JP2001343015A - セキュリティ機能付締結部品 - Google Patents

セキュリティ機能付締結部品

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JP2001343015A
JP2001343015A JP2000162854A JP2000162854A JP2001343015A JP 2001343015 A JP2001343015 A JP 2001343015A JP 2000162854 A JP2000162854 A JP 2000162854A JP 2000162854 A JP2000162854 A JP 2000162854A JP 2001343015 A JP2001343015 A JP 2001343015A
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torque
magnet
clutch
fastening
security function
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Satoru Miyazaki
哲 宮崎
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NISHIOKA BYORA KK
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NISHIOKA BYORA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外形に適合する工具を使用しても、簡単には
トルク伝達ができないようにして、セキュリティ機能を
高める。 【解決手段】 セキュリティ機能付きボルト1の頭部1
0内は、外側部材2と内側部材3とに別れている。中間
の隙間には、クラッチ部材4が配置され、磁石部材6に
よって周方向に変位すると、トルクの伝達が可能にな
る。磁石部材6の磁石13は、周方向に複数の磁極が形
成されるように着磁され、着磁パターンに適合する磁場
が印加されない限り磁石部材6はトルク部材4に作用し
ない。独自の着磁パターン、また着磁極数を変えて使用
すれば、セキュリティ機能を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじを用いて締結
を行う際に、単に工具係合用外周面に適合する締結工具
や一般市販工具を用いるだけでは、締付けや緩めを行う
ことができないセキュリティ機能付締結部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボルトやナットなどの締結部
品が広く利用されている。これらの締結部品は、ねじを
利用して、比較的小さなトルクで、比較的大きな締結力
を発揮することができ、締結の解除も比較的小さなトル
クで可能となる特徴がある。ただし、この特徴は、いた
ずらなどによっても締結部分を緩められやすいことを意
味する。昨今、送電用の鉄塔のボルトが何者かによって
緩められ、鉄塔が倒壊するという事件が発生している。
また、鉄道の枕木用ボルトが何者かによって取外される
事件も発生している。
【0003】本件発明者は、特願平11−189980
で、内部に磁力に基づいて作動するクラッチ機構を備
え、磁力を発生させることができる専用の工具を用いる
ときのみ、締結力の増減が可能な締結部品の構造および
締結方法を提案している。この構成では、ボルトやナッ
トなどの締結部品の外観は通常のものと同様にしておく
ことができ、通常の工具で外周部に締結力増減のための
トルクを作用させることは容易である。ただし、内部の
クラッチ機構を磁力によって作動させないと、外周部か
らねじが形成されている締結部にトルクを伝達すること
はできないようにして、いたずらなどを防止しようとし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように本件発明
者が提案している締結部品の構造および締結方法では、
磁力発生源を備える専用工具を用いない限りトルク伝達
が不可能なようにしてあり、いたずらなどの防止を図っ
ている。ただし、このような方法の有効性が認められて
