JP2001336660A - 分割型弁 - Google Patents

分割型弁

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JP2001336660A
JP2001336660A JP2000156158A JP2000156158A JP2001336660A JP 2001336660 A JP2001336660 A JP 2001336660A JP 2000156158 A JP2000156158 A JP 2000156158A JP 2000156158 A JP2000156158 A JP 2000156158A JP 2001336660 A JP2001336660 A JP 2001336660A
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JP
Japan
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valve
valve box
box
existing pipe
split type
Prior art date
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Application number
JP2000156158A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ikeda
茂 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な工事を不要にし、かつ小さい工事用の
スペースで簡単に既設配管に取付けるられることによ
り、工事費を削減することができる分割型弁を提供す
る。 【解決手段】 筒状弁箱3を円周方向に二分割した上側
弁箱構成部材8と下側弁箱構成部材9の集合体に構成す
る。これら上下の弁箱構成部材8,9を複数のボルト1
0Aおよびナット10Bによってなる結合手段10によ
って分解可能に一体に結合する。上側弁箱構成部材8と
下側弁箱構成部材9を分解したのち、既設配管16の両
切断端部16A,16Aを上側弁箱構成部材8と下側弁
箱構成部材9の軸方向両端部の受口11,11で囲繞
し、結合手段10によって上側弁箱構成部材8と下側弁
箱構成部材9を一体に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分割型弁に係り、詳
しくは既設配管への取付けを簡単にした分割型弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、上水、工業用水、農業用水な
どの給水配管系に多用されている仕切弁は、図9および
図10に示すように、弁体1と、軸方向の両端部を開口
してフランジ2,2を設けた筒状弁箱3と、この筒状弁
箱3の軸線C1に交差する軸線C2を有する弁棒4と、
めねじこま6と、蓋7などを備え、弁体1は弁棒4の雄
ねじ5に対してめねじこま6を介して取付けられて、該
弁棒4の軸線C2方向に昇降可能に筒状弁箱3に収容さ
れ、この筒状弁箱3の上部開口は蓋7によって閉塞され
ている。
【0003】前記仕切弁は、弁棒4を弁開方向に回転し
て、弁体1を図10に示す全閉位置から図9に示す位置
まで上昇させた全開位置と、この全開位置から弁棒4を
弁閉方向に回転して、図10に示す位置まで下降させた
全閉位置の2点で保持して使用される。つまり、弁体1
を図9の全開位置に保持することで筒状弁箱3は開通さ
れ、図10の全閉位置に保持することで筒状弁箱3は遮
断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
仕切弁を既設配管に取付ける場合、既設配管が鋼管であ
れば、この既設配管における仕切弁の取付け部位を現地
で所定の長さ分だけ切断除去し、既設配管の両切断端部
にそれぞれフランジを溶接によって取付け、これらフラ
ンジと前記筒状弁箱3の軸方向両端部の開口に設けられ
ているフランジ2,2を一体に結合する煩雑な工事が必
要であるばかりか、現地でフランジを溶接によって取付
けることが不可能な場合もある。一方、既設配管が鋳鉄
管であれば、既設配管の両切断端部に溶接によってフラ
ンジを取付けられないので、継ぎ輪やフランジ付き短管
などの部品を使用した煩雑な工事が要求される。すなわ
ち、従来の仕切弁では、これを既設配管に取付ける場
合、煩雑な工事が必要である上に工事に必要なスペース
が大きくなる。このため、工事費が嵩むことになる。こ
のことは、仕切弁のみならず、ボール弁やオリフィス弁
などの他の弁にもいえる。
【0005】そこで、本発明は、煩雑な工事を不要に
し、かつ小さい工事用のスペースで簡単に既設配管に取
付けるられることにより、工事費を削減することができ
る分割型弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る分割型弁は、弁体が軸方向の両端部に
受口を設けた筒状弁箱の軸線に交差する軸線を有する弁
棒に取付けられて該筒状弁箱に収容され、前記弁棒の作
動に追従して筒状弁箱を開通・遮断できるように構成さ
れた弁において、前記筒状弁箱が円周方向に分割された
