JP2001342495A - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JP2001342495A JP2000167467A JP2000167467A JP2001342495A JP 2001342495 A JP2001342495 A JP 2001342495A JP 2000167467 A JP2000167467 A JP 2000167467A JP 2000167467 A JP2000167467 A JP 2000167467A JP 2001342495 A JP2001342495 A JP 2001342495A
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Isao Yamada
勲 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衣料の褪色を十分に抑制できる洗剤組成物を
提供する。 【解決手段】 (a)界面活性剤5〜90重量%、
(b)重量平均分子量が1.5〜8万のアクリル酸系重
合体1〜10重量%及び(c)280乃至400nmの
波長領域の放射線を吸収する下記式(i)で示される蛍
光増白剤0.01〜2重量%を含有する洗剤組成物。 〔式中、R〜Rは、互いに独立的に、H(但しR
〜RすべてがHの場合を除く)、C−Cのアルキ
ル基、C−Cのヒドロキシアルキル基、−R−N
(R)(R)、フェニル基、−Ph(R
(R)であり、RはC−Cのアルキレン基であ
り、RとRは、互いに独立的に、H、C−C
ルキル基、C−Cヒドロキシアルキル基であり、R
とRは互いに独立的に、H、−COOR10(R
10はC−Cアルキル基)、−COOC、−
CON(R10、−N(R)(R)、−SO
Mであり、MはK,Na〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣料の褪色を抑制
する洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】色柄物の衣料は、洗濯を繰り返すうちに
褪色が進行する傾向にある。このため従来は、特定の蛍
光染料にUV吸収効果を持たせて、衣料に染着させるこ
とで耐光性あるいは耐光性染色堅牢度を向上させてい
た。例えば、特開平11−12927号(耐光性染色堅
牢度向上方法)、WO99/3963(耐光性染色堅牢
度向上剤配合液体洗剤組成物)、特表平11−5017
02号(太陽光による皮膚障害軽減方法)に、UV吸収
剤の記載が見られる。また、Seifen-olele-fette-wachs
e,vol.124,p673-p677(1998)及び、Seifen-olele-fette-
wachse,vol.125,p10-p15(1999)には、チバスペシャリテ
ィ・ケミカルズ(株)より市販されているTinosorb F
D、Tinosorb FRがUV吸収剤として肌への使用や衣類へ
の濯ぎの際に使用可能であることが記載されている。ま
た、サンスクリ−ン化合物を配合した柔軟剤組成物とし
て特表平11−504608号、特表平11−5046
09号に酸化防止剤などを配合した例が見られるが、そ
の効果は必ずしも十分な水準にあるとは言えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、衣料
の褪色を十分に抑制できる洗剤組成物を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)界面活
性剤5〜90重量%〔以下(a)成分という〕、(b)
重量平均分子量が1.5〜8万のアクリル酸系重合体1
〜10重量%〔以下(b)成分という〕及び(c)28
0乃至400nmの波長領域の放射線を吸収する下記一
般式(i)で示される蛍光増白剤〔以下(c)成分とい
う〕0.01〜2重量%を含有する洗剤組成物に関す
る。
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、互いに
独立的に、水素原子(但しR1〜R4すべてが水素原子の
場合を除く)、炭素数が1から4のアルキル基(以下C
1−C4アルキル基とする)、炭素数1から4のヒドロキ
シアルキル基(以下C1−C4ヒドロキシアルキル基とす
る)、−R5−N(R6)(R7)、フェニル基又は−Ph(R
8)(R9)(ここでPhはフェニレン基)であり、R5は炭
素数1から4のアルキレン基であり、R6とR7は、互い
に独立的に、水素原子、C1−C4アルキル基、C 1−C4
ヒドロキシアルキル基であり、R8とR9は互いに独立的
