JP2001339834A - 光ケーブルの保持具 - Google Patents

光ケーブルの保持具

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JP2001339834A JP2000159028A JP2000159028A JP2001339834A JP 2001339834 A JP2001339834 A JP 2001339834A JP 2000159028 A JP2000159028 A JP 2000159028A JP 2000159028 A JP2000159028 A JP 2000159028A JP 2001339834 A JP2001339834 A JP 2001339834A
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光二 梶本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であって成形が容易であり、しか
も既存の設備を利用して簡単に取り付けられ需要者に余
分な負担を掛けずに済む光ケーブルの保持具を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 配電線用引込線Eまたは該配電線用引込
線Eの引留碍子用フックFに掛止するための掛止部2
と、光ケーブルの引込線A1〜A6を保持する保持部4
と、を備えた構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線から需要者
の建物に引留碍子を介して引込まれる配電線用引込線に
添わせて光ケーブルの引込線を配設する場合、該光ケー
ブルの引込線を前記配電線用引込線または引留碍子用フ
ックに保持しておくための光ケーブルの保持具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近時、情報化社会が進む中では、搬送す
べき情報量も格段に増加しているところ、従来のメタル
製の通信線では性能を満足し得ないため、これを解決す
べく通信線自体の光ケーブル化が進んでいる。ところ
で、一般に電柱には配電線と共に通信線が架設されてお
り、近年インターネット等の普及により、これを一般需
要家の建物内に引き込むケースが増えてきている。この
場合、電柱上の分岐部から建物側まで、新たに光ケーブ
ルの引込線を架設することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記分岐部か
ら引き出される光ケーブルの引込線を新たに建物側に配
設するには、例えば建物外壁の適宜位置に螺子などを使
用して掛止金具を固定し、そこに光ケーブルの引込線を
一旦保持してから建物側に導く方法が考えられるが、こ
の場合は、新たに掛止金具が必要となるばかりか配設工
事に余分な手間や時間が掛かり、しかも、新築の建物で
あると外壁にキズをつけるなど需要者に余分な負担を掛
けさせといったことにもなる。よって、できれば既存の
設備を利用でき、しかも工事が簡単に能率良く行なえる
ようにすることが望ましい。そこで、本発明は上記課題
を解決すべくなされたもので、既存の設備を利用して簡
単に取り付けられ需要者に余分な負担を掛けずに済み、
しかも構造が簡単であって成形が容易である光ケーブル
の保持具を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明に係る光ケーブルの保持具は、配電線用引込線
または該配電線用引込線の引留碍子用フックに掛止する
ための掛止部と、光ケーブルの引込線を保持する保持部
と、を備えた構成よりなる。このような光ケーブルの保
持具を使用することにより例えば既存の引留碍子用フッ
クに簡単に掛止でき、しかも需要者に余分な負担を掛け
ずに済む。
【0005】前記光ケーブルの保持具としては、例えば
配電線用引込線または該配電線用引込線の引留碍子用フ
ックに掛止するための掛止部と光ケーブルの引込線を保
持する保持部とを備え、該保持部は断面コ字状をなすと
共にその内側の一側面にこれと対向する他側面側に付勢
される弾力舌片が設けられ、前記両側面間に介挿される
光ケーブルの引込線を弾力舌片と他側面とで挟着するよ
うにして構成される。
【0006】また、配電線用引込線または該配電線用引
込線の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケ
ーブルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は
線材をコイル状に巻回すると共に光ケーブルの許容曲げ
