JP2001336755A - 電気加熱調理器 - Google Patents

電気加熱調理器

Info

Publication number
JP2001336755A
JP2001336755A JP2000159851A JP2000159851A JP2001336755A JP 2001336755 A JP2001336755 A JP 2001336755A JP 2000159851 A JP2000159851 A JP 2000159851A JP 2000159851 A JP2000159851 A JP 2000159851A JP 2001336755 A JP2001336755 A JP 2001336755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
heating
contact
lower heating
rice cake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000159851A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okamura
健治 岡村
Yoshinobu Kubo
義信 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000159851A priority Critical patent/JP2001336755A/ja
Publication of JP2001336755A publication Critical patent/JP2001336755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気加熱調理器において、餅加熱時に餅の網
体へのこびり付きを防止するものである。 【解決手段】 切換スイッチ5によりパン加熱モ−ドと
餅加熱モ−ドに切換え、餅加熱モ−ド時はサ−モスタッ
ト6で下発熱体3を先に通電し、その後上発熱体2を通
電する加熱モ−ドを設けたものである。従って、餅はそ
の下面が焼けた状態で餅の内部が膨らむ時に、遅れて加
熱された餅の上面側へ膨らみ網体等へのこびり付きが無
くなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
るパンや餅等を加熱調理する電気加熱調理器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気加熱調理器は、例えば
図5に示すように加熱室41内に上発熱体42と下発熱
体43を上下に配設し、上発熱体42と下発熱体43の
間には調理物を戴置する網体44を配設して構成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な構成では、使用頻度の高いパンの加熱に合わせて上発
熱体と下発熱体の加熱量のバランスをはかり、かつ同時
に通電するように設定されているので、この設定をパン
より厚みの厚い餅の加熱にそのまま使用すると、焼きあ
がりの早い上面が焦げ易いため餅の上面が先に固まって
しまい、前記上面側へ餅が膨れ上がることができず、焼
きあがりの遅い餅の下面側へ膨れて割れ、餅が網体にこ
びり付きとれないという課題を抱えていた。
【0004】本発明は、このような課題を解決するもの
で、パンを焼く加熱性能を確保しながら、餅の加熱時に
おいても載置体へのこびり付きの起こらない良好な加熱
のできる電気加熱調理器を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の電気加熱調理器は、加熱室と、前記加熱室
の上下に配置した上発熱体および下発熱体と、前記上下
の発熱体の間に配置して調理物を戴置する網体等の載置
体と、前記上下の発熱体への通電を制御する制御手段を
備え、前記制御手段は前記下発熱体のみに通電して調理
物の下面を加熱し、次に上発熱体に通電して調理物の上
面を加熱するように構成したものである。
【0006】上記手段によれば、調理物が餅であるとき
には、加熱時において餅が上面側に膨れて焼きあがり、
餅が載置体にこびり付くのを防止できる。
【0007】また本発明の電気加熱調理器は、加熱室
と、前記加熱室の上下に配置した上発熱体および下発熱
体と、前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴置す
る網体等の載置体と、前記上下の発熱体への通電を制御
する制御手段を備え、前記制御手段は加熱力を下発熱体
より弱くして上発熱体を下発熱体と同時に通電し、次に
