JP2001351249A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP2001351249A JP2001091193A JP2001091193A JP2001351249A JP 2001351249 A JP2001351249 A JP 2001351249A JP 2001091193 A JP2001091193 A JP 2001091193A JP 2001091193 A JP2001091193 A JP 2001091193A JP 2001351249 A JP2001351249 A JP 2001351249A
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上書き記録の記録特性を向上するさせると共
に、光ディスクの耐久性を向上できる光ディスク記録装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 目標変調度が既記録部変調度以上である
とき上書き記録パワーに既記録記録パワーを設定するた
め、OPC動作で測定される記録パワーよりも低い記録
パワーが設定され、ディスク及び記録装置などの耐久性
が向上し、また、目標変調度が既記録部変調度未満であ
るとき上書き記録パワーに既記録記録パワーを低下させ
た値を設定するため、記録特性を良好な状態に維持しつ
つ、ディスク及び記録装置などの耐久性を確保できる記
録パワーに徐々に低下させていくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録装置
に関し、特に、書き換え可能型光ディスクに記録を行う
光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録型光ディスクには、追記型(Wri
te Once)と書き換え可能型(Erasabl
e)とがある。このうち、書き換え可能型光ディスクの
上書き記録(オーバーライト)には、レーザパワーが記
録パワーPwと消去パワーPeの2値で変化するレーザ
ビームが使用される。この場合、記録パワーPwによっ
て光ディスクの記録膜の状態が結晶状態からアモルファ
ス状態に変化してピットが形成され、また、消去パワー
Peによってアモルファス状態から結晶状態に変化して
既記録ピットが消去される。
【0003】光ディスク記録時のレーザビームの最適記
録パワーPwoと最適消去パワーPeoは、光ディスク
の種類、記録装置、記録速度それぞれによって異なる。
従って、実際に記録を行う際の光ディスクの種類、記録
装置、記録速度の組み合わせで最適記録パワーPwoと
最適消去パワーPeoを設定するために、情報の記録に
先立ってOPC(Optimum Power Con
trol)と呼ばれる記録パワーキャリブレーション動
作を行っている。
【0004】従来の書き換え可能型の光ディスク記録装
置におけるOPC動作について説明する。光ディスクの
記録面上には、図11に示すように、各種データを記憶
するためのデータエリア、レーザビームの最適記録パワ
ーを設定するためのテスト記録領域であるPCA(Po
wer Calibration Area)が設けら
れている。PCAはディスクの最内周に設けられてお
り、テストエリアとカウントエリアとから成り、テスト
エリアは100個のパーティションから構成されてい
る。また、それぞれのパーティションは15個のフレー
ムで構成されている。1回のOPC動作ではパーティシ
ョンの1つが使用され、パーティションを構成する15
個のフレームに対して15段階のレーザパワーでテスト
信号を記録する。このテスト信号は、基準時間幅T(T
は標準速度(1倍速)にて周波数4.32MHzの1周
期で約230nsec)の3倍〜11倍の時間幅を有す
るパルス列からなるEFM変調された信号であり、フレ
ームには9通りの長さのピットが記録される。
【0005】これらフレームに対してレーザビームを照
射し、光ディスクからの反射光を検出することにより、
テスト信号を再生すると共に、それぞれの再生HF(高
周波)信号の振幅の大きさを示す指標としての変調度m
を測定する。
【0006】 m=I11/Itop …(1) ここで、図12に示すように、I11は11Tのピット
及びランド(ピットとピットの間の部分)による再生H
F信号振幅、I3は3Tのピット及びランドによる再生
HF信号振幅、Itopはランド部分の光反射率であ
る。変調度mは記録パワーPwに応じて変化する。
【0007】なお、図13に示すように、記録パワーが
低い時は、再生HF信号の振幅が小さいので変調度mは
小さく、記録パワーPwが大きくなるにつれて、再生H
F信号の振幅が大きくなるので変調度mは大きくなる。
記録パワーPwがある程度大きくなると変調度mは飽和
してくる。この飽和し始めたあたりの記録パワーPwで
記録した時が最もジッタやエラーが少ないので、その時
の記録パワー値を最適記録パワーPwoと判定すること
ができる。
【0008】変調度mにより最適記録パワーPwoを決
定する場合、変調度mの特性から求められる次のパラメ
ータγを用いる方法もある。
【0009】 γ=(dm/dPw)×(Pw/m) …(2) すなわち、パラメータγは変調度mの特性を微分したも
のである。光ディスクにはATIP(Absolute
TimeIn Pregroove)情報としてパラ
メータγの目標値γtargetが予め記録されてい
る。そこで、図6に示すように、変調度mの特性から上
式によりパラメータγの特性を求め、目標値γtarg
etが得られる記録パワー値Ptargetを求める。
また、光ディスクにはATIP情報として、Ptarg
etから最適記録パワーPwoを求める係数ρが予め記
録されているので、この係数ρを用いて次式により最適
記録パワーPwoを求めることができる。
【0010】 Pwo=ρ×Ptarget …(3) そして、これを信号記録時の記録パワーとして設定し使
用している。また、最適消去パワーPeoについては、
光ディスクにATIP情報として記録されている係数ε
(消去/記録パワー比)及び係数κ(低速記録用消去/
記録パワー比補償係数)を用いて、最適記録パワーPw
oから設定する。
【0011】 Peo=ε×Pwo …(4) Peo=κ×ε×Pwo …(5)
【発明が解決しようとする課題】書き換え可能型光ディ
スクの既にピットが形成された既記録領域に、上書き記
録する場合も、未記録のテスト記録領域でOPC動作を
行って設定したレーザビームの最適記録パワーPwoと
最適消去パワーPeoを用いている。しかし、高い記録
パワーで信号が記録された既記録領域は、ある程度高い
消去パワーで消去しなければ完全に消去することはでき
ない。
【0012】従来、上書き時の記録特性(ジッタやブロ
ックエラーレート等)は、元のピットの記録状態(記録
の深さ)、つまり変調度mにより大きく左右されること
に関して全く考慮されていなために、元のピットの記録
状態によっては上書き記録の記録特性が悪化する場合が
あるという問題があった。また、上書き記録時の記録特
性を向上させようとして、上書き記録の記録パワー及び
消去パワーを高めに設定すると、ピットの記録の深さが
