JP2001352444A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Abstract
オンする場合、高解像度画像に合わせてアッドオンレベ
ル設定すれば低解像度画像でドットパターンが目立ち画
質が劣化する。逆に、低解像度画像に合わせてアッドオ
ンレベルを調整すれば高解像度画像ではドットパターン
の抽出が難しい。 【解決手段】 画像処理モードを判定して(S1)、画像解
像度に応じてドットパターンのアッドオンレベルを制御
し(S2、S3)、アッドオン処理を行う(S4)。
Description
その制御方法に関し、例えば、画像に偽造追跡情報を付
加する画像処理装置およびその制御方法に関する。
どの画像記録装置の性能が向上し、高画質な画像を容易
に形成することができる。このような状況下で、紙幣を
はじめとする有価証券など(以下「特定原稿」と呼ぶ)
を偽造される恐れがあり、様々な偽造防止技術が考えら
れている。その一技術として、印刷するカラー画像にそ
の画像処理装置の機体番号を示すドットパターンを付加
(アッドオン)する方式がある。このドットパターン
は、イエロー成分の画像全体に周期的に付加されるのが
一般的である。
類以上の解像度(例えば200lpiと400lpi)をもつものが
有る。これら解像度は、文字や地図など高精細に出力し
たい画像は高解像度で、写真画像などハイライト部の荒
れを防ぎたい画像は低解像度で出力するように利用され
る。
ドオンされるドットパターンのレベルは同じである。し
かし、低解像度の方がアッドオンされたドットパターン
の判定が容易であり、画像解像度によりドットパターン
の判定レベルが異なる。従って、ドットパターンの判定
レベルを高解像度に合わせると低解像度でアッドオンさ
れたドットパターンが目立ち画質が劣化する。逆に、ド
ットパターンの判定レベルを低解像度に調整すると高解
像度ではドットパターンが判定ができないという問題が
ある。
のであり、画像解像度に応じた偽造追跡情報を付加する
ことを目的とする。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
た画像解像度に応じて画像に偽造追跡情報を付加する付
加手段と、前記画像解像度に応じて、前記偽造追跡情報
が付加された画像を出力する出力手段とを有することを
特徴とする。
た画像解像度に応じて画像に偽造追跡情報を付加し、前
記画像解像度に応じて、前記偽造追跡情報が付加された
画像を出力することを特徴とする。
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
形態の画像処理装置の概観図である。
で、原稿画像を読み取って得られるディジタル画像信号
を処理する。また、200はプリンタ部で、イメージスキ
ャナ部201に読み取られる原稿画像に対応する画像を記
録紙にフルカラープリントする。
ガラス203および原稿圧板202の間に画像が読み取られる
原稿204が置かれ、原稿204はハロゲンランプ205の光に
照射される。原稿204からの反射光は、ミラー206および
207に導かれ、レンズ208により3ラインセンサ210上に像
が結ばれる。なお、レンズ208には赤外カットフィルタ2
31が設けられている。さらに、図示しないモータにより
機械的に、ミラー206およびハロゲンランプ205を含むミ
ラーユニットは速度Vで、ミラー207を含むミラーユニッ
トは速度V/2で矢印の方向、つまり3ラインセンサ210の
電気的走査方向(主走査方向)に対して垂直方向(副走
査方向)に移動され、原稿204の全面が走査される。
は、入力される光情報を色分解して、フルカラー情報レ
ッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の各色成分を読
み取り、その色成分信号を信号処理部209へ送る。な
お、3ラインセンサ210を構成するCCDはそれぞれ5000画
素分の受光素子を有し、原稿台ガラス203に載置可能な
原稿の最大サイズであるA3サイズの原稿の短手方向(297
mm)を400dpiの解像度で読み取ることができる。
各CCD210-1から210-3によって読み取られたデータを補
正するためのものである。標準白色板211は、可視光で
ほぼ均一の反射特性を示する白色である。
入力される画像信号を電気的に処理して、マゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)およびブラック(Bk)の各
色成分信号を生成し、生成したMCYBkの色成分信号をプ
リンタ部202に送る。また、イメージスキャナ部201にお
ける一回の原稿走査(スキャン)につきMCYBkのうちの
一つの色成分信号がプリンタ部200に送られ、計四回の
原稿走査により一回のプリントアウトが完成する。
ナ部201より送られてくるM、C、YまたはBkの画像信号は
レーザドライバ212へ送られる。レーザドライバ212は、
入力される画像信号に応じて半導体レーザ素子213を変
調駆動する。半導体レーザ素子213から出力されるレー
ザビームは、ポリゴンミラー214、f-θレンズ215および
ミラー216を介して感光ドラム217を走査し、感光ドラム
217上に静電潜像を形成する。
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器221およ
びブラック現像器222から構成される。四つの現像器が
交互に感光ドラム217に接することで、感光ドラム217上
に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像して
トナー像を形成する。223は転写ドラムで、記録紙カセ
ット225から供給される記録紙が巻き付けられ、感光ド
ラム217上のトナー像を記録紙に転写する。
トナー像が順次転写された記録紙は、定着ユニット226
