JP2001336387A - 多連分岐シールド掘進機 - Google Patents

多連分岐シールド掘進機

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JP2001336387A JP2000156042A JP2000156042A JP2001336387A JP 2001336387 A JP2001336387 A JP 2001336387A JP 2000156042 A JP2000156042 A JP 2000156042A JP 2000156042 A JP2000156042 A JP 2000156042A JP 2001336387 A JP2001336387 A JP 2001336387A
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裕 石丸
Kunihiro Nagamori
邦博 永森
Yasunori Kondo
保徳 近藤
Yoshio Sakai
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Takekazu Kukihara
勇和 久木原
Mitsuo Shimizu
光雄 清水
Hirokichi Iwata
博吉 岩田
Yasumi Sato
安美 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 矩形掘進機と円形掘進機とが分岐可能であ
り、且つ、これらの掘進機の包絡線断面を掘削すること
のできる多連シールド掘進機を提供すること。 【解決手段】 揺動カッタ9を有する矩形掘進機2と、
矩形掘進機2に隣接する、主カッターディスク4を有す
る円形掘進機3と、円形掘進機3が分岐可能に収容さ
れ、且つ、矩形掘進機2が分岐可能に連結される外殻部
材5とを備えており、揺動カッタ9が、揺動中心C近傍
から放射状に延設された複数本のカッタースポーク11
を有しており、カッタースポーク11の先端近傍に、外
方へ進退しうるオーバーカッタ11aが配設されてお
り、このオーバーカッタ11aが揺動カッタ9の揺動に
同期して進退するようにされることにより、オーバーカ
ッタ11aの先端が、矩形掘進機2の断面外形、また
は、それらに近接した移動軌跡を描くように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多連分岐シールド掘
進機に関する。さらに詳しくは、一体に掘進しうる複数
のシールド掘進機を備えており、掘進途中から当該シー
ルド掘進機が単独で掘進することができる多連分岐シー
ルド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中における例えば複数車線の地
下鉄や複数車線の高速道路等を敷設するためにトンネル
を掘削する場合にはシールド掘進機が用いられている。
その場合、地下鉄の駅部や高速道路のランプ部は開削
(いわば露天掘り)によって行い、駅部やランプ部同士
を繋ぐトンネルを掘進機で掘削している。また、複数路
線を分岐させる場合にも立杭を構築し、この立杭から異
なる複数のシールド掘進機を発進させている。しかしな
がら、かかる工法では多大な工期と工費とを費やす必要
がある。
【0003】そこで、最近では複数のシールド掘進機を
一体にして掘進し、掘進途中からこのシールド掘進機を
分岐して別々に掘進することができる分岐型のシールド
掘進機が提案されている。
【0004】かかるシールド掘進機としては、たとえば
特許第2934293号公報、特開平10−31787
6号公報などに開示されたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2934293号公報に開示されたシールド掘進機は、
いわゆる親子シールド掘進機である。すなわち、並列に
連結された一機の外殻部材掘進機(いわば親シールド掘
進機)と少なくとも一機のシールド掘進機(いわば子シ
ールド掘進機)が一体で掘進し、途中から子シールド掘
進機のみが分岐して独立で掘進するものである。そし
て、親シールド掘進機は分岐地点に残存され、トンネル
の一部とされるものである。親シールド掘進機は単独で
は掘進することができない。親シールド掘進機のカッタ
ーディスクの構成も単独掘進ができないようになってい
る。さらに、このシールド掘進機の断面は複数の掘進機