半径以上の範囲で曲がる筒状に形成され、該保持部に前
記光ケーブルの引込線を挿通するようにして構成され
る。
【0007】また、配電線用引込線または該配電線用引
込線の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケ
ーブルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は
帯板を螺旋状に巻回すると共に光ケーブルの許容曲げ半
径以上の範囲で曲がる筒状に形成され、該保持部に前記
光ケーブルの引込線を挿通するようにして構成される。
【0008】また、配電線用引込線または該配電線用引
込線の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケ
ーブルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は
帯板を光ケーブルの許容曲げ半径以上の範囲で曲げると
共にその両端部に光ケーブルの引込線を差込む挟着部を
設け、光ケーブルの引込線を保持部に沿わせるようにし
て配置しかつ両狭着部に差し込むようにて構成される。
【0009】また、配電線用引込線または該配電線用引
込線の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケ
ーブルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は
雄型部材と雌型部材とからなり、前記雄型部材は外周面
が先端に向かって窄まる挿入部を有すると共にその軸線
に沿って光ケーブルの引込線を挿通する挿通孔が貫設さ
れ、また該雄型部材はその外周一側にその長手方向全体
に亘り前記挿通孔と連通する差込溝が開設され、一方、
前記雌型部材は内周面が先端に向かって窄まり前記挿入
部が嵌合される挿入孔を有し、また該雌型部材の外周一
側にその長手方向全体に亘り前記挿入孔と連通する差込
溝が開設され、前記挿入部を挿入孔に嵌合して前記挿通
孔の内径を狭めることにより光ケーブルの引込線を狭着
するようにして構成される。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明に係る光ケーブルの引
込線の実施の形態を図面に基づき説明する。図1、図2
は第一実施の形態に係るもので、この光ケーブルの保持
具A1は図1に示すように金属製の線材を屈曲して形成
され、長杆部1の上端部を屈曲すると共にその先端部1
aを長杆部1に当接してほぼ直角に折り曲げ環状の掛止
部2を設け、また前記長杆部1の下端部を一重半程度に
巻回して後記する光ケーブルの引込線Kが保持できる保
持部3を設けて形成される。この光ケーブルの保持具A
1はその線材の表面にナイロンコーティングを施すこと
が好ましい。これにより長期に使用に十分耐え、耐用年
数が伸びる。また、光ケーブルのズレ防止効果も有る。
【0011】第一実施の形態の光ケーブルの保持具A1
は上記構成よりなる。図2はその使用状態を示すもの
で、図中、Eは配電線用引込線であり、引留碍子Gに巻
回され建物H側に引込まれる。引留碍子Gは引留碍子用
フックFが取着され、該引留碍子用フックFを建物H側
に係留することにより支持される。これらは既存の設備
である。そこで、光ケーブルの引込線Kを前記保持部3
に挿通し、この状態で先端部1aを開きそこから引留碍
子用フックFを掛止部2内に挿通させる。なお、光ケー
ブルの引込線Kの余長部は建物Hの外壁面等に取り付け
られる接続部収納用キャビネット(図示せず。)に収容
される。これにより、光ケーブルの引込線Kが配電線用
引込線Eに沿って保持される。このように既存の設備に
簡単に取り付けられ、しかも、光ケーブルの引込線Kは
ズレることなくしっかりと保持され大きく撓むことが無
い。よって、光ケーブルの引込線Kは配電線用引込線E
に沿って大きく撓むことなく保持されることから風圧の
影響もあまり受けることがなく、その破損も防止され
る。
【0012】図3乃至図5は第二実施の形態に係るもの
で、この光ケーブルの保持具A2は図3に示すように第
一実施の形態とその保持部の構造が相違するのみである
ので、共通する部分は同一符号を附して詳しい説明は省
略する。この保持部4は合成樹脂材により形成され、光
ケーブルの引込線Kが介挿し得る幅を有した平行な一対
の上下壁5a,5bとその一側に設けられた垂直壁6と
により断面コ字状をなしている。また、前記上壁5a内
側面にこれと対向する下壁5b内側面側へ付勢される弾
力舌片7が設けらる。該弾力舌片7は垂直壁6に沿って
平行に延設され先端を自由端としている。そして、図4
