画像とOSD画像をミックスする。 【解決手段】 色番号記憶部102には、OSD画像の
画素毎の色番号が記憶され、ミックス番号記憶部103
には、ミックス番号が記憶される。OSD処理装置は、
このOSD画像をCPU106が適当なタイミングで読
み出し、色情報記億部100の色情報が書き込まれて、
色番号記憶部102から読み出された色番号とで、色番
号変換テーブル部104において色情報に変換する。ミ
ックス情報記憶部101のミックス比率が書き込まれ
て、ミックス番号記憶部103から読み出されたミック
ス番号とで、ミックス番号変換テーブル部105にてビ
デオ画像とOSD画像をミックスする比率に変換する。
該変換された色情報とミックス比率を利用して、演算器
107はビデオ画像とOSD色情報をミックスして、ミ
ックス画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン、V
TRなどのビデオ画像にサービス情報等を重ねて表示す
るオン・スクリーン・ディスプレイ機能を有するOSD
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ画像のサービス情報等を重ねて表
示するためのOSD処理装置として、例えば、以下のよ
うな従来例がある。特開平11-146275号公報に
記載された装置は、ビデオ画像とOSD画像をミックス
するための係数として最大4つのパラメータを設定する
ことになっており、ビデオ画像とOSD画像を重ねあわ
せる方法として、OSD有りで非透明部の場合に、第1
のパラメータとビデオ画像を乗算し、第2のパラメータ
とOSD画像を乗算し、その各々の乗算結果を加算した
ものをミックス画像とする。OSD有りで透明部の場合
には、第3のパラメータとビデオ画像を乗算したものを
ミックス画像とする。OSD無しの場合には、第4のパ
ラメータとビデオ画像を乗算したものをミックス画像と
する。
【0003】上記した方法によれば、OSD有りの非透
明部の場合には、第1のパラメータを大きくすると、ビ
デオ画像にOSD画像が透けたように、第2のパラメー
タを大きくすると、OSD画像にビデオ画像が透けたよ
うな表現をすることが可能になる。また、OSD有りで
透明部の場合には、OSD非透明部画素周辺のOSD透
明表示画素において、第3のパラメータを減らすことに
より、ビデオ画像のレベルを小さくして、OSD非透明
部の画素を目立たせる効果が生まれる。
【0004】このようにOSDとビデオ画像からミック
ス画像を生成し、OSDをより見易くするための技術が
開示されている。また、通常は、同一のOSD画像を数
フレーム繰り返し、記憶部から読み出し表示し続けてい
る。そして、OSD画像を点滅させる際は、点燈時に、
OSD画像を記憶部から読み出し、非点燈時に、OSD
画像を記憶部から読み出さないという読み出しの制御を
して、あたかも点滅しているかのように見せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置のように、ビデオ画像とOSD画像をミックスする
方法が、非透明部の1パターンしかなく、OSD画像有
りで、非透明表示のOSD画像とビデオ画像のミックス
比率を決定する第1のパラメータと第2のパラメータを
変更する場合に、そのミックス比率の変更の度に、各パ
ラメータを記憶する部分の内容を変更する必要がある。
【0006】また、OSD画像有りで透明部についても
同様に、ビデオ画像のレベルを変更する場合に、その都
度、第3のパラメータの内容を変更する必要がある。例
えば、隣接するOSD有りで非透明部の画素間でミック
ス比率を変更したいとすると、隣接する画素の前画素の
OSD色番号の読み出しと、後画素の色番号の読み出し
間に、第1のパラメータと第2のパラメータの値を変更
しなければならないが、通常は、この設定の変更は、隣
接画素のOSD色番号を読み出す時間には間に合わな
い。
【0007】このように、従来技術では、同時に表現で
きるOSD画像とビデオ画像のミックス比率が非透明部
の1パターンしかないために、隣接する画素間でミック
ス比率を変更するということが困難であり、また、透明
表示の場合の第3のパラメータに関しても、同様に隣接
する画素間でビデオ画像のレベルを変更するためにパラ
メータを変更することは困難であるという問題を有して
いる。また、OSD画像点滅時に関して、上記方法が取
られるため、OSD画像毎に読み出しを、制御すること
により点滅させるということは、比較的に簡単にできる
が、OSD画像の一部分、つまり画素毎に点滅を制御す
る場合には、困難であるという問題を有している。
【0008】本発明は、そのような状況に鑑みてなされ
