JP2001340193A - 折り畳み式花瓶 - Google Patents

折り畳み式花瓶

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JP2001340193A
JP2001340193A JP2000160266A JP2000160266A JP2001340193A JP 2001340193 A JP2001340193 A JP 2001340193A JP 2000160266 A JP2000160266 A JP 2000160266A JP 2000160266 A JP2000160266 A JP 2000160266A JP 2001340193 A JP2001340193 A JP 2001340193A
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vase
side wall
bottom wall
wall
paper
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JP2000160266A
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Inventor
Masaru Shigeta
賢 重田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用に際しては適度の大きさがあり、その持ち
運びや廃棄処分が容易な簡易な花瓶を得ることにある。 【解決手段】底壁と、その周囲から立ち上がる側壁とを
紙状の材料を折曲げて成形し、内外を水密に接着して構
成した筒形の容器からなり、その容器に折れ線を設け前
記底壁と側壁とを略同一平面に折り畳み可能に形成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は花瓶に関するもので、
特に、不使用時に折り畳み可能に構成した折り畳み式の
花瓶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、花瓶の形態は、上部が開口した容
器状をなし、その内部に水を入れた状態で、上部の開口
から草花を入れ、その草花を保持するとともに給水する
機能を持っている。その材質は花瓶が比較的長期に亘っ
て継続して使用されるものであるため、主としてガラス
や陶器など、耐久性があり通水性のない材料で作られて
いる。さらに草花を挿した花瓶は、その置かれる場所が
どこであれ、設置の仕方は単純で、棚や机上に置かれた
り、容器の側壁に設けた孔を壁面に設けた掛け金に掛け
て吊り下げて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
花瓶の用途を、例えば、病院で患者のために使用される
場合に限って考えると、一般に花瓶の寿命に比して入院
期間の方が短く、短い期間の使用で足りる場合が多いの
で、耐久性は要求されない。他方、花瓶は見舞い品とし
て持参される場合が多いため、ハンドバッグや鞄に入れ
易いこと、軽量であることなどが求められる他、使用後
の廃棄処分の容易性が強く求められる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、四角形
の底壁と、その周囲から立ち上がる側壁とを紙状の材料
を折曲げて成形し、内外を水密に接着して構成した筒形
の容器からなり、その容器をなす側壁に折れ線を設け前
記底壁と側壁とを略同一平面に折り畳み可能に形成する
ことによって解決される。そこでは、前記筒形の容器は
略正方形の底壁を有し、その一辺の長さより長い側壁を
有するとともに、その側壁に前記底壁の一辺と略同じ長
さの位置に長さ方向を減じるための第2折れ線を設ける
のが好ましい。また、前記側壁には壁掛け手段が設けら
れることが好ましい。
【0005】
【作用】花瓶は紙状材料によって折り曲げて作られるか
ら、軽量に作られ、かつ、折り線に沿って折り曲げるこ
とによって、小型にすることができる。また、内外が水
密に作られているから内部に水を蓄えることが可能で、
生花を挿しておくことができる。さらに、廃棄処分に際
しては、紙製パック形の牛乳容器と同様に、鋏で切って
展開して廃棄され、あるいはリサイクルされる。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、本願発明の実施の一形態を
説明する。図1中、10はこの発明に係る折り畳み式花
瓶である。花瓶10は紙状の材料で作られた筒形の容器
として構成されている。前記筒形の容器は、略正方形の
底壁20と、その周囲から立ち上がる側壁30とを有す
る縦長の長方形に作られ、その結果、側壁30の上縁3
2には上方へ向けて開く開口31が形成されている。4
0は側壁30に設けられた取付け具であり、花瓶10を
吊り上げるべく設けられた壁掛け手段の一部、あるいは
全部をなしている。この例で取付け具40は側壁30の
上縁32の対向する2辺に取り付けられている。
【0007】41は吊り紐であり、その両端部は前記2
個の取付け具40にそれぞれ連結してある。取付け具4
0と吊り紐41との連結は、取付具40に設けた透孔に
吊り紐41の端部を挿通し、その端部を結んで抜け止め
することで行っている。よって、花瓶10は吊り紐41
を持ったり、吊り下げて持ち上げて移動させたり、部屋
の壁(図示してない)に吊り下げることができるように
なっている。
【0008】なお、取付け具40の2個を一対として設
けることは、必ずしも必要なことではなく、図2で示す
ように、側壁30の1個の上縁32へ固定し、これに吊
り孔42を設けることによって、壁掛け手段を構成する
こともある。また、取付け具40を花瓶10と別体に作
る必要もなく、図2中、二点鎖線で示すように、側壁3
0に前記吊り孔42に相当する透孔42aを直接に設
け、これを壁掛け手段としてもよいことは勿論である。
【0009】花瓶10は前記紙状の材料、すなわち、牛
乳パックの容器のように、図5で示すような、ろう引き
の原紙11を折り曲げて作られている。同図(a)は前
記側壁30が底面から上縁32まで四角形の筒状に作ら
れたものを示し、同図(b)は側壁30の上縁32がや
ゝ小さくなり、側面図で円錐台形に作られたものを示し
