JP2001350757A - 問い合わせシステム、問い合わせ方法、問い合わせプログラムを記録した媒体、問い合わせ装置、問い合わせ装置の制御方法および問い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

問い合わせシステム、問い合わせ方法、問い合わせプログラムを記録した媒体、問い合わせ装置、問い合わせ装置の制御方法および問い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体

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JP2001350757A
JP2001350757A JP2000168013A JP2000168013A JP2001350757A JP 2001350757 A JP2001350757 A JP 2001350757A JP 2000168013 A JP2000168013 A JP 2000168013A JP 2000168013 A JP2000168013 A JP 2000168013A JP 2001350757 A JP2001350757 A JP 2001350757A
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JP2000168013A
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English (en)
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Yasuhiro Ueki
泰博 植木
Kazuyoshi Horikawa
和義 堀川
Masahiko Fuyuki
正彦 冬木
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E Kikaicom kk
Kikai Com Kk E
Original Assignee
E Kikaicom kk
Kikai Com Kk E
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客と業務に相当した複数の種別の回答者か
らなる流通システムに問い合わせシステムを適用するこ
とができなかった。 【解決手段】 問い合わせ情報と回答情報とを蓄積して
情報発信可能なサーバコンピュータと、通信回線を介し
て同サーバコンピュータと通信可能な顧客用コンピュー
タおよび業務に相当した複数の種別のうちいずれか一つ
には該当する複数の回答者用コンピュータとにより構成
される問い合わせシステムにおいて、サーバコンピュー
タは、回答者用コンピュータの種別を指定する種別情報
に対応する回答者用コンピュータに問い合わせ情報を出
力し、同問い合わせ情報に対応する回答に関する回答登
録情報に対応する顧客用コンピュータに回答情報を出力
する。すると、流通システムを崩すことがない一方で、
それぞれの回答者が業務の種別に応じて顧客から直接問
い合わせ内容を入手することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、問い合わせシステ
ム、問い合わせ方法、問い合わせプログラムを記録した
媒体、問い合わせ装置、問い合わせ装置の制御方法およ
び問い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メーカーで生産等された商品
は代理店を介して顧客に販売されているのが一般的であ
る。また、代理店は、顧客からの価格、仕様、技術的質
問といったすべての問い合わせも全て窓口となって引き
受けている。そして、例えば価格のように代理店だけで
回答可能な問い合わせについては代理店が回答し、技術
的質問のように代理店だけで回答することができない問
い合わせについては、代理店がメーカーに問い合わせた
うえで回答している。その結果、メーカーには顧客の声
が届きにくい状況となっている。
【0003】また、インターネット等の通信回線の普及
により、通信回線を介して問い合わせを行ったり回答し
たりすることが可能になってきている。この種のシステ
ムは、顧客からの問い合わせが入力される顧客用コンピ
ュータと、回答者からの問い合わせに対する回答が入力
される回答者用コンピュータと、入力された問い合わせ
や回答を配信するサーバコンピュータと、これらのコン
ピュータを接続する通信回線とで構成されている。そし
て、代理店やメーカーが回答者となり、顧客からの問い
合わせに回答する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通信回線を利用する場
合、メーカーは顧客からの生の声を入手することができ
るが、同じような問い合わせに対しても個別に対応しな
ければならず、回答の手間は必然的に増大する。これは
本来であればその一部を代理店が回答し得たはずなので
当然の結果である。これに対し、代理店はその分だけ顧
客に対するサービスが減ることになり、それまでのよう
な顧客に対するきめ細かなサービスを提供しにくくな
る。そして、このような形態自体が現状の流通システム
を壊しかねず、メーカーも代理店もこれを望んでいな
い。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、
顧客と業務に相当した複数の種別の回答者からなる流通
システムを維持させるとともに、それぞれの回答者に業
務の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入手さ
せることが可能な問い合わせシステム、問い合わせ方
法、問い合わせプログラムを記録した媒体、問い合わせ
装置、問い合わせ装置の制御方法および問い合わせ装置
の制御プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、顧客が登録する問い合わ
せ情報と複数の回答者が登録する回答情報とを蓄積して
情報発信可能なサーバコンピュータと、通信回線を介し
て同サーバコンピュータと通信可能な顧客用コンピュー
タと、同通信回線を介して同サーバコンピュータと通信
可能であるとともに業務に相当した複数の種別のうちい
ずれか一つには該当する複数の回答者用コンピュータと
により構成される問い合わせシステムであって、上記サ
ーバコンピュータは、顧客を識別する顧客識別情報ごと
に上記問い合わせ情報を蓄積するとともに、同問い合わ
せ情報ごとに上記回答情報を蓄積する情報記憶領域と、
上記通信回線を介して上記顧客用コンピュータから入力
される問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
の更新作業を実行するとともに、同問い合わせ登録情報
に含まれる種別情報に対応する上記回答者用コンピュー
タに上記問い合わせ情報を出力する問い合わせ情報出力
手段と、上記通信回線を介して上記回答者用コンピュー
タから入力される回答登録情報に基づいて上記情報記憶
領域の更新作業を実行するとともに、同回答登録情報に
対応する上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力
する回答情報出力手段とを具備し、上記顧客用コンピュ
ータは、上記回答者用コンピュータの種別の少なくとも
一つを指定する操作入力を受け付けて上記種別情報を作
成するとともに、回答者への問い合わせの操作入力を受
け付けて、同種別情報と上記顧客識別情報とを付加した
上記情報記憶領域に対する上記問い合わせ登録情報を作
成して送出する問い合わせ登録要求手段と、同問い合わ
せ登録情報に対応する上記回答情報を入手する回答情報
入手手段とを具備し、上記複数の回答者用コンピュータ
は、上記問い合わせ情報を入手するとともに、同問い合
わせ情報に対応する回答の操作入力を受け付けて上記情
報記憶領域に対する上記回答登録情報を作成して送出す
る回答登録要求手段を具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、サーバコンピュータ、顧客用コンピュー
タ、複数の回答者用コンピュータは、通信回線を介して
双方向通信可能に接続されている。サーバコンピュータ
は、顧客が顧客用コンピュータに入力した問い合わせ登
録情報に基づいて更新する問い合わせ情報と、回答者が
回答者用コンピュータに入力した回答登録情報に基づい
て更新する回答情報とを蓄積する。このため、サーバコ
ンピュータは、情報記憶領域を有している。ここで、問
い合わせ情報は、顧客を識別する顧客識別情報ごとに区
分されて情報記憶領域に記憶される。また、回答情報
は、問い合わせ情報ごとに区分されて情報記憶領域に記
憶される。
【0007】顧客用コンピュータでは、問い合わせ登録
要求手段が、回答者の業務の種別の少なくとも一つを顧
客に指定させ、指定された種別から種別情報を作成す
る。また、指定された種別の回答者への問い合わせを入
力させ、入力された内容から問い合わせ登録情報を作成
してサーバコンピュータに送出する。ここで、問い合わ
せ登録情報には、種別情報と、顧客を識別する顧客識別
情報とが付加されている。すると、サーバコンピュータ
にて、問い合わせ情報出力手段が通信回線を介してこの
問い合わせ登録情報を取得し、問い合わせ登録情報に含
まれる顧客識別情報に基づいて、問い合わせ登録情報の
内容を顧客識別情報ごとに区分して情報記憶領域に蓄積
されている問い合わせ情報の更新作業を実行する。ま
た、種別情報で指定される種別に相当する回答者用コン
ピュータに、情報記憶領域に蓄積されている問い合わせ
情報を出力する。
【0008】回答者用コンピュータでは、回答登録要求
手段がサーバコンピュータからこの問い合わせ情報を入
手する。次に、この問い合わせ情報に対応する回答を回
答者に入力させ、入力された内容から回答登録情報を作
成してサーバコンピュータに出力する。すると、サーバ
コンピュータにて、回答情報出力手段が通信回線を介し
てこの回答登録情報を取得し、回答登録情報に基づい
て、回答登録情報の内容を問い合わせ情報ごとに区分し
て情報記憶領域に蓄積されている回答情報の更新作業を
実行する。また、この回答登録情報に対応する顧客用コ
ンピュータに、情報記憶領域に蓄積されている回答情報
を出力する。そして、顧客用コンピュータにて、回答情
報入手手段がこの回答情報を入手する。
【0009】すなわち、顧客が顧客用コンピュータに入
力した問い合わせは、サーバコンピュータを介し、業務
の種別に応じて振り分けられて回答者用コンピュータに
伝達される。伝達された回答者用コンピュータに回答者
が回答を入力することで、回答は、サーバコンピュータ
を介し、顧客用コンピュータに伝達される。その結果、
顧客は問い合わせに対応する回答を顧客用コンピュータ
から入手することができる。ここで、顧客からの問い合
わせは、ある種別の回答者だけにではなく、顧客が指定
した種別の回答者に伝達されるため、それぞれの回答者
が業務の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入
手することが可能である。また、指定されない種別の回
答者には顧客からの問い合わせが伝達されないので、指
定されない種別の回答者は顧客と直接取引を行うことが
できない。したがって、顧客と業務に相当した複数の種
別の回答者からなる流通システムがある場合に、この流
通システムを崩すことがない一方で、それぞれの回答者
が業務の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入
手することができる。
【0010】ここで、顧客用コンピュータは、サーバコ
ンピュータに問い合わせ情報を蓄積させることが可能な
ので、顧客に使用させるのが好適であり、使用環境とし
て種々の態様が考えられる。例えば、各家庭に設置する
汎用的なパーソナルコンピュータを用いてもよいし、持
ち運びの可能な携帯端末を使用することも可能である。
また、回答者用コンピュータは、サーバコンピュータに
回答情報を蓄積させることが可能なので、回答者が使用
できる環境であると好適であり、使用環境として種々の
態様が考えられる。例えば、顧客用コンピュータと同
様、汎用的なパーソナルコンピュータや携帯端末を使用
してもよいし、顧客用コンピュータにおいて回答登録要
求を行う際には所定のパスワードの入力が必要となるよ
うにし、サーバコンピュータにおいてパスワードを判別
したうえで回答情報の更新作業を実行する構成にしても
よい。
【0011】顧客用コンピュータから送出される問い合
わせ登録情報は、サーバコンピュータの問い合わせ情報
出力手段に情報記憶領域に蓄積される問い合わせ情報を
更新させることが可能な内容であればよく、種々の態様
が可能である。例えば、顧客が入力した問い合わせ内容
から作成された文字データを問い合わせ登録情報に含め
て、問い合わせ情報出力手段に、この文字データに基づ
いて問い合わせ情報の更新作業を実行させる構成として
もよい。また、所定の様式の画像データを予めサーバコ
ンピュータの情報記憶領域に記憶させておき、顧客用コ
ンピュータでは顧客に問い合わせ内容を選択形式で入力
させ、入力された選択内容を問い合わせ登録情報として
問い合わせ情報を管理する構成とすることも可能であ
る。また、回答者用コンピュータから送出される回答登
録情報は、サーバコンピュータの回答情報出力手段にて
情報記憶領域に蓄積される回答情報を更新することが可
能な内容であればよく、上述した問い合わせ登録情報と
同様、種々の態様が可能である。
【0012】問い合わせ登録情報に含まれる顧客識別情
報は、顧客を識別する情報であればよく、例えば、メー
ルアドレスや、氏名に電話番号を組み合わせたもの等、
様々なものを採用することができる。同じく問い合わせ
登録情報に含まれる種別情報は、回答者用コンピュータ
における指定された種別が判別可能であればよい。例え
ば、各種別に異なるコードを割り当て、指定された種別
に対応するコードを記憶するようにしてもよいし、さら
に同じ種別に対し複数のコードを割り当ててもよい。ま
た、すべての種別に対し指定されているかどうかのフラ
グを設けてもよく、様々なデータ形式を採用することが
可能である。さらに、種別は一つのみ指定されてもよい
し、複数あるいは全て指定されてもよい。
【0013】なお、問い合わせ情報は顧客識別情報ごと
に区分された情報となっていればよく、問い合わせ登録
情報の内容をそのまま問い合わせ情報としてもよいし、
問い合わせ登録情報の内容を所定の処理で差し替えて問
い合わせ情報とすることも可能である。回答情報も問い
合わせ情報ごとに区分された情報となっていればよく、
回答登録情報の内容をそのまま回答情報としてもよい
し、回答登録情報の内容を所定の処理で差し替えて回答
情報とすることも可能である。問い合わせ登録情報の内
容を差し替える一例として、請求項2にかかる発明は、
請求項1に記載の問い合わせシステムにおいて、上記問
い合わせ情報出力手段は、上記顧客識別情報に対応する
別の識別情報を上記問い合わせ情報に付加して出力する
構成としてある。
【0014】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、回答者用コンピュータの回答登録要求手
段は、問い合わせ情報を入手する際、顧客識別情報に対
応する別の識別情報も入手する。同回答登録要求手段
は、別の識別情報が付加された問い合わせ情報に対応す
る回答を回答者に入力させ、入力された内容から回答登
録情報を作成してサーバコンピュータに送出する。する
と、サーバコンピュータは、顧客識別情報を使用するこ
となく別の識別情報に基づいて問い合わせ情報に対応す
る回答登録情報を確認することが可能である。
【0015】したがって、顧客を識別する情報が回答者
に伝えられなくなり、顧客が入力した問い合わせは匿名
で回答者に伝達される。このため、顧客が顧客識別情報
を回答者に伝えない限り、回答者は顧客と直接取引を行
うことはできない。その結果、顧客と業務に相当した複
数の種別の回答者からなる流通システムがある場合に、
この流通システムをより確実に維持させることが可能と
なる。むろん、問い合わせ情報に別の識別情報を付加す
る構成は一例に過ぎず、問い合わせ情報に顧客識別情報
をそのまま含める構成であってもよく、顧客が指定しな
い種別の回答者には問い合わせが伝達されないので、上
述の流通システムを維持させる効果は得られる。
【0016】顧客用コンピュータの回答情報入手手段
は、サーバコンピュータから通信回線を介して回答情報
を入手することができればよい。例えば、電子メールを
入手してディスプレイ画面等に表示可能な汎用的なソフ
トを回答者用コンピュータにインストールすることで構
成してもよいし、このようなソフトを予めROM等に組
み込んだ構成としてもよく、様々可能である。また、顧
客用コンピュータが回答情報を入手するタイミングは様
々可能であり、その具体的な構成の一例として、請求項
3にかかる発明は、請求項1あるいは請求項2のいずれ
かに記載の問い合わせシステムにおいて、上記回答情報
入手手段は、上記回答情報についての入手依頼の操作入
力を受け付け、入手依頼情報を作成して上記サーバコン
ピュータに送出する入手依頼要求手段を具備し、上記回
答情報出力手段は、上記入手依頼情報に応じて、上記回
答情報を出力する構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、顧客用コンピュータに回答情報を入手す
る依頼の操作入力がされると、入手依頼要求手段は入手
依頼情報を送出する。すると、この入手依頼情報に応じ
てサーバコンピュータから回答情報が出力される。すな
わち、顧客用コンピュータを操作する顧客の依頼に応じ
てサーバコンピュータから回答情報が出力されるため、
顧客は回答情報を希望するタイミングで入手することが
