JP2001352193A - 窓材及びその製造方法 - Google Patents

窓材及びその製造方法

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JP2001352193A JP2000170861A JP2000170861A JP2001352193A JP 2001352193 A JP2001352193 A JP 2001352193A JP 2000170861 A JP2000170861 A JP 2000170861A JP 2000170861 A JP2000170861 A JP 2000170861A JP 2001352193 A JP2001352193 A JP 2001352193A
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silicone rubber
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microwave oven
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Hirobumi Iida
博文 飯田
Akira Kitada
明 北田
Tetsuo Ishida
哲夫 石田
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Goh Shoji Co Inc
Nissan Packing Co Ltd
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Mitsubishi Plastics Inc
Goh Shoji Co Inc
Nissan Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子レンジの窓に設けられていたパン
チングメタルを廃止し、視認性の高い網状部材を採用可
能な電磁波遮蔽機能を有する窓材を提供する。 【解決手段】 窓材1は電磁波遮蔽機能を有する網状部
材2と、その両面に形成されたシリコーンゴム層3a,
3bと、2枚の透明板4a,4bとを備えている。網状
部材2はその周縁部2aがシリコーンゴム層3a,3b
からはみ出した状態に形成されている。網状部材2とし
ては金網が使用され、透明板4a,4bにはガラス板が
使用されている。シリコーンゴム層3a,3bは予めシ
ート状に成形されたシリコーン樹脂を硬化させることに
よって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓材及びその製造方
法に係り、詳しくは電子レンジの窓の窓材のように、内
部で発生した電磁波が外部に洩れ出るのを防止しつつ、
内部を観察可能な窓に使用される窓材及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、電子レンジ21の扉
22にはレンジ内の調理の進行状況を見るために窓23
が設けられている。従来、電子レンジ21内で発生した
電磁波が前記窓23から外部へ洩れ出ることを防ぐた
め、図4に示すように、窓23において扉22の内面側
にパンチングメタル24が配設されている。窓23はパ
ンチングメタル24の前方側(電子レンジ21の前側)
に配設され、かつその周縁がパンチングメタル24の周
縁部24aと、扉カバー25とにて挟まれたアウターガ
ラス26と、パンチングメタル24の板面部24bとパ
ンチングメタル24の後方側に重ねて固定されたインナ
ーガラス27とにて構成されている。インナーガラス2
7はパンチングメタル24の板面部24bの中央部に固
着され、パンチングメタル24のみにて支持されてい
る。また、アウターガラス26とインナーガラス27と
の間に間隔Wが空き、窓23の内部は中空の状態となっ
ている。パンチングメタル24は自身とインナーガラス
27とを支持するのに必要な強度を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記パンチ
ングメタル24は強度及び製造上の制約から開口率が低
く、視認性が悪いものであった。視認性を良くするため
パンチングメタルに代えて金網を使用した場合は、強度
が低く、変形し易いという欠点があり、実用的とは言え
なかった。また、電子レンジに限らず、反応装置等にお
いても電磁波が発生する内部の状態を目視で観察可能と
するには電磁波遮蔽機能を有する窓材が必要となる。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は従来の電子レンジの窓に設けら
れていたパンチングメタルを廃止し、視認性の高い金網
等の網状部材を採用可能な電磁波遮蔽機能を有する窓材
及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、電磁波遮蔽機能を有す
る金網等の網状部材と、その両面に形成されたシリコー
ンゴム層と、該シリコーンゴム層によって前記網状部材
に対して一定の間隔を隔てて並設される2枚のガラス等
の透明板とを備えてなり、さらに前記シリコーンゴム層
は前記網状部材及び前記透明板に密着接合されている。
【0006】従って、この発明では電磁波遮蔽機能を有
