JP2001347772A - Pur糊を用いた製本方法、製本装置、この方法を用いて製造された本 - Google Patents

Pur糊を用いた製本方法、製本装置、この方法を用いて製造された本

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JP2001347772A
JP2001347772A JP2000175018A JP2000175018A JP2001347772A JP 2001347772 A JP2001347772 A JP 2001347772A JP 2000175018 A JP2000175018 A JP 2000175018A JP 2000175018 A JP2000175018 A JP 2000175018A JP 2001347772 A JP2001347772 A JP 2001347772A
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廣 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】糊ロールを用いながら、PUR糊の硬化を防ぐ
ことができ、適正にPUR糊の糊付けをすることができ
るPUR糊を用いた製本方法、製本装置、この方法を用
いて製造された本を提供する。 【解決手段】PUR糊Gを、回転する糊ロール1部分を
除いて密閉された糊タンク2に装填し、この装填された
PUR糊Gを加熱手段3で所定温度に加熱しながら、か
つ、この糊タンク2に逐次ガス供給手段4で窒素ガスを
供給しながら、糊ロール1により溶融したPUR糊GA
を糊付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PUR糊(ポリウ
レタン系反応型ホットメルト糊)を用いた製本方法、製
本装置、この方法を用いて製造された本に関する。
【0002】
【従来の技術】製本に用いる糊として、PUR糊が注目
されている。
【0003】このPUR糊は、ポリウレタン系反応型ホ
ットメルト(Poly Urethane Reactive)糊の略称であ
る。通常のホットメルト糊は、加熱により溶融され、塗
布され冷却されて接着するもので、接着後も高温状態で
は接着が外れたり、低温では固化の度合が高くなり柔軟
性が失われるのに比べ、PUR糊は加熱溶融させて、接
着硬化させた後は、その硬度が変化せず、加熱しても溶
けないという特性を備え、高温による接着の外れ、低温
固化による割れが生じない。
【0004】この特性は、PUR糊が、糊付け対象の持
つ水分や環境の湿気と化学反応して硬化して3次元構造
をとるために生じ、このため、PUR糊は、硬化すると
簡単に薬品や熱で溶かしたりできなくなり、耐久性、耐
溶剤性、耐薬品性が良好で、耐熱性、耐寒性に優れてい
る。
【0005】また、例えば、耐溶剤性が良いので、古紙
再生の場合に解けたり、ちぎれたりしないため、完全に
除去することができ、古紙再生に適し、資源の有効利用
を図るリサイクルの技術、つまり、地球に優しい技術と
して評価が高い。
【0006】さらに、このPUR糊は、凝集力が高いた
め、塗布厚さを極端に薄くできるため、硬化層の厚さも
薄くなり、加えて、硬化時の柔軟性も良いため、製本の
綴用に用いた場合に、見開き性が良くなるという長所も
ある。
【0007】一方、PUR糊は、水分との反応性をもつ
ため、貯蔵、使用の際に完全密封する必要があり、製品
供給も密閉容器にて行われ、塗布のための装置も外気と
の接触を極力排除した専用の装置が提案されている。
【0008】図7は、そのような専用の糊付け装置を示
す概念図である。
【0009】この糊付け装置100は、製品として供給
されるPUR糊Gを密閉充填した容器UGをそのまま用
いるもので、この容器UGの密閉蓋の代わりに、充填さ
れたPUR糊Gの表面を密閉しながら容器UG内周にそ
ってスライド可能とされ、加熱手段(不図示)を備えた
プラテン101、このプラテン101のPUR糊Gとの
接触面に貫通し、PUR糊Gを導出するための糊導出管
102、糊導出管102で供給される糊Gを分岐させる
分岐ブロック103、この分岐ブロック103から糊G
の供給を受け、噴射ノズル105からPUR糊Gを噴出
させる糊供給ブロック104から構成されている。
【0010】プラテン101は、密閉状態でPUR糊G