できる。むろん、顧客の依頼に応じてサーバコンピュー
タから回答情報を出力する構成は一例に過ぎず、例え
ば、サーバコンピュータで作成された段階で顧客用コン
ピュータに出力されてもよく、その構成は様々である。
そして、回答情報はそれぞれのタイミングに応じて回答
情報入手手段により入手可能である。なお、顧客用コン
ピュータから送出される入手依頼情報は、サーバコンピ
ュータの回答情報出力手段に回答情報を出力させること
が可能な内容であればよく、例えば単に所定のコードを
割り当てて、このコードを含んだ情報としてもよいし、
回答情報が作成された月日を指定させる内容を含んだ情
報としてもよく、種々の態様が可能である。
【0018】このように、本問い合わせシステムは、顧
客と業務に相当した複数の種別の回答者からなる流通シ
ステムを維持させる効果が得られるため、メーカーで生
産等された商品が代理店を介して顧客に販売される一般
的な流通システムに適用することが可能である。その具
体的な構成の一例として、請求項4にかかる発明は、請
求項1〜請求項3のいずれかに記載の問い合わせシステ
ムにおいて、上記複数の回答者用コンピュータは、少な
くとも代理店用コンピュータとメーカー用コンピュータ
とから構成され、上記サーバコンピュータの上記情報記
憶領域は、代理店を識別する代理店識別情報ごとに代理
店が登録する代理店情報を蓄積し、上記サーバコンピュ
ータは、上記通信回線を介して上記代理店用コンピュー
タから入力される代理店登録情報に基づいて上記情報記
憶領域の更新作業を実行する代理店情報更新手段を具備
し、上記サーバコンピュータの上記回答情報出力手段
は、上記代理店情報を対応する上記回答情報に含めて出
力し、上記代理店用コンピュータは、代理店に関する情
報の操作入力を受け付け、上記代理店識別情報を付加し
た上記情報記憶領域に対する上記代理店登録情報を作成
して送出する代理店登録要求手段を具備し、上記代理店
用コンピュータの上記回答登録要求手段は、上記代理店
識別情報を上記回答登録情報に含めて送出する構成とし
てある。
【0019】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、サーバコンピュータ、顧客用コンピュー
タ、代理店用コンピュータ、メーカー用コンピュータ
が、通信回線を介して双方向通信可能に接続されてい
る。ここで、回答者の種別として、少なくとも代理店と
メーカーとがあることになり、本問い合わせシステム
は、代理店に代理店用コンピュータを使用させ、メーカ
ーにメーカー用コンピュータを使用させるのに好適であ
る。サーバコンピュータは、問い合わせ情報、回答情報
の他に、代理店が代理店用コンピュータに入力した代理
店登録情報に基づいて更新する代理店情報を蓄積する。
なお、代理店登録情報は、代理店を識別する代理店識別
情報ごとに区分されて情報記憶領域に記憶される。
【0020】代理店用コンピュータでは、代理店登録要
求手段が、代理店に関する情報を代理店に入力させ、入
力された内容に代理店識別情報を付加して代理店登録情
報を作成し、サーバコンピュータに送出する。すると、
サーバコンピュータにて、代理店情報更新手段が通信回
線を介してこの代理店登録情報を取得し、代理店登録情
報に含まれる代理店識別情報に基づいて、代理店登録情
報の内容を代理店識別情報ごとに区分して情報記憶領域
に蓄積されている代理店情報の更新作業を実行する。ま
た、代理店用コンピュータにて、回答登録要求手段が回
答登録情報に代理店識別情報を含めて、この回答登録情
報をサーバコンピュータに送出する。サーバコンピュー
タでは、回答情報出力手段が通信回線を介してこの回答
登録情報を取得し、回答情報の更新作業を実行するとと
もに、回答情報に対応する代理店情報を回答情報に含
め、この回答情報を顧客用コンピュータに出力する。す
ると、顧客用コンピュータでは、回答情報入手手段が代
理店情報を含む回答情報を入手する。
【0021】すなわち、顧客が業務の種別として代理店
を指定した場合、入力された問い合わせは、代理店用コ
ンピュータに伝達される。伝達された代理店用コンピュ
ータから代理店が回答を入力することで、回答は代理店
情報とあわせて顧客用コンピュータに伝達される。その
結果、顧客は問い合わせに対応する回答とともに代理店
に関する情報を顧客用コンピュータから入手することが
できる。したがって、顧客は、問い合わせに対して回答
した代理店に関する情報を知ることができる。なお、代
理店が別の代理店から商品を仕入れて顧客に販売する流
通システムのように、代理店が複数階層で構成されてい
る流通システムにも、本問い合わせシステムを適用する
ことが可能である。このような場合、各階層の代理店を
それぞれ異なる業務の種別として、この種別を顧客に指
定させる構成とすればよい。
【0022】ここで、代理店用コンピュータから送出さ
れる代理店登録情報は、代理店に関する情報であればよ
く、例えば、代理店名、住所、担当者名、電話番号等、
様々なものが含まれる。代理店登録情報に含まれる代理
店識別情報は、代理店を識別する情報であればよく、顧
客識別情報と同様、メールアドレスや、代理店名に電話
番号を組み合わせたもの等、様々なものを採用すること
ができる。また、代理店情報は代理店識別情報ごとに区
分された情報となっていればよく、代理店登録情報の内
容をそのまま代理店情報としてもよいし、代理店登録情
報の内容を所定の処理で差し替えて代理店情報とするこ
とも可能である。
【0023】ところで、代理店に関する情報を検索して
顧客に通知する構成としてもよく、その具体的な構成の
一例として、請求項5にかかる記載の発明は、請求項4
に記載の問い合わせシステムにおいて、上記顧客用コン
ピュータは、代理店の地域を指定する操作入力を受け付
け、地域指定情報を作成して上記サーバコンピュータに
送出するとともに、同地域指定情報に対応する上記代理
店情報を入手する代理店情報入手手段を具備し、上記サ
ーバコンピュータは、上記顧客用コンピュータから入力
される上記地域指定情報に対応する上記代理店情報を、
同地域指定情報が入力された同顧客用コンピュータに出
力する代理店情報出力手段を具備する構成としてある。
【0024】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、顧客用コンピュータにて、代理店情報入
手手段が代理店の存在する地域を顧客に指定させ、指定
された地域から地域指定情報を作成してサーバコンピュ
ータに送出する。サーバコンピュータでは、代理店情報
出力手段が通信回線を介してこの地域指定情報を取得
し、地域指定情報に含まれる地域に対応する代理店情報
を出力する。すると、顧客用コンピュータにて、代理店
情報入手手段が通信回線を介してこの代理店情報を入手
する。すなわち、顧客は指定した地域の代理店に関する
情報を得ることができ、指定した地域の代理店に連絡等
することが可能となる。なお、顧客用コンピュータから
送出される地域指定情報は、代理店の存在する地域を指
定する内容であればよく、例えば都道府県名を含む内容
であってもよいし、北海道地方や東北地方といったさら
に広い地域名を含む内容であってもよく、種々のものを
採用することが可能である。
【0025】また、入手した代理店情報を利用する構成
の一例として、請求項6にかかる発明は、請求項4ある
いは請求項5のいずれかに記載の問い合わせシステムに
おいて、上記顧客用コンピュータは、上記代理店情報に
基づいて代理店を選択する操作入力を受け付け、代理店
選択情報を作成するとともに、選択された同代理店への
送信内容の操作入力を受け付け、同代理店選択情報と上
記顧客識別情報とを付加した代理店送信情報を作成して
上記サーバコンピュータに送出する代理店送信要求手段
を具備し、上記サーバコンピュータは、上記代理店送信
情報を入手するとともに、上記代理店選択情報に対応す
る上記代理店用コンピュータに、同代理店送信情報に含
まれる上記送信内容を出力する代理店送信情報出力手段
を具備し、上記代理店用コンピュータは、上記送信内容
を入手する代理店送信情報入手手段を具備する構成とし
てある。
【0026】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、顧客用コンピュータにて、代理店送信要
求手段が代理店情報に基づいて顧客に代理店を選択さ
せ、選択された代理店から代理店選択情報を作成する。
また、選択された代理店への送信内容を入力させ、入力
された内容から代理店送信情報を作成してサーバコンピ
ュータに送出する。ここで、代理店送信情報には、代理
店選択情報と、顧客識別情報とが付加されている。サー
バコンピュータでは、代理店送信情報出力手段が、通信
回線を介してこの代理店送信情報を取得し、代理店送信
情報に含まれる代理店選択情報に対応する代理店用コン
ピュータに、同代理店送信情報に含まれる送信内容を出
力する。すると、選択された代理店に相当する代理店用
コンピュータにて、代理店送信情報入手手段がこの送信
内容を入手する。
【0027】すなわち、顧客が選択した代理店に相当す
る代理店用コンピュータに、この代理店への送信内容が
伝達される。したがって、顧客は顧客用コンピュータに
接続されている通信回線を利用して、問い合わせに対し
て回答した代理店や、指定した地域の代理店に連絡する
ことが可能となる。その結果、例えば代理店を選択して
商品を注文する際、本問い合わせシステムを利用するこ
とが可能となる。なお、代理店選択情報は代理店を選択
する情報であればよく、代理店情報に代理店識別情報を
含めておいて、代理店情報から抽出した代理店識別情報
をそのまま用いたものでもよいし、別の識別情報を用い
たものでもよく、種々の態様が可能である。また、代理
店送信情報も、代理店選択情報と顧客識別情報とが付加
されるとともに、選択された代理店への送信内容が含ま
れた内容であればよく、種々の態様が可能である。
【0028】ところで、代理店に関する情報の他にメー
カーに関する情報を顧客に通知する構成としてもよく、
その具体的な構成の一例として、請求項7にかかる発明
は、請求項4〜請求項6のいずれかに記載の問い合わせ
システムにおいて、上記サーバコンピュータの上記情報
記憶領域は、メーカーを識別するメーカー識別情報ごと
にメーカーに関するメーカー情報と、同メーカー識別情
報ごとにメーカーを評価するメーカー評価情報と、上記
代理店識別情報ごとに代理店を評価する代理店評価情報
とを蓄積し、上記サーバコンピュータは、上記通信回線
を介して上記メーカー用コンピュータから入力されるメ
ーカー登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更新作業
を実行するメーカー情報更新手段と、同通信回線を介し
て上記顧客用コンピュータから入力される代理店評価登
録情報およびメーカー評価登録情報に基づいて上記情報
記憶領域の更新作業を実行する評価情報更新手段とを具
備し、上記サーバコンピュータの上記回答情報出力手段
は、上記メーカー情報を対応する上記回答情報に含めて
出力するとともに、上記代理店評価情報を対応する上記
代理店情報に含め、上記メーカー評価情報を対応する上
記メーカー情報に含めて出力し、上記メーカー用コンピ
ュータは、メーカーに関する情報の操作入力を受け付
け、上記メーカー識別情報を付加した上記情報記憶領域
に対する上記メーカー登録情報を作成して上記サーバコ
ンピュータに送出するメーカー登録要求手段を具備し、
上記メーカー用コンピュータの上記回答登録要求手段
は、上記メーカー識別情報を上記回答登録情報に含めて
送出し、上記顧客用コンピュータは、代理店あるいはメ
ーカーの評価内容の操作入力を受け付け、上記情報記憶
領域に対する上記代理店評価登録情報あるいは上記メー
カー評価登録情報を作成して上記サーバコンピュータに
送出する評価登録要求手段を具備する構成としてある。
【0029】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、サーバコンピュータは、代理店情報の場
合と同様、メーカーがメーカー用コンピュータに入力し
たメーカー登録情報に基づき、メーカー識別情報ごとに
区分してメーカー情報を蓄積する。顧客用コンピュータ
では、評価登録要求手段が顧客に代理店あるいはメーカ
ーの評価を入力させ、入力された評価から代理店評価登
録情報あるいはメーカー評価登録情報を作成してサーバ
コンピュータに送出する。サーバコンピュータでは、評
価情報更新手段が通信回線を介してこの代理店評価登録
情報あるいはメーカー評価登録情報を取得し、代理店識
別情報あるいはメーカー識別情報ごとに区分して代理店
評価情報あるいはメーカー評価情報の更新作業を実行す
る。回答情報出力手段は、メーカー情報を対応する回答
情報に含めて顧客用コンピュータに出力する。また、代
理店評価情報を対応する代理店情報に含め、メーカー評
価情報を対応するメーカー情報に含めて顧客用コンピュ
ータに出力する。すると、顧客用コンピュータでは、回
答情報入手手段が代理店情報あるいはメーカー情報を含
む回答情報を入手する。ここで、代理店情報には代理店
評価情報が含まれ、メーカー情報にはメーカー評価情報
が含まれている。
【0030】すなわち、顧客は問い合わせに対応する回
答とともにメーカーに関する情報を顧客用コンピュータ
から入手することができる。同時に、顧客が入力した代
理店やメーカーの評価が代理店評価情報やメーカー評価
情報として情報記憶領域に蓄積されるとともに、顧客は
代理店評価情報やメーカー評価情報も入手することがで
きる。したがって、顧客は代理店やメーカーの評価によ
り代理店やメーカーを選択することが可能となる。
【0031】なお、メーカー登録情報やメーカー情報
は、代理店登録情報や代理店情報と同様、種々の態様が
可能である。また、代理店評価登録情報やメーカー評価
登録情報は、サーバコンピュータの評価情報更新手段に
代理店評価情報やメーカー評価情報を更新させることが
可能な内容であればよい。例えば、多段階評価として各
段階に点数を割り当てたものでもよいし、複数の評価項
目を設けて各項目に良否を割り当てたものでもよく、様
々可能である。代理店評価情報やメーカー評価情報は代
理店やメーカーを評価する内容であればよく、例えば顧
客が入力した評価の点数を平均したものでもよいし、さ
らに問い合わせに対して回答した割合を加味したもので
もよく、様々可能である。
【0032】ところで、回答者は扱う商品がほとんど共
通の場合もあれば異なる場合もある。そこで、扱う商品
に応じて問い合わせ先が変わる構成でもよく、その具体
的な構成の一例として、請求項8にかかる発明は、請求
項7に記載の問い合わせシステムにおいて、上記代理店
用コンピュータの上記代理店登録要求手段は、代理店お
よびメーカーの分類を登録する操作入力を受け付けて分
類登録情報を作成するとともに、同分類登録情報を上記
代理店登録情報に含めて送出し、上記メーカー用コンピ
ュータの上記メーカー登録要求手段は、上記分類を登録
する操作入力を受け付けて分類登録情報を作成するとと
もに、同分類登録情報を上記メーカー登録情報に含めて
送出し、上記顧客用コンピュータの上記問い合わせ登録
要求手段は、代理店およびメーカーの分類を選択する操
作入力を受け付けて分類選択情報を作成するとともに、
同分類選択情報を上記問い合わせ登録情報に含めて送出
し、上記サーバコンピュータの上記問い合わせ情報出力
手段は、上記分類選択情報に含まれる分類に対応する上
記回答者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力す
る構成としてある。
【0033】上記のように構成した請求項8にかかる発
明においては、代理店とメーカーは分類されており、代
理店やメーカーが入力した分類内容を含めて、代理店情
報やメーカー情報が作成される。顧客用コンピュータに
て、問い合わせ登録要求手段が顧客に代理店やメーカー
の分類を選択させ、選択された分類から分類選択情報を
作成する。そして、この分類選択情報を問い合わせ登録
情報に含めてサーバコンピュータに送出する。サーバコ
ンピュータでは、問い合わせ情報出力手段が分類選択情
報を取得し、この分類選択情報に含まれる分類に対応す
る代理店やメーカーに相当する回答者用コンピュータに
問い合わせ情報を出力する。すると、顧客が選択した分
類に対応する代理店やメーカーにのみ問い合わせが伝達
される。したがって、顧客は、希望の分類の代理店やメ
ーカーにのみ問い合わせることが可能となり、問い合わ
せに対して有効な回答のみ得ることが可能となる。
【0034】ここで、代理店やメーカーの分類は使用場
面に応じて適宜決めることができ、例えば取り扱う商品
の分野に基づくものであってもよいし、取り扱う商品の
価格に基づくものであってもよく、様々可能である。な
お、分類登録情報は代理店やメーカーが入力して分類を
含む内容であればよく、分類選択情報は顧客が選択した
分類を含む内容であればよい。したがって、例えば各分
類に異なるコードを割り当て、選択あるいは入力された
分類に対応するコードを記憶するようにしてもよいし、
すべての分類に対し選択等されているかどうかのフラグ
を設けてもよく、様々なデータ形式を採用することが可
能である。また、分類は一つのみ選択等されてもよい
し、複数あるいは全て選択等されてもよい。
【0035】また、サーバコンピュータには回答情報が
蓄積されており、データベースとして利用してもよく、
その具体的な構成の一例として、請求項9にかかる発明
は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の問い合わせ
システムにおいて、上記顧客用コンピュータは、上記情
報記憶領域に蓄積された上記回答情報に対する検索内容
の操作入力を受け付け、検索依頼情報を作成して上記サ
ーバコンピュータに送出するとともに、同検索依頼情報
に対応する検索結果情報を入手する検索結果情報入手手
