JP2001347871A - 二部材の取付構造 - Google Patents

二部材の取付構造

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JP2001347871A
JP2001347871A JP2000168166A JP2000168166A JP2001347871A JP 2001347871 A JP2001347871 A JP 2001347871A JP 2000168166 A JP2000168166 A JP 2000168166A JP 2000168166 A JP2000168166 A JP 2000168166A JP 2001347871 A JP2001347871 A JP 2001347871A
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Japan
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locking
mounting hole
hole
mounting
neck
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JP2000168166A
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English (en)
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Hiroyuki Tajima
博幸 田嶌
Chiharu Totani
千春 戸谷
Sumiyuki Sakuma
純行 佐久間
Yasuyuki Osawa
康幸 大澤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業が容易で、かつ、十分な取付強度を
確保できる二部材の取付構造を提供すること。 【解決手段】 被取付部材9に係止孔32が形成され、
取付部材1に係止部11が配設されて、係止部11を係
止孔32に係止させて、取付部材1を被取付部材9に取
り付ける二部材の取付構造。係止孔32は、開口面積を
異ならせた第一・二取付孔33・34と、両者を連通す
る連結穴部35と、を備える。係止部11は、首部16
と、第一係止頭部17と、首部16先端側の周囲を覆う
第二係止頭部23と、を備える。そして、第一係止頭部
17と首部16とを、第一取付孔33に挿入させ、首部
16を連結穴部35に挿通させるように、係止部11を
第二取付孔34側にスライドさせる。第二係止頭部23
を第二取付孔34周縁に係止させて、取付部材1を被取
付部材9に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二部材の取付構造
に関するものであり、特に、アシストグリップのボディ
への取付等に好適な二部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、アシストグリップは、
ボディにボルト等によりねじ止め固定されていた。その
ため、アシストグリップ取付時、アシストグリップとボ
ディとの双方に形成されるねじ穴の合わせ作業やねじの
締め付け作業等が必要であり、取付作業に手間がかかっ
ていた。
【0003】本発明は、上記にかんがみて、取付作業が
容易で、かつ、十分な取付強度を確保できる二部材の取
付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被取付部材に
係止孔が形成され、取付部材に係止部が配設されて、係
止部を前記係止孔に係止させることにより、取付部材が
被取付部材に取り付けられる二部材の取付構造であっ
て、係止孔が、開口面積の大きな第一取付孔と、第一取
付孔と並設されて第一取付孔よりも小さな開口面積の第
二取付孔と、第二取付孔より開口幅を小さくして第一取
付孔と第二取付孔とを連通する連結穴部と、を備えて構
成され、係止部が、取付部材から突出する首部と、首部
の先端に配置される第一係止頭部と、弾性材料から形成
されて、首部先端側の周囲を覆って配設される略筒状の
第二係止頭部と、を備え、首部は、連結穴部の開口幅寸
法よりも小さな幅寸法として、第一係止頭部は、第一取
付孔に挿通可能で、かつ、第二取付孔の開口面積よりも
外形寸法を大きくし、第二係止頭部は、第二取付孔の幅
寸法より外形寸法を大きくして、第二取付孔周縁に係止
可能に構成され、第一係止頭部と首部とを、第一取付孔
に挿入させ、次いで、首部を連結穴部に挿通させるよう
に、係止部を第二取付孔側にスライドさせ、さらに、第
二係止頭部を第二取付孔周縁に係止させて、取付部材を
被取付部材に取り付けることを特徴とする。
【0005】また、係止部として、首部と、第一係止頭
部と、を備えて剛性を有した係止芯材部と、首部の元部
側から先端側まで覆い可能な略筒形状として係止芯材部
に外装され、先端側に第二係止頭部を備えるとともに、