たもので、隣接する画素間でOSD画像とビデオ画像の
ミックス比率が異なっていても、パラメータを、その変
更の度に、書き換える必要がなく、画素毎に色番号とミ
ックス番号を保持することにより、簡単に隣接する画素
間で、異なったミックス比率により、ビデオ画像とOS
D画像のミックスをすることを可能にすることを目的と
するものである。更に、本発明は、OSD画像を画素毎
に簡単に点滅させることを可能にすることを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、OSD処理装
置において、テレビやビデオ等のビデオ画像に文字や図
形などのOSD(0n Scleen Display)画像を重ねて表示
するオン・スクリーン・ディスプレイ機能に関して、O
SD画像の色情報とミックス情報と色番号とミックス番
号を記憶する手段と、OSD画像の色番号を読み出すタ
イミングを制御する手段と、OSD画像のミックス番号
を読み出す手段と、色番号から色情報に変換する手段
と、ミックス番号からビデオ画像とOSD色情報をミッ
クスする比率を決定するミックス比率に変換する手段
と、ビデオ画像と色情報をミックス比率でミックスする
演算手段とを備えたものである。
【0010】更に、本発明は、前記OSD処理装置装置
において、点滅情報と点滅フラグを記憶する手段と、点
滅番号を点滅情報に変換する手段と、点滅情報に従い点
滅を行う手段を具備したことにより、OSD画像の内容
を変更することなく、OSD画像の一部を点滅させるよ
うにしたものである。
【0011】更に、本発明は、前記のOSD処理装置に
おいて、点滅情報と点滅番号を記憶する手段と、点滅番
号を点滅情報に変換する手段と、点滅番号に従い点滅を
行う手段とを具備したことにより、OSD画像の内容を
変更することなくOSD画像を部分的に異なった点滅を
させるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】先ず、本発明のOSD処理装置の
概要について、図面により説明する。図1は、本発明の
OSD処理装置の要部構成を示すブロック図である。テ
レビやビデオ等のビデオ画像に文字や図形などのサービ
ス情報を重ねて表示する場合に、ビデオ画像に重ねるた
めのサービス情報のOSD(On Screen Display)画像
が、色情報記憶部100と、ミックス情報記憶部101
と、色番号記憶部102と、ミックス番号記憶部103
の内容により構成されるものとする。
【0013】ここで、色情報記憶部100の内容は、O
SD画像の色番号と色情報が対応するようなテーブルを
作成するためのものであり、ミックス情報記憶部101
の内容は、OSD画像のミックス番号と、ビデオ画像と
OSD画像をミックスする比率を決定するためのミック
ス比率が対応するようなテーブルを作成するためのもの
であり、これらの色情報とミックス情報は、OSD画像
毎に提供されるものとする。また、色番号記憶部102
には、表示するOSD画像の画素毎の色番号が記憶さ
れ、同様に、ミックス番号記憶部103には、表示する
OSD画像の画素毎のミックス番号が記憶されるものと
する。
【0014】そして、OSD処理装置は、このOSD画
像を適当なタイミングで読み出すCPU106と、色情
報記億部100の色情報が書き込まれて、色番号記憶部
102から読み出された色番号を、色情報に変換する色
番号変換テーブル部104と、ミックス情報記憶部10
1のミックス比率が書き込まれて、ミックス番号記憶部
103から読み出されたミックス番号を、ビデオ画像と
OSD画像をミックスする比率に変換するミックス番号
変換テープル部105と、該変換されたミックス比率を
利用して、ビデオ画像とOSD色情報をミックスして、
ミックス画像を生成する演算回路107から構成され
る。
【0015】このようなOSD処理装置を用いれば、O
SD画像の画素毎にあるミックス番号を、ビデオ画像と
OSD画像のミックス比率に変換するテーブルを有する
ことにより、ミックス番号がN種類あれば、ビデオ画像
とOSD画像のミックス比率もN種類の中から選ぶこと
が可能となり、隣接したOSD画素間で異なったミック
ス比率でビデオ画像とOSD画蔵をミックスする場合
も、予めOSDミックス情報記憶部101に従い、ミッ
クス番号変換テーブル部104に複数種類のミックス比
率を格納し、画素毎に記憶されたミックス番号を読み出
すことにより、隣接する画素間を読み出す期間にパラメ
ータ変更をすることなく、隣接する画素間でミックス比
率の異なるビデオ画像とOSD画像のミックス画像を生
成することが可能となる。
【0016】更に、上記OSD処理装置において、記憶
