JP2002259101A - プリンタドライバ及び情報処理装置 - Google Patents

プリンタドライバ及び情報処理装置

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JP2002259101A
JP2002259101A JP2001055466A JP2001055466A JP2002259101A JP 2002259101 A JP2002259101 A JP 2002259101A JP 2001055466 A JP2001055466 A JP 2001055466A JP 2001055466 A JP2001055466 A JP 2001055466A JP 2002259101 A JP2002259101 A JP 2002259101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォント置き換え機能を有する複数の印刷デ
ータ生成部をページ毎に切り替えて使用して印刷データ
を出力するプリンタドライバにおいて、フォント置き換
えに用いる物理フォントを全印刷データ生成部で統一可
能なプリンタドライバを提供すること。 【解決手段】 デスプーラ215が印刷データ生成部に
論理フォントを登録する際、事前にスプールドライバ2
11が有するフォント置き換え機能を用いて置き換えら
れた物理フォントを印刷データ生成用の論理フォントと
して登録する。これによって、各印刷データ生成部20
5〜208が有するフォント置き換え機能は動作せず、
ページ毎に異なる印刷データ生成部を用いて印刷データ
を生成しても、全ページで統一のとれた出力結果が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
ソフトウェア等の印刷指示により、プリンタ等の画像形
成装置に対する印刷データを生成するプリンタドライバ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、画像形成装置としてのプリンタ
及びその制御を行う情報処理装置としてのホストコンピ
ュータで構成された、従来の印刷システムの例を示す図
である。
【0003】図に示すように、ホストコンピュータ20
0は、セントロニクスインターフェース、IEEE12
84といったパラレルインタフェース、USB、IEE
E1394等のシリアルインタフェース、10/100
BASE−T等のネットワークインタフェース600を
介してプリンタ100と接続されている。ホストコンピ
ュータ200には、CRT、LCD等のディスプレイモ
ニタ300及び入力デバイスとしてのキーボード400
及びマウス500が接続されている。
【0004】ホストコンピュータ200では、Windows
(米国Microsoft社の登録商標)のようないわゆる基本
ソフト(OS)の上でワードプロセッサや表計算のよう
な、プリンタ100を利用可能なアプリケーションソフ
トウェア201(以下アプリケーションと略称)が動作
している。これらアプリケーションのユーザが印刷を指
示した場合、そのアプリケーションは、基本ソフトが提
供するいくつかのサブシステムの内、グラフィックサブ
システム202の機能を用いて印刷を行う。
【0005】このグラフィックサブシステムは、例えば
基本ソフトがWindowsの場合、GDI(Graphic Device
Interface)203と呼ばれており、ディスプレイやプ
リンタに対する描画処理を司っている。このGDI(2
03)は、ディスプレイやプリンタといったデバイス毎
の依存性を吸収するために、アプリケーションから指定
された出力デバイスに対応する、デバイスドライバと呼
ばれるモジュールを動的にリンクし、それぞれのデバイ
スに対する出力処理を行う。
【0006】プリンタに対するデバイスドライバはプリ
ンタドライバと呼ばれる。プリンタドライバ204は、
対応するプリンタの能力や機能などに応じて、あらかじ
めデバイスドライバに実装することが決められているD
DI(Device Driver Interface)と呼ばれる関数群を
有しており、GDI(203)がこのDDIを用いるこ
とによって印刷処理が行われる。
【0007】すなわち、図9の例において、アプリケー
ションから印刷指示(GDI(203)へのAPI(App
lication Programming Interface)コール)がある
と、GDI(203)はプリンタ100に対応するプリ
ンタドライバ204を動的にリンクするとともに、アプ
リケーションからのAPIコールをプリンタドライバ2
04が有するDDI関数群を用いた形式に変換する。そ
して、GDI(203)からDDI関数群がコールされ
ることによって所定の印刷処理が実行される。このよう
に、GDI(203)では、プリンタドライバ204を
用いてアプリケーションからの印刷要求をシーケンシャ
ルに処理している。
【0008】プリンタドライバ204は、DDIを介し
てGDI(203)から受け渡しされるデータから、プ
リンタ100が印刷可能な形式のデータを生成、出力す
る。この際、プリンタ100に能力、機能に対応した複
数の印刷データ生成部を用いて印刷データを生成し、ス
プールサブシステム210を介してプリンタ100へ出
力する。
【0009】プリンタ100へ出力する、印刷データ形
式としては、ページ記述言語(PDL:Page Descripti
on Language)等のプリンタ言語と呼ばれる制御コマンド
及びイメージデータ(ビットマップ)の2種類に大別さ
れる。そして、プリンタドライバ204に含まれるデス
プーラ250は、それぞれが所定形式のデータを出力す
る複数の印刷データ生成部(205〜208)の中か
ら、1つを選択して印刷処理を実行する。
【0010】図9において、印刷データ生成部(205
〜208)は、PDLを出力する(以下、PDLタイプ
という)第1の印刷データ生成部205と、イメージデ
ータを出力する(以下、イメージタイプという)第2〜
第4の印刷データ生成部(206〜208)から構成さ
れている。また、イメージデータを出力する第2〜第4
の印刷データ生成部(206〜208)のうち、第2の
イメージデータ生成部206はモノクロ(mono 1BPP:1 b
it per pixel)イメージデータを、第3のイメージデー
タ生成部207は各色1ビットのYMCK(YMCK 4BPP)
カラーイメージデータを、第4のイメージデータ生成部
208は、各色8ビットのRGB(RGB 24BPP)イメージ
データをそれぞれ出力する。
【0011】第1の印刷データ生成部205は、プリン
タ100がPDLを処理可能なコントローラを搭載する
場合に使用可能であり、第1の印刷データ生成部205
を用いる場合、デスプーラ250はGDI(203)か
らDDIを介して受け取ったデータを第1の印刷データ
