JP2001348644A - 成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板およびその製造方法 - Google Patents
成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板およびその製造方法Info
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Abstract
な曲面を持ち、板厚に対して表面積が非常に大きなプレ
ス部品に外力が作用した場合の部品の剛性である張り剛
性に優れた低炭素冷延鋼板を提供する。 【解決手段】 質量%で、C:0.01超〜0.05%
を含有し、板厚0.5〜0.8mm、降伏応力が120
〜250N/mm2の冷延鋼板であって、相当歪みで2
%の予歪みを施し、150〜170℃で5〜20分の熱
処理を施した後に、再度引張試験を行った際の歪み量
0.06%での応力歪み曲線の傾きXとヤング率Yの比
A(=X/Y)がA>0.8を満たし、前記熱処理後の
降伏応力の上昇代が40N/mm2以上であることを特
徴とする成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。
Description
として、例えば、ルーフ、フード、ドアパネル等のよう
に曲率が大きな部分を有する部品に好適な張り剛性に優
れた低炭素冷延鋼板およびその製造方法に関する。
りと共に自動車の燃費向上のニーズが強くなっている。
燃費向上のための有効な方策の一つとして車体重量の軽
減があり、その中でも車体を構成す低炭素冷延鋼板の板
厚を低減することが重要視されている。板厚を低減する
際に最も問題となるのが、成形部品の張り剛性の低下で
ある。張り剛性が低下すると、成形品が外部から力を受
けた際に容易にたわみを生じてしまう。一般に張り剛性
は式(1)に示すように板厚とヤング率に依存する。 S∝E・tm ・・・(1) ここでSは張り剛性,Eはヤング率、tは板厚、mはパ
ネル形状に依存した乗数で1〜3の値を持つ。
る張り剛性の低下を防ぐためには、鋼板のヤング率を向
上させる以外に手段はない。そこで、例えば、特開昭5
8−9932号公報や特開平3−3731号公報に開示
されているように、鋼のヤング率の異方性に着目し、成
分や圧延方法を限定することで板厚方向に対してヤング
率の高い方位の集積度を上げることが行われている。し
かし、この方法ではヤング率の向上代は小さく、かつ等
方的なヤング率の向上は期待できない。
から、張り剛性の評価を行う場合も一定値として取り扱
われてきた。しかし、パネルのようにプレス成形などに
よって材料に歪みが与えられた部品に再度力が加わる
と、一般に弾性域と言われる歪み量(0.1%以下)の
範囲においても、歪みの増加に伴い、応力−歪み曲線の
刻々の傾きが低下していく。この傾きのことを、以後、
瞬間ヤング率と呼ぶ。すなわち、従来完全な弾性範囲内
での変形であり、一定値のヤング率で評価できると考え
られていた張り剛性は、実際は、歪みの増加に伴う瞬間
ヤング率の低下という現象を含めた形で取り扱われるべ
きである。しかし、これまでにこのような現象に着目し
て張り剛性向上を検討した例は全くない。
記課題を有利に解決し、張り剛性に優れた低炭素冷延鋼
板およびその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
らは瞬間ヤング率の低下という現象と張り剛性との相関
に着目し、歪みの増加に伴う瞬間ヤング率の低下を抑制
することで張り剛性が著しく向上するという全く新しい
知見を得た。すなわち、プレスに相当する2%予歪みを
与え、150〜170℃で20分以内の熱処理を施し、
その後再度引張試験を行った際の瞬間ヤング率をX(応
力−歪み曲線の傾きに相当)、ヤング率をYとしたと
き、歪み量0.06%まで式(2)の関係を保つ鋼板
で、かつ熱処理前からの降伏応力の上昇代が40N/m
m2以上の鋼板は張り剛性が著しく向上することを見い
だした。 X/Y>0.8 ・・・(2)
プレス成形などによって材料中に導入された歪みが深く
関係している。すなわち、プレス成型時に可動転位が導
入されていると、マクロには弾性変形範囲内とされる歪
み域においても、徐々に局所的な降伏現象が進行し、そ
れが、瞬間ヤング率の低下の要因になっていると考えら
れる。そこで本発明者らは鋼中において可動転位の動き
を抑制し、瞬間ヤング率の低下を抑制する方法として、
成形後に熱処理でCの様な侵入型固溶元素を可動転位の
