JP2001341893A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2001341893A JP2001341893A JP2000161881A JP2000161881A JP2001341893A JP 2001341893 A JP2001341893 A JP 2001341893A JP 2000161881 A JP2000161881 A JP 2000161881A JP 2000161881 A JP2000161881 A JP 2000161881A JP 2001341893 A JP2001341893 A JP 2001341893A
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Abstract
コストを抑えることができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る画像形成装置1の代表的な
構成は、シートを給送する給送部と、シートに画像を記
録する画像形成部と、シートの有無を検知する検知手段
とを有し、前記給送部は、シートを給送する給送ローラ
25と、給送ローラ25にシートを付勢する中板39とを有
し、前記検知手段は、給送ローラ25と中板39の接する位
置よりも積載されたシート先端側でシートの有無を検知
することを特徴とする。
Description
機等の画像形成装置に関するものである。
た連続給送可能な手差し給送部の概略断面図、図13は
手差し給送部の駆動展開図である。
送ローラ103及びピックアップローラ102に駆動を伝達す
る伝達経路と、分離ローラ104に駆動を伝達する伝達経
路を有している。給送ローラ軸112には搬送方向と逆方
向の回転を規制するワンウェイクラッチ110が設けられ
ている。
は、シートをシート搬送方向(矢印X方向)に搬送するよ
うに回転するが、分離ローラ104は、分離ローラ軸113に
トルクリミッタ111を介して軸支され、シートを積載板1
01に戻すように回転する。
1枚のみ送り出され、給送ローラ103と分離ローラ104の
ニップに挟持された場合には、分離ローラ104は給送ロ
ーラ103の回転に連動して回転する。また、給送ローラ1
03と分離ローラ104のニップに複数枚のシートが搬送さ
れた場合には、分離ローラ104はトルクリミッタ111が作
用して逆方向に回転し、最上位の1枚だけを残してその
他のシートを積載板101に戻すように構成されている。
載されたシートを1枚ずつ給送ローラ103に送り出し、
送り出したシートが給送ローラ103と分離ローラ104のニ
ップに達した後、ピックアップソレノイド106の動作に
よりシート表面から退避する。これは、ニップに送り出
されたシートが積載板に戻る動作を阻害しないためであ
る。
持板114により給送ローラ軸112の周囲に回転可能に支持
されており、ピックアップソレノイド106に連動するピ
ックアップレバー108がピックアップ支持板114を押し上
げているか否かで、ピックアップローラ102をシートS
表面に対する圧接及び退避が切り換わる。
106によりピックアップローラ102が退避し、ユーザがシ
ート束を本給送部にセットする際に、ピックアップロー
ラ102がそのセット操作を阻害しないよう構成されてい
る。
上ガイド120、下ガイド121によって構成されたシートパ
スによってシートは搬送される。
4によって1枚に分離されたシートがシート搬送方向下
流側の引抜きローラ105のニップに引き渡されると、シ
ートの後端が給送ローラ103と分離ローラ104ニップを抜
けるまでに給送モータM1の駆動を図示しない制御手段
で停止させる。
駆動方向と逆方向には回転しないステッピングモータ等
が用いられている。給送モータM1の駆動を停止させる
のは、後続しているシートの先端が給送ローラ103と分
離ローラ104のニップの直前まで搬送されている場合、
先行しているシートにつられて後続しているシートが搬
送されるのを防止するためである。
端がニップを抜けるまで給送ローラ103がシートに連れ
回ることができるようにワンウェイクラッチ110が設け
られている。
に、ユーザの誤操作によってシート束がニップにまで到
達することがないよう、そしてユーザのセットミスによ
