JP2001336896A - 熱交換器および冷凍サイクル装置 - Google Patents

熱交換器および冷凍サイクル装置

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    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/022Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロチューブマルチフロー熱交換器で高
温の過熱ガス冷媒と低温の過冷却液冷媒との間でも熱交
換が行われるため、冷媒と空気との熱交換の効率が低
下。 【解決手段】 長さ方向に複数の貫通孔を有する伝熱管
を平行に並べ、これらの伝熱管の両端を一対のヘッダー
パイプで接続し、一対の少なくとも一方のヘッダーパイ
プを空気の流れ方向に複数に分割し、ヘッダーパイプの
空気下流側に冷媒入口部を接続し、一対のいずれかのヘ
ッダーパイプの空気上流側に冷媒出口部を接続し、少な
くともヘッダーパイプの空気下流側と空気上流側との間
の伝熱抵抗または/かつ冷媒出口部を接続した前記ヘッ
ダーパイプの空気上流側と空気下流側との間の伝熱抵抗
を増大させ、少なくとも冷媒入口部または/かつ冷媒出
口部近傍の伝熱管の空気の流れ方向の伝熱抵抗あるいは
伝熱管の間に設けたフィンの空気の流れ方向の伝熱抵抗
を増大させたことを特徴とする熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器および冷
凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調などの用途に用いる冷凍サイ
クル装置の熱交換器として、一般にパラレルフローと呼
ばれる熱交換器が用いられている。
【0003】図7は従来のパラレルフロー熱交換器の構
成図である。図7に示すように、従来のパラレルフロー
熱交換器は、一対のヘッダーパイプ41A、41Bを互
いに平行かつ所定の間隔をもって対向するように設け、
この所定の間隔に複数の伝熱管42を、伝熱管同士が互
いに平行となるように、かつ伝熱管42の空気流れ方向
が水平となるようにヘッダーパイプ41A、41Bに接
続した構成を有している。また、ヘッダーパイプ41A
には、上部に冷媒入口部43、下部に冷媒出口部44が
接続され、さらに仕切り板45により、ヘッダーパイプ
41A内は上下に分割されている。ただし図において冷
媒入口部43を設けたほうを上、冷媒出口部44を設け
た方を下として説明した。
【0004】また図8は、伝熱管42の構成図である。
伝熱管42は一般には板状の扁平チューブであり、内部
に冷媒を流すための複数の貫通孔46が、伝熱管42長
さ方向に互いに平行に設けられている。さらに、伝熱管
42の周囲の媒体と伝熱管42との間の伝熱を促進する
ために、互いに平行に設置された伝熱管42同士の間に
はフィン(図示せず)が設けられている。
【0005】さらに冷媒としては、熱交換器内での気液
相変化の際の潜熱を利用するため、HFC134a(臨
界温度101.06℃)やHCFC22(臨界温度9
6.15℃)等が用いられている。熱交換器を凝縮器と
して作用させる場合には、図7中の太実線矢印で示すよ
うに、冷媒は過熱ガスの状態で冷媒入口部43からヘッ
ダーパイプ41A内上部に流入した後、伝熱管42内の
貫通孔46を経てヘッダーパイプ41Bに流入して、ヘ
ッダーパイプ41B内上部から下部を経て伝熱管42内
の貫通孔46を経てヘッダーパイプ41A内下部に流入
し、冷媒出口部44から過冷却液の状態で流出する。
【0006】一方、冷媒と熱交換を行う流体、例えば空
気は、例えばファン(図示せず)によって図7中の白抜
き矢印のように流れるが、伝熱管42においては、外部
の空気の流れに関係なく、空気上流部の貫通孔にも空気
下流部の貫通孔にもほぼ同じ温度、圧力の冷媒が流れ
る。
【0007】また、冷媒と空気の熱交換をさらに効率よ
く行わせるためには、伝熱管42の空気上流部の貫通孔
と空気下流側の貫通孔とを流れる冷媒の温度を変化さ
せ、冷媒と空気とをいわゆる対向流的な流れにするのが
望ましい。そこで、図9に示すようなパラレルフロー熱
交換器は、ヘッダーパイプ41A内部に、空気上流部の
貫通孔と空気下流側の貫通孔とを隔絶するための仕切り
板47を設け、ヘッダーパイプ41A空気下流側に冷媒
入口部43、空気上流側に冷媒出口部44が接続された
構成を有している。
【0008】この熱交換器を凝縮器として作用させる場
合には、図9中の太線矢印で示すように、冷媒は過熱ガ
スの状態で、冷媒入口部43からヘッダーパイプ41A
内空気下流側に流入した後、伝熱管42内の空気下流側
の貫通孔(図10中の46A)を経てヘッダーパイプ4
1Bに流入して、ヘッダーパイプ41B内空気下流側か
ら空気上流側を経て伝熱管42内の空気上流側の貫通孔
(図10中の46B)を経てヘッダーパイプ41A内空
気上流側に流入し、冷媒出口部44から過冷却液の状態
となって流出する。
【0009】すなわち、冷媒入口部43近傍の伝熱管4
2の、空気下流側貫通孔46Aには高温の過熱ガス冷媒
が流れ、冷媒出口部44近傍の伝熱管42の、空気上流
側貫通孔46Bには低温の過冷却液冷媒が流れるため、
伝熱管42を介して冷媒との熱交換により、空気上流側
から温度上昇しながら空気下流側に流れる空気と、伝熱
管42内の貫通孔46A、46B内を温度低下しながら
流れる冷媒とが対向流的流れとなり、伝熱管42表面と
空気との温度差は空気上流側から空気下流側にわたって
ほぼ均一となることにより、冷媒と空気との熱交換の効
率の向上が期待できる。
【0010】さらに、地球環境への影響を考慮して、H
CFC22等のHCFC系冷媒やHFC134a等のH
FC系冷媒から、オゾン層破壊あるいは地球温暖化への
影響がほとんどない自然冷媒である二酸化炭素(臨界温
度31.06℃)等への転換が提案されている。
【0011】二酸化炭素を冷媒として使用したときに
は、臨界温度が低いため、空冷熱交換器などを想定する
と従来冷媒では凝縮器として作用していた熱交換器(放
熱器)では、二酸化炭素は超臨界状態となり凝縮しない
ので、凝縮飽和温度が存在せず、熱交換器入口から出口
にかけて温度が低下していくので、図9に示す熱交換器
により、空気上流側から伝熱管42を介して冷媒との熱
交換により温度上昇しながら空気下流側に流れる空気
と、伝熱管42内の貫通孔46A、46B内を温度低下
しながら流れる冷媒とが対向流的流れとなり、冷媒と空
気との熱交換の効率の向上が期待できる。このような、
図9に示した熱交換器と同様の構成の発明は、特開平1
0−288476号公報に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した熱交換器では、冷媒と空気との間での熱交換が行
われるとともに、冷媒入口部43および冷媒出口部44
の近傍では、ヘッダーパイプ41Aや仕切り板47や伝
熱管42を通じた熱伝導による熱交換が、高温の過熱ガ
ス冷媒と低温の過冷却液冷媒との間でも行われるため、
冷媒と空気との熱交換能力が減少、すなわち冷媒と空気
との熱交換の効率が低下してしまうという課題があっ
た。
【0013】また、図9に示した熱交換器において、二
酸化炭素を冷媒として使用したときには、冷媒と空気と
の間での熱交換とともに、冷媒入口部43かつ冷媒出口
部44の近傍では、ヘッダーパイプ41Aや仕切り板4
7や伝熱管42を通じた熱伝導による熱交換が高温の冷
媒と低温の冷媒との間でも行われるため、冷媒と空気と
の熱交換能力が減少、すなわち冷媒と空気との間の熱交
換の効率が低下してしまうという課題があった。
【0014】また、図7あるいは図9に示した熱交換器
