JP2000167731A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
開いた第１端を有する空洞を有する縦方向に延在するケーシングと、
前記空洞の第２端において前記ケーシングに連接されそして前記開端から第１距離だけ隔てられた開口台部と、
前記台部内に設けられ雌形第１ねじを有するねじ付き第１開口と
を備える工具であって、
前記第１開口は前記開端を貫通する中心線を有し、
前記工具は更に、前記第１開口内の第１ねじと係合し得る雄形第２ねじを有するねじ付きシャンクを備え、
前記ねじ付きシャンクは、前記第１開口の開口直径とほぼ同じシャンク直径を備え、
前記空洞は、前記開口直径より大きい空洞直径を備え、
前記台部は、前記空洞に被さった前記ケーシングの環状頂部からなり、そしてこの環状頂部は前記中心線を中心として配置されており、
前記工具は更に、
前記第１開口内の前記ねじ付きシャンクにトルクを加えそしてそれを回す第１トルク手段と、
トルクを前記ケーシングに加える第２トルク手段と、
前記ねじ付きシャンクを前記第１開口内に所定第１距離より多くねじ込むことを阻止する止め手段と、
を備え、
前記第１および第２トルク手段はそれぞれ第１および第２刻み付きノブであり、
前記第１刻み付きノブは、第１刻み付き周縁を有する円筒形ブロックであり、そして前記ねじ付きシャンクは前記円筒形ブロックの中心点に取付けられておりそして前記円筒形ブロックは前記止め手段を構成するように前記台部と係合し得ようになっており、
前記第２刻み付きノブは、前記ケーシングに取付けられてそれを囲みそして第２刻み付き周縁を有する環状フランジである、工具。
【請求項２】
前記ねじ付きシャンクの周囲に前記台部と前記第１トルク手段との間に配置された少なくとも一つのスペーサをさらに含む請求項１記載の工具。
【請求項３】
雄形第３ねじを有するねじ付き植込みボルトと、この植込みボルトを取付ける工具とからなる取付け装置であって、
前記工具は、開いた第１端を有する空洞を有する縦方向延在ケーシングと、前記空洞の第２端において前記ケーシングに連接されそして前記開端から第１距離だけ隔てられた開口台部と、雌形第１ねじを有し、前記台部内に設けられ、そして前記開端を貫通する中心線を有するねじ付き第１開口と、前記第１開口内の前記第１ねじと係合し得る雄形第２ねじを有するねじ付きシャンクとを備え、
前記第１開口は、開口第１開端から前記植込みボルトを受入れそして開口第２開端から前記ねじ付きシャンクを受入れるようにねじ切りされており、また前記工具は、前記ねじ付きシャンクを前記第１開口内に所定第１距離より多くねじ込むことを阻止する止め手段とを備えており、
前記工具は更に、
前記第１開口内の前記ねじ付きシャンクにトルクを加えそしてそれを回す第１トルク手段と、前記ケーシングにトルクを加える第２トルク手段と、
前記雄形第３ねじと前記雌形第１ねじとのすきまばめと、
を含み、
前記雌形第１ねじは、前記雄形第３ねじの第３ねじ有効径よりわずかに大きい第１ねじ有効径を有する、取付け装置。
【請求項４】
前記第１および第２トルク手段はそれぞれ第１および第２刻み付きノブである請求項３記載の取付け装置。
【請求項５】
前記ケーシングは環状であり、前記台部は、前記空洞に被さった前記ケーシングの環状頂部からなり、そしてこの環状頂部は前記中心線を中心として配置されており、前記第１刻み付きノブは、第１刻み付き周縁を有する円筒形ブロックであり、前記ねじ付きシャンクは前記円筒形ブロックの中心点に取付けられており、前記円筒形ブロックは前記止め手段を構成するように前記台部と係合可能であり、また前記第２刻み付きノブは、前記ケーシングに取付けられてそれを囲みそして第２刻み付き周縁を有する環状フランジである、請求項４記載の取付け装置。
【請求項６】
物体に設けた第２ねじ付き開口をさらに含み、この第２ねじ付き開口は前記ねじ付き植込みボルトをねじ込めるように形成され、そして前記植込みボルトを前記第２ねじ付き開口にねじ込む所定第２距離より大きな深さを有する、請求項３記載の取付け装置。
【請求項７】
前記第１開口内の前記ねじ付きシャンクにトルクを加えそしてそれを回す第１トルク手段と、前記ケーシングにトルクを加える第２トルク手段とをさらに含む請求項６記載の取付け装置。
【請求項８】
前記雄形第３ねじと前記雌形第１ねじとのすきまばめをさらに含み、前記雌形第１ねじは、前記雄形第３ねじの第３ねじ有効径よりわずかに大きい第１ねじ有効径を有する、請求項７記載の取付け装置。
【請求項９】
前記第１および第２トルク手段はそれぞれ第１および第２刻み付きノブである請求項８記載の取付け装置。
【請求項１０】
前記ケーシングは環状であり、前記台部は、前記空洞に被さった前記ケーシングの環状頂部からなり、そしてこの環状頂部は前記中心線を中心として配置されており、前記第１刻み付きノブは、第１刻み付き周縁を有する円筒形ブロックであり、前記ねじ付きシャンクは前記円筒形ブロックの中心点に取付けられており、前記円筒形ブロックは前記止め手段を構成するように前記台部と係合可能であり、また前記第２刻み付きノブは、前記ケーシングに取付けられてそれを囲みそして第２刻み付き周縁を有する環状フランジである、請求項９記載の取付け装置。