JP2001352494A - テレビジョンチューナ - Google Patents
テレビジョンチューナInfo
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Abstract
メージ妨害が起きないようにする。 【解決手段】 デジタルテレビジョン信号を受信すると
きは局部発振信号の周波数をデジタルテレビジョン信号
の周波数と一致させると共に、二つの混合器4a、4b
から位相が互いに直交する二つのベースバンド信号を別
個に出力し、アナログテレビジョン信号を受信するとき
は局部発振信号の周波数をアナログテレビジョン信号の
周波数とは所定周波数異ならせると共に、二つの混合器
4a、4bからは所定周波数に周波数変換されて位相が
互いに90°異なる二つのアナログ中間周波信号を別個
に出力し、アナログ中間周波信号の一方の位相を90°
シフトすると共に他方のアナログ中間周波信号に加算し
た。
Description
ジョン信号またはデジタルテレビジョン信号を受信可能
なテレビジョンチューナに関する。
た、アナログテレビジョン信号とデジタルテレビジョン
信号とを受信可能なテレビジョンチューナ(以下共用チ
ューナという)の構成を示す回路図である。
は、屋外のダウンコンバータ(図示せず)によって1乃
至2GHzに周波数変換された衛星放送用のアナログテ
レビジョン信号又はデジタルテレビジョン信号が入力さ
れる。これらテレビジョン信号は増幅器22で増幅さ
れ、次段のバンドパスフィルタ23から出力される。
ジタルテレビジョン信号はI/Q復調器24を構成する
二つの混合器24a、24bに入力される。混合器24
a、24bには局部発振器25から出力される局部発振
信号が入力される。局部発振周波数は受信するデジタル
テレビジョン信号の周波数と等しくなっている。また、
一方の混合器24bには移相器26を介して局部発振信
号が入力されるので、互いの局部発振信号の位相は90
°異なっている。そして、混合器24a、24bからは
位相が互いに直交関係にあるベースバンド信号(I信
号、Q信号)がそれぞれ出力される。各ベースバンド信
号はローパスフィルタ27、28を介して出力され、図
示しないデジタル処理回路によって処理される。
れるアナログテレビジョン信号は混合器29に入力さ
れ、局部発振器30から入力される局部発振信号と混合
されて受信するチャンネルのアナログテレビジョン信号
のみが所定の周波数(例えば中心周波数480MHz)
の中間周波信号に変換される。中間周波信号はバンドパ
スフィルタ31を介して出力され、図示しないアナログ
処理回路によって処理される。
タルテレビジョン信号による妨害を避けるために急峻な
選択度特性(スカート特性)を必要とするのでSAWフ
ィルタによって構成される。そして、衛星から送信され
るアナログテレビジョン信号の1チャンネルの帯域は通
常24乃至27MHzであるが、放送衛星によっては3
0MHz以上の広い帯域を有しているテレビジョン信号
も存在するので、その通過帯域は約36MHz程度とし
ている。
ューナでは、アナログテレビジョン信号は混合器29に
よって周波数変換され、しかも、入力されるアナログテ
レビジョン信号の周波数範囲内にイメージ周波数が存在
するため、アナログテレビジョン信号を受信した場合
は、デジタルテレビジョン信号を受信する場合に比較し
てイメージ信号による妨害が大きかった。
は、アナログテレビジョン信号の受信に際してイメージ
妨害が起きないようにする事を目的とする。
め、本発明のテレビジョンチューナは、デジタルテレビ
ジョン信号又はアナログテレビジョン信号が入力される
二つの混合器と、前記二つの混合器に局部発振信号を入
力する局部発振器と、二つの混合器の一方に入力される
局部発振信号の位相を90°シフトする第一の移相器と
を備え、前記デジタルテレビジョン信号を受信するとき
は前記局部発振信号の周波数を前記受信するデジタルテ
レビジョン信号の周波数と一致させると共に、前記二つ
の混合器から位相が互いに直交する二つのベースバンド
信号を別個に出力し、前記アナログテレビジョン信号を
受信するときは前記局部発振信号の周波数を前記受信す
るアナログテレビジョン信号の周波数とは所定周波数異
ならせると共に、前記二つの混合器からは前記所定周波
数に周波数変換されて位相が互いに90°異なる二つの
アナログ中間周波信号を別個に出力し、前記アナログ中
間周波信号の一方の位相を90°シフトすると共に他方
のアナログ中間周波信号に加算した。
にローパスフィルタとハイパスフィルタとを併設し、前
