JP2001349760A - ガスメータ用信号発生装置及び、ガスメータ用流速検出装置 - Google Patents

ガスメータ用信号発生装置及び、ガスメータ用流速検出装置

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JP2001349760A JP2000170197A JP2000170197A JP2001349760A JP 2001349760 A JP2001349760 A JP 2001349760A JP 2000170197 A JP2000170197 A JP 2000170197A JP 2000170197 A JP2000170197 A JP 2000170197A JP 2001349760 A JP2001349760 A JP 2001349760A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測精度の向上を図るために各種物理量に応
じた補正アナログ信号を出力する補正アナログ信号出力
手段を備える必要があるときであっても、部品点数を抑
え、コストダウンを図ることができる信号発生装置及
び、流速検出装置を提供する。 【解決手段】 選択手段が、流速アナログ信号S1及
び、補正アナログ信号S2及び、S3の何れか1つを順
次選択する。アナログ/ディジタル変換手段12bが、
選択手段により選択されたアナログ信号をアナログ/デ
ィジタル変換して流速ディジタル信号又は、補正ディジ
タル信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスメータ用信
号発生装置及び、ガスメータ用流速検出装置に係わり、
特に、流速に応じた流速アナログ信号をアナログ/ディ
ジタル変換して流速ディジタル信号を出力するガスメー
タ用信号発生装置及び、流速ディジタル信号に基づいて
流速を演算することにより流速を検出するガスメータ用
流速検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスメータ用信号発生装
置及び、ガスメータ用流速検出装置として、図4に示す
ようなものが知られている。同図は、信号発生装置を組
み込んだガスメータ用流速検出装置である。
【0003】図中、ガスメータ用流速検出装置(以下、
流速検出装置と略す。)は、流速に応じた流速アナログ
信号S1をアナログ/ディジタル変換(以下、A/D変
換と略す。)した流速ディジタル信号D1を出力する信
号発生装置1を備える。流速検出装置はさらに、流速デ
ィジタル信号D1に基づき、流速を演算するディジタル
信号処理を行うマイクロコンピュータ2(以下、μCO
M2と略す。)を備える。
【0004】信号発生装置1は、上記流速アナログ信号
S1を出力する流速検知回路11aと、流速アナログ信
号S1をA/D変換して流速ディジタル信号D1を出力
するA/D変換器A11bとを有する。
【0005】上記流速検知回路11aの一例としては、
ガス流路内を加熱するヒータと、ガス流路の上下流方向
にそれぞれ設けられた温度センサとを有する熱式流速セ
ンサを備えたものがある。上記流速検知回路11aは、
ヒータの発する熱の上下流方向への伝達が流速の大きさ
によって変化することを利用して、ヒータの上下流に設
けた温度センサの温度差に応じたアナログ信号を流速ア
ナログ信号S1として出力する。
【0006】ところで、上述した温度センサの温度差
は、流速だけでなく、ガス流路内に供給されるガス温度
に応じても変化してしまう。このため、流速アナログ信
号S1には、ガス温度の変動に応じた分の誤差が生じ、
流速検出装置の検出精度が低下するという問題がある。
【0007】そこで、このような誤差を除去するため
に、流速検出装置は、ガス温度に応じたガス温度アナロ
グ信号S2を出力するガス温度検知回路12aと、ガス
温度アナログ信号S2をA/D変換し、ガス温度ディジ
タル信号D2を出力するA/D変換器B12bとをさら
に備える。
【0008】そして、μCOM2が、ガス温度ディジタ
ル信号D2に基づき、演算された流速の温度補正を行う
ことにより、ガス温度の影響による流速の誤差を除去し
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した流速検出装置
においては、計測精度を高めるためにガス温度アナログ
信号S2を出力するガス温度検知回路12bをさらに備
える必要がある。なお、流速アナログ信号は、ガス温度
だけでなく、各種の物理量に依存して変動することがあ
る。
【0010】したがって、精度を向上させるために、μ
COM2は、ガス温度を含めた各種の物理量の影響を除
去した流速を流速ディジタル信号D1から演算する必要
がある。このため、上記流速検出装置は、各種の物理量