周囲に偏析させることが極めて効果的であるという事実
を新たに見いだした。また、張り剛性はヤング率の他に
板厚の影響も著しく受けることから、この瞬間ヤング率
の向上による張り剛性改善効果は限定された板厚範囲の
みで発揮されることも初めて見いだした。
し、板厚0.5〜0.8mm、降伏応力が120〜25
0N/mm2の低炭素冷延鋼板であって、相当歪みで2
%の予歪みを施し、150〜170℃で5〜20分の熱
処理を施した後に、再度引張試験を行った際の歪み量
0.06%での応力歪み曲線の傾きXとヤング率Yの比
A(=X/Y)がA>0.8を満たし、熱処理後の降伏
応力の上昇代が40N/mm2以上であることを特徴と
する成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。
溶N量の合計が、質量%で、0.0007〜0.005
%であることを特徴とする前記(1)に記載の成形性と
張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。 (3)質量%で、C:0.01超〜0.05%,Si≦
1.0%,Mn≦1.5%,P≦0.15%,Al:
0.005〜0.2%,N≦0.007%を含有し、残
部Feを主成分とすることを特徴とする前記(2)に記
載の成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。
%で、Bを0.0002〜0.005%含有することを
特徴とする前記(3)に記載の成形性と張り剛性に優れ
た低炭素冷延鋼板。 (5)前記鋼がさらに、質量%でCr:0.2〜3%、
及び/又はMo:0.01〜3%を含有することを特徴
とする前記(3)または(4)に記載の成形性と張り剛
性に優れた低炭素冷延鋼板。 (6)前記(3)ないし(5)のいずれか1項に記載の
成分を有する熱延鋼板を冷間圧延後、700℃〜Ac3
点で20秒〜120秒の再結晶焼鈍を施し、更に250
〜400℃で1〜5分の過時効処理を施すことを特徴と
する成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板の製造方
法にある。
の予歪みを与え所定の熱処理を施した後に引張試験を行
った際の瞬間ヤング率をX(応力−歪み曲線の傾きに相
当)、ヤング率をYとした時、歪み量0.06%でのX
/Y>0.8という関係を有する鋼板に関するものであ
る。以下に、その限定理由を述べる。 板厚:冷延鋼板の板厚は0.5〜0.8mm、好ましく
は0.6〜0.8mmとする。先に述べた様に張り剛性
は板厚の1〜3乗に依存するため、板厚の影響を著しく
受ける。従って、板厚が0.5mm未満に薄手化される
と板厚の負の効果が大きくなりすぎ、十分な焼付処理を
施しても張り剛性向上の効果が得られなくなる。一方、
0.8mm超の厚手材になると板厚の正の効果が大きい
ために、焼付処理による張り剛性向上効果が見かけ上見
えにくくなる。従って、板厚は0.5〜0.8mm、望
ましくは0.6〜0.8mmとする。
/mm2未満では、張り剛性向上の効果が顕著に現れな
いことから本発明に係る冷延鋼板の降伏応力の下限は1
20N/mm2とする。また、プレス前の降伏応力が2
50N/mm2を超えるとプレス成形が難しくなり、形
状凍結性も低下する。従って、プレス前の降伏応力は2
50N/mm2以下とする。 瞬間ヤング率と降伏応力の上昇代:まず、張り剛性と瞬
間ヤング率の関係は以下の実験によって決定した。表1
に示す化学成分の鋼を熱間圧延・冷間圧延後同表中に示
した条件で焼鈍し、同表中に示した固溶C,N量および
機械的性質を有する板厚0.75mmの冷延鋼板を製造
した。
試験片および振動法によるヤング率測定用試験片を切り
出し、残部より図1の模式図に示した型のパネルを作製
した。各々の試験片およびパネルに表2に示した種々の
熱処理を施し、まず、ヤング率測定と引張試験より瞬間
ヤング率の測定を行った。図2にNo.2,5,6,1
0の歪み量に伴う瞬間ヤング率の変化を示す。歪み量0
のところに表示されている値が振動法によって測定され
たヤング率である。鋼種によるヤング率の違いはほとん
ど認められないが、歪み量の増加に伴い、鋼種および熱
処理によって瞬間ヤング率の低下の挙動が異なる事がわ
かる。
構成する部分の中央部を押して荷重100Nでのたわみ
量を求めた。図3には歪み量0.06%でのNo.1〜
10のヤング率比A(=X/Y)とたわみ量の関係を示
す。これより、歪み量0.06%でのヤング率比が0.