に、水素原子、−COOR10(ここでR10はC1−C4
ルキル基)、−COOC25、−CON(R 10)2、−N
(R6)(R7)、−SO3Mであり、MはK又はNaであ
る。〕本発明は、衣類上の重金属(特にFe)を取り除
き易いアクリル酸系重合体とUV吸収可能な蛍光染料と
の組み合わせが、より高い耐光性染色堅牢度を示すこと
を見出したものである。
【0007】
【発明の実施の態様】(a)成分の界面活性剤として、
陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活
性剤、陽イオン界面活性剤が挙げられるが、好ましい界
面活性剤は陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤で
ある。
【0008】陰イオン界面活性剤としては、炭素数10
〜18の直鎖又は分岐鎖の1級又は2級アルコールの硫
酸エステル塩、炭素数8〜20のアルコールのエトキシ
レート化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α一スルホ脂肪酸アル
キルエステル塩又は脂肪酸塩が好ましい。本発明では特
に、アルキル鎖の炭素数が12〜14の直鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、炭素数12〜18のアルキル硫酸
塩が好ましく、対イオンとしては、アルカリ金属類が好
ましく、特にナトリウム及び/又はカリウムが好まし
い。
【0009】非イオン界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシ工チレンポリオキシプロピ
レンブロックポリマーが好ましい。特に、非イオン界面
活性剤としては、炭素数10〜18の直鎖又は分岐鎖の
1級又は2級のアルコールにエチレンオキシドやプロピ
レンオキシドなどのアルキレンオキシドを4〜20モル
付加したHLB値(グリフィン法で算出)が10.5〜
15.0、好ましくは11.0〜14.5であるような
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
【0010】本発明において、(a)成分の界面活性剤
は組成物中に5〜90重量%、好ましくは20〜60重
量%、更に好ましくは30〜50重量%配合される。
【0011】(b)成分のアクリル酸系重合体は、アク
リル酸の単独重合体又はアクリル酸及びこれと共重合可
能なモノマ一との共童合体である。
【0012】アクリル酸と共重合可能なモノマーとして
は不飽和ジカルボン酸や不飽和モノカルボン酸及びこれ
らの塩もしくは無水物が挙げられる。具体的には、不飽
和ジカルボン酸として、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、メチレンマロン
酸、メタコン酸及びこれらの塩もしくは無水物が挙げら
れる。また、不飽和モノカルボン酸として、メタクリル
酸、ジメチルアクリル酸、ビニル酢酸、アリル酢酸、プ
ロピリデン酢酸、エチリデンプロピオン酸及びこれらの
塩もしくは無水物が挙げられる。
【0013】アクリル酸系重合体の重量平均分子量は
1.5万〜8万、好ましくは2万〜7万であり、重量平
均分子量はポリエチレングリコールを標準物質として用
いたゲルパーミエーションクロマトグラフ法によって測
定する。
【0014】好ましい(b)成分は、アクリル酸とマレ
イン酸の共重合体が挙げられ、アクリル酸とマレイン酸
のモル比がアクリル酸/マレイン酸=40/60〜80
/20の範囲のものが好ましく、特に、アクリル酸/マ
レイン酸=45/55〜55/45で重量平均分子量が
1.5万〜5万、アクリル酸/マレイン酸=55/45
〜65/35で重量平均分子量が1.5万〜6万アクリ
ル酸/マレイン酸=65/35〜75/25で重量平均
分子量が3万〜8万の各範囲のものが衣料の褪色の抑制
効果に優れる。
【0015】本発明の(b)成分であるアクリル酸系重
合体を製造する場合は、酸化還元で遊離基を発生するレ
ドックス開始剤を用いて得られたものがより好ましい。
レドックス開始剤は酸化剤と還元剤を組み合わせたもの
であり、例えば、酸化剤としては、過酸化水素、過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、t
−ブチルハイドロバーオキサイド、パーロイルSA等が
挙げられ、還元剤としては、重亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸ナトリウム、アスコルビン酸、ロンガリット、亜ジオ
チン酸ナトリウム、トリエタノールアミン等が挙げられ
