JP2001348141A - 画像形成装置およびそのシート材搬送時の詰まり検知方法 - Google Patents

画像形成装置およびそのシート材搬送時の詰まり検知方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置やシート材搬送用DCブラシレ
スモータの固体差によるバラツキにより左右されないシ
ート材詰まり検知をすることのできる画像形成装置、シ
ート材搬送時の詰まり検知方法を提供する。 【解決手段】 DCブラシレスモータによってシート材
が搬送される画像形成装置において、前記DCブラシレ
スモータの実際の回転速度情報に依存したシート材詰ま
り検知時間tref±t0にもとづいて前記シート材搬
送時の詰まりを検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にそのシート材搬送時の詰まり検知に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6,図7,図8,図9により従来例の
画像形成装置を説明する。図6は画像形成装置の構造を
示す図である。図6において、給紙カセット1に積載さ
れているシート材2はカセット給紙ローラ3によって給
紙され、搬送ローラ4によりプリンタ内のシート材搬送
路5上へ給紙され、給紙センサ7により画像タイミング
及びシート材の先端と後端の長さを検出する。また、レ
ジストローラ6でシート材2の先端を給紙センサ7に合
せ転写ローラ8,感光ドラム9ヘシート材を搬送する。
転写ローラ8と感光ドラム9にてトナーを転写されたシ
ート材は、トナーをシート材に定着させるための加圧ロ
ーラ10,定着フィルム11,セラミックヒータ12に
搬送され加圧定着される。
【0003】続いて排紙センサ14によりシート材が搬
送路中に詰まること無く搬送されたことを検知し、排紙
ローラ13にて排紙される。
【0004】図7に従来例における紙搬送モータ制御部
の構成を示す。画像形成装置全体の制御を行うASIC
(カスタムIC)15内のCPU16から出力された、
シート材の搬送用駆動源であるDC(直流)ブラシレス
モータ17の駆動を開始するモータON信号18は、L
OGIC19内の前記DCブラシレスモータ17の回転
速度制御を行う速度ディスクリ回路20に出力され、前
記速度ディスクリ回路20は前記DCブラシレスモータ
17の回転速度を加速させる加速信号21を積分回路2
2へ出力する。モータドライバIC23内の、前記DC
ブラシレスモータ17ヘ電流を供給する回路であるDR
IVER24は、前記積分回路22の出力電圧に比例し
た電流を前記DCブラシレスモータ17に供給する。
【0005】前記DCブラシレスモータ17のロータに
着磁された駆動用マグネットの磁極の方向に依存した極
性の電圧を出力するホール素子u25,v26,w27
は、前記DCブラシレスモータ17のロータの位置を検
出するものであり、前記ホール素子u25,v26,w
27の出力である位置情報はホールヒステリシスアンプ
28によって増幅され前記DCブラシレスモータ17の
所望の回転方向に対して力が加わるように各相の切替え
を行う相切替え回路29へ出力される。また、前記ホー
ル素子u25,v26,w27にバイアス電流を供給す
るホール素子用電源30とホール素子用抵抗31によ
り、前記ホール素子u25,v26,w27は電圧を出
力する。前記DCブラシレスモータ7のスイッチング時
に発生する逆起電圧を電源32もしくはGND33へ回
生させるフライホイールダイオード34は前記ドライバ
IC23を保護する。
【0006】また、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度に関する情報は、FGパターン35より得られ
る。すなわち、基板上にパターニングされたFGパター
ン35と、前記DCブラシレスモータ17のロータの取
り付けられ前記基板側に着磁された磁石により発生する
磁界とにより、前記FGパターン35より発生する電圧
は、増幅する為のFGアンプ36に出力される。前記F
Gアンプ36は前記FGパターン35から出力される信
号を矩形波に波形成形しFG信号39として前記ASI
C15内の速度ディスクリ回路20へ出力する。前記速
度ディスクリ回路20は、前記CPU16における前記
DCブラシレスモータ17の回転速度を設定する為の回
転速度設定用レジスタ38からの信号と前記FG信号3
9の比較を行い、前記回転速度設定用レジスタ38の信
号よりも前記FG信号39の周期の方が大きければ前記
加速信号21を、小さければ減速信号40を積分回路2
2に出力する。前記積分回路22により直流に変換され
た前記加速信号21または減速信号40は前記DRIV
ER24に出力され、前記DRIVER24は前記直流
電圧に比例した電流を前記DCブラシレスモータ17に
供給する。また、42は前記ASIC15駆動用の振動
子である。
【0007】図8,図9により従来例におけるシート材