大きくなり、光ディスクの耐久性が悪化するという問題
があった。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上書き記録の記録特性を向上するさせると共に、光
ディスクの耐久性を向上できる光ディスク記録装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、書き換え可能型の光ディスクの記録を行う光ディス
ク記録装置において、上書き記録時に、前記光ディスク
の既記録領域の上書き記録を行う部分を再生して既記録
部変調度を測定する変調度測定手段と、記録パワーを可
変して書き換え可能型の光ディスクのテスト記録領域に
記録を行い前記所定のテストエリアの再生信号から得た
各記録パワーの変調度を求めるOPC動作で得た各記録
パワーと変調度との関係に基づき、前記既記録部変調度
に対応する既記録記録パワーを求める既記録記録パワー
算出手段と、光ディスクの種類と記録速度に応じて変調
度が予め設定されたテーブルから前記光ディスクの種類
と記録速度に応じた目標変調度を取得する目標変調度取
得手段と、前記目標変調度が前記既記録部変調度以上で
あるとき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを設
定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満である
とき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低下さ
せた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有し、
前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
上書き記録を行う。
【0015】このように、目標変調度が既記録部変調度
以上であるとき上書き記録パワーに既記録記録パワーを
設定するため、OPC動作で測定される記録パワーより
も低い記録パワーが設定され、ディスク及び記録装置な
どの耐久性が向上し、また、目標変調度が既記録部変調
度未満であるとき上書き記録パワーに既記録記録パワー
を低下させた値を設定するため、記録特性を良好な状態
に維持しつつ、ディスク及び記録装置などの耐久性を確
保できる記録パワーに徐々に低下させていくことができ
る。
【0016】請求項2に記載の発明は、書き換え可能型
の光ディスクの記録を行う光ディスク記録装置におい
て、上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定す
る変調度測定手段と、記録パワーを可変して書き換え可
能型の光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記所
定のテストエリアの再生信号から得た各記録パワーの変
調度を求めるOPC動作で得た各記録パワーと変調度と
の関係に基づき、前記既記録部変調度に対応する既記録
記録パワーを求める既記録記録パワー算出手段と、前記
OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づ
き、各記録パワーと変調度に基づく変調度パラメータと
の関係を求める変調度パラメータ算出手段と、前記OP
C動作で得た各記録パワーと変調度との関係及び前記各
記録パワーと変調度パラメータとの関係に基づいて、前
記光ディスクから読み出した目標変調度パラメータに対
応する目標変調度を求める目標変調度算出手段と、前記
目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上書き
記録パワーに前記既記録記録パワーを設定し、前記目標
変調度が前記既記録部変調度未満であるとき上書き記録
パワーに前記既記録記録パワーを低下させた値を設定す
る上書き記録パワー設定手段とを有し、前記上書き記録
パワーで前記光ディスクの既記録領域の上書き記録を行
う。
【0017】このように、OPC動作で得た各記録パワ
ーと変調度との関係及び各記録パワーと変調度パラメー
タとの関係に基づいて、光ディスクから読み出した目標
変調度パラメータに対応する目標変調度を求めるため、
光ディスクの種類と記録速度に応じた変調度がテーブル
に設定されていない場合にも適用でき、目標変調度が既
記録部変調度以上であるとき上書き記録パワーに既記録
記録パワーを設定するため、OPC動作で測定される記
録パワーよりも低い記録パワーが設定され、ディスク及
び記録装置などの耐久性が向上し、また、目標変調度が
既記録部変調度未満であるとき上書き記録パワーに既記
録記録パワーを低下させた値を設定するため、記録特性
を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装置など
の耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下させてい
くことができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、書き換え可能型
の光ディスクの記録を行う光ディスク記録装置におい
て、上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定す
る変調度測定手段と、記録パワーを可変して書き換え可
能型の光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記所
定のテストエリアの再生信号から得た各記録パワーの変
調度を求めるOPC動作で得た各記録パワーと変調度と
の関係に基づき、前記既記録部変調度に対応する既記録
記録パワーを求める既記録記録パワー算出手段と、前記
OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づ
いて、目標変調度を推定する目標変調度推定手段と、前
記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上書
き記録パワーに前記既記録記録パワーを設定し、前記目
標変調度が前記既記録部変調度未満であるとき上書き記
録パワーに前記既記録記録パワーを低下させた値を設定
する上書き記録パワー設定手段とを有する。
【0019】このように、OPC動作で得た各記録パワ
ーと変調度との関係に基づいて、目標変調度を推定する
ため、光ディスクの種類と記録速度に応じた変調度がテ
ーブルに設定されていない場合にも適用でき、目標変調
度が既記録部変調度以上であるとき上書き記録パワーに
既記録記録パワーを設定するため、OPC動作で測定さ
れる記録パワーよりも低い記録パワーが設定され、ディ
スク及び記録装置などの耐久性が向上し、また、目標変
調度が既記録部変調度未満であるとき上書き記録パワー
に既記録記録パワーを低下させた値を設定するため、記
録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装
置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下さ
せていくことができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、書き換え可能型
の光ディスクの記録を行う光ディスク記録装置におい
て、上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定す
る変調度測定手段と、記録パワーを可変して書き換え可
能型の光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記所
定のテストエリアの再生信号から得た各記録パワーの変
調度を求めるOPC動作で得た各記録パワーと変調度と
の関係に基づき、前記既記録部変調度に対応する既記録
記録パワーを求める既記録記録パワー算出手段と、光デ
ィスクの種類と記録速度に応じて変調度が予め設定され
たテーブルから前記光ディスクの種類と記録速度に応じ
た目標変調度を取得する目標変調度取得手段と、前記目
標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上書き記
録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値を設定
し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満であると
き上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低下させ
た値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有し、前
記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う。
【0021】このように、目標変調度が既記録部変調度
未満であるとき上書き記録パワーに既記録記録パワーを
低下させた値を設定するため、記録特性を良好な状態に
維持しつつ、ディスク及び記録装置などの耐久性を確保
できる記録パワーに徐々に低下させていくことができ、
目標変調度が既記録部変調度以上であるとき上書き記録
パワーに既記録記録パワーを増大させた値を設定するこ
とにより、より高い記録精度の確保が期待でき、かつ、
光ディスク及び記録装置などの耐久性も保つことができ
る。
【0022】請求項5に記載の発明は、書き換え可能型
の光ディスクの記録を行う光ディスク記録装置におい
て、上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定す
る変調度測定手段と、記録パワーを可変して書き換え可
能型の光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記所
定のテストエリアの再生信号から得た各記録パワーの変
調度を求めるOPC動作で得た各記録パワーと変調度と
の関係に基づき、前記既記録部変調度に対応する既記録
記録パワーを求める既記録記録パワー算出手段と、前記
OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づ
き、各記録パワーと変調度に基づく変調度パラメータと
の関係を求める変調度パラメータ算出手段と、前記OP
C動作で得た各記録パワーと変調度との関係及び前記各
記録パワーと変調度パラメータとの関係に基づいて、前
記光ディスクから読み出した目標変調度パラメータに対
応する目標変調度を求める目標変調度算出手段と、前記
目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上書き
記録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値を設
定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満である
とき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低下さ
せた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有し、
前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
上書き記録を行う。
【0023】このように、OPC動作で得た各記録パワ
ーと変調度との関係及び各記録パワーと変調度パラメー
タとの関係に基づいて、光ディスクから読み出した目標
変調度パラメータに対応する目標変調度を求めるため、
光ディスクの種類と記録速度に応じた変調度がテーブル
に設定されていない場合にも適用でき、目標変調度が既
記録部変調度未満であるとき上書き記録パワーに既記録
記録パワーを低下させた値を設定するため、記録特性を
良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装置などの
耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下させていく
ことができ、目標変調度が既記録部変調度以上であると
き上書き記録パワーに既記録記録パワーを増大させた値
を設定することにより、より高い記録精度の確保が期待
でき、かつ、光ディスク及び記録装置などの耐久性も保
つことができる。
【0024】請求項6に記載の発明は、書き換え可能型
の光ディスクの記録を行う光ディスク記録装置におい
て、上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上
書き記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定す
る変調度測定手段と、記録パワーを可変して書き換え可
能型の光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記所
定のテストエリアの再生信号から得た各記録パワーの変
調度を求めるOPC動作で得た各記録パワーと変調度と
の関係に基づき、前記既記録部変調度に対応する既記録
記録パワーを求める既記録記録パワー算出手段と、前記
OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づ
いて、目標変調度を推定する目標変調度推定手段と、前
記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上書
き記録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値を
設定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満であ
るとき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低下
させた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有
し、前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領
域の上書き記録を行う。
【0025】このように、OPC動作で得た各記録パワ
ーと変調度との関係に基づいて、目標変調度を推定する
