JP2001344804A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2001344804A
JP2001344804A JP2000165134A JP2000165134A JP2001344804A JP 2001344804 A JP2001344804 A JP 2001344804A JP 2000165134 A JP2000165134 A JP 2000165134A JP 2000165134 A JP2000165134 A JP 2000165134A JP 2001344804 A JP2001344804 A JP 2001344804A
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light
beam splitter
laser
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wave plate
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JP2000165134A
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Kei Ikeda
圭 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ小型で十分な受光光量が確保で
きる前光モニタ光学系を有し、高速記録が可能な光記録
情報装置を提供すること。 【解決手段】 偏光性ビームスプリッタのレーザー光入
射面またはレーザー光源と偏光性ビームスプリッタとの
間に、レーザー光の出射領域内の一部の光の偏光方向を
略直角に変換する1/2波長板を挿入し、前記略直角に
変換された光を検出するように前光検出器を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップの半
導体レーザーの光出力を測定する光検出器の光学系に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザーを用いた従来の光ピック
アップの光学系を図12に示す。半導体レーザー1から
発せられた光はコリメートレンズ2により平行な光ビー
ムとなる。光ビームは偏光ビームスプリッタ4にP偏光
で入射してこれを透過し、その出射光は1/4波長板5
を通る。1/4波長板5を通った往路の光ビーム3は立
上げミラー6で上方へ反射され、対物レンズ7により集
束されて光スポットとなり光ディスク8に照射される。
光ディスク8からの反射光の復路の光ビーム9は再び対
物レンズ7、立上げミラー6および1/4波長板5を経
て偏光ビームスプリッタ4に入射する。復路の光ビーム
9は1/4波長板5を通過するときS偏光に変換される
ため、偏光ビームスプリッタ4で反射する。反射光は結
像レンズ10を通って光検出器11に入射する。光検出
器11は光を電気信号に変換し既知の信号処理をするこ
とによりディスク上の情報が読みとられる。一般の半導
体レーザーは自身の温度変化により特性が変化し、動作
電流と放射光強度が比例せず非線形に変化する。そのた
め、動作電流の制御だけでは放射光強度を一定に保つこ
とができない。そこでレーザー1の放射光を検出して放
射光強度を一定に保つ制御を行っている。
【0003】特に記録が可能な高出力半導体レーザーを
使用する光ピックアップでは、半導体レーザーに共振器
(図示省略)を設けているが、共振器の後方への放射光
(以後、後光という)の光量と、記録再生に使用する前
方への放射光(以後、前光という)の光量が比例関係に
ない。従って再生専用光学系で従来から採用されている
後光を検出する方法は採用できない。そこで共振器の前
光の一部を前光モニタに入射させて光強度を検出し、検
出値に基づいて発光強度を所定値に保つよう制御を行っ
ている。
【0004】従来の記録用ピックアップにおける前光モ
ニタの配置には、以下の2つの方法があった。第1の方
法では、図12に示すように前光モニタ12を偏光ビー
ムスプリッタ4の往路光学系の反射側(図において上
方)に配置する。レーザー1の出射光は偏光ビームスプ
リッタ4にP偏光で入射するため大部分は透過するが、
一部の光は反射されて前光モニタ12に入射する。その
ため、前光の検出が可能である。第2の方法では、前光
モニタ12Aを、有効光束外の偏角θの放射角近傍の光