に加圧されながら接触し、同時に、加熱手段で接触した
部分のPUR糊Gを所定温度に加熱し、溶融状態のPU
R糊GAとする。こうして加熱溶融されたPUR糊GA
は、プラテン104に加圧されているので、その溶融さ
れた分だけが、糊導出管102、分岐ブロック103、
糊供給ブロック104を介して、直前まで密閉状態を保
持したまま導かれ、噴射ノズル105で噴出され、用い
られるようになっている。
【0011】こうして、この糊付け装置100は、水分
と反応して硬化するというPUR糊を適正に糊付けに用
いることができるものであった。
【0012】なお、この例では、噴射ノズル105を備
えた糊供給ブロック104が二つ並列して用いられてい
る場合を示している。これは、このような噴射ノズル1
05を用いる場合には、噴射範囲が限定されているた
め、広い範囲に対応するには、噴射ノズル105の個数
を増やすことで対応せざるを得ないからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の装置では、溶融したPUR糊は、噴射されて泡状に
塗布されるため、均一な塗布が出来ず、また、塗布面に
溝などがある場合には、その溝の内部にまで充填されに
くいという点があり、製本の綴じのための糊付け、特
に、ガリ溝がある場合の糊付けのためには適していなか
った。
【0014】また、自動製本機の糊付けをする場合、高
速運転が要求されるが、この従来の装置では、高速運転
に追従することができなかった。さらに、噴射ノズルを
用いる場合、単独での塗布範囲の対応性が小さいため、
個数を増やすことでしか、これに対応することができな
かった。
【0015】これらの問題は、糊付け手段として、糊ロ
ールを用いることで解決可能であるが、その場合には、
使用中、使用後のPUR糊が水分と反応して硬化するの
をいかにして防ぐかが問題となっていた。
【0016】本発明は、上記問題を解決しようとするも
ので、糊ロールを用いながら、PUR糊の硬化を防ぐこ
とができ、適正にPUR糊の糊付けをすることができる
PUR糊を用いた製本方法、製本装置、この方法を用い
て製造された本を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のPUR
糊を用いた製本方法は、PUR糊(ポリウレタン系反応
型ホットメルト糊)を用いた製本方法であって、PUR
糊を、回転する糊ロール部分を除いて密閉された糊タン
クに装填し、この装填されたPUR糊を所定温度に加熱
しながら、かつ、この糊タンクに逐次窒素ガスを供給し
ながら、前記糊ロールによりPUR糊を糊付けすること
を特徴とする。
【0018】この製本方法は、糊ノールを用いているの
で、均一な塗布が可能で、高速対応でき、塗布範囲の調
整も糊ロール幅の調整で可能であり、また、圧力を掛け
ながら塗布するので、ガリ溝などへも、PUR糊を入り
込ませることが可能である。
【0019】一方、糊タンクから突出している糊ロール
以外は密閉され、また、糊タンクには、大気より比重の
大きい窒素ガスが供給されているので、この窒素ガスに
より加熱溶融したPUR糊の表面は覆われ、PUR糊が
大気中の水分と反応して硬化することが極力抑えられ
る。また、窒素ガスは、待機中に元より含まれているも
ので、これが糊タンクから漏れ出しても、安全性は高
い。
【0020】こうして、糊ロールを用いながら、PUR
糊を硬化させることなく、適正にPUR糊を塗布するこ
とができる。
【0021】請求項2に記載のPUR糊を用いた製本方
法は、請求項1に記載の製本方法において、所定期間、
前記糊ロールによる糊付けをしない場合には、前記糊タ
ンクを完全密閉するようにしたことを特徴とする。
【0022】この製本方法は、所定期間、糊付けをしな
い場合には、糊ロールと糊タンクを離間させ、糊ロール
のための窓を設けた密閉蓋の代わりに、糊タンクを完全
密閉する密閉蓋を被せて、この糊タンクを完全密閉する
ようにしたので、糊付けに用いない場合でも、PUR糊
を硬化させることが少なく、PUR糊を無駄にしない。
更に、糊タンク内で硬化したPUR糊を除去するのに
は、一定の時間を要するが、この除去時間を省くことが
できる。
【0023】請求項3に記載のPUR糊を用いた製本方
法は、請求項2に記載の製本方法において、前記糊タン
クを完全密閉した際には、前記糊タンクに窒素ガスを装