を蒸発器として使用すると、冷媒との熱交換により冷却
された空気から水分が分離されて、伝熱管42同士の間
の空気流路や、その空気流路に設けられたフィンの間に
分離された水分が水滴となって保持され、空気の流れが
阻害されて、熱交換の効率が低下する課題があった。
【0015】本発明は、上記の課題に鑑みてなされた物
であり、冷媒と空気との間の熱交換の効率を向上させた
熱交換器およびそれを用いた冷凍サイクル装置を得るこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、板状であっ
て、前記板状の長さ方向に沿って貫通された複数の貫通
孔を有する伝熱管を前記板状の厚み方向に所定の間隔で
複数積層し、前記板状の長さ方向の両端を一対のヘッダ
ーパイプで接続し、前記一対の少なくとも一方のヘッダ
ーパイプを前記板状の幅方向に複数に分割し、外部から
前記貫通孔に冷媒を流入させるための入口部および前記
貫通孔を流れた冷媒を外部に流出させるための出口部を
前記一対のヘッダーパイプに備えることにより、前記入
口部を上流、前記出口部を下流として前記伝熱管内を冷
媒が所定回数折り返して前記板状の幅方向に流れるよう
に冷媒流路を構成し、前記伝熱管を介して前記冷媒と熱
交換を行う流体は前記伝熱管の幅方向に流れるように流
体流路を構成し、前記伝熱管の幅方向の伝熱抵抗は、前
記伝熱管の少なくとも前記入口部および/または前記出
口部の近傍に位置する部分において、前記流体流路の上
流側と下流側との間で最大であることを特徴とする熱交
換器である。
【0017】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、板状であって、前記板状の長さ方向に沿って貫通さ
れた複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管が、所定の間
隔で積層して構成された伝熱体と、前記伝熱体の一方の
端部に設けられ、前記各伝熱管の2分された一方の複数
の貫通孔同士を連通させる第1のヘッダーパイプと、前
記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2分
された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2のヘッ
ダーパイプと、前記伝熱体の他方の端部に接続された、
前記複数の貫通孔の全部を連通させるための第3のヘッ
ダーパイプと、前記第1のヘッダーパイプに接続され
た、前記2分された一方の複数の貫通孔に冷媒を流入さ
せるための入口部と、前記第2のヘッダーパイプに接続
された、前記2分された他方の複数の貫通孔から冷媒を
流出させるための出口部とを備え、前記複数の貫通孔の
二分された一方を上流部、前記複数の貫通孔の二分され
た他方を下流部、前記第3のヘッダーパイプを折り返し
部とした冷媒流路を有し、前記伝熱体を構成する複数の
伝熱管の間隔に少なくとも形成された、前記冷媒流路の
上流部または下流部の流れ方向と交差する流体流路とを
有する熱交換器において、前記流体流路の流れ方向の伝
熱抵抗は、前記伝熱体の各伝熱管の少なくとも前記入口
部および/または前記出口部の近傍に位置する部分にお
いて、前記冷媒流路の上流部と下流部との間で最大であ
ることを特徴とする熱交換器である。
【0018】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記第1のヘッダーパイプと前記第2のヘッダーパ
イプとは、互いに独立して形成されており、互いに離れ
ているか、端部が線接触していることを特徴とする上記
本発明である。
【0019】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記第1のヘッダーパイプと前記第2のヘッダーパ
イプとは、一本のパイプを伝熱抵抗の大きい仕切り板で
区切ることにより形成されていることを特徴とする上記
本発明である。
【0020】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、それぞれの前記伝熱管は、全部または一部が、前記
冷媒流路の上流部と下流部とで2本に分割されているこ
とを特徴とする上記本発明である。
【0021】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記伝熱体の各伝熱管の全部または一部に設けられ
た、前記冷媒流路の上流部に属する前記貫通孔を有する
部分と下流部に属する前記貫通孔を有する部分との間
に、各伝熱管の伝熱抵抗を増大させるための伝熱抵抗増
大手段を備えたことを特徴とする上記本発明である。
【0022】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記伝熱抵抗増大手段は、前記冷媒流路の上流部に
属する前記貫通孔を有する部分と下流部に属する前記貫
通孔を有する部分との間に設けられた凹条であることを
特徴とする上記本発明である。
【0023】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記伝熱体の各伝熱管に設けられた、前記流体流路
内の流体と前記各伝熱管との間の伝熱促進のためのフィ
ンをさらに備え、前記フィンは、前記流体流路の流れ方
向における、前記冷媒流路の上流部と下流部との間の伝
熱抵抗を増大させるための伝熱抵抗増大手段を備えたこ
とを特徴とする上記本発明である。
【0024】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記伝熱抵抗増大手段は、前記フィンの全部または
一部を前記冷媒流路の上流部と下流部との間で分割する
切り込み部であることを特徴とする上記本発明である。
【0025】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、板状であって、前記板状の長さ方向に沿って貫
通された複数の貫通孔を有する伝熱管が、前記板状の厚
み方向に所定の間隔で複数積層された副伝熱体を、前記
板状の幅方向に複数本並べて構成した伝熱体と、前記伝
熱体の一方の側部に設けられ、互いに隣り合った2本の
前記副伝熱体の前記貫通孔同士を連通させる第1のヘッ
ダーパイプと、前記伝熱体の他方の側部に設けられ、互
いに隣り合った2本の前記副伝熱体の前記貫通孔同士を
連通させる第2のヘッダーパイプと、前記伝熱体の一方
の端の1つの前記副伝熱体の一方または他方の側部に設
けられ、前記貫通孔を空間でもって覆う第3のヘッダー
パイプと、前記伝熱体の他方の端の1つの前記副伝熱体
の一方または他方の側部に設けられ、前記貫通孔を空間
でもって覆う第4のヘッダーパイプと、前記第3のヘッ
ダーパイプに接続された、外部から前記貫通孔に冷媒を
流入させるための入口部と、前記第4のヘッダーパイプ
に接続された、前記貫通孔から外部へ冷媒を流出させる
ための出口部とを備え、互いに対向している前記第1の
ヘッダーパイプと前記第2のヘッダーパイプとは、前記
副伝熱体を一本のみ共有しており、前記複数の貫通孔お
よび前記第1,第2,第3および第4のヘッダーパイプ
内に形成された、前記入口部を上流、前記出口部を下流
とする冷媒流路を有し、前記副伝熱体内の複数の伝熱管
の間に少なくとも形成された、前記冷媒流路の上流部ま
たは下流部の流れ方向と交差する流体流路とを有する熱
交換器において、前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗
は、前記伝熱体の各伝熱管の少なくとも前記入口部およ
び/または前記出口部の近傍に位置する部分において、
前記冷媒流路の上流部と下流部との間で最大であること
を特徴とする熱交換器である。
