JP2001351739A - 雌端子金具 - Google Patents

雌端子金具

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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/642Means for preventing incorrect coupling by position or shape of contact members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の雌端子金具を識別できるようにす
る。 【解決手段】 金メッキ仕様の雌端子金具10Auは端
子本体11に金メッキ用シェル20を組み付けて構成さ
れ、錫メッキ仕様の雌端子金具10Snは、金メッキ仕
様のものと同じ端子本体11に錫メッキ用シェル30を
組付けて構成される。金メッキ用シェル20と錫メッキ
用シェル30には、互いに異なる識別手段22,24,
25,26,30,32,34が設けられ、この識別手
段22,24,25,26,30,32,34に基づい
て金メッキ仕様の雌端子金具10Auと錫メッキ仕様の
雌端子金具10Snとを区別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子本体にシェル
を外嵌した形態の雌端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】端子本体にシェルを外嵌した形態の雌端
子金具として、従来、米国特許第5,599,212号
公報に開示されているものがある。これは、電線接続部
と弾性接触片とを有する端子本体に対し、弾性接触片を
覆うようにシェルを組み付けて一体化させた構造にな
る。この種の雌端子金具の使用形態としては、端子本体
に錫メッキを施したものと、端子本体に金メッキを施し
たものの2種類の雌端子金具を1つのハウジング内に収
容することが行われる。この場合、エアバッグ回路のよ
うに高い接触信頼性が要求される信号回路には金メッキ
仕様の雌端子金具を用い、それよりも信頼性の要求度が
回路には、金メッキよりも安価で済む錫メッキ仕様の雌
端子金具が用いる、というように使い分けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
錫メッキ仕様の雌端子金具と金メッキ仕様の雌端子金具
は、単一種の端子本体及び単一種のシェルを用い、その
単一種の端子本体に異なるメッキを施すことによって製
造されていたため、外観上見分けがつき難いという問題
がある。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、複数種
類の雌端子金具を識別できるようにすることを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電線
が接続される電線接続部と雄タブに接触される弾性接触
片とが形成された端子本体に対し、前記弾性接触片を覆
うようにシェルを組み付けてなる雌端子金具において、
互いに異なる識別手段を備えた複数種類の前記シェルの
うちのいずれか1つの前記シェルを前記端子本体に組み
付けた構成とした。請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記端子本体における前記シェルで覆われる
領域には短絡用端子金具との接触部が形成されており、
前記識別手段は、前記接触部を露出させる窓孔の有無に
基づいて前記複数種類のシェルを識別し得る構成とし
た。
【0005】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記シェルには、ハウジングのキャビティに挿入さ
れたときにそのキャビティの内壁に対して抜止め状態に
係止されるランスが、前記窓孔に対して挿入方向先方に
位置して形成されており、前記ランスは挿入時における
前記窓孔の移動経路から外れた位置に配されている構成
とした。請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のい
ずれかの発明において、前記識別手段は、前記雄タブと
の接触に伴って弾性撓みした前記弾性接触片との干渉を
回避するための逃がし孔が形成されているか否かに基づ
いて前記複数種類のシェルを識別し得る構成とした。