第二係止頭部の第二取付孔周縁への係止時における連結
穴部側に配置されて、軸方向の全長にわたって開口する
スリットを備えたキャップと、から構成し、キャップ
を、第二係止頭部を、第二取付孔の内周面の部位を嵌合
可能な第一凹溝と、第一凹溝の先端側に配置されて先細
り状とした膨出部と、から構成するとともに、元部側
に、第二取付孔の内周面の部位を嵌合可能な第二凹溝を
設けて、構成し、さらに、第一凹溝への第二取付孔の内
周面の部位の嵌合時に、スリットを通る首部の連結穴部
側への移動を規制し、第二凹溝への第二取付孔の内周面
の部位の嵌合時に、スリットを通る首部の連結穴部側へ
の移動を許容するような、構成としてもよい。
【0006】さらに、被取付部材をボディとして構成
し、取付部材をアシストグリップとし、アシストグリッ
プの把持部の両端に、係止部を設け、係止孔を、各係止
部に対応して、アシストグリップの長手方向と略平行と
なるように二つ配置し、各係止孔を、それぞれ、第二取
付孔側がアシストグリップの把持部側に位置するように
配置させる構成としてもよい。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明に係る二部材の取付構造で
は、第一取付孔に第一係止頭部と首部とを挿通させて、
首部を連結穴部に挿通させるように、係止部を第二取付
孔にスライドさせて、第二係止頭部を押し込んで第二取
付孔周縁に係止させれば、係止孔に係止部を係止固定さ
せることができる。すなわち、ねじ止め作業等の煩雑な
作業を必要とせず、係止部を第一取付孔に挿入して、首
部を連結穴部に挿通させるようにし、係止部を第二取付
孔側にスライドさせて、第二係止頭部を第二取付孔周縁
に係止させるだけで係止部の係止孔への固定作業が完了
するため、被取付部材への取付部材の取付作業が容易で
ある。
【0008】そして、係止部の固定完了状態では、第一
係止頭部が、第二取付孔の開口面積よりも外形寸法を大
きくしているため、係止部が第二取付孔から引き抜き方
向に引っ張られても、第一係止頭部が第二係止頭部を押
し広げ、第一係止頭部の第二取付孔からの抜けを防止し
て、係止部が第二取付孔から抜け不能となる。勿論、連
結穴部の幅寸法より外形寸法を大きくしている第二係止
頭部が、第二取付孔周縁に係止されているため、第二係
止頭部や首部が連結穴部に移動することがなく、第一係
止頭部が第一取付孔から抜けることもない。その結果、
係止部が係止孔からはずれず、十分な取付強度を確保で
きる。
【0009】従って、本発明に係る二部材の取付構造
は、取付部材の被取付部材への取付作業が容易で、か
つ、十分な取付強度を確保できる。
【0010】また、請求項2に記載の二部材の取付構造
では、首部の元部側から先端側まで、キャップを外装さ
せた状態で、まず、第一係止頭部と首部とを第一取付孔
に挿通させて、膨出部の先端付近の首部だけを連結穴部
に挿通させるようにして、係止部を第二取付孔側にスラ
イドさせる。次いで、膨出部を第二取付孔内へ、押し込
むようにして、第一凹溝に第二取付孔の内周面部位を嵌
合させる。そして、キャップの膨出部を第二取付孔の被
取付部材裏面側に配置させて、係止部を第二取付孔に係
止固定させる。この時、キャップには、連結穴部側に配
置されて、軸方向の全長にわたって開口するスリットが
形成されているが、第一凹溝におけるスリット周縁の肉
厚や開口幅の寸法設定等により、スリットを通る首部の
連結穴部側への移動を規制する構成としているため、こ
の状態では、首部は連結穴部側へ移動できない。
【0011】その結果、係止部が係止孔からはずれず、
十分な取付強度を確保できる。
【0012】その後、取付部材を被取付部材から取り外
す際には、キャップにおける第二凹溝の位置に第二取付
孔の内周面を配置させるまで、係止部を被取付部材裏面
側に向かって押し込み、第二凹溝に第二取付孔の内周面
部位を嵌合させる。この時、キャップは、第二凹溝にお
けるスリットの周縁の肉厚や開口幅の寸法設定等によ
り、スリットを通る首部の連結穴部側への移動を可能と
する構成としているため、この状態で、キャップから係
止芯材部を引き抜くことができる。即ち、取付部材ごと
係止芯材部の首部を、キャップに形成されたスリットを
経てキャップから離脱させるようにスライドさせて、連
結穴部に挿通させ、さらに、第一取付孔から、取付部材
ごと第一係止頭部を引き抜けば、取付部材を係止芯材部
ごと係止孔から取り外すことができる。その結果、取付
部材を被取付部材から取り外すことができる。また、キ
ャップは弾性変形可能であるため、係止芯材部を取り外
した後に、第二取付孔から容易に引き抜くことができ
る。そして、先に取り外した係止芯材部に、キャップを
外装させておけばよい。
【0013】従って、請求項2に記載の二部材の取付構
造では、十分な取付強度を確保して、取付部材を被取付
部材に容易に取り付けることができ、かつ、取付部材を
被取付部材から容易に取り外すことができる。
【0014】また、被取付部材をボディとし、取付部材