する金網等の網状部材は、両面に形成されたシリコーン
ゴム層を介して透明板に密着接合されているため、従来
のパンチングメタルを使用した窓材と異なり、自身及び
ガラスを支持するための剛性(強度)を必要としない。
そのため、網状部材の開口率を高くでき、窓材を通して
窓の内部を観察する際の視認性が良くなる。従って、こ
の発明の窓材を電子レンジの窓材として使用した場合
は、窓から電子レンジ内部の調理品を観察する際、よく
見える。また、網状部材はシリコーンゴム層に挟持され
ているため、窓材の製造工程中において網状部材の変形
が防止される。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記シリコーンゴム層は予めシート
状に成形されたシリコーン樹脂を硬化させることによっ
て形成される。従って、この発明の窓材は、製造時に網
状部材の両面にシリコーンゴム層を形成する作業がシリ
コーンゴムを塗布する方法に比較して簡単になる。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記シリコーンゴム層
は可視光の透過率が85%以上である。従って、この発
明では、窓材を通した視認性がより向上する。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の窓材の製造方法であって、2
枚のガラス等の透明板各々に予めシート状に成形された
シリコーン樹脂を圧着させた後、シリコーン樹脂を介し
て前記2枚の透明板と前記網状部材とを減圧下、圧着す
る。従って、この発明では、窓材を簡単に効率良く製造
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子レンジ用の窓
材に具体化した一実施の形態を説明する。図1に示すよ
うに、窓材1は電磁波遮蔽機能(電磁波の洩れを防止す
る機能)を有する網状部材2と、その両面に形成された
シリコーンゴム層3a,3bと、シリコーンゴム層3
a,3bによって網状部材2に対して一定の間隔を隔て
て並設された2枚の透明板4a,4bとを備えている。
網状部材2はその周縁部2aがシリコーンゴム層3a,
3bからはみ出した状態に形成されている。
【0011】網状部材2としては金網(金属メッシュ)
が使用され、透明板4a,4bにはガラス板が使用され
ている。透明板4a,4bの厚さは従来の電子レンジ用
窓材のアウターガラス及びインナーガラスとほぼ同様な
厚さに設定されている。
【0012】シリコーンゴム層3a,3bは予めシート
状に成形されたシリコーン樹脂を硬化させることによっ
て形成される。シリコーン樹脂としては室温硬化型シリ
コーン樹脂、加熱硬化型シリコーン樹脂のいずれも使用
でき、好適にはジメチルシロキサンを主なモノマー成分
としたポリジメチルシロキサンを主成分とした組成物か
らなるものが使用される。
【0013】ジメチルシロキサンを主なモノマー成分と
したポリジメチルシロキサンにおける他のモノマー成分
としては、メチル基の一つ又は2つ(末端については一
つ乃至三つ)をビニル基、フェニル基、(長鎖)アルキ
ル基、フルオロアルキル基、ヒドロキシル基(=シラノ
ール基)、アミノ基、グリシジル基、アルコキシ基、塩
素、水素等で置換したモノマーが使用できる。
【0014】シリコーン単独では成し得ない特性、例え
ば加工性、耐熱性、機械物性、接着性、難燃性、信頼性
等を補助する目的でポリジメチルシロキサン以外の充填
剤、加硫剤、特性向上剤等の成分を添加してもよい。
【0015】充填剤としては、例えばシリカ、けいそう
土、石英粉、炭酸カルシウム、シリコーンレジン等が用
いられる。また、加硫剤としては、例えば有機過酸化
物、変成シラン、変成シロキサン、アルコキシシラン、
白金化合物等が用いられる。また、特性向上剤としての
加工助剤として、例えば末端シラノール基あるいは末端
アルコキシ基含有低粘度シリコーンオイル・シリコーン
レジン、シラン化合物が用いられる。同じく耐熱性向上
剤として、例えば鉄、ニッケル等の金属酸化物、金属有
機酸塩が用いられ、加硫戻り防止剤として、例えば酸化
カルシウム、酸化バリウム等の酸受容体が用いられる。
また、難燃性付与剤として、例えば白金化合物、酸化
鉄、酸化チタンが用いられ、接着性向上剤として、例え
ばシランカップリング剤が用いられる。
【0016】シリコーンゴムの可視光線透過率(JIS K7
105 の全光線透過率)の好ましい範囲は、良透過性によ
る視認性等の点から、85%以上であり、より好ましく
は90%以上である。
【0017】シリコーンゴム層3a,3bの厚みは耐熱
性、透明性を損なわない範囲で選択できるが、0.1〜
3mmの範囲が好ましく、さらに好ましくは0.5〜1
mmの範囲である。
【0018】シリコーンゴム層3a,3bは透明板4
a,4b及び網状部材2と密着接合しているため、開口
率の高い網状部材2の形状維持に充分な強度を確保する
ことが可能であり、シリコーンゴム自体も高透明性であ
るため、視認性の高い窓材1が得られる。また、シリコ
ーンゴムの耐熱性及び耐衝撃性に優れるという特性から
窓材1の安全性も従来のものより向上する。
【0019】次に電子レンジの扉に対する窓材1の取付
方法を説明する。図2(a)は電子レンジの扉の部分模
式断面図である。窓材1は図2(a)に示す取付構造に