【0006】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれかの発明において、前記シェルには、ハウジン
グのキャビティに挿入されたときにそのキャビティの内
壁に対して抜止め状態に係止されるランスが形成されて
おり、前記識別手段は、前記ランスの形成位置を異なら
せることによって前記複数種類のシェルを識別し得る構
成とした。請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の
いずれかの発明において、前記識別手段は、前記シェル
の外形寸法を異ならせることによって前記複数種類のシ
ェルを識別し得る構成とした。
【0007】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
のいずれかの発明において、前記端子本体における前記
シェルで覆われる領域には短絡用端子金具との接触部が
外側へ突出する形態で形成され、前記識別手段は、前記
接触部を露出させる窓孔が前記シェルの側壁に形成され
ているか否かに基づくとともに、前記窓孔の形成されて
いる側壁が、その窓孔内に前記接触部を入り込ませるこ
とで前記窓孔の形成されていない側壁に比べて内側に位
置し、その窓孔の形成されている前記シェルが前記窓孔
の形成されていない前記シェルよりも幅狭となっている
ことに基づいて前記複数種類のシェルを識別し得る構成
とした。
【0008】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記窓孔に前記接触部を入り込ませた前記シェルの
側壁に、前記雄タブとの接触に伴って弾性撓みする前記
弾性接触片との干渉を回避するための逃がし孔が形成さ
れている構成とした。
【0009】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]互いに異な
る識別手段を備えた複数種類のシェルのうちいずれか1
つを選択して端子本体に組み付けるようにしたので、シ
ェルの識別手段に基づいて異なる種類の雌端子金具を区
別することができる。また、電線接続部と弾性接触片が
形成されることから比較的形状が複雑となる端子本体に
ついては、共通の部品とすることが可能なので、端子本
体の製造コスト低減を図ることもできる。尚、本発明の
雌端子金具には、端子本体にも互いに異なる識別手段を
設けるものも含まれる。
【0010】[請求項2の発明]窓孔から接触部が露出
しているか否かに基づいてシェルの種類を識別すること
ができる。 [請求項3の発明]ランスは、窓孔よりも挿入方向先方
に位置しているのであるが、キャビティへの挿入時にお
ける窓孔の移動経路、即ち窓孔から露出する接触部の接
触相手である短絡用端子金具に至る経路からは外れた位
置に配されているので、挿入時に、ランスとハウジング
の短絡用端子金具とが干渉せずに済む。
【0011】[請求項4の発明]逃がし孔が形成されて
いるか否かに基づいてシェルの種類を識別することがで
きる。 [請求項5の発明]ランスの位置の違いに基づいてシェ
ルの種類を識別することができる。 [請求項6の発明]シェルの外形寸法の違いに基づいて
シェルの種類を識別することができる。 [請求項7の発明]シェルの識別に際しては、窓孔が側
壁に形成されているか否かという点と、シェルの幅の広
狭という点の2つの判断材料があるので、識別を容易且
つ確実に行うことができる。
【0012】[請求項8の発明]窓孔の形成されている
シェルの側壁は、幅狭であって弾性接触片に比較的近い
位置にあるが、逃がし孔を形成したので弾性接触片と干
渉せずに済む。また、窓孔の形成されていないシェルの
側壁は、幅広であって弾性接触片が比較的遠くに位置す
るので、弾性接触片と干渉する虞はない。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明す
る。本実施形態の雌端子金具は、電線17が接続される
電線接続部16と雄タブ45に接触される弾性接触片1
4とが形成された導電性金属材料からなる端子本体11
に対し、弾性接触片14を覆うように金属製のシェル2
0,30を組み付けてなり、金メッキ仕様の雌端子金具
10Auと錫メッキ仕様の雌端子金具10Snとの2種
類のものがある。端子本体11は、金メッキ仕様と錫メ
ッキ仕様とで共通の部品とされているのに対し、シェル
20,30は、互いに異なる識別手段を備えた金メッキ
用と錫メッキ用の2種類のものが用意されており、一方
のシェル20を端子本体11に組み付けることによって