段を具備し、上記サーバコンピュータは、上記顧客用コ
ンピュータから入力される上記検索依頼情報に対応する
上記回答情報を抽出して上記検索結果情報を作成し、同
検索依頼情報が入力された同顧客用コンピュータに出力
する検索結果情報出力手段を具備する構成としてある。
【0036】上記のように構成した請求項9にかかる発
明においては、顧客用コンピュータにて、検索結果情報
入手手段が顧客に回答情報に対する検索内容を入力さ
せ、入力された内容から検索依頼情報を作成してサーバ
コンピュータに送出する。サーバコンピュータでは、検
索結果情報出力手段が通信回線を介してこの検索依頼情
報を取得し、検索依頼情報に含まれる検索内容に基づい
て情報記憶領域に蓄積されている回答情報を抽出して検
索結果情報を作成する。そして、検索依頼情報を送出し
た顧客用コンピュータにこの検索結果情報を出力する。
すると、顧客用コンピュータの検索結果情報入手手段が
この検索結果情報を入手する。すなわち、顧客は、検索
内容を顧客用コンピュータに入力することにより、回答
情報を検索して入手することが可能である。したがっ
て、回答者への問い合わせの頻度を少なくさせて、回答
する際の回答者の負担を少なくさせることができる。
【0037】なお、検索依頼情報は回答情報に対する検
索内容が含まれた情報であればよく、検索したいキーワ
ードや、キーワードに論理式を組み合わせたもの等、様
々なものを採用することができる。検索結果情報は、検
索内容に基づいて抽出された回答情報であればよく、回
答情報をそのまま繋いだ情報であってもよいし、回答情
報を加工した情報としてもよく、様々なデータ形式が可
能である。
【0038】ここで、回答者が公開してもよい回答情報
のみ検索可能とする構成をしてもよく、その具体的な構
成の一例として、請求項10にかかる発明は、請求項9
に記載の問い合わせシステムにおいて、上記回答登録要
求手段は、上記情報記憶領域に蓄積された上記回答情報
に対する公開の可否を選択する操作入力を受け付けて公
開選択情報を作成するとともに、同公開選択情報を上記
回答登録情報に含めて送出し、上記検索結果情報出力手
段は、上記公開選択情報に公開を可とする情報が含まれ
ている上記回答情報についてのみ、上記検索結果情報を
作成する構成としてある。
【0039】上記のように構成した請求項10にかかる
発明においては、回答情報には、代理店やメーカーが選
択した公開の可否の情報が含まれている。そして、サー
バコンピュータの検索結果情報出力手段は、検索結果情
報を作成する際、公開を可とする情報を含む回答情報に
ついてのみ抽出を行う。すなわち、回答者が公開したく
ない回答情報は、検索結果情報に含まれず、顧客に伝達
されない。したがって、例えば代理店が顧客別に通知す
る価格情報等、顧客一般に知られたくない情報を公開不
可とすることで、このような情報を含めた回答が入力さ
れやすくなる。なお、公開選択情報は公開の可否を判別
することが可能な内容であればよく、例えば公開可と公
開不可とに異なるコードを割り当て、このコードを記憶
するようにしてもよいし、一つのフラグで管理されるも
のでもよく、様々可能である。
【0040】さらに、サーバコンピュータには回答情報
の他にも種々の情報が蓄積されており、これらをデータ
ベースとして利用してもよく、その具体的な構成の一例
として、請求項11にかかる発明は、請求項1〜請求項
10のいずれかに記載の問い合わせシステムにおいて、
上記回答者用コンピュータは、上記情報記憶領域に蓄積
された各種情報の入手依頼の操作入力を受け付け、蓄積
情報入手依頼情報を作成して上記サーバコンピュータに
送出するとともに、同蓄積情報入手依頼情報に対応する
蓄積情報を入手する蓄積情報入手手段を具備し、上記サ
ーバコンピュータは、同蓄積情報入手依頼情報に基づい
て、上記情報記憶領域に蓄積された上記蓄積情報を、同
蓄積情報入手依頼情報が入力された上記回答者用コンピ
ュータに出力する蓄積情報出力手段を具備する構成とし
てある。
【0041】上記のように構成した請求項11にかかる
発明においては、回答者用コンピュータにて、情報記憶
領域に蓄積された各種情報を入手する依頼の操作入力が
されると、蓄積情報入手手段は入力された内容に基づい
て蓄積情報入手依頼情報を作成してサーバコンピュータ
に送出する。サーバコンピュータでは、蓄積情報出力手
段が通信回線を介してこの蓄積情報入手依頼情報を取得
し、蓄積情報入手依頼情報に含まれる内容に基づいて情
報記憶領域に記憶されている蓄積情報を抽出し、蓄積情
報入手依頼情報を送出した回答者用コンピュータに出力
する。すると、回答者用コンピュータの蓄積情報入手手
段がこの蓄積情報を入手する。すなわち、回答者はサー
バコンピュータに蓄積された情報を入手することが可能
であり、本問い合わせシステムの利用価値を高めること
ができる。なお、蓄積情報入手依頼情報はサーバコンピ
ュータに蓄積情報を出力させる内容であればよく、様々
なデータ形式を採用することが可能である。
【0042】上述したように、サーバコンピュータ、顧
客用コンピュータ、回答者用コンピュータとからなるシ
ステムにおいては、所定のプログラムが実行され、同プ
ログラムは上述の手段に対応した所定の制御手順に従っ
て処理を進めていく上で、その根底にはその手順に発明
が存在するということは当然である。従って、本発明は
方法としても適用可能であり、請求項12にかかる発明
においても、基本的には同様の作用となる。すなわち、
必ずしも実体のあるシステムに限らず、その方法として
も有効であり、請求項2〜請求項11に記載されたシス
テム構成を当該方法に対応させることも可能であること
は言うまでもない。
【0043】また、サーバコンピュータ、顧客用コンピ
ュータ、回答者用コンピュータとにおいては所定のプロ
グラムが実行されるので、本発明を実施しようとする際
に当該プログラムが記録された媒体が流通する場合もあ
る。そこで、請求項13にかかる発明においても、基本
的には同様の作用となり、請求項2〜請求項11に記載
されたシステム構成を当該プログラムを記録した媒体に
対応させることも可能であることは言うまでもない。こ
こで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、磁気記
録媒体であってもよいし、光磁気記録媒体であってもよ
く、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同
様に考えることができる。また、一部がソフトウェアで
あって、一部がハードウェアで実現される場合において
も本発明の思想において全く異なるものはなく、一部を
記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む
形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製
品などの複製段階については全く問う余地無く同等であ
る。上記媒体とは異なるが、供給方法として通信回線を
利用して行う場合であれば通信回線が伝送媒体となって
本発明が利用されることになる。
【0044】さらに、本問い合わせシステムを構成する
サーバコンピュータは、双方向通信可能な通信回線に接
続されることで、各種の情報が入力されることにより上
述の処理を行って情報を出力する装置として機能するこ
とは容易に理解できる。そこで、請求項14にかかる発
明は、顧客用コンピュータおよび業務に相当した複数の
種別のうちいずれか一つには該当する複数の回答者用コ
ンピュータと通信回線を介して通信可能であるととも
に、顧客が登録する問い合わせ情報と複数の回答者が登
録する回答情報とを蓄積して情報発信可能な問い合わせ
装置であって、顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記
問い合わせ情報を蓄積するとともに、同問い合わせ情報
ごとに上記回答情報を蓄積する情報記憶領域と、上記顧
客識別情報と、上記回答者用コンピュータの種別の少な
くとも一つを指定する種別情報とが付加された回答者へ
の問い合わせに関する問い合わせ情報が上記通信回線を
介して上記顧客用コンピュータから入力されると、同問
い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更新作
業を実行するとともに、同種別情報に対応する上記回答
者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力する問い
合わせ情報出力手段と、同問い合わせ情報に対応する回
答に関する回答登録情報が上記通信回線を介して上記回
答者用コンピュータから入力されると、同回答登録情報
に基づいて上記情報記憶領域の更新作業を実行するとと
もに、同回答登録情報に対応する上記顧客用コンピュー
タに上記回答情報を出力する回答情報出力手段とを具備
する構成としてある。すなわち、サーバコンピュータの
みで問い合わせ装置を構成することにより、有効に機能
することに相違はなく、請求項2〜請求項11に記載さ
れたシステム構成を当該装置に対応させることも可能で
あることは言うまでもない。また、当該装置は方法やプ
ログラムが記録された媒体としても適用可能であり、請
求項15、請求項16にかかる発明においても、基本的
には同様の作用となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、顧客と
業務に相当した複数の種別の回答者からなる流通システ
ムを維持させるとともに、それぞれの回答者に業務の種
別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入手させるこ
とが可能な問い合わせシステムを提供することができ
る。また、請求項2にかかる発明によれば、顧客が入力
した問い合わせは匿名で回答者に伝達されるので、顧客
と複数の種別の回答者とからなる流通システムをより確
実に維持させることが可能となる。さらに、請求項3に
かかる発明によれば、顧客は回答情報を希望するタイミ
ングで入手することが可能となる。さらに、請求項4に
かかる発明によれば、メーカー、代理店、顧客からなる
流通システムを維持させるとともに、問い合わせに対し
て回答した代理店に関する情報を顧客に通知することが
可能となる。
【0046】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
顧客は顧客用コンピュータに接続されている通信回線を
利用して、指定した地域の代理店に連絡等することが可
能となり、本問い合わせシステムの利用価値を高めるこ
とができる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、
顧客は顧客用コンピュータに接続されている通信回線を
利用して、代理店に連絡することが可能となり、本問い
合わせシステムの利用価値を高めることができる。さら
に、請求項7にかかる発明によれば、顧客は代理店やメ
ーカーの評価により代理店やメーカーを選択することが
可能となる。さらに、請求項8にかかる発明によれば、
顧客は希望の分類の代理店やメーカーにのみ問い合わせ
ることが可能となり、問い合わせに対して有効な回答の
み得ることが可能となる。
【0047】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
顧客は回答情報を検索して入手することが可能となり、
回答者への問い合わせの頻度を少なくさせて、回答する
際の回答者の負担を少なくさせることができる。さら
に、請求項10にかかる発明によれば、回答者は回答情
報を検索結果情報として公開可かどうかを選択すること
ができるので、本問い合わせシステムの利用価値を高め
ることができる。さらに、請求項11にかかる発明によ
れば、回答者はサーバコンピュータに蓄積された情報を
入手することが可能となり、本問い合わせシステムの利
用価値を高めることができる。
【0048】さらに、請求項12にかかる発明によれ
ば、顧客と業務に相当した複数の種別の回答者からなる
流通システムを維持させるとともに、それぞれの回答者
に業務の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入
手させることが可能な問い合わせ方法を提供することが
できる。さらに、請求項13にかかる発明によれば、顧
客と業務に相当した複数の種別の回答者からなる流通シ
ステムを維持させるとともに、それぞれの回答者に業務
の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入手させ
ることが可能な問い合わせプログラムを記録した媒体を
提供することができる。さらに、請求項14、請求項1
5、請求項16にかかる発明によれば、顧客と業務に相
当した複数の種別の回答者からなる流通システムを維持
させるとともに、それぞれの回答者に業務の種別に応じ
て顧客から直接問い合わせ内容を入手させることが可能
な問い合わせ装置、問い合わせ装置の制御方法および問
い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体を提供す
ることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。なお、本実施形態では、機械工具
メーカーで生産等した商品を販売店や卸問屋等の代理店
が顧客に販売する機械工具の流通システムに本発明を適
用している。図1は、本発明の一実施形態にかかる問い
合わせシステムを含むネットワーク構成を概略図により
示している。同図において、問い合わせシステム100
は、通信回線であるインターネット網10と、インター
ネット網10に接続された本発明にいうサーバコンピュ
ータ20、顧客用コンピュータである複数のパーソナル
コンピュータ(PC)30、代理店用コンピュータであ
る複数の代理店用PC40、メーカー用コンピュータで
ある複数のメーカー用PC50とから構成されている。
なお、本実施形態では、顧客に対する回答者の種別とし
て代理店とメーカーの二つが存在しており、本問い合わ
せシステム100は、本発明にいう回答者用コンピュー
タを構成する代理店用コンピュータとメーカー用コンピ
ュータをそれぞれ代理店とメーカーが使用するのに好適
な構成となっている。インターネット網10には種々の
コンピュータが接続可能であり、所定のパーソナルコン
ピュータをローカルサーバにするなどしてLAN(Lo
cal Area Network)を接続することも
可能である。したがって、PC30,40,50の代わ
りにLANを接続し、同LAN内の複数のパーソナルコ
ンピュータからインターネット網10にアクセスしても
よい。
【0050】図2と図3は、本問い合わせシステム10
0の構成を示す概略図である。なお、インターネット網
10と通信インタフェースは省略し、代理店用PC40
とメーカー用PC50とはまとめて記載している。ま
た、サーバコンピュータ20に備えられる各手段は、本
発明にいう情報記憶領域であるハードディスク21にア
クセスすることが可能となっている。本問い合わせシス
テム100における問い合わせから回答までの流れの概
略は、以下の通りである。まず、顧客が顧客用PC30
に回答者の種別を指定する入力をするとともに指定した
種別の回答者に対する問い合わせを入力すると、サーバ
コンピュータ20で問い合わせ情報が作成され、ハード
ディスク21に蓄積される。この問い合わせ情報は、顧
客が指定した回答者に相当するPC40,50に出力さ
れる。すると、指定された回答者のみが問い合わせを入
手し、PC40,50に問い合わせに対する回答を入力
することができる。その後、サーバコンピュータ20で
回答情報が作成され、ハードディスク21に蓄積される
とともに、この回答情報は対応する顧客用PC30に出
力される。そして、顧客は顧客用PC30から問い合わ
せに対する回答を入手することができるようになってい
る。なお、本実施形態では、代理店とメーカーを、計
測、工具、その他の三つに分類している。また、顧客が
回答を入手する際には、代理店やメーカーの評価も確認
することができるようになっている。さらに、代理店を
地域で検索したり、代理店を選択して注文等を送信した
り、サーバコンピュータ20に蓄積されている回答情報
を検索したりすること等ができるようになっている。
【0051】図4は、サーバコンピュータ20のハード
ウエア構成を示す概略図である。同図において、サーバ
コンピュータ20はハードディスク21、CGIプログ
ラム22、通信インタフェース(I/F)23を備えて
いる。通信I/F23は、TCP/IPによってインタ
ーネット網10にアクセスし、双方向通信を行うことが
できる。CGIプログラム22は、通信I/F23を介
して受信する所定の命令に基づいてハードディスク21
にアクセスすることができる。
【0052】ハードディスク21には、後述する問い合
わせ情報、回答情報等を所定のブラウザにて視認可能に
するための複数のHTMLファイル21aが蓄積されて
いる。また、問い合わせ情報等から構成される問い合わ
せ情報ファイル21b、回答情報等から構成される回答
情報ファイル21c、代理店情報から構成される代理店
情報ファイル21d、メーカー情報から構成されるメー
カー情報ファイル21e、代理店評価情報から構成され
る代理店評価情報ファイル21f、メーカー評価情報か
ら構成されるメーカー評価情報ファイル21gも蓄積さ
れている。さらに、顧客が商品を購入等する際に代理店
へ送信する代理店送信情報をもとに構成される代理店購
入情報ファイル21hも蓄積されるようになっている。
【0053】図5は、ハードディスク21に記憶される
問い合わせ情報ファイル21bの構造を示す模式図であ
る。問い合わせ情報ファイル21bは、顧客用PC30
から送出される後述する問い合わせ登録情報をもとに更
新され、この問い合わせ登録情報に含まれる顧客識別情
