JP2001336619A - 路面勾配検出装置 - Google Patents

路面勾配検出装置

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JP2001336619A
JP2001336619A JP2000156946A JP2000156946A JP2001336619A JP 2001336619 A JP2001336619 A JP 2001336619A JP 2000156946 A JP2000156946 A JP 2000156946A JP 2000156946 A JP2000156946 A JP 2000156946A JP 2001336619 A JP2001336619 A JP 2001336619A
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torque converter
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Hiroshi Saotome
浩 五月女
Shuichi Fujimoto
修一 藤本
Tetsushi Miyazaki
哲史 宮崎
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    • F16H61/20Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H2059/465Detecting slip, e.g. clutch slip ratio
    • F16H2059/467Detecting slip, e.g. clutch slip ratio of torque converter

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪駆動力と車両加速度とから路面の勾配を
算出する場合、エンジンの出力トルクに基づいて車輪駆
動力を算出すると、エンジンの経年劣化等による影響で
車輪駆動力、即ち、路面勾配の算出精度が悪くなる。か
かる不具合を解消するのが本発明の課題である。 【解決手段】 トルクコンバータの速度比etrに対応
するトルクコンバータのトルク比κ及び入力軸トルク係
数τとトルクコンバータの入力回転速度(エンジン回転
速度)Neとからトルクコンバータの流体伝達トルクT
Qtrを算出し(S21−3)、このトルクTQtrに
基づいて算出される車輪駆動力を用いて路面勾配を算出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンによりト
ルクコンバータを介設した動力伝達装置を介して車輪を
駆動する車両に適用される路面勾配検出装置、特に、動
力伝達装置にトルクコンバータと直列に介設する発進用
摩擦要素の停車時における路面勾配に応じた制御を行う
場合に好適な路面勾配検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発進用摩擦要素の制御装置とし
て、エンジンがアイドル状態で、且つ、車速が所定値以
下という特定運転状態下でも発進用摩擦要素を係合さ
せ、所謂クリープ走行を行い得られるようにすると共
に、ブレーキ作動時のクリープトルクによる車体振動や
燃費悪化を回避するため、ブレーキペダルを踏込んでの
停車時、発進用摩擦要素の係合力をブレーキペダルが踏
込まれていない場合よりも低減させるものが知られてい
る(特開昭62−216842号公報、特開平1−24
4930号公報参照)。
【0003】このものでは、ブレーキを解除すると、発
進用摩擦要素の係合力が増加されてクリープトルクが元
の大きさに復帰するが、発進クラッチの係合力は瞬時に
は増加せず、クリープトルクが元の大きさに復帰するの
に多少タイムラグを生ずる。ここで、上り坂での発進に
際し、ブレーキ解除後のクリープトルクの復帰に上記の
如くタイムラグを生ずると、重力による車両の逆行トル
クに対抗するトルクを得るために、ブレーキ解除後ドラ
イバーがすみやかにアクセルペダルを踏込む必要が生じ
る。
【0004】そこで、上り坂での発進操作性を改善する
ため、路面の勾配を検出する手段を設け、路面の勾配が
所定値以上の上り勾配のときは、ブレーキ作動時におけ
る発進用摩擦要素の係合力低減を禁止するようにしたも
のも知られている(特開平9−210093号公報参
照)。
