JP2001340473A - 磁気治療器 - Google Patents

磁気治療器

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JP2001340473A
JP2001340473A JP2000167333A JP2000167333A JP2001340473A JP 2001340473 A JP2001340473 A JP 2001340473A JP 2000167333 A JP2000167333 A JP 2000167333A JP 2000167333 A JP2000167333 A JP 2000167333A JP 2001340473 A JP2001340473 A JP 2001340473A
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Naokazu Miyazaki
直和 宮崎
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/12Magnetotherapy using variable magnetic fields obtained by mechanical movement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/06Magnetotherapy using magnetic fields produced by permanent magnets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で効率の高い治療を行う。 【解決手段】 治療用棒磁石20の回転により、この治
療用棒磁石20の例えばS極端部20sの前方に治療用
の磁界が形成される磁気治療器。治療用棒磁石20の少
なくとも前側部分、好ましくは略全体を覆う磁気反射部
材30を備える。この磁気反射部材30の存在により、
治療用棒磁石20の前側部分に入りもしくは当該前側部
分から出る磁力線が磁気反射部材30の前側開口の前方
に集められ、そこでの磁界密度が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、治療用磁石の回転
により視力回復や虫歯治療その他の治療を目的とする磁
界を形成する磁気治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、治療用磁石により形成される磁界
を用いて各種治療を行う磁気治療器の開発が進められて
いる。例えば特開平11−285539号公報には、所
定のケース内に棒磁石及びモータを内蔵し、このモータ
が前記棒磁石をそのN極とS極を結ぶ方向の軸回りに高
速回転させることによって、前記棒磁石の形成する磁場
に変動を生じさせ、当該棒磁石のS極の前方に治療に適
した磁界を形成するようにした磁気治療器が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記磁気治療器により
良好な治療効果を得るためには、その前側すなわち治療
対象に向けられる側に一定以上の磁束密度を確保する必
要がある。かかる磁束密度を高める手段として、より
強力な治療用磁石を用い、もしくは治療用磁石の回転
数を高くすることが考えられるが、いずれの場合も治療
用磁石あるいはこれを駆動するモータが大型し、磁気治
療器全体の小型化及び低廉化の妨げとなる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構造で効率の高い治療を可能にする磁気治療器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、N極及びS極をもつ治療用磁
石がそのN極とS極とを結ぶ方向の軸回りに回転するこ
とにより前記N極、S極のいずれか一方の前側に治療用
の磁界を形成する磁気治療器において、前記治療用磁石
の回転軸方向に開口する筒状をなし、前記治療用磁石の
少なくとも前側部分をその回転半径方向の外側から覆う
磁気反射部材を備え、当該治療用磁石の前側部分に入り
もしくは当該前側部分から出る磁力線が前記磁気反射部
材により当該磁気反射部材の前側開口の前方に集められ
るように構成されているものである。
【0006】この構成によれば、前記治療用磁石の少な
くとも前側部分が磁気反射部材により外側から覆われて
いるため、当該前側部分に入る磁力線(当該前側部分が
S極の場合)あるいは当該前側部分から出る磁力線(当
該前側部分がN極の場合)は、基本的に前記磁気反射部
材の前側開口を通らなければならない。従って、この前
側開口の前方に磁力線が集められることになり、ここで
の磁束密度が高くなる。すなわち、治療用磁石のS極と
N極との分極化が促進され、その結果、治療用磁石前方