生成部205へ受け渡し、PDLのコマンドに変換し次
第、スプールサブシステム210を介してプリンタ10
0に送出する。この場合、デスプーラ250の処理はD
DIを介して受け取ったデータを第1の印刷データ生成
部205に受け渡してPDLコマンドを生成するだけな
ので、軽い処理といえる。
【0012】PDLタイプの印刷データ生成部を用いる
場合、GDI(203)から抽象度の高いデータを受け
取り、PDLコマンドの形式で送出できるので、通常の
ページ印刷においては転送する印刷データサイズを小さ
くすることが可能である。
【0013】一方、イメージタイプの印刷データ生成部
(206〜208)は、プリンタ100では高度な描画
処理を行わずにすむよう、プリンタドライバ204がホ
ストコンピュータ200で確保したメモリ空間上に印刷
イメージの展開を行い、それをプリンタ100で直接印
刷できるイメージデータ形式に変換してから、プリンタ
100に転送する。
【0014】具体的には、PDLタイプの印刷データ生
成部と同様に、GDI(203)からDDIを介して渡
されたデータをプリンタドライバ204に含まれるデス
プーラ250がイメージタイプの印刷データ生成部(2
06〜208)の1つに受け渡す。そして、印刷データ
生成部は受け渡しされたデータに基づいてバンドメモリ
209に描画処理を行い、1バンド分の描画処理が終了
すると、スプールサブシステム210を介してプリンタ
100にビットマップデータを送出する。プリンタ10
0は、受信したビットマップデータを直接出力する。
【0015】イメージタイプの印刷データ生成部を用い
る場合はホストコンピュータ200において、PDLタ
イプの印刷データ生成部を用いる場合はプリンタ100
において、描画処理を行う必要がある。描画処理を行う
には、メモリ空間を確保する必要があるが、RGB各色
8ビットで600DPI(dot per inch),A4フルペー
ジ分の描画処理を行うために必要なメモリ空間は96M
Byte必要であり、現状ではホストコンピュータ20
0、プリンタ100のどちらでも確保することは困難で
ある。
【0016】そこで、一般には、特にデータ量が多くな
るカラープリンタの描画処理には、1ページを水平方向
に複数に分割したバンド単位で描画処理が行われ、この
描画処理に用いるメモリをバンドメモリと呼ぶ。
【0017】また、プリンタ100に最終的に転送する
データ形式は、ディスプレイ装置で用いられるようなR
GB(輝度)形式ではなく、プリンタ100が用いるト
ナーの濃度を表すYMCK形式であり、またYMCK形
式では各色1ビット、2ビット(又は4ビット)である
ことが多いため、各色8ビットのRGB形式よりもデー
タ量が小さくなるという理由から、プリンタドライバ2
04以降の処理においてはYMCK形式でデータを取り
扱うのが一般的である。そして、イメージタイプの印刷
データ生成部のなかには、YMCK各色1ビット、2ビ
ットもしくは4ビットのデータをプリンタ100に転送
することで、転送データサイズを小さく抑え、プリンタ
100の負荷を軽くするものがある。
【0018】例えば、多角形図形の印字処理を行う場
合、PDLタイプの印刷データ生成部は、多角形の頂点
座標と線幅、線の色情報、図形内の塗り色情報等がコマ
ンドとして転送され、プリンタ内部でこのコマンドを解
析し、プリンタ内部に設けられた、YMCK各色1ビッ
ト、2ビットまたは4ビットのデータに対する1バンド
分のメモリ空間を用いて描画処理を行い、出力形態のビ
ットマップデータに展開する。
【0019】PDLタイプの印刷データ生成部を用いる
場合、プリンタに転送されるデータはPDLコマンドで
あり、一般にはイメージタイプの印刷データ生成部が生
成するデータよりもサイズが小さくなる。しかし、1ペ
ージあたりのPDLコマンド数には制限が無く、理論上
はイメージタイプの印刷データ生成部よりも転送データ
が大きくなる可能性がある。また、PDLタイプの印刷
データ生成部を用いた場合、プリンタ側で描画処理を行
う必要があるが、バンドメモリに対する描画処理であっ
ても、1ページ分のPDLコマンドをすべて受信してか
らでないと描画処理が開始できない。近年、アプリケー
ションが出力する印刷命令は増加の一途をたどってお
り、1ページを構成するPDLコマンドも増加している
ため、メモリ量の少ないプリンタでは処理速度低下の要
因になっている。
【0020】このような場合、プリンタに比べてメモリ
容量に余裕のあるホストコンピュータ200上で動くプ
リンタドライバ204においてバンド単位もしくはフル
ページ分の描画メモリを確保し、イメージタイプの印刷
データ生成部を使用して描画処理を行い、ビットマップ
データをプリンタに転送した方が印刷処理全体のスルー
プットは向上する。図9の例では、バンドメモリ209
を用いている。
【0021】前述したように、印刷データ生成部は、P
DLタイプ、イメージタイプ共に省メモリのためにYM
CK各色1,2,4ビットという出力装置依存の色空間
上で描画処理を行っているが、GDI(203)が論理
演算描画処理時にDDI関数群をコールする場合、用い
られる色形式はYMCK形式でなくRGB形式であるた
め、描画不正が発生することがある。このため、描画不
正回避のために、論理演算処理が発生した場合、プリン
タドライバ204においてYMCK形式に変換されてい
るデータをRGB値に戻し(逆UCR(Under Color Remo
ve)処理)、それから論理演算処理することで対応して
いるが、完全な描画処理を保証しないばかりか、処理速
度低下の原因になっている。
【0022】このように、印刷しようとする内容、プリ
ンタドライバ204で用いる印刷データ生成部の種類、
プリンタ側のハードウェア資源等、多くの要因によって
印刷処理全体に要する時間は変動する。
【0023】しかし、このような要因を考慮して適切な
処理方法を自動選択する方法は現時点で実現されていな
い。そこで、アプリケーションのユーザは、通常は高速
に処理がなされる可能性の高いPDLタイプの印刷デー
タ生成部を選択して(実際にはアプリケーションもしく
はプリンタドライバ204が提供するGUIなどで、
「速度優先」、「高速印刷」等の印刷モードを選択する
ことにより、デスプーラ250がPDLタイプである第
1の印刷データ生成部205を選択して処理する)印刷
を指示し、出力に時間が掛かりすぎる場合は、同様に高
速イメージモード(デスプーラ250がYMCK各色1
ビットのイメージデータを出力する第2の印刷データ生
成部を選択)に切り替えて出力しなおす。また、不正出
力結果が出た場合は、同様に「画質優先」「高精細」等
の印刷モードを選択(デスプーラ250がRGB各色8
ビットのイメージデータを出力する第3の印刷データ生
成部を選択)して出力し直さなければならない。
【0024】つまり、現状においては、プリンタドライ
バ204が使用する印刷データ生成部の選択が、アプリ