るピックアップ不良が発生しないよう、ユーザにセット
感を与えるためのシャッター109が設けられており、シ
ャッター109はシャッターソレノイド107によって装置が
非動作時はシート束を突き当てるよう位置し、給送動作
時には退避できるように構成されている。
るために、シート検知センサ115を設けている。シート
検知センサ115は、シート検知フラグ116とシート検知フ
ラグ116を戻すためのバネ117とフォトセンサ118からな
り、回動中心119を中心にシート検知フラグ116が回動し
て検知する。
来のような画像形成装置は、手差し給送部において、シ
ートが積載されているかどうかを判断するセンサが検知
ポイントと離れたところに回動中心を持っていたため検
知ポイントでの単位あたりの回動が小さく検知精度にば
らつきが出る。
トが高くなる。またシート検知フラグが戻り不良を起こ
してシートなし時の停止位置が不安定となり検知精度に
ばらつきが出るという問題点があった。
検知し、コストを抑えることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
に本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、シート
を給送する給送部と、シートに画像を記録する画像形成
部と、シートの有無を検知する検知手段とを有し、前記
給送部は、シートを給送する給送ローラと、該給送ロー
ラにシートを付勢する中板とを有し、前記検知手段は、
前記給送ローラと中板の接する位置よりも積載されたシ
ート先端側でシートの有無を検知することを特徴とす
る。
形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図1は本実施形態に係る画像形成装置の構成図、図
2は給送部及び画像形成部の断面図、図3は給送部の駆
動展開図(平面図)、図4は給送部を本体から開いた図、
図5は制御用ソレノイド周辺の断面図、図6は給送部に
よる給送動作の説明図、図7は給送部による給送動作の
説明図、図8は給送部による給送動作のフローチャー
ト、図9は給送部及び画像形成部の断面図、図10は検知
手段の説明図、図11は検知手段の説明図である。
写機本体2、原稿台3、原稿送り装置4から構成され
る。
り装置4により原稿台3の所定の位置に搬送された原稿
は、原稿台3を透して読取部5で読み取られ、そのデー
タをもとに、書き込みレーザー部6がレーザー光を出
し、感光ドラム7に走査する。
8、シートカセット19、20に積載されたシートを画像形
成部に給送するデッキ給送部21、22、カセット給送部2
3、24と、給送トレイ43から連続して種々の材質、種々
のサイズのシートを画像形成部に給送する給送部(以
下、マルチ給送部と称する)を設けている。
ム7の表面に均一な帯電を施すための帯電器8と、帯電
器8により帯電された感光ドラム7の表面に前記光学系
から照射される光像により形成された静電潜像を現像し
て、シートSに転写すべきトナー像を形成するための現
像器9と、感光ドラム7の表面に現像されたトナー像を
シートSに転写するための転写帯電器10と、感光ドラム
7からトナー像が転写されたシートSを分離するための
分離帯電器11と、トナー像を転写した後、感光ドラム7
に残留したトナーを除去するためのクリーナ16とを備え
ている。
れたシートSを搬送するための搬送部12と、搬送部12に
より搬送されるシートS上の像を永久画像として定着す
るための定着器13が設けられている。
を複写機本体2から排出するための排出ローラ14が設け
られており、さらに、複写機本体2の外側には排出ロー
ラ14で排出されたシートSを受け取るための排出トレイ
15が設けられている。
ローラ25、分離ローラ27、引抜きローラ29a、29b、中
板39、マルチ給送トレイ43を有している。マルチ給送ト
レイ43は、シート束を積載支持し、搬送方向先端に中板
39が設けられている。
36に対して、支点部39a、39bを支点として揺動自在に
設けられており、加圧離間手段である加圧バネ41a、41
bによって給送ローラ25に加圧する方向のモーメントが
付勢されているが、給送手段である給送ローラ25に対し
て支持しているシートを圧接(破線の状態)及び、圧接解
