JP2001344081A - 画像出力制御装置及び方法 - Google Patents

画像出力制御装置及び方法

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JP2001344081A JP2000163374A JP2000163374A JP2001344081A JP 2001344081 A JP2001344081 A JP 2001344081A JP 2000163374 A JP2000163374 A JP 2000163374A JP 2000163374 A JP2000163374 A JP 2000163374A JP 2001344081 A JP2001344081 A JP 2001344081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】描画を高速にし、描画のために必要な記憶容量
を小さくする。 【解決手段】オペレーティングシステムに用意された関
数をアプリケーションから呼び出して画像を描画する
と、オペレーティングシステムはアプリケーションから
のデータを画像出力デバイスの機種ごとに用意されてい
るデバイスドライバ用に変換して、そのドライバにより
画像を描画させる。その際に、デバイス毎に図形内部を
塗りつぶすためのブラシとして多値ブラシが使用されて
いると、2値ブラシに変換しても影響ない場合には(ス
テップ1−4YES)、プリンタドライバは渡された多
値ブラシを2値ブラシに変換する(ステップ1−5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータ等で稼働するアプリケーションプログラムによ
り作成された画像をプリンタやディスプレイモニタから
出力するための画像出力制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷システムにおける印刷制御方
法および処理の流れについて図9を用いて説明する。
【0003】一般的には、図9に示すようにホスト・コ
ンピュータ200は、ディスプレイモニタ220、キー
ボード210、マウス211、印刷装置100の周辺装
置と接続されており、印刷システムを構成している。
【0004】特に印刷装置100とは、セントロニクス
インターフェース等のパラレル通信手段や、ネットワー
ク通信手段である外部I/F2029を介して接続され
ている。
【0005】ホスト・コンピュータ100では、ワード
プロセッサや表計算のようなアプリケーションソフトウ
ェア201(以下アプリケーションと略称)がウインド
ウズ95やウインドウズ98(マイクロソフト社の登録
商標)のようないわゆる基本OSソフト2020の上で
動作している。こうしたアプリケーション201から印
刷を行う場合、そのプログラム内から、基本OSソフト
2020が提供するいくつかのサブシステムのうちグラ
フィック・サブシステム202の機能を用いて印刷を行
う。このグラフィック・サブシステム202は、例えば
ウインドウズでは、GDI2021(Graphic Device In
terface)と呼ばれており、ディスプレイやプリンタに対
する画像情報の処理を司っている。このGDI2021
は、ディスプレイ220や印刷装置100といった各デ
バイス毎の依存性を吸収するためにデバイスドライバと
呼ばれるモジュールを動的にリンクし、それぞれのデバ
イスに対する出力処理を行う。プリンタに対するこのモ
ジュールは特にプリンタ・ドライバ2022と呼ばれ
る。プリンタ・ドライバ2022には、その能力や機能
などに応じてあらかじめデバイスドライバに実装するこ
とが決められているDDI(Device Driver Interface)
と呼ばれる関数群が用意されている必要がある。
【0006】印刷などの基本的な入出力の機能は基本O
Sソフトを介して行う必要があるために、アプリケーシ
ョンから印刷や表示など、画像の出力を行う際には、基
本OSソフトによって提供される機能をアプリケーショ
ンから使用するためのAPI(Application Programming
Interface)コールがアプリケーションによって行われ
る。GDI2021は、アプリケーションのAPIコー
ルをデバイスドライバ用にデータ変換を行い、このDD
I関数群を有するプリンタ・ドライバ2022が適宜G
DI2021からコールされ所定の描画処理が実行され
るような仕組みになっている。GDI2021では、こ
のようにプリンタ・ドライバ2202を介してアプリケ
ーションからの印刷要求をシーケンシャルに処理してい
る。
【0007】図9のプリンタ・ドライバ2202は、複
数の処理方式の異なるサブドライバ2023−2026
をコールすることにより描画処理を行う。サブドライバ
2023−2026は、ホスト・コンピュータ側で描画
命令のコマンド生成を行い、そのコマンドの大半を印刷
装置100側で描画処理するPDLサブドライバ202
3と、ホスト・コンピュータ側で描画命令をバンドメモ
リ2027に展開して印刷装置100へ送る、イメージ
ドライバサブ2024−2026とに分けられる。図9
に示す従来型の印刷システムにおいては、どのサブドラ
イバで処理されるかは印刷時のユーザの設定によって切
り替えられ、1つの印刷ジョブに対して1つのサブドラ
イバしか対応していなかった。
【0008】これに対して最近、アプリケーションから
GDIを介してプリンタドライバに渡された印刷データ