る。これら、上記の酸化剤と還元剤を1つ若しくは2つ
以上の組み合わせで使用する。これらの中でも過酸化水
素とロンガリット、過硫酸アンモニウムと重亜硫酸ナト
リウム等のレドツクス開始系が高い反応速度が得られる
観点から好ましい。また、金属促進剤の併用も効果的で
あり、例えば、鉄塩、銅塩、亜鉛塩、コバルト塩、セリ
ウム塩、ニッケル塩、マンガン塩、モリブデン塩、ジル
コニウム塩、バナジウム塩等が挙げられ、1つ若しくは
2つ以上の組み合わせで併用する。
【0016】(b)成分のアクリル酸系重合体は組成物
中に1〜10重量%好ましくは3〜8重量%配合され
る。
【0017】本発明の(c)成分は、280乃至400
nmの波長領域の放射線を吸収する下記一般式(i)で
示される1種以上の蛍光増白剤である。
【0018】
【化3】
【0019】このような一般式(i)の化合物として
は、Ullmann'S Encyclopedia of industrial Chemistry
vol.A18 p153(1991)に記載のOpicical Brightenersに
記載されているものから選ぶことができ、またチバスペ
シャリティ・ケミカルズ(株)より市販されているTino
sorb FD、Tinosorb FR、バイエル社から市販されている
Blankphor HRSを使用してもよい。なおTinosorb FDにつ
いてはSeifen-olele-fette-wachse,vol.124,p673-p677
(1998)に、Tinosorb FRについてはSeifen-olele-fette-
wachse,vol.125,p10-p15(1999)にUV吸収剤として肌へ
の使用や衣類への濯ぎの際に使用することが記載されて
いる。
【0020】本発明に用いられる一般式(i)の化合物
のうち、R1とR2が互いに独立的に水素原子、−R5
N(R6)(R7)、フェニル基又は−Ph−N(R6)(R7)
〔但しR1とR2が同時に水素原子である場合を除く。ま
た−Ph−N(R6)(R7)のアミンはオルト位に付いたも
のが好ましい〕であり、且つR3とR4が互いに独立的に
水素原子、C1−C4アルキル基又はC1−C4ヒドロキシ
アルキル基のものが好ましい。最も好ましくは、R1
2の少なくとも一方が、−R5−N(R6)(R7)又は−P
h−N(R6)(R7)である化合物である。なおR5、R6
7及びPhは前記記載のものと同じである。
【0021】本発明では、(c)成分を組成物中に0.
01〜1重量%配合するのが好ましく、更には0.1〜
0.5重量%が褪色防止効果の点からより好ましい。
【0022】本発明には更に(d)成分として結晶性珪
酸塩を配合することが好ましい。結晶性珪酸塩は、20
℃のイオン交換水に0.1重量%分散した場合の最大p
Hが11以上であり、上記分散液1リツトルに対して、
pHを10にする為に0.1NのHCl水溶液を5ml
以上必要とするアルカリ能に優れるものであり、結晶性
アルミノ珪酸塩と区別される。
【0023】特に結晶性珪酸塩として好適なものは、次
の組成を有するものである。 x(M2O)・y(SiO2)・z(Memn)・w(H2O) (ii) 〔式中、Mは周期律表のIa族元素(特に好ましくはK
及び/又はNa)を表し、Meは周期律表のIIa族元
素、IIb族元素、IIIa族元素、IVa族元素又はVIII族
元素から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせ(好ま
しくはMg、Ca)を示し、y/x=0.5〜2.6、
z/x=0.01〜0.9、w=0〜20、n/m=
0.5〜2.0である。〕。
【0024】一般式(ii)で表される結晶性珪酸塩の製
造方法については、特開平7−89712号公報を参考
にすることができる。
【0025】また、以下の組成の結晶性珪酸塩も好適に
使用することができる。 M2O・y’(SiO2)・w’(H2O) (iii) 〔式中、Mはアルカリ金属(特に好ましくはK及び/又
はNa)を表し、y’=1.5〜2.6、w’=0〜2
0(特に好ましくは実質的に0)である。〕。
【0026】一般式(iii)の結晶性珪酸塩は特開昭6
0−227895号公報及びphys. Chem. Glasses.,vol
7,p127-p138(1966)、Z.Kristallogr,.Vol129,p396-p40
4(1969)等に記載されている。またクラリアント社より
商品名「Na−SKS‐6」(δ−Na2Si25)と
して、粉末状、穎粒状のものが入手できる。
【0027】本発明において(d)成分の結晶性珪酸塩
は好ましくは組成物中1〜10重量%、特に3〜8重量
%配合される。