を検知する補正用検知回路を備える必要がある。またそ
れだけでなく、各検知回路が出力するアナログ信号をA
/D変換するA/D変換器も各々備える必要があり、コ
スト的に問題があった。
【0011】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、計測精度の向上を図るために流速アナログ信号
に変動を与える各種物理量に応じた補正アナログ信号を
出力する補正アナログ信号出力手段を備える必要がある
ときであっても、部品点数を抑え、コストダウンを図る
ことができるガスメータ用信号発生装置及び、該信号発
生装置から得たディジタル信号に基づき、流速を演算す
るガスメータ用流速検出装置を提供することを課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、流速に応じた流速ア
ナログ信号を出力する流速アナログ信号出力手段と、前
記流速アナログ信号に変動を与える物理量に応じた補正
アナログ信号を出力する補正アナログ信号出力手段と、
前記流速アナログ信号及び、前記補正アナログ信号の何
れか1つを順次選択する選択手段と、前記選択手段によ
り選択された前記アナログ信号をアナログ/ディジタル
変換して流速ディジタル信号又は、補正ディジタル信号
として出力するアナログ/ディジタル変換手段とを備え
たことを特徴とするガスメータ用信号発生装置に存す
る。
【0013】請求項1記載の発明によれば、流速アナロ
グ信号出力手段が、流速に応じた流速アナログ信号を出
力する。補正アナログ信号出力手段が、流速アナログ信
号に変動を与える物理量に応じた補正アナログ信号を出
力する。選択手段が、流速アナログ信号及び、補正アナ
ログ信号の何れか1つを順次選択する。アナログ/ディ
ジタル変換手段が、選択手段により選択されたアナログ
信号をアナログ/ディジタル変換して流速ディジタル信
号又は、補正ディジタル信号として出力する。
【0014】従って、単一のアナログ/ディジタル(以
下、A/Dと略す。)変換手段が、順次選択されるアナ
ログ信号をA/D変換することにより、流速アナログ信
号用のA/D変換手段を流用して、流速アナログ信号に
変動を与える物理量に応じた補正アナログ信号のA/D
変換を行わせることができる。
【0015】請求項2記載の発明は、流速に応じた流速
アナログ信号を出力する流速アナログ信号出力手段と、
前記流速アナログ信号に変動を与える物理量に応じた補
正アナログ信号を出力する補正アナログ信号出力手段
と、前記流速アナログ信号及び、前記補正アナログ信号
の何れか1つを順次選択する選択手段と、前記選択手段
により選択された前記アナログ信号をアナログ/ディジ
タル変換して流速ディジタル信号又は、補正ディジタル
信号として出力するアナログ/ディジタル変換手段と、
前記アナログ/ディジタル変換手段により出力されたデ
ィジタル信号を順次記憶する記憶手段と、前記流速ディ
ジタル信号及び、前記補正ディジタル信号に基づき、流
速を演算するディジタル信号処理を行う演算手段とを備
えたガスメータ用流速検出装置に存する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、流速アナロ
グ信号出力手段が、流速に応じた流速アナログ信号を出
力する。補正アナログ信号出力手段が、流速アナログ信
号に変動を与える物理量に応じた補正アナログ信号を出
力する。選択手段が、流速アナログ信号及び、補正アナ
ログ信号の何れか1つを順次選択する。アナログ/ディ
ジタル変換手段が、選択手段により選択されたアナログ
信号をアナログ/ディジタル変換して流速ディジタル信
号又は、補正ディジタル信号として出力する。記憶手段
が、アナログ/ディジタル変換手段により出力されたデ
ィジタル信号を順次記憶する。演算手段が、流速ディジ
タル信号及び、補正ディジタル信号に基づき、流速を演
算するディジタル信号処理を行う。
【0017】従って、単一のアナログ/ディジタル(以
下、A/Dと略す。)変換手段が、順次選択されるアナ
ログ信号をA/D変換することにより、流速アナログ信
号用のA/D変換手段を流用して、流速アナログ信号に
変動を与える物理量に応じた補正アナログ信号のA/D
変換を行わせることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載のガ
スメータ用流速検出装置において、前記流速アナログ信
号出力手段は、ガス流路内に設けられたガスを加熱する
ヒータと、該ヒータにより暖められたガスの温度を検知
する第1の温度センサとを備えた流速センサを有し、前
記補正アナログ信号出力手段は、前記ガス流路を通過す
るガス温度を検知する第2の温度センサを有し、前記ガ
ス温度に応じたガス温度アナログ信号を出力するガス温