をアシストグリップとして、アシストグリップの把持部
の両端に係止部を配置させ、係止孔を、各係止部に対応
して、アシストグリップの長手方向と略平行に配置さ
せ、かつ、それぞれの第二取付孔をアシストグリップの
把持部側に位置するように配置させれば、アシストグリ
ップの把持部側に配置される第二取付孔に、各係止部を
係止させてアシストグリップをボディに取り付けること
となる。このような構成とすれば、取付後のアシストグ
リップの把持部をボディから離れるように強く引っ張っ
ても、両係止部は、相互に接近するように移動しようと
するため、連結穴部側には移動しない。そして、係止部
が連結穴部側に移動しなければ、係止孔からはずれるこ
とがないため、十分な取付強度を備えることになる。従
って、請求項3に記載の発明では、アシストグリップを
容易にボディに取り付けることができ、かつ、取付後に
は十分な取付強度を確保できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】なお、本実施形態では、取付部材をアシス
トグリップとし、被取付部材をインナパネル(ボディ)
とする場合を例に採り説明するが、本発明の二部材の取
付構造は、これに限らず、エアバッグカバーやピラーガ
ーニッシュのボディへの取り付け等にも適用可能であ
る。
【0017】アシストグリップ1は、図1・3に示すよ
うに、自動車の車内において、ルーフサイドレールRの
ボディ側のインナパネル9に取付固定されるものであ
る。インナパネル9は、図1・3に示すように、車内側
をルーフヘッドライニングRRに被覆されている。この
アシストグリップ1は、図2に示すように、乗員が把持
するための把持部3と、把持部3の前後方向の両端で車
外側へ突出するように配設される取付部4と、を備えて
構成されている。取付部4・4の車外側の部位には、ア
シストグリップ1をインナパネル9に取付固定する係止
部11・11が、相互に前後方向で対称となるように配
置されている。なお、アシストグリップ1は、図3に示
すように、形状を保持する板金製の芯材5と、芯材5の
周囲を厚く被覆する軟質塩化ビニルやウレタン等の軟質
合成樹脂製の被覆層7と、から構成されている。
【0018】そして、インナパネル9には、図5に示す
ように、アシストグリップ1の各係止部11を係止固定
させるための係止孔32が形成されている。この係止孔
32は、図4に示すように、開口面積の大きな内径寸法
d1とした略円形の第一取付孔33と、第一取付孔33
と並設されて第一取付孔33よりも小さな内径寸法d2
を備えた略円形の第二取付孔34と、第二取付孔34の
内径寸法d2より開口幅寸法w1を小さくして第一取付
孔33と第二取付孔34とを連通する連結穴部35と、
を備えて構成されている。そして、各係止孔32は、図
5に示すように、アシストグリップ1の長手方向と略平
行で、かつ、それぞれ、第二取付孔34側がアシストグ
リップ1の把持部3側に位置するように配置されてい
る。なお、第二取付孔34・34の中心間の距離L0
は、係止芯材部13・13の中心間の距離L1と略同一
若しくは若干広くされている。
【0019】各係止部11は、図2・3に示すように、
取付部4から車外側へ突出するように配設されて、鋼棒
からなる剛性を有した係止芯材部13と、係止芯材部1
3に外装されて、ポリアミド(66ナイロン)やオレフ
ィン系熱可塑性エラストマー等の弾性変形可能な合成樹
脂やゴム等から形成される略円筒状のキャップ20と、
から構成されている。
【0020】係止芯材部13は、図3・6に示すよう
に、アシストグリップ1の芯材5に固着される鍔部14
と、鍔部14から突出する円柱状の大径部15と、大径
部15の端面から大径部15より小径として円柱状に突
出する首部16と、首部16の先端に連結される略円盤
状の第一係止頭部17と、を備えて構成されている。そ
して、大径部15の上端付近には、キャップ20の後述
する内側面30aに形成される突起部30dを嵌合させ
るための嵌合凹部15aが形成されている。なお、第一
係止頭部17は、第一取付孔33に挿通可能に、第一取
付孔33の内径寸法d1よりも小さく、かつ第二取付孔
34の内径寸法d2より大きな外径寸法D1とされてい
る。そして、首部16は、連結穴部35に挿通可能に、
連結穴部35の開口幅寸法w1よりも小さな外径寸法D
2とされている。
【0021】キャップ20は、図7・8に示すように、
係止芯材部13における首部16の元部側から先端側ま
で覆い可能な略円筒形状としている。このキャップ20
を係止芯材部13に外装させた際には、図3に示すよう
に、元部側の端部に形成された円環状の鍔部21が被覆
層7表面に当接して、先端部側が、第一係止頭部17の
元部側面に当接する。
【0022】キャップ20は、図7・8に示すように、
先端側に第二係止頭部23を備えるとともに、第二係止
頭部23の第二取付孔34周縁への係止時における連結
穴部35側に配置されて、軸方向の全長にわたって開口
するスリット27を備えている。第二係止頭部23は、