詰まり検知の仕方を説明する。画像形成装置に設けられ
たASIC15はプリント信号を受け付けると(図9の
S50参照、以下同様)、前記DCブラシレスモータ1
7を起動し、所定の時間の経過後、前記DCブラシレス
モータ17の回転速度Sを前記FG信号39の周波数f
から算出する。前記回転速度Sは、慣用的に1分間当た
りの回転数で表現されているが、前記FG信号周波数を
fとすると、“S=f/36*60[回転/分]”で与
えられる。続いて、DCブラシレスモータ17の回転速
度が基準の回転速度Srefのバラツキの規格±So内
であるか比較し(S47)、Sref−So<S<Sr
ef+Soで無かった場合、モータ異常として前記DC
ブラシレスモータ17を停止する(S48)。一方、S
ref−So<S<Sref+Soであれば、正常回転
と判断し、設定されているシーケンスを継続する。
【0008】続いて、前記画像形成装置は前記シート材
2を給紙した後、給紙センサ7により給紙を検知し(S
51)、給紙センサ7と排紙センサ14問の通紙時間t
の計数を開始する。続いて、前記排紙センサ14を通過
するまでに基準の時間trefとシート材搬送時間バラ
ツキtoを加算した時間tref+toよりも時間が経
過した場合、前記シート材2が搬送路5内で詰まったと
判断し、シート材詰まりをユーザに報知する(S5
3)。一方、tref+to以下で前記排紙センサ14
を通過した場合(S54)、前記排紙ローラ13まで前
記シート材2を搬送する。
【0009】前記シート材2は前記排紙センサ14を通
過した際、前記搬送時間tが前記基準搬送時間tref
と前記搬送時間バラツキtoの差tref−toより短
い時間の場合、前記DCブラシレスモータ17の回転速
度が規格値よりも高速であるのでモータ回転異常とす
る。続いて前記シート材2を自動排紙した後(S5
6)、ユーザにモータ回転異常を報知する(S57)。
一方、前記搬送時間tがtre−toよりも長い時間で
シート材が前記排紙センサ14を通過した場合、正常動
作と判断しプリントを継続する(S58)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、シート材詰まり検知時間の設定をモータの
理論的な回転速度と、センサ間距離で決定しており、新
規設計の画像形成装置や機種毎に設定値が異なってい
た。また、実際は、画像形成装置本体やモータの固体差
バラツキによりシート材搬送速度が異なるが検知時間の
マージンは一意的に設定されており前記バラツキを考慮
したマージンを設定する必要が有り、シート材詰まり検
知に時間がかかっていた。
【0011】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、画像形成装置やシート材搬送用DCブラシレ
スモータの固体差によるバラツキに左右されないシート
材詰まり検知の出来る画像形成装置および方法を提供す
ることを第一の目的とするものである。
【0012】また、画像形成装置におけるシート材の搬
送速度に左右されない、つまり、後継機種においてシー
ト材詰まり検知の詰まり時間の再設定を行わなくてすむ
画像形成装置および方法を提供することを第2の目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の(1)〜(4)のと
おりに構成し、画像形成装置のシート材搬送時の詰まり
検知方法を次の(5)のとおりに構成する (1)DCブラシレスモータによってシート材が搬送さ
れる画像形成装置において、前記DCブラシレスモータ
の実際の回転速度情報に依存したシート材詰まり検知時
間にもとづいて前記シート材搬送時の詰まりを検知する
詰まり検知手段を備えた画像形成装置。
【0014】(2)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、前記回転速度情報は、前記DCブラシレスモータ
の準備駆動中における回転速度情報である画像形成装
置。
【0015】(3)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、前記回転速度情報は、前記DCブラシレスモータ
のプリント開始時における回転速度情報とである画像形
成装置。
【0016】(4)前記(1),(2),(3)のいず
れかに記載の画像形成装置において、前記DCブラシレ
スモータに関する基準速度情報を記憶している基準速度
情報記憶手段と、前記基準速度情報記憶手段に記憶され
ている基準速度情報と駆動中の前記DCブラシレスモー
タの速度情報を比較する速度情報比較手段と、前記速度
情報比較手段による比較の結果、前記DCブラシレスモ
ータの速度が正常な範囲にあると判断できるときは所定
のシーケンスを継続し、正常な範囲にあると判断できな
いときは前記DCブラシレスモータの回転異常を報知す
るよう制御する制御手段とを備えた画像形成装置。
【0017】(5)DCブラシレスモータによってシー