【0026】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗は、前記伝
熱体の各伝熱管のそれぞれにおいて、前記冷媒流路の上
流部と下流部との間で最大であることを特徴とする上記
本発明である。
【0027】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗は、前記伝
熱体の各伝熱管のそれぞれにおいて、前記冷媒流路の上
流部と下流部との間で最大であることを特徴とする上記
本発明である。
【0028】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、板状であって、前記板状の長さ方向に沿って貫
通された複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管が、所定
の間隔で積層して構成された伝熱体と、前記伝熱体の一
方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2分された一方の
複数の貫通孔同士を連通させる第1のヘッダーパイプ
と、前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管
の2分された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2
のヘッダーパイプと、前記伝熱体の他方の端部に設けら
れ、前記各伝熱管の2分された前記一方の複数の貫通孔
同士を連通させる第3のヘッダーパイプと、前記伝熱体
の他方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2分された前
記他方の複数の貫通孔同士を連通させる第4のヘッダー
パイプと、前記第1のヘッダーパイプ内に設けられ、前
記第1のヘッダーパイプを前記伝熱管の前記板状の厚み
方向に区切って第1の空間部および第2の空間部を形成
する第1の仕切板と、前記第2のヘッダーパイプ内に設
けられ、前記第2のヘッダーパイプを前記伝熱管の前記
板状の厚み方向に区切って第3の空間部および第4の空
間部を形成する第2の仕切板と、前記第1のヘッダーパ
イプの第1の空間部に接続された、冷媒を流入させるた
めの入口部と、前記第2のヘッダーパイプの第4の空間
部に接続された、冷媒を流出させるための出口部と、前
記第1のヘッダーパイプの第2の空間部と、前記第2の
ヘッダーパイプの第3の空間部との間に接続された、前
記第2の空間部から、前記第3の空間部へ冷媒を流すた
めのサブパイプとを備え、前記複数の貫通孔の二分され
た一方の、前記第1の空間部と連通した部分を順行上流
部、前記第3のヘッダーパイプを折り返し上流部、前記
複数の貫通孔の二分された一方の、前記第2の空間部と
連通した部分を逆行上流部、前記サブパイプを折り返し
部、前記複数の貫通孔の二分された他方の、前記第3の
空間部と連通した部分を順行下流部、前記第4のヘッダ
ーパイプを折り返し下流部、前記複数の貫通孔の二分さ
れた他方の、前記第4の空間部と連通した部分を逆行下
流部とした冷媒流路を有し、前記伝熱体を構成する複数
の伝熱管の間隔に少なくとも形成された、前記冷媒流路
の順行および逆行上流部または逆行および順行下流部の
流れ方向と交差する流体流路とを有する熱交換器であ
る。
【0029】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、板状であって、前記板状の長さ方向に沿って貫
通された複数の貫通孔を有する伝熱管が、前記板状の厚
み方向に所定の間隔で複数積層された副伝熱体を、前記
板状の幅方向に複数本並べて構成した伝熱体と、各前記
副伝熱体の一方の側部に設けられ、前記各伝熱管の複数
の貫通孔を空間をもって覆う第1のヘッダーパイプと、
各前記副伝熱体の他方の端部に設けられ、前記各伝熱管
の複数の貫通孔を空間をもって覆う第2のヘッダーパイ
プと、前記第1のヘッダーパイプ内に設けられ、前記第
1のヘッダーパイプ内を、前記伝熱管の前記板状の厚み
方向に区切って複数の空間部を形成する単数または複数
の第1の仕切板と、前記第2のヘッダーパイプ内に設け
られ、前記第2のヘッダーパイプ内を、前記伝熱管の前
記板状の厚み方向に区切って複数の空間部を形成する単
数または複数の第2の仕切板と、前記第1のヘッダーパ
イプの複数の空間部または前記第2のヘッダーパイプの
複数の空間部のいずれかに接続された、隣接する副伝熱
体から冷媒の流入を受けるための流入部と、前記第1の
ヘッダーパイプの複数の空間部または2のヘッダーパイ
プの複数の空間部のいずれかに接続された、隣接する副
伝熱体へ冷媒を流入させるための流出部と、前記流入部
と前記流出部とを連結する連結パイプと、前記第1のヘ
ッダーパイプの複数の空間部または前記第2のヘッダー
パイプの複数の空間部のいずれかに設けられた、外部か
ら前記貫通孔へ冷媒の流入を受けるための入口部と、前
記第1のヘッダーパイプの複数の空間部または前記第2
のヘッダーパイプの複数の空間部のいずれかに設けられ
た、前記貫通孔から外部へ冷媒を流入させるための出口
部とを備え、前記冷媒が、前記入口部から流入し、前記
伝熱体内の前記各副伝熱体を経て前記出口部へ流出する
とともに、各前記副伝熱体においては、前記冷媒が、前
記複数の貫通孔を介して、前記第1のヘッダーパイプ内
の複数の空間部と、前記第2のヘッダーパイプ内の複数
の空間部とを、交互に通過することにより形成される冷
媒流路を有し、前記伝熱体を構成する複数の伝熱管の間
に少なくとも形成された、前記冷媒の流れ方向と交差す
る流体流路とを有する熱交換器である。
【0030】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記第1の仕切り板および/または前記第2の
仕切り板は、前記第1のヘッダーパイプ、第2のヘッダ
ーパイプおよび前記伝熱管よりも伝熱抵抗の大きい材質
を用いたことを特徴とする上記本発明である。
【0031】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、板状であって、前記板状の長さ方向に沿って貫
通された複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管が、所定
の間隔で積層して構成された伝熱体と、前記伝熱体の一
方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2分された一方の
複数の貫通孔同士を連通させる第1のヘッダーパイプ
と、前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管
の2分された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2
のヘッダーパイプと、前記伝熱体の他方の端部に接続さ
れた、前記複数の貫通孔の全部を連通させるための第3
のヘッダーパイプと、前記第1のヘッダーパイプに接続
された、前記2分された一方の複数の貫通孔に冷媒を流
入させるための入口部と、前記第2のヘッダーパイプに
接続された、前記2分された他方の複数の貫通孔から冷
媒を流出させるための出口部とを備え、前記複数の貫通
孔の二分された一方を上流部、前記複数の貫通孔の二分
された他方を下流部、前記第3のヘッダーパイプを折り
返し部とした冷媒流路を有し、前記伝熱体を構成する複
数の伝熱管の間隔に少なくとも形成された、前記冷媒流
路の上流部または下流部の流れ方向と交差する流体流路
とを有する熱交換器において、前記流体流路は傾斜して
おり、前記傾斜の方向は、前記流体流路の下流部が下方
にくることを特徴とする熱交換器である。