での磁気による治療効果が高まるのである。
【0007】なお、前記磁気反射部材は必ずしも治療用
磁石の前側部分を完全に覆うものでなくてもよく、例え
ば治療用磁石の前端部が一部磁気反射部材の外側に露出
していてもよい。要は、前記磁気反射部材の存在により
S極とN極との分極化が促進されて磁力線が前側に集中
されるように当該磁気反射部材が配置されていればよ
い。
【0008】本発明では、前記治療用磁石のN極とS極
との境界部分に反磁性材料からなる仕切り部材が固定さ
れ、少なくとも当該仕切り部材よりも前方の領域に前記
磁気反射部材が設けられているものが、より好ましい。
これにより、磁気反射部材の内側を通ってN極からS極
に磁力線が入ることも前記仕切り部材により阻止される
ため、前記分極化がさらに進められ、磁気反射部材前方
の磁束密度がより高まる。
【0009】前記磁気反射部材の形状は、種々設定が可
能であり、例えばストレートの筒状であってもよいが、
この磁気反射部材が前記治療用磁石の前側部分を覆う部
分が前方に向かうに従って拡径する前側拡径部を有する
形状であれば、当該磁気反射部材で反射される磁力線を
より積極的に磁気反射部材の前側開口の前方に集中させ
ることができる。
【0010】前記磁気反射部材は、前記治療用磁石の略
全体を覆う形状を有するものが、より好ましい。このよ
うに、治療用磁石の前側部分だけでなく後側部分も磁気
反射部材で覆うことにより、N極とS極との分極化がよ
り著しくなり、効率がさらに高まる。
【0011】この場合、前記磁気反射部材が前記治療用
磁石の前側部分を覆う部分が前方に向かうに従って拡径
する前側拡径部を有し、当該磁気反射部材が前記治療用
磁石の後側部分を覆う部分が後方に向かうに従って拡径
する後側拡径部を有するものであることが、より好まし
い。
【0012】また、前記磁気反射部材が、その内側に前
記治療用棒磁石を回転可能に支持する軸受部を有するも
のである場合には、当該磁気反射部材を有効に利用して
治療用磁石を支持しながらこれを安定した状態で回転さ
せることができる。
【0013】前記治療用磁石を回転させるための具体的
な手段としては、当該治療用磁石の後方に当該治療用磁
石を回転させるモータが設けられるとともに、このモー
タ及び前記磁気反射部材を収納するケースを備えたもの
が、好適である。
【0014】かかるケースを備える場合、磁気反射部材
の外側部分が前記ケースの内側面に当接する状態で当該
ケース内に磁気反射部材が固定されているという構成を
とることにより、簡単な構造で磁気反射部材の安定した
取付ができる。
【0015】前記磁気反射部材は、磁気を反射して前側
開口の前方に磁束を集める特性をもつものであればよ
く、具体的には、その少なくとも表面が反磁性材料で構
成されたものや、前記治療用磁石のS極部分に対向する
面がS極に着磁され、前記治療用磁石のN極部分に対向
する面がN極に着磁されたもの、あるいは、その内側面
に、前記治療用磁石の周囲を囲むように周方向に並ぶ複
数の磁気反射用治療用磁石が固定されたものであって、
各磁気反射用磁石のS極部分が前記治療用磁石のS極部
分に対向し、かつ、各磁気反射用磁石のN極部分が治療
用磁石のN極部分に対向するように各磁気反射用磁石が
配置されているもの等が、好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1に示す磁気治療器は、ケース10を備
え、その後部に電池収納空間12が形成されている。こ
の電池収納空間12の前方には、一対の電池端子14
A,14B、モータ16、中継シャフト18、及び治療
用棒磁石20が収納され、ケース外面には電源スイッチ
22が設けられている。
【0018】両電源端子14A,14Bは、前記電池収
納空間12に装着される電池の各電極と接触する位置に
配設されている。そのうち、一方の電源端子14Aは、
モータ16の一方の電極に接続され、当該モータ16の
他方の電極が電源スイッチ22の一方の接点に接続され
ている。そして、この電源スイッチ22の他方の接点が
他方の電源端子14Bに接続されている。従って、前記
電源スイッチ22の操作によって電池からモータ16へ
の給電がオンオフされるようになっている。
【0019】前記モータ16は、その出力軸16aが前
方を向くように配され、当該出力軸16aと同軸の位置
に中継シャフト18及び治療用棒磁石20が配列される
とともに、前記中継シャフト18を介して前記出力軸1
6aに治療用棒磁石20が連結されている。具体的に、
前記中継シャフト18は小径の筒状をなし、その一方の
開口端に前記モータ16の出力軸16aが圧入されると
ともに、他方の開口端に前記治療用棒磁石20のN極側
端部20nが圧入されており、当該治療用棒磁石20の
S極側端部20sが前方に向けられている。従って、前
記モータ16の作動により、その出力軸16aと一体に