度アナログ信号出力手段又は、ガスの物性値を検知する
物性値センサを有し、前記物性値に応じた物性値アナロ
グ信号を出力する物性値アナログ信号出力手段であるこ
とを特徴とするガスメータ用流速検出装置に存する。
【0019】請求項3記載の発明によれば、流速アナロ
グ信号出力手段が、ガス流路内に設けられたガスを加熱
するヒータと、該ヒータにより暖められたガス温度を検
知する第1の温度センサとを備えた流速センサを有す
る。補正アナログ信号出力手段は、ガス温度アナログ信
号出力手段又は、物性値アナログ信号出力手段である。
【0020】流速アナログ信号出力手段として上記熱式
の流速センサを有するものにおいて、その流速アナログ
信号は、ガス温度又は、ガスの物性値によって変動する
ことに着目し、補正アナログ信号として、ガス温度アナ
ログ信号出力手段又は、物性値アナログ信号出力手段を
備えている。従って、流速ディジタル信号及び、ガス温
度ディジタル信号又は、物性値ディジタル信号に基づ
き、流速を演算することができる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項3記載のガ
スメータ用流速検出装置であって、前記流速センサ及
び、前記第2の温度センサは、ガス流路内に設けられた
単一の支持基台上に形成され、前記ヒータは、間欠的に
駆動されるものであり、前記選択手段は、前記ヒータの
駆動時に前記流速アナログ信号及び、前記物性値アナロ
グ信号の何れか1つを順次選択すると共に、前記ヒータ
の非駆動時に前記ガス温度アナログ信号を選択すること
を特徴とするガスメータ用流速検出装置に存する。
【0022】請求項4記載の発明によれば、流速センサ
及び、第2の温度センサが、ガス流路内に設けられた単
一の支持基台上に形成されている。ヒータが、間欠的に
駆動されている。選択手段が、ヒータの駆動時に流速ア
ナログ信号及び、前記物性値アナログ信号の何れか1つ
を順次選択すると共に、ヒータの非駆動時にガス温度ア
ナログ信号を選択する。
【0023】従って、流速センサと、第2の温度センサ
を同一支持基台上に形成する場合、すなわち第2の温度
センサとヒータとが接近している場合であっても、ヒー
タが間欠的に駆動されるものを用いて、ヒータの非駆動
時にガス温度アナログ信号を選択することにより、第2
の温度センサにより確実にガス温度を検知することがで
きる。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項4記載のガ
スメータ用流速検出装置であって、前記選択手段は、前
記ヒータの非駆動時に前記物性値アナログ信号をさらに
含めたアナログ信号の何れか1つを順次選択し、前記演
算手段は、前記ヒータの駆動時に得た物性値ディジタル
信号から非駆動時に得た物性値ディジタル信号を除いた
値を真の物性値ディジタル信号とすることを特徴とする
ガスメータ用流速検出装置に存する。
【0025】請求項5記載の発明によれば、選択手段
が、ヒータの非駆動時に物性値アナログ信号をさらに含
めたアナログ信号の何れか1つを順次選択し、演算手段
が、ヒータの駆動時に得た物性値ディジタル信号から非
駆動時に得た物性値ディジタル信号を除いた値を真の物
性値ディジタル信号とする。従って、物性値に応じて出
力される物性値アナログ信号がロット間でばらついてい
たとしても、駆動時に得た物性値ディジタル信号から非
駆動時に得た物性値ディジタル信号を差し引いた値を真
の物性値ディジタル信号とすることにより、物性値ディ
ジタル信号のロット間でのバラツキを補正することがで
きる。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項3又は4記
載のガスメータ用流速検出装置であって、前記選択手段
は、前記ヒータの非駆動時に前記流速アナログ信号をさ
らに含めたアナログ信号の何れか1つを順次選択し、前
記演算手段は、前記ヒータの駆動時に得た流速ディジタ
ル信号から非駆動時に得た流速ディジタル信号を除いた
値を真の流速ディジタル信号とすることを特徴とするガ
スメータ用流速検出装置に存する。
【0027】請求項6記載の発明によれば、選択手段
が、ヒータの非駆動時に流速アナログ信号をさらに含め
たアナログ信号の何れか1つを順次選択し、演算手段
が、ヒータの駆動時に得た流速ディジタル信号から非駆
動時に得た流速ディジタル信号を除いた値を真の流速デ
ィジタル信号とする。従って、流速に応じて出力される
流速アナログ信号がロット間でばらついていたとして
も、駆動時に得た流速ディジタル信号から非駆動時に得
た流速ディジタル信号を差し引いた値を真の流速ディジ
タル信号とすることにより、流速ディジタル信号のロッ
ト間でのバラツキを補正することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明のガスメータ
