JP2001344191A - 二重化入出力制御方式および二重化入出力制御方法 - Google Patents

二重化入出力制御方式および二重化入出力制御方法

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JP2001344191A
JP2001344191A JP2000166332A JP2000166332A JP2001344191A JP 2001344191 A JP2001344191 A JP 2001344191A JP 2000166332 A JP2000166332 A JP 2000166332A JP 2000166332 A JP2000166332 A JP 2000166332A JP 2001344191 A JP2001344191 A JP 2001344191A
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failure
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controller
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Koji Shirai
浩司 白井
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化入出力制御システムにおいて制御装置
障害発生時の入出力時間の遅延を削減する。 【解決手段】 制御装置障害処理手段14は制御装置3
1または制御装置32の障害を検出した時に、制御装置
障害管理表21に、制御装置31または制御装置32が
障害処理中であることを記録する。そして制御装置障害
処理手段14は障害処理が完了した時に、制御装置障害
管理表21から障害処理中であることを削除する。入出
力実行先装置選択手段12は入出力要求11を受け取る
と、制御装置障害管理表21を参照し、障害処理中の装
置があれば、それを避けて入出力実行先装置を選択す
る。例えば正系装置41の制御を行なう制御装置31が
障害処理中であれば、入出力実行先装置選択手段12は
副系装置42を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重化入出力制御
方式および二重化入出力制御方法に関し、特に、正系と
副系とに二重化された装置にプロセッサが入出力を行う
二重化入出力制御方式および二重化入出力制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重化入出力制御方式の例が、特
開平7−44435号公報および特開平11−1615
55号公報に記載されている。これらの公報に記載され
た方式では、二重化された装置の入出力実行先選択時
に、装置または制御装置の負荷を参照し、負荷の低い装
置を選択することによって、入出力時間の短縮を図って
いた。
【0003】図9は、特開平7−44435号公報に開
示された発明の構成図である。正、副ファイルを持つフ
ァイル装置の組み合わせを管理し、経路選択手段54の
要求に対し二重化ファイルの組み合わせを報告する二重
化ファイル管理手段53と、ファイル装置を制御する周
辺制御装置の負荷状況を管理するPCU負荷管理手段5
5と、二重化ファイルへの読み出し時に二重化ファイル
管理手段53からファイル装置の組み合わせ情報とPC
U負荷管理手段55から周辺制御装置の負荷状況とを得
て最も負荷の低い周辺制御装置とそれに制御されるファ
イル装置を選択する経路選択手段54と、計算機システ
ム50から二重化ファイルの読み出し要求を受け、経路
選択手段54から得たファイル装置、周辺制御装置を用
いて情報の入出力を実行するI/O実行手段52とから
構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の二重化
入出力制御方式は、制御装置の障害が考慮されていない
ため、制御装置で障害が発生している時に、その制御装
置を介する装置を選択してしまうと、制御装置の障害処
理は通常の入出力時間とくらべて無視できない長い時間
を要するので、入出力時間が長くなってしまうという問
題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の二重化入出力制
御方式は、正系装置と副系装置とに二重化された装置に
プロセッサから入出力実行を行う二重化入出力制御方式
であって、前記正系装置の制御を行う第1の制御装置
と、前記副系装置の制御を行う第2の制御装置と、前記
第1の制御装置または前記第2の制御装置が障害処理中
であるか否かの情報を記憶する制御装置障害管理表と、
