JP2001337838A - 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法 - Google Patents

中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法

Info

Publication number
JP2001337838A
JP2001337838A JP2000158350A JP2000158350A JP2001337838A JP 2001337838 A JP2001337838 A JP 2001337838A JP 2000158350 A JP2000158350 A JP 2000158350A JP 2000158350 A JP2000158350 A JP 2000158350A JP 2001337838 A JP2001337838 A JP 2001337838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
pattern
interrupt
interrupt signal
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000158350A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kawase
裕司 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000158350A priority Critical patent/JP2001337838A/ja
Publication of JP2001337838A publication Critical patent/JP2001337838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの動作を停止させて省電力化を図るス
リープモードから起動状態に復帰させるための割り込み
の発生条件を、種々の環境変化に対応させるように設定
することができ、かつ、設定した割り込み発生条件を容
易に変更することができる割り込み信号発生装置及び方
法を提供すること。 【解決手段】 入力信号から所定の条件に従い入力信号
のパターンを生成し、入力信号パターンと所定のパター
ンデータとを比較して両者が一致した場合に割り込み信
号を発生させる。入力信号と比較する所定のパターンデ
ータは、バスを介してCPUから設定し又は変更するこ
とが可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCPUへの割込信号
発生装置に関し、特にスリープモードと通常モードを設
定することが可能な装置において、センサ出力や回線信
号によってスリープモードを解除し、通常モードに移行
させるための割込信号発生装置、割込信号発生方法及び
その方法を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、例えば一定時間キ
ーボードの操作がないとき表示部の輝度を落したり、一
定時間I/Oアクセスが行われないとき入出力装置の電
源供給を停止すること等により省電力化(このような状
態を省電力モードと呼ぶ)を行っている。尚、この明細
書において、省電力モードとは、装置の一部だけが動作
可能にセットされ、他の大部分が電源断の状態にあり、
動作不能の状態にあることを言う。
【0003】このような省電力モードの解除方法として
は、例えばキーボードを再操作することにより表示部の
輝度を上げたり、I/Oアクセスを行うことで入出力装
置に電源供給を行う方式が知られている。
【0004】また、例えば特開平8−249081及び
特開平5−32018号公報には、省電力を効果的に行
うために、消費電力の大きいCPUをスリープモードに
する方式も開示されている。なお、一般に、CPUのス
リープモードとは、CPUが割り込みポート等、一部の
端子に入力された信号だけを取り込み可能な状態にある
ことを言う(CPU自体は、演算処理等を実行できる状
態にない)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術にお
いては、通常動作モード、スリープモード等の各モード
間の状態変移については、詳細な説明がなされているも
のの、CPUのスリープモードから動作モードに復帰す
る際の割り込み処理については、十分な説明がされてい
ない。すなわち、カバーオープンとなったり、センサが
伝票等を検知すると直ちにCPUの割り込みポートに検
知信号を送り、割り込み処理を行うとの説明がなされて
いる。
【0006】しかし、カバーオープン等を検知したとき
にその検知信号により直ちに割り込み信号を発生させる
構成では、例えばノイズの発生などのように本来の割り
込み条件でないにも関わらず、割り込み信号を送りCP
Uを起動させるおそれもある。また、どのような条件で
割り込み信号を具体的に発生させるかについては、エラ
ー等の状況、動作モードからスリープモードに移行する
ときの状態等によって、変更することが望ましい場合も
ある。
【0007】例えば、CPUがスリープモード状態にあ
る場合に、所定の状況の変化が起こったら、CPUを起
動して動作モードに復帰させる必要がある。例えば、も
し電源に異常が発生した場合等には、ただちに所定の警
告を発する必要がある他、必要に応じて電源の切断等の
処置が必要になる。また、インクタンクが外されたり、
カバーが開けられた場合にも、その状態に応じて適切に
処理することが必要となる。どのような状況変化があっ
たときにCPUを動作モードに復帰させるかは、その装
置の基本的な設計思想若しくは装置にどのような機能を
付与させるかにより異なってくるため、割り込み条件設
定の自由度が高いことが望ましい。
【0008】他方、各種装置の実際の使用環境は多種多
用であることから、その環境変化の認知するための時間
軸のスケールが大幅に異なる場合や、複雑な条件を考慮
した正確な割りこみ処理が必要とされる。
【0009】そこで、本発明は、センサ等からの入力信
号に所定の処理を施すことにより、入力信号が所定の条
件を満足するときに限り割り込み信号をCPUに送出す
る割り込み信号発生方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、割り込み設定
条件の自由度の高い割り込み信号発生装置を提供するこ
