JP2001344150A - アクセス制御回路 - Google Patents
アクセス制御回路Info
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Abstract
としながら高速のアクセスを行う。 【解決手段】 最適化処理部14は、連続してアクセス
する長さXを、64ワード×a回、16ワード×b回、
2ワード×c回に分ける。そして、これらの3種類の長
さのアクセス単位でのアクセスの組み合わせで画像メモ
リ10へのアクセスを行う。
Description
意長さの連続的なアクセスを制御するアクセス制御回
路、特にアクセスの効率化に関する。
憶するフレームメモリ等として、SDRAM(シンクロ
ナスDRAM)やDRAMなどが利用される。このよう
なメモリでは、ローアドレス(およびバンク)について
の活性化を行った後に、コラムアドレスを設定して活性
化された範囲内のアドレスにアクセスし、さらにプリチ
ャージを行う。このため、1回のアクセス動作において
実際に書き込みが行われる前後に必要な活性化やプリチ
ャージなどのオーバーヘッドが大きい。
て、効率的に行うことができ、画像データを記憶する画
像メモリなどに広く利用されている。
っても、ランダムにアクセスしたいという要求もある。
しかし、SDRAMやDRAMについて、ランダムアク
セスを可能とすると、アクセスを1アドレス単位で行わ
なければならず、オーバーヘッドが大きくなり、高速の
アクセスができないという問題があった。
およびランダムなアクセスの両方に対応ができ、かつ効
率的のアクセスが可能なアクセス制御回路を提供するこ
とを目的とする。
る任意長さの連続的なアクセスを制御するアクセス制御
回路であって、任意の長さの連続アドレスに対するアク
セスを複数のアクセス単位毎のアクセスに分割し、アク
セス単位の組み合わせとしてアクセスすることを特徴と
する。
セス単位の組み合わせで、任意の長さの連続アドレスに
対するアクセスを行う。オーバーヘッドはアクセス単位
毎に存在するため、長い連続アドレスに対するアクセス
単位を用いることで、オーバーヘッドを相対的に小さく
でき、かつ短い連続アドレスに対するアクセス単位を用
いることで、任意の長さのアクセスに対応することがで
きる。
の異なる長さへのアクセスであることが好適である。こ
のような構成により、任意の長さの連続アドレスに対
し、効率的なアクセスが行える。
連続アドレスにアクセスするためのアクセス手順を定め
たものであることが好適である。
り長さの長いアクセス単位からアクセス数を決定するこ
とが好適である。
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
体構成を示すブロック図であり、画像メモリ10は、例
えばSDRAMで構成され、この画像メモリ10に画像
データが読み書き(リード・ライト)される。なお、こ
の画像メモリ10からは、画面表示のタイミングに合わ
せて画像データが読み出され、これが画面に表示され
る。
モリ10への書き込み位置情報が転送されてくる。そし
て、書き込み位置情報は、書き込み位置情報レジスタ1
2を介し、最適化処理部14に供給される。
基づいて、後述する最適化処理を行い、画像メモリ10
へのアクセスの手順を決定し、これを画像メモリアクセ
ス制御部16に供給する。画像メモリアクセス制御部1
6は、供給される手順に基づいて、画像メモリI/F1
8を介し、画像メモリ10へのアクセスアドレスとして
アドレスバスに出力される。
は、CPUのクロックと、画像メモリ10へのアクセス
クロックとの差を解消するため、一旦画像データバッフ
ァ20に蓄積される。この画像データバッファ20への
画像データの蓄積は、画像メモリアクセス制御部16か
らの信号により、画像データバッファ制御部22が行
う。すなわち、画像データバッファ20には、CPUか
らのタイミングで、画像データが順次書き込まれ、書き
込まれた画像データは、画像メモリ10への書き込みタ
イミングで画像メモリ10へのデータバスに順次設定さ
れる。
ら書き込みアドレスが画像メモリI/F18を介しアド
レスバスに設定された時に、対応する画像データが画像
データバッファ20からデータバスに設定され、その画
像データが画像メモリ10の設定されたアドレスに書き
込まれる。
0の構成を図2に示す。このように、1つのローアドレ
スについて、2つのバンク、すなわちY方向の2ライン
が割り付けられている。また、1つのバンクについてコ
ラムアドレスは0〜255のX方向256アドレスとな
っている。従って、この例では、1バンクに256画素
についての画像データが記憶される。
動作について説明する。この例の画像メモリ10は、バ
ースト長2のSDRAMである。従って、1つの書き込
みアドレスの指定により隣接する2つのアドレスにデー
タが順に書き込まれる。
が、アクセス動作が制御されるクロックである。2段目
に書かれているのが、アドレスバスにセットされるデー
タである。まず、1クロック目において、アドレスバス
には、画像メモリ10のこれから書き込みが行われるロ
ーアドレス+バンク(1ライン)がセットされその活性
化(ACT)が行われる。次の2クロックはDSL(デ
バイス非選択)とされる。その次から、コラムアドレス
が順次セットされ、データバスに対応してセットされた
データの書き込みが行われる。
アドレスWR0がセットされ、アドレスWR0にデータ
が書き込まれる。また、5番目のクロックで、DSLが
セットされるが、バースト長2であるため、WR0の次
のアドレスWR1に次のデータが書き込まれる。そし
て、6番目のクロックでWR2がセットされて、そこに
次のデータが書き込まれ、次のDSLでその次のデータ
がWR3に書き込まれ、このようなデータ書き込みが順
次繰り返され、画像データ書き込みが行われる。そし
て、1回の書き込みの終了後、プリチャージ(PRE)
するバンクを選択して、選択バンクのプリチャージを行