填するようにしたことを特徴とする。
【0024】この製本方法は、請求項2の方法に加え
て、更に、密閉状態の糊タンクに窒素ガスを封入するよ
うにしたもので、上述の窒素ガスの効果が更に発揮さ
れ、請求項2の効果をさらに増すことができる。
【0025】請求項4に記載のPUR糊を用いた製本方
法は、PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメルト
糊)を用いた製本方法であって、水分供給手段によって
PUR糊を糊付けする部分に水分を供給し、ついで、P
UR糊を糊付けすることを特徴とする。
【0026】この製本方法は、PUR糊が水分と反応し
て硬化するという性質を、硬化促進のために積極的に利
用するもので、糊付けする部分に前以て、水分を供給し
ておくようにしたもので、より短時間にPUR糊を硬化
させることができる。
【0027】請求項5に記載のPUR糊を用いた製本方
法は、請求項4に記載の製本方法において、前記水分供
給手段は、回転する水ロールにより水分を塗布する水ロ
ール手段、水を霧吹き供給する水霧吹き手段、水蒸気を
供給する水蒸気供給手段のいずれかで構成され、供給さ
れる水分は、水だけの場合と、水を含んだ組成物の場合
とがあることを特徴とする。
【0028】この製本方法は、請求項4の水分供給手段
をより詳細に規定したので、水分供給手段をより簡単に
実現でき、また、供給される水分が水単体のものに限定
されない旨規定したので、供給される水分の選択肢が多
くなり、請求項4の効果をより簡単に実現することがで
きる。
【0029】請求項6に記載のPUR糊を用いた製本方
法は、請求項1から3のいずれかに記載の製本方法と、
請求項4または5のいずれかに記載の製本方法とを組み
合わせて構成されていることを特徴とする。
【0030】この製本方法は、請求項1から3の効果
と、請求項4または5の効果が相乗的に発揮され、PU
R糊を製本用としてさらに適正に糊付けするこができ
る。
【0031】請求項7に記載の本は、請求項1から6の
いずれかに記載の製本方法を用いて製造されたものであ
る。
【0032】請求項1から6の製本方法は、PUR糊を
製本用として適正に糊付けすることができるので、これ
らの方法によって糊付け製本された本は、上述のPUR
糊の利点を最もよく体現した本となる。
【0033】特に、糊ロールによって、均一に塗布され
るので、綴じが均一、確実に行われ、また、より薄く塗
布することができるので、本の見開き性もより良い。ガ
リ溝にも確実にPUR糊が供給されるので、後の落丁が
少ない。
【0034】請求項8に記載のPUR糊を用いた製本装
置は、PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメルト
糊)を用いた製本装置であって、PUR糊を回転して糊
付けする糊ロールと、前記糊ロール部分を除いて密閉し
加熱手段を備えた糊タンクと、この糊タンクに窒素ガス
を供給するガス供給手段とを備え、PUR糊を前記糊タ
ンクに装填し、この装填されたPUR糊を前記加熱手段
で所定温度に加熱しながら、かつ、前記ガス供給手段
で、この糊タンクに逐次窒素ガスを供給しながら、前記
糊ロールによりPUR糊を糊付けすることを特徴とす
る。
【0035】この製本装置は、請求項1の製本方法を実
現するもので、請求項1と同様の効果を発揮する。
【0036】請求項9に記載のPUR糊を用いた製本装
置は、請求項8に記載の製本装置において、前記糊タン
クは、所定期間、前記糊ロールによる糊付けをしない場
合に前記糊タンクを完全密閉する密閉蓋を備えているこ
とを特徴とする。
【0037】この製本装置は、請求項2の製本方法を実
現するもので、請求項2と同様の効果を発揮する。
【0038】請求項10に記載のPUR糊を用いた製本
装置は、請求項9に記載の製本装置において、前記密閉
蓋で前記糊タンクを完全密閉した際には、前記ガス供給
手段で前記糊タンクに窒素ガスを装填するようにしたこ
とを特徴とする。
【0039】この製本装置は、請求項3の製本方法を実
現するもので、請求項3と同様の効果を発揮する。
【0040】請求項11に記載のPUR糊を用いた製本
装置は、PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメルト
糊)を用いた製本装置であって、水分供給手段によって