より電子レンジの扉10に取り付けられる。扉10は窓
11が形成された枠部12を備え、窓11を覆うように
窓材1が取り付けられている。枠部12は扉カバー13
と、その内側に配設された窓材保持体14と、窓材保持
体14と一体に形成されたシーラ板15と、窓材挟持片
16と、留め具17と、カバー18とで構成されてい
る。窓材保持体14及び窓材挟持片16は金属製であ
る。留め具17にはネジが使用されている。
【0020】窓材保持体14は扉カバー13に対して電
子レンジの前面側と側面側とにおいて内側から当接する
ように、前方当接部14aと側方当接部14bとを備
え、側方当接部14bと反対側、即ち窓11側に支持部
14c及び挟持部14dを備えている。窓材挟持片16
は留め具17により窓材保持体14に固定された際、窓
材保持体14の支持部14c及び挟持部14dと対向す
る状態で配置される支持部16a及び挟持部16bを備
えている。図2(b)に示すように、窓材挟持片16の
支持部16aには、留め具17を挿通する箇所に爪部1
6cが切り起こしにより形成されるとともに、孔16d
が形成されている。爪部16cの存在により、留め具1
7の装着時に爪部16cがネジの谷に食い込み、留め具
17による締め付けが確実になされるそして、窓材1
は、網状部材2の周縁部2aが両支持部14c,16a
間に配置され、透明板4a,4bが両挟持部14d,1
6bに挟持された状態で、両支持部14c,16a及び
網状部材2を貫通する留め具17により窓材保持体14
及び窓材挟持片16間に固定される。周縁部2aは窓材
保持体14に接触する状態に保持される。
【0021】次に窓材1の製造方法を説明する。窓材1
を製造する際は、先ず予めシート状に成形されたシリコ
ーン樹脂を2枚の透明板4a,4b(必要によっては貼
り合わせ面に硬化触媒を塗布した透明板)各々にロール
圧着等によって貼り合わせる。その後、前記2枚の透明
板4a,4bをシリコーン樹脂が網状部材2に接する向
きにして網状部材2の両面から減圧状態で圧着させる。
場合によっては圧着時に加熱してもよい。
【0022】圧着時の圧力は面圧(試料に加わる圧力)
で49×104 Pa〜294×10 4 Paの範囲が好ま
しく、より好ましくは98×104 Pa〜196×10
4 Paの範囲である。圧力が低すぎるとシリコーン樹脂
と透明板4a,4b及び網状部材2との密着性が悪くな
り、圧力が高すぎると透明板4a,4bに破損が生じ
る。なお、面圧は1kgf/cm2 =9.8×104
aで換算した。
【0023】(実施例)以下、実施例により窓材の製造
方法をさらに詳しく説明する。厚み3.2mm、幅15
4.5mm、長さ280.5mmの耐熱ガラス板2枚の
片面に白金系の硬化触媒溶液を塗布した。その2枚の耐
熱ガラス板の硬化触媒塗布面各々に、前記耐熱ガラス板
と同じ寸法にカットした、予め厚み0.5mmのシート
状に成形した付加型の室温硬化型シリコーン樹脂をロー
ル圧着した。次に耐熱ガラス板より面積の大きいメッシ
ュ40の金網の両側に、前記の耐熱ガラス板を室温硬化
型シリコーン樹脂が金網に接する向きにセットし、真空
プレス機を使用して室温下、面圧98×104 Pa(試
料に加わる圧力)でプレスした。この貼り合わせ物を室
温下、24時間以上保管することによって、室温硬化型
シリコーン樹脂を硬化させ、視認性に優れた電子レンジ
用窓材を得た。
【0024】この実施の形態では次の効果を有する。 (1) 電磁波遮蔽機能を有する網状部材2の両面にシ
リコーンゴム層3a,3bを形成し、各シリコーンゴム
層3a,3bの外側に透明板4a,4bを設け、シリコ
ーンゴム層3a,3bを網状部材2及び透明板4a,4
bに密着接合させて窓材1が形成されている。従って、
電子レンジの窓の窓材に使用すると、従来のパンチング
メタルを使用した窓材に比較して視認性が高くなり、窓
から電子レンジ内部の調理品を観察する際、よく見え
る。
【0025】(2) 透明板4a,4bとしてガラス板
が使用されているため、オーブンレンジのように単なる
加熱機能のみを備えた単機能の電子レンジに比較して調
理時に内部温度が高くなる場合にも使用できる。特に耐
熱ガラス板を使用した場合は、より耐熱性が向上する。
【0026】(3) シリコーンゴム層3a,3bは予
めシート状に成形されたシリコーン樹脂を硬化させるこ
とによって形成される。従って、網状部材2の両面にシ
リコーンゴムを塗布してシリコーンゴム層を形成する方
法に比較して製造工程が簡単になる。
【0027】(4) シリコーンゴム層3a,3bは可
視光の透過率が85%以上に形成されている。従って、
窓材1を通した視認性がより向上する。 (5) 網状部材2に金網が使用され、周縁部2aが金
属製の窓材保持体14に接触する状態で扉10に取り付
けられるため、窓材1を扉10に取り付けることにより
自動的に金網(網状部材2)が接地(アース)され、金
網あるいはその付近の部材への帯電を防止することがで
きる。
【0028】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 透明板4a,4bの材質はガラスが好ましいが、ガ
ラス以外に耐熱性を有する透明な素材、例えばポリカー
ボネートを採用してもよい。また、窓11を覆う際に、
内側に配置される透明板4aにガラス板を使用し、外側