金メッキ仕様の雌端子金具10Auが得られ、他方のシ
ェル30を端子本体11に組み付けることによって錫メ
ッキ仕様の雌端子金具10Snが得られる。
【0014】まず、端子本体11について説明する。端
子本体11は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加
工したものであり、全体として前後方向に細長い形状を
なしている。端子本体11の略前半部分においては、底
壁12の左右両側縁から一対の支持壁13が立ち上が
り、その両支持壁13にはその一部を内側へ切り起こす
ことによって左右一対の弾性接触片14が形成されてい
る。弾性接触片14は、全体として前後方向に細長い形
状をなすとともに、その後端において支持壁13に連な
った形態、即ち前方へ片持ち状に延出する形態であり、
この支持壁13に連なる後端を支点として外側へ弾性撓
みし得るようになっている。左右両弾性接触片14同士
はその前端部の屈曲部14aにおいて最も接近してお
り、この両屈曲部14aの間に雄タブ45が挟み込まれ
ると弾性接触片14が外側へ弾性変位し、その弾性復元
力により弾性接触片14と雄タブ45とが所定の接触圧
で接続される。また、弾性接触片14の屈曲部14aよ
りも前方の最前端部14bの外面の位置は、幅方向(左
右方向)において支持壁13の外面と同じ位置とされて
いる。さらに、支持壁13には、その一部を外側へ切り
起こすことにより、短絡用端子金具42との接触を可能
とされた接触部15が形成されている。接触部15は支
持壁13の外面よりも外方へ突出しており、その突出寸
法はシェル20,30の側壁22,32の壁厚とほぼ同
じ寸法となっている。尚、前後方向において、接触部1
5は弾性接触片14よりも後方に位置している。また、
端子本体11の略後半部分は電線接続部16とされ、こ
には電線17の端末部が圧着により接続されている。か
かる端子本体11の表面には、金メッキ又は錫メッキの
いずれかが施されており、金メッキされた端子本体11
には後述する金メッキ専用のシェル20が組み付けら
れ、錫メッキされた端子本体11には錫メッキ専用のシ
ェル30が組み付けられる。
【0015】次に、金メッキ用のシェル20について説
明する。金メッキ用シェル20は、所定形状に打ち抜い
た金属板材を曲げ加工したものであり、全体として前後
方向に細長く前後両端面が開口された角筒状をなし、底
壁21と、この底壁21の左右両側縁から立ち上がる一
対の側壁22と、この両側壁22の立ち上がり端縁から
内側に延出する上面壁23とから構成される。端子本体
11に組み付けられた金メッキ用シェル20は、端子本
体11における弾性接触片14及び支持壁13を覆い隠
し、底壁21と上面壁23を端子本体11の支持壁13
の下端縁及び上端縁に当接させることで端子本体11に
対する上下方向の遊動が規制されるとともに、両側壁2
2の内面を支持壁13の外面に当接させることで端子本
体11に対する左右方向の遊動が規制されている。尚、
端子本体11の弾性接触片14の最前端部14bの外面
は左右方向において側壁22の内面と同じ位置となって
いる。また、側壁22は、本願発明の識別手段に相当す
る。
【0016】両側壁22には、端子本体11に組み付け
た状態において、弾性接触片14の前端の屈曲部14a
(雄タブ45と接触する部分)及び最前端部14bを金
メッキ用シェル20の外面側へ露出させる一対の方形を
なす逃がし孔24が形成されている。この逃がし孔24
は、弾性接触片14の屈曲部14aと最前端部14bを
露出させる機能だけでなく、弾性接触片14が雄タブ4
5と嵌合するのに伴って外方へ変位した屈曲部14aと
最前端部14bが側壁22と干渉することを回避する機
能、及び外方へ変位した屈曲部14a及び最前端部14
bを逃がし孔24内に進入させることによって屈曲部1
4aの撓み空間としての機能も兼ね備えている。この逃
がし孔24は、本願発明の識別手段に相当する。
【0017】また、側壁22における逃がし孔24より
も後方には、端子本体11に組み付けた状態において、
接触部15を金メッキ用シェル20の外面側へ露出させ
るための方形をなす窓孔25が形成されている。この窓
孔25においては、単に接触部15が露出しているだけ
でなく、支持壁13から突出した形態とされている接触
部15が窓孔25内に進入し、接触部15の外面と側壁
22の外面とが面一状をなすようになっている。この窓
孔25は、本願発明の識別手段に相当する。
【0018】さらに、底壁21と上面壁23における前