ケーションのユーザに任されており、また、ユーザは自
分が印刷しようとしている文書等に最適な印刷モードを
決定する術を持たないため、全てのモードで実際に印刷
し、出力物もしくは出力時間等を比較しないと最適なモ
ードが解らない。また、複数ページを有する文書等を印
刷する場合、PDLタイプが適したページとイメージタ
イプが適したページなど、タイプの異なるページが同一
文書中に含まれている場合がある。このような文書を印
刷する場合、全ページを同一の印刷モード(印刷データ
生成部)で処理すると、出力時間が掛かる、または不正
出力ページが混じる、といった問題も発生しうる。
【0025】こういった問題を解決するために、図6に
示すような、プリンタドライバ204が利用可能な各印
刷データ生成部の長所、短所に応じて、各印刷データ生
成部の長所のみを用いて印刷処理を行うことが可能なよ
うな、印刷モード(印刷データ生成部)の自動切り替え
技術が求められている。
【0026】印刷モード自動切り替えを実現可能なプリ
ンタドライバには、最低限以下の機能が必要である。 1)スプールドライバ機能 印刷モードの自動切り替えを実現するためには、1ペー
ジ分の描画情報を知った上で、最適な処理モードを決定
しその後デスプール処理を実行する必要がある。そのた
めデスプーラが保持するどの印刷データ生成部でも処理
可能なデータ形式で1ページ分のDDI関数コール情報
をスプールする機能。
【0027】2)印刷モード判定機能 1ページ分のDDI関数コールをチェックし、デスプー
ラが保持するどの印刷データ生成部で印刷データの生成
を行うのが最適を判定する機能。 3)デスプーラ機能 スプールドライバ機能によってスプールされた1ページ
分の描画情報を、印刷モード判定機能によって判定した
最適な印刷データ生成部を用いて処理する機能。
【0028】この様な機能を有するプリンタドライバを
有するホストコンピュータ200の構成例を、図5に示
す。図5において、スプールドライバ211、印刷モー
ド判定部212及びデスプーラ215がそれぞれ上述の
1)〜3)の機能を実現する。また、PDF記憶部21
3はスプールドライバ211が1ページ分の描画情報を
スプールする領域であり、PCF記憶部214は印刷モ
ード判定部212が1ページ分のDDI関数コールを一
時記憶する領域である。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような構成
を有するプリンタドライバ260を用いることによっ
て、複数の印刷データ生成部を自動切り替えして印刷処
理を行うことができるが、複数の印刷データ生成部を切
り替えて1つの印刷処理を実施した場合、文字描画に関
して新たな問題が発生する。
【0030】すなわち、印刷処理における文字描画命令
は主に、 1.文字列情報 文字描画が表現しようとしている文書の文字コード 2.フォント属性 文字コードに対応するビットパターンやパスで表す文字
グリフの情報 3.描画情報 文字描画の開始位置、文字幅等の位置情報、文字の色の
3つの属性によって構成されるが、この中でフォント属
性は著作権等の関係上、ホスト外に持ち出すことが出来
ない場合がある。
【0031】そのため、文書を作成した環境と印刷する
環境が異なる場合、印刷動作を行うホストコンピュータ
に存在しないフォント属性を含む文字描画処理を行う必
要が発生する。
【0032】そのような場合の解決方法として、ホスト
コンピュータに存在するフォント属性で、存在しないフ
ォント属性を置き換える機能が、スプールドライバ21
1を含む各印刷データ生成部に備えられている(以下、
このような、印刷処理実行環境にないフォント属性の置
き換え処理を、"フォント置き換え"と呼ぶ)。また、置
き換えられる前と後のフォントを区別するために、置き
換え前(置き換え対象)のフォントを論理フォント、置
き換え後(置き換えに用いる)フォントを物理フォント
と呼ぶことにする。本実施形態において、論理フォント
が印刷を実行するホスト上に存在する場合は、フォント
置き換え処理は行わないものとする。
【0033】上述の通り、フォント置き換え処理は各印
刷データ生成部毎に設けられた機能であり、また印刷デ
ータ生成部は個々の処理に最適なフォント置き換え処理
を行うため、例えば高速化のためにプリンタが内蔵して
いるフォントに優先的に置き換える等の印刷モードの仕
様により、各印刷データ生成部によって物理フォントが
異なることがある。そのため以下のような課題が存在す
る。
【0034】1.ページ毎に印刷データ生成部の自動切
り替えを行うため、ページ毎に異なる物理フォントに置
き換えられる可能性があり、このような場合には、印刷
結果において違和感を与える可能性がある。 2.アプリケーションがプリンタドライバからの文字範
囲の取得により判断し付加してくるアンダーラインや枠
線等の文字関連付加描画について、スプールドライバに
おける文字グリフ範囲情報と、各印刷データ生成部で置
き換えた物理フォントの文字グリフ範囲情報とが一致せ
ず、文字関連付加描画との描画の整合性がとれない可能
性がある。
【0035】図5に示すプリンタドライバ260におい
て、印刷データ生成部毎に置き換えに用いる物理フォン
トが異なる場合の動作概要を、図3に示すブロック図を
用いて説明する。例として "行書体A"という論理フォ
ント属性を含む文書描画が含まれる文書の印刷を想定す
る。そして、このプリンタドライバ204が動作するホ
ストコンピュータ200に"行書体A"というフォントは
存在しないとする。
【0036】アプリケーションから、"行書体A"を用い
た文書等の印刷指示がなされると、その論理フォント情
報"行書体A"はスプールドライバ211によってPDF
記憶部213にスプールされる。印刷モード判定部21
2はスプールドライバ211がPDF記憶部にスプール
するデータから、1ページ分のスプールデータに含まれ
る描画命令の種類、数等をチェックし、PCF記憶部2
14に記憶する。
【0037】そして、デスプーラ215は、印刷モード
判定部212が格納した1ページ分の全命令についての
解析を行い、上述の図6に示した各印刷データ生成部の
特徴をふまえて定めた条件に基づき、そのページについ
て最適と判断される印刷データ生成部を判定し、判定し
た印刷データ生成部に、PDF記憶部213にスプール
されたデータを引き渡す。
【0038】この際、従来は、図4のフローチャートに
示すように、デスプーラ215が、印刷モード判定部が
判定した印刷データ生成部に直接論理フォント("行書
体A")を登録し(ステップS21)、それを受けた印
刷データ生成部は、ホストコンピュータ200に存在し
ないフォントである"行書体A"を、予め設定されたフォ
ント置き換えルールに従って決定された物理フォントに
置き換えて文字描画処理を行っていた(ステップS2
2)。
【0039】そのため、図3に示すように印刷データ生
