JP2001338312A - 有料道路利用履歴生成装置 - Google Patents

有料道路利用履歴生成装置

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JP2001338312A
JP2001338312A JP2000158144A JP2000158144A JP2001338312A JP 2001338312 A JP2001338312 A JP 2001338312A JP 2000158144 A JP2000158144 A JP 2000158144A JP 2000158144 A JP2000158144 A JP 2000158144A JP 2001338312 A JP2001338312 A JP 2001338312A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗務員の営業成績を正確に把握し、かつ納金
作業の効率を高めた有料道路利用履歴生成装置を提供す
る。 【解決手段】 ETCシステムから自車輌の有料道路通
行データ及び運行データ発生装置からの自車輌の運行状
態を示す運行データを取得し、料金所通過時刻52、利
用料金53、空車実車判別56、及び通過料金所54、
55、並びに履歴を前回印字してから現時点までの料金
所通過回数を示す通し番号51を含む有料道路利用履歴
5が発行される。利用料金53及び空車実車判別56に
より納金作業の効率アップとなる。また、料金所通過時
刻52により、割り当てられた営業時間内の有料道路利
用かどうかの等の確認に役立つ。さらに、通過料金所5
4、55により正確に乗務員の営業範囲を確認できる。
また、時系列的に配列されて印字されるので、内容の確
認が即座に容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路、自動車
専用道路等のように通行料金が必要な有料道路の利用履
歴を生成する有料道路利用履歴生成装置に関し、特に、
タクシー等の営業車輌にETC(Electronic
Toll Collection)システムを利用し
て効率的に有料道路利用履歴を生成する有料道路利用履
歴生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシー等の営業車輌の乗務員
は、運行中に高速道路等の有料道路を利用する場合があ
るが、この場合、通常乗務員は利用領収書を受け取り、
乗客から代金を徴収して、後日会社に申告することにな
る。また空車時等、会社で認められてない場合に有料道
路を利用した場合には、利用代金は自己負担となること
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような場合以下
のような問題が想定される。すなわち、有料道路を利用
した際の営業車輌の運行状態が不明確であるため、会社
側は乗務員の営業成績を正確に把握することが困難であ
る。例えば、乗務員は営業中に自己負担すべき無駄な高
速道路の利用をしても、乗務員は様々な理由をつけて架
空の高速代金を請求することが可能である。会社側は、
高速道路利用時の該当乗務員の営業状態が即座にわから
ないので、この請求を認めざるを得なかったり、又は高
速道路利用時の該当乗務員の営業状態を調査したりする
のに多大な時間がかかることになる。さらに、乗務員
は、実際には高速利用してないにも関わらず、領収書を
紛失したとして会社に架空の高速代金を請求することも
可能である。特に、タクシー営業等の場合には、乗客の
ある実車状態と、空車状態では高速利用に関する様々な
ルールがあり、乗客有無と高速利用の関係を正確に把握
しないと、会社側は営業成績を把握したり、納金業務に
多大な労力を強いられることになる。
【0004】よって本発明は、上述した現状に鑑み、乗
務員の営業成績を正確に把握し、かつ納金作業の効率を
高めた有料道路利用履歴生成装置を提供することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の有料道路利用履歴生成装置
は、図1の基本構成図に示すように、料金所とそこを通
過する車輌とが無線通信によりデータ交換を行い通行料
金収受処理を行うETCシステムから有料道路通行デー
タを取得し、有料道路通行履歴を生成する有料道路利用
履歴生成装置であって、ETCシステムから自車輌の前
記有料道路通行データを取得する通行データ取得手段4
0A、6Aと、運行データ発生装置2Aからの自車輌の
運行状態を示す運行データを取得する運行データ取得手
段40B、6Bと、前記有料道路通行データ及び運行デ
ータを記憶する記憶手段408A、604Aと、前記記
憶手段408A、604Aに格納されている複数の有料
道路通行データ及び運行データを、前記料金所の通過毎
にひとまとまりにして配列した有料道路利用履歴5を生
成する履歴生成手段40C、6Cと、前記有料道路利用
履歴5を出力する履歴出力手段10とを有することを特
徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、履歴生成手
段40C、6CはETCシステムから自車輌の有料道路
通行データ及び運行データ発生装置2Aからの自車輌の
運行状態を示す運行データを、料金所の通過毎にひとま
とまりにして配列した有料道路利用履歴5を生成する。
そして、この利用履歴が履歴出力手段10により出力さ
れる。なお、上記履歴出力手段10は、プリンタ4等の
印字手段のみならず、メモリーカード等の各種可搬型記
憶手段でもよい。また運行データは、タクシー車輌にお
いて生成されるデータのみならず、その他配送業営業車
輌等で生成されるデータであってもよい。
【0007】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項1記載の有料道路利用履歴生成
装置において、前記有料道路利用履歴5は、時系列的に
配列されていることを有することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5は、料金所の通過毎にひとまとまりに時系列的
に配列されている。時系列的にまとまって配列されてい
るので、出力された利用履歴を確認しやすくなる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項2記載の有料道路利用履歴生成
装置において、前記履歴出力手段10は、前記有料道路
利用履歴5を印字する印字手段40Dであることを特徴
とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5は印字手段40Dにより印字されるので、内容