中継シャフト18及び治療用棒磁石20が当該治療用棒
磁石20のN極とS極を結ぶ軸回りに回転駆動されるよ
うになっている。
【0020】前記治療用棒磁石20のS極とN極との境
界部分には、例えば銅や銀、ビスマスなどに代表される
反磁性材料からなる仕切り部材24が設けられている。
この仕切り部材24は、図2に示されるように、治療用
棒磁石20の外径と略同等の内径をもつ筒状本体24a
と、この筒状本体24aの外周面から径方向外側に突出
する鍔部24bとを一体に有し、前記筒状本体24aが
圧入等の手段によって前記治療用棒磁石20の外周面に
固定されている。
【0021】さらに、この磁気治療器の特徴として、前
記治療用棒磁石20の周囲に磁気反射部材30が設けら
れている。
【0022】この磁気反射部材30は、前記仕切り部材
24と同様に反磁性材料からなり、図2にも示すよう
に、治療用棒磁石20をその回転半径方向の外側から覆
う形状(すなわち前後に開口する筒状)をなしている。
この磁気反射部材30が前記治療用棒磁石20の前側部
分(図例ではS極部分)を覆う部分には、前方に向かう
に従って拡径する前側拡径部32が形成され、当該磁気
反射部材30が前記治療用棒磁石20の後側部分(図例
ではN極部分)を覆う部分には、後方に向かうに従って
拡径する後側拡径部34が形成されている。図例では、
前記前側拡径部32の開口(前側開口)から僅かに治療
用棒磁石20のS極端部20sが突出した状態となって
いる。
【0023】この磁気反射部材30の最小径部分、すな
わち、前記前側拡径部32と後側拡径部34とで挟まれ
た部分には、その外周面から外向きに突出する鍔部35
が形成されている。これに対し、ケース10の内面適所
には内向きにリブ11が突設されるとともに、ケース前
端部に他の部分よりも一段小径の段部10aが形成され
ており、この段部10aに前記磁気反射部材30の前端
部が後側から突出し、かつ、リブ11に鍔部35が前側
から突出することにより、当該リブ11及び段部10a
との間に、磁気反射部材30がケース10の内側面に当
接した状態で固定されている。
【0024】一方、前記最小径部分の内側には、中央に
ボス部をもつ略ドーナツ状の内壁36が形成され、この
内壁36の内側にブッシュ38が固定されている。そし
て、このブッシュ38に前記治療用棒磁石20のN極部
分が挿通された状態で、当該治療用棒磁石20がブッシ
ュ38により回転可能に支持されている。すなわち、前
記内壁36及びブッシュ38により、磁気反射部材30
の側で治療用棒磁石20を回転可能に支持する軸受部が
構成されている。
【0025】なお、前記ケース10の前端にはその開口
を覆う網材26が配設され、その上から網材押さえ28
がケース10に装着されることにより、網材26の固定
が行われている。
【0026】次に、この磁気治療器の作用を説明する。
【0027】電池収納空間12に電池を装着した状態
で、電源スイッチ22をオンに切換えることにより、モ
ータ16が作動し、治療用棒磁石20が回転駆動され
る。これにより、治療用棒磁石20の周囲の磁場に変動
が生じ、そのS極端部20sの前方に治療に適した磁界
が形成される。従って、この状態で図1に示すように磁
気治療器の前端部を所望の治療面MSに近接させること
により、その治療を行うことができる。
【0028】ここで、従来の磁気治療器、すなわち磁気
反射部材30がない磁気治療器では、図3に代表的に示
す磁力線L1〜L4のうち、実際の治療に寄与する磁力
線、すなわちS極端部20sよりも前方の空間を通る磁
力線は磁力線L4のみであり、残りの磁力線L1〜L3
はS極端部20sよりも前方の空間を通らず、治療面4
0の治療に寄与しないため、効率が悪い。
【0029】これに対し、例えば図3二点鎖線で示すよ
うな磁気治療部材30を治療用棒磁石20の周囲に配置
すれば、同図中の磁力線L1〜L3は当該磁気反射部材
30で反射されるために図示の経路を通ることができ
ず、必ず磁気反射部材30の前側開口(図3では右側開
口)を通らなければS極へ入ることができない。従っ
て、磁力線L1〜L4は全て、前記磁気反射部材の前側
開口の前方に自ずと集められ(S極とN極の分極化が進
められ)、前記前側開口前方での磁束密度が高くなる。
その結果、特に治療用棒磁石20を強力にしたり回転数
を高くしたりすることなく、磁気治療効果を高めること
が可能となる。
【0030】特に、図例のように磁気反射部材30が治
療用棒磁石20の前側部分を覆う部分を前方に向かうに
従って拡径する前側拡径部32とすれば、その内側の磁
気反射面の傾斜によって、磁力線をより積極的に前側へ
集中させることができ、より効果的な治療が可能にな
る。
【0031】また、この実施の形態では、磁気反射部材
30の内側に内壁36及びブッシュ38からなる軸受部
が設けられているので、この軸受部を利用して治療用棒