成部毎のルールに従って物理フォントが設定され、例え
ばPDLを出力する第1の印刷データ生成部205が用
いられたページに含まれる、"行書体A"が用いられた部
分はは"明朝"に置き換えられ、また第2の印刷データ生
成部205が用いられたページにおいては"MP明朝"に
置き換えられるといったように、ページ毎に異なるフォ
ントに置き換えられる可能性があった。
【0040】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、フォント置き換え
機能を有する複数の印刷データ生成部をページ毎に切り
替えて使用して印刷データを出力するプリンタドライバ
において、フォント置き換えに用いる物理フォントを全
印刷データ生成部で統一可能なプリンタドライバを提供
することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、基本ソフトウェアより渡される描画命令を記憶可能
な形式のページ記述言語に変換するスプールドライバ手
段と、ページ記述言語を分析し、印刷モード判定情報を
生成する印刷モード判定手段と、スプールドライバ手段
によって生成されたページ記述言語を保持するページ記
述記憶手段と、印刷モード判定手段によって生成された
印刷モード判定情報を保持する印刷モード判定記憶手段
と、印刷モードに1対1に対応し、スプールドライバ手
段が生成するページ記述言語から印刷装置が印刷可能な
印刷データを生成可能な複数の印刷データ生成手段と、
印刷モード判定情報を用いて印刷モードを決定し、対応
する印刷データ生成手段にページ記述言語を供給するデ
スプーラ手段とで構成されるプリンタドライバにおい
て、デスプーラ手段が、ページ記述言語中のフォント情
報から、プリンタドライバが動作する環境に存在しない
フォント情報を検出した場合、プリンタドライバが動作
する環境に存在するフォント情報に対応付け、当対応づ
けたフォント情報を用いて印刷データを生成するよう、
印刷データ生成手段を制御することを特徴とするプリン
タドライバに存在する。
【0042】また、本発明の別の要旨は、基本ソフトウ
ェアから受け渡される描画命令に基づき、印刷装置で印
刷可能な形式のデータ(印刷データ)を生成、出力する
プリンタドライバであって、描画命令から、互いに異な
るデータ形式の印刷データを生成する複数の印刷データ
生成手段と、印刷装置における所定印刷単位に対応する
描画命令群から、複数の印刷データ生成手段のうち、1
つを選択する選択手段と、描画命令に含まれるフォント
属性から、プリンタドライバが動作する環境に存在しな
いフォント属性の有無を検出し、環境に存在しないフォ
ント属性が検出された場合、環境に存在するフォント属
性に対応づける置き換えフォント決定手段と、選択手段
が選択した印刷データ生成手段に対し、描画命令中にプ
リンタドライバが動作する環境に存在しないフォント属
性が検出された場合、置き換えフォント決定手段が対応
づけた環境に存在するフォント属性を用いて印刷データ
生成処理を行うよう指示する指示手段と、所定印刷単位
に対応する描画命令群を決定手段が決定した印刷データ
生成手段に供給する供給手段とを有することを特徴とす
るプリンタドライバに存在する。
【0043】また、本発明の別の要旨は、本発明のプリ
ンタドライバを用いた情報処理装置に存在する。
【0044】また、本発明の別の要旨は、本発明のプリ
ンタドライバをコンピュータ装置に実現させるためのコ
ンピュータプログラムに存在する。
【0045】また、本発明の別の要旨は、アプリケーシ
ョンからのデータに基づきプリンタで処理する印刷デー
タを作成する複数の印刷データ作成手段と、複数の印刷
データ作成手段で作成された印刷データでプリントした
場合に、同じフォントで印刷されるように、フォントを
複数の印刷データ作成手段に登録する登録手段とを有
し、登録手段により登録されたフォントを用いて、複数
の印刷データ生成手段は、印刷データを生成することを
特徴とする情報処理装置に存在する。
【0046】また、本発明の別の要旨は、アプリケーシ
ョンからのデータに基づきプリンタで処理する印刷デー
タを作成する複数の印刷データ作成手段を利用する情報
処理方法であって、複数の印刷データ作成手段で作成さ
れた印刷データでプリントした場合に、同じフォントで
印刷されるように、フォントを複数の印刷データ作成手
段に登録する登録ステップを有し、登録ステップにより
登録されたフォントを用いて、複数の印刷データ生成手
段は、印刷データを生成することを特徴とする情報処理
方法に存在する。
【0047】また、本発明の別の要旨は、アプリケーシ
ョンからのデータに基づきプリンタで処理する印刷デー
タを作成する複数の印刷データ作成手段と、複数の印刷
データ作成手段で作成された印刷データでプリントした
場合に、同じフォントで印刷されるように、フォントを
複数の印刷データ作成手段に登録する登録手段とを有す
るプリンタドライバプログラムであって、登録手段によ
り登録されたフォントを用いて、複数の印刷データ生成
手段は、印刷データを生成することを特徴とするプリン
タドライバプログラムに存在する。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の好適な実施形態に基づき説明する。図5は、本発明に
係るプリンタドライバを適用可能なプリントシステムの
構成例を示すブロック図である。上述の通り、図5のプ
リンタシステムはホストコンピュータ200及びプリン
タ100から構成され、両者は互いに通信可能に接続さ
れている。
【0049】本実施形態に係るプリンタドライバ260
は、基本ソフトが提供する、各印刷装置製造ベンダが開
発可能なサブシステムであるグラフィクスサブシステム
202とスプールサブシステム210にまたがって形成
され、以下のような印刷モード自動切り替えのための要
素を有している。 ○グラフィクスサブシステム202内: スプールドライバ211 印刷モード判定部212 ○スプールサブシステム210内: デスプーラ215 印刷データ生成部205〜208
【0050】次に、本発明の背景となる印刷モード自動
切り替えを実現するために必要なそれぞれの手段につい
て説明していく。 1)スプールドライバ211 印刷モード自動切り替えを実現するためには、1ページ
分の描画情報を知った上で、最適な処理モードを決定
し、その後デスプール処理を実行する必要がある。その
ためには、DDI関数に渡されるデータをデスプール時
にどの印刷データ生成部が用いられても処理可能なデー
タ形式で1ページ分以上、かつページ単位でスプールし
なくてはならない。
【0051】そこで、本実施形態においては、スプール
時のデータ形式として、図7に示す形式(PDF形式と
呼ぶ)を用いた。PDF形式のスプールデータ900
は、ページを特定するためのpageID(901)に続い
