JP2001341775A - 物品陳列用包装具 - Google Patents

物品陳列用包装具

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JP2001341775A
JP2001341775A JP2000164011A JP2000164011A JP2001341775A JP 2001341775 A JP2001341775 A JP 2001341775A JP 2000164011 A JP2000164011 A JP 2000164011A JP 2000164011 A JP2000164011 A JP 2000164011A JP 2001341775 A JP2001341775 A JP 2001341775A
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bag body
sticking
folded
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Inventor
Nobuo Oyama
伸雄 尾山
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KUWAHARA INSATSU KK
SANPATEI KK
Original Assignee
KUWAHARA INSATSU KK
SANPATEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋体と支持片の位置関係がずれることなく、
しかもステープラーによる打ち込み作業をなくし、作業
の軽減化を図れると共に、袋体として使用できる材質も
幅広く選択できるようにし、消費者にとっても袋体の開
封時に指先などに怪我をすることのない物品陳列用包装
具を提供する。 【解決手段】 袋体1内に商品Wを収容し、袋体1外面
に貼着面Pを有した袋体1の開口1aから支持片2の下
端部2aを差し込んで、この支持片2の下端辺2cの上
下に袋体1外面の貼着面Pが配置するようにすると共
に、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2aを上方に
折り返して、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着さ
せた後、袋体1を下方に垂らし、支持片2の折り返した
部分の上部からこの支持片2を二つ折りにして袋体1に
重ね合わせ、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着さ
せたものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒューズ、端
子、トランジスター、ダイオードなどの電子部品、電
球、豆球、点灯管、テーブルタップなどの電気用品、ネ
ジ、ボルト、ナット、釘などの金物類、指輪、イヤリン
グ、ピアスなどの宝飾品、ビー玉、ビーズ、花火などの
玩具、クリップ、消しゴム、輪ゴムなどの文具類、その
他各種の物品を陳列するための包装具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品陳列用包装具は、図
52に示すように、上方を開口11aとした縦長の長方
形状の袋体11と、ボール紙などの板紙で作成され折り
曲げ可能とした支持片12から構成されている。そし
て、袋体11の開口11aから袋体11内に各種の物品
Wを収容し、図53に示すように、この袋体11の開口
11a寄りの上部を支持片12に重ね合わせ、図54に
示すように、この支持片12を二つ折りにして、その間
に袋体11を挟み込み、手でこれを支持する。さらに、
手で支持したまま、図55に示すように、ステープラー
により打ち込んだステープルSでこの袋体11と支持片
12を固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物品陳列用包装具では、袋体11と支持片12を手で支
持し、ステープルSで固定するまでの間に、袋体11と
支持片12の位置がずれることがあり、ステープルSで
固定した後に、袋体11と支持片12の位置がずれたま
まとなった不良品が出るという課題を有していた。
【0004】さらに、従来の物品陳列用包装具では、上
記のような不良品を出さないようにするため、作業は慎
重とならざるを得なくなり、作業者は大きな負担を強い
られ、時間当たりの生産量も限界に達しているという課
題を有していた。
【0005】また、従来の物品陳列用包装具では、袋体
11と支持片12をステープルSで固定するため、ステ
ープラーによる打ち込み作業は一日当たり千回以上にも
なり、作業者に重労働を課さざるを得ないという課題を
有していた。
【0006】さらにまた、従来の物品陳列用包装具で
は、袋体11と支持片12をステープルSで固定するた