8以上、降伏応力の上昇代が40N/mm2以上であれ
ば高い張り剛性が得られることがわかる。ヤング率比は
原理的に1.0を越えることはない。また、前記熱処理
時の降伏応力の上昇代の上限は特に定めることなく本発
明の効果を得ることができる。 熱処理:引張試験の前に施される熱処理条件は実際にそ
のパネルを製造するラインで塗装焼付等の目的のために
行われている条件に準じる。従って、熱処理条件は15
0〜170℃で5〜20分とする。もちろん、張り剛性
向上の目的で、更に高温長時間の熱処理を施して特性を
評価しても良い。
る。 C:Cを0.01%未満にすると連続焼鈍における過時
効時の炭化物の析出が十分進行せず、固溶C量を十分低
減することが出来なくなる。また、C量が0.05%超
になると炭化物やパーライトの析出量が増加し、延性や
深絞り性などの加工性が劣化する。従って、C量の範囲
は0.01%超〜0.05%とする。 固溶C,N量:固溶C,N量の合計が0.0007%未
満では可動転位を固着する能力が十分ではない。従っ
て、固溶C,N量の合計は0.0007%以上が望まし
い。また、固溶C,N量の合計が0.005%を越える
と室温で放置している間に時効硬化が進行し、パネルを
成形するのが困難になる。従って、固溶C,N量の上限
は0.005%とする。
まれる成分、すなわち、Si,Mn,Pの上限をそれぞ
れSi:1.0%以下、Mn:1.5%以下、P:0.
15%以下とする。これはそれ以上の添加は加工性を劣
化するためである。また、SiとMnは脱酸のため、そ
れぞれ0.01%以上含まれていることが好ましい。 B:Bの添加は二次加工性を向上させるので必要に応じ
て0.0002%以上を添加することは効果的である
が、0.005%超になると加工性の劣化が著しくなる
ため、上限を0.005%とする。
熱延、または焼鈍中にAlNとして析出し固溶Nを低減
する。そのため少なくとも0.005%の添加が望まし
い。しかし、0.2%超添加すると加工性が劣化するこ
とから上限を0.2%とする。 N:Nは不純物であ
り、0.007%超含有すると加工性が劣化する。従っ
て、Nの上限は0.007%とする。 Cr:Crは強度上昇に有効な元素であり、かつ熱処理
後の降伏応力の上昇代を高めることから状況に応じて添
加してもよい。しかし、その添加量が0.2%未満では
効果が現れないため、その下限を0.2%とする。一
方、3%を超えると熱延板の酸洗性が低下したり、製品
板の化成処理性が劣化したりするので、上限を3%とす
る。
り、かつ熱処理後の降伏応力の上昇代を高めることから
状況に応じて添加しても良い。しかし、その添加量が
0.01%未満ではその効果が現れないためその下限を
0.01%とする。一方、3%を超えると強度が上昇し
すぎて成形性が劣化するだけでなく、降伏応力上昇の効
果も飽和することからその上限を3%とする。上記成分
を得るための原料はとくに限定しないが、鉄鉱石を原料
として、高炉、転炉により成分を調整する方法以外にス
クラップを原料としてもよいし、これを電炉で溶製して
もよい。スクラップを原料の全部または一部として使用
する際には、Cu,Ni,Sn,Sb,Zn,Pb等の
元素を含んでもよい。
たがって鋳造、熱延後、冷延鋼板とする。熱間圧延に供
するスラブは特に限定する物ではない。すなわち、連続
鋳造スラブや薄スラブキャスターで製造したものなどで
あればよい。また、鋳造後に直ちに熱間圧延を行う、連
続鋳造−直接圧延(CC−DR)のようなプロセスにも
適合する。熱間圧延の仕上温度はAr3 点より高いこと
が望ましい。冷間圧延率は50〜90%が望ましい。ま
た、加工性向上のため、仕上げ圧延をα域で行うα域連
続熱延プロセスによって得られた素材を冷間圧延、焼鈍
して冷延鋼板としてもよい。
結晶が完了せず、加工性が劣化したり、再結晶を完了さ
せるのに著しく長い時間を要し、生産性を低下させてし
まう。また、Ac3 点超で焼鈍を行うと加工性が劣化す
る。従って、焼鈍温度の範囲は700℃〜Ac3 点とす
る。 焼鈍時間:焼鈍時間が20秒未満では再結晶が完了せ
ず、加工性が劣化する。また、120秒超焼鈍を行って
も顕著な効果は得られず、生産性が低下する。従って、
焼鈍時間は20秒〜120秒とする。
は十分炭化物を析出させるため著しく長い時間を要し、
生産性を低下させる。また、500℃超では炭化物の析
出が不十分になり、固溶Cを低減できなくなる。したが
って過時効温度は250℃〜500℃とする。 過時効時間:上記過時効温度範囲で1分未満の過時効を
行っても十分な炭化物析出が得られず、また、5分超行
ってもその効果は飽和することから、過時効時間は1分
〜5分とする。
る。 (実施例1)表3に示す機械的性質と固溶C,N量を有
する板厚0.8mmの冷延鋼板を実機にて製造した。冷
延後、780℃で60秒の再結晶焼鈍を施し、更に表3
中に示した過時効処理を施した。L方向からJIS5号
引張り試験片およびヤング率測定用試験片を切り出し、