を、一旦中間データに変換してスプールファイルとして
格納し、それをデスプーラによって取り出してから、P
DLコマンドやイメージデータに変換し、印刷装置に送
信して印刷させるという、スプールサブシステムを有す
る印刷システムも利用されている。
【0009】このようなシステムでは、スプールファイ
ルから取り出された中間データをPDLサブドライバに
よってPDLコマンド化するか、それともイメージサブ
ドライバによってイメージデータ化するかは、プリンタ
ドライバによって1ページ分の印刷データに基づいて決
定される。すなわち図8のシステムとは異なり、ユーザ
がサブドライバを指定する必要はない。
【0010】さて、GDIには、パターンブラシと呼ば
れる小さな画像パターンを、図名内部に充填して塗りつ
ぶす機能が用意されている。図7として、マイクロソフ
ト社のウインドウズOSにおいて、GDIからプリンタ
・ドライバに渡されるパターンブラシ情報の構造の例を
示す。この構造はDDB(Device Depend Bitmap)形式と
呼ばれるビットマップであり、DDB形式のパターンブ
ラシをDDBパターンブラシと呼ぶ。
【0011】DDBは名前の通りデバイス依存ビットマ
ップを表すが、1BPP、すなわち1画素当たり1ビッ
トであり、かつ、プレーン数が1のDDB、すなわち2
値形式は、デバイスに依存しない標準的なフォーマット
として定義されている。なお、このフォーマットをDD
B1BPPと略称する。DDB1BPPは、図7の上半
部分に示されているようにフォーマット情報を表すPB
ITMAP構造体400と、ビットパターン情報を表す
データ列401、ピクセルのOn=1,Off=0の各
色を表すDRAWMODE構造体402によりパターン
ブラシを表現している。ピクセルOnの部分が背景色、
ピクセルOffの部分が前景色を表している。
【0012】このようにDDB1BPPでは2色構成の
ブラシまでしか表現できないために、プリンタドライバ
2022は、3色以上の構成のパターンブラシ、すなわ
ち多値形式のパターンブラシを処理するために、デバイ
ス依存のDDBのフォーマットで渡されるデータを処理
可能となっている。このデバイス依存のDDB形式は、
図7の下半部分に示すように、フォーマット情報を表す
PBITMAP構造体410とビットパターン情報とピ
クセル色情報とを併せ持つ独自のデータ列411とによ
って3色以上のパターンブラシを表すことができる。プ
リンタドライバ2022には、GDI2021より、D
DB1BPPまたはデバイス依存のDDBの形でパター
ンブラシ情報が渡される。後者のデバイス依存のDDB
パターンブラシは、一般に色数を表現する情報量が大き
いために、デバイス依存のDDBパターンブラシは、D
DB1BPPパターンブラシより情報量が大きい。図7
の例では、デバイス依存のDDBパターンブラシは24
BPPであり(DDB24BPPと呼ぶ)、ピクセル幅
と高さが同じDDB1BPPのパターンブラシと比較す
れば、ビットパターンだけで24倍ものサイズになって
しまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、或るサイ
ズのパターンブラシ情報をデバイス依存DBBフォーマ
ットで表現すると、同サイズのパターンブラシ情報をD
BB1BPPフォーマットで表現した場合に比べて、デ
ータサイズが非常に大きくなる。このため、GDIから
プリンタドライバにパターンブラシ情報を渡すための形
式としてデバイス依存DBBフォーマットを用いると、
GDIにおいてもプリンタドライバにおいても、DBB
1BPPフォーマットを用いる場合に比べて処理時間が
長くなる。更に、スプールサブシステムを持った印刷シ
ステムにおいては、スプールされる中間データもまた大
きくなり、スプールファイルを設ける記憶媒体の容量を
大きくしなければならない。
【0014】GDI2021がどの形式のパターンブラ
シをプリンタドライバに渡すかは、アプリケーション2
01の描画要求の手順やプリンタドライバ2022の処
理方法に依存し、パターンブラシの構成色数に依存しな
い。したがって、アプリケーション201の描画要求の
手順やプリンタドライバ2022の処理方法により、パ
ターンブラシの形式をデバイス依存のDDBフォーマッ
トとするものと定められてしまえば、本来DBB1BP
Pのフォーマットで表現可能な2色以下の画像データで
あっても、デバイス依存のDDBフォーマットでGDI
からプリンタドライバにパターンブラシ情報が渡され
る。
【0015】このように、本来DBB1BPPフォーマ
ットで表現可能なパターンブラシ情報であっても、それ
に比べてデータ量が相当大きくなってしまうデバイス依
存BPPフォーマットでGDIからプリンタドライバに
渡されてしまうために、本来不要なはずの処理時間やス
プールファイル容量など、貴重なシステム資源が浪費さ
れてしまう。
【0016】またプリンタドライバの中には、(1)多
値パターンブラシより2値パターンブラシの方が高速に
処理できるものや、(2)2値パターンブラシの背景色
=白、前景色=黒となる時に高速で処理可能なのもの、
などがある。このようなプリンタドライバでは、前述し
たように、多色のパターンブラシ情報を表現するための
デバイス依存DBBフォーマットでパターンブラシ情報
を渡されても、その特徴を生かせず、印刷速度を向上さ
せることはできない。
【0017】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリンタドライバに渡されるパターンブラシ情報の
