JP2001336826A - 燃焼機器 - Google Patents

燃焼機器

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JP2001336826A
JP2001336826A JP2000158661A JP2000158661A JP2001336826A JP 2001336826 A JP2001336826 A JP 2001336826A JP 2000158661 A JP2000158661 A JP 2000158661A JP 2000158661 A JP2000158661 A JP 2000158661A JP 2001336826 A JP2001336826 A JP 2001336826A
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哲司 森田
Hiroshi Ichikawa
浩 市川
Yasushi Sano
易司 佐野
Naoteru Ishii
直輝 石井
Naoki Kageyama
直樹 影山
Masakazu Kubota
雅収 久保田
Shinkichi Mitsui
信吉 三井
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Takagi Industrial Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Takagi Industrial Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中和剤の交換時期及び告知時期の精度を高め
た燃焼機器を提供する。 【解決手段】 熱交換手段(熱交換器62、82)によ
り生じた凝縮水(D)を中和する中和剤(116)を備
えており、バーナ等の燃焼手段(バーナ10、12又は
バーナ32、34)の燃焼によって被加熱流体(給水
W、温水MW)に加えられる熱量(Q)を演算し、その
積算値(Qm)から前記中和剤(116)の交換時期の
予測及び告知を行い、中和処理が不完全な凝縮水(D)
の廃棄を防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼排気から顕熱
や潜熱を回収して給湯や暖房に利用する燃焼機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼排気から顕熱や潜熱を回収す
る燃焼機器においては、潜熱を回収する熱交換器に酸性
の凝縮水が発生することが知られているが、この凝縮水
は中和剤等によって中和処理した後、排水している。中
和剤が消耗すると、凝縮水の中和が不十分となる。この
ため、排出される凝縮水のpHから中和剤の消耗を検出
し、又はバーナ等への燃料供給量を計測してバーナの発
熱量(インプット)を推定演算して凝縮水の発生量を予
測し、中和剤の消耗告知をすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】凝縮水のpH測定で
は、測定温度を常に一定に保持し、検出電極を測定毎に
乾燥させる必要があるが、このような測定形態は実現性
に乏しい。
【0004】また、燃料供給量の計測は、都市ガス等の
供給ガス圧(1次ガス圧)を機器に設けたガバナ等によ
って所定の2次ガス圧に調整された値を基に発熱量を演
算することであり、かかる方法は、供給ガス圧値が地域
によって異なり、かつ需要者の使用量に応じて大きく変
動するため、誤差が大きい。また、同一の燃料種であっ
ても地域が異なるとガスの発熱量が異なり、凝縮水は燃
料ガスの発熱量に比例して発生するので、かかる値から
中和剤の消耗時期を予測することは困難である。
【0005】そこで、本発明は、中和剤の交換時期及び
告知時期の精度を高めた燃焼機器を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の燃焼機器は、熱
交換手段(熱交換器62、82)により生じた凝縮水
(D)を中和する中和剤(116)を備えており、バー
ナ等の燃焼手段(バーナ10、12又はバーナ32、3
4)の燃焼によって被加熱流体(給水W、温水MW)に