を通過することで、トナー像が定着された後、装置外へ
排出される。
エロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの色トナー
で、スチレン系共重合樹脂をバインダとして、各色の色
材を分散させたものである。
例を示すブロック図である。
センサ)210から出力される画像信号は、アナログ信号
処理部11に入力されてゲインやオフセットが調整され、
A/D(アナログ/ディジタル)変換部12で色成分毎に例え
ば8ビット(0〜255レベル:256階調)のRGBディジタル
画像信号に変換され、シェーディング補正部13で色成分
毎に基準白色板211を読み取った信号を用いてシェーデ
ィング補正される。シェーディング補正は、一列に並ん
だCCDセンサセル一つ一つの感度ばらつきを補正するた
めのもので、CCDセンサセルそれぞれに対応させてゲイ
ンを補正するものである。
信号は、ラインディレイ部14で空間的なずれが補正され
る。この空間的ずれは、フルカラーセンサ210の各ライ
ンが、副走査方向に、互いに所定の距離を隔てて配置さ
れていることにより生じるものである。具体的には、B
色成分の画像信号を基準として、RおよびGの各色成分の
画像信号を副走査方向にライン遅延し、三つの色成分信
号の位相を同期させる。
号は、入力マスキング部15でその色空間がNTSCの標準色
空間に変換される。この変換は、式(1)のマトリクス演
算により実行され、各色成分のフィルタの分光特性で決
まるフルカラーセンサ210から出力される画像信号の色
空間をNTSCの標準色空間に変換するものである。 ただし、Ro,Go,Bo: 出力画像信号 Ri,Gi,Bi: 入力画像信号
によりCRTディスプレイなどに表示されているカラー画
像情報を信号処理部209へ入力するためのインタフェイ
スである。
テーブル(LUT)で構成され、入力マスキング部15から出
力されるRGB輝度信号をCMY濃度信号に変換する。CMY濃
度信号は、ライン遅延メモリ18によりライン遅延され
る。これは、図示しない黒文字判定部により、入力マス
キング部15の出力に基づきUCRを制御するUCR、フィルタ
を制御するFILTERおよび解像度を制御するSENなどの信
号を生成する期間(ライン遅延)分、LOG変換部17から
出力されるCMY画像信号を遅延するものである。
マスキング・UCR部19により黒成分信号Kが抽出される。
マスキング・UCR部19は、さらに、プリンタ部200の色材
の色濁りを補正するマトリクス演算をYMCK画像信号に施
す。なお、マスキング・UCR部19からは、リーダ部201の
読取動作毎にM,C,Y,K順に例えば8ビットの色成分画像信
号が出力される。
信号は、ガンマ補正部20によりプリンタ部200のガンマ
特性が補正され、出力フィルタ(空間フィルタ処理部)
21でエッジ強調またはスムージング処理が施される。フ
ィルタ処理された画像信号は、RAMなどから構成されるL
UT22により原画像の濃度と出力画像の濃度とを一致させ
る変換が施され、アッドオン部23により、偽造防止追跡
用の情報に基づくドットパターンが付加される。
は、パルス幅変調器(PWM)24により、画像信号レベルに
対応するパルス幅をもつパルス信号に変換される。この
パルス信号は、レーザドライバ212へ入力され、レーザ
素子213を駆動する。
り生成されアッドオンされるドットパターン例を示す図
である。
いてドットパターンを構成する複数のドット(以下「ア
ッドオンドット」と呼ぶ)が埋め込まれるべきライン40
1(以下「アッドオンライン」と呼ぶ)を示し、符号402
はアッドオンドットを示している。アッドオンドット40
2を拡大すると符号406のようになり、アッドオンドット
は画像信号に一定レベルを足す+領域404と、+領域404
の両脇に配置された、画像信号から一定のレベルを引く
一領域403および404によって構成される。このようなア
ッドオンドット402が画像中に繰り返し形成される。
ル48を設定する。例えば、画像全面がMCYKのレベルが各
80のハーフトン画像を出力する場合、MCKのレベルはそ
のまま80とし、Yのレベルは−領域で80-48=32、+領域
で80+48=128にする。
リンタエンジンに固有の情報を統合した付加情報である
暗号化されたデータは、複数のアッドオンドット402の
主走査方向の位置関係により表される。例えば、アッド
オンラインに最初に現れるアッドオンドットと、次に現
れるアドオンドットとの距離が数値情報および/または
文字情報を表すようにする。
たドットパターンは、そのカラー画像をイメージスキャ
ナなどで読み取り、イエロープレーンのみを抽出して、
ドットパターンを解析すれば、そのカラー画像の複写や
印刷に使用された画像処理装置の機体番号、ユーザID、
ネットワークIDなどの情報を得ることができる。
ットパターンの抽出は容易になるが、アッドオンレベル
を上げ過ぎればドットパターンが目立ち画質の劣化した
画像、あるいは、異常な画像として認識される。また逆
に、アッドオンレベルを下げてドットパターンを目立た
なくすれば、当然、ドットパターンの抽出が難しくな
る。そこで、ドットパターンを抽出できる最低のアッド
オンレベルでアッドオンドット402を付加することによ
り、ドットパターンが目立たないようにする。
なればドットパターンを抽出可能なアッドオンレベルも
変わる。高解像度であれば同じパターンでもアッドオン
されるドットパターンは小さくなり、各ドットの形成も
安定し難いのでドットパターンをアッドオンするレベル
を高くする必要がある。例えば、高解像度600dpi、低解
像度400dpiの場合に、解像度が違ってもドットパターン
をアッドオンするレベルを高解像度600dpiに合わせて
「48」にすれば、低解像度で形成された画像においてア
ッドオンされたドットパターンが目立つ。逆に、低解像