第二取付孔34の内周面の部位34aを嵌合可能な第一
凹溝24と、第一凹溝24の先端側に配置されて先細り
状とした膨出部25と、から構成されている。また、キ
ャップ20における第一凹溝24の元部側には、第二取
付孔34の内周面の部位34aを嵌合可能な第二凹溝2
8が形成されている。そして、第一・二凹溝24・28
の間には、膨出部25の元部付近と略同一の幅寸法(実
施形態では外径寸法)の円筒部29が配設されている。
なお、スリット27の開口幅寸法w2は、首部16の外
径寸法D2よりも小さな構成とされている。また、第一
凹溝24の外径寸法D3は、第二取付孔34の内径寸法
d2と同一、若しくは第二取付孔34の内径寸法d2よ
りも若干大きく形成されており、第二凹溝28の外径寸
法D4は、第二取付孔34の内径寸法d2と略同一とさ
れている。
【0023】さらに、キャップ20の内側面では、膨出
部25及び第一凹溝24を配置させた第二係止頭部23
の内側面(内周面)23aよりも円筒部29や第二凹溝
28を配置させた元部30側の内側面(内周面)30a
が拡径するように構成されている。元部側内側面30a
は、第二係止頭部23の内側面23a端部からテーパ状
に広がるテーパ部30bと、テーパ部30bの元部側端
部から開口幅寸法(内径寸法)を一定にしたストレート
部30cと、から構成されている。また、元部側内側面
30aの下端付近には、図7・8に示すように、キャッ
プ20の中心軸を挟んでスリット27と略対称となる位
置に、中心軸側に向かって突出する突起部30dが形成
されている。この突起部30dは、係止芯材部13の大
径部15に形成される嵌合凹部15aに嵌合されるもの
である。この突起部30dは、係止部11を係止孔32
に係止させる際にキャップ20が係止芯材部13の周囲
で回転してスリット27の位置がずれることを防ぐため
に形成されている。
【0024】第二係止頭部23の内側面23aの開口幅
寸法d3は、図9に示すように、係止芯材部13に外装
させた際に、首部16との間に小隙間H1を配置させる
ように構成されている。この小隙間H1は、第二係止頭
部23における膨出部25の先端付近を縮径させるよう
に撓ませて、後述する係止部11のスライド時における
首部16の連結穴部35への挿通を可能とし、かつ、膨
出部25の第二取付孔34におけるインナパネル9裏面
側への押し込みを可能とするように設定されている。ま
た、スリット27周縁の第二係止頭部23における第一
凹溝24から第二係止頭部23の内側面23aまでの距
離(肉厚)t1は、第一凹溝24に第二取付孔34の内
周面部位34aを嵌合させた状態では、スリット27の
周縁を相互に接近させる等して、首部16がスリット2
7を通って連結穴部35側へ移動するのを規制できるよ
うに設定されている。
【0025】元部30の内側面30a(ストレート部3
0c)の開口幅寸法d4は、図9に示すように、係止芯
材部13に外装させた際に、首部16との間に、小隙間
H1より大きな大隙間H2を配置させるように構成され
ている。この大隙間H2は、元部30を縮径させるよう
に撓ませて、第二凹溝28の位置に第二取付孔34の内
周面部位34aを配置させるまでの係止部11のインナ
パネル9裏面側への押し込みを可能とするように設定さ
れている。また、スリット27周縁の元部30における
第二凹溝28から元部30の内側面30a(ストレート
部30c)までの距離(肉厚)t2は、第二凹溝28に
第二取付孔34の内周面部位34aを嵌合させた状態
で、首部16がスリット27を通って連結穴部35側へ
移動することを可能とするように設定されている。
【0026】なお、実施形態の場合、元部30の内側面
30aにおけるストレート部30cの開口幅寸法(内径
寸法)d4は、係止芯材部13の大径部15の幅寸法
(外径寸法)D5と等しくしている。
【0027】ちなみに、実施形態の場合、係止孔32
は、第一取付孔33の内径寸法d1を17mm、第二取付
孔34の内径寸法d2を14mm、連結穴部35の開口幅
寸法w1を8mmとする。係止芯材部13は、第一係止頭
部の外径寸法D1を16mm、首部の外径寸法D2を5m
m、大径部の外径寸法D5を11mmとする。キャップ2
0は、第一凹溝24の外径寸法D3を14mm、第二凹溝
28の外径寸法D4を14mmとし、第二係止頭部23内
側面の開口幅寸法d3を8mm、元部30内側面の開口幅
寸法を11mm、スリット27の開口幅寸法w2を5mmと
し、小隙間H1・H1はそれぞれ1.5mm、大隙間H2
・H2はそれぞれ3mmとなるように設定されている。
【0028】このアシストグリップ1をインナパネル9
に取付固定する際には、予め、アシストグリップ1の各
取付部4に配設された係止芯材部13に対して、キャッ
プ20を外装させておく。各キャップ20は、それぞ
れ、鍔部21を被覆層7表面に当接させ、突起部30d
を嵌合凹部15aに嵌合させて、首部16の元部側から
先端側までを覆うように、係止芯材部13に外装させ