報ごとに区分されている。問い合わせ登録情報には、顧
客が記入した問い合わせ内容の他に、回答者の分類を選
択する分類選択情報や、種別を指定する種別情報も含ま
れている。サーバコンピュータ20では、問い合わせ登
録情報を入手した日付とあわせて、分類選択情報、種別
情報、問い合わせ内容をまとめて問い合わせ情報が作成
される。そして、この問い合わせ情報が顧客識別情報ご
とに区分されて問い合わせ情報ファイル21bに格納さ
れている。また、問い合わせ情報が回答者に送信される
際に顧客が特定されないように付与される本発明にいう
別の識別番号である受付番号が、各問い合わせ情報に対
応して記憶されている。また、同じ顧客が顧客用PC3
0に問い合わせを入力したときには、それぞれの問い合
わせ登録情報に対応して受付番号が付与され、受付番号
と問い合わせ情報とをひと組として問い合わせ情報ファ
イル21bに格納される。そして、それぞれの組合せに
対応して同じ顧客識別情報が格納され、問い合わせ情報
ファイル21bが構成される。なお、問い合わせ情報は
顧客の問い合わせ内容が含まれる情報であればよいた
め、日付、分類選択情報、種別情報が含まれないもので
あってもよいし、顧客識別情報等、他の情報を含めたも
のとしてもよい。
【0054】回答情報ファイル21cは、代理店用PC
40やメーカー用PC50から送出される後述する回答
登録情報をもとに更新され、受付番号ごとに区分された
構造となっている。図6は、ハードディスク21に記憶
される回答情報ファイル21cの構造を示す模式図であ
る。回答登録情報には、回答者が記入した回答内容の他
に、回答者を識別する代理店識別情報あるいはメーカー
識別情報、回答情報の公開の可否が選択された公開選択
情報が含まれている。サーバコンピュータ20では、回
答登録情報を入手した日付とともに、回答者の識別情
報、公開選択情報、回答内容をまとめて回答情報が作成
される。そして、この回答情報が受付番号ごとに区分さ
れて回答情報ファイル21cに格納されている。なお、
受付番号は問い合わせ情報に対応しているので、回答情
報は問い合わせ情報ごとに区分されてハードディスク2
1に蓄積されていることになる。また、同じ受付番号に
対して回答者がPC40,50に回答を入力したときに
は、それぞれの回答情報に対応して同じ受付番号が格納
され、回答情報ファイル21cが構成される。また、回
答情報は顧客の問い合わせに対する回答内容が含まれる
情報であればよいため、日付、回答者の識別情報、公開
選択情報が含まれないものであってもよいし、受付番号
等、他の情報を含めたものとしてもよい。ここで、顧客
識別情報、代理店識別情報、メーカー識別情報は顧客、
代理店、メーカーを識別する情報であればよいため、本
実施形態では各顧客、代理店、メーカーのメールアドレ
スをそれぞれの識別情報としている。
【0055】顧客用PC30、代理店用PC40、メー
カー用PC50からインターネット網10を介して問い
合わせ情報や回答情報の登録要求があると、問い合わせ
情報ファイル21bや回答情報ファイル21cが更新さ
れる。また、顧客用PC30から回答情報の照会要求が
あると、回答情報ファイル21cから回答情報が出力さ
れるようになっている。なお、本実施形態では、問い合
わせ情報と回答情報とを別のファイルで管理している
が、回答情報は問い合わせ情報に対応して作成されるた
め、同じファイルで管理する構成とすることも可能であ
る。
【0056】代理店情報ファイル21dは、代理店用P
C40から送出される後述する代理店登録情報をもとに
更新され、この代理店登録情報に含まれる代理店識別情
報ごとに区分されている。図7は、ハードディスク21
に記憶される代理店情報ファイル21dの構造を示す模
式図である。代理店登録情報には、代理店識別情報の他
に、代理店の分類が登録された分類登録情報や、その他
代理店用PC40に入力された代理店に関する情報も含
まれている。サーバコンピュータ20では、代理店識別
情報、分類登録情報、その他入力された情報をまとめて
代理店情報が作成される。すなわち、代理店情報は代理
店識別情報ごとに区分されており、この代理店情報が代
理店情報ファイル21dに格納されている。なお、本実
施形態では、代理店に関する情報を、分類登録情報と、
代理店名、住所、担当者名、電話番号、FAX番号の情
報とから構成している。すると、図8に示す具体例のよ
うに、メールアドレス、代理店が登録した分類、その他
代理店に関する情報である代理店名等が連続した情報と
して代理店情報ファイル21dに記憶されることにな
る。なお、代理店情報の構成は適宜変更可能であり、さ
らに他の情報を含めた構成としてもよいし、回答者の分
類を設けない場合には分類登録情報を含めない構成とす
ることも可能である。また、メーカー情報ファイル21
eは、メーカー用PC50から送出される後述するメー
カー登録情報からメーカー情報が作成されて更新され、
メーカー登録情報に含まれるメーカー識別情報ごとに区
分されている。なお、図示していないが、メーカー情報
ファイル21eはハードディスク21に記憶され、代理
店情報ファイル21dと同様の構造となっている。
【0057】代理店評価情報ファイル21fは、代理店
識別情報ごとに区分され、顧客用PC30からの評価登
録要求や代理店用PC40からの回答登録要求に応じて
更新されるようになっている。図9は、ハードディスク
21に記憶される代理店評価情報ファイル21fの構造
を示す模式図である。同図において、代理店評価情報フ
ァイル21fには、代理店識別情報ごとに、代理店登録
情報から抽出した代理店名、回答回数、顧客用PC30
からの代理店評価登録情報をもとに算出される顧客評価
指数が記憶されている。そして、代理店識別情報、代理
店名、回答回数、顧客評価指数から代理店評価情報が構
成されている。なお、回答回数、顧客評価指数から所定
の算出式により代理店の評価が算出されるようになって
いる。メーカー評価情報ファイル21gは、メーカー識
別情報ごとに区分され、顧客用PC30からの評価登録
要求やメーカー用PC50からの回答登録要求に応じて
更新されるようになっている。そして、図示していない
が、メーカー評価情報ファイル21gはハードディスク
21に記憶され、代理店評価情報ファイル21fと同様
の構造となっている。
【0058】代理店購入情報ファイル21hは、顧客が
商品を購入するときに顧客用PC30から送出される後
述する代理店送信情報をもとに更新されるようになって
いる。図10は、ハードディスク21に記憶される代理
店購入情報ファイル21hの構造を示す模式図である。
代理店購入情報ファイル21hは、代理店送信情報に含
まれる顧客識別情報ごとに区分されている。代理店送信
情報には代理店選択情報が含まれており、この代理店選
択情報に対応する代理店識別情報が顧客識別情報ごとに
区分されて記憶される。また、代理店送信情報には顧客
名、住所、電話番号、代理店への送信内容も含まれてお
り、これらも顧客識別情報ごとに区分されて格納されて
いる。以上の情報を蓄積しているサーバコンピュータ2
0に、顧客用PC30、代理店用PC40、メーカー用
PC50からインターネット網10を介して登録要求や
照会要求等があると、ハードディスク21に記憶されて
いる上述の各種ファイルが更新されたり、各種情報が出
力されたりするようになっている。
【0059】サーバコンピュータ20のCGIプログラ
ム22は、PC30,40,50にインストールされた
ブラウザからの要求に応じて、サーバコンピュータ20
内で所定のプログラムを実行するインタフェースであ
る。そして、CGIプログラム22は、各種要求に対応
するURL(Uniform Resource Lo
cator)から起動され、動作するようになってい
る。CGIプログラム22は、PC30,40,50内
のブラウザから各種情報の照会要求や更新要求等が出力
されると、ハードディスク21に記憶されている各種フ
ァイル21b〜21h中の所定データを作成するととも
に、HTMLファイル21aを出力する。そして、CG
Iプログラム22の行う処理が、後述するように問い合
わせ情報出力手段、回答情報出力手段、代理店情報更新
手段、メーカー情報更新手段、代理店情報出力手段、代
理店送信情報出力手段、評価情報更新手段、検索結果情
報出力手段、蓄積情報出力手段を構成している。
【0060】図11は、顧客用PC30の構成を示す概
略図である。同図において、通信I/F31は、TCP
/IPによってインターネット網10にアクセスし、双
方向通信を行うことができる。ハードディスク32に
は、OSプログラム32a、アプリケーションプログラ
ム(APL)32b、HTMLファイル32cのデータ
等が格納されており、OSプログラム32aやAPL3
2bが適宜RAM33に読み出され、CPU34、図示
しないROM等によって実行される。また、顧客用PC
30にはディスプレイ35、キーボード37、マウス3
6があり、OSプログラム32aの制御に基づきこれら
の機器が駆動される。
【0061】さらに、顧客用PC30には、APL32
bの一つとしてブラウザがインストールされている。こ
のブラウザがRAM33に読み出されると、通信I/F
31を介してサーバコンピュータ20からHTMLファ
イル32cをダウンロードし、ディスプレイ35に所定
のページを表示することが可能となる。また、マウス3
6やキーボード37を使用して文字や数字の操作入力を
受け付け、入力された文字や数字のデータを通信I/F
31を介して送出することも可能である。なお、図示し
ていないが、代理店用PC40、メーカー用PC50
も、顧客用PC30と概略同様のハードウェア構成にな
っている。
【0062】顧客が顧客用PC30に問い合わせを入力
する際、顧客用PC30は、まず、サーバコンピュータ
20にアクセスしてHTMLデータを入手し、ディスプ
レイ35に表示する。顧客用PC30では、問い合わせ
登録、回答入手、代理店情報入手、回答検索を行うこと
が可能であり、顧客用PC30は図示しないメニュー表
示画面をディスプレイ35に表示してこれらのメニュー
を顧客に選択させるようになっている。図12は、上述
のメニューの一つである問い合わせ登録の表示画面例を
示している。同図において、回答者の分類を選択させる
ための複数の分類選択ラジオボタン61a、回答者の種
別を指定させるための複数の種別指定ラジオボタン61
b、問い合わせを記入させるための記入欄61cが設け
られている。また、問い合わせ内容送信用の送信ボタン
61d、操作入力終了用のリセットボタン61eも表示
されている。
【0063】複数の分類選択ラジオボタン61aは、丸
印をマウス36でクリックされることによりいずれか一
つに点が表示し、点が表示された分類が選択されたこと
になる。本実施形態の場合、分類は三種類であり、「計
測」、「工具」、「その他」のいずれか一つのみ選択可
能である。図12の例では、「工具」が選択されている
ことになる。なお、分類選択ラジオボタン61aの代わ
りに分類選択用のチェックボックスを設けてもよく、こ
の場合は複数の分類が選択可能となる。そして、複数の
分類の回答者に問い合わせを送信する構成とすることも
可能である。複数の種別指定ラジオボタン61bも、丸
印をマウス36でクリックされることによりいずれか一
つに点が表示し、図12の場合、「価格について」、
「仕様について」、「技術的質問」の三種類の問い合わ
せ項目のうち点が表示されたものが選択されたことにな
る。ここで、「価格について」が選択された場合は代理
店のみに送信する必要があるので、種別として代理店の
みが指定されることになる。一方、「仕様について」、
「技術的質問」が選択された場合は回答者を限定する必
要がないので、種別として代理店とメーカーの両方が指
定されることになる。なお、本実施形態では採用してい
ないが、メーカーだけが指定される問い合わせ項目を設
ける構成とすることも可能である。記入欄61cがマウ
ス36でクリックされると、キーボード37にて問い合
わせ内容を入力することが可能となる。入力後は、送信
ボタン61dがクリックされると、顧客用PC30は問
い合わせ登録情報を作成し、サーバコンピュータ20に
送出する。また、リセットボタン61eがクリックされ
ると、問い合わせ登録の操作入力を終了させる。
【0064】以上のようにして作成された問い合わせ登
録情報には、顧客識別情報であるメールアドレス、回答
者の分類を選択する分類選択情報、回答者の種別を指定
する種別情報が問い合わせ内容に付加されている。な
お、種別情報は、問い合わせ項目に対応する「価格」、
「使用」、「技術的質問」を含む情報としている。する
と、サーバコンピュータ20では、図13の具体例に示
すように、この問い合わせ登録情報に基づいてハードデ
ィスク21に記憶されている問い合わせ情報ファイル2
1bに各データが格納される。そして、サーバコンピュ
ータ20から、顧客識別情報の代わりに受付番号が付加
された問い合わせ情報が、選択された分類、かつ、指定
された種別の回答者用コンピュータに送信される。図1
2の例では、「工具」の分類の代理店とメーカーに相当
する回答者用コンピュータに問い合わせ情報が送信され
ることになる。
【0065】回答者が問い合わせに対する回答を入力す
る際、代理店用PC40あるいはメーカー用PC50
は、まず、サーバコンピュータ20にアクセスして対応
するHTMLデータを入手し、ディスプレイに表示す
る。代理店用PC40あるいはメーカー用PC50で
は、回答登録、代理店登録あるいはメーカー登録、蓄積
情報入手を行うことが可能であり、代理店用PC40あ
るいはメーカー用PC50は図示しないメニュー表示画
面をディスプレイに表示してこれらのメニューを回答者
に選択させるようになっている。図14は、上述のメニ
ューの一つであって、代理店用PC40に表示される回
答登録の画面例を示している。なお、メーカー用PC5
0に表示される回答登録の画面も代理店用PC40に表
示される画面とほとんど同様であるので、説明を省略す
る。同図において、顧客に関する情報は表示されず、代
わりに受付番号として問い合わせ番号62aが表示され
る。すなわち、顧客の問い合わせは匿名で回答者に伝達
されることになる。
【0066】画面には、問い合わせ内容を表示する表示
欄62b、回答を記入させるための記入欄62c、入力
した回答を他の顧客に公開することが可能かどうかを選
択させるための公開チェックボックス62dが設けられ
ている。また、回答内容送信用の送信ボタン62e、操
作入力終了用のリセットボタン62f、他の問い合わせ
内容を順次表示させるための次ボタン62g、問い合わ
せ内容の一覧を表示させるための一覧ボタン62hも表
示されている。記入欄62cがマウスでクリックされる
と、キーボードにて顧客に対する回答を登録する入力が
可能となる。そして、公開チェックボックス62dがマ
ウスでクリックされることで、レ印がついたり消えたり
するようになっている。ここで、レ印がついている場合
が公開可が選択された状態であり、レ印がついていない
場合は公開不可の状態である。入力後は、送信ボタン6
2eがマウス36でクリックされると、代理店用PC4
0は回答登録情報を作成し、サーバコンピュータ20に
送出する。その際、回答登録情報には、代理店識別情報
であるメールアドレス、回答情報の公開の可否を選択し
た公開選択情報が回答内容に付加されている。すると、
サーバコンピュータ20では、図15の具体例に示すよ
うに、この回答登録情報に基づいてハードディスク21
に記憶されている回答情報ファイル21cに各データが
格納される。なお、次ボタン62gや一覧ボタン62h
がクリックされることで、他の問い合わせ内容について
の回答入力が可能となっている。また、図示していない
が、メーカー用PC50でも同様の画面がディスプレイ
に表示され、メーカーに回答を登録する入力をさせるこ
とが可能である。
【0067】本実施形態では、顧客用PC30は、顧客
に顧客識別情報であるメールアドレスを入力させること
により、サーバコンピュータ20から登録された回答を
入手する構成としている。むろん、回答が登録された時
点で、回答が顧客用PC30に出力される構成とするこ
とも可能である。顧客が顧客用PC30に回答を入手す
る依頼を入力する際も、顧客用PC30は、まず、サー
バコンピュータ20にアクセスして対応するHTMLデ
ータを入手し、ディスプレイ35に表示する。図16
は、回答入手依頼の表示画面例を示している。同図にお
いて、顧客にメールアドレスを入力させるための入力欄
63a、メールアドレス送信用の検索ボタン63b、操
作入力終了用のリセットボタン63cが表示されてい
る。
【0068】入力欄63aがマウス36でクリックされ
ると、キーボード37にてメールアドレスを入力するこ
とが可能となる。入力後は、検索ボタン63bがクリッ
クされると、顧客用PC30はメールアドレスを含む入
手依頼情報を作成し、サーバコンピュータ20に送出す
る。すると、サーバコンピュータ20から回答情報が出
力されるので、顧客用PC30はこの回答情報を入手し
て、ディスプレイ35に表示する。図17は、回答一覧
の表示画面例を示している。同図において、顧客が入力
した問い合わせ内容の一覧が一覧表64aとして画面上
部に表示されている。一覧表64aには、各問い合わせ
内容に対応して、入力された日付、選択した分類、選択
した問い合わせ項目が表示されるようになっている。ま
た、問い合わせに対する回答を表示させるための表示ボ
タン64bが一覧表64aの左端に設けられている。表
示ボタン64bがクリックされると、対応する回答の一
覧が一覧表64cとしてすべて表示される。一覧表64
cには、各回答内容に対応して、入力された日付、回答
者が表示されるようになっている。また、回答内容の詳
細を表示させるための表示ボタン64dが一覧表64c
の左端に設けられている。
【0069】表示ボタン64dがクリックされると、図
