JP2001342776A - 小屋裏換気用のルーフルーバー - Google Patents

小屋裏換気用のルーフルーバー

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JP2001342776A
JP2001342776A JP2000163834A JP2000163834A JP2001342776A JP 2001342776 A JP2001342776 A JP 2001342776A JP 2000163834 A JP2000163834 A JP 2000163834A JP 2000163834 A JP2000163834 A JP 2000163834A JP 2001342776 A JP2001342776 A JP 2001342776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
angle
roof
temperature
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000163834A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Imanaka
雅之 今仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小屋裏を過不足なく換気することができる小
屋裏換気用のルーフルーバーを提供する。 【解決手段】 ルーバー4…が角度変更可能に備えら
れ、小屋裏の温度を感知し、小屋裏の温度が設定温度を
越えた状態でルーバー4…を換気口3の風量係数が大に
なる角度に保持し、下回った状態で小になる角度に保持
するルーバー角度自動変更手段6が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小屋裏換気用のル
ーフルーバーに関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】小屋裏換気の目的で、屋根の傾
斜面部に小屋裏を外に開放する横向きの換気口を形成
し、この換気口にルーバーを設けた小屋裏換気用のルー
フルーバーが提供されている。このルーフルーバーは、
寄せ棟状の屋根のように、屋根の棟の長さが短く、棟部
での換気ができないような場合に用いられる小屋裏換気
構造物として用いられている。
【0003】しかしながら、従来のルーフルーバーで
は、ルーバーが不動状態に固定して設けられており、そ
の風量係数は1年を通じて一定不変であった。そのた
め、夏期の風のないあるいは少ない日には、換気不足を
生じ、小屋裏に熱をこもらせてしまうことがあった。そ
の一方、ルーバーを風量係数が大きくなる角度で設置し
ておくと、上記のような場合以外は換気が過剰になって
しまうという問題を生じさせる。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、小屋裏を過不足なく換気することができる小屋裏換
気用のルーフルーバーを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、屋根の傾斜
面部に、小屋裏の空気を外に開放する横向きの換気口が
形成され、この換気口にルーバーが備えられた小屋裏換
気用のルーフルーバーであって、前記ルーバーが角度変
更可能に備えられていることを特徴とする小屋裏換気用
のルーフルーバーによって解決される。
【0006】このルーフルーバーでは、ルーバーが角度
変更可能に備えられているから、ルーバーの角度を変化
させて換気口の風量係数を大小変更することができ、小
屋裏を過不足なく換気することができる。
【0007】しかも、ルーバー式の換気口においてその
角度を変更することで、換気口の風量係数を大小変化さ
せるものであるから、換気口の風量係数を大きく確保す
ることも可能であり、風量係数を大きく確保すること
で、小屋裏にこもった熱が効果的に素早く排気されるよ
うにすることも可能である。
【0008】小屋裏の温度を感知し、小屋裏の温度が設
定温度を越えた状態でルーバーを換気口の風量係数が大
になる角度に保持し、下回った状態で小になる角度に保
持するルーバー角度自動変更手段が備えられている場合
は、ルーバーの角度が小屋裏の実際の温度状況に応じて
変更されるため、適正な角度変更を実現することがで
き、しかも、それを人手を煩わすことなく実現すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1に示す実施形態の小屋裏換気用のルー
フルーバー1は、図2に示すように、寄せ棟状の屋根の
傾斜面部2に、小屋裏を外に開放する横向きの換気口3
を形成し、この換気口3にルーバー4…を設けたもので
ある。
【0011】各ルーバー4…は、換気口3を横断するよ
うに横方向に延ばされ、上下方向に並列して備えられて
いる。そして、各ルーバー4…は、それらの両端部を枢
支されており、図1に示すように、長手方向の枢支軸線
回りで回転変位することでその角度を変更して、換気口
3の風量係数を大小変えられるようになっている。5は
連動機構であり、各ルーバー4…を連動して回転変位さ
せるものである。
【0012】本実施形態では、ルーバー角度自動変更手
