JP3212619U - 切花梱包箱 - Google Patents

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【課題】煩雑な作業を伴わないで組み立て可能な切花梱包箱を提供する。【解決手段】切花梱包箱20は、第1壁板5、切花保持板3、第2壁板6、および内底板4がこの順に一周して繋がることで形成される切花保持台1を内部に備える。第1壁板5は、切花梱包箱における外側側面を構成する4つの側壁10〜13の1つに対して固定されており、切花保持台は、扁平に折り畳まれた状態から、切花梱包箱の内部に向かって倒れ込むことで、第1壁板および第2壁板が切花保持板を支える形状になる。【選択図】図1

Description

本考案は、切花梱包箱に関する。
下端部に水を溜めて切花(花卉)などを輸送できる梱包箱が従来技術として知られている。
特許文献1には、下端部に水を溜めて切花などを輸送できる切花立て輸送容器のうち、横倒しにしても水がこぼれないものが開示されている。
特許文献2には、上端に向かって、順次形成される下段茎部保持板、垂直支持板および上段茎部支持板を備える切花梱包体であって、下端部に水を溜めて切花などを輸送でき、一枚物として製造可能な切花梱包体が開示されている。
特開2005−298054号公報 実用新案登録第3194617号公報
しかしながら、上述のような従来技術の切花梱包体は組み立てが煩雑であるため作業性が悪い、という問題がある。例えば、特許文献2の切花梱包体では、直方体の箱を組み立てた後に、その内側で、下段茎部保持板、垂直支持板および上段茎部支持板を組み立てる必要がある。
本考案の一態様は、煩雑な作業を伴わないで組み立て可能な切花梱包箱を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案の一態様に係る切花梱包箱は、第1壁板、切花を挿入する穴が形成された切花保持板、第2壁板、および内底板がこの順に一周して繋がることで形成される切花保持台を内部に備え、前記第1壁板は、前記切花梱包箱における外側側面を構成する4つの側壁の1つに対して固定されており、または、該側壁の1つを構成しており、前記切花保持台は、扁平に折り畳まれた状態から、前記切花梱包箱の内部に向かって倒れ込むことで、前記第1壁板および前記第2壁板が前記切花保持板を支える形状になることを特徴とする。
また、前記内底板は、前記切花保持板に設置される袋の底を保護する平らな部分を有することが好ましい。
また、前記第1壁板は、前記切花梱包箱における外側側面を構成する4つの側壁のうちの前側壁に対して固定されており、または、該前側壁の1つを構成しており、前記前側壁の上側に、開閉可能な前扉を備えていることが好ましい。
本考案の一態様によれば、従来と比べて組み立てが簡便であり、作業性が良いという効果を奏する。
切花梱包箱の展開図である。 切花梱包箱の箱体の組み立て段階での断面図である。 切花梱包箱の組み立て後の断面図である。
(切花梱包箱のブランクの構成)
図1は本考案の一実施形態による切花梱包箱20の展開図である。実線は切断線を示し、破線は折り目(罫線)を示す。切花梱包箱20は、切花(花卉)を輸送する梱包箱である。図1に示す切花梱包箱20のブランク(組み立て前の素材)は、一枚板状の形態をしており、段ボールまたは厚紙等から形成されている。切花梱包箱20は、切花保持台1と箱体2とを含む。
切花保持台1は、上下に長い形をしており、上部から、第1糊付け部7、内底板4、第2壁板6、切花保持板3、第1壁板5が、この順に繋がって並び、それぞれの境目には折り目が設けられている。第1壁板5には第2糊付け部8が含まれる。切花保持板3には中央部に切花を挿入する穴16が形成されている。穴16は、切花を保持するためのものであり、穴16に切花を保持するポリエチレン等の袋等を設置することができる。切花保持板3において、穴16の周囲には、袋を引っかけて固定する4つの取付穴が設けられている。第1壁板5の第2糊付け部8端縁には、好ましくは第1糊付け部7と同形の切り欠きが存在する。
箱体2は、頂板9、切花梱包箱20の外側側面を構成する4つの側壁、および切花梱包箱の外底を形成する4つの底フラップ14を備える。外側側面を構成する4つの側壁には、前扉10および前側壁11、2つの側壁12、および、背壁13が含まれる。前側壁11には第3糊付け部15が含まれる。この前側壁11を省略することもできる。ただし、前側壁11を設けない場合は、切花保持台1の第1壁板5の切り欠きも存在しない。