て、ページのサイズや、データサイズ、格納したオブジ
ェクト数等を保持するPageInfor(902)をヘッダと
して持つ。
【0052】そして、ヘッダに続くフィールド903に
は、DDI関数でコールされた描画関数を示す情報が格
納される。図7では単純ビットマップコピーを行う描画
関数CopyBitsの名前が格納されている。
【0053】また、datasize(904)は903に格納
されたCopyBitsのスプールにかかったサイズ、BoundRec
t(905)はCopyBitsに渡される描画先のサーフェイ
ス情報を示す転送先のサーフェイス情報を、SoSrc(9
06)はCopyBitsに渡される転送元サーフェイス情報を
示す転送元イメージ情報をそれぞれ格納する。
【0054】転送元イメージデータ907は転送元イメ
ージデータのビット列である。co(908)はCopyBits
に渡される描画先のクリップ情報を格納。またクリップ
データが複数個存在する場合は、その後ろにクリップデ
ータ909を格納する。xlo(910)は転送元と転送
先のサーフェイス間の色変換情報を、rclDest(91
1)描画先のサーフェイス上の矩形範囲を示す情報を、
ptlSrc(913)は転送元サーフェイス上の転送元原点
情報をそれぞれ格納する。
【0055】以降、描画関数毎に必要なデータがのスプ
ールが1ページ分格納される。デスプール時には、デス
プーラ215が、DDI関数の状態に戻してから印刷モ
ード判定手段で判定された印刷データ生成部に受け渡し
する。それによって、印刷データ生成部は従来通りDD
I関数を受け取り印刷データを生成する仕様のままでよ
い。
【0056】2)印刷モード判定部212 印刷モード判定部212は、スプールドライバ211が
PDF記憶部213にスプールする、GDI(203)
から受け渡された描画命令(描画関数)をチェックし、
1ページ分のデータ内容から複数の印刷データ生成部の
うち最適なものを判定する。
【0057】具体的には、この判定は、スプールドライ
バ211がPDF記憶部213にスプールするデータを
監視し、1ページ分のデータ内に含まれる描画関数の種
類及び頻度等の判定用情報を格納し、その結果に基づい
てなされる。
【0058】本実施形態において、印刷モード判定部2
12は判定用情報をPCF(プレチェックファイル)記
憶部214に格納する。この際、図8に示すようなデー
タ構造体として格納を行う。
【0059】図8において、PCF1000は、そのフ
ァイルが属するジョブナンバー(JobID)1001、ペー
ジナンバー(PageNo)1002で始まる構造体で、この二
つの値により、対応するページを特定可能である。
【0060】そして、ページをY軸方向に分割したバン
ドの大きさを表すVbandSize(1004)、PCF10
00に格納されるバンド情報BandInfoの数を格納するba
ndCnt(1005)に続き、各バンド内の判定用情報を
格納するBandinfo[0](1006)〜BandInfo[n]が格納され
る。各BandInfoは構造体1030で示すような構成を有
している。すなわち、PCF1000は、VbandSize
(1004)に示されたサイズの仮想バンドが、pageSi
ze(1003)の中に、bandCnt(1005)分敷きつ
められた領域を仮想的に定義したものである。
【0061】BandInfoは、その仮想バンドの領域を矩形
情報で保持するBandRectL(1010)で始まる構造体
であるが、この構造体1030は、BandRectL(101
0)で表されるの領域内に関連する描画処理情報を記録
するために用いられる。構造体1030の詳細は以下の
とおりである。
【0062】仮想バンド内に描かれる描画処理の最大外
接矩形領域DrawRectL1011、バンド内に描かれる描
画領域の中の有彩色領域ColorRectL1012、YMCK
印字では不正印字が発生する領域ROPRectL1013、イ
メージ系関数による描画処理領域ImgRectL1014、グ
ラフィックス系関数による描画領域GraphicRectL101
4、文字系描画領域TextRectL1016。BandInfo構造
体1030は、これら以外に、DDI関数毎の情報もフ
ィールド1017〜1020に収集する。
【0063】ビットマップの拡縮指定可能なDDI関数
であるStretchBlt(1019)の情報を例に説明する。
StretchBlt(1019)は、複数のフィールド1019
1〜10196から構成される。すなわち、当該仮想バ
ンド領域内に関係するStretchBlt関数のコール回数を格
納するcallcnt10191、1BPP(1bit per pixel)
イメージの個数を格納する1BPPCnt10192、1BP
Pイメージの総データサイズを格納する1BPPTotalSize
10193をはじめ、4BPP、24BPPイメージに
ついても同様な情報を格納可能である。その他のDDI
関数についても、StretchBlt関数と同様、それぞれの関
数I/Fに渡される情報を保持するようなデータ構造体で
構成される。
【0064】3)デスプーラ215 図6に示す各印刷データ生成部の特徴をふまえて、印刷
モード判定部212がPCF記憶部214格納したPC
Fを解析し、最適と考えられる印刷モードを決定する。
そして、決定した印刷モードに対応する各印刷データ生
成部205〜207を用いて、ページ記述記憶手段21
3の内容を印刷再生していく。具体的には、命令絶対数
が少ない場合にはPDLモード(第1の印刷データ生成
部205)を、命令数が多いモノクロ画像であればモノ
クロイメージモード(第2の印刷データ生成部206)
を、命令数が多くカラー画像であればデバイスカラーモ
ード(第3の印刷データ生成部207)を、命令数が多
く、かつYMCK形式では描画不正が発生する場合であ
ればRGBカラーモード(第4の印刷データ生成部20
8)を選択する等が可能である。
【0065】スプールドライバ211がPDF記憶部2
13にスプールしたデータは、DDI関数に可逆なPD
F形式を有するため、デスプーラ215は図9に示した
従来の印刷データ生成部と同一の印刷データ生成部20
5〜208を利用することが出来る。
【0066】次に、本実施形態に係るプリンタドライバ
260におけるフォント置き換え処理について図1を用
いて説明する。以下の説明においても、図3を用いて説
明した従来例と同様、このプリンタドライバ260が動
作するホストコンピュータ200に存在しない"行書体
A"という論理フォント属性を含む文書描画が含まれる
文書の印刷を想定する。
【0067】図1において、図3に示した従来の構成
(及び動作)と異なるのは、デスプーラ215で印刷デ
ータ生成部205〜208に論理フォントを登録する前
に、一旦スプールドライバ211に論理フォント"行書
体A"を登録し、スプールドライバ211での物理フォ