加熱力を強くするように上発熱体に通電する構成とした
ものである。
【0008】上記手段によれば、餅をその上面側へ円滑
に膨らませて美味しく、かつ短時間に調理できる。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1記載の発明は、加熱室と、前記加熱室の上下に配置
した上発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間
に配置して調理物を戴置する網体等の載置体と、前記上
下の発熱体への通電を制御する制御手段を備え、前記制
御手段は前記下発熱体のみに通電して調理物の下面を加
熱し、次に上発熱体に通電して調理物の上面を加熱する
ように構成したものである。
【0010】上記実施形態において、制御手段により先
に下発熱体のみが通電され調理物の下面を加熱し、次に
上発熱体に通電して調理物の上面を加熱する。従って、
調理物が餅であるときは、その下面が焼けた状態で餅の
内部が膨らむ時に、遅れて加熱された餅の上面側へ膨ら
み網体等へのこびり付きが無くなる。
【0011】また請求項2記載の発明は、加熱室と、前
記加熱室の上下に配置した上発熱体および下発熱体と、
前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴置する網体
等の載置体と、閉成時にパン加熱モード、開成時に餅加
熱モードにそれぞれ切替え前記上下の発熱体への通電を
制御する切換スイッチおよび前記上下の発熱体への通電
を制御するサ−モスタットを備え、前記切換スイッチを
介して上発熱体と下発熱体を並列に結線するとともに、
下発熱体を切換スイッチの第1接点と直列に、上発熱体
は切換スイッチの第2接点と直列に結線し、サ−モスタ
ットは設定温度に達すると閉止から開放へ切り変わる第
3接点を前記第1接点と並列に結線し、サ−モスタット
の設定温度に達すると開放から閉止へ切り変わる第4接
点を前記第2接点と並列に結線した電気加熱調理器であ
る。
【0012】上記実施形態において、切換スイッチを閉
成するとパン加熱モードになり、上下の発熱体に通電が
行われ、パン焼きが行える。また切換スイッチを開成す
ると餅加熱モードになり、先に下発熱体のみが通電され
餅の下面を加熱し、その後サ−モスタットの設定温度に
到達すると、第3接点が開き第4接点が閉じてサ−モス
タットの接点が切換わり下発熱体の通電が停止し、上発
熱体に通電が開始され餅の上面を加熱する。従って、餅
はその下面が焼けた状態で餅の内部が膨らむ時に、遅れ
て加熱された餅の上面側へ膨らみ網体等へのこびり付き
が無くなる。
【0013】また請求項3記載の発明は、請求項2にお
いて、第1接点と並列にダイオ−ドを結線した構成とし
たものである。
【0014】上記実施形態において、切換スイッチを開
成して餅加熱モードにすると、先に下発熱体は全波通電
により餅の下面を加熱し、その後サ−モスタットの設定
温度に到達すると第3接点が開き第4接点が閉じてサ−
モスタットの接点が切換わり、下発熱体は半波通電に切
り換わり、上発熱体は全波で通電が開始され餅の上面を
加熱する。従って、餅はその下面が焼けた状態で餅の内
部が膨らむ時に、遅れて加熱された餅の上面側へ膨ら
み、しかも加熱力を弱められた下発熱体が上発熱体と併
行して加熱し続ける。
【0015】また請求項4記載の発明は、加熱室と、前
記加熱室の上下に配置した上発熱体および下発熱体と、
前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴置する網体
等の載置体と、前記上下の発熱体への通電を制御する制
御手段を備え、前記制御手段は加熱力を下発熱体より弱
くして上発熱体を下発熱体と同時に通電し、次に加熱力
を強くするように上発熱体に通電する構成としたもので
ある。
【0016】上記実施形態において、制御手段により下
発熱体は強い加熱力で調理物の下面を加熱し、同時に上
発熱体も下発熱体より弱い加熱力で調理物の上面を加熱
し、次に上発熱体が調理物の上面を強く加熱する。従っ
て、調理物が餅である時はその下面が焼けた状態で餅の
内部が膨らむ時に、餅の下面と同時に弱い力で加熱され
始めている餅の上面側へ膨らみ、しかも加熱力を弱めら
れた上発熱体が下発熱体と同時に加熱開始時から加熱を
続ける。
【0017】また請求項5記載の発明は、加熱室と、前
記加熱室の上下に配置した上発熱体および下発熱体と、
前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴置する網体
等の載置体と、閉成時にパン加熱モード、開成時に餅加
熱モードにそれぞれ切替え前記上下の発熱体への通電を