の確認が即座に容易に行える。例えば、利用履歴の印字
を参考にしながら納金処理を行うことができる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項2又は3いずれか記載の有料道
路利用履歴生成装置において、前記運行データ発生装置
2Aは、タクシーに搭載されたタクシーメータ2であ
り、前記運行データは、前記タクシーメータ2からの空
車状態であるか実車状態であるかを示すデータであるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、タクシーメ
ータ2からの空車状態であるか実車状態であるかを示す
データが、上記有料道路通行データと共に印字される。
これによりタクシー会社は、乗務員の営業成績を正確に
把握したり、納金業務の効率を高めることができる。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項4記載の有料道路利用履歴生成
装置において、前記印字手段40Dは、タクシー乗車料
金を印字するプリンタ4、4Aであることを特徴とす
る。
【0014】請求項5記載の発明によれば、上記有料道
路利用履歴5を印字するのにタクシー乗車料金を印字す
るプリンタ4、4Aが用いられる。このプリンタ4、4
Aは、運賃領収書や未収書を発行するためにタクシーに
通常搭載されており、本発明ではこれをハードウエア的
に何ら変更することなく利用できる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項5記載の有料道路利用履歴生成
装置において、プリンタ4、4Aは、領収書を発行指令
する領収ボタン41及び未収書を発行指令する未収ボタ
ン42を有し、これら領収ボタン41及び未収ボタン4
2が同時に押下されたことに応答して、前記履歴生成手
段40C、6Cは前記有料道路利用履歴5を生成するこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明によれば、領収ボタン
41及び未収ボタン42が同時に押下されたことに応答
して、有料道路利用履歴5が生成され印字される。すな
わち、この種のプリンタが通常備えている領収ボタン4
1及び未収ボタン42を利用して、有料道路利用履歴5
の発行指令ができる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の有料道路利用履歴生成装置は、図1の基本構成
図に示すように、請求項6記載の有料道路利用履歴生成
装置において、前記有料道路通行データは、料金所通過
時刻、利用料金、及び通過料金所に関する情報を含み、
前記運行データは、空車実車判別する情報を含み、そし
て、前記有料道路利用履歴5の印字内容は、前記料金所
通過時刻、前記利用料金、前記空車実車判別、及び前記
通過料金所、並びに前記有料道路利用履歴5を前回印字
してから現時点までの料金所通過回数を示す通し番号を
含むことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5の印字内容は、料金所通過時刻、利用料金、空
車実車判別、及び通過料金所、並びに有料道路利用履歴
5を前回印字してから現時点までの料金所通過回数を示
す通し番号を含んでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明の有料道路利用履
歴生成装置の第1実施形態を示すブロック図である。
【0020】図2に示すブロック図において、1はET
C車載機であり、ETCシステムにおける料金所側と無
線によりデータ交換を行い、料金所側から送信されてく
る有料道路通行データを受信するものである。この構成
については、図4を用いて追加説明する。ETC車載機
1は基本的に既存のETC車載機と同じであるが、有料
道路通行データを含む通行料金収受処理信号を外部に出
力する手段が新たに付加されている。
【0021】2は、基本的に乗車料金を計算し料金情報
を提供するタクシーメータである。このタクシーメータ
2は、実際には、基本的なタクシー料金情報を生成する
主メータ、及び各タクシー会社毎の料金体型に従ったテ
ーブルを有し、主メータからの料金情報とこのテーブル
情報により実際乗客から徴収する料金を算出する外付け
メータ、から構成されている。ここでは個々のメータに
関しての説明は省略する。タクシーメータ2はまた、空
車/実車モードスイッチを有し、乗客を乗せて営業して
いる実車状態では、実車モードに設定して運賃を計算
し、乗客を乗せていない空車状態では空車モードに設定
して運賃を計算しないようにしている。後述するが、こ
の空車/実車モードが本発明に利用されることになる。
【0022】3は、ETC車載機1、タクシーメータ
2、及びプリンタ4を電気的に接続する接続装置であ
る。ETC車載機1、タクシーメータ2、及びプリンタ
4はこの接続装置を介して、データ通信する。
【0023】4は、タクシーの乗車料金の領収書あるい
は未収書、さらには本発明に関わる高速道路利用履歴5
等を印字するプリンタである。プリンタ4は、領収書の
発行を指令する領収ボタン41、タクシーチケットによ
り支払いをされた際、未収書の発行を指令する未収ボタ
ン42を含む。そして、プリンタ4はこれらそれぞれの
ボタン押下に応答して、上記領収書あるいは未収書等を
発行する。さらに領収ボタン41及び未収ボタン42の
同時押下に応答して、高速道路利用履歴5を発行する。
【0024】上記プリンタ4は、運賃領収書や未収書を
発行するためにタクシーに通常搭載されているものであ
り、本実施形態ではこれをハードウエア的に何ら変更す
ることなく利用できるので、専用のプリンタを購入する
必要がなく経費節減になる。
【0025】図3は、本発明の有料道路利用履歴生成装
置による高速道路利用履歴の例である。図3に示す高速
道路利用履歴例は、図2で示したプリンタ4又は後述す
るプリンタ4Aから印字される。この高速道路利用履歴
5の印字内容には、通し番号51、通過時刻52、高速
料金53、入口料金所番号54、出口料金所番号55及
び空車実車判別情報56が含まれる。
【0026】通し番号51は、有料道路利用履歴5を前
回印字してから現時点までの料金所通過回数を示す通し
番号である。すなわち、履歴5を印字する度にこの通し
番号51は1にもどり、再度料金所通過毎に1ずつカウ
ントアップされていく。この番号51は、各運行が区別
できるものであれば、必ずしも数字でなくてもよく、ア
ルファベットあるいはかな文字等でもよい。