ント("MP明朝"とする)を得て、その物理フォント"
MP明朝"を各印刷データ生成部205〜207に渡す
論理フォントとして登録する点である。
【0068】すなわち、スプールドライバ211が有す
るフォント置き換え機能を利用し、予めホストコンピュ
ータ200に存在する物理フォントを得、その物理フォ
ントを印刷データ生成部に登録する論理フォントとして
用いることにより、印刷データ生成部でのフォント置き
換え処理が発生しなくなる。従って、ページ毎に使用す
る印刷データ生成部を変化させたとしても、印刷データ
生成部が出力するフォントは共通の物理フォントとな
る。
【0069】図2に示すフローチャートを用いて、上述
した本発明のプリンタドライバにおける全体処理につい
て説明する。まず、GDI(203)からDDI関数の
コールを受けると、スプールドライバ211はその内容
をPDF形式に変換し、PDF記憶部213にスプール
する(ステップS100)。一方、印刷モード判定部2
12は、スプールドライバ211がPDF記憶部213
にスプールするデータを監視し、PCFをPCF記憶部
214に格納する(ステップS110)。PDFのスプ
ール処理及びPCFの格納処理は少なくとも印刷対象書
類の1ページ分の処理が終了するまで継続して行う(ス
テップS120)。
【0070】1ページ分のPDF、PCFの格納が終了
すると、デスプーラ215はPCF記憶部214に格納
されたPCFを参照し、当該ページの印刷処理に最適な
印刷モードを決定する(ステップS130)。次に、デ
スプーラ215は、PDF記憶部213にスプールされ
たデータ中に含まれる論理フォント属性("行書体A"と
する)を取得し、スプールドライバ211に登録する
(ステップS140)。
【0071】スプールドライバ211にはフォント置き
換え機能が設けられているため、スプールドライバ21
1は登録された論理フォントが物理フォントであるか
(ホストコンピュータ200に存在するフォントか)を
調べ、物理フォントであればデスプーラ215が登録し
た論理フォント属性をそのまま、物理フォントでなけれ
ば予め定められた物理フォント属性を、それぞれデスプ
ーラ215へ通知する(ステップS150)。すなわ
ち、この例においては、"行書体A"が物理フォントでな
いため、置き換えフォント("MP明朝"とする)の属性
を通知する。
【0072】デスプーラ215は、スプールドライバ2
11から受け取った物理フォント"MP明朝"属性より、
各印刷データ生成部205〜208に登録する論理フォ
ント属性"MP明朝"を作成し、デスプーラ215がステ
ップS130で決定した最適な印刷モードに該当する印
刷データ生成部に登録する(ステップS160)。
【0073】そして、PDF記憶部213にスプールさ
れたPDF形式のデータを、DDI関数の形に戻して、
印刷データ生成部に引き渡す(ステップS170)。印
刷データ生成部では、受け渡されたDDI関数及びステ
ップS160で登録された論理フォントを用いて、PD
Lもしくはイメージデータである印刷データを生成する
(ステップS180)。生成された印刷データは、イメ
ージデータであればバンドメモリ209を介してバンド
単位に、PDL命令であればバンドメモリ209を介さ
ずに、それぞれスプールサブシステム210のインタフ
ェース600を介してプリンタ100へ転送される。
【0074】なお、第1の印刷データ生成部205は、
プリンタにMP明朝のフォントが存在する場合、MP明
朝を指定するコマンドと文字コードとを含むPDLをプ
リンタに送信する。プリンタにMP明朝のフォントが存
在しない場合、ホストでMP明朝の文字パターンを生成
し、プリンタに生成した文字パターンをダウンロード
し、ダウンロードした文字パターンを指定するための文
字コードを含むPDLをプリンタに送信する。また、プ
リンタに生成した文字パターンをダウンロードできない
場合は、生成した文字パターンと印刷位置情報とを含む
PDLをプリンタに送信する。
【0075】また、第2から4の印刷データ生成部20
6から208は、ホストでMP明朝の文字パターンを生
成し、生成した文字パターンを含む所定領域(バンド)
単位のイメージデータをプリンタに送信する。
【0076】なお、図2のフローチャートにおいては、
理解を容易にするため、1ページ分の処理について時系
列的に記載したが、ステップS100〜S120のスプ
ール(格納)処理と、ステップS130以降の判定、印
刷処理とは独立して行うことが可能である。すなわち、
スプールドライバ211によるPDFデータのスプール
及び印刷モード判定部212によるPCFデータの格納
は、ステップS130以降の処理とは関係なく印刷対象
文書全ページについての処理が終了するまで連続して行
われ、一方ステップS130以降の処理は、1ページ分
の処理が終了した時点で次ページに対応するPCFを参
照し、印刷モード判定以降の処理を繰り返し行うことが
できる。
【0077】
【その他の実施形態】上述の実施形態においては、プリ
ンタドライバが動作する基本ソフトとして、MS-Windows
(Microsoftの登録商標)を用いた場合を例にして説明し
た。そのため、当該基本ソフトが有するグラフィクスサ
ブシステムの制限のためにスプールドライバ上でのフォ
ント属性変更処理を行うことができず、デスプーラがフ
ォント属性の変更処理を行っていた。しかしながら、ス
プールドライバがフォント属性の変更を行うことのでき
る環境で本発明によるプリンタドライバが動作する場合
には、PDF形式でスプールする時点で当該環境に存在
しないフォント属性を当該環境に存在する物理フォント
へ変更することによっても同様の効果を実現することが
可能である。
【0078】この場合、図2のステップS100におい
て、PDF形式でのスプール前にDDI関数中のフォン
ト属性をチェックし、ホストコンピュータ200に存在
しないフォント属性についてはホストコンピュータ20
0の物理フォントへ属性を変更した後にスプールを行う
ことになる。そして、図2におけるステップS140及
びステップS150が不要となり、ステップS160で
登録する論理フォントは、PDF形式からDDI関数に
戻されたデータ中のフォント属性をそのまま用いて行え
ばよい。
【0079】また、上述の実施形態においては、プリン
タドライバが印刷データ生成部を有する構成の場合を示
したが、本発明のプリンタドライバには印刷データ生成
部が必須という訳ではない。すなわち、本発明の本質は
複数の印刷データ生成部を切り替えて使用する際に、プ
リンタドライバが存在するホストコンピュータ上に存在
しない論理フォントを印刷データ生成部に登録するので
はなく、予めホストコンピュータ上に存在する物理フォ
ントを論理フォントとして印刷データ生成部に登録する
ことによって、印刷データ生成部が有するフォント置き
換え機能を用いずに印刷処理を実現することにあり、使