を取り入れることができる位置に配置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、CD−R、CD
−RWあるいはDVD−R、DVD−RAM等の記録可
能の多様な光メディアが実用化され、記録速度の向上が
課題となっている。記録速度を向上させるためには、半
導体レーザー1の高出力化が必要である。一般に記録速
度を2倍にするためには、光ディスク8上の集光スポッ
トの光強度を約1.414倍にする必要があることが知
られている。またレーザーの発光時間や光強度を最適化
するために半導体レーザー1の光出力の高速かつ正確な
制御が必要である。そのためには前光モニタ12または
12Aの受光光量を十分多くする必要がある。前光モニ
タ12または12Aは発光強度の大きい記録時のみなら
ず、発光強度の小さい再生時にも使用されるため、大き
なダイナミックレンジが必要である。また検出信号のS
N比を大きくするためにも受光光量を十分に多くする必
要がある。さらに前光モニタの周波数特性を改善するた
めに、前光モニタの検出器の受光面積を低減し、検出器
の静電容量を低減することが必要である。受光面積の低
減による検出信号のレベル低下を補うためには受光光量
を多くする必要がある。
【0006】図12に示す従来の前光モニタ12、12
Aの配置位置を受光光量の観点から考察した場合、次の
ような問題がある。前記第1の方法では、偏光ビームス
プリッタ4に入射する光の大部分は透過してしまうた
め、反射して前光モニタ12に入射する光の強度は低
い。そのため前光モニタ12は大きな面積の検出器を備
えることが必要である。大面積の検出器は静電容量が大
きいため周波数特性が劣る。偏光ビームスプリッタ4の
偏光光分離比率を変えてP偏光における反射率を上げれ
ば前光モニタ12の受光光量は増加する。しかし偏光ビ
ームスプリッタ4の反射面の面積に比べ前光モニタ12
の入射面の面積ははるかに小さいので、反射面で反射し
た光の一部しか前光モニタ12に入射しない。すなわち
反射光の大部分は無駄になる。反射光が増えた分透過す
る光が減少するので、ディスク8へ向かう光の光量が低
下し、記録時にディスク上に照射されるレーザー光の強
度が、低下することになる。
【0007】以下に示す仕様の記録用ピックアップにつ
いて光量の低下を調べると以下のようになる。以下の具
体的なパラメータを設定して光量を求める。半導体レー
ザー1の放射角のθ水平方向(半導体レーザーの接合方
向に平行な方向をいう)の全半値角を9度、θ垂直方向
(θ水平方向に垂直な方向をいう)の全半値角を20度
とする。対物レンズ7の焦点距離を3.4mm、NAを
0.5とする。コリメートレンズ2の焦点距離を13.
6mmとし、光ビームの有効径をφ3.4mmとする。
偏光ビームスプリッタ4のP偏光波入射の透過率を97
%、反射率を3%、S偏光波入射の透過率を3%、反射
率を97%とする。前光モニタ12の受光面の形状を直
径0.5mmの円形とすると、前光モニタ12の受光光
量は半導体レーザー1の全放射光量の0.052%とな
る。また受光素子を見込む光線のNAは0.018とな
る。
【0008】前光モニタ12の受光光量を半導体レーザ
ー1の全放射光量の0.5%にしたい場合には、偏光ビ
ームスプリッタ4の偏光光分離比率のP波における反射
率を3%から28.8%にまで上げれば良い。しかし、
これではディスク8へ向かう光量が低下する。すなわ
ち、0.052%のとき全光量の49.1%だったもの
が0.5%のときは全光量の36.0%となり、13.
1%も低下することになる。偏光ビームスプリッタ4の
前光モニタ12に光を反射する部分のみ偏光光分離比率
を変えてP波における反射率を上げれば、上記のディス
ク上の光強度の低下を低く押さえることができる。しか
し、偏光ビームスプリッタの反射率を部分的に上げるた
め、反射膜である誘電体多層膜の一部分の偏光特性を変
えることも考えられる。しかしその方法は、膜の蒸着時
のマスキング工程とプリズム切断時の位置合わせ工程が
更に必要となる。そのような工程には非常にコストがか
かり現実的ではない。
【0009】次に前記第2の方法について考察する。図
13に一般的な半導体レーザー1Aの斜視図を示す。半
導体レーザー1Aの指向特性を表す半値角はθ垂直方向
30がθ水平方向31に比べて2〜3倍程度大きい。そ
のため前光モニタ12Bを有効光束外に配置する場合、
θ垂直方向30に偏角を持たせる(図13のAの位置に
配置する)方がθ水平方向31に偏角を持たせる(図1
3のBの位置に配置する)よりも前光モニタ12Bの受