とである。
【0011】更に本発明の他の目的は、割り込み信号を
出力する条件をCPUから容易に変更することができる
割り込み信号発生方法及び装置を提供することにある。
【0012】さらに本発明は、外部通信回線から送信さ
れた所定の信号パターンを受信したときにCPUへの割
り込み信号を出力する割り込み信号発生方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者等は研究を重ね、以下の発明完成した。す
なわち、センサ等から出力された入力信号から信号パタ
ーンを生成し、その信号パターンが所定のパターンと比
較し、比較結果に基づき割り込み信号を発生を制御する
ことにより、上記目的を達成するものである。
【0014】本願発明の第1の態様にかかる割込信号発
生装置は、所定の条件に従い入力信号から信号パターン
を発生する信号パターン生成部と、発生した前記信号パ
ターンを所定のパターンデータと比較して一致したとき
に一致信号を出力するパターン比較部と、前記一致信号
を受信したときに割り込み信号を発生する割込信号生成
部とを有することを特徴とする。
【0015】例えば、電源電圧の異常、用紙検知センサ
の異常検知、インクセンサの異常検知などの入力があっ
たときに、その入力信号を所定の時間間隔で区切り各時
間毎の信号の存在の有無で信号パターンを生成し、その
信号パターンが所定のデータパターンと一致するかどう
かを比較して、割り込み信号の発生を制御する。これに
より、ノイズなどによる割り込み信号の発生を防止する
ことができる。
【0016】本発明の第2の態様にかかる割込信号発生
装置は、パターン比較部が、中央処理装置から記憶内容
を書き換え可能であり所定のパターンデータを記憶する
パターンデータ記憶部を備えることを特徴とする。例え
ば、パターンデータを記憶するパターンデータ記憶部を
CPUからアクセス可能なレジスタにより構成し、CP
Uからパターンデータを変更可能にする。これにより、
信号パターンと比較するパターンデータを簡単に変更で
きるようになる。
【0017】本発明の第3の態様にかかる割込信号発生
装置は、信号パターン生成部が入力信号が入力されるシ
フトレジスタを含み、入力信号を所定のクロックパルス
で順次シフトすることにより各シフト段の出力から前記
信号パターンを作成することを特徴とする。
【0018】例えば、4段又は5段のシフトレジスタを
設け、所定の長さのクロックにより入力信号をシフトす
る。入力信号が継続すると、クロック入力毎にシフトレ
ジスタの各段の出力が順次シフトしていくので、シフト
レジスタの出力を並列に取り出すことにより入力信号パ
ターンが作成される。
【0019】本発明の第4の態様にかかる割込信号発生
装置は、信号パターン生成部が、シフトレジスタのシフ
トクロックを選択するためのクロック選択装置を、さら
に備えることを特徴とする。
【0020】入力信号の種類によって、異常と判断すべ
き信号出力の長さは異なるため、パターン信号を作成す
るクロックもその入力信号の種類に応じて、CPUから
適切なクロックを選択可能に構成したものである。
【0021】本発明の第5の態様にかかる割り込み信号
発生装置は、割込信号生成部が、CPUから送信される
制御データに基づいて、割り込み信号の出力条件を変更
可能であることを特徴とする。
【0022】例えば、入力信号から作成した信号パター
ンと所定のパターンが一致したとしても、その場合に常
に割り込みを発生することが望ましいとは限らない。C
PUがスリープモードになる前の状態によっては、さら
に別の条件が加わった場合に割り込み信号を出力するよ
うにすることが好ましい場合もある。もし、このような
特別の条件が不要であれば、この制御データを条件無し
に設定することにより、一致信号により直ちに割り込み
信号を発生させることも可能である。具体的なデータの
設定は、例えば、バスラインを通じてCPUからデータ
を設定可能に構成する。このような構成により、スリー
プモードに遷移する前にカウントを変える等、状況に応
じて割込条件を簡単に変更することが可能となる。
【0023】本発明の第6の態様にかかる割込信号発生
装置は、割込信号生成部が、一致信号が所定の期間連続
して出力されていることを条件に割り込み信号を出力す
ることを特徴とする。長期間入力信号が出力されている
場合のみ割り込み信号を生成するものである。
【0024】本発明の第7の態様にかかる割り込み信号
発生装置は、割込信号生成部が、一致信号が継続して出
力されている間所定のクロックでカウントアップされ一
致信号の出力が無いときにはリセットされるカウンタを
含み、当該カウンタの出力が所定のカウント数になった
ときにCPUに割り込み信号を送出することを特徴とす
る。
【0025】これにより、例えば、カウンタを比較的長
い周波数のクロックでカウントアップするように構成す
ることにより、非常に長い信号が継続して入力された場
合にのみ割り込み信号を発生させる場合であっても、長
いシフトレジスタ及びその出力を比較するための長い比
較装置が不要となる。
【0026】本発明の第8の態様にかかる割込信号発生
装置は、割込信号発生装置のパターン生成部は、外部か
ら入力された信号パターンをそのまま出力可能であるこ
とを特徴とする。この構成によると、ホスト装置から送
信されたデータをパターン生成部に直接設定することが
でき、ホスト装置からスリープモード中のCPUを起動
させることが可能となる。
【0027】本発明の第9の態様に係る割込信号発生方
法は、(a)入力信号から所定の条件に従い信号パター
ンを作成する工程と、(b)作成した前記信号パターン
と所定のパターンデータとを比較し、一致したときに一
致信号を発生する工程と、(c)前記一致信号に基づ
き、CPUに対して割り込み信号を出力する工程とを備
えることを特徴とする。どのようなパターンをどのよう
にして発生させるかは当業者が自由に決めることができ
る。また、所定のパターンデータをどのように記憶して
おくかも自由である。
【0028】本発明の第10の態様にかかる割込信号発
生方法は、工程(a)が、入力信号を所定のクロック入
力に基づいて順次シフトすることにより、各シフト段の
出力から信号パターンを作成する工程とからなり、工程
(b)が、前記信号パターンと、予め設定された所定の
パターンデータとを比較して、一致したときに一致信号
を発生する工程とからなることを特徴とする。入力信号
を順次シフトして各シフト段の全出力を並列に取り出す