普及するようになっても、磁力発生源を備える工具が必
要で、コストが高くついてしまう。またクラッチ機構の
作動原理についての情報も、少なくとも前述の特許出願
が出願公開されれば入手することができるので、磁力発
生源を備える工具を第三者が作成する可能性もある。
【0005】本発明の目的は、作動原理は判っていて
も、簡単にはトルク伝達を可能にすることができないよ
うにして、セキュリティ機能を高めることができるセキ
ュリティ機能付締結部品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ねじで締結を
行う締結部品であって、外周側に、締結工具と嵌合する
嵌合部を備える外側部材と、外側部材の内側に挿入さ
れ、ねじが形成されるねじ本体部を備え、外周と外側部
材の内周との間には隙間が設けられる内側部材と、該隙
間に配置され、内側部材に対する相対的な周方向の変位
で、外周部材と内周部材との間のトルク伝達が可能な状
態と、該トルク伝達が不能な状態とを切換え可能なクラ
ッチ部材と、該隙間に配置され、クラッチ部材を、該ト
ルク伝達が不能な状態に保つリターンスプリングと、該
隙間に配置され、予め設定されるパターンで周方向に複
数の磁極数を形成するように着磁されている磁気部を有
し、該パターンに適合する磁場でトルクが外部から作用
するときに、該トルクに従ってクラッチ部材を移動さ
せ、該トルク伝達が可能な位置に変位させる磁石部材と
を含むことを特徴とするセキュリティ機能付締結部品で
ある。
【0007】本発明に従えば、外側部材と、内側部材
と、クラッチ部材と、リターンスプリングと、磁石部材
とを含んで、ねじで締結を行うボルトやナットなどの締
結部品にセキュリティ機能を持たせることができる。外
側部材は、外周側に、締結工具と嵌合する嵌合部を備え
る。内側部材は、ねじが形成されるねじ本体部、および
外側部材の内側に挿入される挿入部を備え、挿入部の外
周と外側部材の内周との間には隙間が設けられる。この
隙間に、クラッチ部材、リターンスプリング、および磁
石部材が配置される。クラッチ部材は、内側部材に対す
る相対的な周方向の変位で、外周部材と内周部材との間
のトルク伝達が可能な状態と、そのトルク伝達が不能な
状態とを切換え可能である。リターンスプリングは、ク
ラッチ部材を、トルク伝達が不能な状態に保つ。磁石部
材は、予め設定されるパターンで周方向に複数の磁極数
を形成するように着磁されている磁力部を有し、そのパ
ターンに適合する磁場でトルクが外部から作用するとき
に、そのトルクに従ってクラッチ部材を移動させ、外側
部材と内側部材との間でトルク伝達が可能な位置に変位
させる。
【0008】したがって、作動原理は知られても、磁石
部材の磁力部に形成されている磁極のパターンや極数に
適合する磁場でトルクを外部から作用させないと、外側
部材から内側部材へトルクを伝達することができない。
磁極のパターンに独自性を持たせれば、そのパターンが
知られて、そのパターンに適合する磁場を発生する工具
が作られない限り、締結状態を変更することができなく
なり、セキュリティを高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
して、セキュリティ機能付ボルト1の概略的な断面構成
を示す。図1(a)は軸線1aに平行、図1(b)は軸
線1aに垂直な断面構成をそれぞれ示す。セキュリティ
機能付ボルト1は、外側部材2、内側部材3、クラッチ
部材4、リターンスプリング5および磁石部材6を主要
な構成要素として含んでいる。セキュリティ機能付ボル
ト1には、外側部材2と内側部材3とが離れないように
結合するサークリップ7、および外側部材2と内側部材
3との間に生じる隙間への水分等の侵入を防ぐOリング
8も設けられる。サークリップ7で外側部材2と内側部
材3とが軸線1a方向に変位しないようにしているの
で、一旦装着したサークリップ7を除去することはでき
ない。
【0010】図2は、セキュリティ機能付ボルト1の外
観構成を示す。図2(a)は正面視した状態、図2
(b)は右側面視した状態をそれぞれ示す。本実施形態
のセキュリティ機能付ボルト1は、従来のボルトと同様
に、頭部10および軸部11からなり、軸部11の先端
側にねじ12が形成れている。このような外観構成は、