PUR糊を糊付けする部分に水分を供給し、ついで、P
UR糊を糊付けすることを特徴とする。
【0041】この製本装置は、請求項4の製本方法を実
現するもので、請求項4と同様の効果を発揮する。
【0042】請求項12に記載のPUR糊を用いた製本
装置は、請求項11に記載の製本装置において、前記水
分供給手段は、回転する水ロールにより水分を塗布する
水ロール手段、水を霧吹き供給する水霧吹き手段、水蒸
気を供給する水蒸気供給手段のいずれかで構成され、供
給される水分は、水だけの場合と、水を含んだ組成物の
場合とがあることを特徴とする。
【0043】この製本装置は、請求項5の製本方法を実
現するもので、請求項5と同様の効果を発揮する。
【0044】請求項13に記載のPUR糊を用いた製本
装置は、請求項8から10のいずれかに記載の製本装置
と、請求項11または12のいずれかに記載の製本装置
とを組み合わせて構成されていることを特徴とする。
【0045】この製本装置は、請求項6の製本方法を実
現するもので、請求項6と同様の効果を発揮する。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、添付図とともに本発明の実
施の形態について説明する。
【0047】図1は、本発明のPUR糊を用いた製本装
置の一例の要部を概念的に示す正面図、図2は、その縦
断面図である。
【0048】この製本装置は、丁合された折本に表紙を
自動的に張り付け合体させるもので、全体は、丁合機か
ら丁合された折本の供給をうける折本受け部、この折本
の背部の糊付け前の加工を行う糊付け前処理部、後述す
る水分供給部、糊付け部、表紙供給部、表紙貼り合わせ
合体部、排出部から構成されるが、この図に示す糊付け
部10に特徴を有している。
【0049】この糊付け部10は、回転によって糊付け
をする糊ロール1、回転する糊ロール1の部分を除い
て、密閉蓋2aによって密閉され、PUR糊Gを糊付け
のために貯留する糊タンク2、この糊タンク2の底部に
設けられた加熱手段3、密閉された糊タンク2に窒素ガ
スを供給するガス供給手段4、糊ロール1の外周表面に
付着する糊層の厚さを調節する糊厚調節手段5、糊ロー
ル1で糊付け対象に糊付けされた糊層の不要部分を掻き
落とす掻き落としロール6を備えている。
【0050】糊ロール1と、これとセットで用いられる
糊厚調節手段5は、この例では、糊付け対象の進行ライ
ンL(図2参照)の進行方向に前後に2組設けられてい
る。これは、糊付け対象に合わせた対応力を高めるため
のもので、例えば、ガリ溝を設けた折本の背部に、背部
全体に均一に、かつ、ガリ溝にもPUR糊Gが適正に充
填されるようにするためには、進行方向に対して、手前
の糊ロール1には薄めの糊層を形成し、先の糊ロール1
には集めの糊層を形成するようにするとよい。したがっ
て、糊ロール1は必ずしも2個設ける必要もなく、1個
だけ設けてもよい。
【0051】糊タンク2は、例えば、アルミで鋳造する
のが良く、その内面のPUR糊Gに接触する部分は、非
貼着性の高いフッソ樹脂被覆しておくと、PUR糊Gが
硬化して付着した場合に取り除くのが容易になる。密閉
蓋2aには、糊ロール1の軸部を除いた半周部分を回転
可能に挿嵌させる窓2abが設けられ、この窓2abと
糊ロール1との間の隙間は、糊厚調節手段5と後述する
シール板により可能な限り気密が保持されている。
【0052】密閉蓋2aと糊タンク2の当接部にも、シ
ール材2aaが介挿され、糊ロール1の回転を許容しな
がら、糊タンク2の気密が維持されるようになってい
る。
【0053】加熱手段3は、糊タンク2の底部の肉厚部
に適宜設けられた孔にパイプヒータなどを挿嵌して構成
されており、この糊タンク2を加熱することによって、
タンク2に貯留されたPUR糊Gを所定温度に加熱して
溶融させ、溶融状態のPUR糊GAを生成する。糊ロー
ル1は、外周の一方側が、この溶融状態のPUR糊GA
内を通過し、他方側が糊付け対象の進行ラインLに接し
て、この状態で回転することにより、PUR糊GAを糊
付け対象に糊付けする。
【0054】ガス供給手段4で供給される窒素ガスは、
もちろん、水分を含まないもので、また、その比重が空
気が大気より重いので糊タンク2に完全に充填されない
場合でも、溶融状態のPUR糊GAの表面を覆い、PU
R糊GAが糊付けされる前に、大気に含まれる水分と反