ことにより、入力信号の長さとシフトクロックの周波数
に応じた信号パターンの生成が可能となる。
【0029】本発明の第11の態様にかかる割込信号発
生方法は、記工程(c)が、一致信号を受信し、さらに
他の条件を満足したときに限り割り込み信号を出力する
工程からなることを特徴とする。割込条件をさらに付加
することにより、より複雑な割込処理が可能となる。こ
の割込条件の設定も当業者が自由に確定できるものであ
る。特に、CPUから条件を設定し、変更するようにす
ることが好ましい。この構成によりCPUの動作中にそ
の環境変化に応じて自由に割込条件の設定を変更するこ
とができる。
【0030】本発明の第12の態様にかかる割込信号発
生方法は、工程(c)が、一致信号が所定の期間連続し
て出力されているときにCPUに割り込み信号を出力す
る工程からなることを特徴とする。これにより、長い入
力信号であっても正確に検出することが可能となる。
【0031】本発明の第13の態様にかかる割込信号発
生方法は、工程(a)が、外部から所定の信号パターン
を受信したときに、信号パターンの作成に代えて、外部
から受信した信号パターンをそのまま出力する工程から
なり、外部から入力される信号パターンによりCPUへ
の割り込み信号を発生することを特徴とする。これによ
り、外部からの特定の信号パターンを受信したときにC
PUへの割り込み信号を発生することができ、これによ
り、ホスト装置から所定のパターンデータを送信して、
スリープモード中のCPUを起動させることが可能とな
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0033】本明細書では、本発明の構成を説明するた
めに、本発明をプリンタに適用した例を用いて説明する
が、本発明はプリンタに限らず、CPUにより制御され
るあらゆる装置について適用可能である。
【0034】図1は、本発明にかかる割り込み信号発生
装置をプリンタに使用する場合の構成を示す図である。
図中、1はCPUであり、少なくとも通常の動作モード
と、省電力のためのスリープモードを有している。CP
Uには、バスライン25を介して、印刷機構2、インタ
ーフェイス(I/F)7、ROM8、RAM9等が接続
されている。
【0035】ROM8及びRAM9には、CPU1の制
御用ソフトウェア(ファームウェアを含む)及びデータ
が記憶されている。CPU1は、これらの制御用ソフト
ウェア等による制御の下、インターフェース7を介して
ホスト装置から送信された印刷命令及び印刷データに従
って、印刷を行うように印刷機構2を制御する。
【0036】印刷機構2は、印刷機構駆動回路3及びこ
れに接続されたヘッド4、モータ5、及びプランジャ6
等により構成されており、印刷機構駆動回路3がCPU
1の指示に基づき各部を制御する。
【0037】CPU1には更に、割込信号発生装置10
が接続されている。割込信号発生装置10は、状況の変
化に応じて割りこみ信号を生成して、割り込み信号ライ
ン26を介して、CPU1の割りこみポートに割り込み
信号を出力する。割込信号発生装置10は、CPU1が
スリープモードのときであっても動作するように構成さ
れている。スリープモード中のCPU1の割りこみポー
トに割り込み信号が入力されると、CPU1は起動し、
スリープモードから動作状態に戻すための各種処理を実
行する。
【0038】CPU1は、省電力のために一定時間以上
動作しない場合には、動作状態からスリープモードに移
行する。どのような状況下で、スリープモードに遷移さ
せるかは、その装置の種類、使用形態等に応じて決定す
ることができる。モードの遷移に関しては、前述の特開
平5−32018号公報に詳しく説明されている。本発
明は、スリープモードから動作モードへ復帰するための
割り込み信号の発生に関するものであるので、動作モー
ドからスリープモードへの遷移については、これ以上の
説明はしない。必要があれば、上述の公報を参照された
い。
【0039】CPU1がスリープモード状態にある場合
に、所定の状況の変化が起こったら、CPU1を起動し
て動作モードに復帰させる必要がある。例えば、もし電
源に異常が発生した場合等には、ただちに所定の警告を
発する必要がある他、必要に応じて電源の切断等の処置
が必要になる。また、インクタンクが外されたり、カバ
ーが開けられた場合にも、その状態に応じて適切に処理
することが必要となる。どのような状況変化があったと
きにCPUを動作モードに復帰させるかは、その装置の
基本的な設計思想若しくは装置にどのような機能を付与
させるかにより異なってくるため、割り込み条件設定の
自由度が高いことが望ましい。
【0040】図1では、電源異常検出11、プリンタカ
バーオープン12、印字用紙が無くなくなったことを検
知した場合13、インク無しの場合14等の信号が、割
込信号発生装置10に入力されることが例示されてい
る。これらの状況は、スリープモード中に発生する可能
性があり、例えば、インクタンクが外された場合には、
警告を発する他、印刷命令があっても印刷を開始しない
ように制御する必要があり、電源電圧が高くなった場合
などの電源異常により、他の正常な部分を壊さないよう
にするために、直ちに電源を切り離す等の処置が必要に
なる。
【0041】図2に、割り込み信号を発生させて、CP
U1をスリープモードから動作モードに遷移させる要因
すなわち、入力信号1〜nとなる検知事項を例示する。
図2にあるように、基本的には、電源電圧の異常、その
他各種センサにより異常状態を検知した場合などに割り
込み信号を発生して、CPUを動作モードに遷移させる
ことが多い。この他、図2にもあるように、スリープモ
ード中にオペレータがペーパーフィード等のスイッチを
押下する等の動作指示があった場合も割り込み原因とな
る。尚、図2では、CPU1をスリープモードから動作
モードに遷移させる要因を示しているが、これらの要因
はスリープモード時だけでなく動作モードにも割込要因
となる。但し、CPU1の動作モード時には、図2に記
載した要因だけでなく、例えば、ウォッチドッグタイマ
のタイムアウト等もCPU1への割込要因となる。ウォ
ッチドッグタイマはCPU1の暴走を検知するためのタ
イマであり、暴走状態が発生したら、割込処理によりC
PU1の暴走を停止させ、所定の対応処理を実行するも
のである。
【0042】尚、図2に示されているスリープモードか
らの割込要因も例示に過ぎず、この他の要因により割り
込み信号を発生させることもできる。例えば、後述する