ている。原紙11の輪郭は所定の形状にトリミングされ
ており、これに種々の折れ線12、12a、13、14
のための加工が加えられている。
【0010】原紙11はまず、折れ線12で折り曲げ
て、底壁20と側壁30とを有し上面に開口31が開く
細長い箱形に組み立てられる。原紙11のうち、組み立
てによって重複する部分は接続部として使用され、各接
続部は接着してある。よって、組み立てられた花瓶10
の内外は水が漏らない水密な構造となる。なお、折れ線
12の内、特に符号12aを付したものは、これより上
の部分が前記側壁30を構成し、下の部分が底壁20を
構成する線であることを示す。
【0011】第2折れ線13は側壁30の対向する2面
に設けられており、上縁32から下方へ伸びる中央部
と、その下端部から左右に分岐して底壁20へ向けて斜
めに伸びる2本とからなり、この部分を内側に折り曲げ
ることにより、四角形の側壁30の部分を、板状に薄く
押しつぶすことができ、さらに、その押し潰した側壁3
0を上記3本の第2折れ線13の交点の近傍から一側へ
折り曲げ、全体として平面状にすることができる。
【0012】第3折れ線14は、この発明の構成上、必
須ではないが、花瓶10を高さ方向と直交する方向へ折
り畳み可能とするため設けられている。花瓶10を第3
折れ線14から底壁20と反対の方向へ折り曲げれば、
第2折れ線13によって折り畳まれた花瓶10の側壁3
0の高さ方向を、一層、短くすることができる。よっ
て、側壁30を背の高いものとしても、折り畳み後の形
を小さくすることができる。
【0013】花瓶10は以上のように構成されているの
で、その不使用時には折り畳んで小さくすることができ
る。すなわち、花瓶10は当初、図3(a)、図4
(a)で示すように、折り畳まれ、取付け具40も取り
外した状態におかれる。そして、通常はこの状態で化粧
袋(図示してない)に入れて市販される。
【0014】この折畳み方は花瓶10が、同図(c)で
示すような、原紙11から組み立てられた直後に、側壁
30の対向する2面に設けられた第2折れ線13を内側
へ折り曲げて同図(b)のように側壁30を薄く折り畳
む。次いで、第3折れ線14を境にしてその上側を一側
へ折り曲げることによって行われ、その結果、花瓶10
は同図(a)で示すように、底壁20の大きさと略同一
で、かつ、厚さの薄いものに折り畳まれる。
【0015】これを使用するときは、折り畳まれたとき
は逆の手順で図1あるいは図2で示す形に立体化され、
台の上に置き、あるいは吊り下げられる。そして、前記
開口31から水を入れた後、図示してない生花が挿さ
れ、側壁30によって支えられる。被見舞人の退院や花
瓶10が汚れたときは、水を捨て去れば通常の牛乳パッ
クと同様にして、一般廃棄物、あるいは産業廃棄物とし
て廃却、リサイクルされる。
【0016】なお、以上の説明において、花瓶の材料と
して、紙状の材料は紙についてのみ説明したが、合成樹
脂によって薄いシート状、あるいは紙状に作られたもの
を包含することはもちろんである。また、病院での使用
を仮定して課題を設定したが、このような用途に限定さ
れるものではないことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】請求項1によれば、花瓶20は紙状の材
料で作られているから、軽量で持ち運びが容易であると
ともに、その廃棄処分、リサイクルが容易である。ま
た、花瓶20は折り畳み可能であるから、小さくするこ
とができ、持ち運びが一層容易になる。さらに、花瓶1
0は内外が水密に作られているから、紙状の材料で作ら
れているにも拘わらず、それに水を入れることができ、
造花だけでなく、生花を挿すこともできるなどの効果が
ある。請求項2によれば、側壁の高さを底壁の大きさよ
り大きくすることができ、大きな花を挿すことができる
にも拘わらず、底壁の大きさと略同じ大きさに折り畳む
ことができる効果がある。請求項3によれば、花瓶10
は単に机上に置くだけでなく、壁面に釣り下げることか
できるので、使用上の便利である効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み式花瓶の外観図である。
【図2】他の実施態様を示す図1相当の外観図である。
【図3】花瓶10の折り畳み過程を示す外観図である。
【図4】花瓶10の折り畳み過程を示す図3相当の側面
図である。
【図5】花瓶10の原紙を示す展開図である。
【符号の説明】
10・・・・花瓶 11・・・・原紙 12、12a・・・・折れ線 13・・・・第2折れ線 14・・・・第3折れ線 20・・・・底壁 30・・・・側壁 31・・・・開口 32・・・・上縁 40・・・・取付け具 41・・・・吊り紐 42・・・・釣り孔 42a・・・透孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形の底壁と、その周囲から立ち上がる
    側壁とを紙状の材料を折曲げて成形し、内外を水密に接
    着して構成した筒形の容器からなり、その容器をなす側
    壁に折れ線を設け前記底壁と側壁とを略同一平面に折り
    畳み可能に形成してなる折り畳み式花瓶。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記筒形の容器は略正
    方形の底壁を有し、その一辺の長さより長い側壁を有す
    るとともに、その側壁に前記底壁の一辺と略同じ長さの
    位置に長さ方向を減じるための第2折れ線を設けてなる
    折り畳み式花瓶。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記側壁には壁掛け手
    段が設けられている折り畳み式花瓶。
JP2000160266A 2000-05-30 2000-05-30 折り畳み式花瓶 Pending JP2001340193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469965Y1 (ko) * 2011-11-22 2013-11-15 대한민국 꽃병

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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