形式を、パターンブラシ情報の内容に最適化すること
で、印刷速度を向上させると共に、処理時間や記憶容量
など、システム資源を浪費しない画像出力制御装置及び
方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来例に鑑
みてなされたもので、次のような構成からなる。
【0019】図形内部を充填するためのパターンデータ
を含む画像描画データから、画像出力デバイスに適した
形式の画像データを生成して前記画像出力デバイスに出
力する画像出力制御装置であって、前記パターンデータ
が多値形式であり、かつ、色数が2色以下であるか否か
を判定する判定手段と、前記パターンデータが多値形式
かつ色数が2色以下の場合には、前記パターンデータを
2値形式に変換する変換手段と、前記変換手段により2
値形式に変換されたパターンデータを含む画像描画デー
タを基に、前記画像出力デバイスに適した形式の画像デ
ータを生成する生成手段とを備える。
【0020】更に好ましくは、前記画像出力デバイスは
プリンタである。
【0021】更に好ましくは、前記変換手段により2値
形式に変換されたパターンデータを含む画像描画データ
を中間データに変換して格納するスプール手段を更に備
え、前記生成手段は、前記中間データから前記画像出力
デバイスに適した形式の画像データを生成する。
【0022】更に好ましくは、前記変換手段は、前記パ
ターンデータが2色以下の場合に、1画素を表す2値の
うち、一方の値に前記2色のうちの一方を、他方の値に
他方の色を割り当てる。
【0023】更に好ましくは、前記判定手段は、前記パ
ターンデータが多値形式であることを判定するために、
前記パターンデータがビットマップ描画に適用される際
に、ビットマップ描画の論理描画方法とソースとなるビ
ットマップの種類とにより、パターンデータが多値形式
であることを判定する。
【0024】更に好ましくは、前記変換手段は、前記パ
ターンデータ情報が白と黒の2色で構成されている場合
には、前景色を黒、背景色を白の2値パターンデータに
変換する。
【0025】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <印刷システムの構成>図8に本発明を適用する印刷シ
ステムのブロック図を示す。図8のシステムは、ディス
プレイモニタ220,キーボード210,ポインティン
グデバイス211,印刷装置100,ホスト・コンピュ
ータ200を含む。このシステムは次のように動作す
る。
【0026】図8において、アプリケーション201か
ら印刷を行う際には、アプリケーション201が適当な
APIをコールする。GDI2021は、それに応じて
アプリケーションから渡されたデータをデバイスドライ
バ用に変換し、プリンタドライバ2022の提供するD
DI関数をコールすることで、プリンタドライバに対し
て描画命令を発行する。プリンタドライバ2022は、
受け取った描画命令を中間言語で記述した中間データに
変換しつつ一旦ワークバッファ300へスプールし、並
行して1ページを構成する描画命令を分析する。その
際、プリンタドライバ2022は、GDI2021から
渡されたパターンブラシ情報を、それを中間データに変
換する前に、その内容に応じてDBB1BPPフォーマ
ットに変換する。プリンタドライバ2022はその分析
結果によりサブドライバ2023−2026のうちのど
れを用いるか決定する。サブドライバ2023−202
6は、図9に示すサブドライバ2023−2036のI
/Fと同一インターフェイスである。デスプーラ301
は、ワークバッファ300に格納された中間データをプ
リンタドライバにより決定されたサブドライバに受け渡
す。このシステム構成により、ユーザに複雑な判断を行
わせることなく、印刷すべき文書に最適なサブドライバ
で印刷要求を再生することができる。
【0027】プリンタドライバ2022は、前述したパ
ターンブラシのフォート変換のために、パターンブラシ
最適化部3023を有する。このパターンブラシ最適化
部3023では、図1から図6のフローチャートに示す
手順を実行し、DDB1BPPフォーマットに変換して
も印刷結果に影響を及ぼさないようなデバイス依存のD
DBパターンブラシについては、DDB1BPPのパタ
ーンブラシにフォーマットを変換する。
【0028】図10は、図8の印刷システムのハードウ
エアブロック図である。図10において、ホストコンピ
ュータ3000は、ROM3のプログラム用ROMに記
憶された文書処理プログラム等に基づいて、図形、イメ
ージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処
理等を行うアプリケーションプログラム等やOS、図1
〜図6に示す手順を含むプリンタドライバなどを実行す
るCPU1を備える。システムバス4に接続される各デ
バイスをCPU1が統括的に制御する。RAM2は、C
PU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キ
ーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や
不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御
する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTデ
ィスプレイ10の表示を制御する。ディスクコントロー
ラ(DKC)7は、ブートプログラム、種々のアプリケ
ーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファ
イル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー
(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ11との
アクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRT
C)8は、所定の双方向インターフェース(双方向I/
F)21を介してプリンタ1000に接続されて、プリ
ンタ1000との通信制御処理を実行する。なお、CP
U1は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAM
ヘのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理
を実行し、CRT10上でのWYSIWYG(表示内容
と印刷内容とを一致させる機能)を可能としている。ま
た、CPU1はCRT10上の不図示のマウスカーソル
等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウ
ィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0029】プリンタ1000において、プリンタCP
U12は、ROM13のプログラム用ROMに記憶され
た制御プログラム等に記憶された制御プログラム等に基
づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスと
のアクセスを統括的に制御し、印刷部I/F16を介し
て接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情
報としての画像信号を出力する。CPU12は双方向I
/F21を介してホストコンピュータとの通信処理が可
能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュ
ータ3000に通知可能に構成されている。RAM19
はCPU21の主メモリ、ワークエリア等として機能す
るRAMである。入力部18はホストコンピュータ30
00と双方向インターフェース21を介して印刷状態情
報などのステータス情報などの交信を制御し、プリンタ
内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に
構成されている。メモリコントローラ(MC)20は、
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォント
データ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等
の外部メモリ14とのアクセスを制御する。操作部10
12は、表示パネルやキーボードを含んでおり、オペレ
ータへの情報の提供や、オペレータからの指示の入力を
行わせる。
【0030】<パターンブラシ形式の最適化>図1に、
パターンブラシ最適化部3023によるパターンブラシ
形式の最適化ルーチンのフローチャートを示す。
【0031】ステップ1−1はフォーマット変換の有効
性判断のサブルーチンである。このステップでは、パタ
ーンブラシを適用する描画の種類や、DDB1BPPの
パターンブラシとして出力しても他の描画情報に影響を
与えないか否かを判断している。詳細な処理は図2,図
3,図4のフローチャートに示す。
【0032】このステップ1−1のルーチンへの入力情
報は以下の情報である。 ・ブラシを構成する情報(パターンブラシの場合DDB
パターン情報を含む) ・パターンブラシを適用する描画の種類 ・DDB1BPPブラシに変換するための変換用パター
ンメモリ情報 ・描画の種類がビットマップ描画の場合、論理描画の指
定(ラスタ操作:ROP)とソースビットマップの情報 またこのステップ1−1のルーチンからの出力情報は以
下の情報である。・フォーマット変換が有効かどうかを
示すフォーマット変換有効フラグ ステップ1−2は、ステップ1−1より判断されたフォ
ーマット変換有効フラグをもちいて、フォーマット変換
が有効かどうか判断を行うステップである。フォーマッ
ト変換によって、他の描画に影響がある。または変換処
理に必要なメモリが足りない場合、ここでフォーマット
変換処理を終える。
【0033】ステップ1−3はパターンブラシを構成す
るデバイス依存DDBの構成色数を判断するルーチンで
ある。詳細は図5のフローチャートに示す。このルーチ
ンへの入力情報は以下の情報である。 ・パターンブラシを構成するデバイス依存DDB またこのルーチンからの出力情報は以下の情報である。 ・デバイス依存DDBの全構成色を格納する構成色格納
配列 ステップ1−4では、ステップ1−3より得られたデバ
イス依存DDBの全構成色を格納する構成色格納配列
が、3色以上のパターンを有しているか判定する。有し
ている場合にはフォーマット変換処理を終える。2色以
下であればブラシフォーマット変換を実行する。
【0034】ステップ1−5は、デバイス依存のDDB
パターンブラシをDDB1BPPパターンブラシに変換
する処理である。処理の詳細については図6に示す。