る。この時、キャップ20が弾性変形可能なため、スリ
ット27を広げるようにして、容易に係止芯材部13に
外装することができる。
【0029】そして、アシストグリップ1の各取付部4
を、それぞれ、外方へ引っ張るようにして取付部4・4
間を広げ、その状態で、図11に示すように、各係止部
11の第一係止頭部17及び首部16を第一取付孔33
に挿入させる。そして、図12に示すように、首部16
先端側における膨出部25の先端付近を連結穴部35に
挿通させる。その際、第二係止頭部23の内側面23a
が、係止芯材部13の首部16との間に配置させた小隙
間H1・H1によって、首部16における膨出部25の
先端付近の連結穴部35への挿通を可能としているた
め、容易に、膨出部25の先端付近が縮径させるように
撓んで、首部16を第二取付孔34までスライド移動さ
せることができる。次いで、図13に示すように、膨出
部25を、第二取付孔34内に押し込む。その際、小隙
間H1・H1によって、膨出部25の第二取付孔34に
おけるインナパネル9裏面側への押し込みが可能とされ
ているため、容易に、膨出部25が縮径するように撓ん
で、第一凹溝24に第二取付孔34の内周面部位34a
を配置させるまで、第二係止頭部23を挿入させること
ができる。そして、図14に示すように、第一凹溝24
に第二取付孔34の内周面部位34aが配置されれば、
キャップ20の膨出部25が、インナパネル9の裏面側
の第二取付孔34周縁に係止される。そして、係止後に
は、第一係止頭部17の外径寸法D1は、第二取付孔3
4の内径寸法d2より大きく設定されているため、図1
0に示すように、アシストグリップ1を引っ張って、係
止部11が第二取付孔34から引き抜き方向に引っ張ら
れても、第一係止頭部17が第二係止頭部23を押し広
げ、第一係止頭部23の第二取付孔34からの抜けを防
止して、係止部11が第二取付孔34から抜け不能とな
る。また、第二係止頭部23における第一凹溝24から
第二係止頭部23の内側面23aまでの距離(肉厚)t
1が、スリット27を通る首部16の連結穴部35側へ
の移動を規制するように設定されているため、第一係止
頭部17や首部16が連結穴部35に移動することがな
く、第一係止頭部17が第一取付孔33から抜けること
もない。その結果、係止部11が係止孔32からはずれ
ることがなく、アシストグリップ1を強固にインナパネ
ル9に取付固定できる。また、第一凹溝24の外径寸法
D3を、第二取付孔34の内径寸法d2よりも若干大き
な構成とすれば、第一凹溝24に第二取付孔34の内周
面部位34aが配置されている状態で、第一凹溝24は
縮径されるように撓むため、首部16を強固に固定する
こととなる。
【0030】また、実施形態では、各係止孔32は、ア
シストグリップ1の長手方向と略平行で、かつ、それぞ
れ、第二取付孔34をアシストグリップ1の把持部3側
に位置させるように、配置されている。そのため、アシ
ストグリップ1は、把持部3側に配置される各第二取付
孔34・34に、各係止部11・11を係止させてイン
ナパネル9に取り付けられることとなる。このような構
成とすれば、取付後のアシストグリップ1の把持部3を
ボディから離れるように強く引っ張っても、両係止部1
1・11は、相互に接近するように移動しようとするた
め、係止部11は連結穴部35側には移動しない。その
ため、係止部11が係止孔32からはずれることがな
い。
【0031】そして、アシストグリップ1をインナパネ
ル9から取り外す際には、まず、図15に示すように、
キャップ20における第二凹溝28の位置に第二取付孔
34の内周面部位34aを配置させるまで、係止部11
をインナパネル9裏面側に向かって押し込む。このと
き、キャップ20の元部側内側面30aと首部16との
間に、大隙間H2・H2が配置されているため、その隙
間H2を狭めるようにキャップ20の元部30側が撓ん
で、第二凹溝28の位置に第二取付孔34の内周面部位
34aを配置させることができる。
【0032】そして、第二凹溝28の位置に第二取付孔
34の内周面部位34aが配置されて、キャップ20が
第二取付孔34周縁に係止された状態では、元部30に
おける第二凹溝28から元部30の内側面30a(スト
レート部30c)までの距離(肉厚)t2が、首部16
がスリット27から抜けて連結穴部35側へ移動するこ
とを可能とするように、設定されているため、アシスト
グリップ1の取付部4・4間を広げるように、取付部4
・4を、それぞれ、外方へ引っ張るようにしつつ、図1
6に示すように、スリット27を通して首部16を連結
穴部35側に挿通させ、首部16とともに第一係止頭部
23を第一取付孔33に配置させた後、次いで、図17
に示すように、第一取付孔33から第一係止頭部23を
引き抜けば、アシストグリップ1ごと係止芯材部13を
キャップ20から簡単に引き抜くことができる。その結
果、アシストグリップ1をインナパネル9から取り外す
ことができる。キャップ20は、弾性変形可能であるた
め、係止芯材部13を取り外した後に、第二取付孔34