の組合わさったもの、すなわち複数の円形が若干の重な
りを生じて横一列に整列した形状(いわば串刺し団子の
形状)となっている。したがって、たとえば地下鉄の駅
部にとってふさわしいトンネル形状ではない。
【0006】一方、特開平10−317876号公報に
開示されたシールド掘進機は、矩形断面の親シールド掘
進機の内部に一機の分岐可能な子シールド掘進機を内包
したものであり、いわゆる親子シールド掘進機である。
親シールド掘進機の前面には、並列に整列した親シール
ド掘進機自体のカッターディスクと子シールド掘進機の
カッターディスクとを備えている。この親シールド掘進
機と子シールド掘進機との2つカッターディスクによっ
て掘進し、途中から子シールド掘進機が親シールド掘進
機の胴から分岐して独立で掘進するものである。そし
て、矩形断面の親シールド掘進機は分岐地点に残存さ
れ、トンネルの一部とされるものである。子シールド掘
進機が分岐した後は親シールド掘進機は単独では掘進す
ることができない。さらに、親シールド掘進機の前面の
2つのカッターディスクのみによって矩形断面のトンネ
ルを掘削しようとするため、カッターディスクを構成す
るカッタースポーク内のオーバーカッタ(コピーカッタ
とも言う)を長く進出させる必要がある。したがって、
オーバーカッタの補強等を含めて構成が複雑となる。
【0007】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、組み合わされた全てのシールド掘進機
が単独でトンネルを形成することができ、しかも、これ
らのシールド掘進機が一体で掘進するときには地下鉄の
駅部などに好適な断面のトンネルを掘削することができ
る多連分岐シールド掘進機を提供することを目的として
いる。さらに、矩形断面のシールド掘進機が分岐して単
独で掘進することのできる多連分岐シールド掘進機を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の多連分岐シール
ド掘進機は、揺動カッタを有する少なくとも一機の矩形
断面の矩形シールド掘進機と、該矩形シールド掘進機に
隣接する、主カッターディスクを有する少なくとも一機
の円形断面の円形シールド掘進機と、上記円形シールド
掘進機が分岐可能に収容され、且つ、矩形シールド掘進
機が分岐可能に連結される外殻部材とを備えており、上
記揺動カッタが、揺動中心近傍から放射状に延設された
複数本のカッタースポークを有しており、該カッタース
ポークの先端近傍に、外方へ進退しうるオーバーカッタ
が配設されている。
【0009】かかる構成により、円形シールド掘進機は
もとより、それに隣接した矩形シールド掘進機も分岐し
て単独で掘進することができる。外殻部材のみをトンネ
ル内に残留させることが可能となる。それにより、複数
路線のトンネルを構築することができる。また、矩形シ
ールド掘進機を単独で掘進させうることにより、トンネ
ル内の有効面積が大きいものとなりる。その結果、トン
ネルの必要断面を小さな掘進機で得ることができる。こ
れにより、掘進機の製造コストの低減および掘削容積の
低減が可能となり、工期が短縮され、工事費が低減す
る。さらに、外方へ進退しうるオーバーカッタによっ
て、矩形シールド掘進機の断面により近いトンネルを掘
削することができる。
【0010】上記揺動カッタのオーバーカッタが揺動カ
ッタの揺動に同期して進退するようにされることによ
り、該オーバーカッタの先端が、矩形シールド掘進機の
断面外形における少なくとも上辺および下辺、または、
それらに近接した移動軌跡を描くように構成されてなる
多連分岐シールド掘進機にあっては、矩形シールド掘進
機の断面に一層近いトンネルを掘削することができる。
【0011】また、上記揺動カッタの揺動中心近傍に、
揺動カッタと分離して回転駆動可能に配設されたカッタ
ーディスクをさらに備えてなる多連分岐シールド掘進機
にあっては、カッタースポークの揺動のみでは揺動スト
ロークが小さくなって効率よく掘削できない揺動中心近
傍を、回転しうるカッターディスクによって良好に掘削
することができるので好ましい。
【0012】そして、上記カッターディスクが矩形シー
ルド掘進機の前面板を貫通する回転軸を有しており、こ
の回転軸を回転駆動するモータが矩形シールド掘進機の
内部に配設されており、上記揺動カッタが上記カッター
ディスクの回転軸の外方を通って矩形シールド掘進機の