め、袋体11を強い力で引っ張るとステープルSで固定
している部分に集中的に力が加わり、この袋体11がそ
の固定している部分から裂けてしまうので、袋体11と
して使用できる材質が強度性の良いものに限られるとい
う課題を有していた。
【0007】しかも、従来の物品陳列用包装具では、袋
体11内に収容した物品Wを取り出す場合、袋体11を
開封するためにステープルSを外さなければならず、こ
の時にステープルSを指先などに引っ掛けて消費者が怪
我をすることがあるという課題を有していた。
【0008】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するものであり、袋体と支持片の位置関係がずれるこ
となく、しかもステープラーによる打ち込み作業をなく
し、作業の軽減化を図れると共に、袋体として使用でき
る材質も幅広く選択できるようにし、消費者にとっても
袋体の開封時に指先などに怪我をすることのない物品陳
列用包装具を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の物
品陳列用包装具は、袋体1内に物品Wを収容し、袋体1
外面に貼着面Pを有した袋体1の開口1aから支持片2
の下端部2aを差し込んで、この支持片2の下端辺2c
の上下に袋体1外面の貼着面Pが配置するようにすると
共に、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2aを上方
に折り返して、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着
させた後、袋体1を下方に垂らし、支持片2の折り返し
た部分の上部からこの支持片2を二つ折りにして袋体1
に重ね合わせ、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着
させたものとしている。
【0010】そして、この発明の物品陳列用包装具は、
袋体1外面に貼着面Pを有した袋体1の開口1aからこ
の袋体1の両側辺1bの内側に支持片2の下端部2aの
両側辺2bが沿うようにして支持片2の下端部2aを差
し込んで、この支持片2の下端辺2cの上下に袋体1外
面の貼着面Pが配置するようにすると共に、袋体1の開
口1aから袋体1内に物品Wを収容し、この袋体1に差
し込んだ支持片2の下端部2aを上方に折り返して、袋
体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着させた後、袋体1
を下方に垂らし、支持片2の折り返した部分の上部から
この支持片2を二つ折りにして袋体1に重ね合わせ、袋
体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着させたものとする
こともできる。
【0011】さらに、この発明の物品陳列用包装具は、
前記貼着面Pを、上下に分離させたものとし、分離させ
たそれぞれの上面に剥離紙Sを貼着したものとしてい
る。
【0012】また、この発明の物品陳列用包装具は、前
記貼着面Pを、上下に連続するように幅広のものとし、
その上面に剥離紙Sを貼着したものとしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の物品陳列用包装
具を実施の形態に基づいて、詳細に説明する。
【0014】図は、この発明の物品陳列用包装具を実施
の形態を示し、図1〜11は第一実施形態を示し、図1
2〜22は第二実施形態を示し、図23〜30は第三実
施形態を示し、図31〜40は第四実施形態を示してい
る。
【0015】先ず、第一実施形態におけるこの発明の物
品陳列用包装具は、図1に示したように、上方を開口1
aとし、外面に貼着面Pを有した縦長の長方形状の袋体
1と、ボール紙などの板紙で作成され折り曲げ可能とし
た支持片2から構成されており、図2〜4に示したよう
に、袋体1の開口1aからこの袋体1の両側辺1bの内
側に支持片2の下端部2aの両側辺2bが沿うようにし
て支持片2の下端部2aを差し込んで、この支持片2の
下端辺2c の上下に袋体1外面の貼着面Pが配置するよ
うにすると共に、この袋体1の開口1aから袋体1内に
各種の物品Wを収容するようにしている。前記貼着面P
は、上下に分離させたものとし、分離させたそれぞれの
上面に剥離紙Sを貼着したものとしている。なお、袋体
1内に各種の物品Wを収容するのは、袋体1の開口1a
から支持片2の下端部2aを差し込む前であってもよ
い。
【0016】そして、この発明の物品陳列用包装具は、
図5〜7に示したように、上の貼着面Pの剥離紙Sを剥
がし、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2aを上方
に折り返して、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着
させた後、袋体1を下方に垂らし、図8に示したよう
に、下の貼着面Pの剥離紙Sを剥がし、図9〜11に示