【0005】また、自動変速機の変速制御用の路面勾配
検出装置ではあるが、特開平9−207735号公報に
より、車輪駆動力と車両加速度とから路面の勾配を算出
するものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】発進用摩擦要素を制御
するための路面勾配検出手段として、特別のセンサでは
なく、上記路面勾配検出装置を用いることが考えられる
が、この検出装置は、エンジンの出力トルクに基づいて
車輪駆動力を算出しており、以下の不具合を生ずる。即
ち、エンジンの経年劣化や使用環境や燃料の種類等によ
りエンジンの実際の出力トルクが変化するため、車輪駆
動力を正確に算出できず、路面勾配の検出誤差を生ず
る。また、低回転域ではエンジンの出力トルクの変動が
大きくなるため、停車に至る減速時のようなエンジンの
低回転域でエンジンの出力トルクに基づいて車輪駆動力
を算出すると、誤差が大きくなる。その結果、停車時に
おける路面勾配に応じた発進用摩擦要素の制御を適正に
行えなくなるおそれがある。
【0007】ところで、動力伝達装置にトルクコンバー
タを介設する場合、トルクコンバータの流体伝達トルク
TQは、トルクコンバータのトルク比をκ、入力軸トル
ク係数をτ、トルクコンバータの入力回転速度をN、ト
ルクコンバータに個有の係数をKとして、 TQ=K×κ×τ×N2 となり、このトルクTQに基づいて車輪駆動力を算出す
ることができる。尚、トルクコンバータがロックアップ
クラッチを内蔵するものである場合、ロックアップクラ
ッチの作動でトルクコンバータの入力側と出力側とが直
結されると、トルクコンバータの出力トルクはトルクコ
ンバータの入力トルクたるエンジンの出力トルクと等し
くなるが、車両停止に至る減速時にはロックアップクラ
ッチが不作動となり、上述の式からトルクコンバータの
出力トルクを算出できる。
【0008】本発明は、この点に着目して、路面勾配を
正確に算出できるようにした路面勾配検出装置を提供す
ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、エンジンによりロックアップクラッチを内蔵
するトルクコンバータを介設した動力伝達装置を介して
車輪を駆動する車両に適用される路面勾配検出装置であ
って、車輪駆動力と車両加速度とから路面の勾配を算出
するものにおいて、ロックアップクラッチの不作動時
に、トルクコンバータの速度比とトルクコンバータの入
力回転速度とから求められるトルクコンバータの流体伝
達トルクに基づいて車輪駆動力を算出する第1の駆動力
算出手段と、ロックアップクラッチの直結状態での作動
時に、エンジンの出力トルクに基づいて車輪駆動力を算
出する第2の駆動力算出手段と、ロックアップクラッチ
の滑り状態での作動時に、トルクコンバータの速度比と
トルクコンバータの入力回転速度とから求められるトル
クコンバータの流体伝達トルクと、ロックアップクラッ
チの係合力から算出されるロックアップクラッチの伝達
トルクとの合計トルクに基づいて車輪駆動力を算出する
第3の駆動力算出手段とを備え、ロックアップクラッチ
の状態に対応する駆動力算出手段で算出された車輪駆動
力を用いて路面勾配を算出するようにしている。
【0010】本発明によれば、ロックアップクラッチが
不作動になると、第1の駆動力算出手段によりトルクコ
ンバータの速度比をパラメータとして検索されるトルク
コンバータのトルク比及び入力軸トルク係数とトルクコ
ンバータの入力回転速度とから上述の式で算出されるト
ルクコンバータの流体伝達トルクに基づいて車輪駆動力
が算出され、この車輪駆動力を用いて路面勾配が算出さ
れる。ここで、上述の式で算出されるトルクコンバータ
の流体伝達トルクは経年劣化等の影響を受けにくく、そ
のため、車輪駆動力を正確に算出して、路面勾配の算出
精度を確保できる。
【0011】また、ロックアップクラッチが直結状態で
作動されているときは、第2の駆動力算出手段によりエ
ンジンの出力トルクに基づいて車輪駆動力が算出される
が、ロックアップクラッチが滑り状態で作動されている
ときは、第3の駆動力算出手段によりトルクコンバータ
の流体伝達トルクとロックアップクラッチの伝達トルク
との合計トルクに基づいて車輪駆動力が算出される。そ
して、車両停止に至る減速時には、ロックアップクラッ
チの作動状態が直結状態から滑り状態または不作動に切
換えられるため、第2の駆動力算出手段または第1の駆