前面板を貫通する伝動部材を有しており、この伝動部材
を上記揺動中心回りに往復回転駆動する駆動シリンダが
矩形シールド掘進機の内部に配設されてなる多連分岐シ
ールド掘進機にあっては、前述したカッターディスクの
作用が効果的に発揮される。
【0013】加えて、隣接するカッタースポークの中間
部同士を繋ぐ補強部材が配設されてなる多連分岐シール
ド掘進機にあっては、揺動カッタの強度が向上するので
好ましい。
【0014】そして、上記外殻部材が、円形シールド掘
進機の外周面に部分的に沿うとともに、隣接する矩形シ
ールド掘進機の上端および下端にその上下両端縁が至る
ように形成された外殻を有してなる多連分岐シールド掘
進機にあっては、矩形シールド掘進機と円形シールド掘
進機とが連結された状態で掘進しても、滑らかに連続し
た断面形状のトンネルを掘削することができるので好ま
しい。
【0015】さらに、上記外殻の両端縁が、矩形断面の
掘進機の上面よび下面に対して前後方向に延びる前後シ
ール部材を介して対向されてなる多連分岐シールド掘進
機にあっては、矩形シールド掘進機と外殻部材との連結
部から土砂がシールド掘進機内部に侵入することが防止
されるので好ましい。
【0016】また、上記外殻部材と矩形シールド掘進機
とが、上下方向に延びる上下シール部材を介して対向さ
れており、該上下シール部材が上記前後シール部材と連
続して配設されてなる多連分岐シールド掘進機にあって
は、矩形シールド掘進機と外殻部材との連結部前方から
土砂がシールド掘進機内部に侵入することが防止される
ので好ましい。
【0017】加えて、上記外殻部材の内部に円形シール
ド掘進機の外周に沿ってシールド掘進機を収容する中間
胴が配設されており、中間胴の内周とシールド掘進機の
外周との間にシール機構が配設されてなる多連分岐シー
ルド掘進機にあっては、複数のシールド掘進機を一体で
掘進させるときであっても、分岐させるときであって
も、外殻部材の内部に土砂などの浸入が防止されるので
好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に記載の実施形態
を参照しつつ本発明の多連分岐シールド掘進機を説明す
る。
【0019】図1は本発明の掘進機の一実施形態を示す
概略斜視図である。図2(a)は図1の掘進機の平面断
面図であり、図2(b)は図1の掘進機の正面図であ
る。図3(a)は図2(b)のA−A線断面図であり、
図3(b)は図2(b)のB−B線断面図である。
【0020】図1〜図3に示す三連掘進機1は、一列に
並設された三機のシールド掘進機2、3を備えている。
中央には矩形断面を呈するシールド掘進機(以下、単に
矩形掘進機という)2が配置され、その両側にそれぞれ
円形断面を呈するシールド掘進機(以下、単に円形掘進
機という)3が配置されている。矩形掘進機2の前面に
は揺動カッタ9が配設されており、円形掘進機3の前面
には主カッターディスク4が配設されている。
【0021】各円形掘進機3は外殻部材5に分岐可能に
収容されており、この外殻部材5はそれぞれ矩形掘進機
2の側面に着脱可能に連結されている。具体的には図2
(b)に示すごとく、外殻部材5はその外殻5a(スキ
ンプレートとテールプレートとが一体になったもの)
が、円形掘進機3の外周面における外方部分(三連掘進
機1の横外方)を包絡しつつ矩形掘進機2の上面および
下面の側端縁にまで延びている。その結果、外殻部材の
前面は半長円形を呈することになり、三連掘進機1の前
面は長円形を呈することになる。外殻部材5は円形掘進
機3を収容するための、円形掘進機3の外周面に沿う円
筒形の中間胴6を内蔵している。本実施形態では図1に
示すごとく、中間胴6の外方半分は上記外殻5aと一体
に形成されている。中間胴6の内周面には周方向に沿っ
てチューブシールなどからなるシール部材16が配設さ
れている(図1、図2(a)、図3(b)および図4も
併せて参照)。チューブシールは、図4に示すように円
周方向に延びる溝16aを閉止する可撓性部材16bの
内部に気体又は液体を圧入することにより、シール板1
6cが円形掘進機3の外周に圧接してシールするもので
ある。このシール部材16によって円形掘進機3の外周
面と中間胴6の内周面との間がシールされ、三連掘進機
1内への土砂の侵入が防止されている。外殻部材5の前
面における中間胴6と上記外殻5aとの間は前面板7に
よって閉止されている。