ように、ホスト装置からの命令により、CPUに割り込
みを発生させて、スリープモードから動作モードに起動
させるよう構成することも可能である。
【0043】次に、図3を用いて本発明の割込信号発生
装置10の第1の実施例を説明する。図3は、本発明に
かかる割込信号発生装置10の第1の実施例の構成を示
す機能ブロック図である。割込信号発生装置10には、
図1の電源異常検知11、カバーオープン12等の検知
信号が入力信号1〜nとして入力される。割込信号発生
装置10には、各入力信号1〜nに対応してそれぞれ割
込信号発生ユニット20が合計n個設けられている。
【0044】各割込信号発生ユニット20は同じ構成の
ものを使用可能であるので、図3では入力信号1に対応
する割込信号発生ユニット20についてのみ内部構成が
示されている。
【0045】割込信号発生ユニット20は、パターン生
成部21、パターン比較部22及び割込信号生成部23
とから構成されている。パターン生成部21では、入力
信号から所定の信号パターンを生成する。パターン生成
部21における信号パターンの生成は、バスライン25
を介してCPUから設定される条件等によって制御され
る。パターン生成部21で生成された信号パターンは、
パターン比較部22に出力される。
【0046】パターン比較部22では、パターン生成部
から受信した信号パターンと所定のパターンデータとを
比較する。比較する所定のパターンデータは、バスライ
ン25を介してCPU1から送信される。パターン比較
部22による比較の結果、信号パターンが所定のパター
ンデータと一致すると、一致信号が割り込み生成部23
と状態記憶レジスタ24に出力される。
【0047】状態記憶レジスタ24は、出力された一致
信号を対応するビット信号として記憶する。CPU1
は、割り込み発生後の処理ルーチンで、この状態記憶レ
ジスタの内容を読み取ることにより、割り込み原因を知
ること及びどのようなエラーが発生しているのか等の装
置の状態を確認することが可能となる。
【0048】割込信号生成部では、一致信号が受信した
ときに割り込み信号をCPU1に送出するかどうかを確
定する。すなわち、一致信号を受信したときに直ちに割
り込み信号を出力するのではなく、所定の条件を満足し
ている場合にのみ、割り込み信号を出力する。これは、
各種の入力信号1〜nのいずれかが所定の信号パターン
であったとしても、さらに他の条件を満足しない限り、
スリープモードを維持するようにするものである。この
場合には、割り込みは発生しないが、一致信号が発生し
た状態は、状態記憶レジスタ24に記憶されるので、後
刻割りこみが発生したときに、その事実を確認可能であ
り、その状態に応じた適切な処理を行うことが可能であ
る。
【0049】割り込み信号を出力するための条件は、バ
スラインを介してCPU1から設定可能であり、具体的
な条件はその装置の基本設計事項として、自由に設定可
能である。
【0050】このように、入力信号から信号パターンを
生成する条件の設定、一致信号を出力するためのパター
ンデータの設定、及び割り込み信号を発生するための条
件の設定を、CPU1から自由に設定可能である。その
ため、各種装置の多種多用な実際の使用環境に合わせ
て、状況変化の時間軸スケールの相違及び複雑な条件等
を考慮した正確な割りこみ処を行わせることが可能とな
る。
【0051】次に図4を用いて、本発明の第2の実施例
を説明する。図4は、本発明にかかる割込信号発生装置
10をより詳細に示す第2の実施例を示す機能ブロック
図である。図4においては、パターン生成部21がクロ
ック選択部31及びシフトレジスタ30により構成され
ている。クロック選択部31には、分周器37で複数の
クロックに分周されたクロックが入力され、クロック選
択記憶部32の出力により使用するクロックが選択され
る。このようにクロックを選択可能とすることにより、
検知しようとする事象に対応する適切なクロックを使用
して、信号パターンを生成することが可能となる。
【0052】どのクロックを使用するかは、CPU1か
ら予めクロック選択記憶部32に設定され、必要に応じ
て、CPU1から適宜変更可能である。また、分周期3
7を割込信号発生ユニット20の外に設けたのは、入力
信号1〜nに共通して1個の分周期37を設けることに
より、全ての割込信号発生ユニット20に複数のクロッ
クを提供することができるようにするためである。
【0053】シフトレジスタ30には、入力信号1が入
力され、選択されたクロック信号により、順次シフトさ
れる。図4では、4段のシフトレジスタを使用している
が、4段以上又は以下のシフトレジスタを用いることも
可能である。シフトレジスタ30の各出力段の出力信号
は信号パターンとして、パターン比較部22に出力され
る。
【0054】パターン比較部22は、一致検出部33と
パターンデータ記憶部34とから構成されている。一致
検出部33は、予めCPU1からパターンデータ記憶部
34に設定されたパターンデータとシフトレジスタ30
の各出力段からのパラレル出力とを比較し、一致した場
合に一致信号を状態記憶レジスタ24及び割込信号生成
部23に出力する。
【0055】割込信号生成部23は、状態変化検出部3
5と、割込設定レジスタ36とからなる。状態変化検出
部35は割込設定レジスタ23に記憶している条件を満
たしているときに割込信号を出力する。割込信号設定は
CPU1から設定される。
【0056】図5を用いて、シフトレジスタ30の出力
と、一致信号の関係を説明する。図5は、クロックと、
入力信号1と、一致信号の出力タイミングを示すタイミ
ングチャートである。尚、この例では、パターンデータ
として“1110”が設定されているものとする。ま
た、シフトレジスタは、動作開始直後“0000”に初
期化されているものとする。
【0057】今、所定のクロックが選択され、入力信号
1が図5に示すタイミングでハイレベル(以下“H”と
表示する)になったとする。尚、本シフトレジスタは、
クロックの立ち上がりでシフト入力データを順次シフト
するものとする。クロック“0”の立ち上がりタイミン
グでは、入力信号1はローレベル(以下“L”と表示す
る)であるので、シフトレジスタ30は入力信号の変化
を捉えることはできない。従って、この時点では、シフ
トレジスタ30の各出力段の出力は“0000”であ
る。
【0058】次のクロック信号であるクロック“1”の
立ち上がり時には入力信号1は“H”になっているの