従来のボルトと基本的に同様であり、六角ボルトとし
て、従来と同様なレンチのような締結工具を頭部10の
外周部に係合させ、頭部10を自由に回すことは可能で
ある。
【0011】しかしながら、図1に示すように、本実施
形態のセキュリティ機能付ボルト1では、内部構成で、
頭部10は外側部材2と内側部材3とに別れている。外
側部材2と内側部材3との間には隙間が設けられ、工具
で外側部材2を回すことができても、トルクは内側部材
3まで伝達されない。外側部材2と内側部材3との間で
のトルクの伝達を可能にするために、クラッチ部材4、
リターンスプリング5および磁石部材6によって構成さ
れるクラッチ機構が設けられる。クラッチ部材4は、た
とえば内側部材3の周方向に3分割され、内側部材3に
対する相対的な周方向の移動で、後述するように、実質
的な外径を増減することができる。クラッチ部材4の外
周は、リターンスプリング5で径方向の内方に押付けら
れ、クラッチ部材4の外周面が外側部材2の内周面と離
れるように付勢している。なお、周方向に配置されるク
ラッチ部材4の相互間には、隙間が設けられている。ま
た、外側部材2や内側部材3など、各部の材料は、非強
磁性体であるステンレス鋼などを好適に用いることがで
きる。クラッチ部材4等の部品は、ステンレス鋼以外の
材料を用いることができ、強磁性体を用いることもでき
る。クラッチ部材4の個数は、適宜変更することができ
る。リターンスプリング5は、1カ所で切れているリン
グ状のばねや、小径のコイルばねのリングを用いること
ができる。
【0012】磁石部材6は、円環状の磁石13、円環状
のベース14、および複数のピン15から構成される。
ベース14の一方の表面に磁石13が装着され、他方の
表面側にはピン15が立設している。各ピン15は、ク
ラッチ部材4間の周方向の隙間に挿入される。磁石13
は、周方向に間隔をあけて複数、たとえば4つの磁極が
形成されるように着磁しておく。この着磁パターンに適
合する磁場でトルクが外部から印加されると、磁石部材
6は内側部材3に対して相対的に周方向に変位する。な
お、磁石13を単極の状態となるよに着磁しても、トル
クを伝達することはできない。磁石部材6のピン15
は、クラッチ部材4間の隙間に挿入されているので、磁
石部材6が周方向に変位すると、ピン15の外周面でク
ラッチ部材4の側端面を押して、クラッチ部材4を周方
向に変位させることができる。
【0013】図3は、クラッチ部材4が内側部材3の周
方向に変位するとき、実質的な外径が変化する原理を示
す。内周部材3の外周面は円柱面に部分的な突起16を
有する形状である。クラッチ部材4は、内周側に凹所1
7を有し、外周側には凹凸18を有する。リターンスプ
リング5は、クラッチ部材4の外周に設けられる溝に嵌
合し、その付勢で、クラッチ部材4は仮想線で示すよう
な、内径が内側部材3の円柱面の外径に等しい最小値D
1となる状態を続けている。内側部材3とクラッチ部材
4との間の相対的な角変位△θで、突起16の先端がク
ラッチ部材4の凹所17を径方向の外方に押上げるよう
になると、クラッチ部材4は実線で示すように、内径が
D2に増大し、クラッチ部材4の外周側の凹凸18が外
方に拡大される。
【0014】図1(b)に示すように、外側部材2の内
周側にも凹凸19が形成されている。クラッチ部材4の
外周面の凹凸18と、外側部材2の内周側の凹凸19と
は、相互に噛合しうる形状となっている。したがって、
クラッチ部材4が径方向の外方に押上げられると、クラ
ッチ部材4と外周部材2との凹凸18,19が噛合し
て、外側部材2に与えられるトルクがクラッチ部材4ま
で伝達され、締め付け方向や緩め方向への操作が有効に
なる。
【0015】図3に示すように、クラッチ部材4の凹所
17は、大略的に三角形の断面形状で、中央部で最も深
く、両側では最も浅い。ただし、凹所17はクラッチ部
材4の内周側の全体には形成されておらず、凹所17の
両側とクラッチ部材4の両端との間には段差が生じてい
る。内側部材3の突起16が凹所17の中央部に位置し
ていると、仮想線で示すように、クラッチ部材4は外径
が最も小さい状態となる。外径が最も大きくなる実線で
示す状態では、突起16が段差の部分に留まるので、ク
ラッチ部材4から突起16を介して内側部材3にトルク