【0032】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、上記の本発明の熱交換器を、凝縮器、放熱器ま
たは蒸発器のいずれかに用いたことを特徴とする冷凍サ
イクル装置である。
【0033】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、運転中に超臨界状態となりうる冷媒を封入した
ことを特徴とする上記本発明である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1である熱交換器の構成図である。
【0036】図1に示すように、本実施の形態1の熱交
換器は、一対のヘッダーパイプ1A、1Bを互いに平行
かつ所定の間隔をもって対向するようになるように設
け、これらのヘッダーパイプ1A、1Bの間に、互いに
平行となる複数の伝熱管2を、その両端がヘッダーパイ
プ1A、1Bに接続されるようにして設けている。
【0037】また、ヘッダーパイプ1Aは、空気の流れ
方向(図1中の白抜き矢印方向)に垂直な複数のヘッダ
ーパイプ1A−1および1A−2で構成され、ヘッダー
パイプ1A−1は、空気の流れ方向下流側に備えられ、
伝熱管2の2分された一方の複数の貫通孔(後述する)
を連通させるものであり、ヘッダーパイプ1A−2は、
空気の流れ方向上流側に備えられ、伝熱管2の2分され
た他方の複数の貫通孔(後述する)を連通させるもので
ある。
【0038】さらに空気下流側のヘッダーパイプ1A−
1には、冷媒入口部3が接続され、空気上流側のヘッダ
ーパイプ1A−2には、冷媒出口部4が接続されてい
る。
【0039】また図2に示すように、伝熱管2は板状の
扁平チューブであり、内部に冷媒が流れるための複数の
貫通孔5が伝熱管2の長さ方向に互いに平行に設けられ
ている。さらに、伝熱管42の周囲の媒体(例えば空
気)と伝熱管42との間の伝熱促進のために、平行に設
置された伝熱管2同士の間にはフィン(図示せず)が設
けられている。
【0040】ここで、伝熱管2の少なくとも冷媒入口部
3、冷媒出口部4を接続したヘッダーパイプ1Aの近傍
は、図2のように微小隙間6により空気下流側2Aと空
気上流側2Bに分割されている。あるいは図3に示すよ
うに、伝熱管2の厚み縮小部7により空気下流側2Aと
空気上流側2Bに分割されている。このとき、ヘッダー
パイプ1Aのうち、ヘッダーパイプ1A−1は空気下流
側2Aに相当する複数の貫通孔5Aを連通し、ヘッダー
パイプ1A−2は空気上流側2Bに相当する複数の貫通
孔5Bを連通している。
【0041】さらに、図4に示すように、平行に設置さ
れた伝熱管2同士の間に設けられたフィン8は、微小隙
間9により空気下流側8Aに属する部分と空気上流側8
Bに属する部分とに分割されている。
【0042】以上のような構成を有する、本実施の形態
1による熱交換器の動作は次のようなものである。
【0043】HFC134aやHCFC22等のように
冷凍サイクル中で超臨界状態とならない冷媒を用い、熱
交換器を凝縮器として作用させる場合には、冷媒は過熱
ガスの状態で図1中の太線矢印で示すように、冷媒入口
部3からヘッダーパイプ1A内空気下流側1A−1に流
入した後、図2〜図4に示す伝熱管2内の空気下流側の
複数の貫通孔5Aを経てヘッダーパイプ1Bに流入し
て、ヘッダーパイプ1B内空気下流側から、ヘッダーパ
イプ1B内を折り返し、上流側である、図2〜図4に示
す伝熱管2内の空気上流側貫通孔5Bを経て、ヘッダー
パイプ1A内空気上流側1A−2に流入し、冷媒出口部
4から過冷却液の状態で流出する。
【0044】すなわち、上記の動作においては、従来例
と同様にして、伝熱管2の冷媒入口部3を接続したヘッ
ダーパイプ1A近傍の空気下流側貫通孔5Aには高温の
過熱ガス冷媒が流れ、伝熱管2の冷媒出口部4を接続し
たヘッダーパイプ1A近傍の空気上流側貫通孔5Bには
低温の過冷却液冷媒が流れるため、空気上流側から伝熱
管2を介して冷媒との熱交換により温度上昇しながら空
気下流側に流れる空気と、伝熱管2内の貫通孔5A、5
B内を温度低下しながら流れる冷媒とが対向流的流れと
なり、伝熱管2表面と空気との温度差は空気上流側から
空気下流側にわたってほぼ均一となることにより、冷媒
と空気との熱交換の効率を向上できる。
【0045】さらに、本実施の形態による熱交換器にお
いては、伝熱管2の空気下流側2Aに属する、複数の貫
通孔5Aを含む部分と、空気上流側2Bに属する、複数
の貫通孔5Bとを含む部分との間には、微小隙間6ある
いは伝熱管2の厚み縮小部7を設けた構成としているの
で、伝熱管においては、空気下流側2Aと空気上流側2
Bとの間の伝熱抵抗が大きく、空気下流側貫通孔5Aを
流れる高温の冷媒と空気上流側貫通孔5Bを流れる低温
の冷媒との熱伝導による熱交換が防止あるいは抑制され
るので、冷媒と空気との熱交換能力が確保され、すなわ
ち冷媒と空気との対向流的流れによる熱交換の効率を向
上させることができる。
【0046】また、本実施の形態による熱交換器は、図
4に示すように、伝熱管2に設けるフィンとして、フィ
ン8のように、空気下流側の部分8Aと空気上流側の部
分8Bとの間に微小隙間9を設けたものを備えてもよ
く、これによっても、空気下流側貫通孔5Aを流れる高
温の冷媒と空気上流側貫通孔5Bを流れる低温の冷媒と
の熱伝導による熱交換が防止あるいは抑制して、冷媒と
空気との熱交換能力が確保され、冷媒と空気との対向流
的流れによる熱交換の効率を向上させることができる。
【0047】また、フィン8の、空気下流の部分8Aと
空気上流側の部分8Bとの間に微小隙間9を設けること
により、フィンの形状や密度を変更して、空気下流側の
部分8Aと空気上流側の部分8Bとの間の熱交換性を調
節することも可能となる。
【0048】さらに、本実施の形態の熱交換器において
は、ヘッダーパイプ1Aが複数のヘッダーパイプ(空気
下流側1A−1と空気上流側1A−2)により構成され
ているので、空気下流側1A−1と空気上流側1A−2
との間の仕切り板が不要となる。したがって、空気下流
側ヘッダーパイプ1A−1内の高温の冷媒と空気上流側
ヘッダーパイプ1A−2内の低温側の冷媒との間で仕切
り板を介した熱伝導による熱交換がなく(空気下流側ヘ
ッダーパイプ1A−1と空気上流側ヘッダーパイプ1A
−2との間の伝熱抵抗が大きく)、空気下流側ヘッダー
パイプ1A−1内の冷媒は高温を保って空気下流側貫通
孔5Aに流れ、冷媒と空気との熱交換能力が確保され、
冷媒と空気との対向流的流れによる熱交換の効率を向上
させることができる。
【0049】次に、二酸化炭素やエタン(臨界温度3
2.18℃)等のように冷凍サイクル中で超臨界状態と
なりうる冷媒を用い、熱交換器を放熱器(HFC134
aなどの場合の凝縮器に相当)として作用させる場合に
は、放熱器では冷媒が超臨界状態となり凝縮しないの
で、冷媒入口部から冷媒出口部にかけて温度が連続的に
低下していくことや、圧縮機の吐出温度が従来の冷媒よ
り高いために、冷媒入口部と冷媒出口部との温度差が大
きく、上述した効果による熱交換効率の向上はさらに大
きい。
【0050】さらに、熱交換器の冷媒出口部4から冷媒
が低温で流出して減圧器に導入されるので、冷凍サイク
ルの効率が向上し、さらに減圧器入口温度が低いので効
率最大となる最適放熱圧力も低く抑えることができる。
【0051】また、ヘッダーパイプ1Aが複数のヘッダ
ーパイプ(空気下流側1A−1と空気上流側1A−2)
により構成すると、ヘッダーパイプ1A−1、1A−2
のそれぞれの断面積を小さくすることができるので、二
酸化炭素やエタン等のように臨界温度が低くてヘッダー
パイプ1A内の圧力が高くなる冷媒に対して、耐圧強度
を確保しやすいというメリットも有する。また、ヘッダ