加えられる熱量(Q)を演算し、その積算値(Qm)か
ら前記中和剤(116)の交換時期の予測及び告知を行
い、中和処理が不完全な凝縮水(D)の廃棄を防止して
いる。
【0007】請求項1に係る本発明の燃焼機器は、燃料
を燃焼させる燃焼手段(バーナ10、12又はバーナ3
2、34)と、この燃焼手段が発生した燃焼排気から顕
熱又は潜熱を回収して被加熱流体(給水W、温水MW)
を加熱する熱交換手段(熱交換器62、82)と、この
熱交換手段の熱交換により生じた凝縮水(D)を集め、
中和剤(116)で中和させる中和手段(中和器11
4)と、前記熱交換手段から被加熱流体に加えられる熱
量を積算し、その積算値から前記中和剤の交換時期を判
定する判定手段(制御部130)とを備えたことを特徴
とする。
【0008】被加熱流体に与えられる熱量と熱交換手段
で発生する凝縮水とは比例関係にあるため、燃焼手段で
発生する熱量を積算し、その積算値を以て中和剤の消耗
状態を把握できる。そこで、被加熱流体に与えられる熱
量を積算し、その積算値を燃焼の度に更新記憶すれば、
この積算値により中和剤の交換時期を判定することがで
きる。その判定結果に基づき、中和剤の補充や交換時期
を告知すれば、中和剤の効果が消失する前に中和剤の補
充や交換が可能となる。したがって、未処理状態の凝縮
水の廃棄による環境汚染等を未然に防止できる。
【0009】請求項2に係る本発明の燃焼機器は、前記
熱交換手段の出湯温度、前記熱交換手段への給水量及び
給水温度を用いて前記熱量を演算することを特徴とす
る。即ち、熱量は燃焼手段から熱交換手段を通じて被加
熱流体に加えられるものであるから、熱交換手段の出湯
温度、熱交換手段への給水量及び給水温度を用いて算出
することができる。この理論値を用いて中和剤の交換時
期を予測することができる。
【0010】請求項3に係る本発明の燃焼機器は、前記
燃焼手段から前記被加熱流体に加えられる前記熱量を所
定の時間間隔でサンプリングすることを特徴とする。即
ち、熱量は実測値を利用することができる。そこで、被
加熱流体に加えられる熱量を所定の時間間隔でサンプリ
ングしてそれを積算し、その積算値を中和剤の交換時期
の予測に用いる。
【0011】請求項4に係る本発明の燃焼機器は、前記
燃焼排気から主として顕熱を回収する第1の熱交換器
と、前記燃焼排気から主として潜熱を回収する第2の熱
交換器とを以て前記熱交換手段を構成したことを特徴と
する。即ち、熱交換手段は単一の熱交換器又は複数の熱
交換器で構成したものを含み、その一例として燃焼排気
から主として顕熱を回収する第1の熱交換器、燃焼排気
から主として潜熱を回収する第2の熱交換器とを以て熱
交換手段を構成したものである。この場合、第2の熱交
換器から主として凝縮水が発生するが、燃焼手段から被
加熱流体に加えられる熱量を積算することで、その積算
値から中和剤の交換時期を予測することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の燃焼機器の実施
形態である給湯・暖房装置の熱交換系統を示している。
【0013】この給湯・暖房装置には給湯装置2と暖房
装置4とが併設されており、給湯装置2側には被加熱流
体である給水Wを加熱する第1及び第2の熱交換手段と
して熱交換器61、62が設置され、また、暖房装置4
側には被加熱流体である給水Wを熱媒として加熱する第
1及び第2の熱交換手段として熱交換器81、82が設
置されている。
【0014】熱交換器61、62側には燃焼手段として
バーナ10、12が設置されており、各バーナ10、1
2には燃焼ガスGが管路14を通じて供給され、管路1
4には燃料元弁16、給湯側燃料元弁18及び燃料比例
弁20が設けられ、バーナ12側の分岐管22には開閉
弁24が設けられている。各バーナ10、12には放電
器26及び炎検出器28が設けられるとともに、燃焼空
気を供給する手段として共通の給気ファン30が設けら
れている。即ち、燃料元弁16及び給湯側燃料元弁18
を開き、燃料比例弁20によってバーナ10の燃焼量が
調整され、開閉弁24を開くことによってバーナ12を
燃焼させることができ、この燃焼排気EGが燃焼室31
から排気路33に流れる。したがって、熱交換器61で
