JP2001346045A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

Info

Publication number
JP2001346045A
JP2001346045A JP2000164388A JP2000164388A JP2001346045A JP 2001346045 A JP2001346045 A JP 2001346045A JP 2000164388 A JP2000164388 A JP 2000164388A JP 2000164388 A JP2000164388 A JP 2000164388A JP 2001346045 A JP2001346045 A JP 2001346045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
sharpness
soft focus
specified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000164388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisazumi Jogo
尚純 城後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000164388A priority Critical patent/JP2001346045A/ja
Publication of JP2001346045A publication Critical patent/JP2001346045A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも簡単に適切な画像調整をできるように
する。 【解決手段】 モニタの画面には、シャープネス調整部
84とソフトフォーカス調整部86とが表示される。シ
ャープネス調整部84は、画像の空間周波数の高域部分
の出力を増加させて、画像の鮮明度を高めるシャープネ
ス処理を指定する。ソフトフォーカス調整部86は、画
像の空間周波数の低域部分を強調して画像を全体的にボ
カすソフトフォーカス処理を指定する。シャープネス処
理とソフトフォーカス処理は、処理内容が相反してい
る。一方の処理が指定された状態で、他方の処理が指定
されると、先に指定された処理の指定を解除すること
で、相反する複数の処理が同時に実行されることを禁止
している。これにより、画像調整処理の指定ミスが防止
され、誰でも簡単に適切な画像調整作業ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに対し
て複数の画像処理を施す画像処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】反射原稿スキャナーや電子スチルカメラ
等の入力装置と、パソコンと、デジタルプリンタとから
なる画像形成システムを用いて、入力装置から取り込ん
だ画像に対して、各種の画像処理を施し、処理された画
像をデジタルプリンタで記録用紙にプリントすることが
知られている。デジタルプリンタとしては、銀塩写真
式,熱現像感光材料式,熱記録式,インクジェット式等
が用いられる。
【0003】画像処理には、濃度補正,色補正,シャー
プネス処理,ソフトフォーカス処理,モアレ処理などの
画像調整を行う処理や、テンプレートを用いた合成や倍
率変換処理などの処理がある。これらの画像処理の中に
は、例えば、画像の空間周波数の高域部分を強調するシ
ャープネス処理と、画像の空間周波数の高域部分を減少
させるソフトフォーカス処理あるいはモアレ処理との間
に見られるように、処理内容が互いに相反するものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら相反する処理が
同時に指定されてしまうと、画質が低下し、ひどい場合
にはミスプリントとなってしまうこともある。熟練した
オペレータの場合には問題ないが、経験の浅いオペレー
タが画像調整作業をする場合には、同時に指定する複数
の処理が相反するものであるかどうかの判断が難しいた
め、指定ミスが生じ、適切な画像調整作業がなされない
という問題があった。
【0005】上記問題を解決するために、本発明の画像
処理方法は、画像処理の指定ミスを防止して、誰でも簡
単に適切な画像調整作業をできるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像処理方法は、画像データに対し
て複数の画像処理を施す画像処理方法において、指定さ
れた複数の画像処理の中に処理内容が相反する複数の画
像処理が存在する場合には、前記相反する複数の処理の
いずれかを禁止して、相反する複数の画像処理が同時に
実行されることがないようにしたことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2記載の画像処理方法は、前記相反
する複数の画像処理のうち、先に指定された画像処理の
指定を解除することで、最後に指定された画像処理を優
先することを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の画像処理方法は、前記相反
する複数の画像処理の一方が画像の空間周波数の高域部
分を強調するシャープネス処理であり、他方が画像の空
間周波数の高域部分を減少させるモアレ処理又はソフト
