JPS5912784A - 貯蔵タンク等の断熱処理工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、貯蔵タンク等の断熱処理工法に関する。液化
天然ガス等のように貯蔵物が低温の維持を必要とする場
合、断熱構造のタンクを使用しなければならないが、手
軽な断熱処理法として、最近ではタンク表面にポリウレ
タンフォームを吹きつける工法が普及してきている。し
かしこの工法を行なう場合には、タンク表面をある程度
層いてプライマーの下塗シを施す必要がある。タンクの
外板に直接断熱材を吹きつけても密着度が悪いからであ
る。

本発明はこの問題を解決するためになされたもので、そ
の目的は、タンクの防錆とプライマー処理を省略するこ
とによって、断熱材吹きつけ前の作業をよシ簡素化する
ことにある。このため本発明では、タンク表面に予め可
剥性ペイントを塗布する手段を採用した。以下添付図面
に従ってその実施例を詳述する。

第２図は、タンク１０表面に可剥性ペイント２を塗布し
た状態で示したものである。可剥性ペイント２の内面に
は通常剥離を容易にするためポリエチレングリコール等
の剥離補助剤３が付着している。従って剥離補助剤３の
量が比較的多い可剥性ペイントを使用すれば、剥離時に
は剥離補助剤３の一部がタンク側に残留する。この」−
から第１図に示すように、断熱材４を吹きつけると、断
熱月４は剥離補助剤３を介し、てタンク表面に密着する
こととなる。可剥性ペイント２をタンク製造後に塗布し
ておけば、断熱処理までの間、タンク表面を防錆するこ
とができる。可剥性ペイント２は塗装機や刷毛により簡
単に塗布することができる。

以上のように本発明の工法を採用すれば、プライマーの
下塗り工程を省略できるのみならず、タンクの防錆効果
も期待できる。尚、本発明の工法はタンク以外の断熱処
理にも充分採用でき、この実施例に拘束されるものでは
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は断熱材の吹きつけ作業を示す簡略図、第２図は
可剥性ペイントを塗布したタンクの一部を示す拡大断面
図、第３図は断熱処理後の拡大断面図である。 １　タンク、２・・可剥性ペイント、３　剥離補助相、
４　断熱材 第１図 第２図　　　第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１貯蔵タンク表面に予め可剥性ペイントを塗布し、
   断熱加工時には該ペイントを剥がしてペイント内面の剥
   離補助剤の一部をタンク表面に残留させ、この上に断熱
   材を吹きつけることを特徴とする貯蔵タンク等の断熱処
   理工法。 （２）前記剥離補助剤がポリエチレングリコールである
   特許請求の範囲第（１）項に記載の断熱処理工法。