はその燃焼排気EGから主として顕熱が回収され、熱交
換器62では主として潜熱が回収される。
【0015】また、熱交換器81、82側には燃焼手段
としてバーナ32、34が設置されており、各バーナ3
2、34には燃焼ガスGが管路14から分岐された管路
36を通じて供給され、管路36には暖房側燃料元弁3
8及び燃料比例弁40が設けられ、バーナ34側の分岐
管42には開閉弁44が設けられている。各バーナ3
2、34には放電器46及び炎検出器48が設けられる
とともに、燃焼空気を供給する手段として共通の給気フ
ァン50が設けられている。即ち、燃料元弁16及び暖
房側燃料元弁38を開き、燃料比例弁40によってバー
ナ32の燃焼量が調整され、開閉弁44を開くことによ
ってバーナ34を燃焼させることができ、この燃焼排気
EGが燃焼室45から排気路47に流れる。したがっ
て、熱交換器81ではその燃焼排気EGから主として顕
熱が回収され、熱交換器82では顕熱又は潜熱が回収さ
れる。
【0016】そして、管路52には被加熱流体である給
水Wが供給され、この給水Wは熱交換器62で加熱され
た後、管路54を通じて熱交換器61に供給され、管路
56、57を通じて温水Whが図示しない浴槽等の一般
給湯に供される。管路54には給湯装置2への給水量を
検出する手段として給水量センサ55が設けられ、管路
56には流量調整弁58が設けられ、この流量調整弁5
8によって給湯量の調整が可能である。管路54と管路
56との間にはバイパス管路60が設けられ、このバイ
パス管路60には流量センサ63、流量調整弁65が設
けられている。即ち、バイパス管路60の流量は流量調
整弁65で調整され、その流量は流量センサ63によっ
て検出される。また、管路52、54、56、57には
それぞれ温度センサ66、68、70、72が設けられ
ており、温度センサ66によって給水温度、温度センサ
68によって熱交換器62の出口温度、温度センサ70
によって熱交換器61の出口温度、温度センサ72によ
って出湯温度が夫々検出される。
【0017】管路52の給水Wは管路52を分岐した管
路74を通じて暖房装置4側の膨張タンク76に供給さ
れる。管路74には開閉弁78が設けられており、膨張
タンク76への被加熱流体としての給水Wは、開閉弁7
8の開閉によって選択的に行われ、熱媒となる。
【0018】この暖房装置4には、温水MWを熱媒とす
る図示しない室内温風発生装置や床暖房パネル等の高温
暖房機器又は低温暖房機器が設置されており、これら高
温又は低温暖房機器又は双方を通過した温水MWは管路
80に回収され、熱交換器82によって加熱された後、
管路84を通して膨張タンク76及び管路86を通して
ポンプ88に至る。ポンプ88は、暖房装置4側の被加
熱流体である熱媒を圧送する手段であって、ポンプ88
の出口側には管路90、92が設けられ、熱交換器82
で加熱された温水MW(給水時には給水W)は管路90
を通して熱交換器81に流れて加熱された後、管路94
に流れ、管路96を通じて高温水HWとして高温暖房機
器側に供給される。管路92に流れる温水MWには、管
路96から分岐された管路98を通して高温水HWの一
部が混合され、管路100を通して低温水LWとして低
温暖房機器側に供給される。管路98には、逆止弁10
2が設けられており、高温水HWに低温側の温水MWの
混合が阻止されている。また、管路80には温度センサ
103が設置されて温水MWの温度が検出され、管路9
4には温度センサ104が設置されて熱交換器81の出
口側温度、即ち、出湯温度が検出され、また、管路10
0には温度センサ106が設置されており、低温水LW
の温度が検出される。
【0019】ところで、高温暖房機器を使用するときに
は、温度センサ104の検出温度が設定温度として例え
ば80℃に到達するように燃料比例弁40を調整し、必
要に応じて開閉弁44を開いてバーナ32、34を同時
に燃焼させる。また、低温暖房機器のみ、又は低温暖房
機器及び高温暖房機器を使用する場合には、温度センサ
106の検出温度が設定温度として例えば、60℃にな
るように燃料比例弁40、開閉弁44を調整する。
【0020】そして、熱交換器62側には凝縮水Dの回
収手段としてトレイ110、熱交換器82側には凝縮水