フォーカス処理であることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す画像形成システム10
は、モニタ11付きパソコン12と、カードリーダ1
3,反射原稿スキャナ14,フイルムスキャナ16など
の画像入力装置と、画像出力装置として、各画像入力装
置から取り込んだ画像を画像処理してから、記録用紙に
記録するプリンタ18とから構成されている。カードリ
ーダ13、反射原稿スキャナ14,フイルムスキャナ1
6は、SCSIインターフェースを使用してパソコン1
2にカスケード接続される。
【0010】カードリーダ13は、装填されたスマート
メディアから画像データを読み出す。このスマートメデ
ィアには、例えば、電子スチルカメラで撮影された画像
データが書き込まれる。
【0011】反射原稿スキャナ14は、印刷物,インス
タントフイルム,写真プリントなどの原稿に光を照射
し、原稿で反射した光をラインセンサで読みとり、得ら
れた画像信号をパソコン12に出力する。
【0012】プリンタ18としては、例えば、熱現像感
光材料式のものが用いられ、3本のレーザービームで感
光材料を露光してから、感光材料に受像材料を重ね、熱
を加えて受像材料にポジ画像を転写する。最後に、記録
用紙としての受像材料を剥離することで写真プリントが
得られる。
【0013】パソコン12は、CPU21,ROM2
2,RAM23,ハードディスクドライブ(HDD)2
4,画像補正部26,画像合成部27,画像データ変換
部28とからなる。パソコン12には、キーボード3
1,マウス32が接続されており、これらによってパソ
コン12に各種の指示が与えられる。また、パソコン1
2には、フロッピー(登録商標)ディスクドライブなど
のファイル読み取り装置33が組み込まれており、これ
により画像データを記録したフロッピーディスクなどの
記録媒体から画像データが取り込まれる。さらに、パソ
コン12は、LAN(Local AreaNetwork)やインター
ネットなどのネットワーク33に接続されており、通信
回線を経由して画像データの入力が行われる。
【0014】画像合成部27は、画像補正部26で補正
処理された画像を、拡大あるいは縮小するための倍率変
換処理や、複数の画像を1枚の記録用紙に記録するため
に複数の読み取り画像の合成処理をする。
【0015】画像データ変換部28は、各画像入力装置
からパソコン12に取り込まれた画像データに対して、
電子スチルカメラの分光特性を考慮したγ変換や、YM
Cへの色変換処理(マスキング処理)をする。変換され
た画像データはRAM23に書き込まれる。
【0016】フイルムスキャナ16から画像データを取
り込む場合には、スキャン条件の設定等のためのプレス
キャンと、プリントのためのメインスキャンとを実行す
る。粗い読み取りのプレスキャンでは、画像データ変換
部28によりγ変換をする。しかし、細かい読み取りを
するメインスキャンでは、プレスキャンした画像に基づ
いて修正されたパラメータがフイルムスキャナ16内の
画像データ変換部に転送される。これらのパラメータに
基づいてγ変換などの処理をフイルムスキャナ16側で
するため、メインスキャン中の画像データは、画像デー
タ変換部28をバイパスしてRAM23に送られる。
【0017】図2に示すように、画像補正部26は、色
補正部41,階調補正部42,シャープネス処理部4
3,ソフトフォーカス処理部44,コントラスト処理部
45,モアレ処理部46とからなり、各画像入力装置か
らパソコン12に取り込まれた画像データに対して、各
種の補正処理をする。
【0018】色補正部41は、画像データのB,G,R
の三色の色バランスを補正する。階調補正部42は、画
像データの濃度を補正する。コントラスト処理部45
は、画像の明暗を補正する。
【0019】シャープネス処理部43は、画像の空間周
波数の高域部分の出力を増加させて前記高域部分を強調
することで、画像の鮮明度を高める処理をする。ソフト
フォーカス処理部44は、画像の空間周波数の低域部分
を強調して画像を全体的にボカす処理をする。このソフ
トフォーカス処理は、例えば、高域及び中域部分の出力
を下げることで低域部分を強調し、このボカし処理によ
り生成されたボケ画像と、高域,中域を含むボカし処理
をしない画像とを合成するという方法で行われる。
【0020】モアレ処理部46は、反射原稿スキャナ1
4から読みとられた読み取り画像のモアレを除去する。
モアレは、反射原稿スキャナ14に設けられたラインセ
ンサのピッチによって決まるサンプリング周波数と、画
像の空間周波数との比率に応じて生じ、画像の空間周波
数の高域部分で発生することが知られている。モアレ処
理部46には、ローパスフイルタが設けられており、こ
のフイルタにより画像の空間周波数の高域部分がカット
され、モアレが除去される。
【0021】これらの画像処理のうち、シャープネス処
理と、ソフトフォーカス処理又はモアレ処理とは、互い
に相反する内容を持つ処理であるので、これらが同時に
指定された場合には、一方の処理が禁止され、他方の処
理のみが実行される。例えば、指定された相反する複数
の処理のうち、先に指定された処理がキャンセルされ、
最後に指定した処理が優先されて実行される。こうする
ことで、これらの処理が誤って同時に指定された場合で
も、画質の低下やミスプリントが発生しないようにして
いる。
【0022】パソコン12には、画像処理や画像合成を
する画像形成ソフトがインストールされており、画像処
理部26及び画像合成部27は、この画像合成ソフトを
起動させることによって作動する。画像形成ソフトを起