【0027】通過時刻52は、料金収受処理が行われた
料金所の通過時刻HH(時) mm(分)を示す。この
時刻52は、YYYY(年) MM(月) HH(時)
mm(分)等としてもよい。
【0028】高速料金53は、料金収受処理によって算
出された通行料金を示す。54及び55はそれぞれ、入
口料金所番号及び出口料金所番号を示す。これらは、料
金収受処理が行われた入口又は出口料金所番号のいずれ
か一方の番号でもよい。また、番号でなく料金所名を直
接印字してもよい。
【0029】56は、料金収受処理が行われた際、空車
であったか実車であったかを示す空車実車判別情報を示
す。
【0030】これらの印字内容は、図5で示す通行料金
収受処理信号を利用してそれぞれ得ることができる。
【0031】上述のように、有料道路利用履歴5の印字
内容は、料金所通過時刻、利用料金、空車実車判別、及
び通過料金所、並びに有料道路利用履歴5を前回印字し
てから現時点までの料金所通過回数を示す通し番号を含
んでいるので様々な効果が得られる。例えば、利用料金
及び空車実車判別を参考にしながら納金処理を行えるの
で、納金作業の効率アップとなる。また、料金所通過時
刻により、割り当てられた営業時間内の有料道路利用か
どうかの等の確認に役立つ。さらに、通過料金所がわか
るので、より正確に乗務員の営業範囲を確認できる。こ
れらにより、タクシー会社及び乗務員の業務負担が大き
く軽減される。特に前回印字してから現時点までの料金
所通過回数を示す通し番号を含み、これは時系列的に配
列されて印字されるので、より正確な視認性が高まり、
内容の確認が即座に容易に行えるようになる。
【0032】図4は、本発明の有料道路利用履歴生成装
置に関わるETC車載機の構成を示すブロック図であ
る。図4に示すETC車載機1は、料金所側と通過車輌
とが無線通信によりデータ交換を行い通行料金を自動的
に行う通行料金自動徴収システムの車輌側に搭載される
ものであり、基本的に既存のETC車載機と同じである
が、有料道路通行データを含む通行料金収受処理信号を
外部に出力する手段が新たに付加されている。
【0033】ETC車載機1は、以下のような基本構成
になっている。すなわち、車輌のダッシュボード上に固
設されるアンテナ101を介して料金所側と無線通信を
行う無線部102は変復調回路を含み、CPU104に
接続されている。103は車輌固有の識別番号である自
車IDと、有料道路の通行料金体系上によるこの車輌の
車種を示す車種情報等を格納する、通常ダッシュボード
上に固設される不揮発メモリであり、CPU104に接
続されている。
【0034】104はETC車載機1全体の制御を司る
中央演算装置(CPU)であり、通行料金の収受処理を
行い、収受処理信号を生成出力する。このCPU104
で行われる収受処理は、ETCシステムにおける一連の
通行料金収受処理の車輌側の担当処理であり、この処理
により有料道路通行データを含む収受処理信号が生成さ
れる。この収受処理信号の詳細は図5において説明を加
える。105はCPU104の制御プログラム等を記憶
している読み出し専用のメモリ(ROM)である。10
6はCPU104に接続され、料金所側との料金収受処
理結果等を蓄える読み出し書き込み自在のメモリ(RA
M)である。
【0035】また、107は各種情報表示、操作案内等
を表示する液晶ディスプレイで構成された表示部、10
8は複数のボタンを備え、ICカード211の使用認証
用のカードID等を入力するためのキーで構成される操
作部、109はICカード110が挿入され、このIC
カード110の記憶内容を読み取り及び書き込みをする
処理部であり、これらはCPU104に接続されてい
る。またICカード110には銀行等を通じて通行料金
支払いように予納してある現金の残額情報である電子現
金情報(先払い:プリペイドの場合)や、銀行口座等か
らの自動引き落としにより後日精算できる通行料金の残
額情報である支払い者情報(後払い:ポストペイドの場
合)、及びこれらに付随するカードID等が前もって書
き込まれている。このICカード110は、内部に全体
の制御をするCPU、制御プログラム等を記憶している
ROM、課金情報等をを記憶しているRAMを備えてい
る。
【0036】111は、CPU104からの料金収受処
理信号を後述するプリンタやコントロールボックスに出
力する際に、所定の電圧変換等を行う出力インターフェ
ース(I/F)である。112は、プリンタやコントロ
ールボックス等に電気的に接続される出力端子であり、
出力I/F111からの料金収受処理に関するデータが
供給される。
【0037】図5は、図4のETC車載機からの収受処
理信号のデータフォーマットである。この信号は一般高
速の場合入口及び出口、首都高速では入口等の料金所ブ
ースを通過する毎に、上述の車載装置の収受処理部から
リアルタイムで得られる。
【0038】図5において、120はデータ種別情報で
あり、ETC又は貨物輸送であるか等を示し、これはプ
ロトコル規格に準じるものである。121はデータ長情
報である。122は詳細種別情報であり、どこの情報
か、例えば一般高速の場合入口又は出口、出口情報がな
い首都高速等を示す情報である。123及び124はそ
れぞれ正規通行料金及び割引通行料金を示す情報で、1
25は料金所番号を示す情報である。126は料金所名
を示す情報であり、この後に続く名前が漢字コード又は
JISコードかを示す種別情報126Aと漢字コード又
はJISコードで表される名前情報126Bとから構成
される。127は大型か小型かを示す車種情報、128
は車輌番号、129は通過時刻YYYY(年) MM
(月) HH(時) mm(分)を示す情報である。1
30は料金が引き落とされる人物又は法人が特定できる
ユーザーコード等のカード情報である。なお、この図5
において種々の制御ビット及びチェックビット等は省略
している。
【0039】上述の情報において、正規料金情報123
及び割引料金情報124を利用して図3に示した高速料
金53が生成される。また、料金所名情報126を利用
して図3に示した入口及び出口料金所番号54及び55
が生成される。さらに、通過時刻情報129を利用して
図3に示した通過時刻52が生成される。
【0040】図6は、本発明の有料道路利用履歴生成装
置に関わるプリンタの構成を示すブロック図である。
【0041】図6において、入出力インターフェース4
01は入出力端子402に接続されている。この入出力
端子402にはデータのやりとりを行うべき外部接続装
置が電気的に接続される。入出力インターフェース40
1はCPU407にも接続されている。また電源オン/