Dの回収手段としてトレイ112が設置されているとと
もに、各トレイ110、112で回収された凝縮水Dの
中和手段として中和器114が設けられている。中和器
114には、中和剤116が装填されており、管路11
8、120によって中和器114に導かれた凝縮水Dは
中和剤116で中和処理された後、管路122から排水
される。
【0021】この給湯・暖房装置の制御装置の要部を図
2を参照して説明すると、この制御装置には、熱量を積
算するとともに、その積算値から中和剤116の消耗を
予測し、交換時期の予測又は告知を行う判定手段を含む
制御部130が設置されており、この制御部130には
中央演算処理手段としてCPU132、演算制御データ
を一時的に記憶させる記憶手段としてRAM134、C
PU132の動作プログラム、固定データ等が格納され
た記憶手段としてROM136、外部回路とのインター
フェイスとしての入出力装置138等からなる演算制御
手段に加え、外部回路との通信を行う通信装置140が
設けられている。入出力装置138には炎検出器28、
48等の各種のセンサ142からの入力が加えられ、燃
料比例弁20、40等の各種のアクチュエータ144へ
の駆動出力が取り出される。そして、この制御部130
によって中和剤116の交換や補充時期が演算される。
また、通信装置140には、給湯・追焚リモコン装置等
のリモコン装置146、高温暖房機器制御部148、低
温暖房機器制御部150が無線、有線等の通信媒体を介
して接続されている。また、リモコン装置146には、
告知情報を音声によって発生させる音声発生装置15
2、告知情報を表示する表示装置154が接続されてい
る。音声発生装置152にはブザー等の警報器を含み、
表示装置154はLED、液晶パネル、蛍光表示管、ブ
ラウン管等の表示手段で構成することができる。
【0022】このような給湯・暖房装置において、給湯
装置2側ではバーナ10又はバーナ10、12の燃焼に
よって発生する熱量が熱交換器61、62を通じて管路
52からの給水Wに与えられ、管路57を通じて浴槽や
シャワーその他の給湯に供される。また、暖房装置4側
では暖房の必要に応じてバーナ32又はバーナ32、3
4を燃焼し、熱交換器81、82を通じて温水MWを加
熱し、ポンプ88の圧送により管路96を通じて高温暖
房機器に供給され、管路100を通じて低温暖房機器に
供給される。
【0023】ところで、燃焼排気EGから主として潜熱
を回収する熱交換器62又は熱交換器82より回収され
る凝縮水Dと、被加熱流体である給水W又は温水MWに
与えた熱量Qとの間には、図3に示すような比例関係が
ある。即ち、凝縮水Dの発生量は給水W又は温水MWに
与えた熱量Qa又はQbの積算値Qmに比例している。
そこで、単位時間当たりの熱量Qa、Qbと凝縮水Dの
発生量との関係から、熱量の積算値Qmから凝縮水Dの
発生量を予測でき、その水量による中和剤116の消耗
量を予測でき、その結果、熱量の積算値Qmから中和剤
116の補充又は交換時期を知ることができる。
【0024】この動作を図4に示すフローチャートを参
照して説明すると、給湯又は暖房又は浴槽側の追焚の動
作において、ステップS1では、炎検出器28又は48
より炎検出が行われたか否かが判定される。炎検出が得
られた場合にはステップS2に移行し、炎検出が得られ
ない場合にはステップS9に移行する。
【0025】ステップS2では所定時間として例えば、
1秒が経過したか否かが判定され、1秒経過したらステ
ップS3に移行し、1秒経過していなければステップS
10に移行する。この1秒間は熱量検出のためのサンプ
リングタイムである。このサンプリング数をカウント
し、積算した熱量から例えば1時間等の単位時間当たり
の熱量を演算することができる。
【0026】ステップS3では、給湯装置2側のバーナ
10又は12が燃焼中であるか否かが判定される。即
ち、給湯装置2側の炎検出器28より燃焼火炎が検出さ
れているときは、ステップS4に移行する。また、この
炎が検出されていなければ、暖房装置4側の燃焼として
ステップS5に移行する。
【0027】ステップS4では、出湯温度、給水温度及
び給水量を演算情報として給水Wに与えられた熱量Qa
