JPS5910691A - 熱回収サツシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエアーフローウィンドに関し、さらに詳しく云
えば、建物躯体に固定して増刊けられる二重窓構造のザ
ラ／において該二重窓内部に室内空気の通路を設けてな
る熱回収サツシに関する。

室外障子とインナウィンドとを備えた二重窓構造の窓枠
サツシを建物躯体にあらかじめ固定して取付けることは
、従来から良く施工されていた工法である。

しかしながら、このような二重窓構造においては、夏期
とか冬期等における種々の外気条件の雰囲気が室外障子
を通して室内障子に伝導され、室内障子近傍における室
内雰囲気が上記様々の外気条件の雰囲気に大きな影響を
受けて、室内の環境条件が悪化されるという問題を生じ
ていた。

本発明は上記のような事情に鑑みて研究開発されたもの
であって、その目的とするところは、室外障子と室内障
子との間に室内空気の循環ダクトを形成することにより
、種々の外気条件の雰囲気が室内環境に悪影響を及ばず
おそれを回避しＩＪるように、あらかじめ建物躯体に取
付けてなる二重構造のサツシにおいて室外障子の室内側
には光りを反射せしめるフィルなどの薄板を貼着してな
る熱回収サツシを提供することにあイ）。

以下、図面に示した本発明の好適な実施例について詳細
に説明すると、第１図において符号１は本発明の熱回収
ザラ７であって、略長方形状に形成しである。

該熱回収サツシは室内側障子のサツシ枠２を備えており
、サツシ枠２の内側縁にはブレチャン３を介して、室内
障子４が取イτ１けである。

又、サツシ枠２には上部に上枠５と下部には下枠６とを
備え、この」１枠５には取付片７が突出して形成してあ
り、この取付片７は建物躯体８に固定支持された開口枠
体に設けた取付片１０に対して係１１−取付けである。

」１記の開口枠体には、その室外側（第２図においては
左方側）に位置して、室外側障子のサツシ枠１１を備え
ている。このサツシ枠１１にもグレグヤン１２を介して
室外障子１３が固定されている。

」１記の」１枠５にはブラインド−ボックス１４が数句
けてあって、該ブラインドボックス１４には、ブライン
ド１５が室内Ａ側から適宜な手段により出し入れ可能に
収納されている。

第２図において、室内障子４側のサツシ枠２の下枠６と
固定枠体９との間に通気口１６が形成してあり、該通気
口１６は室内側Ａと室内障子４と室外障子１２との間の
通路１７とを連通ずるように形成されている。

通路１７は固定枠体９の上部に取付けた排気ダクト１８
に連通され、室内空気を排気ダク［・１８から、天井内
部の排管を径て室外側１３に排気されるようになってい
る。

必要に応じては、上記の通気口１６の延長線上に位置し
て、サツシ枠１１の内側面の下端に逆アングル状をした
目隠し板１９が一体的に取付けである。この目隠し板１
９は、上記の通気口１５方向に延出されており、したが
って、室内側Ａ、室外側Ｂかも通気口１６を通して室内
側が遮蔽される。

なお、図中において符号２ｏは建・物に内設される天井
である。

本発明は以上に説明したような構成であるから、室内側
Ａの空気は通気口１６から第２図に実線の矢印で示す如
く吸い込１れ、室内障子４と室外障ｆ　ｌ　３との間の
嬢路１７に充満され、さらにダクト１８へ吸引されて、
天井内などの排管を通じて室外１１１１１１３へ排気さ
れる。

しかして、通路１７内に充満する室内空気は、ニア−カ
ーデフ層となり、室内側Ａの環境条件をなんら変えるこ
とがない。

こり）ように本発明によれば、あらかじめ建々躯体に本
考案の熱回収ザラ／を取４」けておけば、室内陣ｒ−と
室外障子との間に室内空気を循環させて室内空気のエア
ーカーテン１−が作られ、室外障子の室外（ｌｕｌｌに
おける種々の外気条件の雰囲気が、上記のカーデン層で
より効果的に遮断されることになる。

しだがって、神々の外気条件の雰囲気が室内障子を通し
て室内環境に影響を及ぼすおそれはなくいたって室内環
境を常に良好な状ｙ魚に維持できる。

史に父４、室外障子の室内側には光を反射させる薄板が
貼着されでいるので、夏期は、その反射薄板により、入
射光が反射され室外障子からの輻射熱によく）影響が少
い一方冬明ではこの反射薄板は入射光線をすべて反射す
るものではなく幾分かの丸線をも透過させるのでその透
過丸線により煩路内空気があたためられ、この空気が冷
暖房装置の熱交換装置などに循環されることで、エネル
ギー的、に有効な熱回収サツシとなるのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の好適な実施例を示すものであ′つて、第
１図は室内障子側から見だ熱回収サラ／の正面図、第２
図は躯体に数句けられた状態における要部の縦断面図、
第３図はその一部を省略した横断面図である。 ２　・室内側障子のサツシ枠、 ６・・・室内側障子のザラ／の下框、 ８・・・建物躯体、　　９・・開口枠体、１１・・室外
側障子のサツシ枠、 １６・・・室内空気導出用の通気口、　　１７・・・１
［ｎ路、１８・・排気ダクト。 ＪｊｌＩＩＩ ８　　　　　　　　　　　１Ｒ 東京都千代田区丸の内二丁目４ 番１号三菱地所株式会社内 ■出　願　人　三菱地所株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目４ 番１号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 建物亭体に取付けられる開口枠体と、この開口枠体の室
   内４ｔｌｌに取付けられた室内障子のサツシ枠と、上記
   の開口枠体の室外側には嵌め込まれる障子の室内側には
   反射薄板を貼着してなる室外障子のサツシ枠と、上記の
   室内障子のサツシの下框と開口枠体との間に形成された
   室内空気の導出通気口と、上記室内障子と室外障子との
   間に形成された通路と連通し、かつ上記の開口枠体に取
   付けられた排気ダクトとを備え、室内空気を上記の通路
   を介して、排気ダクトに導出する熱回収サラ／。