【0035】このルーチンへの入力情報は以下の情報で
ある。 ・構成色格納配列 ・デバイス依存DDBブラシ ・変換用パターンメモリ(DDB1BPPパターンブラ
シのパターンとなる) ・背景色、前景色を表すDRAWMODE構造体 またこのルーチンからの出力情報は以下の情報である。 ・変換用パターンメモリ(DDB1BPPパターンブラ
シのパターンとなる) ・背景色、前景色を表すDRAWMODE構造体 上記変換用パターンメモリ及び背景色、前景色を表すD
RAWMODE構造体の情報を用いて、DDB1BPP
フォーマットのブラシパターン情報が中間データに変換
される。
【0036】<変換の有効性判断>図2を用いて、ステ
ップ1−1におけるフォーマット変換の有効性判断の処
理詳細を説明する。なお、フォーマット変換有効フラグ
はオフに初期化されているものとする。
【0037】ステップ2−1においてはビットマップ描
画であるか、それともグラフィクス描画であるか判定さ
れる。フォーマット変換の有効性判断処理は、描画の種
類により、大きく2つの処理にわけられる。
【0038】ステップ2−2はビットマップ描画用のフ
ォーマット変換の有効性判断処理である。図4で詳細は
説明する。
【0039】ステップ2−3はグラフィクス描画用のフ
ォーマット変換の有効性判断処理である。図3で詳細は
説明する。
【0040】図3を用いて、ステップ2−3グラフィク
ス描画用フォーマット変換の有効性判断処理の詳細を説
明する。
【0041】ステップ3−1では、ブラシの種類の情報
を用いて、パターンブラシであるか判断する。ブラシの
種類には、パターンブラシの他に、単色のソリッドブラ
シ、決められた登録パターンを用いるハッチブラシがあ
る。パターンブラシでない場合、フォーマット変換を行
う必要がないので、フォーマット変換有効フラグをオフ
としたまま処理を終了する。一方、パターンブラシの場
合、ステップ3−2に行く。
【0042】ステップ3−2では、パターンブラシを構
成するDDBパターンがデバイス依存のDDBパターン
か判定する。デバイス依存のDDBパターンの場合はス
テップ3−3へ進み、デバイス依存のDDBパターンで
はない場合は、フォーマット変換を行う必要がないの
で、フォーマット変換有効フラグをオフとしたまま処理
を終了する。
【0043】ステップ3−3では、デバイス依存のDD
Bパターンの大きさが変換用のパターンメモリ内に格納
可能か判断する。格納可能な大きさの場合、ステップ3
−4へ行く。格納可能な大きさではない場合、フォーマ
ット変換を行うことができないので、フォーマット変換
有効フラグをオフとしたまま処理を終了する。
【0044】次に図4を用いて、ステップ2−3におけ
るビットマップ描画用フォーマット変換の有効性判断処
理の詳細を説明する。ビットマップ描画でDDB1BP
Pのソースビットマップ描画を行う際には、DRAWM
ODE構造体402の背景色および前景色が必要とな
る。ステップ4−1及びステップ4−2は、パターンブ
ラシの変換によってDRAWMODE構造体402の背
景色、前景色を変更してもよいか判断するステップであ
る。
【0045】ステップ4−1ではソースビットマップを
使用するか否かを、ビットマップ描画のROPより判断
する。ソースビットマップを使用する場合は、ソースビ
ットマップがDDB1BPPである可能性があるのでス
テップ4−2へ進み、ソースビットマップを用いない場
合は、ステップ4−3へ進む。
【0046】ステップ4−2では、ソースビットマップ
がDDB1BPPであるか判定する。ソースビットマッ
プがDDB1BPPの場合、DRAWMODE構造体4
02の背景色,前景色を変更すると、ソースビットマッ
プの背景色,前景色に異常をきたすのでフォーマット変
換を行うことは出来ない。よってフォーマット変換有効
フラグをオフとしたまま処理を終了する。
【0047】ソースビットマップがDDB1BPPでは
ない場合、ステップ4−3に進み、図3に示したグラフ
ィクス描画用フォーマットの変換有効性判断を行う。
【0048】<パターンブラシ構成色分析処理>図5を
用いて、ステップ1−3のパターンブラシ構成色数分析
の詳細を説明する。
【0049】ステップ5−1は、デバイス依存DDBパ
ターンブラシの全ピクセルについて、ステップ5−2〜
ステップ5−8までの処理を繰り返すためのループの入
り口である。これにより、各ピクセルごとにステップ5
−2〜5−7までの処理が行われ、その処理がピクセル
を変えては繰り返される。
【0050】ステップ5−2では、現在のピクセルの色
をデバイス依存DDBパターンより取得する。また、こ
こでは、ステップ5−4で使用される同色フラグをオフ
にしておく。
【0051】ステップ5−3は、現在までに構成色格納
配列に格納されているパターンの全構成色について、ス
テップ5−4〜5−5までループするための入り口であ
る。これにより、各構成色ごとにステップ5−4の処理
が行われ、その処理が構成色を変えては繰り返される。
【0052】ステップ5−4では、現在のピクセル色
と、現在の構成色とが同じであれば、同色フラグをオン
にする。
【0053】ステップ5−5はステップ5−3のループ
の終端である。同色フラグがオンの際はループを抜けて
もよい。
【0054】ステップ5−6では、同色フラグがオンで
あるか判定し、オンの場合、新しい構成色を発見したの
で、ステップ5−7へ分岐する。同色フラグがオフの場
合、ステップ5−8へ分岐する。
【0055】ステップ5−7では、新しい構成色を発見