【0022】図2(a)に示すように、矩形掘進機2お
よび円形掘進機3にはそれぞれエレクタ24が備えられ
ている。これらの掘進機2、3が三連掘進機1として一
体に掘進するときには、矩形掘進機2のエレクタ24は
長円断面トンネルの中央部の上面および下面のセグメン
トを組み立て、このセグメントに連続して円形掘進機3
のエレクタ24が長円断面トンネルの両側方の半円筒を
含む部分のセグメントを組み立てる。
【0023】図2(a)および図3中における符号26
は掘削された土砂を後方に排出するためのスクリューコ
ンベアである。
【0024】図2(a)および図3(a)に示すよう
に、矩形掘進機2にはその前面を閉止する前面板8が配
設されている。揺動カッタ9は、前面板8の中央を揺動
中心Cとして放射状に延びるカッタースポーク11を有
している。前面板8の対角線方向のカッタースポークが
比較的長くされている。そして、全カッタースポーク1
1は一体で揺動中心C回りに正逆方向に往復回転させら
れる。本実施形態では正逆方向にそれぞれ約30゜回転
するようにされている。全カッタースポーク11は補強
部材11bによって連結されている。具体的には、隣接
するカッタースポーク11同士が補強部材11bによっ
て固定的に連結されている。連結部は揺動中心Cから離
れるほど強度上好ましいのはもちろんである。また、全
カッタースポーク11の背面側に円環状の補強部材を固
定したものでもよい。
【0025】主カッターディスク4のカッタースポーク
4aおよび揺動カッタ9のカッタースポーク11の先端
には伸縮駆動されるオーバーカッタ4b、11aが配設
されている。揺動カッタ9のオーバーカッタ11aは、
揺動カッタ9の揺動に同期して伸縮させられる。それに
より、オーバーカッタ11aの先端が矩形掘進機2の断
面外縁、とくに上辺と下辺に好適に沿った掘削軌跡を描
く。
【0026】つぎに図2(a)、図3(a)および図6
を参照して、揺動カッタ9の駆動機構を説明する。揺動
カッタ9の中央部近傍には伝動部材9aが前面板8に向
けて延設されている。また、前面板8には回転リング9
bが上記揺動中心C回りに回転自在となるように支持さ
れており、上記伝動部材9aがこの回転リング9bに連
結されている。回転リング9bを正逆方向に往復回転さ
せることによって揺動カッタ9が揺動させられる。
【0027】そして、回転リング9bは矩形掘進機2の
内部に揺動自在に枢支された複数対の駆動シリンダ12
によって往復回転駆動される。すなわち、図6に示すよ
うに回転リング9bの外周に駆動シリンダ12のロッド
12aが枢支されている。全駆動シリンダ12が同期し
て、各対の駆動シリンダ12が交互にそのロッド12a
を伸縮させる。これにより、回転リング9bが正逆方向
に往復回転させられる。
【0028】揺動カッタ9の中央部には、揺動カッタ9
とは分離した状態で中央カッターディスク31が配設さ
れている。揺動カッタ9のみではその揺動中心C近傍の
掘削ストロークが小さいために良好な掘削が期待できな
いため、この中央カッターディスク31を配設するもの
である。具体的には図2(a)および図3(a)に示す
ように、揺動カッタ9の中央部の前方に中央カッターデ
ィスク31が位置しており、中央カッターディスク31
の回転軸32が揺動カッタ9および前面板8を貫通し、
且つ、これら9、8によって回転自在に支持されてい
る。回転軸32にはリングギア33が固設されており、
リングギア33がモータ34によって回転させられる。
【0029】また、外殻部材5の前面における主カッタ
ーディスク4による未掘削部を掘削するために補助回転
カッタ10が配設されている。図1には補助回転カッタ
10の図示が省略されている。これらカッタ4、9、1
0、31は相互に干渉しないように前後方向にずらせて
配設されている(図2(a)参照)。なお、主カッター
ディスク4は公知のごとく、主カッターディスク4に連
結されたリングギア25bが複数個のモータ25aによ
って回転させられることによって作動する。
【0030】主カッターディスク4と揺動カッタ9と補
助回転カッタ10とでは掘削できない範囲Lが生じる場
合には、図2(b)に示すように、この範囲Lに対応す
る外殻5aの前端縁に刃23(以下、貫入ビットと呼
ぶ)を形成しておけばよい。貫入ビット23は、三連掘
進機1の前進にともなって未掘削部を前方に突いて削り
取っていく。
【0031】矩形掘進機2が外殻部材5から分岐して単
