JP2001337537A - 転写ベルトクリーニング装置 - Google Patents

転写ベルトクリーニング装置

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JP2001337537A
JP2001337537A JP2000154509A JP2000154509A JP2001337537A JP 2001337537 A JP2001337537 A JP 2001337537A JP 2000154509 A JP2000154509 A JP 2000154509A JP 2000154509 A JP2000154509 A JP 2000154509A JP 2001337537 A JP2001337537 A JP 2001337537A
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transfer belt
blade
paper dust
cleaning
removing member
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JP2000154509A
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Kazuhiro Nishido
和宏 西土
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルトとクリーニングブレード間に挟ま
った紙粉を確実に除去して転写ベルト上のトナーの汚れ
を防止し、裏汚れのない画像形成が行えるようにする転
写ベルトクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 紙粉除去部材10として、細くて強度の
強い、ステンレス鋼線等からなる線状の部材を備え、ク
リーニングブレード4のブレードエッジ上に付着した紙
の繊維をこそげ落とす。通常、紙粉除去部材10はクリ
ーニングブレード4の端部位置に待機させる。画像形
成、転写搬送動作の停止時に、クリーニングブレード4
のエッジ方向に移動させて、ブレードエッジを清掃す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の電子写真装置に用いられる転写ベル
トあるいは転写搬送ベルトのクリーニング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな転写ベルトのクリーニング装置としては、例えば特
開平9−160399号公報に開示の装置のように、給
紙コロ部に対応する領域にブラシ状シールを用いて、ク
リーニング不良と裏汚れを両立させるようにしたもの、
特開平9−258627号公報に開示の装置及び方法の
ように、クリーニング端部にトナーだまりを設けて、紙
粉クリーニング不良を解消するようにしたもの、特開平
10−171270号公報に開示の装置のように、スポ
ンジローラを転写ベルトに接触させ、安定して紙粉除去
を行うようにしたもの、さらには特開平11−3877
6号公報に開示の装置のように、接触圧の異なる2つの
付着物除去手段により、効率的にベルトクリーニングが
行えるようにしたものなどがある。
【0003】本発明はこれらとは異なり、転写ベルトと
クリーニングブレード間に挟まった紙粉を除去すること
により、転写ベルト上のトナーの汚れを防止し、裏汚れ
のない画像形成が行えるようにするための転写ベルトク
リーニング装置を提供することを目的とする。
【0004】また本発明は、再生紙のように紙粉の多い
紙を使用するときでも、紙粉のブレード部での噛み込み
によるクリーニング不良の発生を防止し、裏汚れのない
画像形成が行えるようにするための転写ベルトクリーニ
ング装置を提供することを目的とする。
【0005】さらに本発明は、紙粉の集積状況を確認
し、確実に清掃することで、紙粉のブレード部での噛み
込みによるクリーニング不良の発生を防止し、裏汚れの
ない画像形成が行えるようにするための転写ベルトクリ
ーニング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成装置は、上記目的を達成するために、転写ベル
トを使用する電子写真装置に使用され、ブレードを当接
させて上記転写ベルトをクリーニングする転写ベルトク
リーニング装置において、上記ブレード先端を清掃する
ための紙粉除去部材を有し、該紙粉除去部材が、上記ブ
レードのブレードエッジに沿って移動する線状の除去部
材であることを特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記線状の除去部材を、上記電子写真装置
の機械動作停止時に作動させることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、転写ベルトを使用する電子写真装置に使用