したので、構成色格納配列の格納最後尾に現在のピクセ
ル色を格納する。
【0056】ステップ5−8は、ステップ5−1のルー
プの終端である。3色以上構成色格納配列に格納しよう
とした場合はループを抜けてもよい。
【0057】図5に示したステップ1−3におけるパタ
ーンブラシ構成色数分析処理の結果を受けて、ステップ
1−4でブラシのフォーマットを変更するかの最終判断
を行い、図6に示したように、ステップ1−5でブラシ
フォーマット変換が行われる。その詳細を説明する。
【0058】<ブラシフォーマット変換>ステップ6−
1は、デバイス依存DDBパターンブラシの全ピクセル
について、ステップ6−2から6−6までの処理を繰り
返すループの入り口である。これにより、各ピクセルに
ついてステップ6−2から6−5までの処理が行われ、
その処理がピクセルを変えつつ繰り返される。
【0059】ステップ6−2では、現在のピクセルの色
をデバイス依存DDBパターンより取得する。
【0060】ステップ6−3では、現在のピクセルの色
を構成色格納配列の第一番目の構成色と比較する。同じ
色の場合、ステップ6−4へ分岐し、異なる場合ステッ
プ6−5へ分岐する。
【0061】ステップ6−4では、DDB1BPPに変
換するための変換用パターンメモリにおける該当ピクセ
ルをオフピクセルに設定する。
【0062】ステップ6−5では、DDB1BPPに変
換するための変換用パターンメモリにおける該当ピクセ
ルをオンピクセルに設定する。 ステップ6−6はステ
ップ6−1のループの終端である。
【0063】ステップ6−7では、構成格納配列の第1
番目の色要素を前景色に、第2番目の色要素を背景色に
するようDRAWMODE構造体を書き換える。
【0064】以上説明した手順により、DDB1BPP
フォーマットに変換しても描画される画像が変わらない
ようなデバイス依存のDDBパターンブラシ情報(多値
ブラシ)を判別し、描画される画像が変わらないと判定
された場合にはDDB1BPPフォーマット(2値ブラ
シ)に変換する。こうして、得られる画像を変えること
なくパターンブラシ情報を小さくすることができ、スプ
ールファイルを作成する記憶媒体の容量を小さく抑える
ことができる。さらに、処理時間を短縮することもでき
る。また、モノクローム画像の描画を特に高速化したプ
リンタドライバなどでは、その特徴を生かした高速な処
理を実現できる。
【0065】[変形例]モノクロームのデバイス依存D
DBパターンブラシをDDB1BPPとしてスプールし
た場合、プリンタドライバ等の描画手段によっては、背
景色を黒、前景を白で登録すると通常のモノクロ処理と
異なるために、カラーのブラシと解釈して描画処理が遅
くなるものがある。そのため背景色を白、前景色を黒に
変換する処理を図6のステップに組み込むことも出来
る。
【0066】このようにして、アプリケーションからの
描画要求をスプールして、印刷文書の特徴を分析し、描
画手段を最適なものに切り替えるプリンタ・ドライバに
おいて、多値ブラシをその構成色数に応じたパターンブ
ラシに変換することにより、中間言語データのスプール
量を減らすことが可能になり、印刷に必要なリソースの
軽減と中間言語の再生のスピード化という効果を得る。
【0067】また、多値パターンブラシより、2値パタ
ーンブラシで処理されるほうが早い描画系や、2値ブラ
シの背景色=白、前景色=黒となる時のみ、高速で処理
可能なの描画処理系でも、多値パターンブラシを2値パ
ターンブラシに適切に変換して処理可能となるために、
印刷の速度を向上させることができる。
【0068】なお、本発明は、複数の機器〈例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用しても良い。
【0069】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するプリンタドライバと呼ばれるソフトウ
ェアプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のホ
スト・コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても達成される。
【0070】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード事態が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,C
D−R,磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0072】また、ホスト・コンピュータが読み出した
プログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、ホスト・コンピュータ上で稼働し
ているOS(オペレーティングシステム)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0073】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、ホスト・コンピュータに挿入された機能
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニッ
トに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユ
ニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0074】本発明を記憶媒体に適応する場合、その記
憶媒体には、先に説明した図1乃至図6のフローチャー
トに対応するプログラムコードを格納することになる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタドライバに渡されるパターンブラシ情報の形式
を、パターンブラシ情報の内容に最適化することで、印
刷速度を向上させると共に、処理時間や記憶容量などの
システム資源の浪費を防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシスプール最適化処理のフローチ
ャートである。
【図2】本発明のフォーマット変換有効性判断のフロー
チャートである。
【図3】本発明のグラフィックス描画用フォーマット変
換有効性判断のフローチャートである。
【図4】本発明のビットマップ描画用フォーマット変換
有効性判断のフローチャートである。
【図5】本発明のパターンブラシ構成色数分析処理のフ
ローチャートである。
【図6】本発明のブラシフォーマット変換処理のフロー
チャートである。
【図7】DDBのフォーマットを表す模式図である。
【図8】本発明の印刷システム全体の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図9】従来の印刷システム全体の基本構成を示すブロ
ック図である。
【図10】印刷システムのブロック図である。
【符号の説明】 100 印刷装置 200 ホスト・コンピュータ 201 アプリケーション 202 グラフィクス・サブ・システム 2020 基本OSソフト 2021 GDI 2022 プリンタ・ドライバ 2023 PDLサブドライバ 2024 モノクロ1BPPサブドライバ 2025 YMCK4BPPサブドライバ 2026 RGB24BPPサブドライバ 2027 バンドメモリ 203 スプールサブシステム 2029 外部I/F 220 ディスプレイ・モニタ 210 キーボード 211 マウス 300 ワークバッファ 301 デスプーラ 3023 パターンブラシ最適化手段 400 フォーマット情報 401 ビットパターン情報 402 ピクセル色情報 403 ビットパターン情報+ピクセル色情報

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形内部を充填するためのパターンデー
    タを含む画像描画データから、画像出力デバイスに適し
    た形式の画像データを生成して前記画像出力デバイスに
    出力する画像出力制御装置であって、 前記パターンデータが多値形式であり、かつ、色数が2
    色以下であるか否かを判定する判定手段と、 前記パターンデータが多値形式かつ色数が2色以下の場
    合には、前記パターンデータを2値形式に変換する変換
    手段と、 前記変換手段により2値形式に変換されたパターンデー
    タを含む画像描画データを基に、前記画像出力デバイス
    に適した形式の画像データを生成する生成手段とを備え
    ることを特徴とする画像出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記画像出力デバイスはプリンタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段により2値形式に変換され
    たパターンデータを含む画像描画データを中間データに
    変換して格納するスプール手段を更に備え、前記生成手
    段は、前記中間データから前記画像出力デバイスに適し
    た形式の画像データを生成することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、前記パターンデータが
    2色以下の場合に、1画素を表す2値のうち、一方の値
    に前記2色のうちの一方を、他方の値に他方の色を割り
    当てることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の画像出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記パターンデータが
    多値形式であることを判定するために、前記パターンデ
    ータがビットマップ描画に適用される際に、ビットマッ
    プ描画の論理描画方法とソースとなるビットマップの種
    類とにより、パターンデータを2値形式に変換可能であ
    るかを判定することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の画像出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、前記パターンデータ情
    報が白と黒の2色で構成されている場合には、前景色を
    黒、背景色を白の2値パターンデータに変換することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像
    出力制御装置。
  7. 【請求項7】 通信媒体を介して印刷装置と通信可能な
    データ処理装置とその印刷装置とによって構成される印
    刷システムにおいて、 基本ソフトより渡される描画命令を記憶可能な形式の中
    間言語に変換するスプール手段と、 前記スプール手段により変換された中間言語を保持する