端部には、上下対称な一対のランス26が形成されてい
る。ランス26はその前端において底壁21又は上面壁
23に連なっているとともに斜め後外方へ片持ち状に延
出する形態とされ、前端を支点として内側へ弾性撓みす
ることが可能となっている。かかるランス26は、金メ
ッキ仕様の雌端子金具10Auをハウジング40の金メ
ッキ用キャビティ41Auに挿入したときにその金メッ
キ用キャビティ41Auの内壁の係止部44Auに係止
することで、金メッキ仕様の雌端子金具10Auを正規
挿入位置に保持する。このランス26の位置は、前後方
向において窓孔25よりも前方の位置、即ち、金メッキ
用キャビティ41Auに金メッキ仕様の雌端子金具10
Auを挿入する際の挿入方向先方の位置に配されている
のであるが、ランス26の形成されている底壁21と上
面壁23と、窓孔25の形成されている側壁22とは挿
入方向から視て90°位相のずれた位置関係となってい
る。即ち、金メッキ用キャビティ41Auへの挿入時に
おけるランス26の移動経路は窓孔25の移動経路から
外れていることになる。尚、このランス26は、本願発
明の識別手段を構成する。
【0019】また、金メッキ用シェル20には、両側壁
22の上下両端を側壁22と面一状に上方又は下方へ延
出させた形態のスタビライザ27が形成されている。こ
のスタビライザ27は、雌端子金具10Auを金メッキ
用キャビティ41Auに挿入する際に、その金メッキ用
キャビティ41Auの内壁のガイド溝43に嵌合するこ
とで、金メッキ仕様の雌端子金具10Auの姿勢の安定
化を図るものである。かかるスタビライザ27は、前後
方向において逃がし孔24と窓孔25とのほぼ中間に位
置している。
【0020】次に、錫メッキ用シェル30について、金
メッキ用シェル20と比較しながら説明する。錫メッキ
用シェル30も、金メッキ用シェル20と同様、所定形
状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであり、全
体として前後方向に細長く前後両端面が開口された角筒
状をなし、底壁31と、この底壁31の左右両側縁から
立ち上がる一対の側壁32と、この両側壁32の立ち上
がり端縁から内側に延出する上面壁33とから構成され
る。端子本体11に組み付けられた錫メッキ用シェル3
0は、端子本体11における弾性接触片14及び支持壁
13を覆い隠し、底壁31と上面壁33を端子本体11
の支持壁13の下端縁及び上端縁に当接させることで端
子本体11に対する上下方向の遊動が規制されるととも
に、両側壁32の内面を接触部15の外面に当接させる
ことで端子本体11に対する左右方向の遊動が規制され
ている。尚、端子本体11の弾性接触片14の最前端部
14bの外面は左右方向において側壁32の内面よりも
内側にずれた位置となっている。また、側壁32は、本
願発明の識別手段に相当する。
【0021】上記した金メッキ用シェル20の側壁22
の前端部には、弾性接触片14の前端の屈曲部14a及
び最前端部14bを金メッキ用シェル20の外面側へ露
出させる一対の方形をなす逃がし孔24が形成されてい
たが、錫メッキ用シェル30の側壁32の前端部には、
逃がし孔24に相当する開口は形成されておらず、それ
に替えて、左右一対のランス34が形成されている。こ
のランス34はその前端において側壁32に連なるとと
もに斜め後外方へ片持ち状に延出する形態とされ、前端
を支点として内側へ弾性撓みすることが可能となってい
る。かかるランス34は、錫メッキ仕様の雌端子金具1
0Snをハウジング40の錫メッキ用キャビティ41S
nに挿入したときにその錫メッキ用キャビティ41Sn
の内壁の係止部44Snに係止することで、錫メッキ仕
様の雌端子金具10Snを正規挿入位置に保持する。こ
の錫メッキ用シェル30のランス34が側壁32に形成
されているのに対し、金メッキ用シェル20のランス2
6は底壁21及び上面壁23に形成されており、金メッ
キ用シェル20と錫メッキ用シェル30とでは、ランス
26,34の形成位置が互いに異なっている。尚、この
錫メッキ用シェル30のランス34は、本願発明の識別
手段を構成する。
【0022】また、上記金メッキ用シェル20の側壁2
2の後端部には、接触部15を金メッキ用シェル20の
外面側へ露出させるための窓孔25が形成されていたの
であるが、錫メッキ用シェル30の側壁32には、この
ような窓孔25に相当する開口は形成されておらず、接
触部15は側壁32によって隠蔽された状態となってい
