JP2001342830A - 排気補助装置 - Google Patents

排気補助装置

Info

Publication number
JP2001342830A
JP2001342830A JP2000167929A JP2000167929A JP2001342830A JP 2001342830 A JP2001342830 A JP 2001342830A JP 2000167929 A JP2000167929 A JP 2000167929A JP 2000167929 A JP2000167929 A JP 2000167929A JP 2001342830 A JP2001342830 A JP 2001342830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
peripheral surface
cylindrical
inner peripheral
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167929A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Yamashina
睦巳 山品
Kaneyuki Iseki
謙之 井磧
Sadasuke Horio
定助 堀尾
Takashi Horimura
孝 堀村
Ryozo Kubo
良三 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKKUSU KK
Original Assignee
HIKKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIKKUSU KK filed Critical HIKKUSU KK
Priority to JP2000167929A priority Critical patent/JP2001342830A/ja
Publication of JP2001342830A publication Critical patent/JP2001342830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の排気筒に対する取り付けが強固で、走
行中の緩みによる脱落事故を生じず、取り付けた後は容
易に取り外せず、盗難を防止できる排気補助装置を提供
する。 【解決手段】排気ガスの流入方向の端部に円筒状取付部
1aを有する排気補助装置本体1と、前記円筒状取付部内
周面に外周面2aを接し且つ自動車の排気筒Pに内周面2b
を接して排気筒Pに固着される円筒状ブッシュ2とから
なり、該円筒状ブッシュ2の外周面2aの複数箇所におい
て軸線方向に設けた凹溝3内において、外周面2aより突
出する突出端部4aを一端に有する弾性係止片4を前記突
出端部4aが排気ガスの流入方向において突出するように
取り付け、前記円筒状取付部1aの内周面には円周方向に
周回する内周溝1bを設けて、排気補助装置本体1の円筒
状取付部1aと円筒状ブッシュ2との嵌合時に弾性係止片
4の突出端部4aを内周溝1bの段壁1cに係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の排気筒に
装着する排気補助装置の取付手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の排気ガスの排気性能を高
めることによりエンジンの燃焼効率を高め、走行性能を
向上させると共に、排気ガスの清浄化を図る目的で自動
車の排気筒先端に取り付ける排気補助装置が提案され実
施されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の排気補
助装置の排気筒に対する取り付け方法は、概ね装置の吸
入端に設けた筒部を排気筒に被せ、筒部に螺着したボル
ト又はネジにて締め付け固着する手段が通常であった
が、このような取り付け方法においては固着が完全とは
いえず、走行中に緩んで脱落することがしばしばあり、
またボルトやネジが外部に露出していて簡単に取り外せ
るため盗難に遭うことも多い。
【0004】本発明はこれらの欠点を解消すべくなされ
たものであって、自動車の排気筒に対する取り付けが強
固で、走行中の緩みによる脱落事故を生じず、また、い
ったん取り付けた後は容易に取り外せず、盗難を防止で
きるようになした排気補助装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の排気補助装置は、自動車の排気ガスの流入
方向の端部に円筒状取付部1aを有する排気補助装置本体
1と、前記円筒状取付部内周面に外周面2aを接し、且つ
自動車の排気筒Pに内周面2bを接して適宜固着手段によ
り排気筒Pに固着される円筒状ブッシュ2とから構成
し、該円筒状ブッシュ2の外周面2aの複数箇所において
軸線方向に設けた凹溝3内において、外周面2aより突出
する突出端部4aを一端に有する弾性係止片4を前記突出
端部4aが排気ガスの流入方向において突出するように取
