JP2001352297A - 光増幅装置 - Google Patents
光増幅装置Info
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Abstract
る光増幅装置において、出力光信号のレベルの時間的変
動を抑制することを目的とする。 【解決手段】 光分岐部は、入力されたバースト光信号
を2つに分岐し、遅延部は、光分岐部から分岐出力され
た一方の光信号を所定時間遅延させ、包絡線検波部は、
光分岐部から分岐出力されたもう一方の光信号波形の包
絡線を形成、出力し、励起光源は、連続光を包絡線検波
部から出力された包絡線信号で変調し、光増幅部は、励
起光源から出力された光信号を励起光として、遅延部か
ら出力された光信号を光増幅し、出力する。
Description
バースト光信号を増幅する光増幅装置に関する。
装置の構成を示したブロック図である。図4において従
来の光送信装置は、光信号発生部1000と、光増幅部
1001と、励起光源1002とを備えている。
て、光信号発生部1000は、バースト光信号を間欠的
に発生、出力する。光増幅部1001は、EDFA(エ
ルビウム添加光ファイバ増幅器)であり、励起光源10
02から出力された光を励起光として、前記光信号発生
部1000から出力された光信号を光増幅して出力す
る。
装置における光増幅部1001の入出力光信号の波形例
を示したものであり、図5(a)は光増幅部の入力光信
号、図5(b)は光増幅部の出力光信号、T1はバース
ト光信号におけるデータの存在する期間(以後、データ
期間と呼ぶ)、T4は光信号が光増幅部を通過するのに
かかる時間を示している。本光送信装置において、図5
に示すように、光増幅部1001にバースト光信号
(a)が入力されると、当該出力光信号(b)に光信号
レベルの増大(光サージ)が発生し、波形劣化を引き起
こすことが知られている。光サージの発生原因は、無光
信号状態(データ“0”)が長期間続いた後、光信号
(データ“1”)が入力された際、光増幅部1001の
緩和時定数等の物性・構造によって生じる過渡応答特性
によるものである。このような時間的なレベル変動が生
じると、受信部における最適な識別レベルも信号レベル
の瞬時値に応じて時間的に変動する。その結果、受信部
において予め固定された識別レベルで信号の識別を行う
と、常に最適な伝送特性を確保することが難しいという
課題を有していた。
するバースト光信号を増幅する場合に、光サージが発生
しない光増幅装置を提供することである。
たバースト光信号を2つに分岐する光分岐部と、光分岐
部から分岐出力された一方の光信号を所定時間遅延させ
る遅延部と、光分岐部から分岐出力されたもう一方の光
信号波形の包絡線信号を形成し出力する包絡線検波部
と、連続光を包絡線検波部から出力された包絡線信号で
変調を行う励起光源と、励起光源から出力された光信号
を励起光として、遅延部から出力された光信号を光増幅
する光増幅部とを備える。
が、光増幅部から出力される光信号波形において、バー
スト光信号の光強度の時間変化が最小となるように設定
されることを特徴とする。
わる光増幅装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、本実施形態の光増幅装置は、光分岐部100
と、遅延部101と、包絡線検波部102と、励起光源
103と、光増幅部104とを備えている。
る光信号および励起光信号を示す図である。図2(a)
は、光分岐部100から出力される光信号波形、(c)
は、光増幅部104に入力される光信号波形、(d)は
光増幅部104から出力される光信号波形を示してい
る。また図2(b)は、光増幅部104に入力される励
起光信号を示している。なお、図2(a)は、便宜光分
岐部100から2分岐され出力される2つの光信号波形
を兼用する。また、T1はバースト光信号のデータ期
間、T2は包絡線検波を行い連続光を変調するのにかか
る時間、T3は遅延部101で設定する遅延時間、T4は
光信号が光増幅部104を通過するのにかかる時間を示
している。以下、図1および図2を参照して、光増幅装
置の動作について説明する。
信号を2つに分岐し、包絡線検波部102は、光分岐部
100から分岐出力された一方の光信号(a)の包絡線
を形成し、かつ信号レベルを調節して出力し、包絡線検
波部102より出力された電気信号により励起光源10
3から出力される連続光を直接変調し、励起光信号
(b)を出力する。遅延部101は、光分岐部100か
ら分岐出力されたもう一方の光信号(a)を、所定時間
T3を遅延させ、光増幅部104は遅延部101から出
力された光信号(c)を、励起光源103から出力され
た励起光信号(b)をもとに光増幅し、光信号(d)を
出力する。
は、図2のようにT2より長く調整することにより、光
増幅装置から出力される光信号波形において、データ期
間の光強度の時間変化が最小となるようにする。具体的
に、図3にデータ期間T1を6μsとした時における光
信号振幅の変化の理論計算結果を示す。図3は、横軸を
時間(データ期間)、縦軸をデータ期間における光信号
波形の振幅変化とし、図3(1)は従来の光増幅装置に
おける光信号波形の振幅変化、図3(2)は光信号波形
の光強度の時間変化が最小となるように、遅延部101
の遅延時間T3の制御を行った時の光信号波形の振幅変
化を示している。図3の結果より、遅延時間T3を調整
することにより信号振幅の時間的変動を抑制できている
ことがわかる。
された光信号波形(a)の包絡線を用いて励起光源を変
調することにより、光増幅部104に光信号が入力され
るのに追随して励起光が入力され、かつ遅延部101に
おける遅延時間T3を調整することにより、光増幅部1