【0028】本発明の洗剤組成物には、上記(a)〜
(c)成分、更に(d)成分以外の任意成分を配合する
ことができる.例えば、ゼオライトである結晶性アルミ
ノ珪酸塩等の金属イオン交換剤、トリポリリン酸、エチ
レンジアミン四酢酸(EDTA)及びクエン酸塩等の金
属イオン封鎖剤、ソーダ灰等のアルカリ金属炭酸塩及ぴ
JlS1号、2号もしくは3号珪酸ナトリウム等のアル
カリ金属珪酸塩等のアルカリ剤、硫酸ナトリウム等の増
量剤、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン
及びポリビニルアルコール等の分散剤もしくは色移り防
止剤、過炭酸ナトリウム及び過硼酸ナトリウム等の漂白
剤、特開平6−316700号公報記載及びテトラアセ
チルエチレンジアミン(TAED)等の漂白活性化剤、
プロテアーゼ,セルラーゼ、アミラーゼ及びリパーゼ等
の酵素、ホウ素化合物及び亜硫酸ナトリウム等の酵素安
定剤、本発明の(c)成分以外のビフェニル型やスチル
ベン型の蛍光染料、シリコーン/シリカ系等の消泡剤、
酸化防止剤、青味付剤並びに香料等の従来から公知の成
分を公知の配合量で配合することができる.上記成分と
して具体的には特開平8−218093号公報に記載さ
れているものを使用することができる。
【0029】本発明の洗剤組成物は、平均粒径が200
〜1000μm、好ましくは200〜600μmであ
り、嵩密度が0.5〜1.2g/cm3、好ましくは
0.6〜1.0g/cm3の高密度粒状洗剤組成物が好
ましい。かかる高密度粒状洗剤組成物の製法としては、
従来公知の製造方法を使用することができ、その製造条
件は組成に応じた的確な条件が当業者によって容易に選
択される。
【0030】
【実施例】表1に示された組成の嵩密度0.77±0.
5g/cm3の高密度洗剤を調製し、後述した評価方法
に従って褪色性を調べた。また各配合成分の詳細につい
ても下記に示した。なお、なおアクリル酸系重合体の重
量平均分子量の測定条件は(2)で示した。
【0031】(1)配合成分の詳細 ・LAS:炭素数が12の直鎖1級アルキルを有するア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩・AS:ドデシ
ルアルコール硫酸エステルナトリウム塩 ・FA:パルミチン酸ナトリウム塩 ・AE:ポリオキシエチレンドデシルエーテル(グリフ
ィン法によるHLB値が12.1のもの) ・AA/MAコポリマー55:重量平均分子量5500
0、アクリル酸/マレイン酸のモル比=70/30のア
クリル酸−マレイン酸共重合体 ・AA/MAコポリマー10:重量平均分子量1000
0、アクリル酸/マレイン酸のモル比=50/50のア
クリル酸−マレイン酸共重合体 ・AA/MAコポリマー100:重量平均分子量100
000、アクリル酸/マレイン酸のモル比=70/30
のアクリル酸−マレイン酸共重合体 ・c−1:Tinosorb FR(チバスペシャリテ
ィ・ケミカルズ(株)製) ・c−2:Tinosorb FD(チバスペシャリテ
ィ・ケミカルズ(株)製) ・c−3:Blankphor HRS(バイエル社
製) なお、c−1〜c−3の10mg/Lの水/エタノ−ル
〔50/50(v/v)〕溶液の吸光度を測定した。測
定機器は、島津社製分光光度計UV−2500PC、2
50〜600nmをスキャン)結果、いずれも280n
m〜400nmに極大値を有しており、これら波長領域
において蛍光染料の吸収があることが確認された。 ・結晶性珪酸塩:組成 M2O・1.8SiO2・0.0
2M’O(ここで、M:Na,K、K/Na=0.0
3、M’=Ca,Mg、Mg/Ca=0.01)、一次
粒子径10〜30μm ・結晶性アルミノ珪酸塩:A型ゼオライト、組成 Na
2O・Al23・2SiO2・2H2O、一次粒子径1〜
3μm ・共通成分:PEG(重量平均分子量13,000のポ
リエチレングリコール)1重量%と、酵素〔サビナーゼ
12.0TV(プロテアーゼ、ノボノルディスク社
製)、リポラーゼ100T(リパーゼ、ノボノルディス
ク社製)、KAC500(セルラーゼ、花王株式会社
製)、ターマミル601(アミラーゼ、ノボノルディス
ク社製)を2:1:1:1(重量比)で混合したもの〕
1重量%と、芒硝であり、芒硝で全体の量が100%に
なるように調整した。
【0032】(2)アクリル酸系重合体の重量平均分子
量の測定 <測定条件>高速液体クロマトグラフィ−を用いて以下
の条件で測定して算出した。 カラム;東ソー(株)TSK一GEL SAX 移動相;水/アセトニトリル=97/3 0.05M燐酸二水素ナトリウム二水和物 0.03M過塩素酸ナトリウム(無水)燐酸でpH2.
