JP2001336856A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
供する。 【解決手段】 圧縮機2及び室外熱交換器3を備えた室
外ユニット1と、室内熱交換器6a、6b、6cを備え
た室内ユニット5a、5b、5cとがユニット間配管1
0により接続され、室外熱交換器の一端が、圧縮機の吐
出管7と吸込管8に択一に分岐して接続され、ユニット
間配管が、吐出管に接続された高圧ガス管11と、吸込
管に接続された低圧ガス管12と、室外熱交換器の他端
に接続された液管13とを有して構成され、室内熱交換
器の一端が高圧ガス管及び低圧ガス管に、他端が液管に
それぞれ接続された空気調和装置30において、室内ユ
ニットがすべて暖房運転時に、休止状態の低圧ガス管1
2を通じて室外ユニット1から室内ユニット5に冷媒が
流入しないように、低圧ガス管12に冷媒流入防止手段
100を接続したものである。
Description
台の室内ユニットを有し、複数台の室内ユニットを同時
に冷房運転もしくは暖房運転可能とし、または、これら
の暖房運転と冷房運転を混在して実施可能とする空気調
和装置に関する。
もしくは暖房運転可能とし、または、これらの暖房運転
と冷房運転を混在して実施可能とする空気調和装置は、
例えば特許2804527号公報などに掲載されてい
る。
室外熱交換器を備えた室外ユニットと、室内熱交換器を
備えた複数台の室内ユニットとがユニット間配管により
接続されている。そして、上記室外熱交換器の一端が、
圧縮機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに択一に分岐して接
続され、ユニット間配管が、上記冷媒吐出管に接続され
た高圧ガス管と、上記冷媒吸込管に接続された低圧ガス
管と、上記室外熱交換の他端に接続された液管とを有し
て構成されている。
混在して運転する場合、高圧ガス管と低圧ガス管と液管
の三本の冷媒管すべてが使用され、冷房運転のみが実行
される場合、高圧ガス管が休止されて、低圧ガス管と液
管の二本の冷媒管が使用される。また、暖房運転のみが
実行される場合、低圧ガス管が休止されて、高圧ガス管
と液管の二本の冷媒管が使用される。
構成では、暖房運転のみが実行される場合、低圧ガス管
が休止されるため、この低圧ガス管を通じて室外ユニッ
トから室内ユニット側に冷媒が流出し、この冷媒が低圧
ガス管内に寝込む恐れがある。通常では寝込むことがな
いものの、低圧ガス管の雰囲気温度によってはその飽和
圧力が運転中の低圧圧力よりも低くなることがあるから
である。
けシステム内の冷媒量が不足し、ガス欠の症状を呈する
という問題がある。
術が有する課題を解消し、いわゆるガス欠を防止する空
気調和装置を提供することにある。
は、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユニットと、
室内熱交換器を備えた複数台の室内ユニットとがユニッ
ト間配管により接続され、上記室外熱交換器の一端が、
上記圧縮機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに択一に分岐し
て接続され、上記ユニット間配管が、上記冷媒吐出管に
接続された高圧ガス管と、上記冷媒吸込管に接続された
低圧ガス管と、上記室外熱交換の他端に接続された液管
とを有して構成され、前記室内熱交換器の一端が上記高
圧ガス管及び上記低圧ガス管に、他端が上記液管にそれ
ぞれ接続され、複数台の上記室内ユニットを同時に冷房
運転若しくは暖房運転可能とし、または、これらの冷房
運転と暖房運転を混在して実施可能とするよう構成され
た空気調和装置において、上記室内ユニットがすべて暖
房運転時に、休止状態の低圧ガス管を通じて室外ユニッ
トから室内ユニットに冷媒が流入しないように、上記低
圧ガス管に冷媒流入防止手段を接続したことを特徴とす
るものである。
のにおいて、冷媒流入防止手段が室外ユニット内の低圧
ガス管に接続された逆止弁であることを特徴とする。
低圧ガス管が休止されるため、この低圧ガス管を通じて