から容易に引き抜くことができる。そして、第二取付孔
34から引き抜いたキャップ20をインナパネル9から
先に取り外したアシストグリップ1の係止芯材部13に
外装させておけばよい。
【0033】なお、実施形態では、スリット27が先端
側から元部側まで略同一の開口幅寸法w2を備えて、第
二係止頭部23における第一凹溝24から第二係止頭部
23の内側面23aまでの距離(肉厚)t1と、元部3
0における第二凹溝28から元部30の内側面30a
(ストレート部30c)までの距離(肉厚)t2と、を
異ならせた構成としている。しかし、スリット27は、
第一凹溝24への第二取付孔34の内周面部位34aの
嵌合時に首部16の連結穴部35側への移動を規制し、
第二凹溝28への第二取付孔34の内周面部位34aの
嵌合時に首部16の連結穴部35側への移動を許容する
ような構成とすればよいことから、例えば、第一凹溝2
4から第二係止頭部23の内側面23aまでの距離t1
と、第二凹溝28から元部30の内側面30aまでの距
離t2を略同一として、スリット27の開口幅を先端側
から元部側に向かって拡開するように略テーパ状に形成
してもよい。
【0034】また、実施形態のキャップ20では、突起
部30dはスリット27と、中心軸を挟んで略対称とな
る位置に形成されているが、突起部30dの形成位置及
び形状はこれに限られるものではなく、キャップ20が
係止孔32に対して回転するのを防ぐものであれば、形
成位置及び形状は任意である。
【0035】なお、実施形態では、係止部11が略円筒
形状であり、第一取付孔33及び第二取付孔34も略円
形とされているものを示したが、係止部及び係止孔を、
図17に示すような形状のものとしてもよい。
【0036】係止孔62は、図18・19に示すよう
に、開口面積の大きな開口幅寸法d1とした略矩形状の
第一取付孔63と、第一取付孔63と並設されて第一取
付孔63よりも小さな開口幅寸法d2を備えた略矩形状
の第二取付孔64と、第二取付孔64の開口幅寸法d2
より開口幅寸法w1を小さくして第一取付孔63と第二
取付孔64とを連通する連結穴部65と、を備えて構成
されている。この各係止孔62は、前述の実施形態と同
様、アシストグリップ1の長手方向と略平行で、かつ、
それぞれ、第二取付孔64側がアシストグリップ1の把
持部3側に位置するように配置されている。
【0037】この場合も、係止部41は、前述の実施形
態と同様、係止芯材部43と、係止芯材部43に外装さ
れるキャップ50とを備える構成である。係止芯材部4
3は、図18・19に示すように、芯金5に固着される
略矩形板状の鍔部44と、鍔部44から突出する略直方
体状の基部45と、基部45の端面から基部45より狭
幅として矩形板状に突出する首部46と、首部46の先
端に連結される略矩形板状の第一係止頭部47と、を備
えて構成されている。なお、第一係止頭部47は、第一
取付孔63に挿通可能に、第一取付孔63の開口幅寸法
d1よりも小さく、かつ、第二取付孔64の開口幅寸法
d2より大きな開口幅寸法D1とされている。そして、
首部46は、連結穴部65に挿通可能に、連結穴部65
の開口幅寸法w1よりも小さな幅寸法D2とされてい
る。
【0038】キャップ50は、前述の実施形態と同様の
形成材料から形成され、対向する2組の側壁52a・5
2a・52b・52bを備えて、係止芯材部43におけ
る首部46の元部側から先端側まで覆い可能な略四角筒
形状としている。このキャップ50を係止芯材部43に
外装させた際には、図19に示すように、側壁52a・
52aの元部側の端部に形成された鍔部21が被覆層7
表面に当接して、先端部側が、第一係止頭部47の元部
側面に当接する。
【0039】キャップ50は、側壁52a・52aの先
端側の外側面に、それぞれ、第二係止頭部53を備える
とともに、第二係止頭部53の第二取付孔64周縁への
係止時における連結穴部65側に配置される側壁52b
に、軸方向の全長にわたって開口するスリット57を備
えている。そして、第二係止頭部53は、第二取付孔6
4の内周面の部位64aを嵌合可能な第一凹溝54と、
第一凹溝54の先端側に配置されて先細り状とした膨出
部55と、から構成されている。また、側壁52a・5
2aにおける第一凹溝54の元部側には、第二取付孔6
4の内周面の部位64aを嵌合可能な第二凹溝58が形
成されている。そして、第一・二凹溝24・28の間に
は、膨出部55の元部付近と略同一の幅寸法の筒部29
が配設されている。なお、スリット57は、第二凹溝5
8付近から元部側にかけて略テーパ状に拡開して形成さ
れている。このスリット57の第一凹溝54付近におけ
る開口幅は、第一凹溝54へ第二取付孔64の内周面部
位64aを嵌合させた状態で、首部46がスリット57
を通って連結穴部65側へ移動するのを規制するように
設定されている。また、スリット57の第二凹溝58付
近における開口幅は、第二凹溝58に第二取付孔64の
内周面部位64aを嵌合させた状態で、首部46がスリ