したように、支持片2の折り返した部分の上部からこの
支持片2を二つ折りにして袋体1に重ね合わせ、袋体1
外面の貼着面Pに支持片2を貼着させたものとしてい
る。
【0017】次に、第二実施形態におけるこの発明の物
品陳列用包装具は、図12に示したように、上方を開口
1aとし、外面に貼着面Pを有した縦長の長方形状の袋
体1と、ボール紙などの板紙で作成され折り曲げ可能と
した支持片2から構成されており、図13〜15に示し
たように、袋体1の開口1aからこの袋体1の両側辺1
bの内側に支持片2の下端部2aの両側辺2bが沿うよ
うにして支持片2の下端部2aを差し込んで、この支持
片2の下端辺2cの上下に袋体1外面の貼着面Pが配置
するようにすると共に、この袋体1の開口1aから袋体
1内に各種の物品Wを収容するようにしている。前記貼
着面Pは、第一実施形態のように上下に分離させたもの
とはしておらず、上下に連続するように幅広のものと
し、その上面に剥離紙Sを貼着したものとしている。な
お、この第二実施形態においても、袋体1内に各種の物
品Wを収容するのは、袋体1の開口1aから支持片2の
下端部2aを差し込む前であってもよい。
【0018】そして、この発明の物品陳列用包装具は、
図16〜18に示したように、貼着面Pの上半分の剥離
紙Sを剥がし、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2
aを上方に折り返して、袋体1外面の貼着面Pに支持片
2を貼着させた後、袋体1を下方に垂らし、図19に示
したように、貼着面Pの下半分の剥離紙Sを剥がし、図
20〜22に示したように、支持片2の折り返した部分
の上部からこの支持片2を二つ折りにして袋体1に重ね
合わせ、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着させた
ものとしている。
【0019】さらに、第三実施形態におけるこの発明の
物品陳列用包装具は、図23に示したように、上方を開
口1aとし、外面に貼着面Pを有した縦長の長方形状の
袋体1と、ボール紙などの板紙で作成され折り曲げ可能
とした支持片2から構成されており、図24に示したよ
うに、袋体1の開口1aから袋体1内に物品Wを収容
し、この袋体1の両側辺1bの内側に支持片2の下端部
2aの両側辺2bが沿うようにして支持片2の下端部2
aを差し込んで、この支持片2の下端辺2cの上下に袋
体1外面の貼着面Pが配置するようにしている。前記貼
着面Pは、第一実施形態のように上下に分離させたもの
とし、分離させたそれぞれの上面に剥離紙Sを貼着した
ものとしている。なお、袋体1内に各種の物品Wを収容
するのは、袋体1の開口1aから支持片2の下端部2a
を差し込んだ後であってもよい。
【0020】そして、この発明の物品陳列用包装具は、
図25、26に示したように、上の貼着面Pの剥離紙S
を剥がし、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2aを
上方に折り返して、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を
貼着させた後、袋体1を下方に垂らし、図27に示した
ように、下の貼着面Pの剥離紙Sを剥がし、図28に示
したように、支持片2の折り返した部分の上部からこの
支持片2を二つ折りにして支持片2の第一延長部2dを
袋体1に重ね合わせ、袋体1外面の貼着面Pに支持片2
を貼着させたものとしている。さらに、図29、30に
示したように、支持片2の第二延長部2eを折り返し
て、支持片2で袋体1を囲むようにし、その支持片2の
第二延長部2eの先端辺2fを、支持片2の下端部2a
の折返し部3に差し込んで、この折り返した第二延長部
2eが元に戻って垂れないようにしている。
【0021】また、第四実施形態におけるこの発明の物
品陳列用包装具は、図31に示したように、上方を開口
1aとし、外面に貼着面Pを有した縦長の長方形状の袋
体1と、ボール紙などの板紙で作成され折り曲げ可能と
した支持片2と、さらに前記袋体1内に収容可能として
おり、同様に上方を開口4aとした縦長の長方形状の小
袋体4から構成されており、図32、33に示したよう
に、小袋体4の開口4aから袋体4内に物品Wを収容
し、この袋体4を袋体1内に収容している。そして、図
34、35に示したように、小袋体4の開口4aにこの
小袋体4の両側辺4bの内側に、支持片2の二つ割れに
した下端部2a1 、2a2 の何れか一方の両側辺2bが
沿うようにして支持片2の下端部2a1 、2a2 の何れ
か一方を差し込むと共に、袋体1の開口1aからこの袋
体1の両側辺1bの内側に、支持片2の下端部2a1
2a2 の外方の側辺2bが沿うようにして、支持片2の
下端部2a1 、2a2 を差し込んで、これら支持片2の
下端辺2c1 、2c2 の上下に袋体1外面の貼着面Pが
配置するようにすると共に、この袋体1の開口1aから