室外ユニットから室内ユニット側に冷媒が流出し、この
冷媒が低圧ガス管内に寝込む恐れがある。
ス管の雰囲気温度によってはその飽和圧力が運転中の低
圧圧力よりも低くなることがあるからである。
ガスの飽和圧力が運転中の低圧圧力より低くなっても、
冷媒流入防止手段が設けられているため、室外ユニット
から室内ユニット側に冷媒が流出することがなく、この
冷媒が低圧ガス管内に寝込むことがない。冷媒流入防止
手段が室外ユニット内の低圧ガス管に接続された逆止弁
で構成されれば、構造が簡素化される。
面に基づき説明する。
の実施の形態を示す冷媒回路図である。この空気調和装
置30は、圧縮機2、室外熱交換器3及び室外膨張弁2
7を備えた室外ユニット1と、室内熱交換器6a及び室
内膨張弁18aを備えた室内ユニット5aと、室内熱交
換器6b及び室内膨張弁18bを備えた室内ユニット5
bと、室内熱交換器6c及び室内膨張弁18cを備えた
室内ユニット5cとを有して構成される。そして、これ
らの室外ユニット1と室内ユニット5a、5b、5cと
がユニット間配管10により接続されて、空気調和装置
30は、室内ユニット5a、5b、5cを同時に冷房運
転もしくは暖房運転可能とし、または、これらの冷房運
転と暖房運転とを混在して実施可能とする。
の一端が、圧縮機2の吐出管7と吸込管8とに、それぞ
れ切換弁9a、9bを介して択一に分岐して接続されて
いる。また、吸込管8にアキュムレータ4が配設されて
いる。
1、低圧ガス管12及び液管13を備えてなる。高圧ガ
ス管11が吐出管7に接続され、低圧ガス管12が吸込
管8に接続される。液管13は、室外膨張弁27を介し
て室外熱交換器3の他端に接続される。
ぞれの室内熱交換器6a、6b、6cは、それらの他端
が、室内膨張弁18aを配設した液分岐管19a、室内
膨張弁18bを配設した液分岐管19b、室内膨張弁1
8cを配設した液分岐管19cを介して液管13にそれ
ぞれ接続される。
器6aは、その一端が、ガス分岐管14aを介して高圧
ガス管11に接続されるとともに、ガス分岐管15aを
介して低圧ガス管12に接続される。上記室内ユニット
5bの室内熱交換器6bは、その一端が、ガス分岐管1
4bを介して高圧ガス管11に接続されるとともに、ガ
ス分岐管15bを介して低圧ガス管12に接続される。
更に、上記室内ユニット5cの室内熱交換器6cは、そ
の一端が、ガス分岐管14cを介して高圧ガス管11に
接続されるとともに、ガス分岐管15cを介して低圧ガ
ス管12に接続される。ガス分岐管14a、14b、1
4cのそれぞれに、第1開閉弁16a、16b、16c
が配設される。また、ガス分岐管15a、15b、15
cのそれぞれに、第2開閉弁17a、17b、17cが
配設される。
をバイパスして、第一バイパス管21a及び第二バイパ
ス弁24aが並列接続される。ガス分岐管15bには、
第2開閉弁17bをバイパスして、第一バイパス管21
b及び第二バイパス弁24bが並列接続される。更にガ
ス分岐管15cには、第2開閉弁17cをバイパスし
て、第一バイパス管21c及び第二バイパス弁24cが
並列接続される。
それぞれに、第3開閉弁22a及びキャピラリチューブ
23aが、第3開閉弁22b及びキャピラリチューブ2
3bが、第3開閉弁22c及びキャピラリチューブ23
cがそれぞれ配設される。また、第二バイパス管24
a、24b、24cのそれぞれに、第4開閉弁25a及
びオリフィス26aが、第4開閉弁25b及びオリフィ
ス26bが、第4開閉弁25c及びオリフィス26cが
それぞれ配設される。尚、図1中の符号20a、20
b、20cは分岐ユニットである。
べて暖房運転時に、休止状態の低圧ガス管12を通じて
室外ユニット1から室内ユニット5に冷媒が流入しない
ように、上記室外ユニット1内の低圧ガス管13に逆止
弁(冷媒流入防止手段)100が接続されている。
同時に冷房する場合は、高圧ガス管11が休止状態にお
かれる。
9aを開くとともに他方の切換弁9bを閉じ、且つ分岐
ユニット20a、20b、20cの第1開閉弁16a、
16b、16cを閉じるとともに、第2開閉弁17a、