5迄中和 <分子量の測定法>重量平均分子量は、ゲルパーミェー
ションクロマトグラフィーを用いて以下の条件で測定
し、ボリエチレングリコールの較正曲線を用いて換算し
た。 カラム;東ソー(株)G400PWXL十G2500P
WXL 移動相;0.2M燐酸緩衝液/アセトニトリル=90/
10。
【0033】(3)褪色性評価 <処理方法>ベネトン社製婦人用Tシャツ(青色 型番
3C78E1394)5枚(700g)を表1の洗剤組
成物を用いて洗濯機で洗浄した(松下製全自動洗濯機N
A−F60K2、洗剤濃度0.0667重量%、水道水
43L使用、水温20℃、12分間洗浄→ためすすぎ2
回)。洗濯後、脱水し、日に良くあたる場所に3時間、
吊るし乾燥させた。この操作を10回繰り返した。本実
験を行った日の累積の日射量は58MJ/m2であっ
た。
【0034】<褪色性の評価方法>10回処理後の衣料
を10人のパネラー(20代女性5人、30代男性5
人)により下記の基準で判定し、平均点を求めた。結果
を表1に示す。 ほとんど褪色が見られない……0 やや褪色が見られるが気にならない程度である……1 褪色が見られる……2 顕著に褪色が見られる……3
【0035】
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)界面活性剤5〜90重量%、
    (b)重量平均分子量が1.5〜8万のアクリル酸系重
    合体1〜10重量%及び(c)280乃至400nmの
    波長領域の放射線を吸収する下記一般式(i)で示され
    る蛍光増白剤0.01〜2重量%を含有する洗剤組成
    物。 【化1】 〔式中、R1、R2、R3及びR4は、互いに独立的に、水
    素原子(但しR1〜R4すべてが水素原子の場合を除
    く)、炭素数が1から4のアルキル基(以下C1−C4
    ルキル基とする)、炭素数1から4のヒドロキシアルキ
    ル基(以下C1−C4ヒドロキシアルキル基とする)、−
    5−N(R6)(R7)、フェニル基又は−Ph(R 8)(R9)
    (ここでPhはフェニレン基)であり、R5は炭素数1
    から4のアルキレン基であり、R6とR7は、互いに独立
    的に、水素原子、C1−C4アルキル基、C 1−C4ヒドロ
    キシアルキル基であり、R8とR9は互いに独立的に、水
    素原子、−COOR10(ここでR10はC1−C4アルキル
    基)、−COOC25、−CON(R 10)2、−N(R6)
    (R7)、−SO3Mであり、MはK又はNaである。〕
  2. 【請求項2】 さらに(d)成分として結晶性珪酸塩1
    〜10重量%を合有する請求項1記載の洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 (b)成分のアクリル酸系重合体が、ア
    クリル酸とマレイン酸の共重合体であり、アクリル酸と
    マレイン酸のモル比がアクリル酸/マレイン酸=40/
    60〜80/20である請求項1又は2記載の洗剤組成
    物。
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