除(実線の状態)させるようになっている。
当接部にはシートSの重送を防止するとともに、中板39
の給送ローラ25への押圧時の衝撃を緩衝するためのフェ
ルト40が設けられている。
26に固定されており、支持軸26は回転自在にマルチ前側
板35、及びマルチ後側板36に軸支されている。マルチ後
側板36と支持軸26の間にはワンウェイクラッチ51が設け
られている。
である給送駆動ギア37が固定されている。給送駆動ギア
37の対向噛合位置には、給送駆動ギア37と噛合可能であ
り2個所の切欠部46a、46b(図6参照)を有する駆動伝
達手段である制御ギア46が設けられている。
マルチ後側板36に設けられた穴36aを貫通してカム46c
の対向当接位置まで延出した加圧離間手段であるカムフ
ォロア39cと当接し、中板39の揺動を規制している。ま
た、制御ギア46は、駆動軸49に固定され、駆動軸49はソ
レノイド用突起52を有する欠歯ギア53を回転可能に軸支
している。
制御用ソレノイド38と係合している間、駆動軸49は、カ
ム46cからA方向に回転するように力を受けている。給
送駆動ギア37の対向歯合位置には制御ギア46の切欠部46
aが位置し、かつ、欠歯ギア53の切り欠き部53aの対向
位置に第一中継ギア54が位置するようにソレノイド用突
起52等が位相合せされている。
でソレノイド用突起52との係合部がはずれ、駆動軸49が
回転し、第一中継ギア54と欠歯ギア53が係合する。第一
中継ギア54は第二中継ギア55と一体で回転するように構
成されている。第二中継ギア55は、第三中継ギア56と係
合している。
は、搬送手段である引抜きローラ29a、29bが設けられ
ている。引抜き駆動ローラ29aは、駆動軸33に回転可能
に軸支されている。駆動軸33は、マルチ前側板35、マル
チ後側板36に回転自在に軸支されており、マルチ後側板
36側の後端部にモータ58から電磁クラッチ59、本体側カ
ップリング60を介して駆動力を受けるカップリング57を
有している。
は回動中心62を中心にシートパスの片方のガイド63と共
に回転可能で、本体にセットされされた状態で、本体側
カップリング60とカップリング57が係合し、引抜き駆動
ローラ29aに駆動が伝達される。
によって引抜き駆動ローラ29aに加圧されている。
ギア32が固定されており、ギア31を介して分離ローラ駆
動軸28に駆動が伝達されるように構成されている。分離
ローラ駆動軸28はシートをマルチ給送トレイ43に戻す方
向に回転するようにギア31、32が選択されている。
クを発生するトルクリミッタ34を介在させて分離ローラ
27を回動自在に軸支している。
バネ42a、42bによって給送ローラ25に所定のリタード
圧で圧接するように構成されている。
a、42bは、給送ローラ25と分離ローラ27によって形成
されるニップ内にシートが1枚のみ存在する状態、また
はシートが無い状態では分離ローラ27が摩擦力により給
送ローラ25に追従するように(給送ローラ25が停止して
いる時は停止するように)トルク値、リタード圧が選択
されている。またニップ内にシートが2枚以上存在する
場合は、分離ローラ27が逆転し、戻し力を発生するよう
にトルク値、リタード圧が選択されている。
ザがシートをマルチ給送トレイ43にセットする際の突き
当て部となる突き当て板45が固定されている。突き当て
板45の先端にはシートの先端を給送ローラ25と分離ロー
ラ27によって形成されるニップへ案内するためのポリエ
チレンシートやSUS材等の薄板で形成した案内ガイド
44が設けられている。これにより、シートの先端が分離
ローラ27に突き当たって、シートの先端が捲れたり折れ
たりする事を防止している。
図10及び図11に示すように、検知手段は、シート検
知フラグ75、回動中心76、逃げ穴77、フォトセンサ78か
ら構成され、給送ローラ25と中板39の接する位置よりも
積載されたシート先端側でマルチ給送トレイ43上のシー
トの有無を検知する。
によって回動中心76を中心に回動し、回動中心76よりも
中板39側の搬送方向下流側には回動中心76近傍よりも肉
厚とした厚肉部75aを設け、回動中心76よりも中板39側
の搬送方向上流側の部分に穴75bを設けている。
ート検知フラグ75の重心が回動中心76よりも中板39側の