袋体1内に各種の物品Wを収容するようにしている。前
記貼着面Pは、支持片2の下端辺2c1 、2c2 の上下
に連続するように幅広のものとし、その上面に剥離紙S
を貼着したものとしている。なお、この第四実施形態に
おいても、袋体1内に各種の物品Wを収容するのは、袋
体1の開口1aから支持片2の下端部2a1 、2a2
差し込む前であってもよい。さらに、前記小袋体4の外
面には、袋体1内に収容したとき、この袋体1に貼着し
ておくための貼着面Qを有したものとしてもよい。
【0022】そして、この発明の物品陳列用包装具は、
図36、37に示したように、貼着面Pの上半分の剥離
紙Sを剥がし、袋体1に差し込んだ支持片2の下端部2
1、2a2 を上方に折り返して、袋体1外面の貼着面
Pに支持片2を貼着させた後、袋体1を下方に垂らし、
図38に示したように、貼着面Pの下半分の剥離紙Sを
剥がし、図39、40に示したように、支持片2の折り
返した部分の上部からこの支持片2を二つ折りにして袋
体1に重ね合わせ、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を
貼着させたものとしている。
【0023】この発明の物品陳列用包装具において、袋
体1の材質は、合成樹脂フィルムや合成樹脂シートが一
般的に用いられるが、薄紙などとしてもよくこれらに限
定されることはない。さらに、袋体1の形態は、上方を
開口1aとしたものであれば、長方形、正方形など特に
限定されることなく、また襠部を有するようなものであ
ってもよい。なお、袋体1は、袋体1に差し込んだ支持
片2の下端部2aを上方に折り返すことにより、この下
端部2a全体で支持されているので、袋体1を強い力で
引っ張っても、集中的に力が加わることなく、この袋体
1が裂けてしまうようなことはない。したがって、袋体
1の材質として、従来は塩化ビニールのような強度性の
良いものしか使用できなかったが、ポリエチレンのよう
な強度性の多少劣るものでも使用できるようになった。
また、袋体1は、従来と同じ材質であってもより薄いも
のが使用できるので、生産コストの低減を図れるものと
なる。
【0024】この発明の物品陳列用包装具において、袋
体1外面の貼着面Pは、前記したように上下に分離させ
たものとし、分離させたそれぞれの上面に剥離紙Sを貼
着したものとすると、支持片2を貼着させる場合の操作
がし易いものとなり、また上下に連続するように幅広の
ものとし、その上面に剥離紙Sを貼着したものとする
と、簡単な構造となる。なお、袋体1外面の貼着面Pを
上下に分離させたものとした場合には、前記実施の形態
では、分離させたそれぞれの上面に別々に二枚の剥離紙
Sを貼着したものとしたが、分離させたそれぞれの上面
に渡って一枚の剥離紙Sを貼着したものとしてもよい。
【0025】この発明の物品陳列用包装具において、支
持片2の材質は、ボール紙などの板紙が一般的に用いら
れるが、合成樹脂板としてもよく、特に限定されること
はない。また、支持片2の形態も、特に限定されること
はないが、第三実施形態のように、支持片2に第一延長
部2dや第二延長部2eを設けたものとすれば、支持片
2の表面積が非常に広くなり、また第四実施形態のよう
に、二つ折りにしたとき、支持片2の一方の下端を、も
う一方の下端より下方になるようにすれば、下方になっ
た側の支持片2の表面積が広くなり、物品説明などを詳
細に記載することができると共に、袋体1の当片となる
ので、物品Wを袋体1に安定した状態で収容しておけ
る。
【0026】さらに、この発明の物品陳列用包装具にお
いて、袋体1の開口1aに差し込む支持片2の下端部2
aの下端辺2cを、この開口1aより窄めたものとする
のが、袋体1の開口1aに支持片2の下端部2aが差し
込み易くなり好ましい。また、支持片2を上方に折り返
す部分や支持片2を二つ折りにする部分には、あらかじ
め折目線5…を設けておけば、これら折目線5…に沿っ
て折り曲げれば、折り曲げ易く作業性の良いものとなり
好ましい。さらにまた、二つ折りにした支持片2の上部
には、店頭などで陳列しておく際に、フックなどに引っ
掛けておくためのフック孔6を設けたものとしておくこ
とができる。
【0027】以上のように構成されたこの発明の物品陳
列用包装具は、店頭などで陳列しておく際には、図41
に示したように、二つ折りにした支持片2の上部にフッ
ク孔6を設けたものでは、このフック孔6を陳列台など
に突設したフックFなどに引っ掛ければよい。なお、二
つ折りにした支持片2の上部にフック孔6を設けていな
い場合には、任意の係止具(図示せず)をこの支持片2
の上部に取り付け、この係止具によって陳列台などに突
設したフックFなどに引っ掛けておけばよい。
【0028】また、第一〜四実施形態におけるこの発明
の物品陳列用包装具は、図42、46、49に示したよ
うに、袋体1外面の貼着面Pに支持片2を貼着させた状
態において、この貼着面Pの上方に配置するようにミシ