用信号発生装置を組み込んだガスメータ用流速検出装置
を示す回路図である。同図において、ガスメータ用流速
検出装置は、ガスの流速検出に関するディジタル信号を
出力する信号発生装置1と、該信号発生装置1から得た
ディジタル信号に基づき、流速を演算するマイクロコン
ピュータ2(以下、μCOM2)とを備える。
【0029】上記信号発生装置1は、流速に応じた流速
アナログ信号S1を出力する流速検知回路11aと、ガ
ス温度に応じたガス温度アナログ信号S2を出力するガ
ス温度検知回路12aと、ガスの物性値に応じた物性値
アナログ信号S3を出力する物性値検知回路13aとを
備える。すなわち、上述した流速検知回路11aが流速
アナログ信号出力手段を、ガス温度検知回路12aがガ
ス温度アナログ信号出力手段を、物性値検知回路13a
が物性値アナログ信号出力手段をそれぞれ構成してい
る。
【0030】上記流速アナログ信号S1、ガス温度アナ
ログ信号S2及び、物性値アナログ信号S3は各々、ス
イッチングトランジスタ(以下、SWトランジスタと略
す。)Tr1、Tr2及び、Tr3のエミッターコレク
タ間を介してA/D変換器A12bに供給されている。
そして、このA/D変換器A12bは、供給されたアナ
ログ信号をA/D変換したディジタル信号をμCOM2
に対して供給している。従って、A/D変換器A12b
がアナログ/ディジタル変換手段を構成していることが
わかる。また、SWトランジスタTr1、Tr2及び、
Tr3のベースは、μCOM2に接続されている。
【0031】上記μCOM2は、予め定めた制御プログ
ラムに従って動作するCPU2aと、該CPU2aの制
御プログラムを保持するROM2bと、CPU2aの演
算実行時に必要なデータを一時的に保存するRAM2c
とから構成されている。このCPU2aは、演算手段と
して働き、A/D変換器A12bから得たディジタル信
号に基づき、流速を演算する演算処理を行う。CPU2
aはまた、上記SWトランジスタTr1、Tr2及び、
Tr3の何れか1つを選択してオンすることにより、流
速アナログ信号S1、ガス温度アナログ信号S2及び、
物性値アナログ信号S3の何れか1つを選択してA/D
変換器A12bに対して出力する選択処理を行う。すな
わち、CPU2aと、トランジスタTr1、Tr2及
び、Tr3とは、選択手段を構成することがわかる。
【0032】次に、上記流速検知回路11a、ガス温度
検知回路12a及び、物性値検知回路13aの詳細につ
いて説明する。上記流速検知回路11aは流速を検知す
る流速センサ111aを、ガス温度検知回路12aはガ
ス温度を検知するガス温度センサ121aを、物性値検
知回路13aは物性値を検知する物性値センサ131a
を各々有している。
【0033】上記流速センサ111a、ガス温度センサ
121a及び、物性値センサ131aは、図2に示すよ
うに、単一のSi基板31(=支持基台)上に形成さ
れ、マイクロフローセンサ3を構成している。このSi
基板31には、異方性エッチングによりその中央部に薄
肉状のダイヤフラム31aが形成されている。そして、
流速を検出すべきガスが、このダイヤフラム31a上を
矢印X方向に流れている。
【0034】また、同図に示すように、流速センサ11
1aは、ヒータとしてのガスを加熱するマイクロヒータ
Hと、第1の温度センサとしてのマイクロヒータHの上
流側に形成された上流側サーモパイルTP1及び、下流
側に形成された下流側サーモパイルTP2とを備えてい
る。上記マイクロヒータHには、図示しない電源から電
流を供給するための電源端子H1、H2が設けられてい
る。マイクロヒータHへの電流の供給は、CPU2aに
より制御され、通常10〜20ミリの矩形パルス電流が
供給されることとなる。このため、マイクロヒータH
は、電源端子H1、H2に矩形電流が供給されるたびに
駆動し、加熱を開始する。
【0035】また、上下流側サーモパイルTP1及び、
TP2は、熱電対を直列に多数接続することにより、そ
の感度の向上を図ったものである。上記熱電対は、その
温接点がダイヤフラム31aに、冷接点がダイヤフラム
31a以外のSi基台31に相当する肉厚状部31bに
それぞれ配置されている。
【0036】このように、冷接点を熱伝導率の高い肉厚
状部31bに設けると、冷接点に伝わる熱は肉厚状部3
1bに吸収される。このため、冷接点温度は、一定温度
を保つこととなる。一方、熱伝導率の低いダイヤフラム
31aに設けられた温接点の温度は、ガスの温度と等し
くなる。従って、上下流側サーモパイルTP1及び、T
P2には、マイクロヒータHにより暖められたガスが流
れると、温接点−冷接点間に温度差が生じ、この温度差
に応じた熱起電力が発生する。
【0037】また、ガス温度センサ121aは、肉厚状