するOSD画像の点滅フラグが有効な場合に、どのよう
な点滅の振舞をするかを記憶させた点滅情報記憶部と、
OSD画像の画素毎の点滅の仕方を示した点滅フラグ記
憶部と、点滅情報記憶部の内容が書き込まれ、読み出さ
れた点滅フラグに従い、OSD画像の点燈を制御する点
滅制御信号を発生する点滅制御回路部と、点滅制御信号
によりOSD画像の点燈と非点燈を制御する点滅切替回
路を追加した構成とする。
【0017】例えば、OSD画像の点滅情報部に格納さ
れた点滅のフィールド周期を点滅制御回路に書き込む。
点滅制御回路は書き込まれたフィールド周期と読み込ま
れる点滅番号に従い点滅制御信号を出力する。点滅制御
信号が点燈を示す場合には、点燈フラグが有効な画素を
点燈する。また、点滅制御信号が非点燈を示す場合に
は、点滅フラグが有効な画素を非点燈にする。この時、
点滅フラグが無効になっている画素については常に点燈
しているものとする。
【0018】このような処理をすることにより、特別な
方法でCPUによるOSD画像の読み出しを制御するこ
となくOSD画像の一部分を点滅させることが可能とな
る。更に、前記OSD処理装置において、OSD画像の
点燈フラグ記憶部の代わりに、点滅番号記憶部を設けた
構成とする。ここで点滅番号とは、有効か無効かの1パ
ターンのフラグではなく、何種類もの点燈パターンを持
つことを意味する。
【0019】例えば、N種類の点燈番号を記憶させる場
合には、点滅情報記憶部にN個の点滅周期を記憶させ
る。そして、点滅制御回路では、点滅情報記憶部の内容
が書き込まれ、読み出される点滅番号に従い点滅制御信
号を出力する。また、点燈切替回路では点燈番号が点燈
を示す場合ならばOSD画像を点燈させる。また、点燈
番号が非点燈を示す場合ならば、OSD画像を非点燈に
させるようにする。常時、点燈させておく場合には、あ
る点滅番号を常時点燈するように点滅情報に記憶させれ
ば良い。このような処理を行うことにより、特別な方法
でOSD画像の読み出しを制御することなくOSD画像
の画素毎に点滅周期を変えて表示することが可能とな
る。
【0020】本発明によるOSD処理装置の実施例を、
図面に基づいて以下に説明する。 (実施例1)図2は、本発明によるOSD処理装置の一
実施例の構成を示すブロック図である。色情報記憶部2
00、ミックス情報記憶部201、色番号記憶部20
2、ミックス番号記憶部203、色番号変換テーブル部
204、ミックス番号変換テーブル部205、色番号と
ミックス番号を読み出す制御をするCPU206は、図
1に示す構成要素と共通し、更に、ビデオ画像とミック
ス番号変換テーブル部205から出力されたビデオ画像
用のミックス比率2を乗算する乗算器207と、色番号
変換テーブル部204からのOSD色情報とミックス番
号変換テーブル部205からのOSD画像用のミックス
比率1を乗算する乗算器208と、乗算器207で乗算
後のビデオ画像と、乗算器208で乗算後のOSD色情
報を加算する加算器209により構成される演算器から
構成される。
【0021】図3は、図2のミックス番号変換テーブル
部205の内部構成を示すブロック図である。ここで、
色情報記憶部202には、色番号をY値(輝度)、Cr値
(赤色差)、Cb値(青色差)に変換するための情報が、そ
して、ミックス情報記憶部201には、ミックス番号を
OSD色情報と乗算するためのミックス比率1とビデオ
画像と乗算するためのミックス比率2の情報が格納され
ている。また、色情報記憶部202には、画素毎の色番
号情報が格納され、ミックス番号記憶部203には、画
素毎のミックス番号情報が格納されている。そして、ミ
ックス番号変換テーブル部205は、ミックス情報記憶
部201に記憶されたミックス情報をレジスタ300、
301に書込み、ミックス番号記憶部203から読み出
されるミックス番号により、出力するレジスタを切り替
えてミックス比率1とミックス比率2を出力する。
【0022】図4は、本実施例において、表示されるO
SD画像の一例を示す図である。このようなOSD処理
装置を用い、いま、図4に示すようなOSD画像を表示
する場合の説明をする。
【0023】図5は、図4に示すOSD画像を表示する
際に、色情報記憶部200に格納される色情報を示す図
である。図6は、同様に、ミックス情報記憶部201に
格納されるミックス情報を示す図である。図7は、同様
に、色番号記憶部202に格納されるミックス情報を示
す図である。図8は、同様に、ミックス番号記憶部20
3に格納されるミックス情報を示す図である。
【0024】本実施例のOSD処理装置を用いて、図4
に示すOSD画像を表示する場合には、OSD画像の色