オフを指令する電源スイッチ403、並びに前述した領
収ボタン41及び未収ボタン42が入力ポートを介して
CPU407に接続されている。
【0042】このCPU407には、(読み出し書き込
み自在のメモリ)RAM408及び(読み出し専用のメ
モリ)ROM409に接続されている。ROM409に
は後述する本発明に関わるプログラムや各種制御プログ
ラムや固定データが格納されている。CPU407はR
OM409にあらかじめ格納された制御プログラムに従
って動作する。RAM408はCPU407の処理の過
程で発生する各種のデータを格納する各種格納エリア等
を有して構成されている。またCPU407は印字I/
F410を介して、印字部411に所定の印字データを
送信し、領収書、未収書及び高速道路利用履歴等を印字
発行させる。
【0043】図7は、本発明の有料道路利用履歴生成装
置の第1実施形態に関わるプリンタのCPU407の行
う処理を示すフローチャートである。
【0044】ステップS1において、CPU407はE
TC車載機1からの料金収受データの受信を待ってい
る。ここで料金収受データの受信があれば(ステップS
1のY)ステップS2に移行し、受信がなければ(ステ
ップS1のN)ステップS6に移行する。後述するが、
実車状態であったり(ステップS6のN)、あるいは領
収及び未収ボタンのいずれも押されていない限り(ステ
ップS7のNかつステップS10のN)、このステップ
S1を繰り返して料金収受データの受信を待つ。
【0045】ステップS2において、CPU407は受
信した料金収受データをRAM408の所定のデータ格
納エリアに格納し、ステップS3に移行する。
【0046】ステップS3において、CPU407は上
記ステップS1において料金収受データを受信した際に
タクシーが実車状態であったか空車状態であったかを判
別するため、タクシーメータ2側にその情報を含むタク
シーデータを要求し、ステップS4に移行する。
【0047】ステップS4において、CPU407はタ
クシーメータ2からのタクシーデータを受信し、ステッ
プS5に移行する。
【0048】ステップS5において、CPU407は上
記タクシーデータをRAM408の所定のデータ格納エ
リアに格納し、次のデータを受信待ちすべくステップS
1に戻る。なお、このステップS5終了時には、ステッ
プS2で取得した料金収受データとステップS4で取得
したタクシデータとが同一運行内で発生したものとして
上記RAM408の所定のデータ格納エリアに格納され
ていることになる。すなわち、ここには、各運行に割り
当てられた通し番号と共に、少なくとも、通過時刻、高
速料金、入口/出口料金所番号、及び空車実車判別を示
す各情報が格納されている。
【0049】一方、ステップS1のNの結果、移行した
ステップS6においては、CPU407は空車であるか
どうかを判断する。すなわち、ここでは図示しないが、
CPU407はタクシーメータ2側から、現在実車状態
であるか空車状態であるかの情報を含むタクシーデータ
を取得し、空車であるかどうかを判断する。空車状態で
ない場合、すなわち実車状態である場合(ステップS6
のN)、料金収受データの受信待ちを継続すべくステッ
プS1に戻る。ステップS6において、空車状態である
と判断した場合(ステップS6のY)印字指令を検出す
べくステップS7に移行する。
【0050】ステップS7において、CPU407は領
収ボタン41及び未収ボタン42が同時に押下されたか
を判断する。これらボタン42及びボタン41が同時に
押下されたと判断した場合(ステップS7のY)高速道
路利用履歴5を印字すべくステップS8に移行する。領
収ボタン41及び未収ボタン42が同時に押下されたと
は判断しない場合(ステップS7のN)領収又は未収書
を発行させるか、あるいは待ち状態を継続すべくステッ
プS10に移行する。
【0051】ステップS8において、CPU407は、
上記RAM408の所定のデータ格納エリアに格納され
ている運行通し番号、通過時刻、高速料金、入口/出口
料金所番号、及び空車実車判別を示す各情報を読み出
し、ステップS9に移行する。
【0052】ステップS9において、CPU407は、
ステップS8で読み出した各情報を印字I/F410に
送出し、その結果、印字部411から図3で示したよう
な高速道路利用履歴5を印字させる。そして、再び料金
収受データの受信待ち状態に移行すべくステップS1に
戻る。
【0053】一方、ステップS7のNの結果、移行した
ステップS10においては、CPU407は領収ボタン
41又は未収ボタン42が独立的に押下されたかどうか
を判断する。ここで、いずれか一方のボタンが押下され
たと判断する場合(ステップS11のY)該当する印字
処理をするためステップS11に移行する。いずれかの
ボタンも押下されない場合(ステップS11のN)待ち
状態を継続すべくステップS1に戻る。
【0054】ステップS11において、CPU407は
タクシーメータ2側にアクセスして該当乗車料金情報を
取得して、ステップS12に移行する。
【0055】ステップS12において、CPU407は
ステップS10において押下された領収ボタン41又は
未収ボタン42のいずれかに対応した印字データを、印
字I/F410を介して印字部411に送出し、領収書
又は未収書を印字させる。そして、再び料金収受データ
の受信待ち状態に移行すべくステップS1に戻る。
【0056】上述したように、第1実施形態によれば、
ETCシステムから自車輌の有料道路通行データ及びタ
クシーメータ2からの自車輌の運行状態を示す運行デー
タを、料金所の通過毎にひとまとまりにして時系列的に
配列した有料道路利用履歴5が出力される。時系列的に
まとまって配列されているので、出力された利用履歴を
確認しやすく、この結果、乗務員の営業成績をより正確
に把握することができるようになる。また、有料道路利
用履歴5には有料道路通行データ及びその通行の際の自
車輌運行状態が含まれている。従って、有料道路通行の
際の乗務員の営業状態を正確に知ることができ、会社側
は乗務員の営業成績を正確に把握するのに役立つ。ま
た、空車時の高速利用を会社が負担すべきか、乗務員が
負担すべきかの判断が容易にできるようになる。この結
果、納金業務の効率が高められる。
【0057】また、第1実施形態によれば、有料道路利
用履歴5には、タクシーメータ2からの空車状態である
か実車状態であるかを示すデータが印字される。従っ
て、乗客のある実車状態と、空車状態では高速利用に関
する各会社のタクシー営業ルールに従った乗客有無と高
速利用の関係が正確に把握できるようになる。従って、
タクシー会社は乗務員の営業成績を正確に把握したり、