動させると、モニタ11には画像形成ソフトの各種の画
面が表示され、ユーザーは、この画面の案内に従ってパ
ソコン12に指示を与える。この指示により、画像デー
タがRAM23から画像処理部26及び画像合成部27
に送られて処理される。
【0023】画像形成ソフトには、各種の画像形成モー
ド、例えば、「デジカメインデックスモード」,「デジ
カメ同時プリントモード」,「台紙貼り付けモード」
と、「証明写真作成モード」,「大伸ばしモード」等が
あり、これらの各種のモードをサービスメニューとして
選択することができる。これらのモードでは、テンプレ
ート(プリントフォーマット)を使用した画像合成や、
画像の拡大や縮小などが行われる。
【0024】「デジカメインデックスモード」では、カ
ードリーダ13にセットされたスマートメディアに書き
込まれている全画像を縮小してマトリックスに配列した
インデックスプリントを作成するものである。コマ数の
異なる複数のテンプレートが用意されており、このテン
プレートを選択して画像合成をする。このデジカメイン
デックスモードでは、同じ画像を複数のコマに入れるリ
ピート記録がない。
【0025】「デジカメ同時プリントモード」では、A
4サイズの記録用紙に対しては4コマが入ったテンプレ
ートが、A5サイズの記録用紙には2コマが入ったテン
プレートが使用される。また、デジカメ同時プリントモ
ードには、リピート記録がない。
【0026】「台紙貼り付けモード」は、例えば、アル
バムの台紙に複数の画像を貼り付けた形態の記録をする
ものであり、プリントした記録用紙を綴ることでそのま
まアルバムとすることができる。1枚の記録用紙に同サ
イズの画像を4個,大サイズ画像を1個と小サイズ画像
を2個(計3個),大サイズ画像を2個とする等、いく
つかのテンプレートが用意されている。
【0027】「大伸ばしモード」は、例えば、A5サイ
ズの原稿に記録された写真画像等の中間調画像や文字か
らなる画像を、反射原稿スキャナで読み取って、この読
み取り画像を倍率変換して大伸ばしにして、A4サイズ
の記録用紙にプリントするモードである。
【0028】図3は、モニタ11に表示される画面を示
す。画面は読み込み画像やプリントイメージを表示する
画像表示領域61と、パソコン11に各種の指示を与え
る操作部を表示する操作部表示領域62とに分かれる。
画像表示領域61は、メイン領域61a,第1のサブ領
域61b,第2のサブ領域61cの3つに分割される。
【0029】第2のサブ領域61cは、例えば、入力装
置として、カードリーダ13やフイルムスキャナ16か
ら読み込まれた複数の読み込み画像を表示するための領
域である。第2のサブ領域61cには、例えば、3コマ
まで読み込み画像を表示できるようになっており、上下
の矢印ボタンを、マウス32でクリックすることで、全
ての読み込み画像が確認できるようになっている。ただ
し、入力装置として反射原稿スキャナ14を選択した場
合には、読み込み画像は1つしかないので読み込み画像
はメイン領域61aに表示され、第2のサブ領域61c
は使用されない。図6は、入力装置として反射原稿スキ
ャナ14が選択されている画面を示す。
【0030】メイン領域61aは、読み込んだ複数の画
像のうち、選択した1つの画像を拡大して拡大画像65
として表示する領域である。このメイン領域61aを見
ながら画像補正など各種の画像調整が行われる。第1の
サブ領域61bは、プリントイメージを表示する領域で
あり、指定した記録用紙に対する画像の大きさや、その
レイアウトなどをプリントする前に画面上で確認できる
ようにしている。
【0031】操作部表示領域62は、基本指定部62a
と、画像調整部62bと、画像入出力操作部62c、補
助操作部62dの4つに分かれている。また、符合63
は、キーボード31から入力するコマンドやパソコン1
2からの各種メッセージを表示するためのメッセージ表
示部である。
【0032】基本指定部62aには、メニュー選択ボタ
ン66,入力選択ボタン67,入力サイズ指定ボタン6
8,プリントサイズ指定ボタン69,ズームボタン7
1,プリント枚数指定ボタン72が表示される。メニュ
ー選択ボタン66は、画像形成ソフトが提供する各種の
サービスメニューを選択するボタンである。入力選択ボ
タン67は、デジカメデータや、画像が記録された原稿
など画像を入力する対象を選択するボタンである。例え
ば、この入力選択ボタン67でデジカメデータを指定す
ると、画像入力装置としてカードリーダ13が選択され
る。また、原稿は、「印刷物」,「インスタントフイル
ム」,「写真プリント」などの種類に分かれており、入
力選択ボタン67でこれらを指定すると、画像入力装置
として反射原稿スキャナー14が選択される。
【0033】入力サイズ指定ボタン68は、取り込む画
像が記録された原稿のサイズを指定するもので、プリン
トサイズ指定ボタン69は、出力する記録用紙のサイズ
を指定するものである。ズームボタン71は、読み込み
画像の倍率指定を行うもので、プリント枚数指定ボタン
69は、プリント枚数を指定するものである。
【0034】これらの各ボタン66〜72をマウス32
でクリックすると、選択できる項目を表示するメニュー
がポップアップするようになっている。項目の選択は、
表示されたポップアップメニューの中から選択したい項
目の位置にマウス32を移動して、その項目をさらにク
リックすることにより行う。また、各ボタン66〜72
には、その下方部分に各ボタン66〜72の機能を表示
し、その上方部分には、各ボタン66〜72によって選
択された項目を表示するようにしている。この表示を確