る。また、上記金メッキ用シェル20にはスタビライザ
27が形成されていたが、錫メッキ用シェル30にはス
タビライザ27の相当する突起は形成されていない。
【0023】さらに、金メッキ用シェル20の側壁22
は、接触部15を窓孔25内に入り込ませることによっ
て支持壁13の外面に当接するのに対し、錫メッキ用シ
ェル30の側壁32は、支持壁13よりも外方へ突出し
ている接触部15の外面に当接している。したがって、
錫メッキ用シェル30の側壁32間の距離は金メッキ用
シェル20の側壁22間の距離よりも大きく、換言する
と、錫メッキ用シェル30の外形幅寸法は金メッキ用シ
ェル20の外形幅寸法よりも大きくなっている。
【0024】さて、ここで、ハウジング40について説
明すると、ハウジング40内には金メッキ用キャビティ
41Auと錫メッキ用キャビティ41Snが形成され、
金メッキ用キャビティ41Auには短絡用端子金具42
が臨んでいる(図1を参照)。また、金メッキ用キャビ
ティ41Auの入口部分における挿入方向と直交する横
断面形状については、その幅寸法及び高さ寸法は金メッ
キ用シェル20が適当なクリアランスを空けた状態で大
きなガタ付きなく進入し得る寸法に設定されているとと
もに、スタビライザ27と対応するガイド溝43が形成
されており、さらに、入口よりも奥側には、上下両面側
のランス26と対応する係止部44Auが形成されてい
る(図4を参照)。かかる金メッキ用キャビティ41A
uに金メッキ仕様の雌端子金具10Auを挿入すると、
図1に示すように、金メッキ用シェル20の窓孔25に
露出している接触部15が短絡用端子金具42に接触す
る。
【0025】一方、錫メッキ用キャビティ41Snにお
ける横断面形状については、その幅寸法及び高さ寸法は
錫メッキ用シェル30が適当なクリアランスを空けた状
態で大きなガタ付きなく進入し得る寸法に設定されてい
る。尚、高さ寸法については双方のキャビティ41A
u,41Snで同じであるが、幅寸法については、金メ
ッキ用キャビティ41Auの方が錫メッキ用キャビティ
41Snよりも狭くなっているので、金メッキ用キャビ
ティ41Auには錫メッキ仕様の雌端子金具10Snは
挿入できないようになっている(図9を参照)。また、
錫メッキ用キャビティ41Snには、金メッキ用キャビ
ティ41Auのようなガイド溝43は形成されていない
ので、錫メッキ用キャビティ41Snには、スタビライ
ザ27を備えた金メッキ仕様の雌端子金具10Auは挿
入できないようになっている(図5を参照)。さらに、
錫メッキ用キャビティ41Snの奥側には、錫メッキ使
用の雌端子金具10Snの左右両面側のランス34と対
応する係止部44Snが形成されている(図8を参
照)。
【0026】上記のように、金メッキ仕様の雌端子金具
10Auと錫メッキ仕様の雌端子金具10Snとは、端
子本体11については共通部品を使用しているものの、
シェル20,30については、金メッキ仕様と錫メッキ
仕様とで互いに相違する識別手段を備えたものを用いて
いるので、その識別手段により、金メッキ仕様の雌端子
金具10Auと錫メッキ仕様の雌端子金具10Snとを
識別することができる。その具体的な識別方法は次のよ
うである。
【0027】金メッキ用シェル20には、端子本体11
の接触部15を外面側へ露出させる窓孔25が形成され
ているのに対し、錫メッキ用シェル30には窓孔25に
相当する開口が設けられておらず、窓孔25の有無、換
言すると窓孔25における接触部15の視認の可否に基
づいて金メッキ仕様と錫メッキ仕様を識別できる。尚、
窓孔25の形成されている金メッキ用シェル20につい
ては、窓孔25よりも金メッキ用キャビティ41Auへ
の挿入方向先方にランス26が形成されているのである
が、このランス26の位置は、金メッキ用キャビティ4
1Auへの挿入時における窓孔25の移動経路、即ち窓
孔25から露出する接触部15の接触相手である短絡用
端子金具42に至る経路からは外れた位置となっている
ので、挿入時に、ランス26と短絡用端子金具42とが
干渉する虞はない。
【0028】また、金メッキ用シェル20には、弾性接
触片14の屈曲部14a及び最前端部14bが側壁22
と干渉するのを回避するための逃がし孔24が形成され
ているのに対し、錫メッキ用シェル30には、逃がし孔
24に相当する開口は形成されておらず、逃がし孔24
の有無、換言すると逃がし孔24における屈曲部14a
及び最前端部14bの視認の可否に基づいて金メッキ仕