を演算し、この熱量QaをRAM134に記憶させると
ともに、RAM134に既に記憶されている全熱量Qの
積算値Qm(初期値はQm=0)に加算し、従前の積算
値Qmを更新する。
【0028】即ち、給湯装置2は、図5に示すように、
熱交換器61、62を直列に接続したものであり、給水
Wに加えられる熱量Qa(アウトプット値)は、式
(1)より出湯温度Th、給水温度Tw、給水量Wmを
用いて演算することができる。 Qa=(Th−Tw)×Wm (kcal) ・・・(1)
【0029】この式(1)において、出湯温度Thは温
度センサ72の検出温度、給水温度Twは温度センサ6
6の検出温度、給水量Wmは給水量センサ55の検出水
量である。演算された熱量Qaは実際にバーナ10又は
バーナ10、12の燃焼によって給水Wに加えられた熱
量であり、ガス圧の変動、ガス発熱量の違い等による誤
差成分のない正確な値である。この熱量Qaを1秒毎に
サンプリングしてRAM134に積算し、積算値Qmを
更新して記憶させる。
【0030】そして、ステップS5では、暖房装置4の
バーナ32又は34が燃焼中であるか否かを判定する。
即ち、炎検出器48によって燃焼火炎の有無を検出す
る。燃焼火炎が検出された場合にはステップS6に移行
し、燃焼火炎が検出されていない場合にはステップS7
に移行する。
【0031】ステップS6は、暖房装置4側の燃焼によ
って熱媒である温水MWに与えられた熱量Qbを計測
し、積算記憶するルーチンである。即ち、暖房装置4側
においても、同様に熱交換器81、82を直列に接続し
たものであり、温水MWに加えられる熱量Qb(アウト
プット値)は、高温水HWの温度Th、温水MWの温度
Tw、温水量Wmを用いて演算できる。 Qb=(Th−Tw)×Wm (kcal) ・・・(2)
【0032】この式(2)において、温度Thは温度セ
ンサ104の検出温度、温度Twは温度センサ103の
検出温度であって、40℃〜60℃程度であり、また、
温水量Wmは予め測定した既知量である。演算された熱
量Qbは実際にバーナ32又はバーナ32、34の燃焼
によって温水MWに加えられた熱量であり、ガス圧の変
動、ガス発熱量の違い等による誤差成分のない正確な値
である。この熱量Qbを1秒毎にサンプリングしてRA
M134に積算する。
【0033】ところで、この積算値をQnとすると、積
算値Qmに加算すべき暖房装置4側の積算値Qは、 Q=Qn×K ・・・(3) とし、実際の積算値Qnに係数Kを乗算して補正して実
際の凝縮水Dの量より多くの発生量を想定し、給湯装置
2側の発生量との関係を調整している。そして、この積
算値Qを積算値Qmに加算し、積算値Qmを更新して記
憶させている。
【0034】ステップS7ではRAM134に記憶され
た熱量の積算値Qmが中和剤116の補充の予告熱量Q
sを越えたか否かが判定される。予告熱量Qsを越えた
ときにはステップS8に移行し、越えていないときには
ステップS1に移行する。
【0035】ステップS8では、中和剤116の補充や
交換時期が到来することを予告し、その予告は、視覚
的、聴覚的に表示や告知によって行われる。なお、熱量
Qは既存のセンサを使用することができ、計測した値を
用いてもよい。
【0036】即ち、ステップS8ではリモコン装置14
6の音声発生装置152又は表示装置154を動作させ
て、音声発生装置152にその告知メッセージとして例
えば「中和剤がもうすぐなくなります。補充して下さ
い。」の音声発生やアラーム音等を発生させ、表示装置
154にその告知メッセージとして文字表示やアラーム
コードを表示させ、使用者に中和剤116の消耗及び交
換を促す。
【0037】そして、ステップS9では炎検出器28、
48で燃焼火炎が検出されていないため、熱量の積算演
算を停止するとともに、燃焼制御を終了する。また、ス
テップS2でサンプリングの所定時間である1秒を経過
していないときにはステップS10に移行し、積算した
熱量Qmが中和剤116の予告熱量Qsを越えたか否か
を判定する。越えていないときにはステップS1に移行
し、ステップS1、S2、S10を繰り返して時間の計
測を継続し、越えていたときにはステップS11に移行
し、中和剤116が消耗して補充や交換を必要とする熱