少なくとも二つの弁箱構成部材の集合体によってなり、
これら弁箱構成部材が結合手段によって分解可能に一体
に結合されていることを特徴としている。
【0007】本発明によれば、結合手段による少なくと
も二つの弁箱構成部材の一体結合を解除して、少なくと
も二つの弁箱構成部材を分解する。一方、既設配管にお
ける分割型弁の取付け部位を現地で所定の長さ分だけ切
断除去して、既設配管の両切断端部を対向させる。これ
ら対向している両切断端部を前記分解した少なくとも二
つの弁箱構成部材の軸方向の両端部受口で囲繞したの
ち、結合手段によって前記少なくとも二つの弁箱構成部
材を一体に結合することによって既設配管に簡単に取付
けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明を適用した分割型
仕切弁の全開状態を示す半截側面図、図2は全閉状態を
一部断面にして示す正面図である。なお、図9および図
10に示す従来の仕切弁と同一もしくは相当部分には、
同一符号を付して説明する。
【0009】図1および図2において、分割型の仕切弁
は、弁体1と、軸方向の両端部を開口してフランジ2,
2を設けた筒状弁箱3と、この筒状弁箱3の軸線C1に
交差する軸線C2を有する弁棒4と、めねじこま6と、
蓋7などを備え、弁体1は弁棒4の雄ねじ5に対してめ
ねじこま6を介して取付けられて、該弁棒4の軸線C2
方向に昇降可能に筒状弁箱3に収容され、この筒状弁箱
3の上部開口は蓋7によって閉塞されている。
【0010】筒状弁箱3は、円周方向に二分割された上
側弁箱構成部材8と下側弁箱構成部材9の集合体によっ
て構成し、これら上下の弁箱構成部材8,9が複数のボ
ルト10Aおよびナット10Bによってなる結合手段1
0によって分解可能に一体に結合され、一体に結合した
分割型仕切弁の組立状態で、軸方向の両端部受口11,
11は、後述するゴム輪、金属製のバックアップリン
グ、金属製のロックリングなどの封止部材の装入を可能
な径大に形成されている。
【0011】上側弁箱構成部材8と下側弁箱構成部材9
における合わせ面の径方向両端部には、フランジ2,2
の間で軸方向にのびるフランジ12、13が径方向外側
に張出して設けられ、これらフランジ12、13には、
軸方向に所定の間隔を隔てて複数のボルト挿通孔14、
14…が同心に貫通して設けられている。
【0012】したがって、ボルト挿通孔14、14…の
それぞれに結合手段10の一方の構成部材であるボルト
10Aを挿通し、これらボルト10Aに結合手段10の
他方の構成部材であるナット10Bを螺合して締め付け
ることによって、上側弁箱構成部材8と下側弁箱構成部
材9を結合手段10によって一体に結合した組立状態に
なり、前記ナット10Bの締め付けを緩めたのちボルト
10Aとの螺合を解除し、かつ各ボルト10Aをボルト
挿通孔14、14…から引き抜くことで、上側弁箱構成
部材8と下側弁箱構成部材9を分解することができる。
【0013】なお、結合手段10により上側弁箱構成部
材8と下側弁箱構成部材9を一体に結合した分割型仕切
弁の組立状態では、フランジ12とフランジ13の合わ
せ面の間にシート状のゴム製シール部材15が挟着され
て、合わせ面からの流体もれを防止するように構成され
ている。
【0014】つぎに、前記分割型仕切弁を既設配管に取
付ける手順について説明する。図3に示す既設配管16
の上流側に既設されている仕切弁(図示省略)を弁閉し
て、流体の流れを遮断する。
【0015】図1および図2で説明した分割型仕切弁を
取付けるために、図4に示すように、分割型仕切弁の取
付け部位を現地で所定の長さ分Lだけ切断除去して、既
設配管16の両切断端部16A,16Aを対向させる。
【0016】図1および図2の分割型仕切弁の上側弁箱
構成部材8と下側弁箱構成部材9を分解したのち、図5
に示すように、下側弁箱構成部材9を既設配管16の両
切断端部16A,16Aの下側から宛う。
【0017】両切断端部16A,16Aの下側から宛っ
た下側弁箱構成部材9の上に、図6に示すように、上側
弁箱構成部材8を被せて、両切断端部16A,16Aを
上側弁箱構成部材8と下側弁箱構成部材9の軸方向の両
端部受口11,11で囲繞する。
【0018】図7に示すように、上側弁箱構成部材8の
フランジ12と下側弁箱構成部材9フランジ13に設け
れれたいる複数のボルト挿通孔14、14…のそれぞれ
に、結合手段10の一方の構成部材であるボルト10A
を挿通して、その先端部を下側弁箱構成部材9フランジ
13より下方に突出させ、この突出部分に結合手段10
の他方の構成部材であるナット10Bを螺合して締め付
けることによって、上側弁箱構成部材8と下側弁箱構成
部材9を結合手段10によって一体に結合する。この場
合、フランジ12とフランジ13の合わせ面の間にシー
ト状のゴム製シール部材15が挟着されて、合わせ面か
らの流体もれを防止するように働く。
【0019】前記図7に示すように、分割型仕切弁が既
設配管16に取付けられた状態で、図8に示すように、
筒状弁箱3における軸方向の両端部受口11,11(た
だし、図8には、軸方向一端部の受口11の上半部のみ
が部分的に示されている)の内周と、既設配管16にお
ける両切断端部16A,16Aの外周とで囲まれる環状