応して硬化するのを防いでいる。
【0055】一方、ガス供給手段4で窒素ガスを糊タン
ク2のガス圧力が大気圧より高目になるようにしておく
と、大気が糊タンク2内に入り込むのを防ぐことがで
き、より確実に大気の水分の侵入を防ぐことができる。
フィルタ付き排気手段4aは、このような場合に余剰の
内部ガスを外へ逃がすためのものである。
【0056】糊厚調節手段5については、後述するが、
掻き落としロール6は、この糊厚調節手段5を補助する
もので、糊厚調節手段5で糊厚さが調整され、糊付け対
象に糊付けされた後の糊層のうち、余剰分を掻き落とす
ためのものである。
【0057】このような構成によれば、糊ノール1を用
いているので、均一な塗布が可能で、高速対応でき、塗
布範囲の調整も糊ロール1幅の調整で可能であり、ま
た、圧力を掛けながら塗布するので、ガリ溝などへも、
PUR糊を入り込ませることが容易である。
【0058】一方、糊タンク2から突出している糊ロー
ル1以外は密閉され、また、糊ロール1の回転により外
気との入れ換えが多少行われている状態であっても、糊
タンク2には、大気より比重の思い窒素ガスが供給され
ているので、この窒素ガスにより加熱溶融したPUR糊
GAの表面は覆われ、PUR糊GAが大気中の水分と反
応して硬化することが極力抑えられる。また、窒素ガス
は、待機中に元より含まれているもので、これが糊タン
ク2から漏れ出しても、安全性は高い。
【0059】こうして、糊ロールを用いながら、PUR
糊を硬化させることなく、適正にPUR糊を塗布するこ
とができる。
【0060】図3は、図1のPUR糊を用いた製本装置
の糊ノール部分の密閉方法の説明図である。これより、
同じ部分には、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0061】この図は、図1の糊ロール1の一方を、糊
付け対象の進行方向の前側から見た横断面図であり、回
転する糊ロール1の側面と、密閉蓋2aの窓2abとの
隙間をシールするように、例えば、ポリウレタンを材料
として形成され、非貼着性の高いフッソ樹脂被覆がなさ
れたシール板2acが設けられ、回転時、静止時の糊ロ
ール1の側面と密閉蓋2aの間の気密性を保持してい
る。
【0062】図4は、図1のPUR糊を用いた製本装置
に用いられている糊厚調節手段の説明図である。
【0063】糊厚調節手段5は、ポリウレタンを材料と
して形成され、非貼着性の高いフッソ樹脂被覆がなされ
た板状のスクレーパ5aを出し入れ可能としており、こ
のスクレーパ5aの先端を、糊ロール1の外周に近接さ
せる度合いを調整することによって、糊ロール1の外周
表面に付着するPUR糊GAの糊層の厚さ、つまり、糊
厚を調整することができるようになっている。
【0064】この糊厚調節手段5のスクレーパ5aは、
また、糊ロール1の外周と密閉蓋2aの窓2abとの隙
間をシールする役割も果たしており、図3のシール板2
acと共同して、糊ロール1を回転可能としながら、糊
タンク2の密閉状態、つまり、気密を保持している。
【0065】図5は、図1の糊タンクの不使用の状態を
示すもので、(a)はその正面図、(b)はその縦断面
図である。
【0066】糊タンク2は、糊ロール1、掻き落としロ
ール6に対して取り外し可能となっており、所定期間、
糊ロール1を用いて糊付けをしない場合には、取り外し
て、密閉蓋2aの代わりに、窓2abの無い密閉蓋2b
を被せ、締め付けネジ2dを要所を締め付けて、更に、
全体を断熱材2cで覆うようにする。これが、糊タンク
の不使用の状態である。なお、断熱材2で、常時、糊タ
ンク2を覆うようにしてもよい。
【0067】このように、不使用時には、糊タンク2を
完全密閉するようにしたので、糊付けに用いない場合で
も、PUR糊を硬化させることが少なく、PUR糊を無
駄にしない。更に、糊タンク2内で硬化したPUR糊G
を除去するのには、一定の時間を要するが、この除去時
間を省くことができる。
【0068】さらに、この糊タンク2には、不使用時で
あっても、ガス供給手段4により窒素ガスを供給するよ
うにすると、上述の窒素ガスの効果が更に発揮され、よ
り確実にPUR糊の硬化を防ぐことができる。
【0069】図6は、本発明の製本装置の要部構成など
を示すもので、(a)は水分供給部、(b)は糊付け
部、(c)は全ての処理部を済ませ製本された本、