量を越えたか否かが判定される。越えていないときには
ステップS1に移行してサンプリングを継続する。ま
た、越えていたときにはステップS12に移行する。
【0038】ステップS12では、中和剤116が消耗
して凝縮水Dが未処理のまま外部に排出されるおそれが
ある場合には、給湯装置2又は暖房装置4の燃焼を強制
的に停止させ、中和剤116の交換や補充を行った後、
RAM134に記憶されている積算値Qmがリセット操
作によって消去されるまで、燃焼動作を禁止する。
【0039】ところで、図6は、燃料比例弁20又は4
0の動作を示し、給湯装置2、暖房装置4等の燃料供給
量を可変させて温度設定を行う場合には、給水Wや温水
MWに与えられる熱量と燃料比例弁20、40の開度調
整を示す比例弁電流値iとの相関関係があり、燃料比例
弁20、40の電流値iを変化させて燃焼量を細かく制
御し、設定温度を実現している。図6において、直線L
1 は例えば、バーナ10又は32の熱量を示し、直線L
2 はバーナ10、12又はバーナ32、34を燃焼させ
た場合である。流量センサ63又は給水量センサ55を
設置しない場合には、比例弁電流値iから現在の熱量を
逆算し、これを積算して記憶することにより中和剤11
6の補充時期や交換時期の告知に利用することができ
る。
【0040】そこで、ステップS6について、この実施
形態では燃料比例弁40を調整して設定温度に制御して
いるから、図6に示す燃焼号数と比例弁電流値iとの関
係を参照し、燃料比例弁40に加えられる電流値iに対
応する熱量Qbを参照し、これをRAM134に記憶さ
せるとともに、RAM134に記憶されている熱量Q
a、Qbの積算値Qmに今回サンプリングした熱量Qb
を積算し、熱量の積算値Qmを更新してもよい。
【0041】この実施形態では給湯装置2と暖房装置4
とが併設された場合について説明したが、本願発明は、
給湯装置2又は暖房装置4を別個に構成した場合にも適
応できる。この場合、給湯装置に使用する場合には図4
のフローチャートのステップS5〜S6は不要となり、
暖房装置として使用するときにはステップS3〜S4の
ルーチンが不要である。中和剤116の交換や補充に代
えて新たな中和器114に交換することも可能である。
また、中和剤116の消耗予告を表すステップS7〜S
8、S10を省略してもよい。また、中和剤116の予
告時に次回燃焼を禁止してもよい。
【0042】次に、他の実施の形態について説明する
と、図7は熱交換器61、62を直列に接続するととも
に、給水側と出湯側とを短絡するバイパス管156を設
けて、出湯と給水を混合して出湯させてもよい。この場
合、給水と出湯の混合された後の出湯温度、給水温度、
給水量をパラメータとして式(1)より給水Wに加えら
れた熱量Qaを求め、熱量の積算値Qmから中和剤11
6の補充又は交換時期を知ることができる。
【0043】また、図8は熱交換器61、62を直列に
接続して、熱交換器61側にバイパス管158を設けて
出湯させるものである。この場合、熱交換器62に全水
量が通過するため、熱交換器62の熱回収効率が向上す
る。この実施形態においても、混合後の出湯温度、給水
温度、給水量を用いて式(1)より給水Wに与えられた
熱量Qaを求め、熱量の積算値Qmから中和剤116の
補充又は交換時期を知ることができる。
【0044】この場合、出湯温度Thに代えて設定温度
をパラメータとして給水Wに与える熱量Qaを計測し、
この熱量の積算値Qmから中和剤116の補充又は交換
時期を知ることができる。
【0045】なお、実験によれば、全負荷相当燃焼時間
に対する中和器出口pHを測定したところ、図9に示す
ように、中和器によって水質基準値rpを越えるpHに
中和処理が得られるが、全負荷相当燃焼時間が2000
時間を越えると、急激に中和機能が低下することが確認
されている。このような実験結果から明らかなように、
燃焼による熱量を積算し、その積算値に基づいて中和剤
の補充や中和器の交換時期を設定することが環境の汚染
防止等から有効であることが判る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a ガス圧の変動、燃料の発熱量の違いに関係なく正確