様と錫メッキ仕様を識別できる。
【0029】また、金メッキ用シェル20と錫メッキ用
シェル30には、いずれも、金メッキ用キャビティ41
Au又は錫メッキ用キャビティ41Snに挿入されたと
きにその係止部44Au,44Snに係止されるランス
26,34が形成されているのであるが、金メッキ用シ
ェル20のランス26は上下両面側に配されているのに
対し、錫メッキ用シェル30のランス34は左右両側面
に配されているので、このランス26,34の位置の違
いによって金メッキ仕様と錫メッキ仕様を識別できる。
【0030】また、双方のシェル20,30の外形幅寸
法を比較した場合、金メッキ用シェル20においては接
触部15が窓孔25内に入り込んで側壁22の壁厚領域
内に位置することから側壁22間の距離が比較的狭いの
に対し、窓孔25の形成されていない錫メッキ用シェル
30においては接触部15が側壁32よりも内側に位置
するため、金メッキ用シェル20は錫メッキ用シェル3
0よりも幅狭となっているのであって、この幅寸法の違
いによっても金メッキ仕様と錫メッキ仕様を識別でき
る。
【0031】尚、窓孔25の形成されている金メッキ用
シェル20の側壁22は、錫メッキ用シェル30よりも
幅狭であって弾性接触片14に比較的近い位置にある
が、金メッキ用シェル20の側壁22には逃がし孔24
を形成したので弾性接触片14と干渉せずに済む。ま
た、窓孔25の形成されていない錫メッキ用シェル30
の側壁32は、金メッキ用シェル20よりも幅広であっ
て弾性接触片14との間に隙間を空けているので、弾性
接触片14と干渉する虞はない。
【0032】また、金メッキ用キャビティ41Auと錫
メッキ用キャビティ41Snとは、幅寸法、横断面形
状、係止部44Au,44Snの位置、ガイド溝43の
有無が互いに相違している。したがって、金メッキ仕様
の雌端子金具10Auを錫メッキ用キャビティ41Sn
に挿入しようとすると、スタビライザ27が錫メッキ用
キャビティ41Snの入口の開口縁に突き当たるために
挿入できず(図5を参照)、逆に、錫メッキ仕様の雌端
子金具10Snを金メッキ用キャビティ41Auに挿入
しようとしても、錫メッキ用シェル30の幅寸法は金メ
ッキ用キャビティ41Auの幅寸法よりも広いので、こ
の場合も挿入はできない。即ち、キャビティ41Au,
41Snへの挿入の可否によっても金メッキ仕様と錫メ
ッキ仕様を識別することができる。
【0033】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では種類の異なる雌端子金具間で端
子本体を共通部品とするとともにシェルの識別手段だけ
で識別を行うようにしたが、本発明によれば、シェルだ
けでなく、端子本体にも識別手段を設けることもでき
る。
【0034】(2)上記実施形態における金メッキ用の
シェルを錫メッキ使用の端子本体に組み付けると共に、
錫メッキ用のシェルを金メッキ仕様の端子本体に組付け
るという組み合わせで使用することもできる。この場
合、キャビティの形状を金メッキ用と錫メッキ用とで逆
にすればよい。 (3)上記実施形態では雌端子金具が挿入されるキャビ
ティの大きさと形状を金メッキ用と錫メッキ用とが異な
らせたが、本発明によれば、キャビティの大きさや形状
を金メッキ用と錫メッキ用とで同一としてもよい。
【0035】(4)上記実施形態では2種類の雌端子金
具(シェル)について説明したが、本発明によれば、3
種類以上のシェルを設けてもよい。 (5)上記実施形態では金メッキ用シェルにおける窓孔
に端子本体の接触部が入り込んで側壁の壁厚範囲内に接
触部が位置するようにしたが、本発明によれば、接触部
が側壁よりも内側に位置するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において金メッキ仕様の雌端子金具
をハウジングのキャビティに挿入した状態を示す断面図
【図2】金メッキ仕様の雌端子金具の一部切欠平面図
【図3】金メッキ仕様の雌端子金具の側面図
【図4】金メッキ仕様の雌端子金具の正面図
【図5】金メッキ仕様の雌端子金具と錫メッキ仕様の雌
端子金具が挿入されるキャビティとの間の形状及び大き
さの違いを示す正面図
【図6】錫メッキ仕様の雌端子金具の一部切欠平面図
【図7】錫メッキ仕様の雌端子金具の側面図
【図8】錫メッキ仕様の雌端子金具の正面図
【図9】錫メッキ仕様の雌端子金具と金メッキ仕様の雌
端子金具が挿入されるキャビティとの間の形状及び大き
さの違いを示す正面図