の空間18に、その奥側から順に金属製のロックリング
19、金属製のバックアップリング20、ゴム輪21な
どの封止部材を装入し、フランジ2,2に挿通した複数
本のTボルト23Aと、これらTボルト23に螺合され
るナット23B(ただし、図8には、一本のTボルト2
3Aと一つのナット23Bのみが示されている)によっ
てなる押圧装置23によって、金属製の押し輪22でゴ
ム輪21を押圧することで、筒状弁箱3と既設配管16
の間からの流体もれを防止するとともに、筒状弁箱3と
既設配管16の相対移動による分割型仕切弁の位置ずれ
および脱落を確実に防止した封止状態を得ることができ
る。
【0020】すなわち、分割型仕切弁の取付け部位を現
地で所定の長さ分Lだけ切断除去して、既設配管16の
両切断端部16A,16Aを対向させ、分解した上側弁
箱構成部材8と下側弁箱構成部材9の軸方向両端部の受
口11,11で両切断端部16A,16Aを囲繞したの
ち、結合手段10によって上側弁箱構成部材8と下側弁
箱構成部材9を一体に結合する簡単な工事により、分割
型仕切弁を既設配管16に取付けることができる。この
ように、従来は必要とされていた煩雑な工事が不要にな
る上、工事用のスペースを縮小できるので、既設配管1
6への取付工事費を大幅に削減することができる。
【0021】なお、前記実施の形態では、筒状弁箱3を
二分割した上側弁箱構成部材8と下側弁箱構成部材9の
集合体によって構成しているが、筒状弁箱3を三分割以
上に分割した弁箱構成部材の集合体によって構成しても
よい。また、前記実施の形態では、仕切弁を分割した分
割型仕切弁で説明しているが、本発明は前記実施の形態
にのみ限定されるものではなく、たとえば、ボール弁や
オリフィス弁などの他の種類の弁にも適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分割型仕
切弁は構成されているので、以下のような格別の効果を
奏する。
【0023】すなわち、既設配管における分割型弁の取
付け部位を現地で所定の長さ分だけ切断除去して、既設
配管の両切断端部を対向させ、これら対向している両切
断端部を分解した少なくとも二つの弁箱構成部材の軸方
向の両端部受口で囲繞したのち、結合手段によって前記
少なくとも二つの弁箱構成部材を一体に結合することに
よって既設配管に簡単に取付けることができる。したが
って、従来は必要とされていた煩雑な工事が不要になる
上、工事用のスペースを縮小できるので、既設配管への
取付工事費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した分割型仕切弁の全開状態を示
す半截側面図である。
【図2】全閉状態を一部断面にして示す正面図である。
【図3】既設配管の一例を示す正面図である。
【図4】分割型仕切弁の取付け部位の切断状態を示す正
面図である。
【図5】下側弁箱構成部材を既設配管の切断端部の下側
に宛った状態を示す正面図である。
【図6】上側弁箱構成部材と下側弁箱構成部材で切断端
部を囲繞した状態を示す正面図である。
【図7】分割型仕切弁の取付状態を示す正面図である。
【図8】流体もれ封止構造の一例を部分的に示す拡大断
面図である。
【図9】従来例の全開状態を示す半截側面図である。
【図10】従来例の全閉状態を一部断面にして示す正面
図である。
【符号の説明】
1 弁体 2 弁箱の軸方向の両端部 3 筒状の弁箱 4 弁棒 8 上側弁箱構成部材(弁箱構成部材) 9 下側弁箱構成部材(弁箱構成部材) 10 結合手段 10A ボルト(結合手段の一方の構成部材) 10B ナット(結合手段の他方の構成部材) 11 受口 C1 筒状弁箱の軸線 C2 弁棒の軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体が軸方向の両端部に受口を設けた筒
    状弁箱の軸線に交差する軸線を有する弁棒に取付けられ
    て該筒状弁箱に収容され、前記弁棒の作動に追従して筒
    状弁箱を開通・遮断できるように構成された弁におい
    て、前記筒状弁箱が円周方向に分割された少なくとも二
    つの弁箱構成部材の集合体によってなり、これら弁箱構
    成部材が結合手段によって分解可能に一体に結合されて
    いることを特徴とする分割型弁。
JP2000156158A 2000-05-26 2000-05-26 分割型弁 Pending JP2001336660A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020185386A1 (en) * 2019-03-12 2020-09-17 Dresser, Llc Improved valve control assembly

Cited By (2)

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WO2020185386A1 (en) * 2019-03-12 2020-09-17 Dresser, Llc Improved valve control assembly
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