17b、17cと第3開閉弁22a、22b、22cと
第4開閉弁25a、25b、25cを開く。これによ
り、圧縮機2から吐出された冷媒は、吐出管7、切換弁
9a、室外熱交換器3へと順次流れ、この室外熱交換器
3で凝縮液化した後、液管13と液分岐管19a、19
b、19cを経て各室ユニット5a、5b、5cの室内
膨張弁18a、18b、18cに分配され、ここで減圧
される。しかる後、冷媒は、各室内熱交換器6a、6
b、6cで蒸発気化した後、それぞれ第2開閉弁17
a、17b、17cと第3開閉弁22a、22b、22
cと第4開閉弁25a、25b、25cとを並流した
後、低圧ガス管12、吸込管8、アキュムレータ4を順
次経て圧縮機2に吸入される。このように、蒸発器とし
て作用する各室内熱交換器6a、6b、6cで全室内ユ
ニット5a、5b、5cが同時に冷房される。
同時に暖房する場合は、低圧ガス管12が休止状態にお
かれる。
9aを閉じるとともに他方の切換弁9bを開き、且つ分
岐ユニット20a、20b、20cの第1開閉弁16
a、16b、16cを開くとともに、第2開閉弁17
a、17b、17cと第3開閉弁22a、22b、22
cと第4開閉弁25a、25b、25cとを閉じる。こ
れにより、圧縮機2から吐出された冷媒は、吐出管7、
高圧ガス管11を順次経てガス分岐管14a、14b、
14cに分配された後、第1開閉弁16a、16b、1
6c、室内熱交換器6a、6b、6cへと流れ、ここで
それぞれ凝縮液化した後、各室内膨張弁18a、18
b、18cで減圧され、液分岐管19a、19b、19
cを経て液管13で合流される。しかる後、室外熱交換
器3で蒸発気化した後、切換弁9b、吸込管8、アキュ
ムレータ4を順次経て圧縮機2に吸入される。このよう
に凝縮器として作用する各室内熱交換器6a、6b、6
cで、全室内ユニット5a、5b、5cが同時に暖房さ
れる。
び5cを冷房し、室内ユニット5bを暖房する場合は、
全ての冷媒管11、12、13が使用される。
9aを開くとともに他方の切換弁9bを閉じ、且つ、冷
房する室内ユニット5a、5cの分岐ユニット20a、
20cにおける第1開閉弁16a、16cを閉じるとと
もに、第2開閉弁17a、17cと第3開閉弁22a、
22cと第4開閉弁25a、25cを開き、且つ暖房す
る室内ユニット5bの分岐ユニット20bにおける第1
開閉弁16bを開くとともに、第2開閉弁17bと第3
開閉弁22bと第4開閉弁25bを閉じる。すると、圧
縮機2から吐出された冷媒の一部が吐出管7、切換弁9
aを順次経て室外熱交換器3に流れるとともに、残りの
冷媒が高圧ガス管11を経て暖房する室内ユニット5b
の分岐ユニット20bにおける第1開閉弁16b、室内
熱交換器6bへと流れ、この室内熱交換器6bの室外熱
交換器3で凝縮液化される。
器3で凝縮液化された冷媒は、液管13を経て室内ユニ
ット5a、5cの室内膨張弁18a、18cで減圧され
た後、それぞれの室内熱交換器6a、6cで蒸発気化さ
れる。しかる後、冷媒は、第2開閉弁17a、17cと
第3開閉弁22a、22b、22cと第4開閉弁25
a、25b、25cを並流して低圧ガス管12で合流さ
れ、吸込管8、アキュムレータ4を順次経て圧縮機2に
吸入される。このように、凝縮器として作用する室内熱
交換器6bで室内ユニット5bが暖房され、蒸発器とし
て作用する他の室内熱交換器6a、6cで室内ユニット
5a、5cがそれぞれ冷房される。
し、室内ユニット5a、5cで暖房する場合には、室外
熱交換器3の一方の切換弁9aを閉じるとともに他方の
切換弁9bを開き、且つ冷房する室内ユニット5bの分
岐ユニット20bにおける第1開閉弁16bを閉じると
ともに、第2開閉弁17bと第3開閉弁22bと第4開
閉弁25bとを開き、且つ暖房する室内ユニット5a、
5cの分岐ユニット20a、20cにおける第1開閉弁
16a、16cを開くとともに、第2開閉弁17a、1
7cと第3開閉弁22a、22cと第4開閉弁25a、
25cとを閉じる。すると、圧縮機2から吐出された冷
媒が吐出管7、高圧ガス管11を順次経て第1開閉弁1
6a、16cへと分配され、それぞれの室内熱交換器6