番号とミックス比率を読み出す前に、図5に示した色情
報を色番号変換テーブル部204に書込み、図6で示さ
れたミックス情報をミックス番号変換テーブル部205
に書き込む。その後、CPU206により、色番号記憶
部202より図7に示す色番号情報を、色番号変換テー
ブル部204に読み出し、色情報に変換する。同時に、
CPU206により、ミックス番号記憶部203から図
8に示すミックス番号をミックス番号変換テーブル部2
05に読み出し、ミックス比率1とミックス比率2に変
換する。
【0025】そして、ミックス番号変換テーブル部20
5からのミックス比率1と色番号変換テーブル部204
からの色情報を乗算器208で乗算し、ミックス番号変
換テーブル部205からのミックス比率2とビデオ画像
を乗算器207で乗算し、その結果を加算器209によ
り加算すると、好みの色で、好みのミックス比率により
OSD画像をビデオ画像とミックスすることが可能とな
る。
【0026】(実施例2)図9は、本発明によるOSD
処理装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例のOSD処理装置は、色情報記憶部900、ミ
ックス情報記憶部901、色番号記憶部902、ミック
ス番号記憶部903、点滅情報記憶部904、点滅フラ
グ記憶部905、色番号変換テーブル部906、ミック
ス番号変換テーブル部907、色番号とミックス番号と
点滅フラグを読み出す制御をするCPU913、ビデオ
画像とミックス番号変換テーブル部907から出力され
たビデオ画像用のミックス比率2を乗算する乗算器90
9と、色番号変換テーブル部906からのOSD色情報
とミックス番号変換テーブル205からのOSD画像用
のミックス比率1を乗算する乗算器910と、乗算器9
09で乗算後のビデオ画像と、乗算器910で乗算後の
OSD色情報を、点滅制御回路部908からの点滅制御
信号により切り替えられる点滅切替回路912を介して
加算する加算器911により構成される。これは、前記
実施例1の構成に、更に、点滅情報記憶部904と、点
滅フラグ記憶部905と、点滅制御回路部908と、点
滅切替回路912を追加したものである。
【0027】図10は、図9における点滅制御回路部9
08の詳細な構成を示すブロック図である。点滅情報記
憶部904には、点滅フラグが無効(0)ならば、点滅表
示を実施しないように、点滅フラグが有効(1)なら
ば、Nフィールド毎に点燈と非点燈を繰り返すという情
報が格納されている。
【0028】そして、図10に示す点滅制御回路部90
8では、点滅情報記憶部904の内容が書き込まれ、垂
直同期信号によりカウントされるプログラマブルN進カ
ウンタ1001からNフィールド毎にパルスが発生さ
れ、トグル・フリップ・フロップ1002ではパルスが
入力される度にトグルする。そして、読み出された画素
の点燈フラグが有効ならば、セレクタ1003で、トグ
ル・フリップ・フロップ1002の出力を入力し、無効
ならば、OSD画像を点燈させることを意味する「1」
を入力する。更に、OSD画像全体に対して点滅機能の
使用の可否を決定するパラメータをCPUより設定する
ことにしている。この機能は、点滅機能の使用が不可な
らば、セレクタ1004で、セレクタ1003の出力を
遮断し、点滅情報、点滅番号に関わらず、常にOSDを
点燈させるためのものである。
【0029】図11は、本実施例のOSD処理装置にお
いて、表示されるOSD画像の一例を示す図である。図
12は、図11に示すOSD画像を表示する際に、点滅
情報記憶部904に格納される点滅情報を示す図であ
る。図13は、同様に、点滅フラグ記憶部905に格納
される点滅フラグ情報を示す図である。
【0030】本実施例のOSD処理装置を用いれば、図
11に示すようなOSD画像を表示する場合に、図5で
示した色情報、図6で示したミックス情報、図7で示し
た色番号、図8で示したミックス番号に加えて、図12
で示す点滅情報を点滅情報記憶部904に、図13で示
す点滅周期を点滅フラグ記憶部905に、それぞれ格納
すれば、特別な方法で色番号とミックス番号を制御する
ことなく、単純に繰り返してOSD画像の画素を順次読
み出すことにより部分的に点滅させることが実現され
る。
【0031】(実施例3)図14は、本発明によるOS
D処理装置の更に他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例のOSD処理装置は、色情報記憶部14
00、ミックス情報記憶部1401、色番号記憶部14
02、ミックス番号記憶部1403、点滅情報記憶部1
404、点滅番号記憶部1405、色番号変換テーブル