独で掘進するときには、揺動カッタ9のオーバーカッタ
11aの先端はカッタースポーク11の揺動と同期して
伸縮し、矩形掘進機2の断面外縁、すなわち上辺および
下辺はもとより、左辺および右辺にも好適に沿った掘削
軌跡を描く。具体的には、揺動時に各カッタースポーク
11が前面の対角線方向に近づくほどオーバーカッタ1
1aが伸び、離れるほど縮む。
【0032】図5(a)には、かかる主カッターディス
ク4、揺動カッタ9および補助回転カッタ10による掘
削面、すなわち三連掘進機1が一体として掘削する掘削
面が示されている。図5(b)には矩形掘進機2が揺動
カッタ9によって掘削する掘削面が示されている。
【0033】図3(b)、図7(a)および図8に示す
ように、円形掘進機3は装入ピン13aを備えた固定装
置13によって外殻部材の中間胴6と連結されている。
固定装置13は円周方向に沿って等間隔をおいて複数個
設置されている(図7(a)参照)。装入ピン13aは
円形掘進機3のスキンプレート3aと中間胴6とに一致
させて穿設された嵌合孔を形成する孔部材13bに円形
掘進機3側から装入するようにされている(図8参
照)。また、外殻部材5の側板5b、すなわち矩形掘進
機2の側板2cに対向する鉛直面を構成する部材と、矩
形掘進機2の側面とは、ボルトやピンなどからなる着脱
可能な複数の連結部材14によって連結されている(図
9(b)参照)。なお、図9は矩形掘進機2と外殻部材
5との連結部における下端近傍を示しており、図9
(a)が前端部、図9(b)が後端部を示している。図
中の符号Fは前方を示す。
【0034】図1および図2(a)に示すように、外殻
部材5の側板5bおよび中間胴6は円形掘進機3のスキ
ンプレート3aととほぼ同じ長さにされている。これは
外殻5aの前後方向長さより短いことを意味する。外殻
5aの前後方向長さは、円形掘進機3が単独掘進すると
きにスキンプレート後端にテールプレート15を接続し
た状態の長さにほぼ等しい。したがって、中間胴6は図
1に示すようにその内方側(矩形掘進機側)の半分が切
りかかれた形状となる。
【0035】一方、矩形掘進機2は、図1、図2(a)
および図3(a)に示すごとく、その上面プレート2a
および下面プレート2bは外殻5aの長さとほぼ等し
く、その側板2cは円形掘進機3のスキンプレート3a
とほぼ同じ長さにされている。したがって、矩形掘進機
2の後部の両側方Dは開かれた状態になっている。こう
することにより、三連掘進機1一体で掘進するときに矩
形掘進機2と円形掘進機3との連通範囲を大きくとるこ
とができる。矩形掘進機2を単独掘進させるときには、
その後部の開かれた両側方Dは側部テールプレート22
によって閉止される(図9(b)も併せて参照)。
【0036】図1、図2(b)および図3(a)に示す
ように、外殻5aはその上下両端部17が矩形掘進機2
の上面プレート2aおよび下面プレート2bの端縁付近
それぞれに当接するように延びている。そして、この端
部17にはその前後方向に沿って溝18aが形成されて
おり、この溝18aにシール部材18が配設されてい
る。このシール部材18によって外殻部材5と矩形掘進
機2との連結部の上部および下部はその前後方向に沿っ
てシールされている。シール部材18は、たとえば、押
さえ代の大きなV字断面またはU字断面のゴム製シール
部材とするのが好ましい。
【0037】また、図1、図2(a)、図4および図9
(a)に示すように、外殻部材5の左右両側板5bには
鉛直方向にチューブシールなどからなるシール部材19
が配設されている。そして、図9(a)に示すようにこ
のシール部材19の上下両端と上記端部17のシール部
材18とは連続されている。この構成によって外殻部材
5と矩形掘進機2との連結部(その上部、下部および前
部)から三連掘進機1の内部への土砂の侵入が防止され
ている。
【0038】図8(a)に示すように、三連掘進機1と
して一体で掘進するときには外殻5aの内周面に沿って
複数個のシールドジャッキ20が配設されている。ただ
し、外殻5aと円形掘進機3のスキンプレート3aとが
重なり合っている部分、すなわち、円形掘進機3のほぼ
外側半分の範囲についてはシールドジャッキ20は円形
掘進機3のスキンプレート3aの内周面に沿って配設さ
れている。また、矩形掘進機2の上面プレート5aおよ
び下面プレート5bそれぞれの内面側にも横方向に沿っ
て複数個のシールドジャッキ20が配設されている。