制御する切換スイッチおよび前記上下の発熱体への通電
を制御するサ−モスタットを備え、前記切換スイッチを
介して上発熱体と下発熱体を並列に結線するとともに、
下発熱体を切換スイッチの第1接点と直列に、上発熱体
は切換スイッチの第2接点と直列に結線し、サ−モスタ
ットは設定温度に達すると閉止から開放へ切り変わる第
3接点を前記第1接点と並列に結線し、サ−モスタット
の設定温度に達すると開放から閉止へ切り変わる第4接
点を前記第2接点と並列に結線し、前記切換スイッチの
第2接点と並列にダイオ−ドを結線したものである。
【0018】上記実施形態において、切換スイッチを開
成して餅加熱モードにすると、下発熱体は全波通電で餅
の下面を加熱し、同時に上発熱体は半波通電で下発熱体
より弱い加熱力で餅の上面を加熱し、その後サ−モスタ
ットの設定温度に到達すると、第3接点が開き第4接点
が閉じてサ−モスタットの接点が切換わり下発熱体の通
電が停止し、上発熱体が全波で通電が開始され餅の上面
を強く加熱する。従って、餅はその下面が焼けた状態で
餅の内部が膨らむ時に、餅の下面と同時に弱い力で加熱
され始めている餅の上面側へ膨らみ、しかも加熱力を弱
められた上発熱体が下発熱体と同時に加熱開始時から加
熱を続ける。
【0019】
【実施例】以下本発明の電気加熱調理器の一実施例につ
き、図面を参照して説明する。
【0020】(実施例1)図1は請求項1および請求項
2に記載の発明に対応する一実施例における電気加熱調
理器の要部縦断面図で、図2は同電気加熱調理器の電気
回路図である。
【0021】図1において、1は外筐体に内装した内筐
体により形成された加熱室で、内部には調理物を加熱す
る同一加熱容量の上発熱体2と下発熱体3を、上下に配
設している。4は調理物を戴置する網体等の載置体で、
上発熱体2と下発熱体3の間に配設している。5は閉成
時にパン加熱モード、開成時に餅加熱モードにそれぞれ
切替えて前記上下の発熱体2、3への商用電源の通電を
制御する切換スイッチで、第1接点5aを下発熱体3
に、第2接点5bを上発熱体2にそれぞれ直列に結線し
ている。6は常温時閉で、設定温度で開となる第3接点
6aと、常温時開で設定温度で閉となる第4接点6bを
有する制御手段としてのサ−モスタットで、前記加熱室
1の側壁に固定している。そして、サ−モスタット6は
第3接点6aを切換スイッチ5の第1接点5aに並列
に、第4接点6bを切換スイッチ5の第2接点5bに並
列に結線している。
【0022】上記実施例において、切換スイッチ5を閉
成するとパン加熱モードになり、切換スイッチ5を介し
て上下の発熱体2、3に通電が行われてパンの加熱が上
下から同時に行われるのである。
【0023】また、切換スイッチ5を開成すると餅加熱
モードになり、サーモスタット6の第3接点6aを介し
て先に下発熱体3のみに全波通電が行われ餅の下面を加
熱し、その後サ−モスタット6の設定温度に加熱室1内
が到達すると、第3接点6aが開き、第4接点6bが閉
じてサーモスタット6の接点が切換わり下発熱体3の通
電が停止される。一方、上発熱体2にはサーモスタット
6の第4接点6bを介して通電が開始されて餅の上面が
加熱される。従って、餅の下面が焼けた状態で餅の内部
が膨らむ時に、下面より遅れて加熱された餅の上面側へ
膨らみ網体等へのこびり付きを無くすることができる。
【0024】(実施例2)図3は請求項3に記載の発明
に対応する一実施例における電気加熱調理器の電気回路
図である。この発明は、ダイオードを切換スイッチの第
1接点に並列に結線した点が実施例1と異なるので、同
一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0025】図3において、7はダイオードで、切換ス
イッチ5の第1接点5aと並列に結線したものである。
8はダイオード7に並列に接続したコンデンサである。
【0026】上記実施例において、パン加熱時は上記実
施例1と同じ動作と作用をするものである。そして、切
換スイッチ5を開成すると餅加熱モードになり、サーモ
スタット6の第3接点6aを介して先に下発熱体3のみ
に全波通電が行われて餅の下面を加熱し、その後サ−モ
スタット6の設定温度に加熱室1内が到達すると、第3
接点6aが開き、第4接点6bが閉じてサーモスタット
6の接点が切換わり、下発熱体3は半波通電に切り換わ
り、弱い加熱力で餅の下面を加熱し続ける。一方、上発
熱体2はサーモスタット6の第2接点6bを介して全波
通電が開始され、餅の上面を強く加熱する。
【0027】従って、餅はその下面が焼けた状態で餅の
内部が膨らむ時に、遅れて加熱された餅の上面側へ膨ら
み載置体4へのこびり付きを無くすることができるとと