部1406、ミックス番号変換テーブル部1407、色
番号とミックス番号と点滅フラグを読み出す制御をする
CPU1413、ビデオ画像とミックス番号変換テーブ
ル部1407から出力されたビデオ画像用のミックス比
率2を乗算する乗算器1409と、色番号変換テーブル
部1406からのOSD色情報とミックス番号変換テー
ブル1407からのOSD画像用のミックス比率1を乗
算する乗算器1410と、乗算器1409で乗算後のビ
デオ画像と、乗算器1410で乗算後のOSD色情報
を、点滅制御回路部1408からの点滅制御信号により
切り替えられる点滅切替回路1412を介して加算する
加算器1411により構成される。
【0032】この例では、実施例2における点滅フラグ
記憶部905を点滅番号記憶部1405に置き換えたも
ので、この点滅番号記憶部1405には、点滅番号に対
応するフィールド周期情報が格納される。このフィール
ド周期情報は、点滅番号が0の場合には、常時点燈して
点滅の表示はしないことになる。そして、点滅番号が1
の場合には、N0フィールド点燈して、続いて、N0の
フィールド非点燈することを繰り返すことになる。同様
に、点滅番号が2の場合には、N1フィールド点燈し
て、続いて、N1フィールド非点燈することを繰り返す
ことになる。同様に、点滅番号が3ならば、N2フィー
ルド点燈して、続いて、N2フィールド非点燈すること
を繰り返すことになる。
【0033】図15は、図14における点滅制御回路部
1408の詳細な構成を示すブロック図である。点滅制
御回路部1408は、点滅情報に従う複数の点滅制御信
号の中から、点滅番号に対応する点滅制御信号を選択す
るという構成となっている。更に、OSD画像全体を点
滅番号に関係なく常時点燈を可能とするように、点滅機
能ON/OFF信号を設けて、CPUよりパラメータを
設定することにより、OSD画像の常時点燈を可能とす
る。なお、詳細な説明は、図10に記載の構成による動
作と共通するので省略する。
【0034】図16は、本実施例のOSD処理装置にお
いて、表示されるOSD画像の一例を示す図である。図
17は、図16に示すOSD画像を表示する際に、点滅
情報記憶部1404に格納される点滅情報を示す図であ
る。図18は、図16に示すOSD画像を表示する際
に、点滅番号記憶部1405に格納される点滅番号情報
を示す図である。
【0035】このようなOSD処理装置を用いて、図1
6のOSD画像を表示するには、図5の色情報と、図6
のミックス情報と、図7の色番号と、図8のミックス番
号に加えて、図17で示すような点滅情報と、図18で
示すような点滅番号とを、点滅情報記憶部1404と、
点滅番号記憶部1405に格納すれば、単純に繰り返し
て、OSD画像の画素を順次読み出すことにより、各画
素毎に異なった点滅をさせることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、隣接する画素間で異な
っていたミックス比率でミックスしようとした場合に、
パラメータを書き換えることなく、画素のミックス番号
を適当なものに指定することにより異なった比率でビデ
オ画像とOSD画像をミックスすることが可能となり、
多彩なミックス比率でビデオ画像とOSD画像のミック
ス画像を生成することを、単純にOSD画像を読み出す
ことで可能となる。従って隣接する画素間でパラメータ
の変更等の煩雑な制御をすることなく、異なったミック
ス比率でビデオ画像とOSD画像をミックスすることが
容易になる。
【0037】更に、本発明によれば、注目したいOSD
画像の一部を点滅させる場合に、OSD画像の内容を変
更することなく煩雑な読み出しの制御を行うことなく、
単純に繰り返しOSD画像の画素を順次読み出すだけで
部分的にOSD画面を点滅させることが簡単に実現可能
となる。
【0038】更に、本発明によれば、単純に繰り返しO
SD画像の画素を順次読み出すだけで画素毎に点滅の周
期の異なったOSD画像の表示をさせることが可能とな
るので、より多彩なOSD表現がOSD画像の内容を頻
繁に変更することなく簡単に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOSD処理装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明によるOSD処理装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図3】図2のミックス番号変換テーブル部205の内
部構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例において、表示されるOSD画像の一