う。そして、1クロック分のバンクの選択の後4クロッ
クDSLとしてプリチャージが終了する。このようにし
て1回の書き込み動作が終了する。
後に3+5=8クロックの期間が必要であり、1回の書
き込みに対し8クロックのオーバーヘッドが存在する。
なお、このオーバーヘッドを含めた1回の処理単位をア
クセス単位という。
説明する。まず、CPUからの書き込み位置情報は、書
き込み開始アドレスStartX、書き込み終了アドレ
スEndXからなっている。最適化処理部14は、この
StartXおよびEndXからX方向の連続書き込み
の長さLengthXを算出し、その長さを所定の単位
長さの組み合わせに分割する。この単位長さは、例えば
「64」、「16」、「2」とする。すなわち、Len
gthX=64×a+16×b+2×cに分解し、a,
b,cの値を求める。
視)。 (ii)LengthX−64×a=tmp16Xを求
める。 (iii)temp16X÷16=bを求める(あまり
は無視)。 (iv)temp16X−16×b=tmp2Xを求め
る。 (v)temp2X÷2=cを求める(あまりは無
視)。 となる。
は、わり算を行うまでもなく、ビット位置の選択、もし
くはビットシフト演算によって行うことができる。例え
ば、LengthXの最大値が、256の9ビット
([8:0])であったとする。ここで、[8:0]
は、10進数をバイナリ表現した場合の8ビット目から
0ビット目を意味する。
6]→6ビットシフト=a (iii)temp16X÷16→LengthX
[5:4]→4ビットシフト=b (v)temp2X÷2→LengthX[3:1]→
1ビットシフト=c という計算を行えばよい。
dX)=(0,125)であった場合を考える。この場
合、LengthX=126,a=1,b=3,c=7
が求められる。そして、LengthXの最大値が25
6の9ビットであれば、LengthX=126(デシ
マル)=001111110(バイナリ)である。そこ
で、上述の計算は次のようにして行われる。
01(バイナリ)=1(デシマル) (ii)tmp16X=LengthX−64×a=1
26(デシマル)−64(デシマル)=62(デシマ
ル)=111110(バイナリ) (iii)b=temp16X[5:4]=11(バイ
ナリ)=3(デシマル) (iv)temp2X=temp16X−16×b=6
2(デシマル)−48(デシマル)=14(デシマル)
=1110(バイナリ) (v)c=temp2X[3:1]=111(バイナ
リ)=7(デシマル)
次に、画像メモリアクセス制御部16における処理につ
いて説明する。画像メモリアクセス制御部16は、画像
データバッファ制御部22にスタート信号を出し、画像
データバッファ20にCPUからの画像データを記憶さ
せるとともに、画像メモリI/F18を介し、アドレス
バスに所定のアドレスデータを供給するとともに、画像
データバッファ20からデータバスへのデータ供給を画
像データバッファ制御部22を介し制御し、画像データ
の画像メモリ10への書き込みを制御する。
は、上述の最適化処理部14からのa,b,cの値につ
いての信号を受け、ケースA、ケースB、ケースCの処
理をそれぞれa回、b回、c回ずつ行う。これについ
て、説明する。
処理であり、X方向に64個のデータを順次書き込む。
すなわち、図3におけるアドレスとしてWR0〜WR6
2までを1つおきに出力することによって、64のアド
レスにそのときデータバスにあるデータを取り込む。ま
た、ケースBは、bに対応するアクセス単位の処理であ
り、X方向に16個のデータを同様にして順次書き込
む。さらに、ケースCは、cに対応するアクセス単位の
処理であり、X方向に2個のデータを同様にして順次書
き込む。
おけるケースA〜Cの処理は、ケースAのアクセス単位
Aのクロック数を基準Aとして、定めてある。すなわ
ち、アクセス単位Aでは、64回の書き込みを各1クロ
ックで行う。一方、図3の例では、1つのアクセス単位
のオーバーヘッドは8クロックであるため、アクセス単
位Aは72クロックの期間を必要とする。
24クロック、ケースCのアクセス単位Cは、8+2=
10クロックとなる。従って、アクセス単位Aに必要な
クロック数(72クロック)を基準Aとすると、その基
準A内に、アクセス単位Bが最大3回、アクセス単位C
が最大7回入ることになる。
クセス単位Bは16ワード、アクセス単位Cは2ワード
のデータを書き込む。そして、アクセス単位Bは、基準
A内に3回行えるため、基準A内において、0,16,
32,48ワードのいずれかの書き込みが行える。ま
た、アクセス単位Cは、基準A内に7回行えるため、基
準A内において、0,2,4,6,8,10,12,1
4ワードのいずれかの書き込みが行える。従って、アク
セス単位A,B,Cの組み合わせで、2ワード単位の任
意の書き込みが行える。すなわち、64ワードの書き込
みであればアクセス単位Aを1回、52ワードであれ
ば、アクセス単位Bを3回、アクセス単位Cを7回で書
き込みを行える。従って、126ワードまでの書き込み
であれば、最大でも基準Aの期間が3回あればよく、3
回×72クロックの期間で任意の長さの書き込みが行え
る。そして、それ以上であれば、アクセス単位Aを追加
すればよい。なお、1ワードは、8ビットや16ビット
で構成される。
合には、63回×10クロックで、630クロックかか
ることになる。従って、本実施形態の構成により大幅な
時間短縮が行えることがわかる。また、アクセス単位
A、Bのような処理では、大まかな単位でしかアクセス
できず、所望数の画像データの書き換えが行えなくなっ
てしまう。
書き込むワード数を64,16,2としたが、必ずしも
これに限定されるものではなく、さらに2nでなくても
よい。
X,Y座標だけでなく、リードライトすべきスタートア
ドレスと、エンドアドレスの指定や、スタートアドレス
とアクセスデータ長の入力などでもよい。
象としたが、リード・ライトするデータは、画像データ
に限定されるものではなく、オーバーヘッドが大きなア