納金業務の効率化に役立つ効果がある。
【0058】さらに、第1実施形態によれば、有料道路
利用履歴5は印字されるので、内容の確認が即座に容易
に行えるようになる。例えば、利用履歴の印字を参考に
しながら納金処理を行えるので、納金作業の効率アップ
となる。
【0059】またさらに、第1実施形態によれば、領収
ボタン41及び未収ボタン42が同時に押下されたこと
に応答して、有料道路利用履歴5が生成され印字され
る。このようにこの種のプリンタ4が通常備えている領
収ボタン41及び未収ボタン42を利用して、有料道路
利用履歴5の発行指令ができる。従って、プリンタ4の
ハードウエアを何ら変更することなく発行指令でき、改
良費の経費節減になる。
【0060】これらの結果、第1実施形態によれば、タ
クシー会社及び乗務員の業務負担が大きく軽減される効
果が得られる。
【0061】図8は、本発明の有料道路利用履歴生成装
置の第2実施形態を示すブロック図である。
【0062】図8に示すブロック図に示すように、第2
実施形態では、ETC車載機1、タクシーメータ2、プ
リンタ4A及びカードリーダ/ライタ5は、コントロー
ルボックス6を介して、データ通信可能なように接続さ
れている。
【0063】ETC車載機1及びタクシーメータ2は、
図2で示した第1実施形態と同じものなのでここでは説
明を省略する。
【0064】4Aはタクシーの乗車料金の領収書あるい
は未収書、さらには本発明に関わる高速道路利用履歴5
等を印字するプリンタである。プリンタ4Aは、領収書
の発行を指令する領収ボタン41、タクシーチケットに
より支払いをされた際、未収書の発行を指令する未収ボ
タン42を含む。そして、プリンタ4Aはこれらそれぞ
れのボタン押下に応答して、上記領収書及び未収書等を
発行する。さらに領収ボタン41及び未収ボタン42の
同時押下に応答して、高速道路利用履歴5を印字する。
これらの印字に関わるデータは、コントロールボックス
6から送信されてくる。このプリンタ4Aのハードウエ
ア構成は、第1実施形態に対応する図6で示したものと
同じであるが、図6のCPU407、RAM408及び
ROM409のソフトウエアに関わる部分が異なる。こ
の差異は、前述の図7に示した第1実施形態のプリンタ
処理フローと後述の図11に示す第2実施形態のプリン
タ処理フローとを比較することで明らかになる。
【0065】上記プリンタ4Aは、領収書や未収書を発
行するためにタクシーに通常搭載されているものであ
り、本実施形態ではこれをハードウエア的に何ら変更す
ることなく利用できるので、専用のプリンタを購入する
必要がなく経費節減になる。
【0066】6はコントロールボックスであり、ETC
車載機1、タクシーメータ2、プリンタ4A、カードリ
ーダ/ライタ5、及び間を電気的に接続する。このにコ
ントロールボックス6は、後述の図10に示すように領
収書、未収書及び高速道路利用履歴5を発行するための
データ取得及び印字に関わるデータの生成等を基本的に
行う。
【0067】7はカードリーダ/ライタ(R/W)であ
り、データカード8からの情報を読み込んだり、運行デ
ータあるいはコントロールボックス6で生成された本発
明に関わるデータをデータカード8に書き込んだりす
る。カードR/W7は、データ読み取り時にデータカー
ド8がスラッシュされるカード挿入孔を有している。
【0068】データカード8は、可搬型の外部記録媒体
であるいわゆるメモリーカードである。このカード8
は、コントロールボックス6で生成されたタクシー乗務
員の営業データや本発明に関わる高速道路利用履歴デー
タを格納することができる。そして、一日の業務終了
後、乗務員は会社にデータカード8を持ち帰り、センタ
ーコンピュータにより営業成績や集金データを計算する
のに役立てることができる。
【0069】図9は、図8の第2実施形態に関わるコン
トロールボックスの構成を示すブロック図である。
【0070】図9に示すように、コントロールボックス
6は、中央演算装置(CPU)601、読み出し専用の
メモリ(ROM)602、電気的消去/書き換え可能な
読み出し専用のメモリ(EEPROM)603、読み出
し書き込み自在のメモリ(RAM)604、各インター
フェース部605〜608及び各接続端子609〜61
2を有して構成されている。
【0071】CPU601は、基本的に、領収書、未収
書あるいは高速道路利用履歴に関わるデータ収集や処理
を行い、これは図10の処理フローを用いて後述され
る。CPU601には、ROM602、EEPROM6
03及びRAM604が接続されている。
【0072】ROM602にはプログラムや固定データ
等が格納されている。CPU601はROM602に予
め格納された制御プログラムに従って動作する。
【0073】EEPROM603に格納されている格納
されている各種データは電力供給が絶たれた場合に、バ
ックアップ電池(不図示)から供給される電力によって
所定時間に限って保持される。
【0074】RAM604はCPU601の処理の過程
で発生する各種のデータ及び車載装置からの収受処理信
号に基づき生成した通行料金データ等を格納するバッフ
ァを含む各種格納エリア等を有して構成されている。
【0075】またCPU601は、タクシーメータI/
F605、リーダライタI/F606、プリンタI/F
607及びETC装置I/F608が接続されている。
これらのI/F605〜608は、タクシーメータ2、
カードR/W7、プリンタ4及びETC装置1とCPU
601との間のデータ通信に必要な電圧又は信号レベル
変換等の機能を有する。各I/F605、606、60
7及び608はそれぞれ、タクシーメータ接続端子60
9、リーダライタ接続端子610、プリンタ接続端子6
11及びETC装置接続端子612を介して、タクシー
メータ2、カードR/W7、プリンタ4及びETC車載
機1に接続される。
【0076】次に、図10及び図11を用いて、本発明
の有料道路利用履歴生成装置の第2実施形態に関わる処
理を説明する。
【0077】図10は、本発明の有料道路利用履歴生成
装置の第2実施形態に関わるコントロールボックスの行
う処理を示すフローチャートである。図11は、本発明
の有料道路利用履歴生成装置の第2実施形態に関わるプ
リンタの行う処理を示すフローチャートである。この第
2実施形態では、プリンタ4から各印字指令が出される
点は、第1実施形態と同様であるが、主なデータ収集や
処理はコントロールボックス6で行われる。また、図1
1に示すプリンタ処理において、引用するCPU及びR
AMの参照番号は、図6で示した第1実施形態と同じ番
