JP2001349398A - ベルト駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
ベルト駆動装置及び画像形成装置Info
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- JP2001349398A JP2001349398A JP2000168885A JP2000168885A JP2001349398A JP 2001349398 A JP2001349398 A JP 2001349398A JP 2000168885 A JP2000168885 A JP 2000168885A JP 2000168885 A JP2000168885 A JP 2000168885A JP 2001349398 A JP2001349398 A JP 2001349398A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、無端ベルトと寄り規制部材を正確
且つ簡単に設置可能とすると共に、寄りがなく、且つ耐
久性に優れたベルト駆動装置を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
るベルト駆動装置及び画像形成装置の代表的な構成は、
第１のベルト５ａと、複数のローラ５ｂ、５ｃ、５ｄを
備え前記第１のベルト５ａを支持する支持手段と、を有
するベルト駆動装置において、前記支持手段は、所定の
ローラの片側又は両側の少なくとも一方に張架され前記
第１のベルト５ａを支持する第２のベルト５ｈを備え、
前記第２のベルト５ｈは前記第１のベルト５ａの移動方
向と直交する方向への寄りを規制することを特徴とす
る。
且つ簡単に設置可能とすると共に、寄りがなく、且つ耐
久性に優れたベルト駆動装置を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
るベルト駆動装置及び画像形成装置の代表的な構成は、
第１のベルト５ａと、複数のローラ５ｂ、５ｃ、５ｄを
備え前記第１のベルト５ａを支持する支持手段と、を有
するベルト駆動装置において、前記支持手段は、所定の
ローラの片側又は両側の少なくとも一方に張架され前記
第１のベルト５ａを支持する第２のベルト５ｈを備え、
前記第２のベルト５ｈは前記第１のベルト５ａの移動方
向と直交する方向への寄りを規制することを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像またはシ
ートを担持して搬送するベルト駆動装置、及びこれを有
する画像形成装置に関するものである。
ートを担持して搬送するベルト駆動装置、及びこれを有
する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から画像形成装置においてベルト駆
動装置は、感光体ベルト、転写ベルト、シート搬送ベル
ト等として用いられている。これらのベルトが蛇行を生
じると色ズレの直接の原因となるため、従来からこれを
解決するための様々な提案がなされている。
動装置は、感光体ベルト、転写ベルト、シート搬送ベル
ト等として用いられている。これらのベルトが蛇行を生
じると色ズレの直接の原因となるため、従来からこれを
解決するための様々な提案がなされている。
【０００３】図８に示す従来のベルト駆動装置において
は、無端ベルト100の内側表面に寄り規制部材101を貼着
し、無端ベルト100を張架するローラ102の係合部103に
係合させることにより、無端ベルト100の幅方向の寄り
を規制している。
は、無端ベルト100の内側表面に寄り規制部材101を貼着
し、無端ベルト100を張架するローラ102の係合部103に
係合させることにより、無端ベルト100の幅方向の寄り
を規制している。
【０００４】図９に示す従来のベルト駆動装置は、特開
平09-114266に開示された構成であり、シート静電搬送
用の無端ベルト100の表面端部に寄り規制部材101を貼着
し、この寄り規制部材101が像担持体104に設けられた係
合部105と係合して、無端ベルト100の幅方向の寄りを規
制するものである。
平09-114266に開示された構成であり、シート静電搬送
用の無端ベルト100の表面端部に寄り規制部材101を貼着
し、この寄り規制部材101が像担持体104に設けられた係
合部105と係合して、無端ベルト100の幅方向の寄りを規
制するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の構成
にあっては、寄り規制部材101を無端ベルト100に精度よ
く貼り付けることが非常に難しいという問題がある。仮
に寄り規制部材101が少しずれて貼着された場合、寄り
規制部材101のずれに応じて無端ベルト100が幅方向に蛇