切花梱包箱20のブランクにおいて、上下に並んだ前扉10および前側壁11の横側に、側壁12、背壁13、側壁12および切花保持台1が、この順に繋がって並んでいる。右側の側壁12には切花保持台1のうち第1壁板5が繋がっている。側壁12のいずれか一方の上端に頂板9が接しているが、頂板9は、側壁12ではなく背壁13の上端に接していてもよい。前扉10は、前側壁11の上側に存在し、組み立て後に開閉可能な扉として機能する。
2つの側壁12および背壁13の下端にはそれぞれ底フラップ14が接続されている。底フラップ14は4片からなり、残りの1片の接する部位は、前側壁11と第1壁板5の切り欠きの有無によって異なる。
前側壁11が存在し、かつ切花保持台1の第1壁板5の切り欠きが存在する場合、残りのフラップは前側壁11の下端に接続されている。前側壁11が存在し、かつ切花保持台1の第1壁板5の切り欠きが存在しない場合、残りのフラップは、第1壁板5または前側壁11の下端に接続されている。前側壁11が存在しない場合、残りのフラップは第1壁板5の下端に接続されている。
(切花梱包箱の組み立て)
図2は本考案の一実施形態による切花梱包箱20の箱体2の組み立て段階での断面図である。図2では、前扉10を開いた状態で示している。組み立ての方法は以下のとおりである。
まず、切花保持台1のブランクを、第1糊付け部7と内底板4との間の罫線、および、第2壁板6と切花保持板3との間の罫線において、同方向(例えば手前側)に180°折り曲げる。このとき、切花保持台1のブランクを、内底板4と第2壁板6との間の罫線、および切花保持板3と第1壁板5との間の罫線において、同方向に仮折りしてもよい。第1糊付け部7が第1壁板5の切り欠きに一致するように第1糊付け部7を配置する。なお、第1壁板5の切り欠きがない場合は、第1糊付け部7を第1壁板5に重ねて、第1糊付け部7を第1壁板5に接着剤で接着する。これにより切花保持台1は、第1壁板5、切花保持板3、第2壁板6、および内底板4がこの順に一周して繋がる。
次に、箱体2のブランクを、各罫線において、切花保持台1における折り目と同方向(例えば手前側)に折り曲げる。箱体2のブランクを各罫線の位置で折り曲げると、前側壁11と、上述のように折り曲げた切花保持台1の第1壁板5とは箱の前面において重なる。このとき、前扉10および前側壁11が第1壁板5より外側になるように重ねる。第1糊付け部7および第2糊付け部8と第3糊付け部15の裏側とが接するので、両者を接着剤で接着する。このように第1壁板5は、前側壁11に固定される。
4つの底フラップ14は、互いに組み合わせることで底面を形成する。なお、4つの底フラップ14を組み合わせる前の状態なら、切花梱包箱20を扁平に折り畳むことができる。扁平に折り畳まれた切花梱包箱20は、保管および輸送に好都合である。
上述の作業により、切花保持台1は切花梱包箱20の底面から垂直、かつ、前側壁11に平行な状態で固定される。このとき、切花保持台1は、断面が四角形の筒状体を断面の対角線方向に扁平に折り畳まれた形状である。図2では、切花保持台1を、扁平に折り畳まれた状態から平行四辺形に少し開いた状態を示す。
第1糊付け部7および第2糊付け部8と第3糊付け部15との接着を行う前に、切花保持板3の穴16に袋等を設置してもよい。切花梱包箱20を箱の形状に組み立てる前に袋を設置することで、切花を収納する際の作業性がより向上する。
図3は本考案の一実施形態による切花梱包箱20の組み立て後の断面図である。第1糊付け部7および第2糊付け部8と第3糊付け部15との接着後の組み立て方法は以下のとおりである。
中底板4が底面と平行になるように、切花保持台1を、扁平に折り畳まれた状態から、切花梱包箱20の内側(内部)に向かって倒し込む。このとき、内底板4と第2壁板6との間および切花保持板3と第1壁板5との間に罫線が設けられているために、切花保持板3と内底板4との間の空間が広がっていく。内底板4と底フラップ14により形成される底面とが接するまで倒し込んだところで、切花保持台1は断面が四角形の筒状体になり、組み立ては完了する。第1壁板5および第2壁板6は、切花保持板3を支える形状となっている。なお、切花保持板3の端部に設けられた突起が背壁13に設けられた穴に嵌り、切花保持台1が固定される。
組み立て後の切花梱包箱20は、縦長の箱体2の内部かつ下部に、切花保持台1(断面が四角形の筒状体)が、切花保持板3の面を上にして配置されている構造である。なお、筒状体の四角形は、長方形でも、台形でも、正方形でもよい。例えば、第1壁板5と第2壁板6の高さは同じでも異なっていてもよく、切花保持板3は組み立て後に水平でなくてもよい。