【0039】円形掘進機3が分岐して単独掘進するとき
には外殻5a内周面のシールドジャッキ20を取り外
し、円形掘進機3のスキンプレート3aの内周面全周に
シールドジャッキ20を取り付ける(図8(b)参
照)。一方、矩形掘進機2が外殻部材5から分岐して単
独掘進するときには、その左右両側板5cの内面側にも
シールドジャッキ20を並べて配設する(図8(b)参
照)。
【0040】なお、図8(a)は矩形掘進機2および円
形掘進機3が連結されて一体になった三連掘進機1の状
態を示し、図8(b)は矩形掘進機2および円形掘進機
3がともに分岐した後の状態を示している。
【0041】本三連掘進機1が長円形断面のトンネルを
掘削し、その途中で円形掘進機3を分岐させて単独で掘
進させる場合には以下のごとくなされる。
【0042】まず、図10(a)に示すごとく、三連掘
進機1の内周面の全シールドジャッキ20のロッド20
aに延長用の補助ロッド21を取り付ける。そして、補
助ロッド21の長さ分だけ三連掘進機1をさらに掘進さ
せる。これは、外殻5aの内部および矩形掘進機2の内
部において、分岐点まで組み立てられてきた長円形断面
トンネル用のセグメントSaから、真円形断面トンネル
用のセグメントSbに変更する部位の異径セグメントS
c(図10(c)参照)を組み立てるスペースを作るた
めである。異径セグメントScは、真円形断面トンネル
部を構成する部分円筒部分と、長円形断面トンネルと真
円形断面トンネルとの半径差部分を閉止するフランジ部
分から構成されたものである。
【0043】つぎに図10(b)に示すように、補助ロ
ッド21を取り外す。そして、外殻5aのテールプレー
ト部分の後端縁、並びに、矩形掘進機2の上面プレート
5aおよび下面プレート5bの後端縁は、長円形断面の
トンネル状に組み立てられたセグメントSa群の前端縁
に溶接して接続される。さらに、円形掘進機3の内部に
円形掘進機3の前進動作を案内するレール(図示しな
い)を敷設する。レールは周方向に約30°間隔で配設
される。円形掘進機3の後端部にテールプレート15を
取り付ける。また、矩形掘進機2の単独掘進の準備とし
て、矩形掘進機2の両側面の後部に側部テールプレート
22を取り付けておく。外殻部材5の内周からシールド
ジャッキ20を取り外す。そして、この取り外したもの
も含めて円形掘進機3の内周面に沿ってシールドジャッ
キ20を整列させて取り付ける(図8(b)も併せて参
照)。
【0044】そして、図10(c)に示すように、異径
セグメントScを組み込んで長円形断面トンネルから真
円断面トンネルに移行させる。その後、上記固定装置1
3の装入ピン13aを抜いて円形掘進機3と中間胴6と
の連結を解く。固定装置13の嵌合孔に図示しない防水
板を設置して閉止する。
【0045】図10(d)に示すように、上記の状態で
当該円形掘進機3を単独で掘進させる。そのとき、外殻
部材5は長円形断面トンネルの一部として分岐点に残留
させる。必要に応じて他の円形掘進機(図示しない)も
同様の手順で分岐させて掘進させる。
【0046】図10(e)に示すように、矩形掘進機2
の左右両側板2cの内面にもシールドジャッキ20を整
列配設する。そして、外殻部材5の側板5bとの間の連
結部材14を取り外す。その後、上記円形掘進機3にお
けると同様の手順によって単独掘進させる。この際、長
円形断面トンネル用のセグメントSaから、矩形断面ト
ンネル用のセグメントSdに変更する部位の図示しない
変形セグメントを組み込む。これは、矩形断面トンネル
の上下寸法が長円形断面トンネルの中央部の上下寸法よ
り若干短いからである。このため、図9(b)に示すよ
うに矩形掘進機2の下面プレート2b(上面プレート2
aも同じ)の後端部は段差27が設けられている。長円
形断面トンネルの掘進時には段差27の後方の面27a
に図示しないテールグラウトが配設され、矩形断面トン
ネルの掘進時には段差27の前方の面27bおよび側部
テールプレート22の内側にテールグラウトが配設され
る。
【0047】以上のごとくして、いずれの掘進機2、3
も外殻部材5から分岐して単独掘進することができる。
異径セグメントScに連結されて真円断面トンネル用の
セグメントSbが真円断面に組まれ、矩形断面トンネル
用のセグメントSdが矩形断面に組まれていく。矩形掘
進機2の部分には外殻部材5を必要としないので製造コ
ストが低減される。