記ローパスフィルタから前記ベースバンド信号を出力
し、前記ハイパスフィルタから前記アナログ中間周波信
号を出力した。
周波数と前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を前
記ベースバンド信号の最高周波数以上で且つ前記所定周
波数以下とした。
周波数を2MHz乃至30MHzの範囲で変えられるよ
うにした。
号またはデジタルテレビジョン信号を受信可能な本発明
のテレビジョンチューナ(以下共用チューナという)の
構成を示す回路図である。
は、屋外のダウンコンバータ(図示せず)によって1乃
至2GHzに周波数変換された衛星放送用のアナログテ
レビジョン信号又はデジタルテレビジョン信号が入力さ
れる。デジタルテレビジョン信号の1チャンネルの帯域
は、一般的にはアナログテレビジョン信号の帯域よりも
広いが、その値は送信する放送衛星の違いによって異な
り5MHz乃至60MHzの範囲である。また、アナロ
グテレビジョン信号の帯域も放送衛星の違いによって異
なっており、24MHz乃至27MHzである。これら
テレビジョン信号は増幅器2で増幅され、次段のバンド
パスフィルタ3から出力される。
ログテレビジョン信号又はデジタルテレビジョン信号は
一対の混合器4a、4bに入力される。混合器4a、4
bには局部発振器5から出力される局部発振信号が入力
される。局部発振周波数は、デジタルテレビジョン信号
を受信する場合とアナログテレビジョン信号を受信する
場合とで異なり、デジタルテレビジョン信号を受信する
場合は、受信するデジタルテレビジョン信号の周波数と
等しく、また、アナログテレビジョン信号を受信する場
合は受信するテレビジョン信号の周波数に対して所定周
波数だけシフトした(例えば480MHz高い)周波数
となっている。また、混合器4bには第一の移相器6を
介して局部発振信号が入力されるので、混合器4aと混
合器4bとに入力される局部発振信号の位相は互いに9
0°異なっている。
する場合は、混合器4a、4bから位相が互いに直交関
係にある、デジタルベースバンド信号が出力され、アナ
ログテレビジョン信号を受信する場合は所定周波数(4
80MHz)に周波数変換されたアナログのテレビジョ
ン信号(以下アナログ中間周波信号という)が出力され
る。各混合器4a、4bから出力されたデジタルベース
バンド信号はそれぞれ一対のローパスフィルタ7、8を
介して出力される。ローパスフィルタ7、8は集積回路
化され、そのカットオフ周波数はベースバンド信号のス
ペクトラムの最高周波数に対応して2MHz乃至30M
Hzの範囲で外部から変更できるようになっている。そ
してローパスフィルタ7、8から出力されたデジタルの
ベースバンド信号は図示しないデジタル処理回路によっ
て処理される。
ナログ中間周波信号はそれぞれ一対のハイパスフィルタ
9、10に入力される。そして、ハイパスフィルタ10
を通過したアナログ中間周波信号は第二の移相器11を
介して加算器12に入力され、ハイパスフィルタ9を通
過したアナログ中間周波信号はそのまま加算器12に入
力される。
パスフィルタ10を通過したアナログ中間周波信号IF
1を数式1で表すとすれば、他方の混合器4a及び他方
のハイパスフィルタ9を通過したアナログ中間周波信号
IF2は数式2で表される。
は受信するアナログテレビジョン信号の周波数、ω2は
イメージ信号の周波数である。
ルタ等によって構成されており、入力されたアナログ中
間周波信号IF2の位相を90°シフトするので、移相
器11を通過したアナログ中間周波信号IF2′は数式
3となる。
のアナログ中間周波信号が加算されることによって、加
算器13から出力されるアナログ中間周波信号IFは数
式4となり、イメージ信号による周波数成分(ω2−ω
0)がキャンセルされる。
号はSAWフィルタを介して図示しない中間周波回路に
入力される。
ョン信号を受信するチューナについて述べたが、これに
限ることなく、いわゆる地上波のテレビジョン信号を受
信するチューナに適用出来ることは言うまでもない。
ューナは、デジタルテレビジョン信号を受信するときは
局部発振信号の周波数をデジタルテレビジョン信号の周
波数と一致させると共に、二つの混合器から位相が互い
に直交する二つのベースバンド信号を別個に出力し、ア
ナログテレビジョン信号を受信するときは局部発振信号
の周波数をアナログテレビジョン信号の周波数とは所定
周波数異ならせると共に、二つの混合器からは所定周波
数に周波数変換されて位相が互いに90°異なる二つの
アナログ中間周波信号を別個に出力し、アナログ中間周