を伝達することが可能になる。前述のように、クラッチ
部材4の外側の凹凸18は外側部材2の内周側の凹凸1
9に嵌合して、外側部材2に印加されるトルクが伝達さ
れるので、このトルクは内側部材3まで伝達されること
になる。
【0016】図4は、磁石部材5の構成を示す。図4
(a)は正面視、図4(b)は右側面視した状態をそれ
ぞれ示す。図4(a)では斜線を施して示す円環状の磁
石13に金属製のベース14が貼合わされ、さらに金属
製のピン15が図1(b)の位置に対応して設けられて
いる。磁石13は、たとえばネオジウム磁石などを用い
ることができる。磁石13の着磁は、周方向に4極、6
極、8極、または10極など、複数の磁極が形成される
ように行うことができる。なお、ベース14とピン15
とは一体的に形成することもでき、またプラスチック材
料で形成することもできる。
【0017】図5は、図1の実施形態のセキュリティ機
能付ボルト1に対して、締付けや緩めのトルクを作用さ
せることができる専用工具としてのソケットレンチ20
の概略的な構成を示す。図5(a)は左側面視した状
態、図5(b)は正面断面視した状態をそれぞれ示す。
レンチ本体21は大略的に円筒状であり、その中心軸は
ソケットレンチ20としての軸線20aと一致する。軸
線20a方向の一端側には、嵌合面22が形成され、軸
線20aがセキュリティ機能付ボルト1の軸線1aに一
致するようにして、嵌合面22内にセキュリティ機能付
ボルト1の頭部10を嵌合させると、頭部10に対して
トルクを伝達することができる。レンチ本体21の内部
には、磁石部材23が収納される。磁石部材23は、斜
線を施して示す磁石24を有する。セキュリティ機能付
ボルト1の頭部10内の磁石部材6に対して、磁石24
から適合するパターンの磁場を与え、トルクの伝達が可
能な状態にさせることができる。
【0018】図6は、図5に示す磁石部材23の構成を
示す。図6(a)は左側面視した状態、図6(b)は正
面視した状態、図6(c)は右側面視した状態をそれぞ
れ示す。磁石部材23は、間隔が狭い斜線を施して示す
円環状の磁石24と、磁石24を保持するホルダ25と
を含む。磁石24は、セキュリティ機能付ボルト1の頭
部10内の磁石部材6の着磁状態に適合するように着磁
され、ホルダ25に貼付けられている。図6(c)に示
すように、ホルダ25で磁石24が装着されていない側
の外形は、角柱状であり、図5(b)に示すように、レ
ンチ本体21で嵌合面22が形成されている軸線20a
の方向の一端側ではなく、他端側に形成されている角孔
に嵌合し、トルクの伝達が可能になっている。なお、ホ
ルダ25の中心部には、ボルト抜け孔が形成されてい
る。
【0019】図7は、本発明の実施の他の形態として、
セキュリティ機能付ナット31の概略的な断面構成を示
す。図7(a)は軸線31aに平行、図7(b)は軸線
31aに垂直な断面構成をそれぞれ示す。本実施形態
で、図1に示す実施形態に対応する部分には同一の参照
符を付し、重複する説明は省略する。セキュリティ機能
付ナット31は、外側部材32、内側部材33、クラッ
チ部材4、リターンスプリング5および磁石部材6を主
要な構成要素として含み、また、サークリップ7、やO
リング8も含む。
【0020】図8は、セキュリティ機能付ナット31の
外観構成を示す。図8(a)は正面視した状態、図8
(b)は右側面視した状態をそれぞれ示す。本実施形態
のセキュリティ機能付ナット31は、従来のナットと同
様に、ナット本体40の中心に、ねじ孔41が形成され
ているだけのように見える。しかしながら、図7に示す
ように、本実施形態のセキュリティ機能付ナット31で
は、内部構成で、ナット本体40は外側部材32と内側
部材33とに分離されている。外側部材32と内側部材
33との間には隙間が設けられ、工具で外側部材32を
回すことができても、トルクは内側部材33まで伝達さ
れない。外側部材32と内側部材33との間でのトルク
の伝達を可能にするために、図1の実施形態と同様に、
クラッチ部材4、リターンスプリング5および磁石部材
6によって構成されるクラッチ機構が設けられる。ただ
し、本実施形態の内側部材33は、大略的に円筒状であ
り、内周側にはねじ孔41が形成されている。
【0021】本実施形態でも、図5に示すようなソケッ