ーパイプの形状を円筒形にすることで、耐圧強度を向上
できることは明らかである。
【0052】なお、本実施の形態では、ヘッダーパイプ
1Aを複数のヘッダーパイプ1A−1、1A−2に分割
した構成としたが、これにこだわるものではなく、例え
ば図8のような熱交換器の仕切り板47をヘッダーパイ
プ41Aよりも伝熱抵抗が大きい(熱伝導度が小さい)
材質で構成することにより、ヘッダーパイプ内での冷媒
間の熱交換を抑制することができるため、本発明に含ま
れるものである。さらに、ヘッダーパイプ1A−1、1
A−2に微小隙間を設けることにより、ヘッダーパイプ
内での冷媒間の熱交換を抑制することができるため、本
発明に含まれるものである。
【0053】また、伝熱管2における空気下流側2Aと
空気上流側2Bとの間の伝熱抵抗を大きくするために、
空気下流側2Aと空気上流側2Bとの間に微小隙間6を
設ける、あるいは空気下流側2Aと空気上流側2Bとの
間に伝熱管2の厚み縮小部7を設ける、あるいはフィン
8の空気下流側8Aと空気上流側8Bの間には微小隙間
9を設ける構成として説明したが、これらを組み合わせ
ればさらに空気下流側2Aと空気上流側2Bとの間の伝
熱抵抗が大きくなり、冷媒間の熱交換を抑制することが
できるのは明らかである。
【0054】また、図2や図3において、一本の伝熱管
に加工して微小隙間や厚み縮小部を設けるように説明し
たが、複数の伝熱管を空気流れ方向に並べ、空気下流側
2A用の伝熱管と、空気上流側2B用の伝熱管とを独立
して有する構成としてもよい。
【0055】また、空気下流側2Aと空気上流側2Bと
の間に微小隙間6を設ける、あるいはフィン8の空気下
流側8Aと空気上流側8Bの間には微小隙間9を設ける
箇所を、伝熱管2の空気下流側2Aと空気上流側2Bと
の温度差が特に大きいところ(例えば、冷媒入口部3が
接続されたヘッダーパイプ1A−1近傍の伝熱管2やフ
ィン8や、冷媒出口部4が接続されたヘッダーパイプ1
A−2近傍の伝熱管2やフィン8など)とすれば、微小
隙間6または9を設けることによる伝熱管2やフィン8
の伝熱面積減少を最小限に抑えつつ、冷媒間の熱交換を
抑制することができる。
【0056】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2による熱交換器の構成図である。なお、図5にお
いては、ヘッダーパイプ1A、1Bの間に互いに平行に
配置された複数の伝熱管については煩雑になるので図示
を省略している。
【0057】以下、図5を用いて、一例として一対のヘ
ッダーパイプの一方のヘッダーパイプ1Aを空気の流れ
方向に2分割、空気の流れと垂直方向(板状の扁平チュ
ーブの伝熱管2の厚み方向)に2分割した場合について
説明する。
【0058】本実施の形態において実施の形態1と異な
る点は、一対のヘッダーパイプの一方のヘッダーパイプ
1Aを空気の流れ方向に複数に分割(図5においては一
例として2分割)するとともに、空気の流れと垂直方向
に複数に分割(図5においては一例として2分割)し、
冷媒入口部3を接続した分割空間と冷媒出口部4を接続
した分割空間とは空気流れ方向に隣接せず、かつ空気流
れと垂直方向にも隣接せずに構成したことである。
【0059】このような構成を有する本実施の形態によ
る熱交換器を、凝縮器あるいは放熱器として作用させる
場合、冷媒は図5中の太実線矢印で示すように、冷媒入
口部3から空気下流側のヘッダーパイプ1A−1の上部
空間に導入され、上部の伝熱管2の空気下流側貫通孔を
流れる際に空気と熱交換を行い、折り返し上流部となる
空気下流側ヘッダーパイプ1B−1を折り返し、下部の
伝熱管2の空気下流側貫通孔を流れる際に空気と熱交換
を行い、空気下流側ヘッダーパイプ1A−1の下部空間
からサブパイプとなる接続管を経て空気上流側ヘッダー
パイプ1A−2の上部空間から、上部の伝熱管2の空気
上流側貫通孔を流れる際に空気と熱交換を行い、折り返
し上流部となる空気上流側ヘッダーパイプ1B−2を折
り返した後、下部の伝熱管の空気上流側貫通孔を流れる
際に空気と熱交換を行い、空気上流側ヘッダーパイプ1
A−2の下部空間から冷媒出口部4を経て流出される。
【0060】このように構成することによって、冷媒と
空気とが対向流的流れとなり、効率よく熱交換を行える
効果が得られるのに加えて、冷媒入口部3から高温冷媒
が流入する分割空間と、伝熱管での空気との熱交換を終
えて低温冷媒が流出していく分割空間(冷媒出口部4が
接続された分割空間)とが隣接していないので、最も大
きな温度差が発生する冷媒入口部3からの高温冷媒と冷
媒出口部4へ流出する低温冷媒との間の熱交換が抑制で
き、すなわち熱交換器内での冷媒間の熱交換が効果的に
抑制でき、冷媒と空気との熱交換能力が確保され、すな
わち冷媒と空気との対向流的流れによる熱交換の効率を
さらに向上させることができる。
【0061】なお、図5では空気流れ方向に2分割、空
気流れと垂直方向に2分割するものとして説明したが、
これにこだわるものではなく、3分割以上に分割するよ
うにしてもよい。
【0062】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3による熱交換器の構成図である。
【0063】本実施の形態において、実施の形態1と異
なる点は、伝熱管2の空気流れ方向を水平から傾斜(図
6中では傾斜角αとして図示)をつけて構成したことで
あり、蒸発器として作用させる場合には、冷媒出口部4
より冷媒を流入させ、冷媒入口部3から冷媒を流出させ
るようにしたことである。このとき、伝熱管2の空気流
れ方向の傾斜は、空気下流側が空気上流側よりも低くな
ることが望ましい。
【0064】以上のような構成を有する本実施の形態に
よる熱交換器を凝縮器あるいは放熱器として作用させる
場合には、実施の形態1と同様に、冷媒は高温の状態で
図6中の太線矢印で示すように、冷媒入口部3からヘッ
ダーパイプ1A内空気下流側1A−1に流入した後、図
2〜図4に示す伝熱管2内の空気下流側の複数の貫通孔
5Aを経てヘッダーパイプ1Bに流入して、ヘッダーパ
イプ1B内空気下流側から、ヘッダーパイプ1B内を折
り返し、上流側である、図2〜図4に示す伝熱管2内の
空気上流側貫通孔5Bを経てヘッダーパイプ1A内空気
上流側1A−2に流入し、冷媒出口部4から低温の状態
で流出する。すなわち、実施の形態1にて説明したのと
同様の効果が得られる。
【0065】一方、熱交換器を蒸発器として作用させる
場合には、冷媒出口部4から冷媒を流入させ、冷媒入口
部3から冷媒を流出させる。したがって、図6中の太破
線矢印で示すように、冷媒は低温の気液二相状態で冷媒
出口部4からヘッダーパイプ1A内空気上流側1A−2
に流入した後、図2〜図4に示す伝熱管2内の空気上流
側貫通孔5Bを経てヘッダーパイプ1Bに流入して、ヘ
ッダーパイプ1B内空気上流側からヘッダーパイプ1B
内を折り返し、下流側となる、図2〜図4に示す伝熱管
2内の空気下流側貫通孔5Aを経てヘッダーパイプ1A
内空気下流側1A−1に流入し、冷媒入口部4から飽和
ガスに近い状態で流出する。
【0066】このとき、冷媒が伝熱管2の貫通孔5を通
る際の圧力損失により、冷媒温度(蒸発圧力の飽和温度
に相当)は徐々に低下するため、伝熱管2空気下流側2
Aの温度は伝熱管2空気上流側2Bの温度より低くな
る。よって圧力損失による冷媒温度低下(伝熱管2表面
温度低下)と冷媒(伝熱管2表面)によって冷却される
空気の温度低下により、空気上流側から空気下流側にわ
たって伝熱管2表面と空気との温度差がほぼ均一とな
り、熱交換が効率よく行われる。
【0067】さらに、空気が冷却されることにより、空
気中に含まれる水分が凝縮分離され、伝熱管2間の空気
流路やその空気流路に設けられたフィンの間に分離され