光量を多くすることができる。
【0010】以下に示す仕様の半導体レーザー1Aにつ
いて前光モニタ12Bの受光量を調べてみる。半導体レ
ーザー1Aのθ水平方向31の全半値角は9度、θ垂直
方向30の全半値角は20度である。前光モニタ12B
の受光面を直径0.5mmの円形とする。また、前光モ
ニタ12Bの中心軸12Cと半導体レーザー1Aの光軸
13とのなす角(偏角)を13度、半導体レーザー1A
から前光モニタ12Bまでの距離を10mmとすると、
前光モニタ12の受光素子を見込む光線のNAは0.0
25となり、ディスク上のスポットの光量に悪影響を与
えない範囲にある。θ垂直方向30に偏角を持たせた場
合の前光モニタ12Bの受光光量は半導体レーザー1A
の全放射光量の0.97%である。一方、θ水平方向3
1に偏角を持たせた場合の前光モニタ12Bの受光光量
は半導体レーザー1Aの全放射光量の0.012%とな
る。すなわちθ垂直方向30に偏角を持たせた場合に
は、θ水平方向31に偏角を持たせた場合の約80倍の
受光光量が得られる。
【0011】実際の光ピックアップにおける半導体レー
ザーでは、特公昭62−56581号公報に開示されて
いるように、θ水平方向がディスクのトラッキング方向
になるように設定するのが一般的である。立上げミラー
を使用する薄型の光ピックアップにおいては、θ垂直方
向を光ピックアップの厚み方向に一致させる場合が多
い。そのため前記のようにθ垂直方向に偏角を持たせる
(図13のAの位置に配置する)方が前光モニタの受光
量を多くすることができるが、光ピックアップの厚みを
薄くするために、θ垂直方向に偏角を持たせた配置にし
ていない。そのため前光モニタの受光光量を上げること
ができなかった。また、ピックアップの小型化のためコ
リメートレンズの焦点距離を短縮したり、コリメートレ
ンズと結像レンズを一体化することがある。このため
に、偏光ビームスプリッタとレーザーの間にコリメート
レンズを配置する場合には前光モニタを配置するための
光軸方向のスペースを確保することが困難であった。
【0012】前光モニタの受光光量を十分に確保できな
い場合に前光モニタの前に集光レンズを配置する改善策
もある。しかしこれでは部品点数が増加し、集光光学系
の繁雑な位置調整が必要になるなど、コストアップの要
因となる。本発明の目的は、低コストでかつ小型であ
り、受光光量を十分に確保できる前光モニタ光学系を有
する、高速記録の可能な光記録情報装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
は、レーザー光源からの光ビームを光ディスクに収束さ
せる集光光学系、光ディスクからの反射光を受光する光
検出器、レーザー光源から光ディスクに至る往路光学系
と光ディスクから光検出器に至る復路光学系とを分離す
る光ビーム分離手段として偏光ビームスプリッタを具備
する。前記偏光ビームスプリッタのレーザー入射面上ま
たはレーザー光源と偏光ビームスプリッタとの間に、レ
ーザー出射光の一部の範囲の光の偏光方向を略90度変
換する1/2波長板を挿入し、偏光ビームスプリッタ
の、光検出器対向面に平行な他の面に対向して光モニタ
を配置している。1/2波長板を通った光は偏向方向が
略90度変換されるので、偏光ビームスプリッタで反射
され、前光モニタに入射し検出される。
【0014】本発明の他の観点の光ピックアップは、波
長の異なる2つのレーザーを搭載するピックアップにお
いて、第1および第2のレーザー光源からの2つの光ビ
ームを略同一光路に合成しかつ分離する光ビーム合成分
離手段、第1の光ディスクに対しては第1の光源からの
光ビームを収束させ、記録光波長の異なる第2の光ディ
スクに対しては第2の光源からの光ビームを収束させる
集光光学系、第1および第2のディスクからの反射光を
受光する光検出器、レーザーのディスク側への出射光量
を受光する光検出器とを有する光ピックアップにおい
て、前記光ビーム分離手段として波長選択透過性のビー
ムスプリッタを具備し、前記波長選択透過性ビームスプ
リッタの第1のレーザー入射面上または第1レーザー光
源とビームスプリッタとの間にレーザー出射光の一部の
偏光方向を略90度変換する1/2波長板を挿入し、波
長選択透過性ビームスプリッタの光ディスクへと出射す
る面とは反対側の出射面の後方に前光モニタを配置する
よう構成したものである。以上の構成により、往路光学
系のうち1/2波長板を挿入した部分のみ光モニタへの
光の反射率を高めることができる。このため、ビームス