部31b上に温度の上昇に伴い抵抗値が増大する第2の
温度センサとしての測温抵抗Rtを備えている。さら
に、物性値センサ131aは、マイクロヒータHの両側
にガスの流れ方向(X方向)と略直交方向に配置された
左側サーモパイルTP3及び、右側サーモパイルTP4
とを備えている。
【0038】この左右側サーモパイルTP3及び、TP
4も上記上下流側サーモパイルTP1及び、TP2と同
様に、複数の熱電対から構成され、その温接点がダイヤ
フラム31aに、冷接点が肉厚状部31bにそれぞれ設
けられている。
【0039】このように構成されたマイクロフローセン
サ3によれば、マイクロヒータHが加熱を開始すると、
マイクロヒータHから発生した熱がガスを媒体として上
下流側サーモパイルTP1及び、TP2の温接点に各々
伝達される。ガスを媒体として伝達される熱は、ガスの
熱拡散効果とX方向に向かって流れるガスの流速との相
乗効果によって、それぞれのサーモパイルに伝達され
る。
【0040】すなわち、流速がない場合には、熱拡散に
よって上下流側サーモパイルTP1及び、TP2に各々
均等に伝達され、上下流側サーモパイルTP1及び、T
P2は各々等しい熱起電力を発生する。一方、ガスに流
速が発生すると、流速によって上流側サーモパイルTP
1の温接点に伝達される熱量が多くなる。このため、上
流側サーモパイルTP1が発生する熱起電力と、下流側
サーモパイルTP2が発生する熱起電力とに流速に応じ
た差が生じる。
【0041】一方、マイクロヒータHから発生した熱
は、ガスの流速の影響を受けずにガスの熱拡散効果のみ
によって、左右側サーモパイルTP3及び、TP4に伝
達される。このため、左右側サーモパイルTP3及び、
TP4に生じる熱起電力は各々、ガス種に応じた熱伝
導、熱拡散及び、比熱等によって決定される熱拡散定数
等のガスの物性値に応じた値となる。
【0042】上記上下流側サーモパイルTP1及び、T
P2の熱起電力は、図1に示すように、上流側サーモパ
イルTP1及び、TP2の熱起電力の差を増幅する差動
アンプ112aの入力端に供給されている。従って、差
動アンプ112aからは、流速に応じた流速アナログ信
号S1が出力される。
【0043】上記左右側サーモパイルTP3及び、TP
4は、図1に示すように、直列接続されると共に、増幅
器132aの入力端に接続されている。すなわち、増幅
器132aには左右側サーモパイルTP3及び、TP4
が発生する合計熱起電力が供給されることとなる。従っ
て、この合計熱起電力を増幅する増幅器132aから
は、ガスの物性値に応じた物性値アナログ信号S3が出
力される。
【0044】なお、ガス温度検知回路12aは、測温抵
抗Rtと共に、電源電圧Vを分圧する抵抗Rを備え、測
温抵抗Rtと抵抗Rとの接点電圧をガス温度アナログ信
号S2として出力している。
【0045】上述した構成の流速検出装置の動作をCP
U2aの処理手順を示す図3のフローチャートを参照し
て以下説明する。CPU2aは、例えば電池電源の投入
によって動作を開始し、図示しない初期ステップにおい
て、μCOM2内のRAM2cに形成した各種のエリア
の初期設定を行ってからその最初のステップ1に進む。
【0046】まず、CPU2aは、SWトランジスタT
r2→Tr1→Tr3の順に順次Hレベルのオン信号を
出力する(ステップS1、3、5)。このオン信号の出
力に応じてSWトランジスタTr1〜Tr3は、Tr2
→Tr1→Tr3の順にオンする。このためA/D変換
器A12bには、ガス温度アナログ信号S2→流速アナ
ログ信号S1→物性値アナログ信号S3の順にアナログ
信号が供給される。従って、A/D変換器A12bは、
各アナログ信号をA/D変換したディジタル信号を、ガ
ス温度ディジタル信号→流速ディジタル信号→物性値デ
ィジタル信号の順に出力する。
【0047】CPU2aは、このディジタル信号を順次
取り込み、RAM2c内に格納する。すなわち、CPU
2aは、RAM2c内に形成したガス温度エリアE1に
ガス温度ディジタル信号を(ステップS2)、非駆動/
流速エリアE2に流速ディジタル信号を(ステップS
4)、非駆動/物性値エリアE3に物性値ディジタル信
号を各々格納する(ステップS6)。なお、上記ステッ
プS1〜5までの動作を行っている間、マイクロヒータ
Hはオフとなっている。
【0048】次に、CPU2aは、マイクロヒータHの
電源端子H1、H2に対して電流を流し、加熱を開始さ
せる(ステップS7)。そして、ガスがマイクロヒータ
Hに加熱されるまでの間、すなわちT1時間待機する。
T1時間待機した後(ステップS8でYES)、CPU
2aは、SWトランジスタTr1→Tr3の順にオン信
号を出力する(ステップS9、11)。このオン信号の
出力に応じてSWトランジスタTr1及び、Tr3は、
Tr1→Tr3の順にオンする。