行しながら駆動されることとなり、画像にずれが発生し
てしまう。
にあっては、寄り規制部材101を無端ベルト100に精度よ
く貼り付けることが非常に難しいという問題がある。仮
に寄り規制部材101が少しずれて貼着された場合、寄り
規制部材101のずれに応じて無端ベルト100が幅方向に蛇
行しながら駆動されることとなり、画像にずれが発生し
てしまう。
【０００６】また無端ベルト100がローラ102を通過する
際に無端ベルト100及び寄り規制部材101が伸縮するた
め、貼着面に引っ張り、曲げ等の力が作用し、寄り規制
部材101の貼着強度が低下するという耐久性上の問題も
ある。
際に無端ベルト100及び寄り規制部材101が伸縮するた
め、貼着面に引っ張り、曲げ等の力が作用し、寄り規制
部材101の貼着強度が低下するという耐久性上の問題も
ある。
【０００７】そこで本発明は、無端ベルトと寄り規制部
材を正確且つ簡単に設置可能とすると共に、寄りがな
く、且つ耐久性に優れたベルト駆動装置を提供すること
を目的としている。
材を正確且つ簡単に設置可能とすると共に、寄りがな
く、且つ耐久性に優れたベルト駆動装置を提供すること
を目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るベルト駆動装置及び画像形成装置の代
表的な構成は、第１のベルトと、複数のローラを備え前
記第１のベルトを支持する支持手段と、を有するベルト
駆動装置において、前記支持手段は、所定のローラの片
側又は両側の少なくとも一方に張架され前記第１のベル
トを支持する第２のベルトを備え、前記第２のベルトは
前記第１のベルトの移動方向と直交する方向への寄りを
規制することを特徴とする。
に、本発明に係るベルト駆動装置及び画像形成装置の代
表的な構成は、第１のベルトと、複数のローラを備え前
記第１のベルトを支持する支持手段と、を有するベルト
駆動装置において、前記支持手段は、所定のローラの片
側又は両側の少なくとも一方に張架され前記第１のベル
トを支持する第２のベルトを備え、前記第２のベルトは
前記第１のベルトの移動方向と直交する方向への寄りを
規制することを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】［第一実施形態］本発明に係るベ
ルト駆動装置及び画像形成装置の第一実施形態について
図を用いて説明する。図１は本実施形態に係る画像形成
装置の全体構成図、図２はベルト駆動装置の側面図、図
３はベルト駆動装置の斜視図である。
ルト駆動装置及び画像形成装置の第一実施形態について
図を用いて説明する。図１は本実施形態に係る画像形成
装置の全体構成図、図２はベルト駆動装置の側面図、図
３はベルト駆動装置の斜視図である。
【００１０】（画像形成装置）図１に示す画像形成装置
Ａは電子写真方式を採用した４色フルカラーのレーザー
ビームプリンタであって、回転式の現像装置４にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック各色の現像器４Ｙ、４
Ｍ、４Ｃ、４Bkを有している。
Ａは電子写真方式を採用した４色フルカラーのレーザー
ビームプリンタであって、回転式の現像装置４にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック各色の現像器４Ｙ、４
Ｍ、４Ｃ、４Bkを有している。
【００１１】図において像担持体である感光体ドラム１
は後述する中間転写ベルト５ａの回転と同期して図中矢
印方向に回転し、帯電手段２によって一様に帯電すると
共に、露光手段３によってまずイエロー画像の光照射を
行い、イエローの静電潜像が形成される。この静電潜像
形成と同時に現像装置４を駆動してイエローの現像器４
Ｙを現像位置に配置し、感光体ドラム１上の静電潜像に
イエロートナーを付着させて現像する。その後、中間転
写体５の一次転写手段である一次転写ローラ５ｊにトナ
ーと逆極性の電圧を印加し、感光体ドラム１上のイエロ
ーのトナー像を中間転写ベルト５ａ上に一次転写する。
は後述する中間転写ベルト５ａの回転と同期して図中矢
印方向に回転し、帯電手段２によって一様に帯電すると
共に、露光手段３によってまずイエロー画像の光照射を
行い、イエローの静電潜像が形成される。この静電潜像
形成と同時に現像装置４を駆動してイエローの現像器４
Ｙを現像位置に配置し、感光体ドラム１上の静電潜像に
イエロートナーを付着させて現像する。その後、中間転
写体５の一次転写手段である一次転写ローラ５ｊにトナ
ーと逆極性の電圧を印加し、感光体ドラム１上のイエロ
ーのトナー像を中間転写ベルト５ａ上に一次転写する。
【００１２】イエロートナー像の一次転写が終了する
と、次の現像器が回転移動してきて、感光体ドラム１に
対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場合と同