で、シフトレジスタ30の出力段1から“H“が出力さ
れる。従って、この時点におけるシフトレジスタ30の
各出力段の出力は“1000”である。
【0059】クロック“2”の立ち上がり時にも入力信
号1は入力されているので、このタイミングでは、出力
段1及び3の出力が“H”になり、シフトレジスタ30
の各出力段の出力は“1100”となる。
【0060】同様にして、クロック“3”のときのシフ
トレジスタ30の各出力段の出力は“1110”とな
る。これは、パターンデータ“1110”と一致するの
で、サンプリング信号のタイミングで、一致信号が
“H”となる。
【0061】クロック“4”のタイミングでは、シフト
レジスタ30の各出力段の出力は“1111”となるの
で、パターンデータ“1110”と一致せず、一致信号
はこれ以後出力されない。このような構成とすることに
より、以下のような効果を得ることができる。まず、一
定期間以上連続して信号の入力が無い限り一致信号は出
力されないために、ノイズによる誤動作を防止できる。
また、パターンデータ“1110”と一致した場合だけ
一致信号を出力する構成であるので、入力信号が長期間
継続している場合でも一致信号は、パターンが一致して
いる所定の期間だけした出力されず、割込信号が連続し
て出力されることを防止することができる。
【0062】逆に一致信号を連続して出力させておき、
割込信号生成部23において、他の条件で割込信号の発
生を制御したい場合には、一致信号が発生したらその状
態をラッチ又はフリップフロップ等で保持するように構
成することも可能である。また、パターンデータを“1
111”と設定しておくことにより、一致信号を保持さ
せることもできる。パターンデータが“1111”に設
定されていると、図5の最下段に示す通り、シフトレジ
スタ30の全出力が“H”になった後、入力信号1が
“H”である限り、一致信号が継続して出力される。こ
のようにパターンデータを“1111”と設定して一致
信号を連続出力させる場合には、入力信号1〜nが無く
なると、自動的に一致信号も出力されないので、ラッチ
等に記憶させる場合と異なりリセット動作が不要である
という効果も有する。
【0063】このように、信号パターンとパターンデー
タとが一致するときに割込信号信号を出力する構成とす
ることにより、ホスト装置50からCPU1をスリープ
モードから動作モードに遷移させるよう構成することが
できる。
【0064】図6を用いて説明する。図6は、スリープ
モード中のプリンタのような通信端末装置60を、本発
明にかかる割込信号発生装置10を使用して、ホスト装
置50から動作モードに遷移させる場合を説明するため
の機能ブロック構成図である。図6には、ホスト装置5
0と、ホスト装置に接続された通信端末装置(例えばプ
リンタ)60を示しており、通信端末装置60は本発明
にかかる割込信号発生装置10を有している。図6で
は、説明を簡単にし、説明の要点をわかりやすくするた
め、通信端末装置60の詳細部分は省略してある。今、
通信端末装置60の割込信号発生装置10のパターンデ
ータ記憶部34(図4)にはパターンデータ“111
0”が記憶されているものとする。
【0065】ホスト装置50が通信端末60のCPU1
を動作モードに遷移させることを希望する場合、ホスト
装置50はデータ“1110”を通信端末60に送信す
る。通信端末60のレベル変換部27、プロトコル変換
部28及び割込信号発生装置10は、CPU1がスリー
プモード中であっても、動作している。従って、ホスト
装置50から送信されたデータ“1110”は受信さ
れ、レベル変換器27、プロトコル変換器28を経て、
割込信号発生装置10のシフトレジスタ30に入力され
る。
【0066】ホスト装置50からの受信データ“111
0”を、シフトレジスタ30に設定する方法は、当業者
にとって周知の各種の手段を採用可能であるが、ここで
は、シリアルインターフェースの場合と、パラレルイン
ターフェースの場合とに分けた代表的な例を説明する。
【0067】シリアルインターフェースの場合、プロト
コル変換部28から、受信データを所定のクロックに同
期させてシリアルデータとしてシフトレジスタ30に出
力するよう構成する。このとき、クロック選択部31に
より、シリアルデータの同期クロック(図示せず)をシ
フトクロックとして選択することにより、プロトコル変
換部28から受信データがシリアルにシフトレジスタ3
0に入力される。パラレルインターフェースの場合に
は、例えば、受信データ“1110”をシフトレジスタ
30にパラレルに直接入力するように構成する。
【0068】今、パターンデータ記憶部34にはパター
ンデータ“1110”が記憶されているので、シフトレ
ジスタに“1110”が設定されると、一致検出部から
一致信号が出力される。状態検出部35は、一致信号を
受信すると、信号ライン26を介して割込信号をCPU
1の割込ポートに送出する。これにより、CPU1は割
込処理ルーチンに入りスリープモードから動作モードに
遷移する。
【0069】図7を用いて、本発明にかかる割込信号発
生装置10の第3の実施例を説明する。図7は、本発明
の割込信号発生装置10の第3の実施例にかかる割込信
号発生ユニット20の機能ブロック図である。図7の割
込信号発生ユニット20と図5の割込信号発生ユニット
20の違いは、図7の割込信号発生ユニット20におい
ては、クロック選択部31とシフトレジスタ30の間に
タイマ38と、タイマ選択記憶部39を設けたことであ
る。このような構成とすることにより、シフトレジスタ
30に入力するクロック信号の周期をさらに変化させる
ことができ、シフトクロックを種々変化させることが可
能となる。
【0070】次に図8を用いて本発明の割込信号発生装
置10の第4の実施例を説明する。図8は、本発明にか
かる割込信号発生装置10の割込信号発生ユニット20
の機能ブロック図であり、既に説明した他の実施例との
共通部分は1部省略して示している。既述した他の実施
例と異なる部分は、割込信号生成部23が、16ビット
カウンタ41、カウント比較部42及びカウント記憶部
43とから構成されている点である。
【0071】この実施例では、一致信号は16ビットカ
ウンタ41のイネーブル入力端子En及びクリア入力端
子とCLRに入力されている。従って、一致信号が出力
されている限り、カウントし続けるが、一致信号が出力
されないとリセットされ、次の一致信号が出力されたと
きに再びカウントを再開する。このような構成は、一定