搬送方向下流側に位置することとなり、シート検知フラ
グ75はC方向と反対方向に回動して戻ることを防止して
いる。
向、G方向に伸びた構成でなく、厚肉の厚肉部75aとし
たことにより搬送のためのガイドなどと干渉することな
く位置Bに安定させることが出来る。また穴75bを設け
て右下方を軽くしたことにより、切り欠き等に給送中の
シートが引っ掛かることを防止することができる。
板39と給送ローラ25とが接触するところと先端との間の
ピックアップ可能領域Dの略垂直方向に位置する。
ート検知フラグ75の回動領域であり、端部39dとシート
検知フラグ75が接することでシート検知フラグ75のC方
向の回転を規制するストッパーも兼ねている。
よる遮断によりONOFFを切り替える。
る。一つはシートがないときの状態で端部39dと当接し
ている状態(位置B、センサON)。一つはシートがある
ことを検知してはいないがシート検知は少し回動してい
る状態(位置C、センサON)。もう一つはシート検知フ
ラグ75が回動してフォトセンサ78の遮断を解除し、フォ
トセンサ78がシートありを判断する状態(位置E、セン
サOFF)である。
ので、シートありであればピックアップ可能になる。
域Dの略垂直方向にあるため、シート積載場所における
領域D内の単位長さ当たりに対するシート検知フラグ75
の回動が大きくなるためセンシティブでなく安定してシ
ートの有無を検知できる。
心までの距離Hは搬送する用シートの最小幅の2分の1
よりも小さくなっているので小さいシートから大きいシ
ートまで検知出来る。
の片方のガイド63が右扉68として一体で回動中心62を中
心に回動する時の動作について説明する。
透明(又は半透明)であり、引抜き従動ローラ29b、バネ
30a、30bを設けている。引抜き上ガイド64は、加圧ポ
イント67の反対側に設けられた回動中心64aを中心に回
動可能に支持されている。引抜き上ガイド64の本体側に
はガイド加圧部材65が設けられている。
材65は、ガイド加圧バネ66により引抜き上ガイド64の加
圧ポイント67を略下方に押し下げ、引抜き従動ローラ29
bを引抜き駆動ローラ29aに加圧している。
(図3参照)と当接してB方向に回転し、解除軸70を介し
て分離アーム押部材73が分離アーム72から離れ、分離ロ
ーラ27がバネ42a、42bにより給送ローラ25に押圧され
る。
ド加圧部材65と加圧ポイント67が離れ、引抜き上ガイド
64は64aを中心に回動して引抜き従動ローラ29bと引抜
き駆動ローラ29aの加圧が抜ける。
アーム69は解除バネ71によりA方向に回動する。そし
て、分離アーム押部材73は解除軸70を介して回動し、分
離アーム72を押し下げ、給送ローラ25が分離ローラ27か
ら離れる。
まった場合、右扉68を開くとシートをマルチ給送トレイ
43側からも、引抜き上ガイド64側からもとれ、引抜き上
ガイド64が透明(または半透明)に形成されているためシ
ートの視認性もよい。
を行う。
態で、不図示のスタートボタンが押されると、モータ58
が回転を開始し(Step1:図8参照)、CPUからは
電磁クラツチ59のONの信号が発信される(Step
2:図8参照)。
ートを搬送する方向に回転を開始するとともに、分離ロ
ーラ駆動軸28がシートを搬送する方向と逆方向に回転
し、分離ローラ27には、トルクリミッタ34によって発生
されるトルクによって、所定の戻し力が発生する。しか
し、分離ローラ27はワンウェイクラッチ51の作用によっ
て逆転方向の回転が規制されている給送ローラ25との間
の摩擦力によって静止している。
フォロア39cに当接し、初期状態においては中板39を加
圧バネ41a、41bに抗して離間するように、カム形状、
及び切欠部46aとの位相角が選択されている。このた
め、ユーザがシート束をセットするロには、中板39は給
送ローラ25への押圧を解除され、離間しており、容易に
突き当て板45に当接するまでシート束をセットすること
が可能となっている。(図6(a)及び図7(a)参照)。
制御用ソレノイド38をONさせる(Step3:図8参
照)。このとき第三中継ギア56は回転しているので、第
二中継ギア55第一中継ギア54を介して制御ギア46の1回
転制御を開始させる。
53の作用により、制御ギア46がシートを搬送する方向に