様にしてマゼンタ、シアン、ブラックの各色について静
電潜像の形成、現像、一次転写を順次行い、中間転写ベ
ルト５ａ上に４色のトナー像を重ね合わせる。この間、
二次転写手段である二次転写ローラ11は、中間転写ベル
ト５ａとは非接触状態にある。
と、次の現像器が回転移動してきて、感光体ドラム１に
対向する現像位置に位置決めされ、イエローの場合と同
様にしてマゼンタ、シアン、ブラックの各色について静
電潜像の形成、現像、一次転写を順次行い、中間転写ベ
ルト５ａ上に４色のトナー像を重ね合わせる。この間、
二次転写手段である二次転写ローラ11は、中間転写ベル
ト５ａとは非接触状態にある。
【００１３】中間転写ベルト５ａ上に４色のトナー像が
形成された後に、装置下部に備えた給送カセット７ａか
らシートＳが給送ローラ７ｂ及び分離ローラ７ｃによっ
て一枚ずつ分離給送され、搬送ローラ対７ｄを介してレ
ジストローラ対７ｅに搬送される。そして二次転写ロー
ラ11が中間転写ベルト５ａに圧接され、中間転写ベルト
５ａの回転と同期してレジストローラ対７ｅがシートＳ
を中間転写ベルト５ａと二次転写ローラ11のニップ部に
給送する。二次転写ローラ11にはトナーと逆極性の電圧
が印加されており、中間転写ベルト５ａ上のトナー像は
一括してシートＳの表面に二次転写される。
形成された後に、装置下部に備えた給送カセット７ａか
らシートＳが給送ローラ７ｂ及び分離ローラ７ｃによっ
て一枚ずつ分離給送され、搬送ローラ対７ｄを介してレ
ジストローラ対７ｅに搬送される。そして二次転写ロー
ラ11が中間転写ベルト５ａに圧接され、中間転写ベルト
５ａの回転と同期してレジストローラ対７ｅがシートＳ
を中間転写ベルト５ａと二次転写ローラ11のニップ部に
給送する。二次転写ローラ11にはトナーと逆極性の電圧
が印加されており、中間転写ベルト５ａ上のトナー像は
一括してシートＳの表面に二次転写される。
【００１４】トナー像を転写されたシートＳは搬送ベル
トユニット12を経由して定着器８に至り、定着ローラ８
ａ及び加圧ローラ８ｂによってトナー像が定着された後
に、排出ローラ対９によって排出トレイ10に排出され、
画像形成を完了する。
トユニット12を経由して定着器８に至り、定着ローラ８
ａ及び加圧ローラ８ｂによってトナー像が定着された後
に、排出ローラ対９によって排出トレイ10に排出され、
画像形成を完了する。
【００１５】シートＳに転写されずに中間転写ベルト５
ａに残留したトナーは、クリーニングローラ５ｆによっ
て転写時と逆の電荷を与えられる。逆の電荷を付与され
たトナーは感光体ドラム１に静電的に逆転写され、その
後、感光体ドラム１のクリーニング装置６によって回収
される。
ａに残留したトナーは、クリーニングローラ５ｆによっ
て転写時と逆の電荷を与えられる。逆の電荷を付与され
たトナーは感光体ドラム１に静電的に逆転写され、その
後、感光体ドラム１のクリーニング装置６によって回収
される。
【００１６】（ベルト駆動装置）次に、本実施形態に係
るベルト駆動装置である中間転写体５について説明す
る。中間転写体５はトナー像を担持して搬送する中間転
写ベルト５ａと、これを張架する支持手段としての駆動
ローラ５ｂ、二次転写ローラ５ｃ、テンションローラ５
ｄによって構成されている。第１のベルトである中間転
写ベルト５ａは周長約440mmの樹脂製の無端ベルトであ
って、駆動ローラ５ｂによって回転駆動され、画像形成
動作に応じて図の矢印Ａ５ａ方向に回転する。
るベルト駆動装置である中間転写体５について説明す
る。中間転写体５はトナー像を担持して搬送する中間転
写ベルト５ａと、これを張架する支持手段としての駆動
ローラ５ｂ、二次転写ローラ５ｃ、テンションローラ５
ｄによって構成されている。第１のベルトである中間転
写ベルト５ａは周長約440mmの樹脂製の無端ベルトであ
って、駆動ローラ５ｂによって回転駆動され、画像形成
動作に応じて図の矢印Ａ５ａ方向に回転する。
【００１７】ここで、第２のベルトである寄り規制部材
５ｈ及び中間転写ベルト５ａを中間転写体５へ取り付け
る構成について説明する。まず図３に示すように駆動ロ
ーラ５ｂ、二次転写ローラ５ｃ、テンションローラ５ｄ
に溝状の係合部５ｇを設け、ゴム材を材質とする寄り規
制部材５ｈを係合させる。その後、図２に示すように中
間転写ベルト５ａを３本のローラに架け、幅方向の位置
決めを行った後、テンションローラ５ｄを矢印Ａ５ｄ方
向に移動し、中間転写ベルト５ａを所定の張力に調整す
る。
５ｈ及び中間転写ベルト５ａを中間転写体５へ取り付け
る構成について説明する。まず図３に示すように駆動ロ
ーラ５ｂ、二次転写ローラ５ｃ、テンションローラ５ｄ
に溝状の係合部５ｇを設け、ゴム材を材質とする寄り規
制部材５ｈを係合させる。その後、図２に示すように中
間転写ベルト５ａを３本のローラに架け、幅方向の位置
決めを行った後、テンションローラ５ｄを矢印Ａ５ｄ方