a、6cで凝縮液化される。そして、この液化された冷
媒は、それぞれ全開された室内膨張弁18a、18cを
経て液管13に流れる。この液管中の液冷媒の一部が、
室内膨張弁18bで減圧された後に室内熱交換器6b
で、且つ、残りの液冷媒が室外膨張弁27で減圧された
後に室外熱交換器3でそれぞれ蒸発気化され、吸引管
8、アキュムレータ4を順次経て圧縮機2に吸入され
る。このように、凝縮器として作用する室内熱交換器6
a、6cで室内ユニット5a、5cが暖房され、蒸発器
として作用する他の室内熱交換器6bで室内ユニット5
bが冷房される。
5b、5cの数(冷房容量)が暖房する室内ユニット5
a、5b、5cの数(暖房容量)よりも多いときは室外
熱交換器3を凝縮器として、逆に、冷房する室内ユニッ
ト5a、5b、5cの数(暖房容量)が暖房する室内ユ
ニット5a、5b、5cの数(冷房容量)よりも少ない
ときは室外熱交換器3を蒸発器として作用させることに
より、任意の室内ユニット5a、5b、5cを自由に冷
暖房することができる。
の状態、すなわち全室内ユニット5a、5b、5cを同
時に暖房する場合、休止状態の低圧ガス管12に冷媒が
寝込まないように対策が講じられる。
合、低圧ガス管12が休止されるため、この低圧ガス管
12を通じて室外ユニット1から室内ユニット5側に冷
媒が流出し、この冷媒が低圧ガス管12内に寝込む恐れ
がある。
とがないものの、低圧ガス管12の雰囲気温度によって
は、その飽和圧力P1が運転中の低圧圧力P2よりも低
くなる(P1<P2)ことがあるからである。
発生しても、室外ユニット1内の低圧ガス管13に逆止
弁100が接続されているため、室外ユニット1から室
内ユニット5に冷媒が流入することはない。
防止されるため、いわゆるシステム内のガス欠の発生が
防止される。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、冷媒流入防止手段は、逆止弁に限定されず、全
暖房運転時にのみ閉じられる制御弁であってもよい。
に冷媒流入防止手段が接続されているため、低圧ガス管
を通じて、室外ユニットから室内ユニットに冷媒が流入
することがなく、低圧ガス管内への冷媒の寝込みが防止
される。従って、いわゆるシステム内のガス欠の発生が
防止される。
を示す冷媒回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユ
ニットと、室内熱交換器を備えた複数台の室内ユニット
とがユニット間配管により接続され、上記室外熱交換器
の一端が、上記圧縮機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに択
一に分岐して接続され、上記ユニット間配管が、上記冷
媒吐出管に接続された高圧ガス管と、上記冷媒吸込管に
接続された低圧ガス管と、上記室外熱交換の他端に接続
された液管とを有して構成され、前記室内熱交換器の一
端が上記高圧ガス管及び上記低圧ガス管に、他端が上記
液管にそれぞれ接続され、複数台の上記室内ユニットを
同時に冷房運転若しくは暖房運転可能とし、または、こ
れらの冷房運転と暖房運転を混在して実施可能とするよ
う構成された空気調和装置において、 上記室内ユニットがすべて暖房運転時に、休止状態の低
圧ガス管を通じて室外ユニットから室内ユニットに冷媒
が流入しないように、上記低圧ガス管に冷媒流入防止手
段を接続したことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 上記冷媒流入防止手段が室外ユニット内
の低圧ガス管に接続された逆止弁であることを特徴とす
る請求項1記載の空気調和装置。
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JP2000158345A JP3754272B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 空気調和装置 |
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