18に示すように、回答内容の詳細が、対応する問い合
わせ内容、回答者名、評価とともに表示される。なお、
画面下方には次の回答表示ボタン65aが設けられてお
り、次の回答表示ボタン65aがクリックされること
で、同じ問い合わせに対する回答が順次表示されるよう
になっている。また、画面下方には戻りボタン65bも
設けられており、戻りボタン65bがクリックされるこ
とで図17の回答一覧の表示画面に戻り、他の問い合わ
せに対する回答一覧も表示可能となっている。
【0070】すなわち、顧客が顧客用PC30に入力し
た問い合わせは、サーバコンピュータ20を介し、顧客
が指定した業務の種別や選択した分類に応じて振り分け
られて代理店用PC40とメーカー用PC50の少なく
とも一方に伝達される。伝達された回答者用コンピュー
タに回答者が回答を入力することで、回答は、サーバコ
ンピュータ20を介し、顧客用PC30に伝達される。
その結果、顧客は問い合わせに対応する回答を顧客用P
C30から入手することができる。ここで、顧客からの
問い合わせは、従来の流通システムのような代理店だけ
にではなく、顧客が問い合わせ項目を選択することによ
る指定した種別の回答者に伝達されるため、メーカーも
顧客からの問い合わせを直接入手することができる。ま
た、指定されない種別の回答者には顧客からの問い合わ
せが伝達されないので、例えば顧客が出す購入の問い合
わせのように代理店がメーカーに知られたくない情報は
メーカーに伝達されない。その結果、メーカーは顧客に
連絡をとって直接販売をすることができない。したがっ
て、顧客と業務に相当した複数の種別の回答者からなる
流通システムがある場合に、この流通システムを崩すこ
とがない一方で、それぞれの回答者が業務の種別に応じ
て顧客から直接問い合わせ内容を入手することが可能と
なる。また、顧客に関する情報は隠蔽されて回答者に伝
達されるため、より確実に流通システムを維持させるこ
とが可能である。
【0071】本実施形態では、問い合わせに対して回答
した代理店については、この代理店あてに送信可能とな
るよう、図18の回答内容の詳細表示画面の下方に送信
内容入力ボタン65cが設けられている。なお、図示し
ていないが、問い合わせに対して回答した回答者がメー
カーである場合には、顧客が個別のメーカーに直接連絡
しないように、ディスプレイ表示画面には送信内容入力
ボタンが表示されないようになっている。送信内容入力
ボタン65cがクリックされると、図19に示すよう
に、選択された代理店の名称、住所、電話番号、FAX
番号、代理店の評価が表示され、この代理店への送信内
容の操作入力を受け付ける送信内容入力画面となる。同
図において、代理店への送信内容を記入させるための記
入欄66aが設けられている。また、記入内容送信用の
送信ボタン66b、操作入力終了用のリセットボタン6
6c、詳細表示画面に戻るための戻りボタン66dも表
示されている。記入欄66aがマウス36でクリックさ
れると、キーボード37にて代理店への送信内容の入力
が可能となる。入力後は、送信ボタン66bがクリック
されると、顧客用PC30は代理店送信情報を作成し、
サーバコンピュータ20に送出する。すると、サーバコ
ンピュータ20から代理店送信情報に含まれる送信内容
が選択された代理店に相当する代理店用PC40に送信
される。そして、送信された代理店用PC40は顧客か
らの送信内容を入手する。
【0072】さらに、回答者の評価を算出するデータと
するため、図18の回答内容の詳細表示画面には、複数
の評価選択ラジオボタンが設けられている。本実施形態
の場合、「よい」、「ふつう」、「悪い」の三段階の評
価が設けられており、評価選択ラジオボタン65dをマ
ウス36でクリックされることによりいずれか一つに点
が表示し、評価が選択される。そして、顧客用PC30
は回答者が代理店であるかメーカーであるかにより、代
理店評価登録情報あるいはメーカー評価登録情報を作成
し、サーバコンピュータ20に送出する。サーバコンピ
ュータ20では、代理店評価登録情報あるいはメーカー
評価登録情報に基づいて、代理店評価情報ファイル21
fあるいはメーカー評価情報ファイル21gが更新され
る。
【0073】ところで、代理店やメーカーに関する情報
を蓄積させるため、代理店用PC40やメーカー用PC
50から代理店やメーカーに関する情報の操作入力が可
能となっている。図20は、代理店に関する情報を登録
する表示画面例を示す図である。なお、図示していない
が、メーカー用PC50のディスプレイにも同様の画面
が表示される。同図において、分類選択ラジオボタン6
7aがクリックされることにより、代理店の分類は選択
される。また、記入欄67bがクリックされると、キー
ボードにより、メールアドレス、代理店名、住所、担当
者名、電話番号、FAX番号が入力可能となる。入力後
は、送信ボタン67cがクリックされることにより、代
理店用PC40は入力された内容に基づいて代理店登録
情報を作成し、サーバコンピュータ20に送出してサー
バコンピュータ20に代理店情報ファイル21dを更新
させる。また、リセットボタン67dがクリックされる
ことにより、代理店登録の操作入力を終了させる。
【0074】本実施形態では、顧客用PC30にて代理
店の地域を指定し、代理店の一覧を入手するとともに、
一覧の中から代理店を選択して送信することが可能とな
っている。図21に示すように、顧客用PC30のディ
スプレイ35に表示された地域ボックス68aがクリッ
クされることにより、北海道、東北地方といった地域の
選択が可能である。地域選択後は、検索実行ボタン68
bがクリックされることにより、サーバコンピュータ2
0から代理店情報が出力され、顧客用PC30では図2
2に示すように選択された地域の代理店の一覧表69a
が表示される。この一覧表示画面には、選択された代理
店名、住所、評価が表示されている。また、各代理店に
対応して一覧表69aの左端に送信ボタン69bが設け
られており、送信ボタン69bがクリックされることで
図19に示した代理店への送信内容入力画面となる。そ
の後は、上述した操作入力が行われることにより、選択
された代理店へ入力された内容を送信することが可能で
ある。
【0075】本問い合わせシステム100は、サーバコ
ンピュータ20のハードディスク21に回答情報が蓄積
されているため、顧客用PC30から回答情報の検索を
行うことが可能な構成となっている。図23に示すよう
に、顧客用PC30のディスプレイ35に表示された分
類選択ラジオボタン70aや種別指定ラジオボタン70
bがクリックされることにより、まず、検索対象の分類
を選択させ、問い合わせ項目を選択させる。そして、顧
客用PC30は、顧客にキーボード37から記入欄70
cにキーワードを入力させ、検索ボタンがクリックされ
ることにより、入力された内容から検索依頼情報を作成
して、サーバコンピュータ20に送出する。すると、サ
ーバコンピュータ20から検索結果情報が出力され、顧
客用PC30では図24に示すように検索結果の一覧表
71aが表示される。この一覧表示画面には、入力され
た検索キーワード、検索内容に対応する問い合わせ内
容、回答件数が表示されている。また、各問い合わせに
対して一覧表71aの左端に一覧表示ボタン71bが表
示されており、問い合わせ内容に対する回答の一覧が表
示されるようになっている。このように、顧客が回答情
報を検索することができるので、代理店やメーカーへの
問い合わせの頻度を少なくさせることができ、回答する
際の代理店やメーカーの負担を少なくさせることができ
る。また、代理店用PC40やメーカー用PC50から
は、回答情報の他に、問い合わせ情報、代理店情報、メ
ーカー情報のように、サーバコンピュータ20に蓄積さ
れている蓄積情報を検索して入手することが可能となっ
ている。したがって、代理店やメーカーは、これらの情
報から顧客を分析することが可能となる。
【0076】以下、本問い合わせシステム100におけ
るサーバコンピュータ20、顧客用PC30、代理店用
PC40、メーカー用PC50にて実行される処理をフ
ローチャートに沿って説明する。図25はサーバコンピ
ュータ20にて実行される処理の概略を示すフローチャ
ートであり、図26は各要求に対応する処理を示す図で
ある。サーバコンピュータ20は、処理を実行する前提
として所定のデフォルトHTMLファイル21aを有し
ている。ステップS100では、通信I/F23を介し
てPC30,40,50からのアクセスを常時受け付け
ている。そして、PC30,40,50からのアクセス
を受け付けると、このアクセスが図26に示す要求かど
うかを判断し(ステップS110)、これらの要求であ
ればステップS120で要求に対応する処理を行い、ス
テップS100に戻る。図26に示す要求でなければ、
ステップS100に戻り、再びPC30,40,50か
らのアクセスを受け付ける。
【0077】図26に示すように、受け付けたアクセス
が、顧客用PC30からの問い合わせ登録の要求である
場合、後述する問い合わせ情報出力処理を行う。代理店
用PC40やメーカー用PC50からの回答登録の要求
である場合、後述する回答情報更新処理を行う。顧客用
PC30からの回答の入手依頼の要求である場合、後述
する回答情報出力処理を行う。代理店用PC40やメー
カー用PC50からの代理店・メーカー登録の要求であ
る場合、後述する代理店情報更新処理あるいはメーカー
情報更新処理を行う。顧客用PC30からの代理店の地
域指定の要求である場合、後述する代理店情報出力処理
を行う。顧客用PC30からの代理店への送信の要求で
ある場合、後述する代理店送信情報出力処理を行う。顧
客用PC30からの代理店あるいはメーカーの評価登録
の要求である場合、後述する評価情報更新処理を行う。
顧客用PC30からの回答情報の検索依頼の要求である
場合、後述する検索結果情報出力処理を行う。そして、
代理店用PC40やメーカー用PC50からの蓄積情報
入手依頼の要求である場合、後述する蓄積情報出力処理
を行う。以上のフローにて、本問い合わせシステム10
0は、顧客用PC30、代理店用PC40、メーカー用
PC50の間で問い合わせに関する処理を行っている。
【0078】以下、ステップS120の各処理について
説明する。図27は、問い合わせ情報出力処理の概略を
示すフローチャートである。同図において、サーバコン
ピュータ20は、まず、インターネット網10を介して
入力された問い合わせ登録要求に対応するURLからC
GIプログラム22を起動する(ステップS200)。
顧客用PC30からは、顧客識別情報、分類選択情報、
種別情報を含む問い合わせ内容についての問い合わせ登
録情報が送出されており、この問い合わせ登録情報に受
付番号を付与する(ステップS202)。受付番号は問
い合わせ登録情報ごとに異なっており、代理店用PC4
0やメーカー用PC50に対する識別情報として機能す
る。そして、分類選択情報、種別情報、問い合わせ登録
情報を入手した日付、問い合わせ内容を問い合わせ情報
として、図5に示したように、顧客識別情報ごとに区分
して問い合わせ情報ファイル21bに記憶する(ステッ
プS204)。すなわち、問い合わせ情報は顧客識別情
報ごとに区分されて情報記憶領域であるハードディスク
21に蓄積される。同時に、問い合わせ情報に対応させ
て問い合わせ情報ファイル21bに格納する。本実施形
態の場合、問い合わせ情報ファイル21bには図13で
示したように、顧客識別情報に顧客のメールアドレス、
分類選択情報に「工具」、「計測」、「その他」のいず
れか、種別情報に「価格」、「仕様」、「技術的質問」
のいずれかが格納される。
【0079】そして、分類選択情報に含まれる分類と、
種別情報に含まれる問い合わせ項目とに対応する回答者
用コンピュータに、受付番号を付加した問い合わせ情報
を出力し(ステップS206)、本フローを抜ける。例
えば、図13の最上欄に記載されている問い合わせ情報
は、分類が「工具」、問い合わせ項目が「技術的質問」
であり、「技術的質問」に対応する種別は「代理店,メ
ーカー」であるので、この問い合わせ情報は工具の分類
である代理店用PC40、メーカー用PC50両方に出
力されることになる。すなわち、本フローは、通信回線
であるインターネット網10を介して顧客用PC30か
ら入力される問い合わせ登録情報に基づいて情報記憶領
域であるハードディスク21に記憶されている問い合わ
せ情報ファイル21bの更新作業を実行する。同時に、
問い合わせ登録情報に含まれる種別情報と、分類選択情
報に含まれる分類とに対応する回答者用コンピュータに
問い合わせ情報を出力する。この意味で、本発明にいう
問い合わせ情報出力手段を構成している。
【0080】図28は、回答情報更新処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、サーバコンピュ
ータ20は、まず、回答登録要求に対応するURLから
CGIプログラム22を起動する(ステップS22
0)。代理店用PC40あるいはメーカー用PC50か
らは、代理店識別情報あるいはメーカー識別情報、公開
選択情報を含む回答内容についての回答登録情報が送出
されている。また、回答登録情報を問い合わせ情報に対
応させるために、代理店用PC40あるいはメーカー用
PC50に、受付番号を返信させている。そして、代理
店/メーカー識別情報、公開選択情報、回答登録情報を
入手した日付、回答内容を回答情報として、図6に示し
たように、受付番号ごとに区分して回答情報ファイル2
1cに記憶する(ステップS222)。本実施形態の場
合、回答情報ファイル21cには図15で示したよう
に、代理店/メーカー識別情報にメールアドレス、公開
選択情報に「公開可」、「公開不可」のいずれかが格納
される。ここで、受付番号は問い合わせ情報に対応して
いるので、回答情報は問い合わせ情報ごとに区分されて
ハードディスク21に蓄積されることになる。なお、ス
テップS222では、代理店評価情報ファイル21fあ
るいはメーカー評価情報ファイル21gから対応する代
理店評価情報あるいはメーカー評価情報を抽出し、回答
回数を1加算して、もとの代理店評価情報ファイル21
fあるいはメーカー評価情報ファイル21gに記憶する
処理も行っている。その後は、本フローを抜け、処理を
終了する。
【0081】図29は、回答情報出力処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、サーバコンピュ
ータ20は、まず、回答情報の入手依頼要求に対応する
URLからCGIプログラム22を起動する(ステップ
S240)。顧客用PC30から入力された入手依頼情
報には、図16の回答入手画面にて入力された顧客のメ
ールアドレスが含まれており、問い合わせ情報ファイル
21bから顧客のメールアドレスに対応する問い合わせ
情報、受付番号を抽出する(ステップS242)。例え
ば、顧客のメールアドレスが「メールアドレス1」とす
ると、図13に示した問い合わせ情報ファイル21bの
例では受付番号「KOTEC−00001」、「KOT
EC−00012」と、これらの受付番号に対応する二
つの問い合わせ情報が抽出される。次に、回答情報ファ
イル21cから抽出した受付番号に対応する回答情報を
抽出する(ステップS244)。図15に示した回答情
報ファイル21cの例では、メールアドレスが「アドレ
ス代理店A」、「アドレスメーカーA」、「アドレスメ
ーカーB」、「アドレス代理店B」である回答情報が受
付番号「KOTEC−00001」に対応するものとし
て抽出される。
【0082】そして、代理店情報ファイル21dあるい
はメーカー情報ファイル21eから、回答情報に含まれ
る代理店/メーカー識別情報に対応する代理店情報ある
いはメーカー情報を抽出する(ステップS246)。図
15の最上欄に示した回答情報では、代理店識別情報は
「アドレス代理店A」であり、図8に示した代理店情報
ファイル21dの例では、最上欄の代理店情報が抽出さ
れる。さらに、代理店評価情報ファイル21fあるいは
メーカー評価情報ファイル21gから、代理店/メーカ
ー識別情報に対応する代理店評価情報あるいはメーカー
評価情報を抽出し、回答者の評価を算出する(ステップ
S248)。これらの評価情報には、回答回数と顧客評
価指数が含まれており、回答回数と顧客評価指数を用い
て所定の演算を行うことで評価が算出される。本実施形
態の場合、顧客用PC30から図18の回答情報の詳細
表示画面で選択される三段階の評価に対して、「よい」
に6点、「ふつう」に4点、「悪い」に2点を付与し、
回答者の全回答に対する付与された点数の平均を顧客評
価指数としている。そして、回答回数を全問い合わせ回
数で割って回答率を求め、顧客評価指数に回答率を乗じ
て小数点以下切り捨てた後、算出結果が6点の場合は5
点に修正し、0点の場合は1点に修正して、五段階評価
としている。
【0083】以上の処理で得られた問い合わせ情報、回
答情報、代理店/メーカー情報、評価は、顧客のメール
アドレスに対応する顧客用PC30に出力され(ステッ
プS250)、本フローを抜ける。このように、本フロ
ーは、顧客用PC30から入力される入手依頼情報に応
じて回答情報を出力する。この意味で、本発明にいう回
答情報出力手段を構成している。また、回答情報更新処
理と回答情報出力処理のフローは、通信回線を介して回
答者用コンピュータから入力される回答登録情報に基づ
いて情報記憶領域であるハードディスク21の更新作業
を実行するとともに、回答登録情報に対応する顧客用P
C30に回答情報を出力する。この意味でも本発明にい
う回答情報出力手段を構成している。
【0084】代理店・メーカー情報更新処理のフロー
は、概略については図28の回答情報更新処理の概略フ
ローと同様であるので図面を省略している。登録要求が
代理店用PC40からの場合、代理店用PC40からは
代理店識別情報と分類登録情報とを含む代理店に関する