に示すように光ケーブルの引込線Kを前記両壁5a,5
b間に介挿した状態では、該光ケーブルの引込線Kが弾
力舌片7と下壁5b内側面とで挟着され保持される。こ
の場合、弾力舌片7が光ケーブルの引込線Kの表面に面
として圧接するので、該光ケーブルの引込線Kに集中し
た過度の圧力が加わるようなことがない。しかも、弾力
舌片7は逃げるように作用するので光ケーブルの引込線
Kは弾力舌片7の延出方向には摺動し易いが、逆の方向
には弾力舌片7が圧接して摺動しにくくしている。前記
下壁5bの開放側にはその端縁に垂直壁6と平行な立ち
壁8が突設されている。これは前記両壁5a,5b間に
介挿された光ケーブルの引込線Kがそこから外れにくく
するためである。
【0013】第二実施の形態に係る光ケーブルの保持具
A2は上記構成よりなり、弾力舌片7の先端が引留碍子
Gと反対側に向くようにして、保持部4に光ケーブルの
引込線Kを介挿し、更にこの状態で、図5に示すように
先端部1aを開きそこから引留碍子用フックFを掛止部
2内に挿通させる。これにより、光ケーブルの引込線K
が配電線用引込線Eに沿って保持される。この光ケーブ
ルの引込線A2にあっては、前記弾力舌片7が合成樹脂
材からなることから、光ケーブルの引込線A2を介挿し
た後に、摺動させて送り込むことが可能であり扱いやす
い。また、引留碍子用フックFを掛止部2内に挿通させ
た後に光ケーブルの引込線Kを保持部4に介挿するよう
にしてもよく、このようにすれば光ケーブルの引込線K
が容易に保持できる。なお、光ケーブルの許容曲げ半径
以上の範囲で保持すべきときは、配電線用引込線Eに光
ケーブルの保持具A2をもう一個取り付けるようにす
る。
【0014】図6,図7は第三実施の形態に係るもの
で、この光ケーブルの保持具A3は図6に示すように金
属製の線材を屈曲して形成され、上端部9を円弧状に形
成すると共にその両側から所定の間隔離して平行に一対
の支持杆部10a,10bを下方に延設して掛止部11
が形成される。各支持杆部10a,10bの下端部は一
部接触するようにしてそれぞれ逆方向にコイル状に巻回
され、筒状かつ互いに連通する挿通部12a,12bが
延設される。これにより、光ケーブルの引込線Kが挿通
され保持される保持部13が形成される。各挿通部12
a,12bは光ケーブルの許容曲げ半径以上の範囲でへ
の字状に曲げられている。この場合も光ケーブルの保持
具A3はその線材の表面にナイロンコーティングを施す
ことが好ましい。
【0015】第三実施の形態に係る光ケーブルの保持具
A3は上記構成よりなり、図7に示すように前記各支持
杆部10a,10bの下端部を開きそこから引留碍子用
フックFを掛止部11内に挿通させる。そして、前記挿
通部12a,12bの一端から光ケーブルの引込線Kを
挿通し送り込んでゆく。これにより、光ケーブルの引込
線Kが配電線用引込線Eに沿って保持される。
【0016】図8,図9は第四実施の形態に係るもので
この光ケーブルの保持具A4は、図8に示すように、金
属製の平板の上端と下端とを互いに逆向きに湾曲してそ
れぞれ係止部14と握持部15とを備えた掛止部16
と、比較的柔軟な合成樹脂材からなり帯板18を螺旋状
に巻回すると共に光ケーブルの引込線Kの許容曲げ半径
以上の範囲で曲げた筒状に形成される保持部17とから
なり、該保持部17のほぼ中央部を前記握持部15内に
嵌入して固定して構成される。平板の一端は前記係止部
14の先端部内側面に開閉自在に当接しており、挿通さ
れる引留碍子用フックFが外れないようにしている。そ
して、この場合、保持部17が比較的柔軟な合成樹脂材
からなることからよく撓み、挿通された光ケーブルの引
込線Kの撓みにもよく追随して光ケーブルに集中的な応
力が加わることをなくし破損を防止している。
【0017】第四実施の形態に係る光ケーブルの保持具
A4は上記構成よりなり、まず、前記帯板18を光ケー
ブルの引込線Kに螺旋状に巻回して保持部17に光ケー
ブルの引込線Kを挿通する。そして、平板の上部を開い
て掛止部16下端の握持部15に保持部17を固定し、
また、上端の係止部14を引留碍子用フックFに係止す
る。これにより、光ケーブルの引込線Kが配電線用引込
線Eに沿って保持される。
【0018】図10,図11は第五実施の形態に係るも
のでこの光ケーブルの保持具A5は、図10に示すよう
に金属製からなり、第一実施の形態のように線材からな
る長杆部19の上端部を屈曲すると共にその先端部19
aを長杆部19に当接してほぼ直角に折り曲げ環状の掛
止部20が設けられ、前記長杆部19の下端に保持部2
1が一体に設けられている。該保持部21は帯板22を
全体に長手方向に沿って捻ると共に光ケーブルの許容曲