動力算出手段で車輪駆動力が算出される。従って、停車
前にエンジンの低回転域でエンジンの出力トルクが大き
く変動しても、エンジンの出力トルクを用いずに車輪駆
動力が算出され、この車輪駆動力に基づいて路面勾配が
正確に算出される。かくて、停車時における路面勾配に
応じた発進用摩擦要素の制御を正確に行うことができ
る。
【0012】尚、トルクコンバータがロックアップクラ
ッチを内蔵しないものである場合は、第1の駆動力算出
手段のみを設け、トルクコンバータの速度比とトルクコ
ンバータの入力回転速度とから求めるトルクコンバータ
の流体伝達トルクに基づいて算出される車輪駆動力を用
いて路面勾配を算出する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、エンジン1の出力トルク
を車両の駆動輪に伝達する動力伝達装置を示している。
この動力伝達装置は、エンジン1に直結される、ロック
アップクラッチ2aを内蔵するトルクコンバータ2と、
トルクコンバータ2の出力側の前後進切換機構3と、前
後進切換機構3の出力側のベルト式無段変速機構4と、
無段変速機構4の出力側の減速ギア列5と、減速ギア列
5からの動力を左右の駆動輪に分配する差動ギア6とで
構成されている。
【0014】無段変速機構4は、トルクコンバータ2に
前後進切換機構3を介して連結されるドライブプーリ4
0と、差動ギア6に減速ギア列5を介して連結されるド
リブンプーリ41と、両プーリ40,41間に巻掛けす
る金属Vベルト42とで構成されている。各プーリ4
0,41は、固定シーブ40a,41aと、固定シーブ
40a,41aに対し軸方向に相対移動可能な可動シー
ブ40b,41bと、可動シーブ40b,41b側に押
圧するシリンダ室40c,41cとで構成され、両プー
リ40,41のシリンダ室40c,41cへの供給油圧
を適宜制御することにより、ベルト42の滑りを生じな
い適切なプーリ側圧を発生させると共に両プーリ40,
41のプーリ幅を変化させ、ベルト42の巻掛け径を変
化させて無段変速を行う。
【0015】前後進切換機構3は、トルクコンバータ2
に連結されるサンギア30と、ドライブプーリ40に連
結されるリングギア31と、キャリア32と、キャリア
32に軸支した、サンギア30とリングギア31とに噛
合する遊星ギア33と、サンギア30とリングギア31
とを連結可能な前進クラッチ34と、キャリア32を固
定可能な後進ブレーキ35とを備える遊星ギア機構で構
成されている。このもので、前進クラッチ34を係合さ
せると、リングギア31がサンギア30と一体に回転し
て、ドライブプーリ40が正転方向(前進方向)に駆動
される。また、後進ブレーキ35を係合させると、リン
グギア31がサンギア30とは逆の方向に回転して、ド
ライブプーリ40が後進方向に駆動される。前進クラッ
チ34と後進ブレーキ35とが共に解放されると、前後
進切換機構3を介しての動力伝達が断たれ、動力伝達装
置はニュートラル状態になる。
【0016】また、動力伝達装置には、エンジン1によ
りトルクコンバータ2を介して駆動されるオイルポンプ
7を油圧源とする油圧回路が設けられている。この油圧
回路には、図2に示す如く、オイルポンプ7からの油圧
を所定のライン圧に調圧するレギュレータ8と、図外の
シフトレバーに連動して切換操作される、前進クラッチ
34と後進ブレーキ35とへの給排油を制御するマニュ
アルバルブ9と、発進用摩擦要素たる前進クラッチ34
の油圧を制御するクラッチ制御部10と、ドライブプー
リ40とドリブンプーリ41のシリンダ室40c,41
cの油圧を制御して無段変速を行う変速制御部11と、
レギュレータ8からのリーク油を作動油としてトルクコ
ンバータ2の内部空隙2bと該空隙2bに対しロックア
ップクラッチ2aで仕切られた背圧室2cとの油圧を制
御することにより、ロックアップクラッチ2aを直結状
態で作動させたり滑り状態で作動させたり不作動にする
ロックアップ制御部12とが設けられている。
【0017】これらクラッチ制御部10や変速制御部1
1やロックアップ制御部12には、夫々、コントローラ
13で制御される電磁弁が組込まれている。コントロー
ラ13には、エンジンコントロールユニット1aからエ
ンジン1の回転速度Neや吸気負圧PBやエンジン冷却
水の水温TWやスロットル開度θthを示す信号が入力
されると共に、ドライブプーリ40の回転速度Ndrを
検出する第1回転センサ14からの信号と、ドリブンプ