向に移動し、中間転写ベルト５ａを所定の張力に調整す
る。
【００１８】ベルト張架後、寄り規制部材５ｈと中間転
写ベルト５ａは夫々の材質であるゴム材と樹脂の摩擦力
により係合し、中間転写ベルト５ａの寄り力より強い結
合力を発生する。このため寄り規制部材５ｈを中間転写
ベルト５ａに極めて精度良く係合させることができ、中
間転写ベルト５ａは蛇行したり一方に寄ることがなく、
安定してベルト駆動を行うことができる。
写ベルト５ａは夫々の材質であるゴム材と樹脂の摩擦力
により係合し、中間転写ベルト５ａの寄り力より強い結
合力を発生する。このため寄り規制部材５ｈを中間転写
ベルト５ａに極めて精度良く係合させることができ、中
間転写ベルト５ａは蛇行したり一方に寄ることがなく、
安定してベルト駆動を行うことができる。
【００１９】またローラ部分で貼着面に引っ張り、曲げ
などの力が作用した場合にも、寄り規制部材５ｈの材質
であるゴム材の弾性力によって変形を吸収することがで
きると共に、固着されていないことから過負荷が掛かれ
ばズレることができるため、耐久性に優れたベルト駆動
装置とすることができる。
などの力が作用した場合にも、寄り規制部材５ｈの材質
であるゴム材の弾性力によって変形を吸収することがで
きると共に、固着されていないことから過負荷が掛かれ
ばズレることができるため、耐久性に優れたベルト駆動
装置とすることができる。
【００２０】なお、本実施形態においては中間転写ベル
ト５ａに樹脂を、寄り規制部材５ｈにゴム材を材質とし
て用いたが、中間転写ベルト５ａの寄り力より強い摩擦
力を発生するものであれば、他の材質でもよい。
ト５ａに樹脂を、寄り規制部材５ｈにゴム材を材質とし
て用いたが、中間転写ベルト５ａの寄り力より強い摩擦
力を発生するものであれば、他の材質でもよい。
【００２１】［第二実施形態］次に本発明に係るベルト
駆動装置及び画像形成装置の第二実施形態について図を
用いて説明する。図４は本実施形態に係るベルト駆動装
置の斜視図、図５はベルト駆動装置の側面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
駆動装置及び画像形成装置の第二実施形態について図を
用いて説明する。図４は本実施形態に係るベルト駆動装
置の斜視図、図５はベルト駆動装置の側面図であって、
上記第一実施形態と説明の重複する部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【００２２】上記第一実施形態においては無端ベルトで
ある中間転写ベルト５ａの片側に寄り規制部材５ｈを設
けた構成について説明したが、本実施形態においては両
側に設けた例について説明する。
ある中間転写ベルト５ａの片側に寄り規制部材５ｈを設
けた構成について説明したが、本実施形態においては両
側に設けた例について説明する。
【００２３】図４に示すように、３本のローラのうち、
駆動ローラ５ｂとテンションローラ５ｄの軸方向両側に
係合部５ｇを設けており、ここに寄り規制部材５ｈを係
合させている。その後、図５に示すように中間転写ベル
ト５ａを３本のローラに架け、幅方向の位置決めを行っ
た後、テンションローラ５ｄによって中間転写ベルト５
ａを所定の張力に調整する。
駆動ローラ５ｂとテンションローラ５ｄの軸方向両側に
係合部５ｇを設けており、ここに寄り規制部材５ｈを係
合させている。その後、図５に示すように中間転写ベル
ト５ａを３本のローラに架け、幅方向の位置決めを行っ
た後、テンションローラ５ｄによって中間転写ベルト５
ａを所定の張力に調整する。
【００２４】このように構成することにより、より中間
転写ベルト５ａと寄り規制部材５ｈとの係合を強くする
ことができ、中間転写ベルト５ａの寄りをより確実に防
止することができる。
転写ベルト５ａと寄り規制部材５ｈとの係合を強くする
ことができ、中間転写ベルト５ａの寄りをより確実に防
止することができる。
【００２５】［第三実施形態］次に本発明に係るベルト
駆動装置及び画像形成装置の第三実施形態について図を
用いて説明する。図６は本実施形態に係るベルト駆動装
置の部分断面図であって、上記第一実施形態と説明の重
複する部分については同一の符号を付して説明を省略す
る。
駆動装置及び画像形成装置の第三実施形態について図を
用いて説明する。図６は本実施形態に係るベルト駆動装
置の部分断面図であって、上記第一実施形態と説明の重
複する部分については同一の符号を付して説明を省略す
る。
【００２６】上記第一及び第二実施形態においては中間
転写ベルト５ａと寄り規制部材５ｈとを摩擦力のみによ
って係合させるよう構成して示した。しかし本実施形態
においては図６に示すように、中間転写ベルト５ａと寄
り規制部材５ｈの接触面の面形状を、駆動ローラ５ｂの
回転方向に対してそれぞれ対応するの凹凸面に形成して
いる。
転写ベルト５ａと寄り規制部材５ｈとを摩擦力のみによ