た水分が水滴となって結露が発生するが、伝熱管2は伝
熱管2の空気流れ方向を水平から傾斜(図6では傾斜角
α)をつけて構成されているので、空気流れに加えて重
力の作用により、発生した水滴は速やかに伝熱管2表面
やフィン8表面を流れて、伝熱管2やフィン8から除去
されるので、水滴による空気の流れの阻害が抑制され、
熱交換を効率よく行うことができる。
【0068】また、図2や図4のように伝熱管2に設け
た微小隙間6あるいはフィン8に設けた微小隙間9を通
って伝熱管2やフィン8の表面の水滴が流下することに
より、さらに水滴による空気の流れの阻害が抑制され、
熱交換を効率よく行うことができる。
【0069】なお、実施の形態1から実施の形態3で説
明したように、本発明による熱交換器では、熱交換を効
率よく行うことができるので、本発明による熱交換器を
凝縮器あるいは放熱器あるいは蒸発器として作用する熱
交換器の少なくとも一方に用いた冷凍サイクル装置(エ
アコンや冷凍機器、冷蔵機器など)においては、凝縮器
あるいは放熱器での加熱作用や、あるいは蒸発器での冷
却作用が効率よく行われ、冷凍サイクル装置の消費エネ
ルギーを減少させることができる。
【0070】また、上記実施の形態2や実施の形態3で
は、ヘッダーパイプ内に仕切板45等を設けて、ヘッダ
ーパイプ内の空間を空気の流れに垂直方向に分割した
が、仕切板45をヘッダーパイプ1A、1Bよりも伝熱
抵抗が大きい(熱伝導度が小さい)材質で構成すると、
ヘッダーパイプ1A、1B内での冷媒間の熱交換が抑制
され、冷媒と空気との熱交換量が確保され、熱交換の効
率を向上できる。また、実質的に独立した複数のヘッダ
ーパイプを空気の流れに垂直方向に設けても、同様にヘ
ッダーパイプ1A、1B内での冷媒間の熱交換が抑制さ
れ、冷媒と空気との熱交換量が確保され、熱交換の効率
を向上できる。
【0071】また、上記の実施の形態1〜実施の形態3
では、ヘッダーパイプや伝熱管、フィンを2分割すると
して説明したが、本発明の構成はこれにこだわるもので
はなく、3分割以上としてもよい。
【0072】ここで図11は、図1に示す実施の形態1
の伝熱管5をさらに分割した例の構成図であり、(a)
は3分割した例の上面図、(b)は4分割した例の斜視
図、(c)6分割した例の斜視図である。ただし図中点
線は、伝熱管2の分割位置を模式的に示すために附した
ものであり、図中矢印は、冷媒の流路を模式的に示した
ものである。図に示すように、いずれの場合も、分割さ
れた伝熱管の両端にヘッダーパイプ1A−1および1A
−2が配置され、伝熱管の内側の部分の両端は、ヘッダ
ーパイプ1A−2で接続される構成となっている。
【0073】また、図12は、図5に示す実施の形態2
の伝熱管を6分割するとともに、ヘッダーパイプ1A−
1、1A−1内を3分割、ヘッダーパイプ1B−1、1
B−2内を2分割した例の構成図であり、(a)は斜視
図、(b)は図12(a)内のA−A’直線による断面
図である。ただし図中点線は、伝熱管2の分割位置を模
式的に示すために附したものであり、図中矢印は、冷媒
の流路を模式的に示したものである。図12(a)に示
すように、この例の場合は、分割された伝熱管の一方の
面に交互にヘッダーパイプ1A−1および1A−2が配
置され、他方の面に交互にヘッダーパイプ1B−1およ
び1B−2が配置され、伝熱管2の両端側に設けられた
ヘッダーパイプ1A−1および1A−2はそれぞれ入口
部3および出口部4が外部に開口されているが、伝熱管
内側のものはいずれも出口部が、隣接するヘッダーパイ
プ1Aの入口部と接続しており、冷媒は、伝熱管2の隣
り合った部分を互い違いに往来しながら出口部3へ流れ
る。さらに図12(b)に示すように、伝熱管2の分割
された各部内では、冷媒は、伝熱管2内の複数の貫通孔
5を介して、前記第1のヘッダーパイプ内の複数の空間
部と、前記第2のヘッダーパイプ内の複数の空間部と
を、交互に通過するようになっている。
【0074】上述したように、図11,図12に示すこ
れらの分割例は一例であって、ヘッダーパイプ内の仕切
り板の数や、伝熱管2の分割数は任意でよい。また、入
口部、または出口部を有するヘッダーパイプの位置も、
伝熱管2の両端に限定する必要はなく、内側でもよい。
また、特に図12に示す例において、ヘッダーパイプ1
−Aとヘッダーパイプ1−Bとがそれぞれ異なる面に分
配して配置される必要はなく、交互に配置してもよい。
この場合、接続管10が、一方の面のヘッダーパイプ1
−Aと他方の面のヘッダーパイプ1−Bとを接続する。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、冷媒と
空気との対向流的流れによる熱交換の効率を向上させる
ことができる。
【0076】また、本発明では、熱交換器内での冷媒間
の熱交換が効果的に抑制でき、冷媒と空気との熱交換能
力が確保され、すなわち冷媒と空気との対向流的流れに
よる熱交換の効率を向上させることができる。
【0077】また、本発明では、水滴による空気の流れ
の阻害が抑制され、熱交換を効率よく行うことができ
る。
【0078】また、本発明では、凝縮器あるいは放熱器
での加熱作用や、あるいは蒸発器での冷却作用が効率よ
く行われ、冷凍サイクル装置の消費エネルギーを減少さ
せることができる。
【0079】また、本発明では、冷凍サイクルの効率が
向上し、さらに減圧器入口温度が低いので効率最大とな
る最適放熱圧力も低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による熱交換器の構成図
【図2】本発明の実施の形態1による熱交換器の伝熱管
の構成図
【図3】本発明の実施の形態1による熱交換器の伝熱管
の構成図
【図4】本発明の実施の形態1による熱交換器の伝熱管
とフィンの構成図
【図5】本発明の実施の形態2による熱交換器の構成図
【図6】本発明の実施の形態3による熱交換器の構成図
【図7】従来の熱交換器の構成図
【図8】従来の熱交換器の伝熱管の構成図
【図9】従来の熱交換器の他の構成図
【図10】従来の熱交換器の伝熱管の他の構成図
【図11】本発明の実施の形態1による熱交換器の伝熱
管の他の例の構成図
【図12】本発明の実施の形態2による熱交換器の伝熱
管の他の例の構成図
【符号の説明】
1A、1B ヘッダーパイプ 1A−1 ヘッダーパイプ1Aの空気下流側 1A−2 ヘッダーパイプ1Aの空気上流側 1B−1 ヘッダーパイプ1Bの空気下流側 1B−2 ヘッダーパイプ1Bの空気上流側 2 伝熱管 2A 伝熱管の空気下流側 2B 伝熱管の空気上流側 3 冷媒入口部 4 冷媒出口部 5 貫通孔 5A 空気下流側貫通孔 5B 空気上流側貫通孔 6 微小隙間 7 伝熱管2の厚み縮小部 8 フィン 8A フィンの空気下流側 8B フィンの空気上流側 9 微小隙間 10 接続管 41A、41B ヘッダーパイプ 42 伝熱管 43 冷媒入口部 44 冷媒出口部 45 仕切り板 46 貫通孔 46A 空気下流側の貫通孔 46B 空気上流側の貫通孔 47 仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 9/02 301 F28F 9/02 301D 301E (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松尾 光晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L065 FA06 FA08 FA14 3L103 AA37 BB38 BB42 CC23 DD08 DD32 DD43 DD53 DD56

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状であって、前記板状の長さ方向に沿