もに、下発熱体3が加熱力を半減されながら上発熱体2
と併行して餅を加熱し続けるので、それだけ調理時間を
短縮することができる。
【0028】(実施例3)図4は請求項4および請求項
5に記載の発明に対応する一実施例における電気加熱調
理器の電気回路図である。この発明は、上発熱体を下発
熱体と同時に通電し始めるが、加熱力を下発熱体よりは
弱くするもので、例えばダイオードを切換スイッチの第
2接点に並列に結線した点が実施例1と異なるので、同
一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0029】図3において、7はダイオードで、切換ス
イッチ5の第2接点5bと並列に結線したものである。
【0030】上記実施例において、パン加熱時は上記実
施例1と同じ動作と作用をするものである。そして、切
換スイッチ5を開成すると餅加熱モードになり、サーモ
スタット6の第3接点6aを介して全波通電が下発熱体
3に行われ餅の下面を加熱し、また同時に上発熱体2も
ダイオード7を介して半波通電が行われ、下発熱体3よ
り弱い加熱力で餅の上面を加熱し、その後サ−モスタッ
ト6の設定温度に加熱室1内が到達すると、第3接点6
aが開き、第4接点6bが閉じてサーモスタット6の接
点が切換わり、下発熱体3は通電が停止される。一方、
上発熱体2はサーモスタット6の第2接点6bを介して
全波通電が開始される。
【0031】従って、餅はその下面が焼けた状態で餅の
内部が膨らむ時に、加熱力を弱くして加熱されている餅
の上面側へ円滑に膨らみ網体へのこびり付きを無くする
ことができるとともに、上発熱体2が加熱力を半減しな
がら加熱開始時から下発熱体3と併行して餅を加熱し続
けるので、それだけ調理時間を短縮することができる。
【0032】以上のように本実施例の発明は、制御手段
としてのサーモスタット6、ダイオード7によって、上
発熱体2を下発熱体3と同時に通電し始めるが、半波通
電により加熱力を下発熱体3より弱くして餅の上面を加
熱し始め、次に上発熱体2に全波通電して調理物の上面
を強く加熱するように構成したものである。従って、餅
をその上面側へ円滑に膨らませて美味しく、かつ短時間
に調理できる。
【0033】なお、上記実施例では調理物として餅を使
用したが、発明の目的を達成できる範囲のものであれ
ば、これに限定されるものではない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の電気
加熱調理器は、加熱室と、前記加熱室の上下に配置した
上発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間に配
置して調理物を戴置する網体等の載置体と、前記上下の
発熱体への通電を制御する制御手段を備え、前記制御手
段は前記下発熱体のみに通電して前記載置体上の調理物
の下面を加熱し、次に上発熱体に通電して調理物の上面
を加熱するように構成したもので、調理物が餅であると
きは、その下面が焼けた状態で餅の内部が膨らむ時に、
遅れて加熱された餅の上面側へ膨らみ、餅の載置体への
こびり付きを防止でき、餅を美味しく調理できる。
【0035】また請求項2記載の電気加熱調理器は、加
熱室と、前記加熱室の上下に配置した上発熱体および下
発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴
置する網体等の載置体と、閉成時にパン加熱モード、開
成時に餅加熱モードにそれぞれ切替え前記上下の発熱体
への通電を制御する切換スイッチおよび前記上下の発熱
体への通電を制御するサ−モスタットを備え、前記切換
スイッチを介して上発熱体と下発熱体を並列に結線する
とともに、下発熱体を切換スイッチの第1接点と直列
に、上発熱体は切換スイッチの第2接点と直列に結線
し、サ−モスタットは設定温度に達すると閉止から開放
へ切り変わる第3接点を前記第1接点と並列に結線し、
サ−モスタットの設定温度に達すると開放から閉止へ切
り変わる第4接点を前記第2接点と並列に結線したもの
で、加熱された餅はその上面側へ膨らみ載置体へのこび
り付きを無くすることができる。
【0036】また請求項3記載の電気加熱調理器は、請
求項2において、切換スイッチの第1接点と並列にダイ
オ−ドを結線したもので、加熱された餅はその上面側へ
膨らみ載置体へのこびり付きを無くすることができると
ともに、調理時間を短縮することができる。
【0037】また請求項4記載の電気加熱調理器は、加
熱室と、前記加熱室の上下に配置した上発熱体および下
発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴
置する網体等の載置体と、前記上下の発熱体への通電を
制御する制御手段を備え、前記制御手段は加熱力を下発
熱体より弱くして上発熱体を下発熱体と同時に通電し、
次に加熱力を強くするように上発熱体に通電する構成と
したもので、餅をその上面側へ円滑に膨らませて美味し
く、かつ短時間に調理できる。
【0038】また請求項5記載の電気加熱調理器は、加
熱室と、前記加熱室の上下に配置した上発熱体および下
発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置して調理物を戴
置する網体等の載置体と、閉成時にパン加熱モード、開
成時に餅加熱モードにそれぞれ切替え前記上下の発熱体
への通電を制御する切換スイッチおよび前記上下の発熱
体への通電を制御するサ−モスタットを備え、前記切換
スイッチを介して上発熱体と下発熱体を並列に結線する
とともに、下発熱体を切換スイッチの第1接点と直列
に、上発熱体は切換スイッチの第2接点と直列に結線
し、サ−モスタットは設定温度に達すると閉止から開放
へ切り変わる第3接点を前記第1接点と並列に結線し、
サ−モスタットの設定温度に達すると開放から閉止へ切
り変わる第4接点を前記第2接点と並列に結線し、前記
切換スイッチの第2接点と並列にダイオ−ドを結線した
もので、加熱された餅はその上面側へ円滑に膨らみ載置
体へのこびり付きを無くすることができるとともに、調
理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気加熱調理器の要
部縦断面図
【図2】同電気加熱調理器の電気回路図
【図3】本発明の実施例2における電気加熱調理器の電
気回路図
【図4】本発明の実施例3における電気加熱調理器の電
気回路図
【図5】従来の電気加熱調理器の要部断面図
【符号の説明】
1 加熱室 2 上発熱体 3 下発熱体 4 載置体 5 切換スイッチ 5a 第1接点 5b 第2接点 6 サ−モスタット(制御手段) 6a 第3接点 6b 第4接点 7 ダイオ−ド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室と、前記加熱室の上下に配置した上
    発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置
    して調理物を戴置する網体等の載置体と、前記上下の発
    熱体への通電を制御する制御手段を備え、前記制御手段
    は前記下発熱体のみに通電して調理物の下面を加熱し、
    次に上発熱体に通電して調理物の上面を加熱するように
    構成した電気加熱調理器。
  2. 【請求項2】加熱室と、前記加熱室の上下に配置した上
    発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置
    して調理物を戴置する網体等の載置体と、閉成時にパン
    加熱モード、開成時に餅加熱モードにそれぞれ切替え前
    記上下の発熱体への通電を制御する切換スイッチおよび
    前記上下の発熱体への通電を制御するサ−モスタットを
    備え、前記切換スイッチを介して上発熱体と下発熱体を
    並列に結線するとともに、下発熱体を切換スイッチの第
    1接点と直列に、上発熱体は切換スイッチの第2接点と
    直列に結線し、サ−モスタットは設定温度に達すると閉
    止から開放へ切り変わる第3接点を前記第1接点と並列
    に結線し、サ−モスタットの設定温度に達すると開放か
    ら閉止へ切り変わる第4接点を前記第2接点と並列に結
    線した電気加熱調理器。
  3. 【請求項3】切換スイッチの第1接点と並列にダイオ−
    ドを結線した請求項2記載の電気加熱調理器。
  4. 【請求項4】加熱室と、前記加熱室の上下に配置した上
    発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置
    して調理物を戴置する網体等の載置体と、前記上下の発
    熱体への通電を制御する制御手段を備え、前記制御手段
    は加熱力を下発熱体より弱くして上発熱体を下発熱体と
    同時に通電し、次に加熱力を強くするように上発熱体に
    通電する構成としてなる電気加熱調理器。
  5. 【請求項5】加熱室と、前記加熱室の上下に配置した上
    発熱体および下発熱体と、前記上下の発熱体の間に配置
    して調理物を戴置する網体等の載置体と、閉成時にパン
    加熱モード、開成時に餅加熱モードにそれぞれ切替え前
    記上下の発熱体への通電を制御する切換スイッチおよび