磁石20を支持することにより、より安定した状態で治
療用棒磁石20を回転駆動することができる。
【0032】特に、図例のように磁気反射部材30の最
小径部分に前記軸受部38を設けることにより、内壁3
6の面積を小さく抑えることができる利点が得られる。
【0033】なお、前記磁気反射部材30は、磁気を反
射して前側開口の前方に磁束を集める特性をもつもので
あればよく、例えば磁気反射部材30の内側面のみ反磁
性材料で構成し、その外側は他の金属材料あるいは樹脂
などの非金属材料とすることも可能である。
【0034】また、かかる反磁性材料に代え、図4に示
す磁気反射部材30のように鉄等の金属材料を予め着磁
させたものでもよい。
【0035】図示の磁気反射部材30においては、治療
用棒磁石20のS極端部20sと対向する前側拡径部3
2が同じS極に着磁され、治療用棒磁石20のN極端部
20nに対向する後側が同じN極に着磁されている。こ
の構成においても、治療用棒磁石20のS極及びN極と
磁気反射部材30のS極及びN極との反発によって、分
極化を促進し、前側開口前方に磁束を集めることによっ
て治療効果を高めることができる。
【0036】また、図5に示すように、磁気反射部材3
0は、その内側面に沿って複数本の磁気反射用磁石40
が固定されたものであってもよい。各磁気反射用磁石4
0は、前記治療用磁石20の周囲を取り囲むように並べ
られ、そのS極部分42が前記治療用磁石20の前側部
分であるS極端部20s側の部分に対向し(すなわちS
極部分42が前側拡径部32の内側面に固定され)、か
つ、N極部分44が前記治療用磁石20の後側部分であ
るN極端部20n側の部分に対向する(すなわちN極部
分44が後側拡径部34の内側面に固定される)ように
各々配置されている。
【0037】この構成においても、治療用棒磁石20の
S極及びN極と各磁気反射用磁石40のS極及びN極と
の反発により、治療用棒磁石20の分極化が促進されて
前側開口前方に磁束密度が集中し、その結果、高い治療
効果を得ることができる。この場合、磁気反射部材30
の本体部分の材質は特に問わず、各磁気反射用磁石40
の磁界に悪影響を与えないものであればよく、樹脂等の
非金属材料であってもよいし、あるいは前述の銅をはじ
めとする反磁性材料であってもよい。
【0038】その他、本発明は例として次のような実施
の形態をとることも可能である。
【0039】・図例では、治療用棒磁石20のS極を前
方に向けたものを示したが、N極を前方に向けるように
してもよい。治療用棒磁石20の回転の向きも治療内容
等に応じて適宜設定すればよい。
【0040】・本発明において、前記仕切り部材24は
必ずしも設けなくてもよい。ただし、この仕切り部材2
4の配設により、磁気反射部材30の内側を磁力線が通
るのを阻止することができ、より効率を高めることが可
能になる。
【0041】・磁気反射部材30は、治療用棒磁石20
の少なくとも前側部分を覆うものであれば効率の向上が
可能であり、例えば図2に示される後側拡径部34を省
略することも可能である。ただし、図示のように磁気反
射部材30の形状を治療用棒磁石20の略全体を覆う形
状にすれば、N極とS極との分極化をより進めることが
可能である。
【0042】・磁気反射部材の形状は、種々設定が可能
であり、例えばストレートの筒状であってもよい。図示
のような前側拡径部32や後側拡径部34を形成するこ
とにより、さらに優れた効果が得られることは上述のと
おりであるが、この場合も、拡径形状は必ずしも図2に
示すような円錐形状に限らず、例えば図6に示すように
曲線状に拡径するものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、磁気治療器の治
療用磁石の少なくとも前側部分を磁気反射部材で覆い、
当該治療用磁石の前側部分に入りもしくは当該前側部分
から出る磁力線が前記磁気反射部材により当該磁気反射
部材の前側開口の前方に集められるようにしたものであ
るので、特に治療用磁石を強力にしたりその回転数を高
めたりすることなく、前記治療用磁石の前側に形成され
る磁界の磁束密度を有効に高めることができ、簡単な構
造で効率の高い治療を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる磁気治療器全体の
断面正面図である。
【図2】前記磁気治療器の要部を示す断面正面図であ
る。
【図3】前記磁気治療器に設けられる治療用棒磁石によ
って形成される磁界を示す説明図である。
【図4】前記磁気治療器に設けられる磁気反射部材の変
形例を示す断面正面図である。
【図5】(a)は前記磁気治療器に設けられる磁気反射
部材の変形例を示す断面正面図、(b)は(a)のA−
A線断面図である。
【図6】前記磁気治療器に設けられる磁気反射部材の変
形例を示す断面正面図である。