され、ブレードを当接させて上記転写ベルトをクリーニ
ングする転写ベルトクリーニング装置において、上記ブ
レード先端を清掃するための紙粉除去部材を有し、上記
転写ベルトの逆回転時に上記紙粉除去部材を同期させて
同方向に移動させて上記ブレードに付着した紙粉を除去
することを特徴とする。
【0009】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、転写ベルトを使用する電子写真装置に使用
され、ブレードを当接させて上記転写ベルトをクリーニ
ングする転写ベルトクリーニング装置において、上記ブ
レード先端を清掃するための紙粉除去部材を有し、該紙
粉除去部材が、上記ブレードのブレードエッジに対して
垂直方向に移動することを特徴とする。
【0010】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、上記紙粉除去部材が、クリーニング動作時
に少なくともその先端が上記転写ベルトと上記ブレード
との接触部位を通り抜けることを特徴とする。
【0011】同請求項6に係るものは、上記目的を達成
するために、上記紙粉除去部材が、巻き出し、巻き取り
可能にしたロール状の部材であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る転写ベルトクリ
ーニング装置の第1の実施形態を示す断面図である。図
中1は静電潜像保持体である感光体で、この感光体1に
対して電子写真方式の画像形成が行われる。すなわち、
図示せぬ帯電部では、帯電ローラにより感光体1の帯電
が行われ、その後、書き込み部により画像部分がレーザ
ー照射され、画像領域の電荷を低下させることによって
感光体1上に静電潜像が形成される。トナーと磁性キャ
リアとを含む2成分現像剤を使用し、感光体1上の潜像
を顕像化し、この顕像化したトナー像を転写ベルト2を
用いて、搬送されてきた用紙に転写し、さらに後段側へ
搬送して図示せぬ定着装置で画像を用紙に定着させる。
【0013】この際、転写部では駆動ローラ3の回転に
より転写ベルト2を回転駆動して用紙を搬送するととも
に、トナー像を用紙に転写する。転写ベルト2は、用紙
を運び終えた後にその表面が清掃され、元の状態に戻
る。
【0014】転写ベルト2は、静電潜像保持体である感
光体1に接触しているため、感光体1の表面上に付着し
ているトナー等が付着する。また、搬送した用紙の紙粉
等も付着する。これを除去するために、駆動ローラ3の
下側にクリーニングブーレド4が設置されている。クリ
ーニングブレード4は、転写ベルト2に接触しており、
転写ベルト2の表面上の付着物を掻き落とす。掻き落と
したトナーはトナー回収コイル5によって図の紙面垂直
方向に搬送し、回収する。
【0015】ところが、このクリーニングの際にクリー
ニングブレード4をすり抜けて、紙の繊維が転写ベルト
2とクリーニングブレード4のブレードエッジの間に挟
まってしまうことがある。この挟まった紙の繊維は、な
かなか外れなくなってしまうので、その状態で上述のよ
うな画像形成動作をさせた際に、紙の繊維が挟まってい
る部分で転写ベルト2上にトナーが付着していると、ト
ナー自体がすり抜けてしまい、転写ベルト2の表面が汚
れてしまう。そして、次の用紙の裏にトナーが付着する
ことになり、用紙の裏汚れが発生する。
【0016】本実施形態ではこれを防止するために紙粉
除去部材を備えている。この実施形態の紙粉除去部材1
0は細くて強度の強い、例えばステンレス鋼線等からな
る線状の部材で、クリーニングブレード4のブレードエ
ッジ上に付着した紙の繊維をこそげ落とすものである。
この紙粉除去部材10は、通常はクリーニングブレード
4の端部位置に待機させてあり、画像形成、転写搬送動
作の停止時に、クリーニングブレード4のエッジ方向に
移動して、ブレードエッジを清掃する。
【0017】図2は本発明に係る転写ベルトクリーニン
グ装置の第2の実施形態を示す断面図である。本実施形
態は、転写ベルト2の下側でクリーニングブレード4と
の間に板状の紙粉除去部材20を備えている。そして、
通常は反時計方向に回転している転写ベルト2をクリー
ニングのために時計方向に回転させたとき、クリーニン
グブレード4に対して板状の紙粉除去部材20を図示せ
ぬ移動駆動手段によってブレードエッジに対して垂直方
向に移動させ、ブレードエッジ部分の紙粉を除去する。
【0018】図3は本発明に係る転写ベルトクリーニン
グ装置の第3の実施形態を示す断面図である。本実施形
態も、転写ベルト2の下側でクリーニングブレード4と
の間に板状の紙粉除去部材30を備えている。紙粉除去
部材30はロール状に収納されているもので、画像形
成、転写搬送動作の停止時に、手動あるいは図示せぬ駆
動装置によってロール状に収納された紙粉除去部材30
を伸ばし、転写ベルト2とクリーニングブレード4のブ
レードエッジとの間から外側へ少なくとも先端を出し、
ブレードエッジ部分の紙粉を除去する。外側に出た紙粉