認することで、現在選択されている項目が分かるように
している。
【0035】画像入出力操作部62cには、画像の読み
込み指示をする読み込みボタン76と、プリント出力や
ファイル出力などの出力を指示する出力ボタン77が表
示される。
【0036】画像調整部62bは、濃度調整部81,色
調整部82,コントラスト調整部83,シャープネス調
整部84,ソフトフォーカス調整部86,モアレ調整部
87が表示される。各調整部81〜87は、「+」方向
及び「−」方向に移動自在な調節つまみが表示されるよ
うになっており、このつまみをマウス32でポイントし
て移動(ドラッグ)することにより、各調整部81〜8
7の設定値が調節される。
【0037】上述したように、シャープネス処理と、ソ
フトフォーカス処理又はモアレ処理とは、相反する処理
であり、同時に両方の処理が指定された場合には、いず
れかの処理が禁止される。画像調整部62bの操作で
は、シャープネス調整部84のつまみを「+」方向に動
かしてシャープネス処理が行われるように指定した状態
で、ソフトフォーカス調整部86のつまみを「+」方向
に動かしてソフトフォーカス処理が行われるように指定
すると、シャープネス調整部84のつまみが自動的に初
期値「0」に戻り、シャープネス処理の指定がキャンセ
ルされるようにしている。
【0038】この反対に、ソフトフォーカス調整部86
のつまみを「+」方向に動かした状態で、シャープネス
調整部84を動かすと、ソフトフォーカス調整部86の
つまみが自動的に初期値「0」に戻り、ソフトフォーカ
ス処理の指定がキャンセルされる。また、シャープネス
調整部84とモアレ調整部87との場合も同様である。
また、ソフトフォーカス処理とモアレ処理との両方を設
定した後に、シャープネス処理を指定した場合には、ソ
フトフォーカス処理とモアレ処理の両方の指定がキャン
セルされる。これにより、互いに相反する内容の処理が
同時に実行されることがないようにしている。
【0039】なお、モアレ調整部87は、画像の入力装
置として、反射原稿スキャナー14が選択された場合に
のみ表示されるようになっており、それ以外が選択され
た場合には非表示となる。画像調整部62bの下方に配
置される補助操作部62dには、画像の回転や反転を指
示するボタンなどが表示される。
【0040】以下、上記画像形成システム10の画像処
理手順を図7に示すフローチャートを参照しながら説明
する。まず、画像形成ソフトを立ち上げて、例えば、サ
ービスメニュー選択ボタン66で「大伸ばしモード」を
選択する。入力選択ボタン67で入力対象として「印刷
物」を指定する。「印刷物」が指定されると、入力装置
として反射原稿スキャナー14が選択されるとともに、
画面にモアレ調整部87が表示される。
【0041】反射原稿スキャナー14に印刷物をセット
する。入力サイズ指定ボタン68でセットした印刷物の
サイズを指定する。読み込みボタン76をクリックして
画像を読み込む。反射原稿スキャナー14は、画像をス
キャンして、パソコン12へ出力する。パソコン12に
入力された読み取り画像は、メイン領域61aに拡大さ
れて表示される。
【0042】メイン領域61aの拡大画像65を見なが
ら、拡大倍率の設定の他、濃度補正,色補正等の設定を
行う。このとき、例えば、シャープネス調整部84を設
定した状態で、ソフトフォーカス調整部86又はモアレ
調整部87を設定すると、シャープネス調整部84の設
定がキャンセルされるようになっているので、経験の浅
いオペレータが画像調整を行っても、誤って相反する処
理が同時に実行されてしまうことはない。
【0043】画像調整が終了したら、プリントサイズ及
びプリント枚数を指定し、出力ボタン77をクリックし
て、プリント指示をする。プリント指示がなされると、
パソコン12は、指定に基づいて、画像合成部27で拡
大処理をし、画像補正部26で濃度補正,色補正,シャ
ープネス処理等をして、処理済みの画像データをプリン
タ18に出力する。プリンタ18は、この画像データに
基づいて画像を記録用紙に記録して排紙する。
【0044】上記例では、相反する複数の処理が同時に
指定されたときに、先に指定した処理をキャンセルし
て、後から指定した処理を優先するようにしているが、
先に指定した処理を解除してからでないと、その処理と
相反する処理を指定できないというように、先に指定し
た処理が優先されるようにしてもよい。
【0045】なお、上記例で示したプリンタ以外でも、
印画紙を露光してカラー画像を記録するデジタル写真プ
リンタでもよいし、普通紙にインクを吐出してカラー画
像を記録するインクジェットプリンタなどでもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像処理方法は、指定された複数の画像処理の中に処理内
容が相反する複数の処理が存在する場合には、前記相反
する複数の画像処理のいずれかを禁止して、相反する複
数の画像処理が同時に実行されることがないようにした
こから、画像処理の指定ミスを防止することができる。
これにより、適切な画像調整作業を誰でも簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成システムの構成を示す概略図である。
【図2】画像補正部の構成を示すブロック図である。
【図3】モニタに表示される画面を示す図である。