プリッタ全体の反射光量を高くすることなく前光モニタ
の受光光量を増やすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を図1から
図11を参照して説明する。 《実施例1》本発明の実施例1について図1及び図7を
参照しながら説明する。図1の(a)は本発明の光ピッ
クアップの光学系の構成図である。半導体のレーザー1
から発せられた光はコリメートレンズ2により平行な光
ビーム3となる。光ビーム3は偏光ビームスプリッタ4
にP偏光で入射してその中を透過する。偏光ビームスプ
リッタ4の出射光は1/4波長板5を通り、往路の光ビ
ーム3となり立上げミラー6で上方へ反射される。反射
された光ビーム3は対物レンズ7により集束され光ディ
スク8に照射される光スポットとなる。光ディスク8で
反射された復路の光ビーム9は対物レンズ7、立上げミ
ラー6および1/4波長板5を経て偏光ビームスプリッ
タ4に入射する。光ビーム9は1/4波長板5を通ると
きS偏光に変換されるため、偏光ビームスプリッタ4で
反射されて、結像レンズ10を通り、光検出器11に入
射する。光検出器11は入射光を電気信号に変換してデ
ィスク上の情報を読みとる。
【0016】偏光ビームスプリッタ4の、レーザー1の
光が入射する面4Aには1/2波長板13が光学接着
(接着部を通る光に悪影響を与えないような接着法)で
取付けられている。面4Aをレーザー1の方向から見た
図7に示すように、1/2波長板13は面4Aの中央部
の一部分に設けられている。偏光ビームスプリッタ4の
内部の往路の光ビーム3は円形断面の光束であり、その
有効光束域34を一点鎖線で示す。図1において、レー
ザー1から発せられた光のうち、1/2波長板13を通
過した光19のみがS偏光で偏光ビームスプリッタ4に
入射する。S偏光の光19は偏光ビームスプリッタ4で
反射して図の上方に進み前光モニタ12に入射する。
【0017】1/2波長板13はレーザー1と偏光ビー
ムスプリッタ4の間に設ければよい。1/2波長板13
の配置例を、光学系の要部のみを図示する図1の(b)
および図1の(c)に示す。図1の(b)は1/2波長
板13を平行平面ガラス板14に一体に形成し、コリメ
ートレンズ2と偏光ビームスプリッタ4との間に挿入し
た例である。図1の(c)は1/2波長板13を平行平
面ガラス板14に一体に形成し、レーザー1とコリメー
トレンズ2との間に挿入した例である。いずれの場合に
も同様の作用および効果を得ることができる。
【0018】図1の(a)の光学系について具体的なパ
ラメータを設定して前光モニタ12の受光光量を求める
と以下のようになる。レーザー1のθ水平方向の全半値
角を9度、θ垂直方向の全半値角を20度とする。対物
レンズ7の焦点距離を3.4mm、NAを0.5とす
る。コリメートレンズ2の焦点距離を13.6mmと
し、光ビームの有効径を3.4mmとする。偏光ビーム
スプリッタ4のP偏光波入射光の透過率を97%、反射
率を3%、S偏光波入射光の透過率を3%、反射率を9
7%とする。前光モニタ12の受光面を直径0.5mm
の円形とすると、位置合わせを考慮して1/2波長板1
3の形状を一辺0.7mmの正方形にすれば、前光モニ
タ12の受光素子を見込む光線のNAは0.018とな
り、ディスク8上の光スポットの光量に悪影響を与えな
い範囲にある。図1の(a)の実施例における前光モニ
タ12の受光光量はレーザー1の全放射光量の1.68
%となり、1/2波長板を使用しない従来例の値0.0
52%に比べ約32倍の光量が得られる。すなわち、前
光モニタ12の受光光量は十分に確保されることにな
る。また、この場合のディスク8へ向かう光量は全放射
光量の44.9%であり、前述の従来例の値49.1%
に比べ、4.2%の低下にしかならずディスク8上の光
スポットの光量への悪影響は少ない。また、図1の
(a)の実施例においては有効光束域34(図7)の中
央の一部が1/2波長板で遮蔽される。しかし有効光束
域34に対する遮蔽部は面積比で5.4%(光量比では
8.3%)であり、この程度であれば中央部の遮蔽によ
るディスク8上のスポットへの影響も問題とならない。
【0019】《実施例2》本発明の実施例2について図
2を参照しながら説明する。実施例1と共通の部分は同
じ符号を付し、重複する説明は省略する。図2において
は、偏光ビームスプリッタ4のレーザー入射側の面4A
の端の部分に1/2波長板13が光学接着で取付けられ
ている。面4Aをレーザー1の方向から見た図8に示す
ように、1/2波長板13は光ビーム3の有効光束域3