ーリ41の回転速度Ndnを検出する第2回転センサ1
5からの信号と、シフトレバーやマニュアルバルブ9の
位置に基づいてシフトレンジ位置ATPを検出するシフ
トレンジ検出器16からの信号と、ブレーキペダル17
の踏込みを検出するブレーキ操作検出器18からの信号
と、ブレーキ油圧を検出するブレーキ圧センサ19から
の信号とが入力されている。
【0018】以下、コントローラ13によるクラッチ制
御部10を介しての前進クラッチ34の制御について説
明する。前進クラッチ34の制御モードは、クリープモ
ードと直結モードとに分かれている。クリープモード
は、エンジン1がアイドル状態で、且つ、車速が零乃至
極低速(例えば3km/h)であるときに選択され、そ
れ以外のときは直結モードが選択されて、前進クラッチ
34の油圧がライン圧に昇圧される。
【0019】クリープモードの選択時には、図3に示す
如く、先ず、S1のステップで第2回転センサ15がド
リブンプーリ41の回転を検出したか否か、即ち、車速
Vが零か否かを判別し、V=0であれば、S2のステッ
プで冷却水温TWが所定温度YTW以上であるか否かを
判別し、TW≧YTWであれば、S3のステップに進
み、シフトレンジが前進用の自動変速レンジたるDレン
ジであるか否かをシフトレンジ検出器16からの信号に
基づいて判別する。そして、Dレンジであれば、S4の
ステップでブレーキペダル17が踏込まれているか否か
をブレーキ操作検出器18からの信号に基づいて判別す
る。
【0020】V=0、TW≧YTW、Dレンジ、ブレー
キペダル踏込みの4条件の何れか1つでも成立していな
いときはS5のステップに進み、前進クラッチ34の油
圧(クラッチ圧)を車両をクリープさせるのに充分なク
リープトルクを得られる値(強クリープ圧)に設定す
る。上記4条件の全てが成立しているときは、S6のス
テップで後記詳述する第1フラグF1が「1」にセット
されているか否かを判別し、F1=1であれば、S7の
ステップで後記詳述する第2フラグF2が「1」にセッ
トされているか否かを判別する。そして、F2=1であ
れば、S8のステップに進み、前進クラッチ34のピス
トンの無効ストローク(クラッチ板が係合し始めるまで
の遊び)が除去されて若干のトルク伝達が行われる値
(弱クリープ圧)にクラッチ圧を設定する。また、F1
=0かF2=0であれば、S9のステップに進み、クラ
ッチ圧を強クリープ圧より小さいが弱クリープ圧よりも
大きな値(中クリープ圧)に設定する。
【0021】第1フラグF1は、Dレンジに切換えてか
ら所定時間経過したところで「1」にセットされるフラ
グである。第1フラグF1のセット処理の詳細は図4に
示す通りであり、先ず、S11のステップでシフトレン
ジがDレンジであるか否かを判別し、Dレンジであれ
ば、S12のステップでDレンジへの切換時点から所定
時間(例えば15秒)経過したか否かを判別する。そし
て、DレンジでないときやDレンジへの切換時点から所
定時間経過していないときは、S13のステップで第1
フラグF1を「0」にリセットし、Dレンジへの切換時
点から所定時間経過したとき、S14のステップで第1
フラグF1を「1」にセットする。かくて、Dレンジへ
の切換当初はF1=0となり、S6のステップからS9
のステップに進んでクラッチ圧が中クリープ圧に設定さ
れる。そのため、Dレンジへの切換直後の発進に際して
の発進クラッチ5の伝達トルクの立上りの遅れが改善さ
れ、応答性良く発進することができる。
【0022】第2フラグF2は、車輪駆動力と車両加速
度とから算出する路面の勾配Rθが所定の上り勾配YR
θ未満のときに「1」にセットされるフラグである。第
2フラグF2のセット処理の詳細は図5に示す通りであ
り、先ず、S21のステップで車輪駆動力を算出すると
共に、S22のステップで車両の走行抵抗を算出し、S
23のステップで路面の勾配Rθを算出する。次に、S
24のステップで車速Vが勾配判断の上限速度YVH
(例えば35Km/h)を上回っているか否かを判別
し、V≦YVHであれば、S25のステップで車速Vが
勾配判断の下限速度YVL(例えば10Km/h)を下
回っているか否かを判別する。そして、YVL≦V≦Y
VHの場合は、S26のステップで後記する第3フラグ
F3が「1」にセットされているか否かを判別し、F3
=0であれば、S27のステップでシフトレンジがDレ
ンジであるか否かを判別する。V>YVHであったり、
Dレンジでない場合は、S28のステップで第2フラグ