用する印刷データ生成部自体は発明の本質とは無関係で
ある。
【0080】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つ
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置など)に適用しても良い。
【0081】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するプリンタドライバと呼ばれるソフトウ
エアプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0082】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード事態が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0083】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD
-ROM,CD-R,磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0084】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることはいうまでもない。
【0086】本発明を記憶媒体に適応する場合、その記
憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプ
ログラムコードを格納することになる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ォント置き換え機能を有する複数の印刷データ生成部を
ページ毎に切り替えて使用して印刷データを出力するプ
リンタドライバにおいて、フォント置き換えに用いる物
理フォントを全印刷データ生成部で統一可能なプリンタ
ドライバが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタドライバの構
成概要及び論理フォント置き換え時の動作を説明する図
である。
【図2】本発明のプリンタドライバの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図3】従来のプリンタドライバの構成概要及び論理フ
ォント置き換え時の動作を説明する図である。
【図4】従来のデスプーラによる論理フォント置き換え
処理を説明するフローチャートである。
【図5】本発明によるプリンタドライバを適用可能な印
刷システムの構成例を示すブロック図である。
【図6】印刷モード毎の特徴を比較した図である。
【図7】本発明の実施形態において用いるPDF形式の
データ構造を示す模式図である。
【図8】本発明の実施形態において用いるPCF形式の
データ構造を示す模式図である。
【図9】従来の、印刷モード固定の印刷システムの構成
例を示す図である。
【符号の説明】
100 プリンタ 200 ホストコンピュータ 201 アプリケーションソフトウェア 202 グラフィックサブシステム 203 GDI 260 プリンタドライバ 205 第1の印刷データ生成部(PDLタイプ) 206 第1の印刷データ生成部(モノクロ1BPPイ
メージタイプ) 207 第1の印刷データ生成部(YMCK4BPPイ
メージタイプ) 208 第1の印刷データ生成部(RGB24BP
Pイメージタイプ) 209 バンドメモリ 210 スプールサブシステム 211 スプールドライバ 212 印刷モード判断部 213 PDF記憶部 214 PCF記憶部 215 デスプーラ 300 ディスプレイモニタ 400 キーボード 500 マウス 600 外部インターフェース

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本ソフトウェアより渡される描画命令
    を記憶可能な形式のページ記述言語に変換するスプール
    ドライバ手段と、 前記ページ記述言語を分析し、印刷モード判定情報を生
    成する印刷モード判定手段と、 前記スプールドライバ手段によって生成されたページ記
    述言語を保持するページ記述記憶手段と、 前記印刷モード判定手段によって生成された印刷モード
    判定情報を保持する印刷モード判定記憶手段と、 前記印刷モードに1対1に対応し、前記スプールドライ
    バ手段が生成するページ記述言語から印刷装置が印刷可
    能な印刷データを生成可能な複数の印刷データ生成手段
    と、 前記印刷モード判定情報を用いて印刷モードを決定し、
    対応する前記印刷データ生成手段に前記ページ記述言語
    を供給するデスプーラ手段とで構成されるプリンタドラ
    イバにおいて、 前記デスプーラ手段が、前記ページ記述言語中のフォン
    ト情報から、前記プリンタドライバが動作する環境に存
    在しないフォント情報を検出した場合、前記プリンタド
    ライバが動作する環境に存在するフォント情報に対応付
    け、当該対応づけたフォント情報を用いて印刷データを
    生成するよう、前記印刷データ生成手段を制御すること
    を特徴とするプリンタドライバ。
  2. 【請求項2】前記デスプーラ手段が、前記プリンタドラ
    イバが動作する環境に存在しないフォント情報に対応付
    けする、前記プリンタドライバが動作する環境に存在す
    るフォント情報を、前記スプールドライバ手段から取得
    することを特徴とする請求項1記載のプリンタドライ
    バ。
  3. 【請求項3】 前記複数の印刷データ生成手段の各々
    が、前記プリンタドライバが動作する環境に存在しない
    フォント情報を有する前記ページ記述言語については、
    個々の印刷データ生成手段で予め定められた、前記環境
    に存在するフォント属性を用いて前記印刷データを生成
    するフォント置き換え手段を有することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のプリンタドライバ。
  4. 【請求項4】 基本ソフトウェアから受け渡される描画
    命令に基づき、印刷装置で印刷可能な形式の印刷データ
    を生成、出力するプリンタドライバであって、 描画命令から、互いに異なるデータ形式の印刷データを
    生成する複数の印刷データ生成手段と、 前記印刷装置における所定印刷単位に対応する描画命令
    群から判断し、前記複数の印刷データ生成手段のうち、
    1つを選択する選択手段と、 前記描画命令に含まれるフォント属性から、前記プリン
    タドライバが動作する環境に存在しないフォント属性の
    有無を検出し、前記環境に存在しないフォント属性が検
    出された場合、前記環境に存在するフォント属性に対応