4の外部に設けられている。偏光ビームスプリッタ4の
内部の往路の光ビーム3は円形断面の光束である。1/
2波長板13は、θ垂直方向に偏角を持ち光ビーム3の
有効光束域34の外周に接する位置に配置される。
【0020】本実施例2では、有効光束域34外の光を
前光モニタ12に導いている。半導体のレーザー1から
発せられた光ビーム3のうち、1/2波長板13を通過
した光ビームのみがS偏光光となる。S偏光の光19は
偏光ビームスプリッタ4で反射されて前光モニタ12に
入射する。1/2波長板13の配置例を、図2の(b)
および図2の(c)に示す。図2の(b)および(c)
は光学系の要部のみを示し、図2の(b)は1/2波長
板13をコリメートレンズ2と偏光ビームスプリッタ4
との間に挿入した例である。図2の(c)は1/2波長
板13をレーザー1とコリメートレンズ2との間に挿入
した例である。いずれの場合にも同様の作用効果が得ら
れる。
【0021】図2の(a)の構成について、具体的なパ
ラメータを設定して光量を求めると以下のようになる。
レーザー1のθ水平方向の全半値角を9度、θ垂直方向
の全半値角を20度とする。対物レンズ7の焦点距離を
3.4mm、NAを0.5とする。コリメートレンズ2
の焦点距離を13.6mmとし、光ビーム3の有効光束
の直径をφ3.4mmとする。偏光ビームスプリッタ4
のP偏光波入射の透過率を97%、反射率を3%、S偏
光波入射の透過率を3%、反射率を97%とする。前光
モニタ12の受光面を直径0.5mmの円形とする。前
光モニタ12の中心軸と光軸とのなす角(偏角)をθ垂
直方向に13度、レーザー1から前光モニタ12までの
距離を10mmとすると、前光モニタ12の受光素子を
見込む光線のNAは0.025となり、ディスク上のス
ポットの光量に悪影響を与えない範囲にある。前光モニ
タ12の受光光量はレーザー1の全放射光量の0.52
2%であり、1/2波長板13を使用しない従来の構成
での値0.016%に比べ約33倍の光量が得られる。
1/2波長板13を使用しない従来の構成で全放射光量
の0.5%の受光光量を得るためには偏光ビームスプリ
ッタの反射率を例えば94%にまで上げなければなら
ず、ディスクへの光量が大幅に減少してしまう。
【0022】実施例2では、1/2波長板13は比較的
小型でかつ薄くできる。従って従来の例の図12に示す
前光モニタ12Aを設ける場合に比べて小さな空間しか
いらず配置しやすい。1/2波長板13を図8に示すθ
垂直方向の端部に配置した場合前光モニタ12の受光光
量が最大となって望ましいが、有効光束域34の周辺で
あればどこでも良い。レーザー1の方から見た場合の他
の配置例の図を図9および図10に示す。
【0023】《実施例3》本発明の実施例3について図
3を参照しながら説明する。実施例3では偏光ビームス
プリッタ4をレーザー1とコリメータレンズ2の間に配
置する。このため偏光ビームスプリッタ4への入射光は
発散光である。偏光ビームスプリッタ4のレーザー1の
入射側の面4Aの中央部には1/2波長板13が光学接
着で取付けられている。レーザー1の側から偏光ビーム
スプリッタ4を見た図は図7に類似である。偏光ビーム
スプリッタ4の内部の往路の光ビーム3は円形断面の光
束である。半導体レーザー1から発せられた光ビーム3
のうち、1/2波長板13を通過した部分の光ビーム1
9のみがS偏光で偏光ビームスプリッタ4に入射し、偏
光ビームスプリッタ4で反射されて前光モニタ12に入
射する。その他の構成、及び動作は前記実施例1と同様
である。実施例3では、レーザー1と偏光ビームスプリ
ッタ4との間の距離を短縮できるので、光ピックアップ
の小型化が実現できる。
【0024】《実施例4》本発明の実施例4について、
光学系の要部を示す図4を参照しながら説明する。実施
例3と共通の部分は同じ符号を付して重複する説明は省
略する。偏光ビームスプリッタ4のレーザー1の入射側
の面4Aには1/2波長板13が光学接着で取付けられ
ている。これをレーザー1の側から見ると図8に示すよ
うになる。偏光ビームスプリッタ4の内部の往路の光ビ
ーム3は円形断面の光束である。1/2波長板13は、
光ビーム3のθ垂直方向30に偏角を持ち、1/2波長
板13の端部が有効光束域34の縁部に接するように配
置される。実施例4の実施例3との相違点は、有効光束
域34の外部の光を前光モニタ12に入射して利用して
いることである。レーザー1から発せられた光ビーム3
のうち、1/2波長板13を通過した部分の光ビームの