前記制御装置障害管理表を参照して障害処理中の制御装
置があれば障害処理中ではない制御装置を介して入出力
を実行できる入出力実行先装置を選択し障害処理中の制
御装置がなければあらかじめ定められた選択基準に従っ
て入出力実行先装置を選択する入出力実行先装置選択手
段とを備えたことを特徴とする。
【0006】本発明の二重化入出力制御方式は、前記入
出力実行先装置選択手段は、入出力要求を受け取ると、
前記制御装置障害管理表を参照し、前記第1の制御装置
が障害処理中の場合は、前記副系装置を入出力実行先装
置として選択し、前記第1の制御装置が正常の場合は、
前記第2の制御装置が障害処理中であれば前記正系装置
を入出力実行先装置として選択し前記第2の制御装置が
正常であれば前記正系装置と前記副系装置のうち入出力
負荷の低い装置を選択することを特徴としてもよい。
【0007】本発明の二重化入出力制御方式は、正系装
置と副系装置とに二重化された装置にプロセッサから入
出力実行を行う二重化入出力制御方式であって、前記正
系装置の制御を行う第1の制御装置と、前記副系装置の
制御を行う第2の制御装置と、前記第1の制御装置また
は前記第2の制御装置が障害処理中であるか否かの情報
を記憶する制御装置障害管理表と、あらかじめ定められ
た選択基準に従って入出力実行先装置を選択する入出力
実行先選択手段と、第1の入出力実行手段と、第2の入
出力実行手段とを備え、前記第1の入出力実行手段は、
前記制御装置障害管理表を参照し、前記入出力実行先選
択手段が選択した装置の制御装置が障害処理中でなけれ
ば入出力を実行し、障害処理中であれば障害処理中であ
ることを前記入出力実行先選択手段に通知し、前記入出
力実行先選択手段は、前記第1の入出力実行手段から制
御装置が障害処理中であることを知らされると、障害処
理中の装置の相手系の装置を再選択し、前記第2の入出
力実行手段は、前記入出力実行先選択手段が再選択した
装置に入出力を実行することを特徴としてもよい。
【0008】本発明の二重化入出力制御方式は、さら
に、制御装置の障害を検出し、障害を検出した制御装置
が障害処理中であることを前記制御装置障害管理表に記
録し、障害を検出した制御装置の障害回復処理を開始
し、障害回復処理が完了した後に前記制御装置障害管理
表から制御装置が障害処理中であることを削除する制御
装置障害処理手段を備えたことを特徴としてもよい。
【0009】本発明の二重化入出力制御方法は、正系装
置と副系装置とに二重化された装置にプロセッサから入
出力実行を行う二重化入出力制御方法であって、前記正
系装置の制御を行う第1の制御装置または前記副系装置
の制御を行う第2の制御装置が障害処理中であるか否か
の情報を制御装置障害管理表に記憶するステップと、前
記制御装置障害管理表を参照して障害処理中の制御装置
があれば障害処理中ではない制御装置を介して入出力を
実行できる入出力実行先装置を選択し障害処理中の制御
装置がなければあらかじめ定められた選択基準に従って
入出力実行先装置を選択するステップとを備えたことを
特徴とする。
【0010】本発明の二重化入出力制御方法は、正系装
置と副系装置とに二重化された装置にプロセッサから入
出力実行を行う二重化入出力制御方法であって、前記正
系装置の制御を行う第1の制御装置または前記副系装置
の制御を行う第2の制御装置が障害処理中であるか否か
の情報を制御装置障害管理表に記憶するステップと、あ
らかじめ定められた選択基準に従って入出力実行先装置
を選択するステップと、前記制御装置障害管理表を参照
し、選択された入出力実行先装置の制御装置が障害処理
中でなければ入出力を実行し、障害処理中であれば障害
処理中の装置の相手系の装置を再選択して入出力を実行
するステップとを備えたことを特徴としてもよい。
【0011】本発明の二重化入出力制御方法は、さら
に、制御装置の障害を検出したときに、障害を検出した
制御装置が障害処理中であることを前記制御装置障害管
理表に記録し、障害を検出した制御装置の障害回復処理
を開始するステップと、障害回復処理が完了した後に前
記制御装置障害管理表から制御装置が障害処理中である
ことを削除するステップとを備えたことを特徴としても
よい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【0013】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、プログラム制御により動作するプロセッサ1
と、情報を記憶する主記憶装置2と、二重化装置である
正系装置41と副系装置42と、正系装置41の制御を
行なう制御装置31と、副系装置42の制御を行なう制
御装置32から構成されている。