    前記上下の発熱体への通電を制御するサ−モスタットを
    備え、前記切換スイッチを介して上発熱体と下発熱体を
    並列に結線するとともに、下発熱体を切換スイッチの第
    1接点と直列に、上発熱体は切換スイッチの第2接点と
    直列に結線し、サ−モスタットは設定温度に達すると閉
    止から開放へ切り変わる第3接点を前記第1接点と並列
    に結線し、サ−モスタットの設定温度に達すると開放か
    ら閉止へ切り変わる第4接点を前記第2接点と並列に結
    線し、前記切換スイッチの第2接点と並列にダイオ−ド
    を結線してなる電気加熱調理器。
JP2000159851A 2000-05-30 2000-05-30 電気加熱調理器 Pending JP2001336755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000159851A JP2001336755A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電気加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000159851A JP2001336755A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電気加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001336755A true JP2001336755A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18664126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000159851A Pending JP2001336755A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電気加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001336755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287886A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd オーブントースター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287886A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd オーブントースター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012247092A (ja) 加熱調理器
JP2011096590A (ja) 加熱調理器
JP2001336755A (ja) 電気加熱調理器
JP2004243094A (ja) 自動餃子焼き機及び餃子調理方法
JP2001336754A (ja) 電気加熱調理器
JP2553703B2 (ja) 加熱調理器
CN113296560A (zh) 用于烹饪器具的控制方法和烹饪器具
JPH07280281A (ja) 加熱調理器および加熱調理器の調理方法
JPH0328629A (ja) 加熱調理装置
JP2000189325A (ja) オ―ブン機能付きフィッシュロ―スタ―
JPH01185222A (ja) 炊飯器
EP3804585B1 (en) Method for operating a cooking oven
JPH0261428A (ja) トースター機能付電子レンジの加熱調理方法
JP2000296063A (ja) オーブン機能付きフィッシュロースター
JPS6317389Y2 (ja)
JP2002005453A (ja) 電気加熱調理器
JP2870079B2 (ja) 炊飯器
JP4013876B2 (ja) ケーキ調理機能付き電気炊飯器
JP2000139697A (ja) ロースター兼用電気鍋
JPH06277145A (ja) 炊飯器
JPH11187975A (ja) 調理器
JP2000296064A (ja) オーブン機能付きフィッシュロースター
CN114514404A (zh) 用于操作烹饪炉的方法
JP2961583B2 (ja) 加熱調理器の制御装置
JPH0448118A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101