みがS偏光で偏光ビームスプリッタ4に入射し、偏光ビ
ームスプリッタ4で反射されて前光モニタ12に入射す
る。1/2波長板13を、図8に示すように、偏光ビー
ムスプリッタ4のθ垂直方向30の端部の配置にする
と、前光モニタ12の受光光量が最大となるので望まし
い。前光モニタ12の配置位置は有効光束域34の周辺
であればどこでも良い。レーザー1の側から見た場合の
配置例を図9、図10に示す。その他の構成及び動作は
前記実施例と同様である。
【0025】《実施例5》本発明の実施例5について図
5を参照しながら説明する。実施例5は出射光の波長が
異なる2つのレーザーを搭載するピックアップに本発明
を適用した例である。2つのレーザーからそれぞれ出射
される波長の異なる2種の光ビームは光ディスク8の種
類に応じて切替えて使用される。第1のレーザー光源を
有する発光受光素子21は、波長780nmの光を出射
する半導体レーザーと、光を検出して電気信号に変換す
る光検出器とが一体に組込まれた素子である。 発光受
光素子21から出射された光線はコリメートレンズ22
により平行な光ビーム3Aとなる。光ビーム3Aは偏光
性を有する波長選択性ビームスプリッタ24に入射す
る。波長選択性ビームスプリッタ24の透過率および反
射率特性を図11に示す。
【0026】図5において、光ビーム3Aは波長選択性
ビームスプリッタ24にP偏光で入射して、内部で反射
して、立上げミラー6に向けて出射する。出射光は立上
げミラー6で反射して上方へ向かい、対物レンズ7によ
り光ディスク8上に光スポットを形成する。光ディスク
8からの反射光である復路の光ビーム9Aは再び対物レ
ンズ7、立上げミラー6を経て波長選択性ビームスプリ
ッタ24に入射する。復路の光ビーム9AはP偏光のま
まであるため、波長選択性ビームスプリッタ24で反射
して、発光受光素子21の光検出器に入射する。
【0027】第2のレーザー光源を有する発光受光素子
31は、波長650nmの光を出射する半導体レーザー
と光を検出して電気信号に変換する光検出器とが一体に
組込まれた素子である。発光受光素子31から出射され
た光線はコリメートレンズ32により平行な光ビーム3
となる。光ビーム3は波長選択性ビームスプリッタ24
にP偏光で入射し、ここを透過して立上げミラー6に向
けて出射する。出射光は立上げミラー6で反射して上方
へ向かい、対物レンズ7により光ディスク8上に光スポ
ットを形成する。光ディスク8からの反射光である復路
の光ビーム9は再び対物レンズ7、立上げミラー6を経
て波長選択性ビームスプリッタ24に入射する。復路の
光ビーム9はP偏光のままであるため、波長選択性ビー
ムスプリッタ24を透過して、発光受光素子31の光検
出器に入射する。
【0028】波長選択性ビームスプリッタ24のレーザ
ー21の光の入射面24Aには1/2波長板13が光学
接着で取付けられている。面24Aを発光受光素子21
の方から見た図は図7と類似である。波長選択性ビーム
スプリッタ24の内部の往路の光ビーム3Aは円形断面
の光束であり、1/2波長板13は光ビーム3Aのほぼ
中央部に配置されている。発光受光素子21から発せら
れた光ビーム3Aのうち、1/2波長板13を通過した
部分の光ビーム19のみがS偏光で波長選択性ビームス
プリッタ24に入射し、波長選択性ビームスプリッタ2
4を透過し前光モニタ12に入射する。
【0029】1/2波長板13の他の配置例を光学系の
要部を示す図5の(b)および図5の(c)に示す。図
5の(b)は1/2波長板13を平行平面ガラス板14
に一体に形成し、コリメートレンズ22と波長選択性ビ
ームスプリッタ24との間に挿入した例である。図5の
(c)は1/2波長板13を平行平面ガラス板14に一
体に形成し、発光受光素子21とコリメートレンズ22
との間に挿入した例である。いずれの場合にも同様の動
作をし、同様の作用効果を示す。
【0030】図5の実施例について具体的なパラメータ
を設定して前光モニタ12の受光光量を求めると以下の
ようになる。発光受光素子21、31のレーザーのθ水
平方向の全半値角を9度、θ垂直方向全半値角を20度
とする。対物レンズ7の焦点距離を3.4mm、NAを
0.5とする。コリメートレンズ22、32の焦点距離
を13.6mmとし、光ビーム3の有効光束の直径をφ
3.4mmとする。波長選択性ビームスプリッタ24の
波長780nmにおけるP偏光波入射の透過率を95
%、反射率を5%、S偏光波入射の透過率を5%、反射
率を95%とする。前光モニタ12の受光面は直径0.