【0014】プロセッサ1は正系装置41に対して入出
力を実行する時には、制御装置31を介して行い、副系
装置42に対して入出力を実行する時には、制御装置3
2を介して行なう。
【0015】主記憶装置2は、制御装置障害管理表21
を備える。
【0016】制御装置障害管理表21は、制御装置3
1、制御装置32に対してそれぞれが障害処理中か否か
を示す情報を記憶する。
【0017】プロセッサ1は入出力実行先装置選択手段
12と、入出力実行手段13と、制御装置障害処理手段
14とを含む。
【0018】制御装置障害処理手段14は、制御装置3
1または制御装置32の障害を検出した時、制御装置障
害管理表21に制御装置31または制御装置32が障害
処理中であることを記録し、障害処理を開始する。そし
て障害処理が完了した時、制御装置障害管理表21から
障害処理中であることを削除する。
【0019】入出力実行先装置選択手段12は、制御装
置障害管理表21を参照し、障害処理中の制御装置があ
れば、障害処理中ではない制御装置を介して入出力を実
行できる入出力実行先装置を選択する。障害処理中の制
御装置がなければ、あらかじめ定められた選択基準に従
って、正系装置41と副系装置42の何れかを入出力実
行先装置として選択する。あらかじめ定める選択基準と
しては、入出力負荷の低い装置を選択する方式、メイン
に使用する装置を定めておく方式、交互に使用する方式
等がある。
【0020】入出力実行手段13は入出力実行先装置選
択手段12で選択された装置に、それに対応する制御装
置を介して入出力を実行する。
【0021】次に、図1及び図2、図3のフローチャー
トを参照して第1の実施の形態の全体の動作について詳
細に説明する。
【0022】まず、入出力実行先装置選択手段12が入
出力要求11を受け取ってから、入出力実行手段13が
入出力を実行するまでの動作を説明する。入出力実行先
装置選択手段12は入出力要求11を受け取る(図2の
ステップA1)。次に入出力実行先装置選択手段12は
制御装置障害管理表21を参照し、正系装置41に対応
する制御装置31の状態を確認する(図2のステップA
2)。この時、制御装置31が障害処理中であれば、入
出力実行先装置選択手段12は、制御装置31を介して
入出力を実行する正系装置41を避け、副系装置42
を、入出力実行先装置として選択する(図2のステップ
A6)。入出力実行先装置選択手段12は制御装置31
が正常であれば、次に制御装置32の状態を確認する
(図2のステップA3)。この時、制御装置32が障害
処理中であれば、入出力実行先装置選択手段12は、制
御装置32を介して入出力を実行する副系装置42を避
け、正系装置41を入出力実行先装置として選択する
(図2のステップA4)。この時、制御装置32が正常
であれば、あらかじめ定められた選択基準に従って入出
力実行先装置を選択する。例えば入出力負荷の低い装置
を選択する方式では、入出力負荷の低い装置を選択する
(図2のステップA5)。入出力実行手段13は入出力
実行先装置選択手段12によって選択された装置に制御
装置を介して入出力を実行する(図2のステップA
7)。
【0023】次に、制御装置障害処理手段14の動作に
ついて説明する。なお制御装置障害処理手段14は、入
出力実行先装置選択手段12とは非同期に動作する。制
御装置障害処理手段14は制御装置の障害を検出する
(図3のステップB1)。次に、制御装置障害処理手段
14は、障害を検出した制御装置が障害処理中であるこ
とを、制御装置障害管理表21に記録する(図3のステ
ップB2)。次に、制御装置障害処理手段14は、障害
を検出した制御装置の障害回復処理を開始する(図3の
ステップB3)。制御装置障害処理手段14は、障害回
復処理が完了(図3のステップB4)した後、制御装置
障害管理表21から制御装置が障害処理中であることを
削除する(図3のステップB5)。
【0024】次に、具体例を用いて説明する。
【0025】図4に示すように、制御装置31で障害が
発生した場合について説明する。制御装置31で障害が
発生すると、制御装置障害処理手段14が制御装置31
の障害を検出する(ステップB1)。制御装置障害処理
手段14は障害処理を開始する前に、制御装置障害管理
表21に制御装置31が障害処理中であることを記録す
る(ステップB2)。制御装置障害処理手段14は、そ
の後で制御装置31の障害回復処理を開始する(ステッ
プB3)。そこで、制御装置障害処理手段14が制御装
置31の障害回復処理を完了するまでの間に、入出力実
行先装置選択手段12が入出力要求11を受け取ったと
する(ステップA1)。入出力実行先装置選択手段12
は制御装置障害管理表21を参照し、制御装置31の状