    って貫通された複数の貫通孔を有する伝熱管を前記板状
    の厚み方向に所定の間隔で複数積層し、前記板状の長さ
    方向の両端を一対のヘッダーパイプで接続し、 前記一対の少なくとも一方のヘッダーパイプを前記板状
    の幅方向に複数に分割し、外部から前記貫通孔に冷媒を
    流入させるための入口部および前記貫通孔を流れた冷媒
    を外部に流出させるための出口部を前記一対のヘッダー
    パイプに備えることにより、前記入口部を上流、前記出
    口部を下流として前記伝熱管内の貫通孔を冷媒が所定回
    数折り返して前記板状の幅方向に流れるように冷媒流路
    を構成し、 前記伝熱管を介して前記冷媒と熱交換を行う流体は前記
    伝熱管の幅方向に流れるように流体流路を構成し、 前記伝熱管の幅方向の伝熱抵抗は、前記伝熱管の少なく
    とも前記入口部および/または前記出口部の近傍に位置
    する部分において、前記流体流路の上流側と下流側との
    間で最大であることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 板状であって、前記板状の長さ方向に沿
    って貫通された複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管
    が、所定の間隔で積層して構成された伝熱体と、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された一方の複数の貫通孔同士を連通させる第1のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の端部に接続された、前記複数の貫通
    孔の全部を連通させるための第3のヘッダーパイプと、 前記第1のヘッダーパイプに接続された、前記2分され
    た一方の複数の貫通孔に冷媒を流入させるための入口部
    と、 前記第2のヘッダーパイプに接続された、前記2分され
    た他方の複数の貫通孔から冷媒を流出させるための出口
    部とを備え、 前記複数の貫通孔の二分された一方を上流部、前記複数
    の貫通孔の二分された他方を下流部、前記第3のヘッダ
    ーパイプを折り返し部とした冷媒流路を有し、 前記伝熱体を構成する複数の伝熱管の間隔に少なくとも
    形成された、前記冷媒流路の上流部または下流部の流れ
    方向と交差する流体流路とを有する熱交換器において、 前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗は、前記伝熱体の各
    伝熱管の少なくとも前記入口部および/または前記出口
    部の近傍に位置する部分において、前記冷媒流路の上流
    部と下流部との間で最大であることを特徴とする熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 前記第1のヘッダーパイプと前記第2の
    ヘッダーパイプとは、互いに独立して形成されており、
    互いに離れているか、端部が線接触していることを特徴
    とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記第1のヘッダーパイプと前記第2の
    ヘッダーパイプとは、一本のパイプを伝熱抵抗の大きい
    仕切り板で区切ることにより形成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 それぞれの前記伝熱管は、全部または一
    部が、前記冷媒流路の上流部と下流部とで2本に分割さ
    れていることを特徴とする請求項1,2または3に記載
    の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記伝熱体の各伝熱管の全部または一部
    に設けられた、前記冷媒流路の上流部に属する前記貫通
    孔を有する部分と下流部に属する前記貫通孔を有する部
    分との間に、各伝熱管の伝熱抵抗を増大させるための伝
    熱抵抗増大手段を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記伝熱抵抗増大手段は、前記冷媒流路
    の上流部に属する前記貫通孔を有する部分と下流部に属
    する前記貫通孔を有する部分との間に設けられた凹条で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換
    器。
  8. 【請求項8】 前記伝熱体の各伝熱管に設けられた、前
    記流体流路内の流体と前記各伝熱管との間の伝熱促進の
    ためのフィンをさらに備え、 前記フィンは、前記流体流路の流れ方向における、前記
    冷媒流路の上流部と下流部との間の伝熱抵抗を増大させ
    るための伝熱抵抗増大手段を備えたことを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 前記伝熱抵抗増大手段は、前記フィンの
    全部または一部を前記冷媒流路の上流部と下流部との間
    で分割する切り込み部であることを特徴とする請求項8
    に記載の熱交換器。
  10. 【請求項10】 板状であって、前記板状の長さ方向に
    沿って貫通された複数の貫通孔を有する伝熱管が、前記
    板状の厚み方向に所定の間隔で複数積層された副伝熱体
    を、前記板状の幅方向に複数本並べて構成した伝熱体
    と、 前記伝熱体の一方の側部に設けられ、互いに隣り合った
    2本の前記副伝熱体の前記貫通孔同士を連通させる第1
    のヘッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の側部に設けられ、互いに隣り合った
    2本の前記副伝熱体の前記貫通孔同士を連通させる第2
    のヘッダーパイプと、 前記伝熱体の一方の端の1つの前記副伝熱体の一方また
    は他方の側部に設けられ、前記貫通孔を空間でもって覆
    う第3のヘッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の端の1つの前記副伝熱体の一方また
    は他方の側部に設けられ、前記貫通孔を空間でもって覆
    う第4のヘッダーパイプと、 前記第3のヘッダーパイプに接続された、外部から前記
    貫通孔に冷媒を流入させるための入口部と、 前記第4のヘッダーパイプに接続された、前記貫通孔か
    ら外部へ冷媒を流出させるための出口部とを備え、 互いに対向している前記第1のヘッダーパイプと前記第
    2のヘッダーパイプとは、前記副伝熱体を一本のみ共有
    しており、 前記複数の貫通孔および前記第1,第2,第3および第
    4のヘッダーパイプ内に形成された、前記入口部を上
    流、前記出口部を下流とする冷媒流路を有し、 前記副伝熱体内の複数の伝熱管の間に少なくとも形成さ
    れた、前記冷媒流路の上流部または下流部の流れ方向と
    交差する流体流路とを有する熱交換器において、 前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗は、前記伝熱体の各
    伝熱管の少なくとも前記入口部および/または前記出口
    部の近傍に位置する部分において、前記冷媒流路の上流
    部と下流部との間で最大であることを特徴とする熱交換
    器。
  11. 【請求項11】 前記板状の幅方向に並んだ前記伝熱管
    は一体化して形成されていることを特徴とする請求項1
    0に記載の熱交換器。