り付けると共に、前記円筒状取付部1aの内周面には円周
方向に周回する内周溝1bを設けて、排気補助装置本体1
の円筒状取付部1aと円筒状ブッシュ2との嵌合時に弾性
係止片4の突出端部4aを内周溝1bの段壁1cに係合させる
ようしてなる。
【0006】この構成において、円筒状ブッシュ2をそ
の内周面2bが自動車の排気筒Pの表面に接するようにそ
の端部に被せて押し込み、付属の固着手段を用いて固着
した後、これの外周面2aに対して排気補助装置本体1の
円筒状取付部1aを被せるようにしてこれを排気筒方向に
押し込むように移動させれば、弾性係止片4の傾斜面を
円筒状取付部1aの端縁内面が圧迫してその突出端部4aを
凹溝3側に押し下げつつ移動してゆく。そして、突出端
部4aが内周溝1bの部分に至れば突出端部4aはその弾力に
より復元して外方に突出しはじめ、終には、内周溝1bの
段壁1cに係合する状態となる。
【0007】この状態に至れば、排気補助装置本体1を
排気筒Pより引き抜く方向の力が掛かっても、突出端部
4aの端面が段壁1cに突き当たって、脱出を阻止する力が
働き、排気補助装置本体1が排気管Pに脱出不能に取り
付けられるものである。
【0008】円筒状ブッシュ2の自動車の排気筒Pに対
する固着手段を、その外周面から中心軸方向に向かって
螺着し、排気補助装置本体1を嵌合したときには掩蔽さ
れる止めネジ5とすれば、円筒状ブッシュ2の取り付け
が容易となるばかりでなく、排気補助装置本体1の取り
付け後は止めネジが完全に掩蔽されて緩みが防止される
のみならず、取り付け手段が外見からは直ちには判明せ
ず、容易には取り外せない状態となるから、盗難に遭う
可能性を少なくできるものである。
【0009】また、円筒状取付部1aの外周面より中心方
向へ貫通する貫通ネジ穴6を内周溝1b部分の弾性係止片
4に対応する位置に必要個数合致せしめて設けておけ
ば、この穴の部分に板状弾性係止片4を見込んで合わ
せ、このネジ穴に合致する押さえネジ6aを外側からねじ
込んでゆくことにより、その押圧力にて弾性係止片4の
突出端部4aを凹溝3側に徐々に沈み込ませてゆき、その
端面と段壁1cとの突き当たりが外れた状態にさせること
ができる。これにより排気補助装置本体1を引き抜くこ
とが可能となり、これを修理し、又は取り替える際に取
り付け部分などを破壊せず取り外すことが可能となるも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付の図面に基づいて説明する。図1は本発明の排気補助
装置の取り付け途中の状態を示す斜視図であり、図2は
取り付け時の断面図、図3は図2の部分拡大図である。
【0011】排気補助装置本体1はステンレスチール等
の金属製の筒状体でその内部に排気性能を高めるための
排気性能向上装置(図示せず)が組み込まれているもの
で、自動車の排気ガスの流入方向の端部に金属製の円筒
状取付部1aを溶接等の手段にて接合固着してある。
【0012】円筒状ブッシュ2はステンレススチール等
の金属製にて前記円筒状取付部内周面に外周面2aを接す
る程度の外径と、自動車の排気筒Pに内周面2bを接する
程度の内径を有し、その外周面から中心軸方向に向かっ
て螺着し排気筒Pに締付け固着する止めネジ5を複数箇
所の適所に設けてある。この止めネジ5は締付け固着し
た際にはその頭端面が外周面2aから突出しない長さに設
定すると共に、排気筒Pに対する取り付けのバランスを
勘案して円周方向において等間隔を隔てた複数位置に設
けることが好ましく、実施例においては120°の等間
隔を隔てた三方向から締付けを行えるように三箇所に設
けてある。
【0013】また、前記円筒状ブッシュ2には、その外
周面2aの円周方向において120°の等間隔を隔てた三
箇所の軸線方向に凹溝3を設けてあり、この凹溝内にお
いて、リボン鋼などの弾性を有する素材からなり、外周
面2aより突出する突出端部4aを一端に有するくの字状弾
性係止片4を前記突出端部4aが排気ガスの流入方向にお
いて適宜高さに突出するように他端を止めネジ10にて固
着してある。
【0014】前記円筒状取付部1aの内周面には円周方向
に周回する内周溝1bを設けてあり、この内周溝1bの段壁
1cは排気補助装置本体1の円筒状取付部1aと円筒状ブッ
シュ2との嵌合時に板状弾性係止片4の突出端部4aが係
合するようにしてなる。
【0015】また、円筒状取付部1aの外周面より中心方
向へ貫通する貫通ネジ穴6を内周溝1b部分の弾性係止片
4に対応する位置に合致せしめて三箇所に設けてあり、
このネジ穴に合致する押さえネジ6aを外側から螺着して
おけば、排気補助装置本体1を取り外す際の利便に供す
ることができる。
【0016】なお、前記円筒状取付部1aの口縁部にネジ
溝7を設け、排気筒Pを貫通する内孔を有し、前記ネジ
溝7に合致する雌ネジ溝を周縁部内面に有するコ字状押
さえナット8を螺合せしめて締付け得るようにして、取
り付け時の固着の安定度を増すようしてあり、また、排
気管Pと排気補助装置本体1並びに円筒状ブッシュ2と
の三者の合致部分にあってそれらの接触部分の隙間を埋
めるように位置するフッ素樹脂等からなる耐熱素材製の