回転を開始し、カム46cが中板離間位置から中板加圧位
置θ1へと回転する。そしてカム46cとカムフォロア39
cが離間して、加圧バネ41a、41bにより中板39が給送
ローラ25に押圧される。これによって、給送トレイ43に
積載されたシート束の最上部のシートSが給送ローラ25
に圧接される(図6(b)及び図7(b)参照)。
回転すると、次に制御ギア46に設けられた第1ギア部46
dが給送駆動ギア37に噛合し、給送駆動ギア37は所定角
度A°だけ回転する。この回転に従って、給送ローラ25
はA°回転し、シート束の最上部のシートSは所定量L
1だけ送り出される(以降、ここまでの給送動作をプレ
給送動作と称する)(図6(c)及び図7(c)参照)。なお
このプレ給送動作による送り量L1は、給送ローラ25の
外径をDとすると、L1=A°×π×D/360°で与
えられる。
は突き当て板45から給送ローラ25と分離ローラ27によっ
て形成されるニップまでの距離La長く、かつニップ位
置から引抜きローラ29a、29bまでの距離Lbよりも短
くなるように第1ギア46dの歯数が選択されている。
転速度は給送ローラ25によるシート送り速度が引抜きロ
ーラ29a、29bや、レジストローラ対47による送り速度
と同等になるように、給送モータM1の回転速度や各ギ
アの歯数、ローラ径等が選択されている。
駆動ギア37の対向噛合位置に第2切欠部46bが到達する
と(図6(d)及び図7(d)参照)、給送駆動ギア37には駆
動が伝達されなくなり、給送ローラ25は一旦、回転を停
止する。
るので、シートSの給送開始時の位置がどこであろうと
プレ給送動作によってL1だけ給送されたシートSの先
端をニップから引抜きローラ29a、29bの間で確実に一
旦停止させる事ができる。
し、カム46cが中板離間位置へ戻ると、カム46cとカム
フォロア39cが当接して、中板39は給送ローラ25に対す
る押圧を解除される(図6(e)及び図7(e)参照)。
持しているので、分離ローラ駆動軸28は、シートを搬送
する方向の逆方向に継続して回転しており、かつ圧接解
除によって、重送したシートが拘束力を解放される。
動作にて発生した重送したシートが給送ローラ25と分離
ローラ27のニップ内に残存しなくなるまで、戻し方向に
回転を開始し、確実に重送を防止することができる。
り、プレ給送から再給送にかけての一連の動作タイミン
グを常時一定とすることができる。このため、シート搬
送の安定性を高めることができる。また、中板39に支持
されているシートの圧接解除時にシートSは停止してい
るため、シートSの先端位置を高精度で制御できる。給
送ローラ25と分離ローラ27のニップ位置から引抜きロー
ラ29a、29bまでの距離を短縮でき、装置の小型化が実
現できる。
止時間はプレ給送で送られた重送した送り量L1のシー
トSを中板39上に確実に戻すための分離動作時間として
設定している。
ギア46の第2ギア部46eと給送駆動ギア37が噛合する
(図6(f)及び図7(f)参照)。そして、給送駆動ギア37
の回転が再開され、給送駆動ギア37は所定角度B°だけ
回転する。この回転に伴って給送ローラ25によるシート
搬送が再開される(以降、このプレ給送後の給送動作を
再給送と称する)。なお、この時の給送ローラ25による
送り量L2は、L2=B°×π×D/360°となる。
動作によって引抜きローラ29a、29bの手前まで搬送さ
れたシートSの先端を、少なくとも引抜きローラ29a、
29bに確実に受け渡す長さで、かつレジストローラ対47
には到達しない長さになるように、第2ギア部46eの歯
数が選択されている。
し、給送駆動ギア37の対向位置に第1切欠部46aがきた
時に、給送駆動ギア37は駆動力を受けなくなり、制御ギ
ア46は回転を終了し、初期位置で停止し、給送ローラ25
は回転を停止する(図6(g)及び図7(g)参照)。このと
き、引抜きローラ29a、29bの回転が継続しているた
め、シートSはレジストローラ47a、47bまで搬送され
る。
駆動ギア37の対向位置にあるため、給送ローラ25は無負
荷の状態である。そのため、給送ローラ25は引抜きロー
ラ29a、29bによって搬送されているシートSにより、
回転力を受け、シートSの後端が給送ローラ25と分離ロ
ーラ27のニップ間を通過するまで給送ローラ25は連れ回