って係合させるよう構成して示した。しかし本実施形態
においては図６に示すように、中間転写ベルト５ａと寄
り規制部材５ｈの接触面の面形状を、駆動ローラ５ｂの
回転方向に対してそれぞれ対応するの凹凸面に形成して
いる。
【００２７】これにより中間転写ベルト５ａと寄り規制
部材５ｈの接触面が互いに係合し、駆動ローラ５ｂの幅
方向の寄りをより確実に防止することができる。
部材５ｈの接触面が互いに係合し、駆動ローラ５ｂの幅
方向の寄りをより確実に防止することができる。
【００２８】なお中間転写ベルト５ａ及び寄り規制部材
５ｈの接触面の面形状とは、図においては係止する如き
大きな凹凸を互いに対応して設けて示しているが、摩擦
力を強化する如く表面を粗面に仕上げることでも良い。
５ｈの接触面の面形状とは、図においては係止する如き
大きな凹凸を互いに対応して設けて示しているが、摩擦
力を強化する如く表面を粗面に仕上げることでも良い。
【００２９】［第四実施形態］次に本発明に係るベルト
駆動装置及び画像形成装置の第四実施形態について図を
用いて説明する。図７は本実施形態に係る二次転写ロー
ラの断面図であって、上記第一実施形態と説明の重複す
る部分については同一の符号を付して説明を省略する。
駆動装置及び画像形成装置の第四実施形態について図を
用いて説明する。図７は本実施形態に係る二次転写ロー
ラの断面図であって、上記第一実施形態と説明の重複す
る部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【００３０】本実施形態においては、中間転写ベルト５
ａを張架する３本のローラのうち駆動ローラ５ｂ以外の
ローラ、例えば二次転写ローラ５ｃにの外周面に、低摩
擦係数の潤滑皮膜としてフッ素系樹脂のコートを施して
いる。これにより、駆動ローラ５ｂ以外のローラ102に
おいては幅方向のすべりが生じ、寄り力の発生を最小限
に抑えることができるため、更に寄りを確実に防止する
ことができる。
ａを張架する３本のローラのうち駆動ローラ５ｂ以外の
ローラ、例えば二次転写ローラ５ｃにの外周面に、低摩
擦係数の潤滑皮膜としてフッ素系樹脂のコートを施して
いる。これにより、駆動ローラ５ｂ以外のローラ102に
おいては幅方向のすべりが生じ、寄り力の発生を最小限
に抑えることができるため、更に寄りを確実に防止する
ことができる。
【００３１】［他の実施形態］上記各実施形態において
は無端ベルトとしてトナー像を重畳的に担持する中間転
写ベルトを用いて説明したが、転写材を担持する転写材
担持体に本発明を適用し、像担持体上の各色のトナー像
を転写手段により転写体担持体上のシートに直接かつ重
畳的に転写するよう構成することもできる。
は無端ベルトとしてトナー像を重畳的に担持する中間転
写ベルトを用いて説明したが、転写材を担持する転写材
担持体に本発明を適用し、像担持体上の各色のトナー像
を転写手段により転写体担持体上のシートに直接かつ重
畳的に転写するよう構成することもできる。
【００３２】また本発明に係る画像形成装置は電子写真
方式を採用したものに限定するものではなく、ベルト駆
動によりシートを搬送しつつ画像を記録するもの、例え
ばインクジェット記録装置においても本発明を適用する
ことができる。かかる装置においてはシートに向かって
インクを吐出することにより画像を形成するヘッドを有
し、第１のベルトである搬送ベルトによってシートを吸
着搬送しながら画像を形成する。また特にシート幅に対
応する幅のヘッドを複数有して複数色の画像を順次重ね
ることによりフルカラー画像を形成するフルライン型の
画像形成装置においても特に有効である。
方式を採用したものに限定するものではなく、ベルト駆
動によりシートを搬送しつつ画像を記録するもの、例え
ばインクジェット記録装置においても本発明を適用する
ことができる。かかる装置においてはシートに向かって
インクを吐出することにより画像を形成するヘッドを有
し、第１のベルトである搬送ベルトによってシートを吸
着搬送しながら画像を形成する。また特にシート幅に対
応する幅のヘッドを複数有して複数色の画像を順次重ね
ることによりフルカラー画像を形成するフルライン型の
画像形成装置においても特に有効である。
【００３３】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明においては、
複数のローラに無端ベルトとは別部材の寄り規制部材を
張架すると共に、その外周に無端ベルトを張架して構成
したことにより、無端ベルトと寄り規制部材を正確且つ
簡単に設置することが可能となると共に、寄りがなく、
且つ耐久性に優れたベルト駆動装置及び画像形成装置を
提供することができる。
複数のローラに無端ベルトとは別部材の寄り規制部材を
張架すると共に、その外周に無端ベルトを張架して構成
したことにより、無端ベルトと寄り規制部材を正確且つ