環状パッキング9を密接装着し、排気ガスの不要部分か
らの漏れを防止すると共に、取り付けの密着性を向上さ
せ振動を少なくするように企図してある。
【0017】また、本願物品の排気管Pへの取り付けに
当たっては、各部品の接触部分において適宜素材を原料
とするシール剤を予め塗布した後、組み立てるようにす
れば、排気ガスの不要部分からの漏れを防止し、排気ガ
スの排出性能を向上せしめるうえで効果的である。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の排気補助装置に
よれば、自動車の排気管に対する取り付けが容易で、且
つ排気管からの脱出方向に対しては容易には引き抜き不
能に本装置を取り付けることが可能になり、走行中の振
動や衝撃等による脱落及び盗難等を防止することができ
る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、取り付けが
極めて容易となるのみならず、取り付け後は止めネジが
完全に掩蔽されて緩み方向への脱出が防止され、走行中
の振動や衝撃等による脱落をより効果的に防止できるの
みならず、取り付け手段が外見からは直ちには判明せ
ず、容易には取り外せない状態となるから、盗難に遭う
可能性を少なくできるものである。
【0020】請求項3記載の発明によれば、排気補助装
置本体1を引き抜くに際し、必要な手順を踏むことによ
って比較的容易にこれを取り外すことが可能となり、こ
れを修理し、又は取り替える際に取り付け部分などを破
壊せず取り外すことが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気補助装置の取り付け途中の状態を
示す斜視図である。
【図2】本発明の排気補助装置の取り付け状態の断面図
である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【符号の説明】
1…排気補助装置本体、1a…円筒状取付部、1b…内周
溝、1c…段壁、2…円筒状ブッシュ、2a…外周面、2b…
内周面、3…凹溝、4…弾性係止片、4a…突出端部、5
…止めネジ、6…貫通ネジ穴、6 …押さえネジ、7…ネ
ジ溝、8…押さえナット、9…環状パッキング、10…止
めネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀村 孝 大阪府堺市浜寺石津町東5丁6−7 (72)発明者 久保 良三 大阪府堺市堀上町333−5 Fターム(参考) 3G004 BA03 DA01 DA11 EA03 FA04 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の排気ガスの流入方向の端部に円筒
    状取付部1aを有する排気補助装置本体1と、前記円筒状
    取付部内周面に外周面2aを接し、且つ自動車の排気筒P
    に内周面2bを接して適宜固着手段により排気筒Pに固着
    される円筒状ブッシュ2とからなり、該円筒状ブッシュ
    2の外周面2aの複数箇所において軸線方向に設けた凹溝
    3内において、外周面2aより突出する突出端部4aを一端
    に有する弾性係止片4を前記突出端部4aが排気ガスの流
    入方向において突出するように取り付けると共に、前記
    円筒状取付部1aの内周面には円周方向に周回する内周溝
    1bを設けて、排気補助装置本体1の円筒状取付部1aと円
    筒状ブッシュ2との嵌合時に弾性係止片4の突出端部4a
    を内周溝1bの段壁1cに係合させることを特徴とする排気
    補助装置。
  2. 【請求項2】円筒状ブッシュ2の自動車の排気筒Pに対
    する固着手段は、その外周面から中心方向に向かって螺
    着し、排気補助装置本体1を嵌合したときには掩蔽され
    る止めネジ5であることを特徴とする請求項1記載の排
    気補助装置。
  3. 【請求項3】円筒状取付部1aの外周面より中心方向へ貫
    通する貫通ネジ穴6を内周溝1b部分の板状弾性係止片4
    に対応する位置に合致せしめて設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の排気補助装置。
JP2000167929A 2000-06-05 2000-06-05 排気補助装置 Pending JP2001342830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167929A JP2001342830A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排気補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167929A JP2001342830A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排気補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001342830A