ため、光ディスクの種類と記録速度に応じた変調度がテ
ーブルに設定されていない場合にも適用でき、目標変調
度が既記録部変調度未満であるとき上書き記録パワーに
既記録記録パワーを低下させた値を設定するため、記録
特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装置
などの耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下させ
ていくことができ、目標変調度が既記録部変調度以上で
あるとき上書き記録パワーに既記録記録パワーを増大さ
せた値を設定することにより、より高い記録精度の確保
が期待でき、かつ、光ディスク及び記録装置などの耐久
性も保つことができる。
【0026】請求項7に記載の発明では、請求項4また
は5または6記載の光ディスク記録装置において、前記
上書き記録パワー設定手段は、前記目標変調度が前記既
記録部変調度以上であるとき上書き記録パワーに、前記
OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づ
いて得られる最適記録パワーを設定する。
【0027】このように、目標変調度が既記録部変調度
以上であるとき上書き記録パワーに、最適記録パワーを
設定するため、高い記録精度を確保することができ、O
PC動作で測定された最適記録パワーPwoは記録しよ
うとする光ディスク及び記録装置のその時点の組み合わ
せで最適と判断された記録パワーであるので、耐久性も
充分確保できる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光ディスク記録装
置の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、光ディ
スク20はスピンドルモータにより駆動され軸22を中
心として回転する。CPU24は上位装置から供給され
る書き込み/読み出し命令に基づいてサーボ回路26に
命令を供給する。サーボ回路26は上記スピンドルモー
タのCLV(線速度一定)サーボを行うと共に、光ピッ
クアップ28のスレッドモータの回転制御を行って光デ
ィスク20の所望のブロックに移動させ、かつ、光ピッ
クアップ28のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
を行う。
【0029】光ピックアップ28から照射されたレーザ
ビームは、光ディスク20の記録面上で反射され、反射
ビームが光ピックアップ28で検出される。光ピックア
ップ28で得られた再生HF信号は再生回路30に供給
され、ここで増幅された再生HF信号はサーボ回路26
に供給されると共に、再生回路30内でEFM復調を受
けた後、ATIP信号が分離されてATIPデコーダ3
2に供給される。また、同期が取られた復調信号は、デ
コーダ34に供給されてCIRC(クロスインターリー
ブリードソロモン符号)デコード、エラー訂正の後、再
生データとして出力される。ATIPデコーダ32はI
Dナンバや各種パラメータ等のATIP情報をデコード
してCPU24及びサーボ回路26に供給する。
【0030】また、再生回路30の出力する再生信号は
変調度測定回路38に供給される。変調度測定回路38
は再生HF信号の変調度mを測定する。この変調度mは
A/Dコンバータ40でディジタル化されてCPU24
に供給される。
【0031】CPU24は上記変調度mに基づいて記録
パワー制御信号を生成し、この記録パワー制御信号はD
/Aコンバータ42でアナログ化されて記録パワー制御
電圧として記録回路44に供給する。エンコーダ46は
CPU24の制御に基づいて、入力される記録信号をC
IRC(クロスインターリーブリードソロモン符号)エ
ンコードを行って記録回路44に供給する。
【0032】記録回路44は、記録時にエンコーダ46
から供給される信号をEFM変調し、この変調信号を記
録パワー制御電圧に応じた記録パワーに制御して光ピッ
クアップ28内のレーザダイオード(LD)に供給して
駆動する。これによりレーザビームが光ディスク20に
照射されて信号記録が行われる。
【0033】なお、CPU24の内蔵メモリ(RAM)
には過去OPC(記録パワーキャリブレーション)の履
歴、つまり、過去に測定された最適記録パワーが記憶さ
れている。このOPC履歴はある一定時間保持される。
【0034】更にCPU24の内蔵メモリ(ROM)に
は、光ディスクの種類(IDナンバ)と、記録速度
(1,2,4,10倍速)に応じたm値(目標変調度m
wo)のテーブルが設定されると共に、光ディスクの種
類に応じてOPCのスタートパワーとステップパワーが
設定されたテーブルと、光ディスクの種類に応じてパラ
メータγ等が設定されている。また、動作モード指示部
50からの指示入力はCPU24に供給される。
【0035】図2及び図3は、CPU24が実行する上
書き時のOPC動作の第1実施例のフローチャートを示
す。この実施例はCPU24の内蔵メモリ(ROM)に
装着された光ディスクのIDナンバに対応する目標変調
度mwoが記憶されている場合のOPC動作である。
【0036】図2において、ステップS10で動作モー
ド指示部50から上書き記録を指示すると、CPU24
はステップS12で既にピットが記録された既記録領域
の上書き記録を開始する位置から一定長のブロックを再
生する。次に、ステップS14で再生部分の変調度mi
niを測定する。
【0037】次に、ステップS16で記録速度を記録コ
マンドの指定する値に設定し、ステップS18で光ディ
スク20からATIP情報として記録されているIDナ
ンバを取得し、光ディスクの種類(メディアの種類)を
判別する。次に、ステップS20でメディアの種類と記
録速度に応じてm値(目標変調度mwo)が予め設定さ
れたCPU24の内蔵メモリのテーブルをメディアの種
類と記録速度とで参照して目標変調度mwoを読み込
む。そして、ステップS22で記録速度に応じてCPU
24の内蔵メモリのテーブルを選択し、ステップS24
で記録パワーPwを、上記選択したテーブルに設定され
ているスタートパワーからステップパワー単位で15段
階変化させて光ディスク20のテスト記録領域にテスト
信号を記録する。
【0038】次に、ステップS26で上記のテスト記録
部分を再生し、ステップS28で15段階の記録パワー
Pw毎に変調度mを測定して図6に実線で示す特性を得
る。そして、ステップS30で15段階の記録パワーP
w毎の変調度mの関係(図6に実線で示す特性)から、
変調度mini(ステップS14で得た値)に対応する
記録パワーPiniを求める。次に、ステップS32で
目標変調度mwoに対応する最適記録パワーPwoを図
6に実線で示す特性から求める。
【0039】次に、図3のステップS34に進み、変調
度miniと目標変調度mwoとを比較してステップS
36で両者の大小関係を判別する。ここで、mwo≧m
iniの場合はステップS38で記録パワーPをPin
iに設定してステップS42に進む。一方、mwo<m
iniの場合はステップS40で記録パワーPをPin
i・Xに設定してステップS42に進む。なお、XはC
PU24に予め設定されている1未満の値(例えば0.