な熱量を演算し、この熱量の積算値を用いて凝縮水の中
和剤の補充又は交換時期を告知でき、凝縮水による汚染
を防止できる。 b 給湯装置、暖房装置に使用されている既存のセンサ
等を使用して熱量を測定し、凝縮水の中和剤の補充又は
交換時期を告知できるので、特別な計測装置を不要と
し、取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼機器の一実施形態である給湯・暖
房装置における熱交換系統を示す構成図である。
【図2】給湯・暖房装置の制御装置を示すブロック図で
ある。
【図3】凝縮水と熱量との関係を示す図である。
【図4】給湯・暖房装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】図1に示す給湯・暖房装置における給水又は温
水に加えられる熱量を表す説明図である。
【図6】燃焼号数と比例弁電流値とを示す図である。
【図7】他の給湯・暖房装置における給水に加えられる
熱量を表す説明図である。
【図8】他の給湯・暖房装置における給水に加えられる
熱量を表す説明図である。
【図9】全負荷相当燃焼時間に対する中和器出口pHを
示す図である。
【符号の説明】
10、12、32、34 バーナ(燃焼手段) 62、82 熱交換器(熱交換手段) 114 中和器(中和手段) 116 中和剤 130 制御部(判定手段) W 給水(被加熱流体) MW 温水(被加熱流体) D 凝縮水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24H 9/00 F24H 9/00 B (72)発明者 森田 哲司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 市川 浩 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 佐野 易司 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 石井 直輝 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 影山 直樹 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 久保田 雅収 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 三井 信吉 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 Fターム(参考) 3K003 EA02 FA10 3L034 BA25 3L036 AA06 AA13 AA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼させる燃焼手段と、この燃焼
    手段が発生した燃焼排気から顕熱又は潜熱を回収して被
    加熱流体を加熱する熱交換手段と、 この熱交換手段の熱交換により生じた凝縮水を集め、中
    和剤で中和させる中和手段と、 前記熱交換手段から被加熱流体に加えられる熱量を積算
    し、その積算値から前記中和剤の交換時期を判定する判
    定手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼機器。
  2. 【請求項2】 前記熱量は前記熱交換手段の出湯温度、
    前記熱交換手段への給水量及び給水温度を用いて演算す
    ることを特徴とする請求項1記載の燃焼機器。
  3. 【請求項3】 前記燃焼手段から前記被加熱流体に加え
    られる前記熱量を所定の時間間隔でサンプリングするこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃焼機器。
  4. 【請求項4】 前記燃焼排気から主として顕熱を回収す
    る第1の熱交換器と、前記燃焼排気から主として潜熱を
    回収する第2の熱交換器とを以て前記熱交換手段を構成
    したことを特徴とする請求項1記載の燃焼機器。
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