の期間以上一致信号が連続して長期間出力される場合に
有用である。尚、本実施例では、16ビットカウンタ4
1を使用しているが、これは例示であり、16ビット以
上のカウンタ又はこれ以下のカウンタを使用することも
できる。
【0072】16ビットカウンタ41の出力はカウント
比較部42に入力される。カウント比較部42にはカウ
ント記憶部43からの出力も入力されており、両入力が
比較される。カウント記憶部43には、予めCPU1に
より所定のカウントが設定されている。16ビットカウ
ンタ41のカウントとカウンタ記憶部43のカウントが
一致すると、割込信号がCPU1の割込ポートに出力さ
れる。割込ポートに割込信号が入力されるとCPUが起
動され、ROM8又はRAM9に記憶された割込処理ル
ーチンに従って、割込原因の確認及び必要な対応処理等
が実行される。
【0073】図8に示す第4の実施例にかかる割込信号
発生ユニット20は、通常の信号より長い入力信号1〜
nの存在を条件に割込信号を発生させる場合に有効であ
る。長い入力信号の存在を短い周期のクロックで検知す
る場合にはシフトレジスタ30の出力段の数を相当数増
やす必要がある。一方、入力信号1〜nは多種多様であ
るので、パターン生成部21の入力信号を一律に長くす
ることはできない。例えば、割込条件として判断する場
合に必要な信号の周期は、短いものと長いものでは10
00倍を超える場合(短い信号では20μs、長い信号
では20ms等)も考えられる。
【0074】検知しようとする入力信号の長さが100
0倍も長くなると、分周器37により対応する周波数の
クロックを作成することは現実的ではないばかりでな
く、正確なパターン生成ができなくなるという問題があ
る。シフトレジスタ30ではシフトクロックの立ち上が
り又は立下りのタイミングで入力信号をサンプリングす
る。したがって、シフトクロックの1周期の中間で入力
信号1〜nが無くなっても、次のサンプリングタイムに
入力信号1〜nが存在すると、何事もなかったように入
力信号が順次シフトされ、その変化を認識できない。
【0075】シフトクロックの周期が長くなるとこのよ
うな危険が大きくなるので、シフトクロックの周期をあ
まり長くすることは好ましくない。これは、第3の実施
例においてタイマ38により、クロックの周期を長くす
るようにした場合にも同様である。
【0076】このような問題をさけるために、短い周期
のシフトクロックを使用するとすると、長い入力信号の
信号パターンを生成するためには、パターン生成部21
のシフトレジスタ30のシフト段を非常に長くしなけれ
ばならない。
【0077】以上の説明でわかるように、図8に示す第
4の実施例にかかる割込信号発生ユニット20は、例え
ば第2又は第3のの実施例の割込信号発生ユニット20
等と組み合せて使用する場合に極めて有用となる。すな
わち、一般的な長さの入力信号1〜nについては第2又
は第3の実施例の割込信号発生ユニット20を使用し、
これらの入力信号よりかなり長い入力信号については第
4の実施例にかかる割込信号発生ユニット20を使用す
るというように、異なる種類の割込信号発生ユニット2
0を組み合せて使用することができる。
【0078】次に図9のタイミングチャートを用いて、
図8の割込信号発生ユニット20により割込信号が出力
されるのタイミングを説明する。16ビットカウンタ4
1はクロック信号2によりカウントされる。非常に長い
入力信号を検出する場合には、一般的には、クロック信
号2はパターン生成部21のクロック1より長いクロッ
クを使用することが好ましい。一致信号が“L”から
“H”に変化すると、カウンタイネーブルが“H“とな
り、カウントが開始される。16ビットカウンタ41の
カウントがカウント記憶部43のカウント一致すると、
一致信号が出力されて、これにより割込信号が一定期間
出力される。
【0079】一致信号がカウント一致前に出力されなく
なると(破線で表示)、カウンタはクリアされ(図9最
下段)、カウント一致信号が出力されない。そのため割
込信号も出力されず、割込は発生しない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
入力信号から所定の信号パターンを生成し、所定のパタ
ーンデータと比較し、一致したときにのみ割り込み信号
をCPUに送出することにより、ノイズ等に強く、所定
の入力信号が存在するときに限って割りこみ信号を正確
にCPUに出力することができる。
【0081】また、本発明では、CPUから簡単に、ク
ロックの選択、パターンデータの設定又は変更、割込条
件の設定が可能であるため、割込条件の設定に関し自由
度の高い割り込み信号発生装置を提供することができ
る。 さらに本発明は、外部通信回線から送信された所
定の信号パターン入力信号として割込信号検出装置に入
力することにより、他に特別な装置を設けることなく、
ホスト装置からCPUをスリープモードから動作モード
へ遷移させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる割り込み信号発生装置をプリン
タに使用する場合の構成を示す図である。
【図2】割り込み信号を発生させて、CPU1をスリー
プモードから動作モードに遷移させる要因を例示する図
である。
【図3】本発明にかかる割込信号発生装置10の1実施
例の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明にかかる割込信号発生装置10をより詳
細に示す第2の実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】クロックと、入力信号1と、一致信号の出力タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図6】スリープモード中のプリンタのような通信端末
装置60を、本発明にかかる割込信号発生装置10を使
用して、ホスト装置50から動作モードに遷移させる場
合を説明するための機能ブロック構成図である。
【図7】本発明の割込信号発生装置10の第3の実施例
にかかる割込信号発生ユニット20の機能ブロック図で
ある。
【図8】本発明にかかる割込信号発生装置10の割込信
号発生ユニット20の機能ブロック図であり、他の実施
例との共通部分を1部省略して示してある。
【図9】図8の割込信号発生ユニット20により割込信