ト材が搬送される画像形成装置におけるシート材搬送時
の詰まり検知方法であって、前記DCブラシレスモータ
の実際の回転速度情報に依存したシート材の搬送時間を
設定するステップAと、前記ステップAで設定した搬送
時間に所定のバラツキ時間を減算した時間から、前記ス
テップAで設定した搬送時間に所定のバラツキ時間を加
算した時間の範囲内に、前記シート材がその搬送路の所
定の範囲を通過したことを検知するステップBと、前記
ステップBにおいて通過を検知できなかったとき、前記
シート材の搬送時の詰まりを判定するステップCとを備
えた画像形成装置のシート材詰まり検知方法。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を画像形
成装置の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、
画像形成装置の形にかぎらに限らず、実施例の説明に裏
づけられて、画像形成装置のシート材詰まり検知方法の
形で実施することが出来る。
【0019】
【実施例】(実施例1)図1〜図3、図6,図7によ
り、実施例1の“画像形成装置”を説明する。従来、モ
ータ回転速度の設定値と給紙センサ−排紙センサ間の距
離からシート材詰まり判断時間の設定をしていたが、本
実施例は、モータの回転速度を実際回転している回転速
度情報から得て、前記シート材詰まり判断時間の設定を
行う例である。
【0020】本実施例の全体構成および紙搬送モータ制
御部の構成は、図6,図7に示す従来例の構成と同様な
ので、図6,図7とその説明を援用し、ここでの説明を
省略する。
【0021】図1ないし図3により本実施例の画像形成
装置におけるシート材詰まり検知の仕方を説明する。
【0022】前記画像形成装置の電源をONすると(S
43)、プリント準備が開始され(S44)、前記DC
ブラシレスモータ17が起動する(S45)。設定され
た時間を経過した後DCブラシレスモータ17の回転速
度情報であるFG信号39よりモータ回転速度Sを算出
し(S46)、前記ASIC15に記憶する。前記回転
速度Sは、慣用的に1分間当たりの回転数で表現されて
おり、前記FG信号周波数をfとすると、“S=f/3
6*60[回転/分]”で与えられる。
【0023】続いて、前記DCブラシレスモータ17の
速度Sは前記DCブラシレスモータの設定値Srefと
そのバラツキ±So内に入っているか比較を行う(S4
7)。入っていなかった場合、モータ回転異常と判断し
ユーザヘ報知する(S48)。一方、入っていた場合、
プリント準備完了とし(S49)、プリント信号の受信
待ちとなる。
【0024】本画像形成装置に設けられたASIC15
はプリント信号を受け付けると(S50)給紙し、給紙
センサ7により給紙を検知し(S51)、給紙センサ7
−排紙センサ14間の通紙時間tの計数を開始する。続
いて、前記排紙センサ14を通過するまでに、前記DC
ブラシレスモータ17の回転速度Sと前記給紙センサ7
と前記排紙センサ14間の距離59によって定まる基準
時間trerと、前記trefからの所定の割合によっ
て定まるシート材搬送時間バラツキtoを加算した時間
tref+toよりも時間が経過したか否かの判断を行
う(S52)。t>tref+toの場合は、前記シー
ト材2が搬送路5内で詰まったと判断し、シート材詰ま
りをユーザに報知する(S53)。一方、t>tref
+toでなかった場合、前記排紙ローラ13まで前記シ
ート材2を搬送する(S54)。前記搬送時間tが前記
基準搬送時間trefと前記基準搬送時間バラツキto
の差tref−toより短い時間で前記排紙センサ14
を通過したか否かを判断する(S55)。t<tref
−toであった場合、前記DCブラシレスモータ17の
回転速度が規格値よりも高速であるためモータ回転異常
とし、前記シート材2を自動排紙し(S56)、排紙
後、ユーザにモータ異常を報知する(S57)。一方、
t<tref−toでなかった場合、正常動作と判断し
プリントを継続する(S58)。
【0025】本実施例においては従来例と比較して下記
に示す利点が挙げられる。
【0026】従来、モータ回転速度の設定値と給紙セン
サ−排紙センサ間の距離からシート材詰まり判断時間の
設定をしていたが、モータ速度を実際に回転しているモ
ータの回転速度情報から得て前記シート材詰まり判断時
間の設定を行うことにより、画像形成装置やモータの固
体差によるバラツキに左右されないシート材詰まり検知
をすることができる。また、従来、モータ回転速度の設
定値と給紙センサ−排紙センサ間の距離からシート材詰
まり判断時間の設定をしていたが、モータ速度を実際に
回転しているモータの回転速度情報から前記シート材詰
まり検知時間tref±t0の設定を行うことにより、
シート材の搬送速度に左右されず、すなわち後継機種に
おいて前記詰まり時間の再設定を行う必要の無いシート
材詰まり検知をすることができる。