げ半径以上の範囲で弧状に湾曲されており、その両端部
に光ケーブルの引込線Kを差込む挟着部23が設けられ
ている。光ケーブルの引込線Kは保持部21における捻
られた帯板22面に添わせて湾曲した状態で各挟着部2
3に差し込まれるので、光ケーブルの引込線Kには無理
な応力が加わらずこれにより破損が防止される。
【0019】第五実施の形態に係る光ケーブルの保持具
A5は上記構成よりなり、まず先端部19aを開きそこ
から引留碍子用フックFを掛止部20内に挿通させる。
そして、光ケーブルの引込線Kを保持部21における捻
られた帯板22面に添わせて湾曲させ保持部21両端の
挟着部23にそれぞれ差し込む。これにより、光ケーブ
ルの引込線Kが配電線用引込線Eに沿って保持される。
【0020】図12乃至図14は第六実施の形態に係る
ものでこの光ケーブルの保持具A6は、図12に示すよ
うに雄型部材24と該雄型部材24が嵌脱自在に嵌合す
る雌型部材25とからなる合成樹脂製の保持部26を備
え、前記雄型部材24の外周面に金属製の線材からなり
中央部を円弧状に折り曲げ両端部を回動自在に軸挿する
と共にその一部を切断断して重ね合わせ部27aを設け
た環状の掛止部27を設けてなる。
【0021】前記雄型部材24は、外周面が先端に向か
って窄まると共に該外周面に螺子28aが刻設された挿
入部29を有し、その基端部には太径の把持部30が一
体に設けられる。該把持部30は前記挿入部29の先端
側が開口された円筒状に形成される。そして、雄型部材
24の長手方向の軸心に沿って光ケーブルの引込線Kが
挿通される挿通孔31が貫設され、また把持部30を含
め挿入部29の外周一側にその長手方向全体に亘り前記
挿通孔31と連通する差込溝32が開設される。この雄
型部材24は弾性を有し、外周面に外力が加えられると
前記差込溝32の隙間分外径が小さくなるようになって
いる。
【0022】一方、前記雌型部材25は、前記把持部3
0と同じ外径の円柱状をなし、長手方向の軸心に沿って
内周面が先端に向かって窄まると共にその内周面に螺子
28bを刻設し前記挿入部29が螺合して嵌合される挿
入孔33を有し、また、外周一側にその長手方向全体に
亘り前記挿入孔33と連通する差込溝34が開設されて
いる。また、この雌型部材25の基端側外周面に細径部
35が設けられ、該細径部35に前記把持部30が嵌着
されることとなる。
【0023】第六実施の形態に係る光ケーブルの保持具
A6は上記構成よりなり、互いの差込溝32,34から
挿通孔31及び挿入孔33内に光ケーブルの引込線Kを
挿通させ、この状態で挿入部29を挿入孔33に螺合し
て嵌合させ、雄型部材24と雌型部材25を組み付け
る。これにより挿入部29が締められて細径になり挿通
孔31内の光ケーブルの引込線Kを挟着して固定する。
そして、重ね合わせ部27aを開いて前記掛止部27内
に引留碍子用フックFを挿通させる。これにより、光ケ
ーブルの引込線Kが配電線用引込線Eに沿って保持され
る。前記差込溝32,34は直線状に設けたが、他に蛇
行させるようにしても良い。これにより両差込溝32,
34が仮に一致した場合であっても光ケーブルの引込線
Kがそこから外れ難い。
【0024】このように、いずれの実施の形態の光ケー
ブルの保持具A1〜A6であっても、光ケーブルの引込
線Kまたは配電線用引込線Eに簡単に取り付けられる。
なお、各光ケーブルの保持具A1〜A6を引留碍子用フ
ックFに掛止するようにしたが、配電線用引込線Eに掛
止するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ケー
ブルの保持具は、配電線用引込線または引留碍子用フッ
クに掛止して光ケーブルの引込線を保持できるので、既
存の設備を利用して取り付けられ、新たに光ケーブルの
引込線を保持するポールを設置するなどの必要がなく、
これにより従来のような外壁に掛止金具を固定するなど
需要者に余分な負担を掛けずに済む。
【0026】また、光ケーブルの引込線を配電線用引込
線にほぼ沿わせて配設できるので、風などの影響も受け
にくくしてケーブルの破損も防止でき、更には配電線用
引込線または引留碍子用フックに簡単に掛止できること
から工事に多くの手間や時間がかからず作業能率が向上
する。
【0027】更に、構造が簡単であって成形が容易であ
ることから、製作コストが低廉になし得るという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係る光ケーブルの保
持具の斜視図。
【図2】同使用状態を示す斜視図。
【図3】第二実施の形態に係る光ケーブルの保持具の分
解斜視図。