号を用いるが、その処理及びデータは若干異なるもので
あることに注意されたい。
【0078】図10に示すコントロールボックス処理で
は、ステップS101において、コントロールボックス
6のCPU601はETC車載機1からの料金収受デー
タの受信を待っている。ここで料金収受データの受信が
あれば(ステップS101のY)ステップS102に移
行し、受信がなければ(ステップS101のN)ステッ
プS106に移行する。
【0079】ステップS102において、CPU601
は受信した料金収受データをRAM604の所定のデー
タ格納エリアに格納し、ステップS103に移行する。
【0080】ステップS103において、CPU601
は上記ステップS101において料金収受データを受信
した際にタクシーが実車状態であったか空車状態であっ
たかを判別するため、タクシーメータ2側にその情報を
含むタクシーデータを要求し、ステップS104に移行
する。
【0081】ステップS104において、CPU601
はタクシーメータ2からのタクシーデータを受信し、ス
テップS105に移行する。
【0082】ステップS105において、CPU601
は上記タクシーデータをRAM604の所定のデータ格
納エリアに格納し、次のデータを受信待ちすべくステッ
プS101に戻る。なお、このステップS105終了時
には、ステップS102で取得した料金収受データとス
テップS104で取得したタクシデータとが同一運行内
で発生したものとして上記RAM604の所定のデータ
格納エリアに格納されていることになる。すなわち、こ
こには、各運行に割り当てられた通し番号と共に、少な
くとも、通過時刻、高速料金、入口/出口料金所番号、
及び空車実車判別を示す各情報が格納されている。
【0083】一方、ステップS101のNの結果、移行
したステップS106においては、CPU601はプリ
ンタ4側からのボタン押下信号を受信待機している。こ
こでボタン押下信号の受信がない限り(ステップS10
6のN)待状態を継続すべくステップS101に戻る。
一方、ここでボタン押下信号の受信があると(ステップ
S106のY)空車状態でない限り所定の印字処理をす
る必要があるのでステップS107に移行する。なお、
上述のボタン押下信号は、領収ボタン41及び未収ボタ
ン42の同時押下、又はいずれか一方のボタンの押下を
識別できるものとする。
【0084】ステップS107においては、CPU60
1は空車であるかどうかを判断する。すなわち、ここで
は図示しないが、CPU601はタクシーメータ2側か
ら、現在実車状態であるか空車状態であるかの情報を含
むタクシーデータを取得し、空車であるかどうかを判断
する。空車状態でない場合、すなわち実車状態である場
合(ステップS107のN)、プリンタ4側に印字デー
タの送出の拒否信号を送出すべくステップS110に移
行する。一方ここで、空車状態であると判断した場合
(ステップS107のY)プリンタ4に所定の印字デー
タを送出すべくステップS108に移行する。
【0085】ステップS108においては、CPU60
1は所定の印字データをプリンタI/F607及びプリ
ンタ接続端子611を介してプリンタ4側に送信する。
説明を加えると、CPU601は、上記ステップS10
6において受信したボタン押下信号の内容に基づいて所
定のデータ生成をして、それを印字データとして送信す
る。例えば、ボタン押下信号の内容が領収ボタン41及
び未収ボタン42の同時押下を示す場合、CPU601
は上記RAM604の所定のデータ格納エリアに格納さ
れている運行通し番号、通過時刻、高速料金、入口/出
口料金所番号、及び空車実車判別を示す各情報を読み出
し、これをプリンタ4側に送出する。ボタン押下信号の
内容が領収ボタン41及び未収ボタン42のいずれか一
方のボタンの押下を示す場合、CPU601はタクシー
メータI/F605及びタクシーメータ接続端子609
を介してタクシーメータ2側にアクセスして該当乗車料
金情報を取得して、これをプリンタ4側に送出する。そ
して、ステップS109に移行する。
【0086】ステップS109において、CPU601
はプリンタ4側からの所定の印字が終了したことを示す
印字終了信号の受信を待っている(ステップS109の
N)。印字終了信号を受信すると(ステップS109の
Y)、CPU601は待ち状態を継続すべくステップS
101に戻る。
【0087】図11に示すプリンタ処理では、ステップ
S201において、プリンタ4AのCPU407は領収
ボタン41及び未収ボタン42の同時あるいは、いずれ
かの押下を待機している(ステップS201のN)。も
しここで、ボタン押下があると(ステップS201の
Y)ステップS202に移行する。
【0088】ステップS202において、CPU407
はボタン押下信号を入出力I/F401及び入出力端子
402を介してコントロールボックス6側に送出する。
上述のボタン押下信号は、領収ボタン41及び未収ボタ
ン42の同時押下、又はいずれか一方のボタンの押下を
識別できるものとする。そして、ステップS203に移
行する。
【0089】ステップS203において、CPU407
は、コントロールボックス6側からの応答データを待機
している(ステップS203のN)。すなわち、コント
ロールボックス6側では、図10で説明したようにステ
ップS106においてボタン押下信号の受信に応答し
て、空車状態であるかどうかをチェックして、空車状態
でなければ拒否信号を、空車状態であれば所定の印字デ
ータを応答データとして返送してくる。このステップS
203において、CPU407はコントロールボックス
6からの上記応答データを入出力端子402及び入出力
I/F401介して受信すると(ステップS203の
Y)、ステップS204に移行する。
【0090】ステップS204においては、CPU40
7はステップS203で受信した応答データが拒否信号
であるか印字データであるかを判断する。ここで、応答
データが拒否信号である場合、再びボタン押下を待機す
べくステップS201に戻る。また、応答データが印字
データである場合、この印字データに基づく所定の印字
を行うべくステップS205に移行する。
【0091】ステップS205において、CPU407
は、高速道路利用履歴5に関する印字データであるか、
あるいは印字データが領収書又は未収書に関する印字デ
ータであるかを判定して、それぞれに対応する処理ステ
ップS206及びステップS207に移行する。
【0092】ステップS206において、CPU407
は高速道路利用履歴5に関する印字データを印字I/F
410に送出し、その結果、印字部411から図3で示
したような高速道路利用履歴5を印字させる。そして、