例を示す図である。
【図5】図4に示すOSD画像を表示する際に、色情報
記憶部200に格納される色情報を示す図である。
【図6】図4に示すOSD画像を表示する際に、ミック
ス情報記憶部201に格納されるミックス情報を示す図
である。
【図7】図4に示すOSD画像を表示する際に、色番号
記憶部202に格納されるミックス情報を示す図であ
る。
【図8】図4に示すOSD画像を表示する際に、ミック
ス番号記憶部203に格納されるミックス情報を示す図
である。
【図9】本発明によるOSD処理装置の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図10】図9における点滅制御回路部908の詳細な
構成を示すブロック図である。
【図11】本実施例のOSD処理装置において、表示さ
れるOSD画像の一例を示す図である。
【図12】図11に示すOSD画像を表示する際に、点
滅情報記憶部904に格納される点滅情報を示す図であ
る。
【図13】図11に示すOSD画像を表示する際に、点
滅フラグ記憶部905に格納される点滅フラグ情報を示
す図である。
【図14】本発明によるOSD処理装置の更に他の実施
例の構成を示すブロック図である。
【図15】図14における点滅制御回路部1408の詳
細な構成を示すブロック図である。
【図16】本実施例のOSD処理装置において、表示さ
れるOSD画像の一例を示す図である。
【図17】図16に示すOSD画像を表示する際に、点
滅情報記憶部1404に格納される点滅情報を示す図で
ある。
【図18】図16に示すOSD画像を表示する際に、点
滅番号記憶部1405に格納される点滅番号情報を示す
図である。
【符号の説明】
100,200,900,1400…色情報記憶部、1
01,201,901、1401…ミックス情報記憶
部、102,202,902,1402…色番号記憶
部、103,203,903,1403…ミックス番号
記憶部、104,204,906,1406…色番号変
換テーブル部、105,205,907,1407…ミ
ックス番号変換テーブル部、106,206,913,
1413…CPU、107…演算回路、207,20
8,909,910,1409,1410…乗算器、2
09,911,1411…加算器、300,301…レ
ジスタ、302,303,1003,1004,150
3,1504…セレクタ、、903,1403…ミック
ス番号記憶部、904,1404…点滅情報記憶部、9
05…点滅フラグ記憶部、908,1408…点滅制御
回路部、1001,1501…プログラマブルN進カウ
ンタ、1002,1502…トグル・フリップ・フロッ
プ(T−FF)、912,1412…点滅切替回路、1
405…点滅番号記憶部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビやビデオ等のビデオ画像に文字や
    図形などのOSD(0n Scleen Display)画像を重ねて表
    示するオン・スクリーン・ディスプレイ機能を実現する
    ために、OSD画像の色情報とミックス情報と色番号と
    ミックス番号を記憶する手段と、OSD画像の色番号を
    読み出すタイミングを制御する手段と、OSD画像のミ
    ックス番号を読み出す手段と、色番号から色情報に変換
    する手段と、ミックス番号からビデオ画像とOSD色情
    報をミックスする比率を決定するミックス比率に変換す
    る手段と、ビデオ画像と色情報をミックス比率でミック
    スする演算手段とを備えたことを特微とするOSD処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のOSD処理装置装置にお
    いて、点滅情報と点滅フラグを記憶する手段と、点滅番
    号を点滅情報に変換する手段と、点滅情報に従い点滅を
    行う手段を具備したことにより、OSD画像の内容を変
    更することなく、OSD画像の一部を点滅させることを
    特徴とするOSD処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のOSD処理
    装置において、点滅情報と点滅番号を記憶する手段と、
    点滅番号を点滅情報に変換する手段と、点滅番号に従い
    点滅を行う手段とを具備したことにより、OSD画像の
    内容を変更することなくOSD画像を部分的に異なった
    点滅をさせることを特徴とするOSD処理装置。
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