【図4】同保持部の断面図。
【図5】同使用状態を示す斜視図。
【図6】第三実施の形態に係る光ケーブルの保持具の斜
視図。
【図7】同使用状態を示す斜視図。
【図8】第四実施の形態に係る光ケーブルの保持具の斜
視図。
【図9】同使用状態を示す斜視図。
【図10】第五実施の形態に係る光ケーブルの保持具の
斜視図。
【図11】同使用状態を示す斜視図。
【図12】第六実施の形態に係る光ケーブルの保持具の
斜視図。
【図13】同保持部の断面図。
【図14】同使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2 掛止部 3 保持部 4 保持部 7 弾力舌片 11 掛止部 13 保持部 16 掛止部 17 保持部 18 帯板 20 掛止部 21 保持部 23 挟着部 24 雄型部材 25 雌型部材 26 保持部 27 掛止部 29 挿入部 31 挿通孔 32 差込溝 33 挿入孔 34 差込溝 K 光ケーブルの引込線 F 引留碍子用フック E 配電線用引込線 A1〜A6 光ケーブルの保持具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と、光ケー
    ブルの引込線を保持する保持部と、を備えたことを特徴
    とする光ケーブルの保持具。
  2. 【請求項2】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケーブ
    ルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は断面
    コ字状をなすと共にその内側の一側面にこれと対向する
    他側面側に付勢される弾力舌片が設けられ、前記両側面
    間に介挿される光ケーブルの引込線を弾力舌片と他側面
    とで挟着するようにしたことを特徴とする光ケーブルの
    保持具。
  3. 【請求項3】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケーブ
    ルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は線材
    をコイル状に巻回すると共に光ケーブルの許容曲げ半径
    以上の範囲で曲がる筒状に形成され、該保持部に前記光
    ケーブルの引込線を挿通するようにしたことを特徴とす
    る光ケーブルの保持具。
  4. 【請求項4】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケーブ
    ルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は帯板
    を螺旋状に巻回すると共に光ケーブルの許容曲げ半径以
    上の範囲で曲がる筒状に形成され、該保持部に前記光ケ
    ーブルの引込線を挿通するようにしたことを特徴とする
    光ケーブルの保持具。
  5. 【請求項5】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケーブ
    ルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は帯板
    を光ケーブルの許容曲げ半径以上の範囲で曲げると共に
    その両端部に光ケーブルの引込線を差込む挟着部を設
    け、光ケーブルの引込線を保持部に沿わせるようにして
    配置しかつ両狭着部に差し込むようにしたことを特徴と
    する光ケーブルの保持具。
  6. 【請求項6】 配電線用引込線または該配電線用引込線
    の引留碍子用フックに掛止するための掛止部と光ケーブ
    ルの引込線を保持する保持部とを備え、該保持部は雄型
    部材と雌型部材とからなり、前記雄型部材は外周面が先
    端に向かって窄まる挿入部を有すると共にその軸線に沿
    って光ケーブルの引込線を挿通する挿通孔が貫設され、
    また該雄型部材はその外周一側にその長手方向全体に亘
    り前記挿通孔と連通する差込溝が開設され、一方、前記
    雌型部材は内周面が先端に向かって窄まり前記挿入部が
    嵌合される挿入孔を有し、また該雌型部材の外周一側に
    その長手方向全体に亘り前記挿入孔と連通する差込溝が
    開設され、前記挿入部を挿入孔に嵌合して前記挿通孔の
    内径を狭めることにより光ケーブルの引込線を狭着する
    ようにしたことを特徴とする光ケーブルの保持具。
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