04の出力光波形(d)の光強度の時間的変動を抑える
ことができる。
するバースト光信号を、光サージなく、光信号レベルが
時間的に変動することなく増幅を行うことができる。
から分岐出力された光信号波形の包絡線信号で変調する
ことによって、光増幅部に光信号が入力されるのに追随
して励起光が入力される。これにより、光増幅装置の出
力光信号において、光サージの発生を抑制し、信号レベ
ルの時間変動を減少させることができる。
の時間変化が最小となるように設定することにより、光
増幅装置の出力光信号において、光サージの発生を抑制
し、信号レベルの時間変動を最小限に抑えることができ
る。
を示すブロック図
信号波形および励起光波形を示す図
に係わる光増幅装置の出力信号振幅の時間的変化を理論
計算した結果を示す図
すブロック図
信号レベルの時間的変動の発生を説明するための模式図
Claims (3)
- 【請求項1】 間欠的に発生するバースト光信号が入力
される光増幅装置であって、 入力されたバースト光信号を2つに分岐する光分岐部
と、 前記光分岐部から分岐出力された一方の光信号を所定時
間遅延させる遅延部と、 前記光分岐部から分岐出力されたもう一方の光信号波形
の包絡線信号を形成し出力する包絡線検波部と、 連続光を前記包絡線検波部から出力された包絡線信号で
変調を行う励起光源と、 前記励起光源から出力された光信号を励起光として、前
記遅延部から出力された光信号を光増幅する光増幅部
と、で構成されることを特徴とする光増幅装置。 - 【請求項2】 前記遅延部における遅延時間は、光増幅
部から出力される光信号波形において、バースト光信号
の光強度の時間変化が最小となるように設定することを
特徴とする請求項1に記載の光増幅装置。 - 【請求項3】 前記光増幅部が、光ファイバ増幅器であ
ることを特徴とする請求項1に記載の光増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170113A JP2001352297A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 光増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170113A JP2001352297A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 光増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001352297A true JP2001352297A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18672877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000170113A Pending JP2001352297A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 光増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001352297A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002261364A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-09-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光増幅器、それを含む光通信システム及びそれに含まれる光ファイバモジュール |
US7609438B2 (en) * | 2006-07-27 | 2009-10-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical amplifier |
JP2013258643A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Fujitsu Ltd | 光伝送装置 |
JP2014053500A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | レーザ装置および光増幅方法 |
WO2016192430A1 (zh) * | 2015-06-01 | 2016-12-08 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种突发光信号放大控制方法、装置及突发光信号放大系统 |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000170113A patent/JP2001352297A/ja active Pending
Cited By (7)
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CN106301579A (zh) * | 2015-06-01 | 2017-01-04 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种突发光信号放大控制方法、装置及突发光信号放大系统 |
CN106301579B (zh) * | 2015-06-01 | 2021-09-28 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种突发光信号放大控制方法、装置及突发光信号放大系统 |
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