簡単に設置することが可能となると共に、寄りがなく、
且つ耐久性に優れたベルト駆動装置及び画像形成装置を
提供することができる。
【図１】第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図
である。
である。
【図２】ベルト駆動装置の側面図である。
【図３】ベルト駆動装置の斜視図である。
【図４】第二実施形態に係るベルト駆動装置の斜視図で
ある。
ある。
【図５】ベルト駆動装置の側面図である。
【図６】第三実施形態に係るベルト駆動装置の部分断面
図である。
図である。
【図７】第四実施形態に係る二次転写ローラの断面図で
ある。
ある。
【図８】従来のベルト駆動装置を説明する図である。
【図９】従来のベルト駆動装置を説明する図である。
Ａ …画像形成装置 Ｓ …シート １ …感光体ドラム ２ …帯電手段 ３ …露光手段 ４ …現像装置 ５ …中間転写体 ５ａ …中間転写ベルト ５ｂ …駆動ローラ ５ｃ …二次転写ローラ ５ｄ …テンションローラ ５ｆ …クリーニングローラ ５ｇ …係合部 ５ｈ …寄り規制部材 ５ｊ …一次転写ローラ ６ …クリーニング装置 ７ａ …給送カセット ７ｂ …給送ローラ ７ｃ …分離ローラ ７ｄ …搬送ローラ対 ７ｅ …レジストローラ対 ８ …定着器 ８ｂ …加圧ローラ ９ …排出ローラ対 10 …排出トレイ 11 …二次転写ローラ 12 …搬送ベルトユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｇ 15/16 Ｂ４１Ｊ 3/04 １０１Ｚ ３Ｊ１０３ Ｆターム(参考） 2C056 EA11 EA21 EE09 HA29 2H030 BB24 BB42 BB46 BB53 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 CA11 3F049 BA15 BB02 BB11 LA04 LB03 3J049 AA01 AB01 BB05 BB22 BE09 BF07 BH01 CA10 3J103 AA02 AA62 FA30 GA02 GA58
Claims (15)
- 【請求項１】 第１のベルトと、複数のローラを備え前
記第１のベルトを支持する支持手段と、を有するベルト
駆動装置において、 前記支持手段は、所定のローラの片側又は両側の少なく
とも一方に張架され前記第１のベルトを支持する第２の
ベルトを備え、 前記第２のベルトは前記第１のベルトの移動方向と直交
する方向への寄りを規制することを特徴とするベルト駆
動装置。 - 【請求項２】 前記第１のベルトと前記第２のベルトと
の間の動摩擦係数は、前記第１のベルトと前記所定のロ
ーラとの間の動摩擦係数よりも大きいことを特徴とする
請求項１のベルト駆動装置。 - 【請求項３】 前記第１のベルトは樹脂を備え、前記第
２のベルトはゴムを備えることを特徴とする請求項２の
ベルト駆動装置。 - 【請求項４】 前記第１のベルトは、前記第２のベルト
の凹部と係合する凸部を備えることを特徴とする請求項
１乃至３のいずれかベルト駆動装置。 - 【請求項５】 前記第２のベルトは、前記第１のベルト
の凹部と係合する凸部を備えることを特徴とする請求項
１乃至３のいずれかのベルト駆動装置。 - 【請求項６】 前記支持手段は前記第１のベルトに駆動
力を伝達する駆動ローラを備え、前記第１のベルトと前
記駆動ローラとの間の動摩擦係数は、前記第１のベルト
と前記駆動ローラと異なるローラとの間の動摩擦係数よ
りも大きいことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか
のベルト駆動装置。 - 【請求項７】 前記駆動ローラと異なるローラ表面には
潤滑皮膜が形成されていることを特徴とする請求項６の
ベルト駆動装置。 - 【請求項８】 像を担持する像担持体と、請求項１乃至
７に記載のベルト駆動装置と、を有し、前記像担持体上
の像は前記第１のベルトに転写され、前記第１のベルト
上の像は記録材に転写されることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項９】 前記像担持体から前記第１のベルトに複
数色の像が順次重ねて転写され、前記第１のベルト上の
複数色の像は記録材に転写されることを特徴とする請求
項８の画像形成装置。 - 【請求項１０】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の
像担持体と、請求項１乃至７に記載のベルト駆動装置
と、を有し、前記各像担持体から前記第１のベルト上に
複数色の像が順次重ねて転写され、前記第１のベルト上
の複数色の像は記録材に転写されることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項１１】 請求項１乃至７に記載のベルト駆動装