【0048】本実施形態の三連掘進機1の断面形状は図
2(b)に示すように、両側方の半円と、この半円の直
径とほぼ同一の高さ寸法を有する中央部の矩形との組合
せである。しかし、かかる形状に限定されることはな
い。たとえば、中央部の矩形掘進機の高さ寸法を両側方
の円形掘進機の直径より大きく、または、小さくするこ
とができる。また、両側方の円形掘進機の直径を相互に
違えることも可能である。この場合、外角部材の外殻を
矩形掘進機の上下プレートへそれぞれ連続するように湾
曲させて繋がる形状にすればよい。また、三連ではな
く、一機の矩形掘進機と一機の円形掘進機を連結した二
連掘進機とすることも容易である。さらに、矩形掘進機
同士を連結することも可能である。連結方法は、前述し
た矩形掘進機と外殻部材との連結方法を採用すれば容易
である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、長円形断面などの大き
い断面積のトンネルを容易に掘削することができる。ま
た、この大断面積トンネルから真円形断面トンネルおよ
び矩形断面トンネルを任意に分岐して単独に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掘進機の一実施形態を示す概略斜視図
である。
【図2】図2(a)は図1の掘進機の平面断面図であ
り、図2(b)は図1の掘進機の正面図である。
【図3】図3(a)は図2(b)のIIIA−IIIA
線断面図であり、図3(b)は図2(b)のIIIB−
IIIB線断面図である。
【図4】図2(a)のG部およびH部を示す拡大図であ
る。
【図5】図5(a)は図1の三連掘進機による掘削断面
を示す断面図であり、図5(b)は矩形掘進機による掘
削断面を示す断面図である。
【図6】図1における矩形掘進機の前面板の背面におけ
る、揺動カッタの作動を示す概略図である。
【図7】図7(a)は図2(a)のVII−VII線断
面図であり、図7(b)は矩形掘進機および円形掘進機
が単独掘進するときの同断面図である。
【図8】円形掘進機と外殻部材との連結状態を示す図7
(a)のJ部拡大図である。
【図9】図9(a)は矩形掘進機と外殻部材との連結部
の前端部における下端近傍を示す部分斜視図であり、図
9(b)が後端部における下端近傍を示す部分斜視図で
ある。
【図10】図10(a)〜(e)は、図1の掘進機の子
シールを分岐させる手順を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 三連掘進機 2 矩形掘進機 2a (矩形掘進機の)上面プレート 2b (矩形掘進機の)下面プレート 2c (矩形掘進機の)側板 3 円形掘進機 3a (円形掘進機の)スキンプレート 4 主カッターディスク 4a カッタースポーク 4b オーバーカッタ 5 外殻部材 5a 外殻 5b 側板 6 中間胴 7 (外殻部材の)前面板 8 (矩形掘進機の)前面板 9 揺動カッタ 9a 伝動部材 9b 回転リング 10 補助回転カッタ 11 (揺動カッタの)カッタースポーク 11a (揺動カッタの)オーバーカッタ 11b 補強部材 12 駆動シリンダ 12a 駆動シリンダのロッド 13 固定装置 13a 装入ピン 13b 孔部材 14 連結部材 15 (円形掘進機の)テールプレート 16 (中間胴の内周面の)シール部材 16a 溝 16b 可撓性部材 16c シール板 17 端部 18 (外殻部材端部の)シール部材 19 (外殻部材の側板の)シール部材 20 シールドジャッキ 20a (シールドジャッキ)のロッド 21 補助ロッド 22 (矩形掘進機の)側部テールプレート 23 貫入ビット 24 エレクタ 25a (主カッターディスク用)モータ 25b (主カッターディスク用)リングギア 26 スクリューコンベア 27 段差 27a 段差の後方の面 27b 段差の前方の面 31 中央カッターディスク 32 (中央カッターディスクの)回転軸 33 リングギア 34 モータ D 矩形掘進機の後部の開かれた側方 Sa 長円形断面トンネル用セグメント Sb 真円形断面トンネル用セグメント Sc 異径セグメント Sd 矩形断面トンネル用セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 裕 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 