F2を「0」にリセットすると共に、S29のステップ
で第3フラグF3を「0」にリセットし、また、V<Y
VLであったり、F3=1である場合は、そのまま1回
の処理を終了する。
【0023】Dレンジである場合は、S30のステップ
で路面の勾配Rθが所定の上り勾配YRθ以上であるか
否かを判別し、Rθ<YRθであれば、S31のステッ
プで所定時間経過したか否か、即ち、所定時間継続して
Rθ<YRθになっているか否かを判別し、所定時間経
過したとことでS32のステップに進み、第2フラグF
2を「1」にセットする。また、Rθ≧YRθであれ
ば、S33のステップで所定時間経過したか否か、即
ち、所定時間継続してRθ≧YRθになっているか否か
を判別し、所定時間経過したところでS34のステップ
に進んで第2フラグF2を「0」にリセットすると共
に、S35のステップで第3フラグF3を「1」にセッ
トする。かくて、DレンジにおけるYVL≦V≦YVH
での走行中に所定時間継続してRθ≧YRθであると判
別されるとF2=0になり、S7のステップからS9の
ステップに進んでクラッチ圧が中クリープ圧に設定され
る。このように、所定勾配YRθ以上の上り坂での停車
時はブレーキペダルBPを踏込んでもクラッチ圧は弱ク
リープ圧まで低減されず、そのため、ブレーキペダルB
Pの踏込み解除時にクリープトルクが重力による車両の
逆行トルクに対抗し得るトルクまで応答性良く立上る。
従って、ブレーキ解除後に慌ててアクセルペダルを踏込
まなくても済み、上り坂での発進操作が容易になる。
【0024】S21のステップで行う車輪駆動力の算出
処理の詳細は図6に示す通りであり、先ず、S21−1
のステップにおいて、トルクコンバータ2の入力回転速
度たるエンジン1の回転速度Neとトルクコンバータ2
の出力回転速度たるドライブプーリ40の回転速度Nd
rとからトルクコンバータ2の速度比etr(=Ndr
/Ne)を算出し、この速度比etrに対応するトルク
コンバータ2のトルク比κと入力軸トルク係数τとを図
7に示す如きデータテーブルから検索する。次に、S2
1−2のステップでロックアップクラッチ2aが作動中
であるか否かを判別し、ロックアップクラッチ2aが不
作動であれば、S21−3のステップでトルクコンバー
タ2の出力トルクTQtrを、トルクコンバータ2に固
有の係数をKとして、次式、 TQtr=K×κ×τ×Ne2 で算出する。尚、上式はトルクコンバータ2の流体伝達
トルクを表す式である。
【0025】ロックアップクラッチ2aが作動中であれ
ば、S21−4のステップでトルクコンバータ2のスリ
ップ率からロックアップクラッチ2aが直結状態で作動
されているか否かを判別し、直結状態のときは、S21
−5のステップでエンジン1の回転速度Neと吸気負圧
PBとからマップ検索でエンジン1の出力トルクTQe
を求め、この出力トルクTQeをトルクコンバータ2の
出力トルクTQtrとする。また、ロックアップクラッ
チ2aが滑り状態で作動されているときは、S21−6
のステップでトルクコンバータ2の出力トルクTQtr
を、トルクコンバータ2の流体伝達トルクとロックアッ
プクラッチ2aの伝達トルクTQlcとの合計値とし
て、次式、 TQtr=K×κ×τ×Ne2+TQlc で算出する。尚、TQlcは、ロックアップクラッチ2
aの係合力たるトルクコンバータ2の内部空隙2bの油
圧と背圧室2cの油圧との差圧指令値を△Plc、ロッ
クアップクラッチ2aの摩擦面の面積や摩擦係数に応じ
た係数をKα、遠心油圧による補正係数をKβとして、
次式 TQlc=Kα×△Plc+Kβ×Ne2 で算出する。
【0026】上記の如くしてトルクコンバータ2の出力
トルクTQtrを算出すると、次に、S21−7のステ
ップにおいて、TQtrからオイルポンプ7の駆動トル
クを減算し、この減算値に無段変速機構の減速比とギア
列5の減速比と動力伝達効率とを乗算して、この乗算値
を駆動輪のタイヤ半径で除算することにより車輪駆動力
を算出する。次に、S21−8のステップでブレーキペ
ダル17が踏込まれているか否かを判別し、踏込まれて
いるときは、S21−9のステップでブレーキ油圧に基
づいてブレーキ力を算出し、S21−10のステップで
車輪駆動力をブレーキ力に応じて減算補正する。
【0027】S22のステップで行う走行抵抗の算出処
理の詳細は図8に示す通りであり、先ず、S22−1の
ステップで車重に転り抵抗係数を乗算して転り抵抗を算
出し、次に、S22−2のステップで車速Vをパラメー