このように、切花梱包箱20では、切花を保持するための切花保持台1は、箱体2を箱形状に組み立てる前に、第1壁板5、切花保持板3、第2壁板6、および内底板4が一周する形状に組み立て可能(接着可能)である。箱体2を箱形状に組み立てた後、扁平に折り畳まれた切花保持台1を箱体2の内部に倒し込むことで、容易に、切花保持台1の、立体的な組み立ておよび所定の位置への配置が完了する。それゆえ、作業者は、箱形状に組み立てられた箱体2の内部の狭い空間で切花保持板の箱体への複雑な配置作業を行う必要が無い。なお、開閉可能な前扉10を開いた状態で、前側壁11の上側に突出した切花保持台1を倒すことができるため、容易に作業を行うことができる。
切花保持板3の所定の穴16には袋等を設置することができるが、袋の代わりに保持容器を配置してもよい。袋または保持容器には、切花の品質を維持するため、水が溜められる。
組み立て後の梱包箱において、4つの底フラップ14を組み合わせて形成される底面の上に内底板4が重なっている。切花保持板3にポリエチレンの袋が設置されている場合、ポリエチレンの袋の底は、切花保持台1の底面である内底板4に接する。内底板4は、4つの底フラップ14を組み合わせて形成される底面と異なり、平坦部を有する。そのため、内底板4は、ポリエチレン等の袋を傷付け得る底フラップ14のエッジ(段)から、袋を保護することができる。ここで平坦部とは、具体的には袋を傷つける突起または段を有していない平面部分のことである。
(変形例1)
箱体2の折り目を、切花保持台1における折り目と逆方向に折り曲げる場合について以下に説明する。底フラップ14を伴う前側壁11が存在する場合、箱体2と切花保持台1とで折り曲げる方向が逆方向であってもよい。
第1糊付け部7および第2糊付け部8を、切花保持台1に連続して繋がる側壁12の下部に接着する。箱体2における各折り目を、切花保持台1における折り目と逆方向に折り曲げる。上述の作業により、扁平に折り畳まれた切花保持台1は底フラップ14による底面から垂直、かつ、前扉10に平行な状態で固定される。第1壁板5は、箱体2の側壁12の内側面に接着(固定)される。
この場合、前側壁11の端部に耳等を設け、側壁12の端部に対応するスリットを設けることで、前側壁11の耳をスリットに差し込む等して固定することができる。これ以降の組み立て方法は、前述の方法と同様である。この場合も、一方の側壁12に隣接する扁平に折り畳まれた切花保持台1を、対向する他方の側壁12の方へ倒し込むことにより、切花保持台1の組み立てを行うことができる。
(変形例2)
前側壁11を設けない場合について以下に説明する。この場合、第1壁板5には切り欠きはなく、第1壁板5の下側に底フラップ14が設けられる。第1糊付け部7は、第1壁板5に接着される。第1壁板5または反対側の側壁12の横に、両者を接着するための耳が設けられる。第1壁板5および反対側の側壁12は、耳で接着されることにより互いに固定される。この場合、第1壁板5および前扉10が、外側に露出する箱体2の4つの側壁の1つを構成することになる。
本考案は上述した各実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲で示した範囲内で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
本考案は、生花などの搬送容器として利用することができる。
1 切花保持台
2 箱体
3 切花保持板
4 内底板
5 第1壁板
6 第2壁板
7 第1糊付け部
8 第2糊付け部
9 頂板
10 前扉
11 前側壁(側壁)
12 側壁
13 背壁(側壁)
14 底フラップ
15 第3糊付け部
20 切花梱包箱

Claims (3)

  1. 切花梱包箱であって、
    第1壁板、切花を挿入する穴が形成された切花保持板、第2壁板、および内底板がこの順に一周して繋がることで形成される切花保持台を内部に備え、
    前記第1壁板は、前記切花梱包箱における外側側面を構成する4つの側壁の1つに対して固定されており、または、該側壁の1つを構成しており、
    前記切花保持台は、扁平に折り畳まれた状態から、前記切花梱包箱の内部に向かって倒れ込むことで、前記第1壁板および前記第2壁板が前記切花保持板を支える形状になることを特徴とする切花梱包箱。
  2. 前記内底板は、前記切花保持板に設置される袋の底をフラップから保護する平坦部を有することを特徴とする請求項1に記載の切花梱包箱。
  3. 前記第1壁板は、前記切花梱包箱における外側側面を構成する4つの側壁のうちの前側壁に対して固定されており、または、該前側壁の1つを構成しており、
    前記前側壁の上側に、開閉可能な前扉を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の切花梱包箱。
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