り(空転)する。
39は給送ローラ25から離間しているので次に給送すべき
シートは引抜かれているシートSから摩擦力は受けない
ので重送しにくいのではあるが、万が一、次のシートが
連れ送りされてしまっても、引抜きローラ29a、29bの
動作中は分離ローラ駆動軸25がシート搬送方向と逆転方
向に回転しており、かつ中板39が給送ローラ25への押圧
を解除され、離間しているので、その時点で分離ローラ
27が逆転を開始して、重送したシートを戻す事ができ、
重送を確実に防止することができる。
フォトインタラプタ等で構成されているシート検知セン
サ48が配設されており、このシート検知センサ48により
シートSの先端を検知する(Step4:図8参照)。そ
して、シート検知センサ48とレジストローラ対47までの
距離に対応した時間を計時するCPUに設けられた図示
しないタイマー手段により、引抜きローラ29a、29bと
レジストローラ47a、47bの間にシートSの斜行送りを
矯正するループを形成し(Step5:図8参照)、電磁
クラッチ59をOFFする(Step6:図8参照)。
は、画像を露光する光学装置等より発せられた画像先端
同期信号により(Step7:図8参照)、レジストクラ
ッチ50、電磁クラッチ59をONにしてレジストローラ47
a、47bを回転させることで、シートSが再び搬送さ
れ、感光ドラム7上に送り込まれてトナー像を転写され
る(Step8:図8参照)。
48を抜けてから(Step9:図8参照)、所定時間T2
(Sec)経過して(Step10:図8参照)、シートS
の後端が確実にレジストローラ47a、47bのニップを通
過してからレジストクラッチ50をOFFさせる(Ste
p11:図8参照)。トナー像を転写されたシートS
は、定着器13により画像が定着されて排出トレイ15に排
出される。
繰り返し(Step12:図8参照)、設定枚数が終了す
ると、電磁クラッチ59をOFFした後に(Step1
3:図8参照)、モータ58を停止し(Step14:図8
参照)、終了する。
知するセンサをピックアップ可能領域内の積載されたシ
ートの略垂直方向に設けることで精度よくシートの有無
を検知することができる。
おいて、検知の回動中心より下側のフラグがシートに当
たるほうは穴があいていて、シートに当たらない方は回
動中心よりも肉が厚くなつているので、コストを抑える
ことができ、シート検知フラグはシートなし時停止位置
に安定して位置することができ、戻り不良などを防止す
ることができる。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 シートを給送する給送部と、 シートに画像を記録する画像形成部と、 シートの有無を検知する検知手段とを有し、 前記給送部は、シートを給送する給送ローラと、該給送
ローラにシートを付勢する中板とを有し、 前記検知手段は、前記給送ローラと中板の接する位置よ
りも積載されたシート先端側でシートの有無を検知する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記検知手段は、回動してシートを検知
する検知フラグを有し、 該検知フラグの回転中心は前記給送ローラと前記中板の
接する位置と積載されたシートの先端との間の垂直方向
に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
装置。 - 【請求項3】 前記検知フラグは前記回転中心よりも中
板側のシートの搬送方向下流側を重心とすることを特徴
とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記検知フラグは前記回転中心よりも中
板側のシートの搬送方向上流側の部分に穴を設けたこと
を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記検知フラグは前記回転中心よりも中
板側のシートの搬送方向下流側の部分を前記回転中心近
傍よりも肉厚とした厚肉部を設けたことを特徴とする請
求項2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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