トレンチ20と同様に、磁石24の着磁パターンが適合
するときのみ締結状態を変えるトルクを伝達するような
メガネレンチ型等の専用工具を用いて、セキュリティ機
能を実現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外側部材
と内側部材との間の隙間に設ける磁石部材の着磁パター
ンで、ねじで締結を行うボルトやナットなどの締結部品
にセキュリティ機能を持たせることができる。この隙間
に配置されるクラッチ部材は、内側部材に対する相対的
な周方向の変位で、外周部材と内周部材との間のトルク
伝達が可能な状態と、そのトルク伝達が不能な状態とを
切換え可能であり、リターンスプリングで、トルク伝達
が不能な状態に保たれる。磁石部材は、着磁パターンに
適合する磁場でトルクが外部から作用するときに、その
トルクに従ってクラッチ部材を移動させ、外側部材と内
側部材との間でトルク伝達が可能な位置に変位させる。
したがって、作動原理は知られても、磁石部材の着磁部
に形成されている磁極のパターンに独自性を持たせるこ
とができ、セキュリティ機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としてのセキュリティ機
能付ボルト1の断面構成を示す正面断面図および側面断
面図である。
【図2】図1のセキュリティ機能付ボルト1の正面図お
よび右側面図である。
【図3】図1のセキュリティ機能付ボルト1のクラッチ
部材4の動作原理を示す図である。
【図4】図1のセキュリティ機能付ボルト1の磁石部材
6の正面図および右側面図である。
【図5】図1のセキュリティ機能付ボルト1の締結に用
いるソケットレンチ20の左側面図および正面断面図5
である。
【図6】図5の磁石部材23の左側面図、正面断面図お
よび右側面図である。
【図7】本発明の実施の他の形態としてのセキュリティ
機能付ナット31の断面構成を示す正面断面図および側
面断面図である。
【図8】図7のセキュリティ機能付ナット31の正面図
および右側面図である。
【符号の説明】
1 セキュリティ機能付ボルト1 2,32 外側部材 3,33 内側部材 4 クラッチ部材 5 リターンスプリング 6,23 磁石部材 10 頭部 11 軸部 12 ねじ 13,24 磁石 16 突起 17 凹所 18,19 凹凸 20 ソケットレンチ 31 セキュリティ機能付ナット 41 ねじ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじで締結を行う締結部品であって、 外周側に、締結工具と嵌合する嵌合部を備える外側部材
    と、 外側部材の内側に挿入され、ねじが形成されるねじ本体
    部を備え、外周と外側部材の内周との間には隙間が設け
    られる内側部材と、 該隙間に配置され、内側部材に対する相対的な周方向の
    変位で、外周部材と内周部材との間のトルク伝達が可能
    な状態と、該トルク伝達が不能な状態とを切換え可能な
    クラッチ部材と、 該隙間に配置され、クラッチ部材を、該トルク伝達が不
    能な状態に保つリターンスプリングと、 該隙間に配置され、予め設定されるパターンで周方向に
    複数の磁極数を形成するように着磁されている磁気部を
    有し、該パターンに適合する磁場でトルクが外部から作
    用するときに、該トルクに従ってクラッチ部材を移動さ
    せ、該トルク伝達が可能な位置に変位させる磁石部材と
    を含むことを特徴とするセキュリティ機能付締結部品。
JP2000162854A 2000-05-31 2000-05-31 セキュリティ機能付締結部品 Pending JP2001343015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226668A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Sankyo Alum Ind Co Ltd ボルト取外し防止具
CN102777474A (zh) * 2012-07-23 2012-11-14 冯新永 抽油机电机防盗螺栓组

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