ン目などの破断線7を支持片2に入れておくことができ
る。このようにすれば、この発明の物品陳列用包装具
は、前記破断線7から支持片2を破断して、その破断し
た部分を上方に引っ繰り返せば、図43、44、47、
50に示したように、袋体1の開口1aが上に向くの
で、この袋体1の開口1aから袋体1内の物品Wを簡単
に取り出すことができるものとなる。この場合、袋体1
内に収容した物品Wの一部のみを使用するときは、袋体
1の開口1aからその物品Wを取り出し、上方に引っ繰
り返した部分を元に戻せば、図45、48、51に示し
たように、残りの物品Wを袋体1内に収容したまま保管
しておくことができる。
【0029】
【発明の効果】この発明の物品陳列用包装具は、以上に
述べたように構成されているので、袋体と支持片の位置
関係がずれることなく、しかもステープラーによる打ち
込み作業をなくしたので、作業の軽減化を図れると共
に、袋体として使用できる材質も幅広く選択できるよう
になった。したがって、この発明の物品陳列用包装具
は、効率良く生産できるものとなると共に、生産コスト
の低減も図れるものとなった。また、この発明の物品陳
列用包装具は、消費者にとっても袋体の開封時に指先な
どに怪我をすることのないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の物品陳列用包装具の第一実施形態を
構成する袋体と支持片の斜視図である。
【図2】図1に示した袋体の開口に支持片の下端部を差
し込んだ状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示した状態の要部断面図である。
【図4】図2に示した袋体内に物品を収容する状態を示
す斜視図である。
【図5】図4に示した袋体の上の剥離紙を剥がす状態を
示す斜視図である。
【図6】図5に示した支持片の下端部を上方に折り返し
た状態を示す斜視図である。
【図7】図6に示した状態の要部断面図である。
【図8】図6に示した袋体の下の剥離紙を剥がす状態を
示す斜視図である。
【図9】図8に示した袋体の貼着面に支持片を貼着させ
た状態を示す斜視図である。
【図10】図9に示したこの発明の物品陳列用包装具の
裏返した状態を示す斜視図である。
【図11】図10に示した状態の要部断面図である。
【図12】この発明の物品陳列用包装具の第二実施形態
を構成する袋体と支持片の斜視図である。
【図13】図12に示した袋体の開口に支持片の下端部
を差し込んだ状態を示す斜視図である。
【図14】図13に示した状態の要部断面図である。
【図15】図13に示した袋体内に物品を収容する状態
を示す斜視図である。
【図16】図15に示した袋体の剥離紙の上半分を剥が
す状態を示す斜視図である。
【図17】図16に示した支持片の下端部を上方に折り
返した状態を示す斜視図である。
【図18】図17に示した状態の要部断面図である。
【図19】図17に示した袋体の剥離紙の下半分を剥が
す状態を示す斜視図である。
【図20】図19に示した袋体の貼着面に支持片を貼着
させた状態を示す斜視図である。
【図21】図20に示したこの発明の物品陳列用包装具
の裏返した状態を示す斜視図である。
【図22】図21に示した状態の要部断面図である。
【図23】この発明の物品陳列用包装具の第三実施形態
を構成する袋体と支持片の斜視図である。
【図24】図23に示した袋体の開口に支持片の下端部
を差し込んだ状態を示す斜視図である。
【図25】図24に示した袋体の上の剥離紙を剥がす状
態を示す斜視図である。
【図26】図25に示した支持片の下端部を上方に折り
返した状態を示す斜視図である。
【図27】図26に示した袋体の下の剥離紙を剥がす状
態を示す斜視図である。
【図28】図27に示した袋体の貼着面に支持片を貼着
させた状態を示す斜視図である。
【図29】図28に示したこの発明の物品陳列用包装具
の裏返し、支持片の第二延長部を折り曲げた状態を示す
斜視図である。
【図30】図29に示した支持片の第二延長部を折り返
し、その先端辺を支持片の下端部に差し込んだ状態を示
す斜視図である。
【図31】この発明の物品陳列用包装具の第四実施形態
を構成する袋体と小袋体と支持片の斜視図である。
【図32】図31に示した小袋体内に物品を収容した状
態を示す斜視図である。
【図33】図32に示した小袋体を袋体内に収容した状
態を示す斜視図である。
【図34】図33に示した袋体の開口に支持片の下端部
を差し込んだ状態を示す斜視図である。
【図35】図34に示した袋体内に物品を収容する状態
を示す斜視図である。
【図36】図35に示した袋体の剥離紙の上半分を剥が
す状態を示す斜視図である。
【図37】図36に示した支持片の下端部を上方に折り
返した状態を示す斜視図である。
【図38】図37に示した袋体の剥離紙の下半分を剥が
す状態を示す斜視図である。
【図39】図38に示した袋体の貼着面に支持片を貼着
させた状態を示す斜視図である。
【図40】図39に示したこの発明の物品陳列用包装具