ステップS208に移行する。
【0093】ステップS207において、CPU407
は領収書又は未収書に関する印字データを印字I/F4
10に送出し、その結果、印字部411から領収書又は
未収書を印字させる。そして、ステップS208に移行
する。
【0094】ステップS208において、CPU407
は上記ステップS206及びステップS207における
所定の印字終了を検知して、入出力I/F401及び入
出力端子402を介してコントロールボックス6側に、
印字が終了したことを示す印字終了信号を送信する。そ
して、再び待ち状態に移行すべくステップS201に戻
る。
【0095】上述したように、第2実施形態によれば、
ETCシステムから自車輌の有料道路通行データ及びタ
クシーメータ2からの自車輌の運行状態を示す運行デー
タを、料金所の通過毎にひとまとまりにして時系列的に
配列した有料道路利用履歴5が出力される。時系列的に
まとまって配列されているので、出力された利用履歴を
確認しやすく、この結果、乗務員の営業成績をより正確
に把握することができるようになる。また、有料道路利
用履歴5には有料道路通行データ及びその通行の際の自
車輌運行状態が含まれている。従って、有料道路通行の
際の乗務員の営業状態を正確に知ることができ、会社側
は乗務員の営業成績を正確に把握するのに役立つ。ま
た、空車時の高速利用を会社が負担すべきか、乗務員が
負担すべきかの判断が容易にできるようになる。この結
果、納金業務の効率が高められる。
【0096】また、第2実施形態によれば、有料道路利
用履歴5には、タクシーメータ2からの空車状態である
か実車状態であるかを示すデータが印字される。従っ
て、乗客のある実車状態と、空車状態では高速利用に関
する各会社のタクシー営業ルールに従った乗客有無と高
速利用の関係が正確に把握できるようになる。従って、
タクシー会社は乗務員の営業成績を正確に把握したり、
納金業務の効率化に役立つ効果がある。
【0097】さらに、第2実施形態によれば、有料道路
利用履歴5は印字されるので、内容の確認が即座に容易
に行えるようになる。例えば、利用履歴の印字を参考に
しながら納金処理を行えるので、納金作業の効率アップ
となる。
【0098】またさらに、第2実施形態によれば、領収
ボタン41及び未収ボタン42が同時に押下されたこと
に応答して、有料道路利用履歴5が生成され印字され
る。このようにこの種のプリンタ4Aが通常備えている
領収ボタン41及び未収ボタン42を利用して、有料道
路利用履歴5の発行指令ができる。従って、プリンタ4
Aのハードウエアを何ら変更することなく発行指令で
き、改良費の経費節減になる。
【0099】これらの結果、第2実施形態によれば、タ
クシー会社及び乗務員の業務負担が大きく軽減される効
果が得られる。
【0100】また、第2実施形態によれば、近年、普及
しつつある様々な制御機能を備えたコントロールボック
ス6を介して、ETC車載機1、タクシーメータ2、プ
リンタ4A及びカードR/W7が接続されている。コン
トロールボックス6は各種ハンディテンキーやバーコー
ドリーダ等も接続可能であるので、第2実施形態によれ
ば、様々な拡張性を有する有料道路利用履歴生成装置が
得られるようになる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、履歴生成手段40C、6CはETCシステ
ムから自車輌の有料道路通行データ及び運行データ発生
装置2Aからの自車輌の運行状態を示す運行データを、
料金所の通過毎にひとまとまりにして配列した有料道路
利用履歴5を生成する。そして、この利用履歴が履歴出
力手段10により出力される。このように、有料道路利
用履歴5には有料道路通行データ及びその通行の際の自
車輌運行状態が含まれている。従って、有料道路通行の
際の乗務員の営業状態を正確に知ることができ、会社側
は乗務員の営業成績を正確に把握するのに役立つ。ま
た、空車時の高速利用を会社が負担すべきか、乗務員が
負担すべきかの判断が容易にできるようになる。この結
果、納金業務の効率が高められる。また、料金所の通過
毎にひとまとまりにして配列した有料道路利用履歴5が
出力される。従って、料金所の通過毎に自車輌の運行状
態を示すデータを含む有料道路利用に関する履歴が得ら
れ、乗務員の営業状態を正確に把握するのに役立つ。こ
れらの結果、タクシー会社及び乗務員の業務負担が大き
く軽減される効果が得られる。
【0102】請求項2記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5は、料金所の通過毎に時系列的にひとまとまり
にして配列されている。時系列的にまとまって配列され
ているので、出力された利用履歴を確認しやすく、この
結果、請求項1記載の発明の効果に加えて、乗務員の営
業成績をより正確に把握することができるようになると
いう効果が得られる。
【0103】請求項3記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5は印字手段40Dにより印字されるので、請求
項1及び2記載の発明の効果に加えて、内容の確認が即
座に容易に行えるようになるという効果が得られる。例
えば、利用履歴の印字を参考にしながら納金処理を行え
るので、納金作業の効率アップとなる。
【0104】請求項4記載の発明によれば、タクシーメ
ータ2からの空車状態であるか実車状態であるかを示す
データが、上記有料道路通行データと共に印字される。
従って、乗客のある実車状態と、空車状態では高速利用
に関する各会社のタクシー営業ルールに従った乗客有無
と高速利用の関係が正確に把握できるようになる。この
結果、タクシー会社は乗務員の営業成績を正確に把握し
たり、納金業務の効率化に役立つ効果がある。
【0105】請求項5記載の発明によれば、上記有料道
路利用履歴5を印字するのにタクシー乗車料金を印字す
るプリンタが用いられる。このプリンタは、運賃領収書
や未収書を発行するためにタクシーに通常搭載されてい
るものであり、本発明ではこれをハードウエア的に何ら
変更することなく利用できるので、専用のプリンタを購
入する必要がなく経費節減になる。
【0106】請求項6記載の発明によれば、領収ボタン
41及び未収ボタン42が同時に押下されたことに応答
して、有料道路利用履歴5が生成され印字される。この
ようにこの種のプリンタ4が通常備えている領収ボタン
41及び未収ボタン42を利用して、有料道路利用履歴
5の発行指令ができる。従って、既成プリンタのハード
ウエアを何ら変更することなく発行指令でき、改良費節
減の効果が得られる。