残部より図1に示したパネルを作製した。相当歪みで2
%の予歪みを施した各々の試験片及びパネルに170℃
で20分の熱処理を施した後に、ヤング率測定と瞬間ヤ
ング率測定を行った結果から得られたヤング率比A(=
0.06%歪みでの瞬間ヤング率/ヤング率)およびパ
ネル周囲を拘束し、パネル正面を構成する部分の中央部
を押した時の荷重100Nでのたわみ量を表4に示す。
これより、ヤング率比が0.8以上を有し、かつ熱処理
による降伏応力の上昇代が40N/mm2の鋼板はいず
れも高い張り剛性を示すことがわかる。また、鋼Qの鋼
板は原板の降伏応力が高すぎるため、適切な曲率を持っ
たパネルを成形することができなかった。
ることによってに表5に示した様な種々の板厚にした。
冷延後、表1中の鋼Cと同じ条件で再結晶焼鈍及び過時
効処理を施した。機械的な性質は、表5中に示したよう
にいずれも大きな違いはない。このような材料の張り剛
性を実施例1と同様な方法で評価した結果を表5と図4
に示す。これより板厚が0.5mm〜0.8mmの範囲
で熱処理を施すによってたわみ量が低下し、優れた張り
剛性が得られることがわかる。
ング率の低下代が低い鋼板の板厚範囲を制限した上でパ
ネルに適用することによって張り剛性が著しく向上させ
ることが出来る。
ネルを示す図
ラフ
ラフである。特許出願人
Claims (6)
- 【請求項1】 質量%で、C:0.01超〜0.05%
を含有し、板厚0.5〜0.8mm、降伏応力が120
〜250N/mm2の低炭素冷延鋼板であって、相当歪
みで2%の予歪みを施し、150〜170℃で5〜20
分の熱処理を施した後に、再度引張試験を行った際の歪
み量0.06%での応力歪み曲線の傾きXとヤング率Y
の比A(=X/Y)がA>0.8を満たし、前記熱処理
後の降伏応力の上昇代が40N/mm2以上であること
を特徴とする成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼
板。 - 【請求項2】 前記低炭素冷延鋼板の固溶C量と固溶N
量の合計が、質量%で、0.0007〜0.005%で
あることを特徴とする請求項1に記載の成形性と張り剛
性に優れた低炭素冷延鋼板。 - 【請求項3】 質量%で、Si≦1.0%,Mn≦1.
5%,P≦0.15%,Al0.005〜0.2%,N
≦0.007%を含有し、残部Feを主成分とすること
を特徴とする請求項2に記載の成形性と張り剛性に優れ
た低炭素冷延鋼板。 - 【請求項4】 前記鋼がさらに、質量%で、Bを0.0
002〜0.005%含有することを特徴とする請求項
3に記載の成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。 - 【請求項5】 前記鋼がさらに、質量%で、Cr:0.
2〜3%,及び/又はMo:0.01〜3%を含有する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の成形
性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。 - 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれか1項
に記載の成分を有する熱延鋼板を冷間圧延後、700℃
〜Ac3 点で20秒〜120秒の再結晶焼鈍を施し、更
に250〜500℃で1〜5分の過時効処理を施すこと
を特徴とする成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板
の製造方法。
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JP2000172598A JP4132582B2 (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板およびその製造方法 |
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JP2008158356A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Ricoh Co Ltd | 距離センサ及び画像形成装置 |
JP2011006055A (ja) * | 2009-05-29 | 2011-01-13 | Nippon Steel Corp | パネル組立体、パネル部材及びパネル組立体の製造方法 |
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KR102064962B1 (ko) * | 2017-12-24 | 2020-02-11 | 주식회사 포스코 | 소부경화성 및 내식성이 우수한 냉연강판, 용융 아연계 도금강판 및 그 제조방법 |
-
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