態を確認する(ステップA2)。すると制御装置31が
障害処理中であるため、入出力実行先装置選択手段12
は、制御装置31を介して入出力を実行する正系装置4
1を避け、副系装置42を選択する(ステップA6)。
次に入出力実行手段13は、入出力実行先装置選択手段
12が選択した副系装置42への入出力を、制御装置3
2を介して実行する(ステップA7)。その後、制御装
置障害処理手段14が制御装置31の障害回復処理を完
了した後で(ステップB4)、制御装置障害管理表21
から制御装置31が障害処理中であることを削除する
(ステップB5)。
【0026】また図5に示すように、制御装置の障害が
発生していない時および制御装置の障害回復処理終了
後、の動作について説明する。
【0027】制御装置の障害が発生していない時、また
は制御装置の障害回復処理終了後に入出力実行先装置選
択手段12が入出力要求11を受け取ったとする(ステ
ップA1)。入出力実行先装置選択手段12は制御装置
障害管理表21を参照し、制御装置31の状態を確認す
る(ステップA2)。すると制御装置31は正常あるた
め、次に制御装置32の状態を確認する(ステップA
3)。すると制御装置32は正常であるため、入出力実
行先装置選択手段12は、あらかじめ定められた選択基
準に従って、入出力負荷の低い装置を選択する(ステッ
プA5)。ここでは正系装置41の負荷が低いものと
し、正系装置41を選択する。次に入出力実行手段13
は、入出力実行先装置選択手段12が選択した正系装置
41への入出力を、制御装置31を介して実行する(ス
テップA7)。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図6は、第2の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【0029】図6を参照すると、第2の実施の形態は、
プロセッサ1に、第2の入出力実行手段15を有する点
および、制御装置障害管理表21を参照するのが入出力
実行先装置選択手段12ではなく、入出力実行手段13
である点で、図1に示された第1の実施の形態と異な
る。
【0030】入出力実行先選択手段12は、まずあらか
じめ定められた選択基準に従って入出力実行先装置を選
択する。
【0031】次に入出力実行手段13は、制御装置障害
管理表21を参照し、入出力実行先装置選択手段12の
選択した装置に入出力を実行する際に使用する制御装置
が障害処理中か否かを調べる。制御装置が障害処理中で
なければ、制御装置を介して装置に入出力を実行する。
制御装置が障害処理中であった場合には、制御装置が障
害処理中であることを入出力実行先装置選択手段12に
知らせる。
【0032】入出力実行先装置選択手段12は、入出力
実行手段13から制御装置が障害処理中であることを知
らされると、障害処理中の装置の相手系の装置を選択し
直す。第2の入出力実行手段15は、入出力実行先装置
選択手段12が再選択した装置に、制御装置を介して入
出力を実行する。
【0033】制御装置障害処理手段14については、図
1の第1の実施の形態と同一であるため省略する。
【0034】次に、図6及び図7のフローチャートを参
照して第2の実施の形態の全体の動作について詳細に説
明する。
【0035】入出力実行先装置選択手段12が入出力要
求11を受け取ってから、入出力実行手段13または第
2の入出力実行手段15が入出力を実行するまでの動作
を説明する。入出力実行先装置選択手段12は入出力要
求11を受け取る(図7のステップC1)。次に入出力
実行先装置選択手段12は、あらかじめ定められた選択
基準に従って入出力実行先装置を選択する。例えば入出
力負荷の低い装置を選択する方式では、入出力負荷の低
い装置を選択する(図7のステップC2)。次に入出力
実行手段13は、制御装置障害管理表21を参照し、入
出力実行先装置選択手段12の選択した装置の制御装置
の状態を確認する(図7のステップC3)。この時、制
御装置が障害処理中でなければ、入出力実行手段13
は、入出力実行先装置選択手段12によって選択された
装置に制御装置を介して入出力を実行する(図7のステ
ップC7)。またこの時、制御装置が障害処理中であれ
ば、入出力実行手段13は、入出力実行先装置選択手段
12に、制御装置が障害処理中であることを知らせる
(図7のステップC4)。入出力実行先装置選択手段1
2は、制御装置が障害処理中であることを知らされる
と、障害処理中の装置の相手系の装置を選択し直す(図
7のステップC5)。第2の入出力実行手段15は、入
出力実行先装置選択手段12が再選択した装置に、制御
装置を介して入出力を実行する(図7のステップC