5mmの円形とする。位置合わせを考慮して1/2波長
板13の形状を一辺0.7mmの正方形に設定すれば、
前光モニタ12の受光素子を見込む光線のNAは0.0
18となり、光ディスク8上のスポットの光量に悪影響
を与えない範囲にある。本発明の前光モニタ12の受光
光量はレーザー1の全放射光量の1.64%となる。1
/2波長板13を使用しない例での値0.086%に比
べ約19倍の光量が得られる。また、この場合の光ディ
スク8へ向かう光量は全光量の44.1%であり、従来
の構成での値48.0%に比べ、3.9%の低下にしか
ならず悪影響は少ない。また、図5の実施例においては
有効光束域の中央部が一部遮蔽されるが、遮蔽部は面積
比で5.4%(光量比では8.3%)であり、この程度
であれば前光モニタ12の入射光量を十分確保しつつ、
有効光束の中央部の遮蔽による光ディスク8上のスポッ
トへの影響は無視できる。実施例5においては波長78
0nmの光の光路中に挿入した1/2波長板は波長65
0nmの光の光学系に対し、光量の損失や収差などの悪
影響を全く与えない。
【0031】《実施の形態6》本発明の実施例6につい
て図6を参照しながら説明する。実施例5と共通の要素
には同じ符号を付して重複する説明は省略する。波長選
択性ビームスプリッタ24の発光受光素子21からのレ
ーザー3Aが入射する面24Aには1/2波長板13が
光学接着で取付けられている。面24Aを発光受光素子
21の側から見た図は実質的に図8と同じである。波長
選択性ビームスプリッタ24の内部の往路の光ビーム3
は円形断面の光束である。1/2波長板13はθ垂直方
向30に偏角を持ち、その端部が光ビーム3の有効光束
域34の外縁に接するように配置されている。実施例6
の実施例5との相違点は、有効光束域34外の光を前光
モニタ12に入射して利用していることである。発光受
光素子21から発せられた光ビーム3Aのうち、1/2
波長板13を通過した光のみがS偏光で波長選択性ビー
ムスプリッタ24に入射し、波長選択性ビームスプリッ
タ24で透過されて前光モニタ12に入射する。
【0032】1/2波長板13の配置例を示す、光学系
の要部の図6の(b)および図6の(c)に示す。図6
の(b)は1/2波長板13をコリメートレンズ22と
波長選択性ビームスプリッタ24との間に挿入したもの
である。図6の(c)は1/2波長板13を発光受光素
子21とコリメートレンズ22との間に挿入したもので
ある。いずれのものでも同様の動作をし同様の作用効果
を示す。
【0033】図6の(a)の構成において具体的なパラ
メータを設定して光量を求めると以下のようになる。発
光受光素子21、31のレーザーのθ水平方向の全半値
角を9度、θ垂直方向全半値角を20度とする。対物レ
ンズ7の焦点距離を3.4mm、NAを0.5とする。
コリメートレンズ22、32の焦点距離を13.6mm
とし、光ビームの有効光束径をφ3.4mmとする。波
長選択性ビームスプリッタ24の波長780nmの光に
おけるP偏光波入射の透過率を95%、反射率を5%、
S偏光波入射の透過率を5%、反射率を95%とする。
前光モニタ12の受光面を直径0.5mmの円形とす
る。前光モニタ12の中心軸と光軸とのなす角(偏角)
をθ垂直方向に13度とし、レーザーから前光モニタ1
2までの距離を10mmとすると、前光モニタ12の受
光素子を見込む光線のNAは0.018となり、ディス
ク上のスポットの光量に悪影響を与えない範囲にある。
前光モニタ12の受光光量はレーザーの全放射光量の
0.512%であり、1/2波長板13を使用しない従
来の例での値0.027%に比べ約19倍の光量が得ら
れる。1/2波長板13を使用しない従来の構成で全放
射光量の0.5%の受光光量を得るためには偏光ビーム
スプリッタの反射率を例えば92.6%にまで上げなけ
ればならず、ディスクへの光量が大幅に減少してしま
う。このことから図6の(a)の構成の効果がいかに有
効であるかが理解できる。
【0034】実施例6の1/2波長板13は比較的小型
かつ薄型でよいため従来例の図12に示す位置に前光モ
ニタ12Aを配置するものに比べて占有スペースが少な
く配置しやすいことも特徴である。1/2波長板13の
配置については、図8のように偏光ビームスプリッタ2
4のθ垂直方向30の端部に配置した場合、前光モニタ
12の受光光量が最大となって望ましいが、有効光束域
34の周辺であればどこでも良い。レーザー1側から見
た場合の配置例としては図9、図10に示すようにいろ
いろな配置が可能である。なお、本発明の前記の各実施
例では偏光ビームスプリッタ4を透過した往路の透過光
を光ディスク8に照射し、反射光を前光モニタ12に導
いたが、反射と透過の関係を逆にしても同様の効果を得
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の各実施例で詳細に説明したよう
に、本発明によれば、レーザー光の有効光束域の一部分
又は外部に1/2波長板を配置して前光モニタに必要な
部分のみのビームスプリッタの反射率を増加させること
で、ディスク上の光強度の減少を最小限にとどめつつ、
前光モニタの受光光量を十分な値まで増加させることが