タとしてテーブル検索で空気抵抗を求める。次に、S2
2−3のステップに進み、車重に車速の変化と同期して
回転変化する無段変速機構4の出力側の回転部材の等価
慣性質量を加算し、この加算値に車速の変化速度、即
ち、車両加速度を乗算して加速抵抗を求める。次に、S
22−4のステップに進み、エンジン回転速度Neの変
化と同期して回転変化する無段変速機構4の入力側の回
転部材の等価慣性質量にドライブプーリ40の回転加速
度と無段変速機構4の減速比とを乗算して、エンジン回
転速度Neの変化によるイナーシャ補正量を算出する。
最後に、S22−5のステップで転り抵抗と空気抵抗と
加速抵抗とイナーシャ補正量とを加算して走行抵抗を求
める。
【0028】ここで、車両の推進力は車輪駆動力、推進
力に対抗する力は走行抵抗と路面勾配による逆行力(=
車重×sinRθ)であり、次式、 車輪駆動力=走行抵抗+車重×sinRθ が成立する。そこで、S23のステップでの路面勾配R
θの算出処理では、図9に示す如く、S23−1のステ
ップにおいて、車輪駆動力から走行抵抗を減算し、この
減算値を車重で除して路面勾配Rθをその正弦値sin
Rθとして算出し、次に、S23−2のステップで重み
付け平均化することにより路面勾配Rθのなまし処理を
行う。
【0029】ところで、車両停止に至る減速時には、ロ
ックアップクラッチ2aの作動状態が直結状態から滑り
状態に切換えられるか不作動にされ、トルクコンバータ
2の速度比etrから検索したトルク比κ及び入力軸ト
ルク係数τとエンジン回転速度Neとから算出されるト
ルクコンバータ2の流体伝達トルクに基づいて車輪駆動
力が算出される。この流体伝達トルクはエンジン1の出
力トルクと異なり経年劣化等の影響を受けにくく、かく
て、車両停止に至る減速時に路面勾配Rθを正しく算出
でき、クリープモードでの路面勾配Rθに応じた前進ク
ラッチ34の制御を適正に行い得られる。
【0030】尚、上記実施形態では、路面勾配Rθが所
定の上り勾配YRθ以上のときにS9のステップに進ん
でクラッチ圧を中クリープ圧に設定するようにしたが、
Rθ≧YRθのときにS5のステップに進んでクラッチ
圧を強クリープ圧に設定しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の路面勾配検出装置によれば、路面勾配を正確に算出す
ることができ、特に、エンジンの出力トルクを用いるも
のに比し、エンジン低回転域での路面勾配の算出精度が
向上し、停車時における路面勾配に応じた発進用摩擦要
素の制御を行う場合の路面検出を適正に行い得られ、信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明制御装置の制御対象となる発進用摩擦
要素たる前進クラッチを具備する動力伝達装置の一例の
スケルトン図
【図2】 動力伝達装置の油圧回路を示すブロック図
【図3】 前進クラッチのクリープモードでの制御プロ
グラムを示すフローチャート
【図4】 クリープモードでの制御に用いる第1フラグ
F1のセット処理を行うサブルーチンを示すフローチャ
ート
【図5】 クリープモードでの制御に用いる第2フラグ
F2のセット処理を行うサブルーチンを示すフローチャ
ート
【図6】 第2フラグF2のセット処理に含まれる車輪
駆動力算出処理の内容を示すフローチャート
【図7】 トルクコンバータの速度比をパラメータとし
て設定されるトルク比と入力軸トルク係数のデータテー
ブルを示すグラフ
【図8】 第2フラグF2のセット処理に含まれる走行
抵抗算出処理の内容を示すフローチャート
【図9】 第2フラグF2のセット処理に含まれる路面
勾配算出処理の内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1 エンジン 2 トルクコン
バータ 2a ロックアップクラッチ 3 前後進切
換機構(動力伝達装置) 34 前進クラッチ(発進用摩擦要素)13 コントロ
ーラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月23日(2001.2.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 路面勾配検出装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このものでは、ブレーキを解除すると、発