情報の代理店登録情報が送出されている。そして、代理
店識別情報、分類登録情報、その他代理店に関する情報
を代理店情報として、ハードディスク21に記憶させて
いる代理店情報ファイル21dに格納する。すなわち、
代理店情報は代理店識別情報ごとに区分されて、情報記
憶領域であるハードディスク21に蓄積される。また、
登録要求が代理店用PC40からの場合も同様にして、
メーカー識別情報ごとに区分されて、メーカー識別情
報、分類登録情報、その他メーカーに関する情報をメー
カー情報としてメーカー情報ファイル21eに格納す
る。すなわち、代理店情報更新処理は、通信回線を介し
て代理店用PC40から入力される代理店登録情報に基
づいて情報記憶領域であるハードディスク21の更新作
業を実行する。この意味で、本発明にいう代理店情報更
新手段を構成している。また、メーカー情報更新処理
が、本発明にいうメーカー情報更新手段を構成してい
る。
【0085】図30は、代理店情報出力処理の概略を示
すフローチャートである。同図において、サーバコンピ
ュータ20は、まず、代理店送信要求に対応するURL
からCGIプログラム22を起動する(ステップS26
0)。顧客用PC30からは、地域を指定した地域指定
情報が送出されており、代理店情報ファイル21dから
この地域指定情報に対応する代理店情報を抽出する(ス
テップS262)。例えば、地域指定情報が「北海道」
である場合、図8の代理店情報ファイル21dの例では
記憶されている住所が北海道に該当する代理店情報を抽
出する。さらに、代理店評価情報ファイル21fから、
抽出した代理店情報に含まれる代理店識別情報に対応す
る代理店評価情報を抽出し、回答者の評価を算出する
(ステップS264)。評価手法は、回答情報出力処理
と同様である。そして、地域指定情報を送出した顧客用
PC30に、抽出した代理店情報を出力し(ステップS
266)、本フローを抜ける。すなわち、本フローは、
顧客用PC30から入力される地域指定情報に対応する
代理店情報を、地域指定情報が入力された顧客用PC3
0に出力する。この意味で、本発明にいう代理店情報出
力手段を構成している。
【0086】図31は、代理店送信情報出力処理の概略
を示すフローチャートである。同図において、サーバコ
ンピュータ20は、まず、代理店送信要求に対応するU
RLからCGIプログラム22を起動する(ステップS
280)。顧客用PC30からは、顧客識別情報、代理
店選択情報を含む代理店への送信内容についての代理店
送信情報が送出されており、代理店選択情報に対応する
代理店識別情報を抽出し、顧客識別情報、代理店識別情
報、代理店への送信内容等を代理店購入情報ファイル2
1hに記憶する(ステップS282)。そして、代理店
選択情報に対応する代理店用PC40に代理店への送信
内容を出力する(ステップS284)。すなわち、本フ
ローは、代理店送信情報を入手するとともに、代理店選
択情報に対応する代理店用PC40に、代理店送信情報
に含まれる代理店への送信内容を出力する。この意味
で、本発明にいう代理店送信情報出力手段を構成してい
る。
【0087】評価情報更新処理のフローは、概略につい
ては図28の回答情報更新処理の概略フローと同様であ
るので図面を省略している。顧客用PC30からは、回
答に対する顧客の評価を含む代理店評価登録情報あるい
はメーカー評価登録情報が送出されている。ここで、代
理店/メーカー評価情報に含まれる評価である「よ
い」、「ふつう」、「悪い」にそれぞれ6点、4点、2
点を付与する。次に、代理店評価情報ファイル21fあ
るいはメーカー評価情報ファイル21gからこの代理店
/メーカー評価登録情報に対応する代理店評価情報ある
いはメーカー評価情報を抽出する。そして、回答者の全
回答に対する付与された点数の平均である顧客評価指数
を、上述の評価点数に基づいて更新し、代理店評価情報
ファイル21fあるいはメーカー評価情報ファイル21
gに記憶して処理を終了する。すなわち、本フローは、
通信回線を介して顧客用PC30から入力される代理店
/メーカー評価登録情報に基づいて情報記憶領域である
ハードディスク21の更新作業を実行する。この意味
で、本発明にいう評価情報更新手段を構成している。
【0088】図32は、検索結果情報出力処理の概略を
示すフローチャートである。同図において、サーバコン
ピュータ20は、まず、検索依頼要求に対応するURL
からCGIプログラム22を起動する(ステップS30
0)。顧客用PC30からは、分類選択情報、種別情
報、検索するキーワードを含む検索依頼情報送出されて
いる。そこで、回答情報ファイル21cから分類選択情
報、種別情報に対応し、公開選択情報が公開可であると
ともに、回答内容に検索キーワードが含まれる回答情報
を抽出する(ステップS302)。例えば、検索キーワ
ードが「ドリル」であって、分類が「工具」、問い合わ
せ項目が「技術的質問」である場合、種別は「代理店,
メーカー」両者であり、図15の回答情報ファイル21
cの例では「公開可」である回答情報の中で「ドリル」
というキーワードを含む回答情報を抽出する。なお、種
別が「代理店」のみであれば、回答情報に含まれるメー
ルアドレスから「代理店」に相当するもののみを抽出す
る。次に、回答情報と対応する受付番号に一致する問い
合わせ情報を問い合わせ情報ファイル21bから探し出
す(ステップS304)。すなわち、回答情報に対応す
る問い合わせ情報を抽出することになる。さらに、抽出
された問い合わせ情報にリンクしている回答情報数を算
出する(ステップS306)。そして、問い合わせ情
報、回答情報、回答情報数を検索結果情報として、検索
依頼情報を送出した顧客用PC30に出力し(ステップ
S308)、本フローを抜ける。すなわち、本フロー
は、顧客用PC30から入力される検索依頼情報に対応
する回答情報を抽出して検索結果情報を作成し、検索依
頼情報が入力された顧客用PC30に出力する。また、
公開選択情報に公開を可とする情報が含まれている回答
情報についてのみ、検索結果情報を作成する。この意味
で、本発明にいう検索結果情報出力手段を構成してい
る。
【0089】図33は、蓄積情報出力処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、サーバコンピュ
ータ20は、まず、蓄積情報入手依頼要求に対応するU
RLからCGIプログラム22を起動する(ステップS
320)。代理店用PC40あるいはメーカー用PC5
0からは、蓄積情報入手依頼情報が送出されている。そ
こで、ハードディスク21から蓄積情報入手依頼情報に
応じて各種の蓄積情報を抽出する(ステップS32
2)。例えば、回答情報の検索依頼要求である場合に
は、上述した検索結果情報出力処理と同様の処理を行え
ばよい。そして、抽出した蓄積情報を、蓄積情報入手依
頼情報を送出した代理店用PC40あるいはメーカー用
PC50に出力し(ステップS324)、本フローを抜
ける。すなわち、本フローは、蓄積情報入手依頼情報に
基づいて、情報記憶領域であるハードディスク21に蓄
積された蓄積情報を、蓄積情報入手依頼情報が入力され
た回答者用コンピュータに出力する。この意味で、本発
明にいう蓄積情報出力手段を構成している。
【0090】次に、顧客用PC30、代理店用PC4
0、メーカー用PC50で実行される処理の概略を図3
4のフローチャートにて説明する。なお、PC30,4
0,50の処理は後述するステップS440以外にはほ
とんど同じであり、まとめて説明する。同図において、
まず、通信I/Fを介してサーバコンピュータ20に対
し通信回線の接続を開始し(ステップS400)、回線
接続が成功したかどうかを判断する(ステップS41
0)。回線接続が成功しなかったと判断したときには、
ディスプレイにエラー表示を行い、ステップS400に
戻る。回線接続が成功したと判断したときには、ディス
プレイに表示する画面のデータを入手するため、HTM
Lデータの送信要求を行う(ステップS420)。HT
MLデータを入手すると(ステップS430)、PC別
に異なる処理を実行し(ステップS440)、接続を終
了する(ステップS450)。
【0091】図35は、顧客用PC30にて実行される
ステップS440の処理の概略を示している。なお、戻
りボタンやリセットボタンがクリックされたときの処理
等、一部の処理については省略している。同図におい
て、顧客用PC30は入手したHTMLデータをもと
に、問い合わせ登録、回答入手、代理店情報入手、回答
検索を選択するメニュー表示画面をディスプレイ35に
表示し(ステップS500)、メニューを選択する入力
がされたかどうかを判断する(ステップS502)。入
力がされていない場合は入力されるまでステップS50
2を繰り返し行う。
【0092】入力が問い合わせ登録である場合、図12
で示したように問い合わせ登録画面をディスプレイ35
に表示し、顧客に分類を選択させるとともに、問い合わ
せ項目を選択させることで種別を指定させる(ステップ
S510)。図12では、ラジオボタン61a,61b
がクリックされることにより、分類選択と種別指定の操
作入力を受け付けたことになる。また、記入欄61cへ
の問い合わせ内容の操作入力を受け付ける(ステップS
512)。次に、選択された分類から分類選択情報を作
成し、指定された種別から種別情報を作成するととも
に、問い合わせ内容に種別情報、分類選択情報、顧客識
別情報であるメールアドレスを付加して、問い合わせ登
録情報を作成する。図12では、分類として「工具」が
選択されているので、分類選択情報は「工具」となる。
また、問い合わせ項目としては「技術的質問」が選択さ
れているので、種別情報は上述のように「技術的質問」
となる。そして、送信ボタン61dがマウス36でクリ
ックされると、問い合わせ登録情報をサーバコンピュー
タ20に送出する(ステップS514)。すると、サー
バコンピュータ20にて図27の問い合わせ情報出力処
理が行われ、問い合わせ情報ファイル21bには図13
で示したようにメールアドレスごとに区分されて受付番
号と問い合わせ情報とが格納される。同時に、問い合わ
せ情報が受付番号とともに分類選択情報と種別情報に対
応する回答者用コンピュータに出力される。なお、リセ
ットボタン61eがクリックされると、ステップS51
4の処理を行わずにメニュー表示画面に戻る。
【0093】すなわち、ステップS510からS514
のフローは、回答者用コンピュータの種別の少なくとも
一つを指定する操作入力を受け付けて上記種別情報を作
成するとともに、回答者への問い合わせの操作入力を受
け付けて、種別情報と顧客識別情報とを付加した問い合
わせ登録情報を作成して送出する。また、回答者の分類
を選択する操作入力を受け付けて分類選択情報を作成す
るとともに、この分類選択情報を問い合わせ登録情報に
含めて送出する。この意味で、本発明にいう問い合わせ
登録要求手段を構成している。
【0094】入力が回答入手である場合、図16に示し
た回答入手画面をディスプレイ35に表示し、顧客にメ
ールアドレスを入力させる(ステップS520)。そし
て、検索ボタン63bがクリックされると、顧客のメー
ルアドレスを含む入手依頼情報を作成し、この入手依頼
情報をサーバコンピュータ20に送出する(ステップS
522)。すなわち、ステップS520からS522の
フローは、回答情報についての入手依頼の操作入力を受
け付け、入手依頼情報を作成してサーバコンピュータ2
0に送出する意味で、本発明にいう入手依頼要求手段を
構成している。すると、サーバコンピュータ20にて図
29の回答情報出力処理が行われ、サーバコンピュータ
20から、上述したように問い合わせ情報と、この問い
合わせ情報に対応する回答情報と、回答情報に対応する
代理店/メーカー情報と、回答者の評価とが出力され
る。そこで、顧客用PC30はこれらの情報を入手し、
図17、図18に示したように問い合わせ内容、回答内
容、回答者名、評価等を表示する。すなわち、ステップ
S520からS524のフローは、問い合わせ登録情報
に対応する回答情報を入手する意味で、本発明にいう回
答情報入手手段を構成している。
【0095】また、図17で回答が選択されて図18の
詳細表示画面となっているとき、評価選択ラジオボタン
65dがクリックされると、代理店あるいはメーカーの
評価内容の操作入力を受け付けたことになる。そして、
回答者が代理店であるかメーカーであるかに応じて、
「よい」、「ふつう」、「悪い」を含む代理店評価登録
情報あるいはメーカー評価登録情報を作成し、サーバコ
ンピュータ20に送出する(ステップS526)。この
意味で、ステップS526の処理は本発明にいう評価登
録要求手段を構成している。
【0096】選択された回答が代理店からのものである
場合、図18の詳細表示画面には送信内容入力ボタン6
5cが表示されている。この送信内容入力ボタン65c
がクリックされると、図19に示したように選択された
代理店への送信内容を入力させる画面を表示する。そし
て、記入欄66aへの送信内容の操作入力を受け付け、
入力された送信内容に、選択された代理店に関する代理
店選択情報と、顧客識別情報とを付加して代理店送信情
報を作成し、サーバコンピュータ20に送出する(ステ
ップS528)。すなわち、ステップS528の処理
は、代理店情報に基づいて代理店を選択する操作入力を
受け付け、代理店選択情報を作成するとともに、選択さ
れた代理店への送信内容の操作入力を受け付け、代理店
選択情報と顧客識別情報とを付加した代理店送信情報を
作成してサーバコンピュータ20に送出する。この意味
で、本発明にいう代理店送信要求手段を構成している。
なお、図18で送信内容入力ボタン65cがクリックさ
れず、リセットボタン65eがクリックされると、ステ
ップS528を行うことなくステップS500のメニュ
ー表示に戻る。また、選択された回答がメーカーからの
ものである場合、送信内容入力ボタン65cが表示され
ないのでステップS528を行わない。したがって、顧
客からメーカーへ直接送信することはできないようにな
っている。
【0097】入力が代理店情報入手である場合、図21
で示したように代理店情報入手画面をディスプレイ35
に表示し、顧客に代理店の存在する地域を選択させる
(ステップS530)。そして、選択された地域を地域
指定情報として、サーバコンピュータ20に送出する
(ステップS532)。図21では、地域として「北海
道」が選択されているので、地域指定情報は「北海道」
となる。すると、サーバコンピュータ20で図30の代
理店情報出力処理が実行され、サーバコンピュータ20
から地域指定情報に対応する代理店情報が、代理店情報
に対応する評価とともに出力される。そこで、顧客用P
C30は評価を含む代理店情報を入手し、図22で示し
たように代理店の一覧を表示する。すなわち、ステップ
S530からS534のフローは、代理店の地域を指定
する操作入力を受け付け、地域指定情報を作成してサー
バコンピュータ20に送出するとともに、地域指定情報
に対応する代理店情報を評価とともに入手する。この意
味で、本発明にいう代理店情報入手手段を構成してい
る。
【0098】また、図22の送信ボタン69bがクリッ
クされると、図19に示したように選択された代理店へ
の送信内容を入力させる画面を表示する。そして、ステ
ップS528と同様、記入欄66aへの送信内容の操作
入力を受け付け、入力された送信内容に、選択された代
理店に関する代理店選択情報と、顧客識別情報とを付加
して代理店送信情報を作成し、サーバコンピュータ20
に送出する(ステップS536)。その後は、ステップ
S500のメニュー表示画面に戻るようになっている。
【0099】入力が回答検索である場合、図23で示し
たように回答検索画面をディスプレイ35に表示し、顧
客に分類を選択させるとともに、問い合わせ項目を選択
させることで種別を指定させる(ステップS540)。
また、記入欄70cへの検索キーワードの操作入力を受
け付ける(ステップS542)。次に、選択された分類
から分類選択情報を作成し、選択された問い合わせ項目
から種別情報を作成するとともに、検索キーワードに種
別情報、分類選択情報、顧客識別情報を付加して、検索
依頼情報を作成する。そして、検索ボタン70dがクリ
ックされると、検索依頼情報をサーバコンピュータ20
に送出する(ステップS544)。すると、サーバコン
ピュータ20にて図32の検索結果情報出力処理が行わ
れ、検索依頼情報に対応する回答情報、問い合わせ情
報、回答情報数を含む検索結果情報が出力される。そこ
で、顧客用PC30はこの検索結果情報を入手し、図2
4で示したように検索結果が表示する(ステップS54
6)。その後は、ステップS500のメニュー表示画面
に戻る。すなわち、ステップS540からS546のフ
ローは、情報記憶領域であるハードディスク21に蓄積
された回答情報に対する検索内容の操作入力を受け付
け、検索依頼情報を作成してサーバコンピュータ20に
送出するとともに、検索依頼情報に対応する検索結果情
報を入手する。この意味で、本発明にいう検索結果情報
入手手段を構成している。
【0100】図36は、代理店用PC40にて実行され
るステップS440の処理の概略を示している。本フロ
ーも図35のフローと同様、戻りボタンやリセットボタ
ンがクリックされた際の処理等、一部の処理について省
略している。なお、代理店用PC40へは、別途、顧客
からの代理店送信情報が電子メールにて送信されるよう
になっている。ブラウザのように電子メールを入手して
ディスプレイ画面等に表示可能な汎用的な電子メールソ
フトを代理店用PC40にインストールしておくこと
で、代理店用PC40は代理店送信情報を入手すること
ができる。そして、電子メールソフトが代理店送信情報
に含まれる送信内容をディスプレイ画面に表示したり外
部のプリンタに印刷したりすることで、代理店は顧客か
らの送信内容を確認することができる。すなわち、顧客