【0049】このため、A/D変換器A12bには、流
速アナログ信号S1→物性値アナログ信号S3の順にア
ナログ信号が供給される。従って、A/D変換器A12
bは、各アナログ信号をA/D変換したディジタル信号
を、流速ディジタル信号→物性値ディジタル信号の順に
出力する。
【0050】CPU2aは、このディジタル信号を順次
取り込み、RAM2c内に格納する。すなわち、CPU
2aは、RAM2c内に形成した駆動/流速エリアE4
に流速ディジタル信号を(ステップS10)、駆動/物
性値エリアE5に物性値ディジタル信号を各々格納する
(ステップS12)。上記ステップS2、4、6、1
0、12によりA/D変換器A12bから出力されるデ
ィジタル信号は全て記憶手段としてのRAM2c内に格
納される。その後、CPU2aはマイクロヒータHの電
源端子H1、H2に対する電流を停止し、加熱を停止さ
せる(ステップS13)。
【0051】次に、CPU2aは、駆動/流速エリアE
4に格納された流速ディジタル信号から、非駆動/流速
エリアE2に格納された流速ディジタル信号を差し引い
た値を真の流速ディジタル信号として流速エリアE6内
に格納する(ステップS14)。
【0052】流速センサ111aを構成する上下流側サ
ーモパイルTP1及び、TP2は、理想的には同じ温度
においたとき、等しい熱起電力を発生するはずである。
しかしながら、実際には同じ温度においたとしても両者
の間にはズレが生じてしまう。このズレ量はロット間で
バラツキがある。従って、流速センサ111aに同じ流
速のガスを流したとしても流速アナログ信号S1及び、
流速ディジタル信号は、ロット間でバラツキが生じてし
まう。
【0053】そこで、上述したようにマイクロヒータH
の駆動時に得た流速ディジタル信号から、非駆動時に得
た流速ディジタル信号を差し引くことにより、上記ズレ
量を相殺することができる。このため、ロット間での流
速ディジタル信号のバラツキを補正することができ、よ
り一層計測精度を向上させることができる。
【0054】その後、CPU2aは、駆動/物性値エリ
アE5に格納された物性値ディジタル信号から、非駆動
/物性値エリアE3に格納された物性値ディジタル信号
を差し引いた値を真の物性値ディジタル信号として物性
値エリアE7内に格納する(ステップS15)。
【0055】物性値センサ131aを構成する左右側サ
ーモパイルTP3及び、TP4は、基準温度で基準熱起
電力を出力するように製作したとしても、実際には基準
熱起電力から少し上下にずれた出力となってしまう。こ
のズレは、ロット間毎にばらつきがあり、物性値アナロ
グ信号S3及び、物性値ディジタル信号もロット間でば
らついてしまう。
【0056】そこで、上述したようにマイクロヒータH
の駆動時に得た物性値ディジタル信号から、非駆動に得
た物性値ディジタル信号を差し引くことにより、上記ズ
レを相殺して、ロット間での物性値ディジタル信号のバ
ラツキを補正することができる。このため、より一層計
測精度を向上させることができる。
【0057】次に、流速エリアE6内に格納された真の
流速ディジタル信号を、物性値エリアE7に格納された
真の物性値ディジタル信号で除算する(ステップS1
6)。流速センサ111aから出力される流速アナログ
信号S1は、ガスの熱伝導率と熱拡散、比熱によって決
定される熱拡散定数(ガスの物性値の一つ)の大小に応
じて変化してしまう。
【0058】すなわち、熱拡散定数が増加すると、上下
流側サーモパイルTP1及び、TP2に移動する熱量が
減少し、この減少した分が誤差となってしまう。上述し
たように真の流速ディジタル信号を熱拡散定数に応じた
真の物性値ディジタル信号で除することにより、熱拡散
の変化の影響を排除した流速演算が可能となり、流速検
出装置の計測精度を向上させることができる。
【0059】CPU2aはさらに、上記除算を行った流
速ディジタル信号に、ガス温度ディジタル信号に基いた
温度補正係数と、流速を流量に換算する流量補正係数と
を乗じて流量を演算する(ステップS16)。従って、
ガス自体の温度の影響を排除した流速演算が可能とな
り、流速検出装置の計測精度を向上させることができ
る。
【0060】上述したように、単一のA/D変換器A1
2bが、CPU2aにより順次選択されるアナログ信号
をA/D変換することにより、流速アナログ信号S1用
のA/D変換器A12bを流用して、ガス温度アナログ
信号S2及び、物性値アナログ信号S3のA/D変換も
行わせることができる。従って、計測精度の向上を図る
ためにガス温度、物性値に応じたアナログ信号を出力す
る回路を備える必要があったときでも、部品点数を抑
え、コストダウンを図ることができる。
【0061】また、上記実施例のように流速センサ11
1aと、測温抵抗Rtを同一のSi基板31上に形成す