ット57を通って連結穴部65側へ移動することを可能
とするように設定されている。そして、第一凹溝54の
幅寸法D3は、第二取付孔64の開口幅寸法d2と同
一、若しくは第二取付孔64の開口幅寸法d2よりも若
干大きく形成されており、第二凹溝58の幅寸法D4
は、第二取付孔64の開口幅寸法d2と略同一とされて
いる。
【0040】さらに、キャップ50の内側面では、膨出
部55及び第一凹溝54を配置させた第二係止頭部53
の内側面53aよりも筒部59や第二凹溝58を配置さ
せた元部60側の内側面60aが拡開するように構成さ
れている。元部側内側面60aは、第二係止頭部53の
内側面53aからテーパ状に広がるテーパ部60bと、
テーパ部60bの元部側端部から開口幅寸法を一定にし
たストレート部60cと、から構成されている。
【0041】第二係止頭部53の内側面53aの開口幅
寸法d3は、係止芯材部43に外装させた際に、首部4
6との間に小隙間H1を配置させるように構成されてい
る。この小隙間H1は、第二係止頭部53における膨出
部55の先端付近を縮径させるように撓ませて、係止部
41のスライド時における首部46の連結穴部65への
挿通を可能とし、かつ、膨出部55の第二取付孔64に
おけるインナパネル9裏面側への押し込みを可能とする
ように設定されている。
【0042】元部60の内側面60a(ストレート部6
0c)の開口幅寸法d4は、係止芯材部43に外装させ
た際に、首部46との間に、小隙間H1より大きな大隙
間H2を配置させるように構成されている。この大隙間
H2は、元部60を縮径させるように撓ませて、第二凹
溝58の位置に第二取付孔64の内周面部位64aを配
置させるまでの係止部41のインナパネル9裏面側への
押し込みを可能とするように設定されている。
【0043】この係止部41も、上述の実施形態と同様
の方法で、係止孔62に取付固定させることができ、取
付後に、同様の方法で、係止孔62から取り外すことが
できる。
【0044】さらに、この係止部41では、キャップ5
0が略四角筒形状とされて、係止芯材部43の周囲で回
転することがない。そのため、スリット57の位置がず
れず、前述の実施形態のキャップ20に形成される突起
部30dを形成しなくてもよい。
【0045】なお、実施形態では、取付部材として、二
つの係止部を備えたアシストグリップが例示されている
が、これに限られるものではなく、例えば、コンソール
ボックスの取付等にも、本発明は適用可能である。ま
た、実施形態では、一つの取付部材に二つの係止部が配
置されているが、係止部の配置数はこれに限られるもの
ではなく、被取付部材の係止孔を対応させて、一つの取
付部材に1個ないしは複数個配置させる構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるアシストグリップの
使用状態を示す車内側から見た正面図である。
【図2】同実施形態のアシストグリップを車外側から見
た斜視図である。
【図3】同実施形態のアシストグリップのインナパネル
への係止状態を示す断面図であり、図1のIII −III 線
部位の拡大概略断面図である。
【図4】同実施形態の係止孔の正面図である。
【図5】同実施形態のアシストグリップに対してのイン
ナパネルの係止孔の位置関係をを示す斜視図である。
【図6】同実施形態の係止部の係止芯材部を示す正面図
である。
【図7】同実施形態の係止部のキャップを示す平面図で
ある。
【図8】同実施形態のキャップを示す断面図であり、図
7のVIII−VIII線部位に対応する。
【図9】同実施形態のキャップを係止芯材部に外装させ
た状態を示す断面図であり、図2のIX−IX線部位に対応
する。
【図10】同実施形態のアシストグリップを引っ張った
状態を示す断面図である。
【図11】同実施形態の取付工程を示す断面図である。
【図12】同実施形態の取付工程において図11の次の
工程を示す断面図である。
【図13】同実施形態の取付工程において図12の次の
工程を示す断面図である。
【図14】同実施形態の取付完了後の状態を示す断面図
である。
【図15】同実施形態の取り外し工程を示す断面図であ
る。
【図16】同実施形態の取り外し工程において図15の
次の工程を示す断面図である。
【図17】同実施形態の取り外し工程において図16の
次の工程を示す断面図である。
【図18】他の実施形態の係止部及び係止孔を示す斜視
図である。
【図19】同実施形態の係止状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 アシストグリップ 9 インナパネル 11、41 係止部 13、43 係止芯材部 16、46 首部 17、47 第一係止頭部 20、50 キャップ 23、53 第二係止頭部 24、54 第一凹溝 25、55 膨出部 27、57 スリット 28、58 第二凹溝 32、62 係止孔 33、63 第一取付孔 34、64 第二取付孔 35、65 連結穴部 R ルーフサイドレール RR ルーフヘッドライニング