波信号の一方の位相を90°シフトすると共に他方のア
ナログ中間周波信号に加算したので、アナログテレビジ
ョン信号を受信する場合にイメージ信号による妨害をな
くすことが出来る。
ーパスフィルタとハイパスフィルタとを併設し、ローパ
スフィルタからベースバンド信号を出力し、ハイパスフ
ィルタからアナログ中間周波信号を出力したので、デジ
タルテレビジョン信号に基づくベースバンド信号によっ
てアナログ中間周波信号が妨害を受けないようにでき
る。
数とハイパスフィルタのカットオフ周波数をベースバン
ド信号の最高周波数以上で且つ所定周波数以下としたの
で、
数を2MHz乃至30MHzの範囲で変えられるように
したので、
図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 デジタルテレビジョン信号又はアナログ
テレビジョン信号が入力される二つの混合器と、前記二
つの混合器に局部発振信号を入力する局部発振器と、二
つの混合器の一方に入力される局部発振信号の位相を9
0°シフトする第一の移相器とを備え、前記デジタルテ
レビジョン信号を受信するときは前記局部発振信号の周
波数を前記受信するデジタルテレビジョン信号の周波数
と一致させると共に、前記二つの混合器から位相が互い
に直交する二つのベースバンド信号を別個に出力し、前
記アナログテレビジョン信号を受信するときは前記局部
発振信号の周波数を前記受信するアナログテレビジョン
信号の周波数とは所定周波数異ならせると共に、前記二
つの混合器からは前記所定周波数に周波数変換されて位
相が互いに90°異なる二つのアナログ中間周波信号を
別個に出力し、前記アナログ中間周波信号の一方の位相
を90°シフトすると共に他方のアナログ中間周波信号
に加算したことを特徴とするテレビジョンチューナ。 - 【請求項2】 前記二つの混合器のそれぞれの次段にロ
ーパスフィルタとハイパスフィルタとを併設し、前記ロ
ーパスフィルタから前記ベースバンド信号を出力し、前
記ハイパスフィルタから前記アナログ中間周波信号を出
力したことを特徴とする請求項1記載のテレビジョンチ
ューナ。 - 【請求項3】 前記ローパスフィルタのカットオフ周波
数と前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を前記ベ
ースバンド信号の最高周波数以上で且つ前記所定周波数
以下としたことを特徴とする請求項2記載のテレビジョ
ンチューナ。 - 【請求項4】 前記ローパスフィルタのカットオフ周波
数を2MHz乃至30MHzの範囲で変えられるように
したことを特徴とする請求項2又は3記載のテレビジョ
ンチューナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000177156A JP3714851B2 (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | テレビジョンチューナ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000177156A JP3714851B2 (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | テレビジョンチューナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001352494A true JP2001352494A (ja) | 2001-12-21 |
JP3714851B2 JP3714851B2 (ja) | 2005-11-09 |
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JP (1) | JP3714851B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102710933A (zh) * | 2012-05-18 | 2012-10-03 | 青岛海信电器股份有限公司 | 数字电视编解码装置和数字电视编解码方法 |
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- 2000-06-08 JP JP2000177156A patent/JP3714851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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