95)である。
【0040】つまり、ステップS40では前回の記録時
の変調度mini(図1に示す装置以外の記録装置で記
録された場合もあり得る)が、図1に示す装置の目標変
調度mwoより大きい場合に、今回の記録パワーPを前
回の記録時の記録パワーPiniより一定割合だけ低下
させている。
【0041】次のステップS42ではOPC動作を終了
する。なお、このステップにおいて、光ディスク20に
ATIP情報として記録されている係数ε及び係数κを
用いて、(4),(5)式から最適消去パワーPeoを
設定している。この後、ステップS44で上書き記録を
開始する。
【0042】このようにして、上書き記録時の記録パワ
ーを設定することで、mwo≧miniの状態では、常
に記録パワーは変調度miniとなる記録パワーPin
iで上書き記録されるため、OPC動作で測定される最
適記録パワーPwoよりも低い記録パワーが設定される
ことにより、ディスク及び記録装置などの耐久性が向上
する。mwo<miniの状態では、前回の記録時の記
録パワーPiniより一定割合だけ低下させているた
め、この状態が繰り返されることで記録パワーがOPC
動作で測定される最適記録パワーPwoに近づき、記録
特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装置
などの耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下させ
ていくことができる。
【0043】なお、記録精度の確保に重点を置く場合
は、mwo≧miniの状態の時、記録パワーを最適記
録パワーPwoに設定しても良い。また、一連のOPC
動作の内容(図6に示す特性)は、履歴としてある一定
時間だけはCPU24内のメモリ(RAM)に保持され
る。そのため、連続して異なる領域に上書きする場合
は、直前のOPCの値(図6に示す特性)を利用でき、
上書き記録を行う領域の変調度miniの測定後、ステ
ップS16〜S32をジャンプして、履歴のOPC値
(図6に示す特性)と比較すればよい。
【0044】ところで、図3の変形例を図4に示す。図
4では、ステップS38の代わりに、ステップS50が
実行される。このステップS50においては、記録パワ
ーPをPini・Yに設定してステップS42に進む。
なお、YはCPU24に予め設定されている1を超える
値(例えば1.05)である。
【0045】これは、記録パワーPをPiniに設定す
るよりは、既記録領域を再生して得た変調度miniに
対応する記録パワーであるPiniより一定の割合
(Y)だけ記録パワーPを高くすることにより、より高
い記録精度の確保が期待でき、かつ、光ディスク及び記
録装置などの耐久性も保つことができる。
【0046】また、ステップS50が繰り返し実行され
ることで、記録パワーがOPC動作で測定される最適記
録パワーPwoに近付き、光ディスク及び記録装置など
の耐久性を確保しつつ、記録精度を充分確保できる記録
パワーに徐々に近付かせて行くことができる。
【0047】また、図3の他の変形例を図5に示す。図
5では、ステップS38の代わりに、ステップS52が
実行される。このステップS52においては、記録パワ
ーPを最適記録パワーPwoに設定してステップS42
に進む。この変形例は前述のように、記録精度の確保に
重点を置く場合に適用されるが、もともとOPC動作で
測定された最適記録パワーPwoは記録しようとする光
ディスク及び記録装置のその時点の組み合わせで最適と
判断された記録パワーであるので、耐久性も充分確保で
きる。
【0048】図7及び図8は、CPU24が実行する上
書き時のOPC動作の第2実施例のフローチャートを示
す。この実施例はCPU24の内蔵メモリ(ROM)に
装着された光ディスクのIDナンバに対応する目標変調
度mwoが記憶されてない場合のOPC動作である。
【0049】図7において、ステップS110で動作モ
ード指示部50から上書き記録を指示すると、CPU2
4はステップS112で既にピットが記録された既記録
領域の上書き記録を開始する位置から一定長のブロック
を再生する。次に、ステップS114で再生部分の変調
度miniを測定する。
【0050】次に、ステップS116で記録速度を記録
コマンドの指定する値に設定し、ステップS118で光
ディスク20からATIP情報として記録されているI
Dナンバを取得し、メディア(光ディスク)の種類を判
別する。次に、ステップS122で記録速度に応じてC
PU24の内蔵メモリのテーブルを選択し、ステップS
124で記録パワーPwを、上記選択したテーブルに設
定されているスタートパワーからステップパワー単位で
15段階変化させて光ディスク20のテスト記録領域に
テスト信号を記録する。
【0051】次に、ステップS126で上記のテスト記
録部分を再生し、ステップS128で15段階の記録パ
ワーPw毎に変調度mを測定して図6に実線で示す特性
を得る。そして、ステップS130で15段階の記録パ
ワーPw毎の変調度mの関係(図6に実線で示す特性)
から、(2)式を用いて15段階の記録パワーPw毎の
パラメータγを求める。上記の変調度mに対するパラメ
ータγを図6に一点鎖線で示す。
【0052】更に、ステップS131で光ディスクのA
TIP情報内の目標値γtargetに対応する記録パ
ワーPtargetを、図6に一点鎖線で示すパラメー
タγの特性から求める。次に、ステップS132で上記
のPtargetにATIP情報内の係数ρを乗算して
最適記録パワーPwoを求め、ステップS134で最適
記録パワーPwoに対応する変調度mwoを、図6に実
線で示す変調度mの特性から求める。そして、ステップ
S136において、上記変調度mwoを目標変調度とす
る。
【0053】次に、図8のステップS138に進み、変
調度miniに対応する記録パワーPiniを、図6に
実線で示す変調度mの特性から求める。そして、ステッ
プS140に進み、変調度miniと目標変調度mwo
とを比較してステップS142で両者の大小関係を判別
する。ここで、mwo≧miniの場合はステップS1
44で記録パワーPをPiniに設定してステップS1
48に進む。一方、mwo<miniの場合はステップ
S146で記録パワーPをPini・Xに設定してステ