(d)は水分供給部の他例、(e)は水分供給部の他
例、をそれぞれ示す概念図である。
【0070】先に述べたように、本発明の製本装置に
は、他の処理部もあるが、ここでは、本発明に関連する
処理部だけを取り上げている。
【0071】この製本装置では、供給された折本Fは、
周回軌道を周回するクランパ8にクランプバー8aで保
持されて、周回しながら各処理部で必要な処理を受ける
が、ここでは、糊付け部10の前に、図6(a)に示す
水分供給部7を設けている。
【0072】水分供給部7は、糊付け前処理部(不図
示)で背部加工の済んだ折本Fの背部Faに水分を供給
するが、この水分供給部7は、水タンク7bに貯留した
水Wを回転する水ロール7aで供給する水ロール手段7
Aで構成されている。
【0073】こうして、この製本装置では、糊付け部1
0でPUR糊GAを糊付けする折本Fの背部Faに予め
水分を供給しているので、PUR糊が水分と反応して硬
化するのを促進し、硬化時間が短くなる。例えば、本出
願人の実施実績によると、水分を別途供給しない場合に
は、完全硬化には、1〜3日、実用硬化には、数時間時
間程度要するが、予め水分を供給しておくと、それぞれ
の元の時間に比べより短時間で硬化する。
【0074】なお、このような水分供給手段は、糊付け
部10の後に設けても良く、また、糊付けした対象に、
貼り付ける相手側、この折本Fの場合、表紙側に、水分
を供給するように設けてもよい。
【0075】図6(b)の糊付け部10は、既に説明し
た通りである。
【0076】この糊付け部10のあと、折本Fは周回し
ながら、不図示の表紙供給部、表紙貼り合わせ合体部、
排出部を経て、図6(c)に示す本Bとして排出され
る。
【0077】この本Bは、上述したように、PUR糊を
製本用として適正に糊付けすることができる製本装置、
あるいは、方法で折本Fに表紙Cを貼り付けて製本され
ているので、上述のPUR糊の利点を最もよく体現した
本Bとなる。つまり、耐久性、耐溶剤性、耐薬品性が良
好で、古紙再生に適し、地球に優しい本Bとなり、耐熱
性、耐寒性に優れ、見開き性が良い。
【0078】特に、糊ロールによって、PUR糊が均一
に塗布されるので、綴じが均一、確実に行われ、また、
より薄く塗布することができるので、本Bの見開き性も
より良い。ガリ溝にも確実にPUR糊が供給されるの
で、後の落丁が少ない。
【0079】図6(d)は水分供給部の他例であって、
この水分供給部7は、水タンク7dに貯留された水を、
加圧空気を用いて噴射ノズル7cにより噴射する水霧吹
き手段7Bとして構成されている。
【0080】図6(e)は水分供給部の他例であって、
この水分供給部7は、市販されている加湿器を用いた水
蒸気供給手段7Cとして構成されている。
【0081】このように、水分供給部は、種々のタイプ
で構成することができ、それだけ、製本装置の水分供給
部の設置条件に合わせて好適なタイプのものを採用する
ことができる。
【0082】また、供給する水分は、水だけに限られ
ず、水を含んだ組成物、例えば、水性糊、通常のホット
メルト糊などであってもよく、供給される水分の選択肢
が多くなり、水分供給手段をより簡単に、目的条件に合
わせて実現することができる。
【0083】なお、ここで説明した糊付け部を備えた製
本装置は、その糊付け部と水分供給部、及び、その糊付
け部と水分供給部における製本方法、つまり、PUR糊
を糊ロールで糊付けする方法と装置に特徴を有するもの
で、製本装置のその他の部分の構成はここに限るもので
はなく、また、これらのPUR糊を糊ロールで糊付けす
る方法と装置はその特徴部分の単独でも用いることがで
きるものである。
【0084】特に、不使用時に、糊ロールと分離して、
完全密閉できる糊タンクは、糊タンク単体としても用い
ることができるものである。
【0085】
【発明の効果】請求項1に記載のPUR糊を用いた製本
方法によれば、糊ノールを用いているので、均一な塗布
が可能で、高速対応でき、塗布範囲の調整も糊ロール幅
の調整で可能であり、また、圧力を掛けながら塗布する
ので、ガリ溝などへも、PUR糊を入り込ませることが
可能である。
【0086】一方、糊タンクから突出している糊ロール
以外は密閉され、また、糊タンクには、大気より比重の
思い窒素ガスが供給されているので、この窒素ガスによ
り加熱溶融したPUR糊の表面は覆われ、PUR糊が大