6)。
【0036】第1の実施の形態では、通常時(正系装置
41の制御装置31、副系装置42の制御装置32がと
もに正常である場合)は必ず正系、副系の両方の制御装
置の状態を制御装置障害管理表21で確認しなければな
らないが、第2の実施の形態では、通常時に確認する制
御装置が1つでよいため性能面で有利である。
【0037】次に、具体例を用いて説明する。
【0038】図8に示すように、制御装置31で障害が
発生した場合について説明する。ステップB1からステ
ップB3までの処理については、図4の処理と同一であ
るため省略する。そこで、制御装置障害処理手段14が
制御装置31の障害回復処理を完了するまでの間に、入
出力実行先装置選択手段12が入出力要求11を受け取
ったとする(ステップC1)。次に入出力実行先装置選
択手段12は、入出力負荷の低い装置を選択する。ここ
では、正系装置41を選択した場合を説明する(ステッ
プC2)。次に入出力実行手段13は、制御装置障害管
理表21を参照し、制御装置31の状態を確認する(ス
テップC3)。すると制御装置31が障害処理中である
ため、入出力実行手段13は、入出力実行先装置選択手
段12に制御装置が障害処理中であることを通知する
(ステップC4)。次に入出力実行先装置選択手段12
は、相手系装置である副系装置42を再選択する(ステ
ップC5)。次に第2の入出力実行手段15は、入出力
実行先装置選択手段12が再選択した副系装置42への
入出力を、制御装置32を介して実行する(ステップC
6)。以後の動作は図4と同一であるため省略する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、障害処
理中の制御装置を避けて入出力を実行するため、制御装
置の障害による入出力の遅延を削除できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の入出力実行先装置選択手段
が入出力要求を受け取ってから入出力実行手段が入出力
を実行するまでの動作を示すフローチャートである。
【図3】制御装置障害処理手段の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】第1の実施の形態で制御装置31で障害が発生
した場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態で制御装置の障害が発生して
いない時および制御装置の障害回復処理終了後の動作を
示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】第2の実施の形態で入出力実行先装置選択手段
が入出力要求を受け取ってから入出力実行手段または第
2の入出力実行手段が入出力を実行するまでの動作を示
すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態で制御装置31で障害が発生
した場合の動作を示すフローチャートである。
【図9】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 主記憶装置 11 入出力要求 12 入出力実行先装置選択手段 13 入出力実行手段 14 制御装置障害処理手段 15 第2の入出力実行手段 21 制御装置障害管理表 31 制御装置 32 制御装置 41 正系装置 42 副系装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EA04 FA06 FB04 GA13 GC02 5B083 AA01 BB11 CC04 CD11 CE01 DD09 DD10 EE06 EE07 EE11 EF18 5H004 GA13 GA18 GA29 KA66 LB03 MA38 MA39 5H209 DD04 EE11 GG04 JJ09 SS01 SS04 TT01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正系装置と副系装置とに二重化された装
    置にプロセッサから入出力実行を行う二重化入出力制御
    方式であって、前記正系装置の制御を行う第1の制御装
    置と、前記副系装置の制御を行う第2の制御装置と、前
    記第1の制御装置または前記第2の制御装置が障害処理
    中であるか否かの情報を記憶する制御装置障害管理表
    と、前記制御装置障害管理表を参照して障害処理中の制
    御装置があれば障害処理中ではない制御装置を介して入
    出力を実行できる入出力実行先装置を選択し障害処理中
    の制御装置がなければあらかじめ定められた選択基準に