    づける置き換えフォント決定手段と、 選択手段が選択した印刷データ生成手段に対し、描画命
    令中に前記プリンタドライバが動作する環境に存在しな
    いフォント属性が検出された場合、前記置き換えフォン
    ト決定手段が対応づけた前記環境に存在するフォント属
    性を用いて印刷データ生成処理を行うよう指示する指示
    手段と、 前記所定印刷単位に対応する描画命令群を前記決定手段
    が決定した印刷データ生成手段に供給する供給手段とを
    有することを特徴とするプリンタドライバ。
  5. 【請求項5】 前記複数の印刷データ生成手段の各々
    が、供給された描画命令中、前記プリンタドライバが動
    作する環境に存在しないフォント属性を有する文字描画
    命令については、個々の印刷データ生成手段で予め定め
    られた、前記環境に存在するフォント属性を用いて前記
    印刷データを生成するフォント置き換え手段を有するこ
    とを特徴とする請求項4記載のプリンタドライバ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のプリンタドライバを用いた情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のプリンタドライバをコンピュータ装置に実現させ
    るためのコンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 アプリケーションからのデータに基づき
    プリンタで処理する印刷データを作成する複数の印刷デ
    ータ作成手段と、 前記複数の印刷データ作成手段で作成された印刷データ
    でプリントした場合に、同じフォントで印刷されるよう
    に、フォントを前記複数の印刷データ作成手段に登録す
    る登録手段とを有し、 前記登録手段により登録されたフォントを用いて、前記
    複数の印刷データ生成手段は、印刷データを生成するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記印刷データは、イメージデータと、
    プリンタでイメージデータを作成するための制御コマン
    ドを含むことを特徴とする請求項8記載の情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてイメージデータを作成す
    る第2作成手段とを含むことを特徴とする請求項8記載
    の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてプリンタでイメージデー
    タを作成するためのデータを作成する第2作成手段とを
    含むことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記登録手段により登録されるフォン
    トは、アプリケーションで指定されたフォントが存在し
    ない場合に置き換えられるフォントを含むことを特徴と
    する請求項8記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 アプリケーションからのデータに基づ
    きプリンタで処理する印刷データを作成する複数の印刷
    データ作成手段を利用する情報処理方法であって、 前記複数の印刷データ作成手段で作成された印刷データ
    でプリントした場合に、同じフォントで印刷されるよう
    に、フォントを前記複数の印刷データ作成手段に登録す
    る登録ステップを有し、 前記登録ステップにより登録されたフォントを用いて、
    前記複数の印刷データ生成手段は、印刷データを生成す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷データは、イメージデータ
    と、プリンタでイメージデータを作成するための制御コ
    マンドとを含むことを特徴とする請求項13記載の情報
    処理方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてイメージデータを作成す
    るデータを作成する第2作成手段とを含むことを特徴と
    する請求項13記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてプリンタでイメージデー
    タを作成する第2作成手段とを含むことを特徴とする請
    求項13記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記登録ステップにより登録されるフ
    ォントは、アプリケーションで指定されたフォントが存
    在しない場合に置き換えられるフォントを含むことを特
    徴とする請求項13記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 アプリケーションからのデータに基づ
    きプリンタで処理する印刷データを作成する複数の印刷
    データ作成手段と、 前記複数の印刷データ作成手段で作成された印刷データ
    でプリントした場合に、同じフォントで印刷されるよう
    に、フォントを前記複数の印刷データ作成手段に登録す
    る登録手段とを有するプリンタドライバプログラムであ
    って、 前記登録手段により登録されたフォントを用いて、前記
    複数の印刷データ生成手段は、印刷データを生成するこ
    とを特徴とするプリンタドライバプログラム。
  19. 【請求項19】 前記印刷データは、イメージデータと
    プリンタでイメージデータを作成するための制御コマン
    ドとを含むことを特徴とする請求項18記載のプリンタ
    ドライバプログラム。
  20. 【請求項20】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてイメージデータを作成す
    る第2作成手段とを含むことを特徴とする請求項18記
    載のプリンタドライバプログラム。
  21. 【請求項21】 前記印刷データ作成手段は、印刷デー
    タとしてイメージデータを作成するイメージデータ第1
    作成手段と、印刷データとしてプリンタでイメージデー
    タを作成するためのデータを作成する第2作成手段とを
    含むことを特徴とする請求項18記載のプリンタドライ
    バプログラム。
  22. 【請求項22】 前記登録手段により登録されるフォン
    トは、アプリケーションで指定されたフォントが存在し
    ない場合に置き換えられるフォントを含むことを特徴と
    する請求項18記載のプリンタドライバプログラム。
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