できる。1/2波長板を通る光はディスクに到達しない
ため、1/2波長板の板厚は任意の値に選定できるとと
もに、面精度も低いもので良いため安価である。また、
前光モニタのために偏光ビームスプリッタの特性を変更
する必要がないため、復路の光ビームに光量の損失や収
差などの悪影響を全く与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)から(c)は本発明の実施例1における
光ピックアップの光学系の構成図
【図2】(a)から(c)は本発明の実施例2における
光ピックアップの光学系の構成図
【図3】本発明の実施例3における光ピックアップの光
学系の構成図
【図4】本発明の実施例4における光ピックアップの光
学系の構成図
【図5】(a)から(c)は本発明の実施例5における
光ピックアップの光学系の構成図
【図6】(a)から(c)は本発明の実施例6における
光ピックアップの光学系の構成図
【図7】本発明の実施例1、3および5における1/2
波長板の光軸方向から見た配置を示す正面図
【図8】本発明の実施例2、4および6における1/2
波長板の光軸方向から見た配置を示す正面図
【図9】本発明の実施例2、4および6における1/2
波長板の光軸方向から見た配置を示す正面図
【図10】本発明の実施例2、4および6における1/
2波長板の光軸方向から見た配置を示す正面図
【図11】波長選択性ビームスプリッタの透過率および
反射率の特性を示すグラフ
【図12】従来の光ピックアップの光学系の構成図
【図13】一般的な半導体レーザーの放射光の分布を示
す斜視図
【符号の説明】
1 半導体レーザー 2 コリメートレンズ 3 往路光ビーム 4 ビームスプリッタ 5 1/4波長板 6 立上げミラー 7 対物レンズ 8 光ディスク 9 復路光ビーム 10 結像レンズ 11 光検出器 12 前光モニタ 13 1/2波長板 14 平行平面ガラス板 21 発光受光素子(780nm) 22 コリメートレンズ 24 波長選択性ビームスプリッタ 31 発光受光素子(650nm) 32 コリメートレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光源からの光ビームを光ディス
    クに収束させる集光光学系、 光ディスクからの反射光を受光する光検出器、 レーザー光源から光ディスクに至る往路光学系と、光デ
    ィスクから光検出器に至る復路光学系との光ビームを分
    離する偏光ビームスプリッタ、 前記レーザー光源から偏光ビームスプリッタに至る光路
    中に設けた、レーザー光源の光放射角内の所定の範囲の
    レーザー光の偏光方向を略90度変換する1/2波長
    板、および前記1/2波長板により偏光方向が変換され
    た光を偏光ビームスプリッタを経て検出する光モニタを
    有することを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 偏光ビームスプリッタのレーザー光の入
    射面に前記入射面の面積より十分小さい面積の1/2波
    長板を一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 第1のレーザー光源および第2のレーザ
    ー光源の2つの光源からの光ビームを略同一光路の往路
    光に合成するとともに、同一光路の復路光をそれぞれの
    光ビームに分離する光ビーム合成分離手段、 光ディスクとして第1の光ディスクを用いるときは、第
    1のレーザー光源からの光ビームを光ディスクに収束さ
    せ、記録光の波長が第1の光ディスクと異なる第2の光
    ディスクを用いるときは、第2の光源からの光ビームを
    光ディスクに収束させる集光光学系、 光ディスクからの反射光を受光する光検出器、 を有する光ピックアップにおいて、 前記光ビーム合成分離手段として波長選択透過性のビー
    ムスプリッタを具備し、前記波長選択透過性ビームスプ
    リッタの第1のレーザー入射面と第1のレーザー光源と
    の間に、レーザー光源の出射光の一部の光の偏光方向を
    略90度変換する1/2波長板を挿入し、前記1/2波
    長板を経て前記波長選択透過性ビームスプリッタを透過
    した光を検出する光モニタを設けたことを特徴とする光
    ピックアップ。
  4. 【請求項4】 波長選択透過性ビームスプリッタのレー
    ザー入射面にレーザー入射面の面積より十分小さい面積
    の1/2波長板を一体に形成したことを特徴とする請求
    項3に記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 波長選択透過性ビームスプリッタは少な
    くとも第1のレーザー光源の波長に対しては偏光選択透
    過性を有することを特徴とする請求項3に記載の光ピッ
    クアップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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