気中の水分と反応して硬化することが極力抑えられる。
また、窒素ガスは、待機中に元より含まれているもの
で、これが糊タンクから漏れ出しても、安全性は高い。
【0087】こうして、糊ロールを用いながら、PUR
糊を不必要に硬化させることなく、適正にPUR糊を塗
布することができる。
【0088】請求項2に記載のPUR糊を用いた製本方
法によれば、請求項1の効果に加え、所定期間、糊付け
をしない場合には、糊ロールと糊タンクを離間させ、糊
ロールのための窓を設けた密閉蓋の代わりに、糊タンク
を完全密閉する密閉蓋を被せて、この糊タンクを完全密
閉するようにしたので、糊付けに用いない場合でも、P
UR糊を硬化させることが少なく、PUR糊を無駄にし
ない。更に、糊タンク内で硬化したPUR糊を除去する
のには、一定の時間を要するが、この除去時間を省くこ
とができる。
【0089】請求項3に記載のPUR糊を用いた製本方
法によれば、請求項2の効果に加え、密閉状態の糊タン
クに窒素ガスを封入するようにしたもので、上述の窒素
ガスの効果が更に発揮され、請求項2の効果をさらに増
すことができる。
【0090】請求項4に記載のPUR糊を用いた製本方
法によれば、PUR糊が水分と反応して硬化するという
性質を、硬化促進のために積極的に利用するもので、糊
付けする部分に前以て、水分を供給しておくようにした
ので、より短時間にPUR糊を硬化させることができ
る。
【0091】請求項5に記載のPUR糊を用いた製本方
法によれば、請求項4の効果に加え、請求項4の水分供
給手段をより詳細に規定したので、水分供給手段をより
簡単に実現でき、また、供給される水分が水単体のもの
に限定されない旨規定したので、供給される水分の選択
肢が多くなり、請求項4の効果をより簡単に実現するこ
とができる。
【0092】請求項6に記載のPUR糊を用いた製本方
法によれば、請求項1から3の効果と、請求項4または
5の効果が相乗的に発揮され、PUR糊を製本用として
さらに適正に糊付けするこができる。
【0093】請求項7に記載の本は、PUR糊を製本用
として適正に糊付けすることができる請求項1から6の
製本方法を用いて製造されたので、上述のPUR糊の利
点を最もよく体現した本となる。特に、糊ロールによっ
て、糊が均一に塗布されるので、綴じが均一、確実に行
われ、また、より薄く塗布することができるので、本の
見開き性もより良い。ガリ溝にも確実にPUR糊が供給
されるので、後の落丁が少ない。
【0094】請求項8〜13に記載のPUR糊を用いた
製本装置によれば、それぞれ、請求項1〜6に記載の製
本方法を実現するので、請求項1〜6と同様の効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPUR糊を用いた製本装置の一例の要
部を概念的に示す正面図
【図2】図1のPUR糊を用いた製本装置の縦断面図
【図3】図1のPUR糊を用いた製本装置の糊ノール部
分の密閉方法の説明図
【図4】図1のPUR糊を用いた製本装置に用いられて
いる糊厚調節手段の説明図
【図5】図1の糊タンクの不使用の状態を示すもので、
(a)はその正面図、(b)はその縦断面図
【図6】本発明の製本装置の要部構成などを示すもの
で、(a)は水分供給部、(b)は糊付け部、(c)は
全ての処理部を済ませ製本された本、(d)は水分供給
部の他例、(e)は水分供給部の他例、をそれぞれ示す
概念図
【図7】従来の製本方法で用いられたPUR糊の供給装
【符号の説明】
1 糊ロール 2 糊タンク 2a 密閉蓋 2b 密閉蓋 2c 断熱材 3 加熱手段 4 ガス供給手段 5 糊厚調節手段 6 掻き落としロール 7 水分供給手段 7A 水ロール手段 7B 水霧吹き手段 7C 水蒸気供給手段 10 PUR糊を用いた製本装置(糊付け
部) B 本 G PUR糊 GA 溶融したPUR糊

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメ
    ルト糊)を用いた製本方法であって、 PUR糊を、回転する糊ロール部分を除いて密閉された
    糊タンクに装填し、この装填されたPUR糊を所定温度
    に加熱しながら、かつ、この糊タンクに、逐次、窒素ガ
    スを供給しながら、前記糊ロールによりPUR糊を糊付