置と、前記第１のベルトに担持された記録材に像を形成
する像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項１２】 前記像形成手段は像を担持する像担持
体を備え、前記像担持体から前記第１のベルトに担持さ
れた記録材に像を転写することを特徴とする請求項１１
の画像形成装置。 - 【請求項１３】 前記像形成手段は複数色の像を担持す
る複数の像担持体を備え、前記各像担持体から前記第１
のベルトに担持された記録材に複数色の像を順次重ねて
転写することを特徴とする請求項１１の画像形成装置。 - 【請求項１４】 前記像形成手段は、前記第１のベルト
に担持された記録材に像を形成するためにインクを吐出
するヘッドを備えることを特徴とする請求項１１の画像
形成装置。 - 【請求項１５】 前記像形成手段は、前記第１のベルト
に担持された記録材に複数色の像を順次重ねて形成する
ために複数色のインクを吐出する複数のヘッドを備える
ことを特徴とする請求項１１の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168885A JP2001349398A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168885A JP2001349398A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001349398A true JP2001349398A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18671832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000168885A Pending JP2001349398A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001349398A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6964808B2 (en) * | 2001-06-26 | 2005-11-15 | Takachiho Corporation | Wall surface panel capable of generating minus ions utilizing natural volcanic ash soil |
| JP2008162807A (ja) * | 2008-03-12 | 2008-07-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2008197576A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Sharp Corp | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2014219593A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | キヤノン株式会社 | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-06-06 JP JP2000168885A patent/JP2001349398A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6964808B2 (en) * | 2001-06-26 | 2005-11-15 | Takachiho Corporation | Wall surface panel capable of generating minus ions utilizing natural volcanic ash soil |
| JP2008197576A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Sharp Corp | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2008162807A (ja) * | 2008-03-12 | 2008-07-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2014219593A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | キヤノン株式会社 | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
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