【0027】また、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度情報はFG信号以外から得ても良い。
【0028】また、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度情報を読み込むタイミングは給紙センサをシート
材が通過する以前のどこであっても構わない。
【0029】(実施例2)図4,図5、図6,図7によ
り実施例2である“画像形成装置”を説明する。本実施
例は、モータの回転速度を実際に回転しているDCブラ
シレスモータの回転速度情報から得て、前記シート材詰
まり判断時間の設定を行う例であり、プリント信号受付
後にDCブラシレスモータの回転数が所定の回転数の範
囲内にあるか判断する例である。本実施例の全体構成お
よび紙搬送モータ制御部の構成は、図6,図7に示す従
来例の構成と同様なので、図6,図7とその説明を援用
し、ここでの説明を省略する。
【0030】図4,図5により本実施例のシート材詰ま
り検知の仕方を説明する。画像形成装置に設けられたA
SIC15はプリント信号を受け付けると(S50)、
前記DCブラシレスモータ17が起動する。設定された
時間を経過した後、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度情報であるFG信号39よりモータ回転速度Sを
算出し、前記ASICI5に記憶する。前記回転速度S
は、慣用的に1分間当たりの回転数で表現されている
が、前記FG信号周波数をfとすると、“S=f/36
*60[回転/分]”で与えられる。続いて、前記DC
ブラシレスモータ速度Sは前記DCブラシレスモータ1
7の設定値Srefとそのバラツキ±So内に入ってい
るか比較を行う(S47)。入っていなかった場合、モ
ータ回転異常と判断しユーザヘ報知する(S48)。一
方、入っていた場合、給紙を行う。
【0031】給紙センサ7により給紙を検知し(S5
1)、給紙センサ7−排紙センサ14間の通紙時間tの
計数を開始する。続いて、前記排紙センサ14を通過す
るまでに、前記DCブラシレスモータ17の回転速度S
と前記給紙センサ7と前記排紙センサ14間の距離59
によって定まる基準時間trerと前記trerからの
所定の割合によって定まるシート材搬送時間バラツキt
oを加算した時間tref+toよりも時間が経過した
場合か否かの判断を行う(S52)。t>tref+t
oの場合は、前記シート材2が搬送路5内で詰まったと
判断し、シート材詰まりをユーザに報知する(S5
3)。一方、t>tref+toでなかった場合、前記
排紙ローラ13まで前記シート材を搬送する(S5
4)。続いて、前記搬送時間tが前記基準搬送時間tr
efと前記基準搬送時間バラツキtoの差trer−t
oより短い時間で前記排紙センサ14を通過したか否か
を判断する(S55)。t<tref−toであった場
合、前記DCブラシレスモータ17の回転速度が規格値
よりも高速であるためモータ回転異常とし、前記シート
材を自動排紙し(S56)、排紙後、ユーザにモータ異
常を報知する(S57)。一方、t<tref+toで
なかった場合、正常動作と判断しプリントを継続する
(S58)。
【0032】本実施例においては、従来例と比較して下
記に示す利点が挙げられる。従来、モータ回転速度の設
定値と給紙センサ−排紙センサ間の距離からシート材詰
まり判断時間の設定をしていたが、モータ速度を実際に
回転しているDCブラシレスモータの回転速度情報から
前記シート材詰まり判断時間の設定を行うことにより、
画像形成装置やモータの固体差によるバラツキに左右さ
れないシート材詰まり検知をすることができる。
【0033】従来、モータ回転速度の設定値と給紙セン
サ−排紙センサ間の距離からシート材詰まり判断時間の
設定をしていたが、モータ速度を実際回転している回転
速度情報から前記シート材詰まり検知時間tref±t
0の設定を行うことにより、シート材の搬送速度に左右
されない、すなわち後継機種において前記詰まり時間の
再設定を行う必要の無いシート材詰まり検知をすること
ができる。
【0034】また、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度情報はFG信号以外から得ても良い。
【0035】また、前記DCブラシレスモータ17の回
転速度情報を読み込むタイミングは給紙センサをシート
材が通過する以前のどこであっても構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置やDCブラシレスモータの固体差によるバ
ラツキにより左右されないシート材詰まり検知をするこ
とができる。
【0037】また、本発明によれば、シート搬送速度に
左右されない、すなわち、後継機種において前記詰まり
時間の再設定を行う必要の無いシート材詰まり検知をす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における給紙−排紙センサ間距離と