【図10】金メッキ用のシェルと錫メッキ用のシェルと
端子本体とを分離した状態を示す一部切欠平面図
【符号の説明】
10Au…金メッキ仕様の雌端子金具 10Sn…錫メッキ仕様の雌端子金具 11…端子本体 14…弾性接触片 15…接触部 16…電線接続部 20…金メッキ用のシェル 22…金メッキ用のシェルの側壁(識別手段) 24…金メッキ用のシェルの逃がし孔(識別手段) 25…窓孔(識別手段) 26…金メッキ用のシェルのランス(識別手段) 30…錫メッキ用のシェル 32…錫メッキ用のシェルの側壁(識別手段) 34…錫メッキ用のシェルのランス(識別手段) 40…ハウジング 41Au…金メッキ用キャビティ 41Sn…錫メッキ用キャビティ 42…短絡用端子金具 45…雄タブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線が接続される電線接続部と雄タブに
    接触される弾性接触片とが形成された端子本体に対し、
    前記弾性接触片を覆うようにシェルを組み付けてなる雌
    端子金具において、 互いに異なる識別手段を備えた複数種類の前記シェルの
    うちのいずれか1つの前記シェルを前記端子本体に組み
    付けて構成されることを特徴とする雌端子金具。
  2. 【請求項2】 前記端子本体における前記シェルで覆わ
    れる領域には短絡用端子金具との接触部が形成されてお
    り、前記識別手段は、前記接触部を露出させる窓孔の有
    無に基づいて前記複数種類のシェルを識別し得る構成と
    されていることを特徴とする請求項1記載の雌端子金
    具。
  3. 【請求項3】 前記シェルには、ハウジングのキャビテ
    ィに挿入されたときにそのキャビティの内壁に対して抜
    止め状態に係止されるランスが、前記窓孔に対して挿入
    方向先方に位置して形成されており、前記ランスは挿入
    時における前記窓孔の移動経路から外れた位置に配され
    ていることを特徴とする請求項2記載の雌端子金具。
  4. 【請求項4】 前記識別手段は、前記雄タブとの接触に
    伴って弾性撓みした前記弾性接触片との干渉を回避する
    ための逃がし孔が形成されているか否かに基づいて前記
    複数種類のシェルを識別し得る構成とされていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の雌
    端子金具。
  5. 【請求項5】 前記シェルには、ハウジングのキャビテ
    ィに挿入されたときにそのキャビティの内壁に対して抜
    止め状態に係止されるランスが形成されており、前記識
    別手段は、前記ランスの形成位置を異ならせることによ
    って前記複数種類のシェルを識別し得る構成とされてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の雌端子金具。
  6. 【請求項6】 前記識別手段は、前記シェルの外形寸法
    を異ならせることによって前記複数種類のシェルを識別
    し得る構成とされていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の雌端子金具。
  7. 【請求項7】 前記端子本体における前記シェルで覆わ
    れる領域には短絡用端子金具との接触部が外側へ突出す
    る形態で形成され、 前記識別手段は、 前記接触部を露出させる窓孔が前記シェルの側壁に形成
    されているか否かに基づくとともに、 前記窓孔の形成されている側壁が、その窓孔内に前記接
    触部を入り込ませることで前記窓孔の形成されていない
    側壁に比べて内側に位置し、その窓孔の形成されている
    前記シェルが前記窓孔の形成されていない前記シェルよ
    りも幅狭となっていることに基づいて前記複数種類のシ
    ェルを識別し得る構成とされていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれかに記載の雌端子金具。
  8. 【請求項8】 前記窓孔に前記接触部を入り込ませた前
    記シェルの側壁に、前記雄タブとの接触に伴って弾性撓
    みする前記弾性接触片との干渉を回避するための逃がし
    孔が形成されていることを特徴とする請求項7記載の雌
    端子金具。
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