ップS148に進む。なお、XはCPU24に予め設定
されている1未満の値(例えば0.95)である。
【0054】つまり、ステップS146では前回の記録
時の変調度mini(図1に示す装置以外の記録装置で
記録された場合もあり得る)が、図1に示す装置の目標
変調度mwoより大きい場合に、今回の記録パワーPを
前回の記録時の記録パワーPiniより一定割合だけ低
下させている。
【0055】次のステップS148ではOPC動作を終
了する。なお、このステップにおいて、光ディスク20
にATIP情報として記録されている係数ε及び係数κ
を用いて、(4),(5)式から最適消去パワーPeo
を設定している。この後、ステップS150で上書き記
録を開始する。
【0056】この実施例においても、上書き記録時の記
録パワーを設定することで、mwo≧miniの状態で
は、常に記録パワーは変調度miniとなる記録パワー
Piniで上書き記録されるため、OPC動作で測定さ
れる最適記録パワーPwoよりも低い記録パワーが設定
されることにより、ディスク及び記録装置などの耐久性
が向上する。mwo<miniの状態では、前回の記録
時の記録パワーPiniより一定割合だけ低下させてい
るため、この状態が繰り返されることで記録パワーがO
PC動作で測定される最適記録パワーPwoに近づき、
記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録
装置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下
させていくことができる。
【0057】なお、記録精度の確保に重点を置く場合
は、mwo≧miniの状態の時、記録パワーを最適記
録パワーPwoに設定しても良い。また、一連のOPC
動作の内容(図6に示す特性)は、履歴としてある一定
時間だけはCPU24内のメモリ(RAM)に保持され
る。そのため、連続して異なる領域に上書きする場合
は、直前のOPCの値(図6に示す特性)を利用でき、
上書き記録を行う領域の変調度miniの測定後、ステ
ップS116〜S138をジャンプして、履歴のOPC
値(図6に示す特性)と比較すればよい。
【0058】ところで、図8の変形例を図9に示す。図
9では、ステップS144の代わりに、ステップS16
0が実行される。このステップS160においては、記
録パワーPをPini・Yに設定してステップS148
に進む。なお、YはCPU24に予め設定されている1
を超える値(例えば1.05)である。
【0059】これは、記録パワーPをPiniに設定す
るよりは、既記録領域を再生して得た変調度miniに
対応する記録パワーであるPiniより一定の割合
(Y)だけ記録パワーPを高くすることにより、より高
い記録精度の確保が期待でき、かつ、光ディスク及び記
録装置などの耐久性も保つことができる。
【0060】また、ステップS160が繰り返し実行さ
れることで、記録パワーがOPC動作で測定される最適
記録パワーPwoに近付き、光ディスク及び記録装置な
どの耐久性を確保しつつ、記録精度を充分確保できる記
録パワーに徐々に近付かせて行くことができる。
【0061】また、図8の他の変形例を図10に示す。
図10では、ステップS144の代わりに、ステップS
162が実行される。このステップS162において
は、記録パワーPを最適記録パワーPwoに設定してス
テップS148に進む。この変形例は前述のように、記
録精度の確保に重点を置く場合に適用されるが、もとも
とOPC動作で測定された最適記録パワーPwoは記録
しようとする光ディスク及び記録装置のその時点の組み
合わせで最適と判断された記録パワーであるので、耐久
性も充分確保できる。
【0062】なお、図7のステップS128で求めた図
14に実線で示す特性を得たのち、ステップS130〜
S134に代わる目標変調度推定手段としてのステップ
において、図14の特性から変調度mが最大となる変調
度mmaxを求め、CPU24の内蔵メモリに予め記憶
されている係数Kを上記最大変調度mmaxに乗算して
目標変調度mk(=mwo)を求める。ここで、係数K
は1未満の実数であり、例えば0.8程度の値である。
そして、図14に実線で示す特性から目標変調度mkに
対応する最適記録パワーPwoを求めても良い。
【0063】なお、ステップS12,S14,S11
2,S114が請求項記載の変調度測定手段に対応し、
ステップS24〜S30,S124〜S128,S13
8が既記録記録パワー算出手段に対応し、ステップS1
8,S20が目標変調度取得手段に対応し、ステップS
34〜S40,S140〜S146が上書き記録パワー
設定手段に対応し、ステップS130が変調度パラメー
タ算出手段に対応し、ステップS131〜S136が目
標変調度算出手段に対応する。
【0064】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
目標変調度が既記録部変調度以上であるとき上書き記録
パワーに既記録記録パワーを設定するため、OPC動作
で測定される記録パワーよりも低い記録パワーが設定さ
れ、ディスク及び記録装置などの耐久性が向上し、ま
た、目標変調度が既記録部変調度未満であるとき上書き
記録パワーに既記録記録パワーを低下させた値を設定す
るため、記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク
及び記録装置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐
々に低下させていくことができる。
【0065】請求項2に記載の発明は、OPC動作で得
た各記録パワーと変調度との関係及び各記録パワーと変
調度パラメータとの関係に基づいて、光ディスクから読
み出した目標変調度パラメータに対応する目標変調度を
求めるため、光ディスクの種類と記録速度に応じた変調
度がテーブルに設定されていない場合にも適用でき、目
標変調度が既記録部変調度以上であるとき上書き記録パ
ワーに既記録記録パワーを設定するため、OPC動作で
測定される記録パワーよりも低い記録パワーが設定さ
れ、ディスク及び記録装置などの耐久性が向上し、ま
た、目標変調度が既記録部変調度未満であるとき上書き