時間の関係を示す図
【図2】 プリント準備のシーケンスを示すフローチャ
ート
【図3】 シート材詰まり検知のフローチャート
【図4】 実施例2における給紙−排紙センサ間距離と
時間の関係を示す図
【図5】 シート材詰まり検知のフローチャート
【図6】 従来例の全体構成を示す断面図
【図7】 紙搬送モータ制御部の構成を示す図
【図8】 給紙−排紙センサ間距離と時間の関係を示す
【図9】 シート材詰まり検知の処理を示す図
【符号の説明】
2 シート材 5 シート材搬送路 7 給紙センサ 14 排紙センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA20 DC04 DC05 DC14 DE03 DE07 DE09 ED17 ED19 EE07 EE08 EF06 EF10 EH08 GB06 GB08 HA10 2H072 AA02 AA07 AA16 AA29 AB07 BA01 BA12 CA01 CA02 EA02 3F048 AA01 AB01 BA05 BA14 BB02 CC01 CC11 DA06 DC10 5H560 AA10 BB04 BB12 DA02 DA19 DB06 EB07 GG04 JJ05 JJ20 TT11 TT15 XA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCブラシレスモータによってシート材
    が搬送される画像形成装置において、前記DCブラシレ
    スモータの実際の回転速度情報に依存したシート材詰ま
    り検知時間にもとづいて前記シート材搬送時の詰まりを
    検知する詰まり検知手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記回転速度情報は、前記DCブラシレスモータの準備
    駆動中における回転速度情報であることを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記回転速度情報は、前記DCブラシレスモータのプリ
    ント開始時における回転速度情報であることを特徴とし
    た画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2,請求項3のいずれ
    かに記載の画像形成装置において、前記DCブラシレス
    モータに関する基準速度情報を記憶している基準速度情
    報記憶手段と、前記基準速度情報記憶手段に記憶されて
    いる基準速度情報と駆動中の前記DCブラシレスモータ
    の速度情報を比較する速度情報比較手段と、前記速度情
    報比較手段による比較の結果、前記DCブラシレスモー
    タの速度が正常な範囲にあると判断できるときは所定の
    シーケンスを継続し、正常な範囲にあると判断できない
    ときは前記DCブラシレスモータの回転異常を報知する
    よう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 DCブラシレスモータによってシート材
    が搬送される画像形成装置におけるシート材搬送時の詰
    まり検知方法であって、前記DCブラシレスモータの実
    際の回転速度情報に依存したシート材の搬送時間を設定
    するステップAと、前記ステップAで設定した搬送時間
    に所定のバラツキ時間を減算した時間から、前記ステッ
    プAで設定した搬送時間に所定のバラツキ時間を加算し
    た時間の範囲内に、前記シート材がその搬送路の所定の
    範囲を通過したことを検知するステップBと、前記ステ
    ップBにおいて通過を検知できなかったとき、前記シー
    ト材の搬送時の詰まりを判定するステップCとを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置のシート材搬送時の詰ま
    り検知方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101653A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Shinano Kenshi Co Ltd 搬送機構における駆動モータの制御方法及び制御回路並びにその制御回路を搭載した駆動モータ
JP2010252608A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sanyo Electric Co Ltd モータ駆動回路
JP2017068038A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 シート搬送装置及び画像形成システム

Cited By (3)

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