度400dpiに合わせドットパターンをアッドオンするレベ
ルを「32」にすれば、高解像度で形成された画像におい
てアッドオンされたドットパターンを抽出できなくなる
可能性がある。
iに合わせて一律に例えば「48」レベルでアッドオンし
ていたドットパターンを、高解像度では「48」レベル
に、低解像度では例えば「32」レベルに、というように
解像度に応じて変更することで、ドットパターンが抽出
が可能かつ目立たないようにアッドオンする。
チャートである。ステップS1で信号SENを判定して、信
号SENが低解像度を示せばステップS2でアッドオンレベ
ルを「32」にセットし、高解像度を示せばステップS3で
アッドオンレベルを「48」にセットした後、ステップS4
でアッドオン処理を行う。
た結果、画像の種類が例えば写真画像と判定されれば信
号SENは低解像度を示し、文字・地図画像と判定されれ
ば信号SENは高解像度を示す。
形成する解像度に応じてアッドオンレベルを制御するの
で、画像に付加されたドットパターンの抽出は画像の種
類やその画像を形成した際の解像度に影響され難くな
る。従って、アッドオンされたドットパターンの抽出を
容易かつ確実にするとともに、ドットパターンを目立た
ないように付加することができる。
オンレベルを変更する例を説明したが、解像度に応じて
アッドオンするドットパターンを変更してもよい。そこ
で、図6に一例を示すように、アッドオンするドットパ
ターンを変更し、高解像度のドットパターン(例えば3
×9画素)に比べて、低解像度のドットパターンを小さ
くする(パターンを構成するドットの数を少なくする、
例えば2×6画素)ことでも、同様の効果を得ることがで
きる。
応じて、アッドオンするドットパターンのサイズおよび
アッドオンレベルの両方を制御してもよい。サイズおよ
びアッドオンレベルを変えることで、ドットパターンの
抽出のし易さはほぼ同じにすることができる。
ードに応じてアッドオンするドットパターンのアッドオ
ンレベルやサイズを変更することにより、ドットパター
ンを適切にアッドオンすることができる。
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることはいうまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
画像解像度に応じた偽造追跡情報を付加することができ
る。
観図、
ットパターン例を示す図、
ンレベルの制御を説明する図、
Claims (9)
- 【請求項1】 設定された画像解像度に応じて画像に偽
造追跡情報を付加する付加手段と、 前記画像解像度に応じて、前記偽造追跡情報が付加され
た画像を出力する出力手段とを有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項2】 前記画像解像度は、出力する画像の種類
に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載さ
れた画像処理装置。 - 【請求項3】 前記付加手段は、前記偽造追跡情報を表
すドットパターンを前記画像解像度に応じて制御するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像
処理装置。 - 【請求項4】 前記付加手段は、前記画像解像度に応じ
て前記ドットパターンの画素値を制御することを特徴と
する請求項3に記載された画像処理装置。 - 【請求項5】 前記付加手段は、前記画像解像度に応じ
て前記ドットパターンのサイズを制御することを特徴と
する請求項3に記載された画像処理装置。 - 【請求項6】 前記付加手段は、前記画像解像度に応じ
て前記ドットパターンの画素値およびサイズを制御する
ことを特徴とする請求項3に記載された画像処理装置。 - 【請求項7】 前記画像解像度には少なくとも写真画像
に適した低解像度および文字に適した高解像度が含まれ
ることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載
された画像処理装置。 - 【請求項8】 設定された画像解像度に応じて画像に偽
造追跡情報を付加し、前記画像解像度に応じて、前記偽
造追跡情報が付加された画像を出力することを特徴とす
る画像処理方法。 - 【請求項9】 画像処理のプログラムコードが記録され
た記録媒体であって、前記プログラムコードは少なくと
も、 設定された画像解像度に応じて画像に偽造追跡情報を付
加するステップのコードと、 前記画像解像度に応じて、前記偽造追跡情報が付加され
た画像を出力するステップのコードとを有することを特
徴とする記録媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000172421A JP3619120B2 (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 画像処理装置およびその方法 |
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JP3619120B2 JP3619120B2 (ja) | 2005-02-09 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201659A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、地紋画像、印刷物、画像処理方法、画像形成方法及びプログラム |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000172421A patent/JP3619120B2/ja not_active Expired - Fee Related
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