進用摩擦要素の係合力が増加されてクリープトルクが元
の大きさに復帰するが、発進用摩擦要素の係合力は瞬時
には増加せず、クリープトルクが元の大きさに復帰する
のに多少タイムラグを生ずる。ここで、上り坂での発進
に際し、ブレーキ解除後のクリープトルクの復帰に上記
の如くタイムラグを生ずると、重力による車両の逆行ト
ルクに対抗するトルクを得るために、ブレーキ解除後ド
ライバーがすみやかにアクセルペダルを踏込む必要が生
じる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】無段変速機構4は、トルクコンバータ2に
前後進切換機構3を介して連結されるドライブプーリ4
0と、差動ギア6に減速ギア列5を介して連結されるド
リブンプーリ41と、両プーリ40,41間に巻掛けす
る金属Vベルト42とで構成されている。各プーリ4
0,41は、固定シーブ40a,41aと、固定シーブ
40a,41aに対し軸方向に相対移動可能な可動シー
ブ40b,41bと、可動シーブ40b,41bを固定
シーブ40a,41a側に押圧するシリンダ室40c,
41cとで構成され、両プーリ40,41のシリンダ室
40c,41cへの供給油圧を適宜制御することによ
り、ベルト42の滑りを生じない適切なプーリ側圧を発
生させると共に両プーリ40,41のプーリ幅を変化さ
せ、ベルト42の巻掛け径を変化させて無段変速を行
う。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明装置を搭載した車両の動力伝達装置の一
例のスケルトン図
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:48 G01P 15/00 A (72)発明者 宮崎 哲史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J552 MA07 MA12 NA01 NB01 PA45 PA51 PA52 PA54 RA27 RB02 RB07 RB08 RB18 SA51 SB05 VA32W VA33Z VA37Z VA42W VA43W VA44W VA52Z VA66Z VA74Z VA76Z VB01Z VB04W VB08W VB09Z VB16Z VB20Z VC01Z VC02W VC03Z VC05Z VC07Z VD05Z VD11Z VD13Z VE04W

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンよりトルクコンバータを介設し
    た動力伝達装置を介して車輪を駆動する車両に適用され
    る路面勾配検出装置であって、 車輪駆動力と車両加速度とから路面の勾配を算出するも
    のにおいて、 トルクコンバータの速度比とトルクコンバータの入力回
    転速度とからトルクコンバータの流体伝達トルクを求
    め、このトルクに基づいて算出される車輪駆動力を用い
    て路面勾配を算出する、 ことを特徴とする路面勾配検出装置。
  2. 【請求項2】 エンジンによりロックアップクラッチを
    内蔵するトルクコンバータを介設した動力伝達装置を介
    して車輪を駆動する車両に適用される路面勾配検出装置
    であって、車輪駆動力と車両加速度とから路面の勾配を
    算出するものにおいて、 ロックアップクラッチの不作動時に、トルクコンバータ
    の速度比とトルクコンバータの入力回転速度とから求め
    られるトルクコンバータの流体伝達トルクに基づいて車
    輪駆動力を算出する第1の駆動力算出手段と、 ロックアップクラッチの直結状態での作動時に、エンジ
    ンの出力トルクに基づいて車輪駆動力を算出する第2の
    駆動力算出手段と、 ロックアップクラッチの滑り状態での作動時に、トルク
    コンバータの速度比とトルクコンバータの入力回転速度
    とから求められるトルクコンバータの流体伝達トルク
    と、ロックアップクラッチの係合力から算出されるロッ
    クアップクラッチの伝達トルクとの合計トルクに基づい
    て車輪駆動力を算出する第3の駆動力算出手段とを備
    え、 ロックアップクラッチの状態に対応する駆動力算出手段
    で算出された車輪駆動力を用いて路面勾配を算出する、 ことを特徴とする路面勾配検出装置。
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