の裏返した状態を示す斜視図である。
【図41】この発明の物品陳列用包装具を、陳列台など
に突設したフックに引っ掛けた状態を示す斜視図であ
る。
【図42】第一、二実施形態におけるこの発明の物品陳
列用包装具の支持片に破断線を設けた状態を示す斜視図
である。
【図43】図42に示した支持片を破断線から破断し
て、その破断した部分を上方に引っ繰り返した状態を示
す斜視図である。
【図44】図43に示した状態の要部断面図である。
【図45】図43に示した支持片の上方に引っ繰り返し
た部分を元に戻した状態の斜視図である。
【図46】第三実施形態におけるこの発明の物品陳列用
包装具の支持片に破断線を設けた状態を示す斜視図であ
る。
【図47】図46に示した支持片を破断線から破断し
て、その破断した部分を上方に引っ繰り返した状態を示
す斜視図である。
【図48】図47に示した支持片の上方に引っ繰り返し
た部分を元に戻した状態の斜視図である。
【図49】第四実施形態におけるこの発明の物品陳列用
包装具の支持片に破断線を設けた状態を示す斜視図であ
る。
【図50】図49に示した支持片を破断線から破断し
て、その破断した部分を上方に引っ繰り返した状態を示
す斜視図である。
【図51】図50に示した支持片の上方に引っ繰り返し
た部分を元に戻した状態の斜視図である。
【図52】従来の物品陳列用包装具を構成する袋体と支
持片の斜視図である。
【図53】図52に示した袋体の開口から袋体内に物品
を収容し、この袋体の開口寄りの上部を支持片に重ね合
わせた状態を示す斜視図である。
【図54】図53に示した支持片を二つ折りにして、そ
の間に袋体を挟み込む状態を示す斜視図である。
【図55】図54に示した袋体と支持片をステープルで
固定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 袋体 1a 開口 1b 側辺 2 支持片 2a 下端部 2b 側辺 2c 下端辺 P 貼着面 S 剥離紙 W 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB41 AB49 AB79 AB99 AC03 BA12A BA15A BB02A BB14A BC03A BC04A EA01 EA05 EA24 EE09 EE15 FA01 FC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体(1)内に物品(W)を収容し、袋
    体(1)外面に貼着面(P)を有した袋体(1)の開口
    (1a)から支持片(2)の下端部(2a)を差し込ん
    で、この支持片(2)の下端辺(2c)の上下に袋体
    (1)外面の貼着面(P)が配置するようにすると共
    に、袋体(1)に差し込んだ支持片(2)の下端部(2
    a)を上方に折り返して、袋体(1)外面の貼着面
    (P)に支持片(2)を貼着させた後、袋体(1)を下
    方に垂らし、支持片(2)の折り返した部分の上部から
    この支持片(2)を二つ折りにして袋体(1)に重ね合
    わせ、袋体(1)外面の貼着面(P)に支持片(2)を
    貼着させたことを特徴とする物品陳列用包装具。
  2. 【請求項2】 袋体(1)外面に貼着面(P)を有した
    袋体(1)の開口(1a)からこの袋体(1)の両側辺
    (1b)の内側に支持片(2)の下端部(2a)の両側
    辺(2b)が沿うようにして支持片(2)の下端部(2
    a)を差し込んで、この支持片(2)の下端辺(2c)
    の上下に袋体(1)外面の貼着面(P)が配置するよう
    にすると共に、袋体(1)の開口(1a)から袋体
    (1)内に物品(W)を収容し、この袋体(1)に差し
    込んだ支持片(2)の下端部(2a)を上方に折り返し
    て、袋体(1)外面の貼着面(P)に支持片(2)を貼
    着させた後、袋体(1)を下方に垂らし、支持片(2)
    の折り返した部分の上部からこの支持片(2)を二つ折
    りにして袋体(1)に重ね合わせ、袋体(1)外面の貼
    着面(P)に支持片(2)を貼着させたことを特徴とす
    る物品陳列用包装具。
  3. 【請求項3】 前記貼着面(P)を、上下に分離させた
    ものとし、分離させたそれぞれの上面に剥離紙(S)を
    貼着したものとしたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の物品陳列用包装具。
  4. 【請求項4】 前記貼着面(P)を、上下に連続するよ
    うに幅広のものとし、その上面に剥離紙(S)を貼着し
    たものとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の物
    品陳列用包装具。
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