【0107】請求項7記載の発明によれば、有料道路利
用履歴5の印字内容は、料金所通過時刻、利用料金、空
車実車判別、及び通過料金所、並びに有料道路利用履歴
5を前回印字してから現時点までの料金所通過回数を示
す通し番号を含んでいる。利用料金及び空車実車判別を
参考にしながら納金処理を行えるので、納金作業の効率
アップとなる。また、料金所通過時刻により、割り当て
られた営業時間内の有料道路利用かどうかの等の確認に
役立つ。さらに、通過料金所がわかるので、より正確に
乗務員の営業範囲を確認できる。これらにより、タクシ
ー会社及び乗務員の業務負担が大きく軽減される。特に
前回印字してから現時点までの料金所通過回数を示す通
し番号を含み、これは請求項2で述べたように、時系列
的に配列されて印字されるので、より正確な視認性が高
まり、内容の確認が即座に容易に行えるようになる。
【0108】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有料道路利用履歴生成装置の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の有料道路利用履歴生成装置の第1実施
形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の有料道路利用履歴生成装置による高速
道路利用履歴の例である。
【図4】本発明の有料道路利用履歴生成装置に関わるE
TC車載機の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のETC車載機からの収受処理信号のデー
タフォーマットである。
【図6】本発明の有料道路利用履歴生成装置に関わるプ
リンタの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の有料道路利用履歴生成装置の第1実施
形態に関わるプリンタの行う処理を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の有料道路利用履歴生成装置の第2実施
形態を示すブロック図である。
【図9】図8の第2実施形態に関わるコントロールボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の有料道路利用履歴生成装置の第2実
施形態に関わるコントロールボックスの行う処理を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の有料道路利用履歴生成装置の第2実
施形態に関わるプリンタの行う処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ETC車載機 2 タクシーメータ 3 接続装置 4 プリンタ 5 高速道路利用履歴 51 通し番号 52 通過時刻 53 高速料金 54 入口料金所番号 55 出口料金所番号 56 空車実車判別情報

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金所とそこを通過する車輌とが無線通
    信によりデータ交換を行い通行料金収受処理を行うET
    Cシステムから有料道路通行データを取得し、有料道路
    通行履歴を生成する有料道路利用履歴生成装置であっ
    て、 ETCシステムから自車輌の前記有料道路通行データを
    取得する通行データ取得手段と、 運行データ発生装置からの自車輌の運行状態を示す運行
    データを取得する運行データ取得手段と、 前記有料道路通行データ及び運行データを記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に格納されている複数の有料道路通行デー
    タ及び運行データを、前記料金所の通過毎にひとまとま
    りにして配列した有料道路利用履歴を生成する履歴生成
    手段と、 前記有料道路利用履歴を出力する履歴出力手段と、 を有することを特徴とする有料道路利用履歴生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有料道路利用履歴生成装
    置において、 前記有料道路利用履歴は、時系列的に配列されているこ
    とを有することを特徴とする有料道路利用履歴生成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の有料道路利用履歴生成装
    置において、 前記履歴出力手段は、前記有料道路利用履歴を印字する
    印字手段であることを特徴とする有料道路利用履歴生成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3いずれか記載の有料道路
    利用履歴生成装置において、 前記運行データ発生装置は、タクシーに搭載されたタク
    シーメータであり、 前記運行データは、前記タクシーメータからの空車状態
    であるか実車状態であるかを示すデータであることを特
    徴とする有料道路利用履歴生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の有料道路利用履歴生成装
    置において、 前記印字手段は、タクシー乗車料金を印字するプリンタ
    であることを特徴とする有料道路利用履歴生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の有料道路利用履歴生成装
    置において、 プリンタは、領収書を発行指令する領収ボタン及び未収
    書を発行指令する未収ボタンを有し、 これら領収ボタン及び未収ボタンが同時に押下されたこ
    とに応答して、前記履歴生成手段は前記有料道路利用履
    歴を生成することを特徴とする有料道路利用履歴生成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の有料道路利用履歴生成装
    置において、 前記有料道路通行データは、料金所通過時刻、利用料
    金、及び通過料金所に関する情報を含み、 前記運行データは、空車実車判別する情報を含み、そし
    て、 前記有料道路利用履歴の印字内容は、前記料金所通過時
    刻、前記利用料金、前記空車実車判別、及び前記通過料
    金所、並びに前記有料道路利用履歴を前回印字してから
    現時点までの料金所通過回数を示す通し番号を含むこと
    を特徴とする有料道路利用履歴生成装置。
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