からの送信内容を入手するブラウザの行う処理は、本発
明にいう代理店送信情報入手手段を構成している。図3
6において、代理店用PC40は入手したHTMLデー
タをもとに、回答登録、代理店登録あるいはメーカー登
録、蓄積情報入手を選択するメニュー表示画面をディス
プレイに表示し(ステップS600)、メニューを選択
する入力がされたかどうかを判断する(ステップS60
2)。入力がされていない場合は入力されるまでステッ
プS602を繰り返し行う。
【0101】入力が回答登録である場合、種別や分類に
応じた問い合わせ情報を入手して図14で示したように
問い合わせ登録画面をディスプレイに表示し、記入欄6
2cへの回答内容の操作入力を受け付ける(ステップS
610)。ここで、問い合わせ情報には顧客を特定する
情報は含まれておらず、代わりに受付番号が含まれてい
るので、この受付番号を問い合わせ登録画面に表示して
いる。また、公開チェックボックス62dをクリックさ
せることで、回答者に入力された回答の公開の可否を選
択させる(ステップS612)。次に、選択された公開
の可否から公開選択情報を作成し、回答内容に公開選択
情報、代理店識別情報であるメールアドレスを付加し
て、回答登録情報を作成する。図14では、公開チェッ
クボックス62dにレ印がつけられているので、公開選
択情報は「公開可」となる。そして、送信ボタン62e
がクリックされると、入手した受付番号とともに回答登
録情報をサーバコンピュータ20に送出し(ステップS
614)、ステップS600のメニュー表示画面に戻
る。すると、サーバコンピュータ20にて図28の回答
情報更新処理が行われ、回答情報ファイル21cには図
15で示したように回答情報が格納される。なお、リセ
ットボタン62fがクリックされると、ステップS61
4の処理を行わずにメニュー表示画面に戻る。
【0102】すなわち、ステップS610からS614
のフローは、問い合わせ情報を入手するとともに、問い
合わせ情報に対応する回答の操作入力を受け付けて回答
登録情報を作成して送出する。また、代理店識別情報を
回答登録情報に含めて送出するとともに、情報記憶領域
であるハードディスク21に蓄積された回答情報に対す
る公開の可否を選択する操作入力を受け付けて公開選択
情報を作成し、公開選択情報も回答登録情報に含めて送
出する。この意味で、本発明にいう回答登録要求手段を
構成している。
【0103】入力が代理店登録である場合、図20で示
したように代理店登録画面をディスプレイに表示し、分
類選択ラジオボタン67aをクリックさせることによ
り、分類を登録する操作入力を受け付ける(ステップS
620)。また、記入欄67bへの代理店に関する情報
の操作入力を受け付ける(ステップS622)。次に、
選択された分類から分類登録情報を作成し、記入内容に
分類登録情報、代理店識別情報であるメールアドレスを
付加して、代理店登録情報を作成する。図20では、分
類選択ラジオボタン67aのうち「工具」が選択されて
いるので、分類登録情報は「工具」となる。そして、送
信ボタン67cがクリックされると、代理店登録情報を
サーバコンピュータ20に送出し(ステップS62
4)、ステップS600のメニュー表示画面に戻る。す
ると、サーバコンピュータ20にて代理店情報更新処理
が行われ、代理店情報ファイル21dには図8で示した
ように代理店情報が格納される。なお、リセットボタン
67dがクリックされると、ステップS624の処理を
行わずにメニュー表示画面に戻る。すなわち、ステップ
S620からS624のフローは、代理店に関する情報
の操作入力を受け付け、代理店識別情報を付加した代理
店登録情報を作成して送出する。また、代理店の分類を
登録する操作入力を受け付けて分類登録情報を作成する
とともに、分類登録情報を代理店登録情報に含めて送出
する。この意味で、本発明にいう代理店登録要求手段を
構成している。
【0104】入力が蓄積情報入手依頼である場合、図示
しない蓄積情報入手依頼画面をディスプレイに表示し、
サーバコンピュータ20のハードディスク21に蓄積さ
れている各種情報のうち入手したい情報の条件を代理店
に入力させる(ステップS630)。そして、検索指示
の操作入力がされると、入力された条件を含む蓄積情報
入手依頼情報を作成し、サーバコンピュータ20に送出
する(ステップS632)。すると、サーバコンピュー
タ20にて図33の蓄積情報出力処理が行われ、蓄積情
報入手依頼情報に対応する蓄積情報が出力される。そこ
で、代理店用PC40はこの蓄積情報を入手し、蓄積情
報を表示する(ステップS634)。その後は、ステッ
プS600のメニュー表示画面に戻る。すなわち、ステ
ップS630からS634のフローは、情報記憶領域で
あるハードディスク21に蓄積された各種情報の入手依
頼の操作入力を受け付け、蓄積情報入手依頼情報を作成
してサーバコンピュータ20に送出するとともに、蓄積
情報入手依頼情報に対応する蓄積情報を入手する。この
意味で、本発明にいう蓄積情報入手手段を構成してい
る。
【0105】メーカー用PC50にて実行されるステッ
プS440の処理は、回答者が違うため表示等若干異な
るものの、代理店用PC40の処理と同様であるので、
説明を省略する。すなわち、メーカー用PC50にて実
行されるステップS440の処理は、本発明にいう回答
登録要求手段、メーカー登録要求手段、蓄積情報入手手
段を構成している。なお、メーカー用PC50には顧客
から直接送信内容が送信されないので、代理店用PC4
0に別途設けられている代理店送信情報入手手段は、メ
ーカー用PC50には備えられていないことになる。
【0106】以上の構成で、顧客が顧客用PC30に問
い合わせ項目を選択することで回答者の種別を指定し、
分類を選択する入力をするとともに、指定した種別、か
つ、選択された分類の回答者に対する問い合わせを入力
すると、問い合わせ情報が作成され、顧客が指定した回
答者に相当するPC40,50に出力される。すると、
指定された回答者のみが問い合わせを入手してPC4
0,50に問い合わせに対する回答を入力することがで
き、回答情報が作成されて対応する顧客用PC30に出
力される。すなわち、顧客は顧客用PC30から問い合
わせに対する回答を入手することができるようになって
いる。
【0107】以上説明したように、本発明によると、顧
客からの問い合わせは、例えば代理店だけというように
ある種別の回答者だけにではなく、顧客が指定した種別
の回答者に伝達される。このため、それぞれの回答者が
業務の種別に応じて顧客から直接問い合わせ内容を入手
することが可能である。メーカー、代理店、顧客からな
る流通システムの場合、従来では代理店を通してしか入
手することのできなかった顧客からの問い合わせが直接
メーカーにも伝達されることになる。また、指定されな
い種別の回答者には顧客からの問い合わせが伝達されな
いので、例えば代理店がメーカーに知られたくない価格
のような情報は、顧客に問い合わせ先の種別を指定させ
ることで、メーカーに伝達されない。その結果、メーカ
ーは顧客に直接販売をすることができない。さらに、顧
客を識別する情報が回答者に伝達されないので、より確
実に流通システムを維持させることが可能である。ま
た、問い合わせに対して回答した代理店には直接送信す
ることができたり、代理店やメーカーの評価が通知され
たり、蓄積された回答情報を検索して利用することがで
きたり等、本問い合わせシステムは種々利用価値の大き
い機能が付加されている。このように、顧客と業務に相
当した複数の種別の回答者からなる流通システムを維持
させるとともに、それぞれの回答者に業務の種別に応じ
て顧客から直接問い合わせ内容を入手させることが可能
であり、利用価値の大きい問い合わせシステム、問い合
わせ方法、問い合わせプログラムを記録した媒体、問い
合わせ装置、問い合わせ装置の制御方法および問い合わ
せ装置の制御プログラムを記録した媒体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる問い合わせシステ
ムを含むネットワーク構成の概略図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる問い合わせシステ
ムの構成を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる問い合わせシステ
ムの構成を示す概略図である。
【図4】サーバコンピュータのハードウェア構成を示す
概略図である。
【図5】ハードディスクに記憶される問い合わせ情報フ
ァイルの構造を示す模式図である。
【図6】ハードディスクに記憶される回答情報ファイル
の構造を示す模式図である。
【図7】ハードディスクに記憶される代理店情報ファイ
ルの構造を示す模式図である。
【図8】代理店情報ファイルに格納されたデータの具体
例を示す模式図である。
【図9】ハードディスクに記憶される代理店評価情報フ
ァイルの構造を示す模式図である。
【図10】ハードディスクに記憶される代理店購入情報
ファイルの構造を示す模式図である。
【図11】顧客用パーソナルコンピュータの構成を示す
概略図である。
【図12】顧客用パーソナルコンピュータにおける問い
合わせ登録の表示画面例を示す図である。
【図13】問い合わせ情報ファイルに格納されたデータ
の具体例を示す模式図である。
【図14】顧客用パーソナルコンピュータにおける回答
登録の表示画面例を示す図である。
【図15】回答情報ファイルに格納されたデータの具体
例を示す模式図である。
【図16】顧客用パーソナルコンピュータにおける回答
入手依頼の表示画面例を示す図である。
【図17】顧客用パーソナルコンピュータにおける回答
一覧の表示画面例を示す図である。
【図18】顧客用パーソナルコンピュータにおける回答
の詳細表示画面例を示す図である。
【図19】顧客用パーソナルコンピュータにおける送信
内容入力の表示画面例を示す図である。
【図20】代理店用パーソナルコンピュータにおける代
理店登録の表示画面例を示す図である。
【図21】顧客用パーソナルコンピュータにおける代理
店情報入手画面の表示画面例を示す図である。
【図22】顧客用パーソナルコンピュータにおける代理
店一覧の表示画面例を示す図である。
【図23】顧客用パーソナルコンピュータにおける回答
検索の表示画面例を示す図である。
【図24】顧客用パーソナルコンピュータにおける検索
結果一覧の表示画面例を示す図である。
【図25】サーバコンピュータにて実行される処理の概
略を示すフローチャートである。
【図26】サーバコンピュータにて実行される各要求に
対応する処理を示す図である。
【図27】問い合わせ情報出力処理の概略を示すフロー
チャートである。
【図28】回答情報更新処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図29】回答情報出力処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図30】代理店情報出力処理の概略を示すフローチャ
ートである。
【図31】代理店送信情報出力処理の概略を示すフロー
チャートである。
【図32】検索結果情報出力処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図33】蓄積情報出力処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図34】パーソナルコンピュータにて実行される処理
の概略を示すフローチャートである。
【図35】顧客用パーソナルコンピュータにて実行され
る処理の概略を示すフローチャートである。
【図36】代理店用パーソナルコンピュータにて実行さ
れる処理の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】 10…インターネット網 20…サーバコンピュータ 21…ハードディスク 21a…HTMLファイル 21b…問い合わせ情報ファイル 21c…回答情報ファイル 21d…代理店情報ファイル 21e…メーカー情報ファイル 21f…代理店評価情報ファイル 21g…メーカー評価情報ファイル 21h…代理店購入情報ファイル 22…CGIプログラム 23…通信インタフェース 30…顧客用パーソナルコンピュータ 31…通信インタフェース 32…ハードディスク 32a…OSプログラム 32b…アプリケーションプログラム 32c…HTMLファイル 33…RAM 34…CPU 35…ディスプレイ 36…マウス 37…キーボード 40…代理店用パーソナルコンピュータ 50…メーカー用パーソナルコンピュータ 100…問い合わせシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 冬木 正彦 大阪府東大阪市本庄西二丁目二五番地の十 七 有限会社イーキカイ・ドット・コム内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB07 BB11 CC00 DD01 DD05 EE04 EE05 FF09 GG04 GG06 5B075 KK07 ND20 PP03 PP13 PQ02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が登録する問い合わせ情報と複数の
    回答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能な
    サーバコンピュータと、通信回線を介して同サーバコン
    ピュータと通信可能な顧客用コンピュータと、同通信回
    線を介して同サーバコンピュータと通信可能であるとと
    もに業務に相当した複数の種別のうちいずれか一つには
    該当する複数の回答者用コンピュータとにより構成され
    る問い合わせシステムであって、 上記サーバコンピュータは、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を蓄積する情報記憶領域と、 上記通信回線を介して上記顧客用コンピュータから入力
    される問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同問い合わせ登録情報
    に含まれる種別情報に対応する上記回答者用コンピュー
    タに上記問い合わせ情報を出力する問い合わせ情報出力
    手段と、 上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから入
    力される回答登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更
    新作業を実行するとともに、同回答登録情報に対応する
    上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力する回答
    情報出力手段とを具備し、 上記顧客用コンピュータは、 上記回答者用コンピュータの種別の少なくとも一つを指
    定する操作入力を受け付けて上記種別情報を作成すると
    ともに、回答者への問い合わせの操作入力を受け付け
    て、同種別情報と上記顧客識別情報とを付加した上記情
    報記憶領域に対する上記問い合わせ登録情報を作成して
    送出する問い合わせ登録要求手段と、 同問い合わせ登録情報に対応する上記回答情報を入手す
    る回答情報入手手段とを具備し、 上記複数の回答者用コンピュータは、 上記問い合わせ情報を入手するとともに、同問い合わせ
    情報に対応する回答の操作入力を受け付けて上記情報記
    憶領域に対する上記回答登録情報を作成して送出する回
    答登録要求手段を具備することを特徴とする問い合わせ
    システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の問い合わせシステ
    ムにおいて、 上記問い合わせ情報出力手段は、上記顧客識別情報に対
    応する別の識別情報を上記問い合わせ情報に付加して出
    力することを特徴とする問い合わせシステム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1あるいは請求項2のいずれ
    かに記載の問い合わせシステムにおいて、 上記回答情報入手手段は、上記回答情報についての入手
    依頼の操作入力を受け付け、入手依頼情報を作成して上
    記サーバコンピュータに送出する入手依頼要求手段を具
    備し、 上記回答情報出力手段は、上記入手依頼情報に応じて、
    上記回答情報を出力することを特徴とする問い合わせシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の問い合わせシステムにおいて、 上記複数の回答者用コンピュータは、少なくとも代理店
    用コンピュータとメーカー用コンピュータとから構成さ
    れ、 上記サーバコンピュータの上記情報記憶領域は、代理店
    を識別する代理店識別情報ごとに代理店が登録する代理
    店情報を蓄積し、 上記サーバコンピュータは、上記通信回線を介して上記
    代理店用コンピュータから入力される代理店登録情報に
    基づいて上記情報記憶領域の更新作業を実行する代理店
    情報更新手段を具備し、 上記サーバコンピュータの上記回答情報出力手段は、上
    記代理店情報を対応する上記回答情報に含めて出力し、 上記代理店用コンピュータは、代理店に関する情報の操
    作入力を受け付け、上記代理店識別情報を付加した上記
    情報記憶領域に対する上記代理店登録情報を作成して送
    出する代理店登録要求手段を具備し、 上記代理店用コンピュータの上記回答登録要求手段は、
    上記代理店識別情報を上記回答登録情報に含めて送出す