true JP2001342830A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18671014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167929A Pending JP2001342830A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排気補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001342830A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100788607B1 (ko) 2006-12-23 2007-12-26 주식회사 한국가스기술공사 차량용 화염방지기의 연결장치
WO2012069922A1 (en) 2010-11-24 2012-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust system
WO2015110057A1 (zh) * 2014-01-26 2015-07-30 保隆(安徽)汽车配件有限公司 汽车排气管的尾管
WO2019034420A1 (de) * 2017-08-15 2019-02-21 Cisma Solutions Aps Anordnung und verfahren zur befestigung einer endrohrblende

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100788607B1 (ko) 2006-12-23 2007-12-26 주식회사 한국가스기술공사 차량용 화염방지기의 연결장치
WO2012069922A1 (en) 2010-11-24 2012-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust system
CN102869866A (zh) * 2010-11-24 2013-01-09 丰田自动车株式会社 排气系统
CN102869866B (zh) * 2010-11-24 2016-06-22 丰田自动车株式会社 排气系统
WO2015110057A1 (zh) * 2014-01-26 2015-07-30 保隆(安徽)汽车配件有限公司 汽车排气管的尾管
WO2019034420A1 (de) * 2017-08-15 2019-02-21 Cisma Solutions Aps Anordnung und verfahren zur befestigung einer endrohrblende
DE102017214199B4 (de) * 2017-08-15 2021-05-20 Cisma Solutions Aps Anordnung und Verfahren zur Befestigung einer Endrohrblende
US11459932B2 (en) 2017-08-15 2022-10-04 Cisma Solutions Aps Arrangement and method for fastening a tailpipe cover

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH086641Y2 (ja) パイプ式モジユラワイパ装置のパイプ締結構造
JP2001342830A (ja) 排気補助装置
JPH07164809A (ja) 締結構造
JPH0727202Y2 (ja) タイヤ取付装置
JP3042076U (ja) パイプ固定構造
KR200308709Y1 (ko) 앵커볼트
JP2541463Y2 (ja) 共回りを防止した型枠用支持具
JPH0642561A (ja) ディスクブレーキ
JP2535326Y2 (ja) フロントバンパにおけるガードバー取付構造
JPH0124339Y2 (ja)
JPH06179337A (ja) シートスライドのレール用キャップ
KR200148028Y1 (ko) 대쉬패드 고정클립
JP2000104719A (ja) ボルトまたはナットの抜き取り防止カバー
JPH09119425A (ja) 被取付体のねじ止め構造
JPH10252867A (ja) 遮音カバー付きクランクプーリ
KR970000665Y1 (ko) 자동차용 소음기 어탭터 체결구조
JPH0755154Y2 (ja) 車両用ランプの取付構造
KR19990021181U (ko) 얇은 부재에서의 체결 용이한 볼트
JP2536094Y2 (ja) 点火プラグ用ガスケット
JPH0242551Y2 (ja)
JPH10267017A (ja) ケースとフレームとの締結部構造
JPH07317783A (ja) テンションプーリの固定構造
JP2593108Y2 (ja) ハンドル取付構造
JP3101806U (ja) ホイール取付構造
JPH0443613Y2 (ja)