【符号の説明】
10 ケース 16 モータ 20 治療用棒磁石 20n N極端部 20s S極端部 24 仕切り部材 30 磁気反射部材 32 前側拡径部 34 後側拡径部 36 内壁(軸受部を構成) 38 ブッシュ(軸受部を構成) 40 磁気反射用磁石 42 磁気反射用磁石のS極部分 44 磁気反射用磁石のN極部分 L1〜L4 磁力線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N極及びS極をもつ治療用磁石がそのN
    極とS極とを結ぶ方向の軸回りに回転することにより前
    記N極、S極のいずれか一方の前側に治療用の磁界を形
    成する磁気治療器において、前記治療用磁石の回転軸方
    向に開口する筒状をなし、前記治療用磁石の少なくとも
    前側部分をその回転半径方向の外側から覆う磁気反射部
    材を備え、当該治療用磁石の前側部分に入りもしくは当
    該前側部分から出る磁力線が前記磁気反射部材の存在に
    よって当該磁気反射部材の前側開口の前方に集められる
    ように構成されていることを特徴とする磁気治療器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気治療器において、前
    記治療用磁石のN極とS極との境界部分に反磁性材料か
    らなる仕切り部材が固定され、少なくとも当該仕切り部
    材よりも前方の領域に前記磁気反射部材が設けられてい
    ることを特徴とする磁気治療器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気治療器にお
    いて、前記磁気反射部材が前記治療用磁石の前側部分を
    覆う部分が前方に向かうに従って拡径する前側拡径部を
    有することを特徴とする磁気治療器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の磁気治
    療器において、前記磁気反射部材は、前記治療用磁石の
    略全体を覆う形状を有することを特徴とする磁気治療
    器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の磁気治療器において、前
    記磁気反射部材が前記治療用磁石の前側部分を覆う部分
    が前方に向かうに従って拡径する前側拡径部を有し、当
    該磁気反射部材が前記治療用磁石の後側部分を覆う部分
    が後方に向かうに従って拡径する後側拡径部を有するこ
    とを特徴とする磁気治療器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の磁気治
    療器において、前記磁気反射部材は、その内側に前記治
    療用棒磁石を回転可能に支持する軸受部を有することを
    特徴とする磁気治療器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の磁気治
    療器において、前記治療用磁石の後方に当該治療用磁石
    を回転させるモータが設けられるとともに、このモータ
    及び前記磁気反射部材を収納するケースを備えているこ
    とを特徴とする磁気治療器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の磁気治療器において、前
    記磁気反射部材の外側部分が前記ケースの内側面に当接
    する状態で当該ケース内に磁気反射部材が固定されてい
    ることを特徴とする磁気治療器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の磁気治
    療器において、前記磁気反射部材の少なくとも表面が反
    磁性材料で構成されていることを特徴とする磁気治療
    器。
  10. 【請求項10】 請求項4または5記載の磁気治療器に
    おいて、前記磁気反射部材は、前記治療用磁石のS極部
    分に対向する面がS極に着磁され、前記治療用磁石のN
    極部分に対向する面がN極に着磁されたものであること
    を特徴とする磁気治療器。
  11. 【請求項11】 請求項4または5記載の磁気治療器に
    おいて、前記磁気反射部材は、その内側面に、前記治療
    用磁石の周囲を囲むように周方向に並ぶ複数の磁気反射
    用治療用磁石が固定されたものであり、各磁気反射用磁
    石のS極部分が前記治療用磁石のS極部分に対向し、か
    つ、各磁気反射用磁石のN極部分が治療用磁石のN極部
    分に対向するように、各磁気反射用磁石が配置されてい
    ることを特徴とする磁気治療器。
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