に位置する透明板4bにガラス以外の材質(例えばポリ
カーボネート)の板を使用してもよい。
【0029】○ 透明板4a,4bとして貼り合わせガ
ラスを使用する。貼り合わせガラスは、複数のガラス
層、ガラス層と樹脂層との組合せ、複数の樹脂層のいず
れの構成でもよい。
【0030】○ 網状部材2は金網(金属メッシュ)が
好ましいが、金網以外に電磁波の遮断能力を有する素
材、例えばカーボン繊維にて形成された網を採用するこ
とも可能である。
【0031】○ 網状部材2は線材を編んだものに限ら
ず、シリコーンゴム層3a,3bで挟まれた状態におい
て線材が異なる方向に配列された状態に保持された構成
でよい。
【0032】○ 窓材1は電子レンジの窓に限らず、電
磁波が発生する内部の状態を目視で観察するための窓を
有する反応装置等の機器の窓に使用してもよい。 ○ 窓材1の取付け方法は前記実施の形態の構造に限ら
ず、適宜の方法を使用してよい。
【0033】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の技術的思想(発明)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発
明において、前記網状部材は金属製でその周縁部がシリ
コーンゴム層よりはみ出すように形成されている。この
場合、窓材を電子レンジの扉に取り付ける際、前記周縁
部を接地することにより金網を簡単に接地でき、金網あ
るいはその付近の部材への帯電を防止することができ
る。
【0034】(2) 請求項1〜請求項3及び(1)の
いずれかに記載の窓材を窓に使用した電子レンジ。この
場合、パンチングメタルを備えた窓材を使用した従来の
電子レンジに比較して、窓材を通しての視認性が高くな
り、窓から電子レンジ内部の調理品を観察する際、よく
見える。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、従来の電子レンジの窓に設けら
れていたパンチングメタルを廃止し、視認性の高い金網
等の網状部材を電磁波遮蔽材として採用することができ
る。
【0036】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3に記載の窓材を効率良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の窓材の部分模式断面図。
【図2】 (a)は窓材を電子レンジの扉に取り付けた
状態の部分模式断面図、(b)は窓材挟持片の部分断面
図。
【図3】 電子レンジ全体の概略斜視図。
【図4】 従来の電子レンジの扉の部分模式断面図。
【符号の説明】
1…窓材、2…網状部材、3a,3b…シリコーンゴム
層、4a,4b…透明板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 博文 滋賀県長浜市三ツ矢町5番8号 三菱樹脂 株式会社長浜工場内 (72)発明者 北田 明 大阪府大阪市浪速区幸町3丁目7番11号 郷商事 株式会社内 (72)発明者 石田 哲夫 京都府京都市伏見区深草下川原町130番地 の3 日産パッキング 株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AB01C AG00A AG00E AK52B AK52D AN02B AN02D BA05 BA06 BA10A BA10E BA13 DC16C EJ202 EJ592 GB48 JD08 JN01 JN01A JN01E JN08B JN08D YY00B YY00D 4G061 AA29 BA03 CB04 CB14 CD02 CD13 CD18 DA43 5E321 AA04 AA46 BB21 BB41 CC21 GG05 GH01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波遮蔽機能を有する金網等の網状部
    材と、その両面に形成されたシリコーンゴム層と、該シ
    リコーンゴム層によって前記網状部材に対して一定の間
    隔を隔てて並設される2枚のガラス等の透明板とを備え
    てなり、さらに前記シリコーンゴム層は前記網状部材及
    び前記透明板に密着接合されていることを特徴とする窓
    材。
  2. 【請求項2】 前記シリコーンゴム層は予めシート状に
    成形されたシリコーン樹脂を硬化させることによって形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の窓材。
  3. 【請求項3】 前記シリコーンゴム層は可視光の透過率
    が85%以上であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の窓材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    窓材の製造方法であって、2枚のガラス等の透明板各々
    に予めシート状に成形されたシリコーン樹脂を圧着させ
    た後、シリコーン樹脂を介して前記2枚の透明板と前記
    網状部材とを減圧下、圧着することを特徴とする窓材の
    製造方法。
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