る場合、すなわち測温抵抗RtとマイクロヒータHとが
接近している場合であっても、マイクロヒータHが間欠
的に駆動されるものを用いて、マイクロヒータHの非駆
動時にガス温度アナログ信号S2を選択することによ
り、測温抵抗Rtにより確実にガス温度を検知すること
ができる。従って、流速センサ111aと、測温抵抗R
tとを同一半導体プロセスで形成することができ、コス
トダウンを図ることができる。
【0062】なお、上述した実施例では、補正アナログ
信号出力手段として、ガス温度アナログ信号、物性値ア
ナログ信号を出力するものを挙げていたが、流速アナロ
グ信号に変動を与える物理量であれば、上記2つに限っ
たものではない。
【0063】また、上述した実施例では、流速センサ1
11a及び、ガス温度センサ121aを単一のSi基板
31上に形成していたが、ガス温度センサ121aを構
成する測温抵抗をマイクロヒータHの影響を受けない場
所に設ければ、マイクロヒータHを常時駆動しておいて
も良い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は、2
記載の発明によれば、単一のアナログ/ディジタル(以
下、A/Dと略す。)変換手段が、順次選択されるアナ
ログ信号をA/D変換することにより、流速アナログ信
号用のA/D変換手段を流用して、流速アナログ信号に
変動を与える物理量に応じた補正アナログ信号のA/D
変換を行わせることができるので、計測精度の向上を図
るために各種物理量に応じた補正アナログ信号を出力す
る補正アナログ信号出力手段を備える必要があるときで
あっても、部品点数を抑え、コストダウンを図ることが
できる信号発生装置又は、流速検出装置を得ることがで
きる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、流速ディジ
タル信号及び、ガス温度ディジタル信号又は、物性値デ
ィジタル信号に基づき、流速を演算することができるの
で、計測精度の向上を図った流速検出装置を得ることが
できる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、流速センサ
と、第2の温度センサを同一支持基台上に形成する場
合、すなわち第2の温度センサとヒータとが接近してい
る場合であっても、ヒータが間欠的に駆動されるものを
用いて、ヒータの非駆動時にガス温度アナログ信号を選
択することにより、第2の温度センサにより確実にガス
温度を検知することができるので、流速センサと、第2
の温度センサとを同一半導体プロセスで形成することが
でき、コストダウンを図ることができる流速検出装置を
得ることができる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、物性値に応
じて出力される物性値アナログ信号がロット間でばらつ
いていたとしても、駆動時に得た物性値ディジタル信号
から非駆動時に得た物性値ディジタル信号を差し引いた
値を真の物性値ディジタル信号とすることにより、物性
値ディジタル信号のロット間でのバラツキを補正するこ
とができるので、より一層計測精度を向上させた流速検
出装置を得ることができる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、流速に応じ
て出力される流速アナログ信号がロット間でばらついて
いたとしても、駆動時に得た流速ディジタル信号から非
駆動時に得た流速ディジタル信号を差し引いた値を真の
流速ディジタル信号とすることにより、流速ディジタル
信号のロット間でのバラツキを補正することができるの
で、より一層計測精度を向上させた流速検出装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号発生装置を組み込んだ流速検出装
置の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1の流速検出装置を構成する流速センサ、ガ
ス温度センサ及び、物性値センサの詳細を説明するため
の図である。
【図3】図1の流速検出装置を構成するCPUの処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】従来の信号発生装置を組み込んだ流速検出装置
の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11a 流速検知回路(流速アナログ信号出力手段) 12a ガス温度検知回路(ガス温度アナログ信号出
力手段) 13a 物性値検知回路(物性値アナログ信号出力手
段) S1 流速アナログ信号 S2 ガス温度アナログ信号 S3 物性値アナログ信号 12b アナログ/ディジタル変換器(A/D変換手