  12. 【請求項12】 前記流体流路の流れ方向の伝熱抵抗
    は、前記伝熱体の各伝熱管のそれぞれにおいて、前記冷
    媒流路の上流部と下流部との間で最大であることを特徴
    とする請求項1,2または10のいずれかに記載の熱交
    換器。
  13. 【請求項13】 板状であって、前記板状の長さ方向に
    沿って貫通された複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管
    が、所定の間隔で積層して構成された伝熱体と、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された一方の複数の貫通孔同士を連通させる第1のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された前記一方の複数の貫通孔同士を連通させる第3
    のヘッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された前記他方の複数の貫通孔同士を連通させる第4
    のヘッダーパイプと、 前記第1のヘッダーパイプ内に設けられ、前記第1のヘ
    ッダーパイプを前記伝熱管の前記板状の厚み方向に区切
    って第1の空間部および第2の空間部を形成する第1の
    仕切板と、 前記第2のヘッダーパイプ内に設けられ、前記第2のヘ
    ッダーパイプを前記伝熱管の前記板状の厚み方向に区切
    って第3の空間部および第4の空間部を形成する第2の
    仕切板と、 前記第1のヘッダーパイプの第1の空間部に接続され
    た、冷媒を流入させるための入口部と、 前記第2のヘッダーパイプの第4の空間部に接続され
    た、冷媒を流出させるための出口部と、 前記第1のヘッダーパイプの第2の空間部と、前記第2
    のヘッダーパイプの第3の空間部との間に接続された、
    前記第2の空間部から、前記第3の空間部へ冷媒を流す
    ためのサブパイプとを備え、 前記複数の貫通孔の二分された一方の、前記第1の空間
    部と連通した部分を順行上流部、 前記第3のヘッダーパイプを折り返し上流部、 前記複数の貫通孔の二分された一方の、前記第2の空間
    部と連通した部分を逆行上流部、 前記サブパイプを折り返し部、 前記複数の貫通孔の二分された他方の、前記第3の空間
    部と連通した部分を順行下流部、 前記第4のヘッダーパイプを折り返し下流部、 前記複数の貫通孔の二分された他方の、前記第4の空間
    部と連通した部分を逆行下流部とした冷媒流路を有し、 前記伝熱体を構成する複数の伝熱管の間隔に少なくとも
    形成された、前記冷媒流路の順行および逆行上流部また
    は逆行および順行下流部の流れ方向と交差する流体流路
    とを有する熱交換器。
  14. 【請求項14】 板状であって、前記板状の長さ方向に
    沿って貫通された複数の貫通孔を有する伝熱管が、前記
    板状の厚み方向に所定の間隔で複数積層された副伝熱体
    を、前記板状の幅方向に複数本並べて構成した伝熱体
    と、 各前記副伝熱体の一方の側部に設けられ、前記各伝熱管
    の複数の貫通孔を空間をもって覆う第1のヘッダーパイ
    プと、 各前記副伝熱体の他方の端部に設けられ、前記各伝熱管
    の複数の貫通孔を空間をもって覆う第2のヘッダーパイ
    プと、 前記第1のヘッダーパイプ内に設けられ、前記第1のヘ
    ッダーパイプ内を、前記伝熱管の前記板状の厚み方向に
    区切って複数の空間部を形成する単数または複数の第1
    の仕切板と、 前記第2のヘッダーパイプ内に設けられ、前記第2のヘ
    ッダーパイプ内を、前記伝熱管の前記板状の厚み方向に
    区切って複数の空間部を形成する単数または複数の第2
    の仕切板と、 前記第1のヘッダーパイプの複数の空間部または前記第
    2のヘッダーパイプの複数の空間部のいずれかに接続さ
    れた、隣接する副伝熱体から冷媒の流入を受けるための
    流入部と、 前記第1のヘッダーパイプの複数の空間部または2のヘ
    ッダーパイプの複数の空間部のいずれかに接続された、
    隣接する副伝熱体へ冷媒を流入させるための流出部と、 前記流入部と前記流出部とを連結する連結パイプと、 前記第1のヘッダーパイプの複数の空間部または前記第
    2のヘッダーパイプの複数の空間部のいずれかに設けら
    れた、外部から前記貫通孔へ冷媒の流入を受けるための
    入口部と、 前記第1のヘッダーパイプの複数の空間部または前記第
    2のヘッダーパイプの複数の空間部のいずれかに設けら
    れた、前記貫通孔から外部へ冷媒を流入させるための出
    口部とを備え、 前記冷媒が、前記入口部から流入し、前記伝熱体内の前
    記各副伝熱体を経て前記出口部へ流出するとともに、各
    前記副伝熱体においては、前記冷媒が、前記複数の貫通
    孔を介して、前記第1のヘッダーパイプ内の複数の空間
    部と、前記第2のヘッダーパイプ内の複数の空間部と
    を、交互に通過することにより形成される冷媒流路を有
    し、 前記伝熱体を構成する複数の伝熱管の間に少なくとも形
    成された、前記冷媒の流れ方向と交差する流体流路とを
    有する熱交換器。
  15. 【請求項15】 前記第1の仕切り板および/または前
    記第2の仕切り板は、前記第1のヘッダーパイプ、第2
    のヘッダーパイプおよび前記伝熱管よりも伝熱抵抗の大
    きい材質を用いたことを特徴とする請求項13または1
    4に記載の熱交換機。
  16. 【請求項16】 板状であって、前記板状の長さ方向に
    沿って貫通された複数の貫通孔を有する、複数の伝熱管
    が、所定の間隔で積層して構成された伝熱体と、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された一方の複数の貫通孔同士を連通させる第1のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の一方の端部に設けられ、前記各伝熱管の2
    分された他方の複数の貫通孔同士を連通させる第2のヘ
    ッダーパイプと、 前記伝熱体の他方の端部に接続された、前記複数の貫通
    孔の全部を連通させるための第3のヘッダーパイプと、 前記第1のヘッダーパイプに接続された、前記2分され
    た一方の複数の貫通孔に冷媒を流入させるための入口部
    と、 前記第2のヘッダーパイプに接続された、前記2分され
    た他方の複数の貫通孔から冷媒を流出させるための出口
    部とを備え、 前記複数の貫通孔の二分された一方を上流部、前記複数
    の貫通孔の二分された他方を下流部、前記第3のヘッダ
    ーパイプを折り返し部とした冷媒流路を有し、 前記伝熱体を構成する複数の伝熱管の間隔に少なくとも
    形成された、前記冷媒流路の上流部または下流部の流れ
    方向と交差する流体流路とを有する熱交換器において、 前記流体流路は傾斜しており、 前記傾斜の方向は、前記流体流路の下流部が下方にくる
    ことを特徴とする熱交換器。
  17. 【請求項17】 請求項1、2,10,13,14,ま
    たは16のいずれかに記載の熱交換器を、凝縮器、放熱
    器または蒸発器のいずれかに用いたことを特徴とする冷
    凍サイクル装置。
  18. 【請求項18】 運転中に超臨界状態となりうる冷媒を
    封入したことを特徴とする請求項17に記載の冷凍サイ
    クル装置。
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