【図4】画像形成手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像形成システム 11 モニタ 12 パソコン 18 プリンタ 26 画像補正部 27 画像合成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して複数の画像処理を施
    す画像処理方法において、 指定された複数の画像処理の中に処理内容が相反する複
    数の画像処理が存在する場合には、前記相反する複数の
    処理のいずれかを禁止して、相反する複数の画像処理が
    同時に実行されることがないようにしたことを特徴とす
    る画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記相反する複数の画像処理のうち、先
    に指定された画像処理の指定を解除することで、最後に
    指定された画像処理を優先することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記相反する複数の画像処理の一方が画
    像の空間周波数の高域部分を強調するシャープネス処理
    であり、他方が画像の空間周波数の高域部分を減少させ
    るモアレ処理又はソフトフォーカス処理であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像処理方法。
JP2000164388A 2000-06-01 2000-06-01 画像処理方法 Pending JP2001346045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164388A JP2001346045A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164388A JP2001346045A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001346045A true JP2001346045A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18668014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164388A Pending JP2001346045A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001346045A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009649A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Murata Mach Ltd 画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009649A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Murata Mach Ltd 画像処理装置
JP4609387B2 (ja) * 2006-06-28 2011-01-12 村田機械株式会社 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7209149B2 (en) Image cropping and synthesizing method, and imaging apparatus
US7010176B2 (en) Imaging system for automatic resolution adjustment
US6940526B2 (en) Image synthesizing apparatus
JP3652756B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP3301607B2 (ja) 画像処理装置
JP3641041B2 (ja) 画像データの出力方法及び画像データ出力装置
JP3639117B2 (ja) 画像処理装置
US6940620B2 (en) Image processing method to reduce moiré in image
JP2002027240A (ja) 画像処理装置及びこれを用いた画像形成装置
JPH0795403A (ja) 画質情報に基づいて校正刷りイメージを印刷する装置
JPH11136504A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法および記憶媒体
JP2001346045A (ja) 画像処理方法
JP2001346060A (ja) 画像形成方法及び装置
JP2001344057A (ja) 画像形成装置
JP2001350467A (ja) 画像形成装置
JP2002290723A (ja) 画像処理装置
JP2000236431A (ja) 画像処理装置
JP2005223690A (ja) 写真処理装置
JP4655622B2 (ja) 写真処理装置および写真処理プログラム
JP3702692B2 (ja) プリント作成方法、プリント作成装置
JP2002002028A (ja) 画像形成装置
JP2001359045A (ja) 画像形成装置及び画像データ保存方法
JPH08116431A (ja) 画像形成装置
JP2007036963A (ja) 撮影画像処理装置
WO2003025713A2 (en) Optical to digital prepress workflow system and method