    中間言語記憶手段と、 中間言語を前記中間言語記憶手段より取り出して再生す
    る再生手段と、 前記再生手段により渡された中間言語の描画命令を描画
    展開する描画手段とを備え、 前記スプール手段に渡されるパターンブラシ情報に対し
    て、パターンブラシの構成色数によりデータ量が少ない
    パターンブラシ情報へのフォーマット変換の有効性を調
    査し、有効であればパターンブラシ情報をフォーマット
    変換し、中間言語としてスプールすることを特徴とする
    データ処理装置。
  8. 【請求項8】 図形内部を充填するためのパターンデー
    タを含む画像描画データから、画像出力デバイスに適し
    た形式の画像データを生成して前記画像出力デバイスに
    出力する画像出力制御方法であって、 前記パターンデータが多値形式であり、かつ、色数が2
    色以下であるか否かを判定する判定工程と、 前記パターンデータが多値形式かつ色数が2色以下の場
    合には、前記パターンデータを2値形式に変換する変換
    工程と、 前記変換工程により2値形式に変換されたパターンデー
    タを含む画像描画データを基に、前記画像出力デバイス
    に適した形式の画像データを生成する生成工程とを備え
    ることを特徴とする画像出力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記画像出力デバイスはプリンタである
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像出力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記変換工程により2値形式に変換さ
    れたパターンデータを含む画像描画データを中間データ
    に変換して格納するスプール工程を更に備え、前記生成
    工程は、前記中間データから前記画像出力デバイスに適
    した形式の画像データを生成することを特徴とする請求
    項8または9に記載の画像出力制御方法。
  11. 【請求項11】 前記変換工程は、前記パターンデータ
    が2色以下の場合に、1画素を表す2値のうち、一方の
    値に前記2色のうちの一方を、他方の値に他方の色を割
    り当てることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか
    1項に記載の画像出力制御方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程は、前記パターンデータ
    が多値形式であることを判定するために、前記パターン
    データがビットマップ描画に適用される際に、ビットマ
    ップ描画の論理描画方法とソースとなるビットマップの
    種類とにより、パターンデータを2値形式に変換可能で
    あるかをを判定することを特徴とする請求項8乃至11
    のいずれか1項に記載の画像出力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記変換工程は、前記パターンデータ
    情報が白と黒の2色で構成されている場合には、前景色
    を黒、背景色を白の2値パターンデータに変換すること
    を特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の
    画像出力制御方法。
  14. 【請求項14】 通信媒体を介して印刷装置と通信可能
    なデータ処理装置とその印刷装置とによって構成される
    印刷システムにおいて、 基本ソフトより渡される描画命令を記憶可能な形式の中
    間言語に変換するスプール工程と、 前記スプール工程により変換された中間言語を保持する
    中間言語記憶工程と、 中間言語を前記中間言語記憶工程より取り出して再生す
    る再生工程と、 前記再生工程により渡された中間言語の描画命令を描画
    展開する描画工程とを備え、 前記スプール工程に渡されるパターンブラシ情報に対し
    て、パターンブラシの構成色数によりデータ量が少ない
    パターンブラシ情報へのフォーマット変換の有効性を調
    査し、有効であればパターンブラシ情報をフォーマット
    変換し、中間言語としてスプールすることを特徴とする
    データ処理方法。
  15. 【請求項15】 図形内部を充填するためのパターンデ
    ータを含む画像描画データから、画像出力デバイスに適
    した形式の画像データを生成して前記画像出力デバイス
    に出力するコンピュータにより、 前記パターンデータが多値形式であり、かつ、色数が2
    色以下であるか否かを判定する判定手段と、 前記パターンデータが多値形式かつ色数が2色以下の場
    合には、前記パターンデータを2値形式に変換する変換
    手段と、 前記変換手段により2値形式に変換されたパターンデー
    タを含む画像描画データを基に、前記画像出力デバイス
    に適した形式の画像データを生成する生成手段とを実現
    するためのコンピュータプログラムを格納することを特
    徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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