段) 2c RAM(記憶手段) 2a CPU(演算手段) H マイクロヒータ(ヒータ) TP1 上流側サーモパイル(第1の温度センサ) TP2 下流側サーモパイル(第1の温度センサ) 111a 流速センサ Rt 測温抵抗(第2の温度センサ) 131a 物性値センサ 31 Si基板(支持基台)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流速に応じた流速アナログ信号を出力す
    る流速アナログ信号出力手段と、 前記流速アナログ信号に変動を与える物理量に応じた補
    正アナログ信号を出力する補正アナログ信号出力手段
    と、 前記流速アナログ信号及び、前記補正アナログ信号の何
    れか1つを順次選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記アナログ信号をアナ
    ログ/ディジタル変換して流速ディジタル信号又は、補
    正ディジタル信号として出力するアナログ/ディジタル
    変換手段とを備えたことを特徴とするガスメータ用信号
    発生装置。
  2. 【請求項2】 流速に応じた流速アナログ信号を出力す
    る流速アナログ信号出力手段と、 前記流速アナログ信号に変動を与える物理量に応じた補
    正アナログ信号を出力する補正アナログ信号出力手段
    と、 前記流速アナログ信号及び、前記補正アナログ信号の何
    れか1つを順次選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記アナログ信号をアナ
    ログ/ディジタル変換して流速ディジタル信号又は、補
    正ディジタル信号として出力するアナログ/ディジタル
    変換手段と、 前記アナログ/ディジタル変換手段により出力されたデ
    ィジタル信号を順次記憶する記憶手段と、 前記流速ディジタル信号及び、前記補正ディジタル信号
    に基づき、流速を演算するディジタル信号処理を行う演
    算手段とを備えたガスメータ用流速検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のガスメータ用流速検出装
    置において、 前記流速アナログ信号出力手段は、ガス流路内に設けら
    れたガスを加熱するヒータと、該ヒータにより暖められ
    たガスの温度を検知する第1の温度センサとを備えた流
    速センサを有し、 前記補正アナログ信号出力手段は、前記ガス流路を通過
    するガス温度を検知する第2の温度センサを有し、前記
    ガス温度に応じたガス温度アナログ信号を出力するガス
    温度アナログ信号出力手段又は、ガスの物性値を検知す
    る物性値センサを有し、前記物性値に応じた物性値アナ
    ログ信号を出力する物性値アナログ信号出力手段である
    ことを特徴とするガスメータ用流速検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のガスメータ用流速検出装
    置であって、 前記流速センサ及び、前記第2の温度センサは、ガス流
    路内に設けられた単一の支持基台上に形成され、 前記ヒータは、間欠的に駆動されるものであり、 前記選択手段は、前記ヒータの駆動時に前記流速アナロ
    グ信号及び、前記物性値アナログ信号の何れか1つを順
    次選択すると共に、前記ヒータの非駆動時に前記ガス温
    度アナログ信号を選択することを特徴とするガスメータ
    用流速検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のガスメータ用流速検出装
    置であって、 前記選択手段は、前記ヒータの非駆動時に前記物性値ア
    ナログ信号をさらに含めたアナログ信号の何れか1つを
    順次選択し、 前記演算手段は、前記ヒータの駆動時に得た物性値ディ
    ジタル信号から非駆動時に得た物性値ディジタル信号を
    除いた値を真の物性値ディジタル信号とすることを特徴
    とするガスメータ用流速検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載のガスメータ用流速
    検出装置であって、 前記選択手段は、前記ヒータの非駆動時に前記流速アナ
    ログ信号をさらに含めたアナログ信号の何れか1つを順
    次選択し、 前記演算手段は、前記ヒータの駆動時に得た流速ディジ
    タル信号から非駆動時に得た流速ディジタル信号を除い
    た値を真の流速ディジタル信号とすることを特徴とする
    ガスメータ用流速検出装置。
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