クセスにおいて、効果が得られる。
モリアクセスにおけるアクセスに必要なクロック数を減
少できる。従って、メモリアクセスの高速化を図ること
ができ、またアクセスクロックの低周波数化し、消費電
力を削減することもできる。
(オンスクリーンディスプレイ)の画像メモリが好適で
ある。OSDでは、外部のCPUからの指定により、画
面の任意の場所に画像表示を行わなければならず、本実
施形態のような画像メモリへのアクセスが好適である。
についてのみ説明したが、読み出しについても同様にし
て行うことができる。
として、画像メモリ10内の一部の画像データを読み出
し、他の場所に書き込むコピー機能が設けられている場
合が多い。この場合には、読み出された画像データが書
き込みデータになるため、一旦読み出した画像データを
バッファに蓄積しておき、これを上述のようにして画像
メモリ10に書き込めばよい。
スプレイの同期信号に同期して行われ、常に一定のタイ
ミングで行われるため、本実施形態のアクセスを適用す
る必要はない。
複数のアクセス単位の組み合わせで、任意の長さの連続
アドレスに対するアクセスを行う。オーバーヘッドはア
クセス単位毎に存在するため、長い連続アドレスに対す
るアクセス単位を用いることで、オーバーヘッドを相対
的に小さくでき、かつ短い連続アドレスに対するアクセ
ス単位を用いることで、任意の長さのアクセスに対応す
ることができる。
異なる長さとすることにより、任意の長さの連続アドレ
スに対し、効率的なアクセスが行える。
である。
14 最適化処理部、16 画像メモリアクセス制御
部、18 画像メモリI/F、20 画像データバッフ
ァ、22 画像データバッファ制御部。
Claims (4)
- 【請求項1】 メモリに対する任意長さの連続的なアク
セスを制御するアクセス制御回路であって、 任意の長さの連続アドレスに対するアクセスを複数のア
クセス単位毎のアクセスに分割し、アクセス単位の組み
合わせとしてアクセスするアクセス制御回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回路において、 前記アクセス単位は、それぞれ2nの異なる長さへのア
クセスであるアクセス制御回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の回路におい
て、 前記複数のアクセス単位は、異なる長さの連続アドレス
にアクセスするためのアクセス手順を定めたものである
アクセス制御回路。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の回
路において、 前記複数のアクセス単位のうち、より長さの長いアクセ
ス単位からアクセス数を決定するアクセス制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163397A JP2001344150A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アクセス制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163397A JP2001344150A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アクセス制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344150A true JP2001344150A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18667156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163397A Pending JP2001344150A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | アクセス制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004326745A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Samsung Electronics Co Ltd | 映像データ処理システム及び映像データ読み出し/書き込み方法 |
WO2009037798A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Mitsubishi Electric Corporation | データ転送装置及びデータ転送方法 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000163397A patent/JP2001344150A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004326745A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Samsung Electronics Co Ltd | 映像データ処理システム及び映像データ読み出し/書き込み方法 |
WO2009037798A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Mitsubishi Electric Corporation | データ転送装置及びデータ転送方法 |
US8073992B2 (en) | 2007-09-21 | 2011-12-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Data transfer device and data transfer method |
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