記録パワーに既記録記録パワーを低下させた値を設定す
るため、記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク
及び記録装置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐
々に低下させていくことができる。
【0066】請求項3に記載の発明は、OPC動作で得
た各記録パワーと変調度との関係に基づいて、目標変調
度を推定するため、光ディスクの種類と記録速度に応じ
た変調度がテーブルに設定されていない場合にも適用で
き、目標変調度が既記録部変調度以上であるとき上書き
記録パワーに既記録記録パワーを設定するため、OPC
動作で測定される記録パワーよりも低い記録パワーが設
定され、ディスク及び記録装置などの耐久性が向上し、
また、目標変調度が既記録部変調度未満であるとき上書
き記録パワーに既記録記録パワーを低下させた値を設定
するため、記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディス
ク及び記録装置などの耐久性を確保できる記録パワーに
徐々に低下させていくことができる。
【0067】請求項4に記載の発明は、目標変調度が既
記録部変調度未満であるとき上書き記録パワーに既記録
記録パワーを低下させた値を設定するため、記録特性を
良好な状態に維持しつつ、ディスク及び記録装置などの
耐久性を確保できる記録パワーに徐々に低下させていく
ことができ、目標変調度が既記録部変調度以上であると
き上書き記録パワーに既記録記録パワーを増大させた値
を設定することにより、より高い記録精度の確保が期待
でき、かつ、光ディスク及び記録装置などの耐久性も保
つことができる。
【0068】請求項5に記載の発明は、OPC動作で得
た各記録パワーと変調度との関係及び各記録パワーと変
調度パラメータとの関係に基づいて、光ディスクから読
み出した目標変調度パラメータに対応する目標変調度を
求めるため、光ディスクの種類と記録速度に応じた変調
度がテーブルに設定されていない場合にも適用でき、目
標変調度が既記録部変調度未満であるとき上書き記録パ
ワーに既記録記録パワーを低下させた値を設定するた
め、記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク及び
記録装置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐々に
低下させていくことができ、目標変調度が既記録部変調
度以上であるとき上書き記録パワーに既記録記録パワー
を増大させた値を設定することにより、より高い記録精
度の確保が期待でき、かつ、光ディスク及び記録装置な
どの耐久性も保つことができる。
【0069】請求項6に記載の発明は、OPC動作で得
た各記録パワーと変調度との関係に基づいて、目標変調
度を推定するため、光ディスクの種類と記録速度に応じ
た変調度がテーブルに設定されていない場合にも適用で
き、目標変調度が既記録部変調度未満であるとき上書き
記録パワーに既記録記録パワーを低下させた値を設定す
るため、記録特性を良好な状態に維持しつつ、ディスク
及び記録装置などの耐久性を確保できる記録パワーに徐
々に低下させていくことができ、目標変調度が既記録部
変調度以上であるとき上書き記録パワーに既記録記録パ
ワーを増大させた値を設定することにより、より高い記
録精度の確保が期待でき、かつ、光ディスク及び記録装
置などの耐久性も保つことができる。
【0070】請求項7に記載の発明では、目標変調度が
既記録部変調度以上であるとき上書き記録パワーに、最
適記録パワーを設定するため、高い記録精度を確保する
ことができ、OPC動作で測定された最適記録パワーP
woは記録しようとする光ディスク及び記録装置のその
時点の組み合わせで最適と判断された記録パワーである
ので、耐久性も充分確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク記録装置の一実施例のブロ
ック構成図である。
【図2】上書き時のOPC動作の第1実施例のフローチ
ャートである。
【図3】上書き時のOPC動作の第1実施例のフローチ
ャートである。
【図4】上書き時のOPC動作の第1実施例の変形例の
フローチャートである。
【図5】上書き時のOPC動作の第1実施例の他の変形
例のフローチャートである。
【図6】テスト記録における記録パワーと変調度,γと
の関係を示す図である。
【図7】上書き時のOPC動作の第2実施例のフローチ
ャートである。
【図8】上書き時のOPC動作の第2実施例のフローチ
ャートである。
【図9】上書き時のOPC動作の第2実施例の変形例の
フローチャートである。
【図10】上書き時のOPC動作の第2実施例の他の変
形例のフローチャートである。
【図11】光ディスクのテスト記録領域を説明するため
の図である。
【図12】変調度mを説明するための図である。
【図13】OPCにおける記録レーザパワーと変調度と
の関係を説明するための図である。
【図14】テスト記録における記録パワーと変調度との
関係を示す図である。
【符号の説明】
20 光ディスク 22 軸 24 CPU 26 サーボ回路 28 光ピックアップ 30 再生回路 32 ATIPデコーダ 34 デコーダ 38 変調度測定回路 40 A/Dコンバータ 42 D/Aコンバータ 44 記録回路 46 エンコーダ 50 動作モード指示部
フロントページの続き (72)発明者 早坂 要 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC02 DD03 DD05 EE02 JJ12 KK03 5D119 AA23 BA01 BB03 DA02 EC09 HA45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 光ディスクの種類と記録速度に応じて変調度が予め設定
    されたテーブルから前記光ディスクの種類と記録速度に
    応じた目標変調度を取得する目標変調度取得手段と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを設定し、前記