段が備えられ、小屋裏の温度を感知し、小屋裏の温度に
応じて、各ルーバー4の角度が自動で変更されるように
なっている。詳細には図示しないが、ルーバー角度自動
変更手段としてのシリンダー装置6が、ルーバー4…を
挟んで小屋裏側に位置して設置されている。このシリン
ダー装置6は、シリンダー内にワックスを封入したもの
で、シリンダー内から突出するピストンが、上記の連動
機構5に連結されている。このシリンダー装置6では、
シリンダー内のワックスがシリンダーの周囲の温度を感
知し膨張、収縮を行うことでピストンが進退動作をし、
それにより、連動機構5を介して各ルーバー4が回転変
位して、換気口3の風量係数が大小変更されるようにな
されている。
【0013】このルーフルーバー1では、小屋裏の温度
が上昇して高温になると、それをシリンダー装置6のワ
ックスが感知してワックスは膨張し、それにより、ピス
トンが進出し、図1(ロ)に示すように、各ルーバー4
…を回転変位させて換気口3の風量係数を大きくする。
従って、夏期に風がなくあるいは少ないために小屋裏の
温度が高くなると、それをシリンダー装置6のワックス
が感知して換気口3の風量係数が大きくなり、小屋裏の
換気が促進される。なお、ワックスに替え、温度を感知
して膨張・収縮を行う各種物質が用いられてもよいこと
はいうまでもない。
【0014】その一方、小屋裏の温度が下降すると、そ
れをシリンダー装置6のワックスが感知してワックスは
収縮し、それにより、ピストンが後退し、図1(ロ)に
示すように、各ルーバー4…を回転変位させて換気口3
の風量係数を小さくする。従って、小屋裏が十分換気さ
れて温度が下がるとシリンダー装置6のワックスは収縮
し、あるいは、冬期などのように小屋裏の温度が低いと
きはシリンダー装置6のワックスは収縮状態を維持し、
換気口3の風量係数は小さく保たれ、過剰換気が防がれ
る。
【0015】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実
施形態では、ルーバーの角度を変更する角度自動変更手
段として、ワックスを封入したシリンダー装置6を用い
た例を示したが、その他の電気的あるいは機械的あるい
は化学的な各種の開度自動変更手段が用いられてもよい
ことはいうまでもない。また、シリンダー式駆動手段に
限らず、各種駆動手段が用いられてよい。また、更に、
本発明では、ルーバー4…の角度変更を人手による操作
で行うようにしてもよい。また、上記の実施形態では小
屋裏の温度を換気口内で感知する構成としているが、小
屋裏本体内に温度センサーを備えさせるようにしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、小屋裏を過不足なく換気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のルーフルーバーを示すもので、図
(イ)は風量係数が小の状態の図2(ロ)のI−I線断
面矢視図、図(ロ)は風量係数が大の状態の同断面図で
ある。
【図2】図(イ)は戸建て住宅の側面図、図(ロ)はル
ーフルーバーの正面図である。
【符号の説明】
1…ルーフルーバー 3…換気口 4…ルーバー 6…シリンダー装置(角度自動変更手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の傾斜面部に、小屋裏の空気を外に
    開放する横向きの換気口が形成され、この換気口にルー
    バーが備えられた小屋裏換気用のルーフルーバーであっ
    て、 前記ルーバーが角度変更可能に備えられていることを特
    徴とする小屋裏換気用のルーフルーバー。
  2. 【請求項2】 小屋裏の温度を感知し、小屋裏の温度が
    設定温度を越えた状態でルーバーを換気口の風量係数が
    大になる角度に保持し、下回った状態で小になる角度に
    保持するルーバー角度自動変更手段が備えられている請
    求項1に記載の小屋裏換気用のルーフルーバー。
JP2000163834A 2000-05-31 2000-05-31 小屋裏換気用のルーフルーバー Pending JP2001342776A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003307340A (ja) * 2002-04-17 2003-10-31 Kyoritsu Air Tech Inc 換気口
JP2007024476A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toyo Netsu Kogyo Kk 置換換気空調システム
CN114320587A (zh) * 2021-12-01 2022-04-12 武汉劲康动力工程有限公司 一种带有温控功能的柴油发电机

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JP2007024476A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toyo Netsu Kogyo Kk 置換換気空調システム
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