号が出力される場合のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 印刷機構 4 印刷機構駆動回路 7 インタフェース 8 ROM 9 RAM 10 割込信号発生装置 11 電源異常検出装置 12 印字用紙検知装置 13 カバーオープン検知装置 14 インク無し検知装置 20 割込信号発生ユニット 21 パターン生成部 22 パターン比較部 23 割込信号生成部 24 状態記憶レジスタ 25 バスライン 26 割込信号ライン 30 シフトレジスタ 31 クロック選択部 32 クロック選択情報記憶部 33 一致検出部 34 パターンデータ記憶部 35 状態変化検出部 36 割込設定レジスタ 41 16ビットカウンタ 42 カウント比較部 43 カウント記憶部 50 ホスト装置 60 通信端末装置(プリンタ)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応じて、所定の信号パターン
    を生成する信号パターン生成部と、生成した前記信号パ
    ターンを所定のパターンデータと比較し一致したときに
    一致信号を出力するパターン比較部と、前記一致信号を
    受信したときに割り込み信号を作成し中央処理装置(C
    PU)に送出する割込信号生成部と、を備えることを特
    徴とするCPUへの割込信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン比較部は、前記所定のパタ
    ーンデータを記憶しており前記CPUから書き換え可能
    なパターンデータ記憶部を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の割込信号発生装置。
  3. 【請求項3】 前記信号パターン生成部は前記入力信号
    が入力されるシフトレジスタを含み、前記入力信号を所
    定のクロックパルスで順次シフトすることにより各シフ
    ト段の出力から前記信号パターンを作成することを特徴
    とする請求項1または2に記載の割込信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記信号パターン生成部は、前記シフト
    レジスタのシフトクロックを選択するためのクロック選
    択装置を、さらに備えることを特徴とする請求項3に記
    載の割込信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記割込信号生成部は、CPUから送信
    される制御データに基づいて、割り込み信号の出力条件
    を変更可能であることを特徴とする請求項1〜5に記載
    の割込信号発生装置。
  6. 【請求項6】 前記割込信号生成部は、前記一致信号が
    所定の期間連続して出力されていることを条件に割り込
    み信号を出力することを特徴とする特許請求の範囲5に
    記載の割込信号発生装置。
  7. 【請求項7】 前記割込信号生成部は、前記一致信号が
    継続して出力されている間所定のクロックでカウントア
    ップされ前記一致信号の出力が無いときにはリセットさ
    れるカウンタを含み、当該カウンタの出力が所定のカウ
    ント数になったときにCPUに割り込み信号を送出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の割込信号発生装置。
  8. 【請求項8】 前記割込信号発生装置のパターン生成部
    は、外部から入力された信号パターンをそのまま出力可
    能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項
    に記載の割込信号発生装置。
  9. 【請求項9】 以下の工程を備えることを特徴とする中
    央処理装置(CPU)への割込信号の発生方法。 (a)入力信号から所定の条件に従い信号パターンを作
    成する工程と、(b)作成した前記信号パターンと所定
    のパターンデータとを比較し、一致したときに一致信号
    を出力する工程と、(c)前記一致信号に基づいて、C
    PUに対して割り込み信号を送出する工程。
  10. 【請求項10】 前記工程(a)は、入力信号を所定の
    クロック入力に基づいて順次シフトすることにより、各
    シフト段の出力から前記信号パターンを作成する工程と
    からなり、前記工程(b)は、前記信号パターンと、予
    め設定された所定のパターンデータとを比較して、一致
    したときに一致信号を発生する工程とからなることを特
    徴とする請求項9に記載の割込信号発生方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(c)は、一致信号を受信し
    たときにさらに他の条件を満足したときに限り割り込み
    信号を出力する工程からなることを特徴とする請求項9
    又は10に記載の割込信号発生方法。
  12. 【請求項12】 前記工程(c)は、前記一致信号が所
    定の期間連続して出力されているときにCPUに割り込
    み信号を出力する工程からなることを特徴とする特許請
    求の範囲11に記載の割込信号発生方法。
  13. 【請求項13】 前記工程(a)は、外部から所定の信
    号パターンを受信したときに、前記信号パターンの作成
    に代えて、前記外部から受信した信号パターンをそのま
    ま出力する工程からなり、外部から入力される信号パタ
    ーンによりCPUへの割り込み信号を発生することを特
    徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の割込信
    号発生方法。