    目標変調度が前記既記録部変調度未満であるとき上書き
    記録パワーに前記既記録記録パワーを低下させた値を設
    定する上書き記録パワー設定手段とを有し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  2. 【請求項2】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に
    基づき、各記録パワーと変調度に基づく変調度パラメー
    タとの関係を求める変調度パラメータ算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係及
    び前記各記録パワーと変調度パラメータとの関係に基づ
    いて、前記光ディスクから読み出した目標変調度パラメ
    ータに対応する目標変調度を求める目標変調度算出手段
    と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを設定し、前記
    目標変調度が前記既記録部変調度未満であるとき上書き
    記録パワーに前記既記録記録パワーを低下させた値を設
    定する上書き記録パワー設定手段とを有し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  3. 【請求項3】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に
    基づいて、目標変調度を推定する目標変調度推定手段
    と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを設定し、前記
    目標変調度が前記既記録部変調度未満であるとき上書き
    記録パワーに前記既記録記録パワーを低下させた値を設
    定する上書き記録パワー設定手段とを有し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  4. 【請求項4】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 光ディスクの種類と記録速度に応じて変調度が予め設定
    されたテーブルから前記光ディスクの種類と記録速度に
    応じた目標変調度を取得する目標変調度取得手段と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値
    を設定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満で
    あるとき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低
    下させた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有
    し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  5. 【請求項5】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に
    基づき、各記録パワーと変調度に基づく変調度パラメー
    タとの関係を求める変調度パラメータ算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係及
    び前記各記録パワーと変調度パラメータとの関係に基づ
    いて、前記光ディスクから読み出した目標変調度パラメ
    ータに対応する目標変調度を求める目標変調度算出手段
    と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値
    を設定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満で
    あるとき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低
    下させた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有
    し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  6. 【請求項6】 書き換え可能型の光ディスクの記録を行
    う光ディスク記録装置において、 上書き記録時に、前記光ディスクの既記録領域の上書き
    記録を行う部分を再生して既記録部変調度を測定する変
    調度測定手段と、 記録パワーを可変して書き換え可能型の光ディスクのテ
    スト記録領域に記録を行い前記所定のテストエリアの再
    生信号から得た各記録パワーの変調度を求めるOPC動
    作で得た各記録パワーと変調度との関係に基づき、前記
    既記録部変調度に対応する既記録記録パワーを求める既
    記録記録パワー算出手段と、 前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に
    基づいて、目標変調度を推定する目標変調度推定手段
    と、 前記目標変調度が前記既記録部変調度以上であるとき上
    書き記録パワーに前記既記録記録パワーを増大させた値
    を設定し、前記目標変調度が前記既記録部変調度未満で
    あるとき上書き記録パワーに前記既記録記録パワーを低
    下させた値を設定する上書き記録パワー設定手段とを有
    し、 前記上書き記録パワーで前記光ディスクの既記録領域の
    上書き記録を行うことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5または6記載の光ディ
    スク記録装置において、 前記上書き記録パワー設定手段は、前記目標変調度が前
    記既記録部変調度以上であるとき上書き記録パワーに、
    前記OPC動作で得た各記録パワーと変調度との関係に
    基づいて得られる最適記録パワーを設定することを特徴
    とする光ディスク記録装置。
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