フロントページの続き (72)発明者 佐久間 純行 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 大澤 康幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3B088 DA06 DA07 DB01 3J001 FA19 GB01 GC02 HA02 JC03 JC10 JC13 JD22 KA19 KA21 KB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部材に係止孔が形成され、取付部
    材に係止部が配設されて、該係止部を前記係止孔に係止
    させることにより、前記取付部材が前記被取付部材に取
    り付けられる二部材の取付構造であって、 前記係止孔が、開口面積の大きな第一取付孔と、該第一
    取付孔と並設されて前記第一取付孔よりも小さな開口面
    積の第二取付孔と、該第二取付孔より開口幅を小さくし
    て前記第一取付孔と前記第二取付孔とを連通する連結穴
    部と、を備えて構成され、 前記係止部が、前記取付部材から突出する首部と、該首
    部の先端に配置される第一係止頭部と、弾性材料から形
    成されて、前記首部先端側の周囲を覆って配設される略
    筒状の第二係止頭部と、を備え、 前記首部は、前記連結穴部の開口幅寸法よりも小さな幅
    寸法として、 前記第一係止頭部は、前記第一取付孔に挿通可能で、か
    つ、前記第二取付孔の開口面積よりも外形寸法を大きく
    し、 前記第二係止頭部は、前記第二取付孔の幅寸法より外形
    寸法を大きくして、前記第二取付孔周縁に係止可能に構
    成され、 前記第一係止頭部と前記首部とを、前記第一取付孔に挿
    入させ、次いで、前記首部を前記連結穴部に挿通させる
    ように、前記係止部を前記第二取付孔側にスライドさ
    せ、さらに、前記第二係止頭部を前記第二取付孔周縁に
    係止させて、前記取付部材を前記被取付部材に取り付け
    ることを特徴とする二部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部が、 前記首部と、前記第一係止頭部と、を備えて剛性を有し
    た係止芯材部と、 前記首部の元部側から先端側まで覆い可能な略筒形状と
    して前記係止芯材部に外装され、先端側に前記第二係止
    頭部を備えるとともに、該第二係止頭部の前記第二取付
    孔周縁への係止時における前記連結穴部側に配置され
    て、軸方向の全長にわたって開口するスリットを備えた
    キャップと、 から構成され、 前記キャップが、 前記第二係止頭部を、前記第二取付孔の内周面の部位を
    嵌合可能な第一凹溝と、該第一凹溝の先端側に配置され
    て先細り状とした膨出部と、から構成するとともに、 元部側に、前記第二取付孔の内周面の部位を嵌合可能な
    第二凹溝を設けて、 構成され、 さらに、前記第一凹溝への前記第二取付孔の内周面の部
    位の嵌合時に、前記スリットを通る前記首部の前記連結
    穴部側への移動を規制し、 前記第二凹溝への前記第二取付孔の内周面の部位の嵌合
    時に、前記スリットを通る前記首部の前記連結穴部側へ
    の移動を許容するように、 構成されていることを特徴とする請求項1記載の二部材
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記被取付部材がボディとし、前記取付
    部材がアシストグリップとして構成され、 前記アシストグリップの把持部の両端には、前記係止部
    が配置され、 前記係止孔が、前記各係止部に対応して、前記アシスト
    グリップの長手方向と略平行となるように二つ配置さ
    れ、 前記各係止孔は、それぞれ、前記第二取付孔側が前記ア
    シストグリップの把持部側に位置するように配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の二部材の取付構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041016A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Nippon Fruehauf Co Ltd ラッシングフックの取り付け構造
JP2013159282A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Tsutomu Yoshikawa 固定器具およびそれを用いて弾力のある部材を固定する固定方法
CN111810509A (zh) * 2019-04-10 2020-10-23 王鼎瑞 扣体结构

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