    けすることを特徴とするPUR糊を用いた製本方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の製本方法において、 所定期間、前記糊ロールによる糊付けをしない場合に
    は、前記糊タンクを完全密閉するようにしたことを特徴
    とするPUR糊を用いた製本方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の製本方法において、 前記糊タンクを完全密閉した際には、前記糊タンクに窒
    素ガスを装填するようにしたことを特徴とするPUR糊
    を用いた製本方法。
  4. 【請求項4】PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメ
    ルト糊)を用いた製本方法であって、 水分供給手段によってPUR糊を糊付けする部分に水分
    を供給し、ついで、PUR糊を糊付けすることを特徴と
    するPUR糊を用いた製本方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の製本方法において、 前記水分供給手段は、 回転する水ロールにより水分を塗布する水ロール手段、 水を霧吹き供給する水霧吹き手段、 水蒸気を供給する水蒸気供給手段のいずれかで構成さ
    れ、 供給される水分は、水だけの場合と、水を含んだ組成物
    の場合とがあることを特徴とするPUR糊を用いた製本
    方法。
  6. 【請求項6】請求項1から3のいずれかに記載の製本方
    法と、 請求項4または5のいずれかに記載の製本方法とを組み
    合わせて構成されていることを特徴とするPUR糊を用
    いた製本方法。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかに記載の製本方
    法を用いて製造された本。
  8. 【請求項8】PUR糊(ポリウレタン系反応型ホットメ
    ルト糊)を用いた製本装置であって、 PUR糊を回転して糊付けする糊ロールと、前記糊ロー
    ル部分を除いて密閉し加熱手段を備えた糊タンクと、こ
    の糊タンクに窒素ガスを供給するガス供給手段とを備
    え、 PUR糊を前記糊タンクに装填し、この装填されたPU
    R糊を前記加熱手段で所定温度に加熱しながら、かつ、
    前記ガス供給手段で、この糊タンクに逐次窒素ガスを供
    給しながら、前記糊ロールによりPUR糊を糊付けする
    ことを特徴とするPUR糊を用いた製本装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の製本装置において、 前記糊タンクは、所定期間、前記糊ロールによる糊付け
    をしない場合に前記糊タンクを完全密閉する密閉蓋を備
    えていることを特徴とするPUR糊を用いた製本装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の製本装置において、 前記密閉蓋で前記糊タンクを完全密閉した際には、前記
    ガス供給手段で前記糊タンクに窒素ガスを装填するよう
    にしたことを特徴とするPUR糊を用いた製本装置。
  11. 【請求項11】PUR糊(ポリウレタン系反応型ホット
    メルト糊)を用いた製本装置であって、 水分供給手段によってPUR糊を糊付けする部分に水分
    を供給し、ついで、PUR糊を糊付けすることを特徴と
    するPUR糊を用いた製本装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の製本装置において、 前記水分供給手段は、 回転する水ロールにより水分を塗布する水ロール手段、 水を霧吹き供給する水霧吹き手段、 水蒸気を供給する水蒸気供給手段のいずれかで構成さ
    れ、 供給される水分は、水だけの場合と、水を含んだ組成物
    の場合とがあることを特徴とするPUR糊を用いた製本
    装置。
  13. 【請求項13】請求項8から10のいずれかに記載の製
    本装置と、 請求項11または12のいずれかに記載の製本装置とを
    組み合わせて構成されていることを特徴とするPUR糊
    を用いた製本装置。
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