    ることを特徴とする問い合わせシステム。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の問い合わせシステ
    ムにおいて、 上記顧客用コンピュータは、代理店の地域を指定する操
    作入力を受け付け、地域指定情報を作成して上記サーバ
    コンピュータに送出するとともに、同地域指定情報に対
    応する上記代理店情報を入手する代理店情報入手手段を
    具備し、 上記サーバコンピュータは、上記顧客用コンピュータか
    ら入力される上記地域指定情報に対応する上記代理店情
    報を、同地域指定情報が入力された同顧客用コンピュー
    タに出力する代理店情報出力手段を具備することを特徴
    とする問い合わせシステム。
  6. 【請求項6】 上記請求項4あるいは請求項5のいずれ
    かに記載の問い合わせシステムにおいて、 上記顧客用コンピュータは、上記代理店情報に基づいて
    代理店を選択する操作入力を受け付け、代理店選択情報
    を作成するとともに、選択された同代理店への送信内容
    の操作入力を受け付け、同代理店選択情報と上記顧客識
    別情報とを付加した代理店送信情報を作成して上記サー
    バコンピュータに送出する代理店送信要求手段を具備
    し、 上記サーバコンピュータは、上記代理店送信情報を入手
    するとともに、上記代理店選択情報に対応する上記代理
    店用コンピュータに、同代理店送信情報に含まれる上記
    送信内容を出力する代理店送信情報出力手段を具備し、 上記代理店用コンピュータは、上記送信内容を入手する
    代理店送信情報入手手段を具備することを特徴とする問
    い合わせシステム。
  7. 【請求項7】 上記請求項4〜請求項6のいずれかに記
    載の問い合わせシステムにおいて、 上記サーバコンピュータの上記情報記憶領域は、メーカ
    ーを識別するメーカー識別情報ごとにメーカーに関する
    メーカー情報と、同メーカー識別情報ごとにメーカーを
    評価するメーカー評価情報と、上記代理店識別情報ごと
    に代理店を評価する代理店評価情報とを蓄積し、 上記サーバコンピュータは、上記通信回線を介して上記
    メーカー用コンピュータから入力されるメーカー登録情
    報に基づいて上記情報記憶領域の更新作業を実行するメ
    ーカー情報更新手段と、同通信回線を介して上記顧客用
    コンピュータから入力される代理店評価登録情報および
    メーカー評価登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更
    新作業を実行する評価情報更新手段とを具備し、 上記サーバコンピュータの上記回答情報出力手段は、上
    記メーカー情報を対応する上記回答情報に含めて出力す
    るとともに、上記代理店評価情報を対応する上記代理店
    情報に含め、上記メーカー評価情報を対応する上記メー
    カー情報に含めて出力し、 上記メーカー用コンピュータは、メーカーに関する情報
    の操作入力を受け付け、上記メーカー識別情報を付加し
    た上記情報記憶領域に対する上記メーカー登録情報を作
    成して上記サーバコンピュータに送出するメーカー登録
    要求手段を具備し、 上記メーカー用コンピュータの上記回答登録要求手段
    は、上記メーカー識別情報を上記回答登録情報に含めて
    送出し、 上記顧客用コンピュータは、代理店あるいはメーカーの
    評価内容の操作入力を受け付け、上記情報記憶領域に対
    する上記代理店評価登録情報あるいは上記メーカー評価
    登録情報を作成して上記サーバコンピュータに送出する
    評価登録要求手段を具備することを特徴とする問い合わ
    せシステム。
  8. 【請求項8】 上記請求項7に記載の問い合わせシステ
    ムにおいて、 上記代理店用コンピュータの上記代理店登録要求手段
    は、代理店およびメーカーの分類を登録する操作入力を
    受け付けて分類登録情報を作成するとともに、同分類登
    録情報を上記代理店登録情報に含めて送出し、 上記メーカー用コンピュータの上記メーカー登録要求手
    段は、上記分類を登録する操作入力を受け付けて分類登
    録情報を作成するとともに、同分類登録情報を上記メー
    カー登録情報に含めて送出し、 上記顧客用コンピュータの上記問い合わせ登録要求手段
    は、代理店およびメーカーの分類を選択する操作入力を
    受け付けて分類選択情報を作成するとともに、同分類選
    択情報を上記問い合わせ登録情報に含めて送出し、 上記サーバコンピュータの上記問い合わせ情報出力手段
    は、上記分類選択情報に含まれる分類に対応する上記回
    答者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力するこ
    とを特徴とする問い合わせシステム。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の問い合わせシステムにおいて、 上記顧客用コンピュータは、上記情報記憶領域に蓄積さ
    れた上記回答情報に対する検索内容の操作入力を受け付
    け、検索依頼情報を作成して上記サーバコンピュータに
    送出するとともに、同検索依頼情報に対応する検索結果
    情報を入手する検索結果情報入手手段を具備し、 上記サーバコンピュータは、上記顧客用コンピュータか
    ら入力される上記検索依頼情報に対応する上記回答情報
    を抽出して上記検索結果情報を作成し、同検索依頼情報
    が入力された同顧客用コンピュータに出力する検索結果
    情報出力手段を具備することを特徴とする問い合わせシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 上記請求項9に記載の問い合わせシス
    テムにおいて、 上記回答登録要求手段は、上記情報記憶領域に蓄積され
    た上記回答情報に対する公開の可否を選択する操作入力
    を受け付けて公開選択情報を作成するとともに、同公開
    選択情報を上記回答登録情報に含めて送出し、 上記検索結果情報出力手段は、上記公開選択情報に公開
    を可とする情報が含まれている上記回答情報についての
    み、上記検索結果情報を作成することを特徴とする問い
    合わせシステム。
  11. 【請求項11】 上記請求項1〜請求項10のいずれか
    に記載の問い合わせシステムにおいて、 上記回答者用コンピュータは、上記情報記憶領域に蓄積
    された各種情報の入手依頼の操作入力を受け付け、蓄積
    情報入手依頼情報を作成して上記サーバコンピュータに
    送出するとともに、同蓄積情報入手依頼情報に対応する
    蓄積情報を入手する蓄積情報入手手段を具備し、 上記サーバコンピュータは、同蓄積情報入手依頼情報に
    基づいて、上記情報記憶領域に蓄積された上記蓄積情報
    を、同蓄積情報入手依頼情報が入力された上記回答者用
    コンピュータに出力する蓄積情報出力手段を具備するこ
    とを特徴とする問い合わせシステム。
  12. 【請求項12】 顧客が登録する問い合わせ情報と複数
    の回答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能
    なサーバコンピュータと、通信回線を介して同サーバコ
    ンピュータと通信可能な顧客用コンピュータと、同通信
    回線を介して同サーバコンピュータと通信可能であると
    ともに業務に相当した複数の種別のうちいずれか一つに
    は該当する複数の回答者用コンピュータとにより構成さ
    れる問い合わせ方法であって、 上記サーバコンピュータは、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を情報記憶領域に蓄積する情報記憶工程と、 上記通信回線を介して上記顧客用コンピュータから入力
    される問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同問い合わせ登録情報
    に含まれる種別情報に対応する上記回答者用コンピュー
    タに上記問い合わせ情報を出力する問い合わせ情報出力
    工程と、 上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから入
    力される回答登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更
    新作業を実行するとともに、同回答登録情報に対応する
    上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力する回答
    情報出力工程とを具備し、 上記顧客用コンピュータは、 上記回答者用コンピュータの種別の少なくとも一つを指
    定する操作入力を受け付けて上記種別情報を作成すると
    ともに、回答者への問い合わせの操作入力を受け付け
    て、同種別情報と上記顧客識別情報とを付加した上記情
    報記憶領域に対する上記問い合わせ登録情報を作成して
    送出する問い合わせ登録要求工程と、 同問い合わせ登録情報に対応する上記回答情報を入手す
    る回答情報入手工程とを具備し、 上記複数の回答者用コンピュータは、 上記問い合わせ情報を入手するとともに、同問い合わせ
    情報に対応する回答の操作入力を受け付けて上記情報記
    憶領域に対する上記回答登録情報を作成して送出する回
    答登録要求工程を具備することを特徴とする問い合わせ
    方法。
  13. 【請求項13】 顧客が登録する問い合わせ情報と複数
    の回答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能
    なサーバコンピュータと、通信回線を介して同サーバコ
    ンピュータと通信可能な顧客用コンピュータと、同通信
    回線を介して同サーバコンピュータと通信可能であると
    ともに業務に相当した複数の種別のうちいずれか一つに
    は該当する複数の回答者用コンピュータとにより構成さ
    れる問い合わせプログラムを記録した媒体であって、 上記サーバコンピュータは、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を情報記憶領域に蓄積する情報記憶機能と、 上記通信回線を介して上記顧客用コンピュータから入力
    される問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同問い合わせ登録情報
    に含まれる種別情報に対応する上記回答者用コンピュー
    タに上記問い合わせ情報を出力する問い合わせ情報出力
    機能と、 上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから入
    力される回答登録情報に基づいて上記情報記憶領域の更
    新作業を実行するとともに、同回答登録情報に対応する
    上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力する回答
    情報出力機能とを実現させ、 上記顧客用コンピュータは、 上記回答者用コンピュータの種別の少なくとも一つを指
    定する操作入力を受け付けて上記種別情報を作成すると
    ともに、回答者への問い合わせの操作入力を受け付け
    て、同種別情報と上記顧客識別情報とを付加した上記情
    報記憶領域に対する上記問い合わせ登録情報を作成して
    送出する問い合わせ登録要求機能と、 同問い合わせ登録情報に対応する上記回答情報を入手す
    る回答情報入手機能とを実現させ、 上記複数の回答者用コンピュータは、 上記問い合わせ情報を入手するとともに、同問い合わせ
    情報に対応する回答の操作入力を受け付けて上記情報記
    憶領域に対する上記回答登録情報を作成して送出する回
    答登録要求機能を実現させることを特徴とする問い合わ
    せプログラムを記録した媒体。
  14. 【請求項14】 顧客用コンピュータおよび業務に相当
    した複数の種別のうちいずれか一つには該当する複数の
    回答者用コンピュータと通信回線を介して通信可能であ
    るとともに、顧客が登録する問い合わせ情報と複数の回
    答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能な問
    い合わせ装置であって、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を蓄積する情報記憶領域と、 上記顧客識別情報と、上記回答者用コンピュータの種別
    の少なくとも一つを指定する種別情報とが付加された回
    答者への問い合わせに関する問い合わせ情報が上記通信
    回線を介して上記顧客用コンピュータから入力される
    と、同問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同種別情報に対応する
    上記回答者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力
    する問い合わせ情報出力手段と、 同問い合わせ情報に対応する回答に関する回答登録情報
    が上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから
    入力されると、同回答登録情報に基づいて上記情報記憶
    領域の更新作業を実行するとともに、同回答登録情報に
    対応する上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力
    する回答情報出力手段とを具備することを特徴とする問
    い合わせ装置。
  15. 【請求項15】 顧客用コンピュータおよび業務に相当
    した複数の種別のうちいずれか一つには該当する複数の
    回答者用コンピュータと通信回線を介して通信可能であ
    るとともに、顧客が登録する問い合わせ情報と複数の回
    答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能な問
    い合わせ装置の制御方法であって、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を情報記憶領域に蓄積する情報記憶工程と、 上記顧客識別情報と、上記回答者用コンピュータの種別
    の少なくとも一つを指定する種別情報とが付加された回
    答者への問い合わせに関する問い合わせ情報が上記通信
    回線を介して上記顧客用コンピュータから入力される
    と、同問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同種別情報に対応する
    上記回答者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力
    する問い合わせ情報出力工程と、 同問い合わせ情報に対応する回答に関する回答登録情報
    が上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから
    入力されると、同回答登録情報に基づいて上記情報記憶
    領域の更新作業を実行するとともに、同回答登録情報に
    対応する上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力
    する回答情報出力工程とを具備することを特徴とする問
    い合わせ装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 顧客用コンピュータおよび業務に相当
    した複数の種別のうちいずれか一つには該当する複数の
    回答者用コンピュータと通信回線を介して通信可能であ
    るとともに、顧客が登録する問い合わせ情報と複数の回
    答者が登録する回答情報とを蓄積して情報発信可能な問
    い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体であっ
    て、 顧客を識別する顧客識別情報ごとに上記問い合わせ情報
    を蓄積するとともに、同問い合わせ情報ごとに上記回答
    情報を情報記憶領域に蓄積する情報記憶機能と、 上記顧客識別情報と、上記回答者用コンピュータの種別
    の少なくとも一つを指定する種別情報とが付加された回
    答者への問い合わせに関する問い合わせ情報が上記通信
    回線を介して上記顧客用コンピュータから入力される
    と、同問い合わせ登録情報に基づいて上記情報記憶領域
    の更新作業を実行するとともに、同種別情報に対応する
    上記回答者用コンピュータに上記問い合わせ情報を出力
    する問い合わせ情報出力機能と、 同問い合わせ情報に対応する回答に関する回答登録情報
    が上記通信回線を介して上記回答者用コンピュータから
    入力されると、同回答登録情報に基づいて上記情報記憶
    領域の更新作業を実行するとともに、同回答登録情報に
    対応する上記顧客用コンピュータに上記回答情報を出力
    する回答情報出力機能とを実現させることを特徴とする
    問い合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体。
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