除去部材30に付着した紙粉等、あるいは外側へ押し出
されたた紙粉等から、ブレードエッジでの紙粉の集積状
況が確認でき、確実に清掃することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1及び2の転写ベルトクリーニン
グ装置においては、ブレード先端を清掃するための紙粉
除去部材として、ブレードエッジに沿って移動する線状
の除去部材を有するので、機械動作の停止時に紙粉除去
部材を作動させてブレードエッジに付着している紙粉や
繊維を効率的に除去でき、それによって転写ベルト上の
トナーの汚れが防止されて裏汚れのない画像形成ができ
るという効果がある。
【0020】請求項3の転写ベルトクリーニング装置に
おいては、転写ベルト逆回転時に紙粉除去部材を同期さ
せて同方向に移動させ、ブレードに付着した紙粉等を除
去するので、再生紙のように紙粉の多い紙を使用すると
きでも、紙粉のブレードエッジへの噛み込みによるクリ
ーニング不良の発生が防止されて裏汚れのない画像形成
ができるという効果がある。
【0021】請求項4ないし6の転写ベルトクリーニン
グ装置においては、ブレード先端を清掃するための紙粉
除去部材として、ブレードエッジに対して垂直方向に移
動する除去部材を有するので、クリーニング時に除去部
材先端を装置外に出して紙粉等の集積状況を確認して確
実に清掃することができ、紙粉のブレードエッジへの噛
み込みによるクリーニング不良の発生が防止されて裏汚
れのない画像形成ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る転写ベルトクリーニング装置の第
1の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る転写ベルトクリーニング装置の第
2の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る転写ベルトクリーニング装置の第
3の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 転写ベルト 3 駆動ローラ 4 クリーニングブーレド 5 トナー回収コイル 10、20、30 紙粉除去部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ベルトを使用する電子写真装置に使
    用され、ブレードを当接させて上記転写ベルトをクリー
    ニングする転写ベルトクリーニング装置において、上記
    ブレード先端を清掃するための紙粉除去部材を有し、該
    紙粉除去部材が、上記ブレードのブレードエッジに沿っ
    て移動する線状の除去部材であることを特徴とする転写
    ベルトクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記線状の除去部材を、上記電子写真装
    置の機械動作停止時に作動させることを特徴とする請求
    項1の転写ベルトクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 転写ベルトを使用する電子写真装置に使
    用され、ブレードを当接させて上記転写ベルトをクリー
    ニングする転写ベルトクリーニング装置において、上記
    ブレード先端を清掃するための紙粉除去部材を有し、上
    記転写ベルトの逆回転時に上記紙粉除去部材を同期させ
    て同方向に移動させて上記ブレードに付着した紙粉を除
    去することを特徴とする転写ベルトクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 転写ベルトを使用する電子写真装置に使
    用され、ブレードを当接させて上記転写ベルトをクリー
    ニングする転写ベルトクリーニング装置において、上記
    ブレード先端を清掃するための紙粉除去部材を有し、該
    紙粉除去部材が、上記ブレードのブレードエッジに対し
    て垂直方向に移動することを特徴とする転写ベルトクリ
    ーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記紙粉除去部材が、クリーニング動作
    時に少なくともその先端が上記転写ベルトと上記ブレー
    ドとの接触部位を通り抜けることを特徴とする請求項4
    の転写ベルトクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 上記紙粉除去部材が、巻き出し、巻き取
    り可能にしたロール状の部材である請求項5の転写ベル
    トクリーニング装置。
JP2000154509A 2000-05-25 2000-05-25 転写ベルトクリーニング装置 Withdrawn JP2001337537A (ja)

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