JP2000158350A 2000-05-29 2000-05-29 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法 Pending JP2001337838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158350A JP2001337838A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158350A JP2001337838A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001337838A true JP2001337838A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18662832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000158350A Pending JP2001337838A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001337838A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295193A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Seiko Epson Corp 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2006065865A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Lg Electronics Inc 移動通信端末機の外部装置検出方法
US10318174B2 (en) 2016-05-19 2019-06-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Computer system for performing adaptive interrupt control and method for controlling interrupt thereof

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295193A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Seiko Epson Corp 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2006065865A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Lg Electronics Inc 移動通信端末機の外部装置検出方法
JP4510720B2 (ja) * 2004-08-24 2010-07-28 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 移動通信端末機の外部装置検出方法
US10318174B2 (en) 2016-05-19 2019-06-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Computer system for performing adaptive interrupt control and method for controlling interrupt thereof
US11023137B2 (en) 2016-05-19 2021-06-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Computer system for performing adaptive interrupt control and method for controlling interrupt thereof
US11543968B2 (en) 2016-05-19 2023-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Computer system for performing adaptive interrupt control and method for controlling interrupt thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1160675B1 (en) Device for and method of generating interrupt signals
US6600575B1 (en) Clock supply circuit
US6104770A (en) Apparatus of detecting synchronization signal and method of detecting synchronization signal
JP2001337838A (ja) 中央処理装置への割込信号発生装置及び割込方法
JP4600586B2 (ja) 割込信号生成装置及び割込信号の生成方法
US20030088724A1 (en) Asynchronous bus interface apparatus
US7437448B1 (en) Method and device for function selection of a control unit
JPH0863300A (ja) プリンタ装置のエラー通知方法,及び機構
US11764771B2 (en) Event detection control device and method for circuit system controlled by pulse wave modulation signal
JPS5825654Y2 (ja) 時分割遠方制御装置
JP3548943B2 (ja) 割り込み制御方法
JPS6271685A (ja) 印字装置
JPH0637741A (ja) 同期伝送装置
JP2713261B2 (ja) 印字装置
JP2001325216A (ja) 通信方式切換装置および通信方式切換方法
JPH0799434A (ja) 低消費電力化回路
EP0378416A2 (en) Channel state bits
JPH0580871A (ja) 電子計算機システム
JPH0869348A (ja) コンピュータシステムの省電力制御装置
JPS6039615B2 (ja) 紙づまり検出装置
CN106774631A (zh) 一种主板及一种主板的时序控制方法
JPH08211909A (ja) マイクロコンピュータ回路
KR19980017639A (ko) I2c 버스의 클럭 라인 점검 장치
JPH1139083A (ja) キー入力装置
JPH05324407A (ja) Cpu監視方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609