    従って入出力実行先装置を選択する入出力実行先装置選
    択手段とを備えたことを特徴とする二重化入出力制御方
    式。
  2. 【請求項2】 前記入出力実行先装置選択手段は、入出
    力要求を受け取ると、前記制御装置障害管理表を参照
    し、前記第1の制御装置が障害処理中の場合は、前記副
    系装置を入出力実行先装置として選択し、前記第1の制
    御装置が正常の場合は、前記第2の制御装置が障害処理
    中であれば前記正系装置を入出力実行先装置として選択
    し前記第2の制御装置が正常であれば前記正系装置と前
    記副系装置のうち入出力負荷の低い装置を選択すること
    を特徴とする請求項1記載の二重化入出力制御方式。
  3. 【請求項3】 正系装置と副系装置とに二重化された装
    置にプロセッサから入出力実行を行う二重化入出力制御
    方式であって、前記正系装置の制御を行う第1の制御装
    置と、前記副系装置の制御を行う第2の制御装置と、前
    記第1の制御装置または前記第2の制御装置が障害処理
    中であるか否かの情報を記憶する制御装置障害管理表
    と、あらかじめ定められた選択基準に従って入出力実行
    先装置を選択する入出力実行先選択手段と、第1の入出
    力実行手段と、第2の入出力実行手段とを備え、前記第
    1の入出力実行手段は、前記制御装置障害管理表を参照
    し、前記入出力実行先選択手段が選択した装置の制御装
    置が障害処理中でなければ入出力を実行し、障害処理中
    であれば障害処理中であることを前記入出力実行先選択
    手段に通知し、前記入出力実行先選択手段は、前記第1
    の入出力実行手段から制御装置が障害処理中であること
    を知らされると、障害処理中の装置の相手系の装置を再
    選択し、前記第2の入出力実行手段は、前記入出力実行
    先選択手段が再選択した装置に入出力を実行することを
    特徴とする二重化入出力制御方式。
  4. 【請求項4】 さらに、制御装置の障害を検出し、障害
    を検出した制御装置が障害処理中であることを前記制御
    装置障害管理表に記録し、障害を検出した制御装置の障
    害回復処理を開始し、障害回復処理が完了した後に前記
    制御装置障害管理表から制御装置が障害処理中であるこ
    とを削除する制御装置障害処理手段を備えたことを特徴
    とする請求項1、2または3記載の二重化入出力制御方
    式。
  5. 【請求項5】 正系装置と副系装置とに二重化された装
    置にプロセッサから入出力実行を行う二重化入出力制御
    方法であって、前記正系装置の制御を行う第1の制御装
    置または前記副系装置の制御を行う第2の制御装置が障
    害処理中であるか否かの情報を制御装置障害管理表に記
    憶するステップと、前記制御装置障害管理表を参照して
    障害処理中の制御装置があれば障害処理中ではない制御
    装置を介して入出力を実行できる入出力実行先装置を選
    択し障害処理中の制御装置がなければあらかじめ定めら
    れた選択基準に従って入出力実行先装置を選択するステ
    ップとを備えたことを特徴とする二重化入出力制御方
    法。
  6. 【請求項6】 正系装置と副系装置とに二重化された装
    置にプロセッサから入出力実行を行う二重化入出力制御
    方法であって、前記正系装置の制御を行う第1の制御装
    置または前記副系装置の制御を行う第2の制御装置が障
    害処理中であるか否かの情報を制御装置障害管理表に記
    憶するステップと、あらかじめ定められた選択基準に従
    って入出力実行先装置を選択するステップと、前記制御
    装置障害管理表を参照し、選択された入出力実行先装置
    の制御装置が障害処理中でなければ入出力を実行し、障
    害処理中であれば障害処理中の装置の相手系の装置を再
    選択して入出力を実行するステップとを備えたことを特
    徴とする二重化入出力制御方法。
  7. 【請求項7】 さらに、制御装置の障害を検出したとき
    に、障害を検出した制御装置が障害処理中であることを
    前記制御装置障害管理表に記録し、障害を検出した制御
    装置の障害回復処理を開始するステップと、障害回復処
    理が完了した後に前記制御装置障害管理表から制御装置
    が障害処理中であることを削除するステップとを備えた
    ことを特徴とする請求項5または6記載の二重化入出力
    制御方法。
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