永森 邦博 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 近藤 保徳 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 酒井 義雄 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 久木原 勇和 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 清水 光雄 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 岩田 博吉 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 (72)発明者 佐藤 安美 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重工 業株式会社播磨工場内 Fターム(参考) 2D054 AA03 AA05 AB00 AB05 AC01 AD01 AD19 AD20 BA03 BA10 BA25 DA03 EA09 FA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動カッタを有する少なくとも一機の矩
    形断面の矩形シールド掘進機と、 該矩形シールド掘進機に隣接する、主カッターディスク
    を有する少なくとも一機の円形断面の円形シールド掘進
    機と、 上記円形シールド掘進機が分岐可能に収容され、且つ、
    矩形シールド掘進機が分岐可能に連結される外殻部材と
    を備えており、 上記揺動カッタが、揺動中心近傍から放射状に延設され
    た複数本のカッタースポークを有しており、該カッター
    スポークの先端近傍に、外方へ進退しうるオーバーカッ
    タが配設されてなる多連分岐シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 上記揺動カッタのオーバーカッタが揺動
    カッタの揺動に同期して進退するようにされることによ
    り、該オーバーカッタの先端が、矩形シールド掘進機の
    断面外形における少なくとも上辺および下辺、または、
    それらに近接した移動軌跡を描くように構成されてなる
    請求項1記載の多連分岐シールド掘進機。
  3. 【請求項3】 上記揺動カッタの揺動中心近傍に、揺動
    カッタと分離して回転駆動可能に配設されたカッターデ
    ィスクをさらに備えてなる請求項1記載の多連分岐シー
    ルド掘進機。
  4. 【請求項4】 上記カッターディスクが矩形シールド掘
    進機の前面板を貫通する回転軸を有しており、この回転
    軸を回転駆動するモータが矩形シールド掘進機の内部に
    配設されており、上記揺動カッタが上記カッターディス
    クの回転軸の外方を通って矩形シールド掘進機の前面板
    を貫通する伝動部材を有しており、この伝動部材を上記
    揺動中心回りに往復回転駆動する駆動シリンダが矩形シ
    ールド掘進機の内部に配設されてなる請求項3記載の多
    連分岐シールド掘進機。
  5. 【請求項5】 隣接するカッタースポークの中間部同士
    を繋ぐ補強部材が配設されてなる請求項1記載の多連分
    岐シールド掘進機。
  6. 【請求項6】 上記外殻部材が、円形シールド掘進機の
    外周面に部分的に沿うとともに、隣接する矩形シールド
    掘進機の上端および下端にその上下両端縁が至るように
    形成された外殻を有してなる請求項1記載の多連分岐シ
    ールド掘進機。
  7. 【請求項7】 上記外殻の両端縁が、矩形断面の掘進機
    の上面よび下面に対して前後方向に延びる前後シール部
    材を介して対向されてなる請求項6記載の多連分岐シー
    ルド掘進機。
  8. 【請求項8】 上記外殻部材と矩形シールド掘進機と
    が、上下方向に延びる上下シール部材を介して対向され
    ており、該上下シール部材が上記前後シール部材と連続
    して配設されてなる請求項1記載の多連分岐シールド掘
    進機。
  9. 【請求項9】 上記外殻部材の内部に円形シールド掘進
    機の外周に沿ってシールド掘進機を収容する中間胴が配
    設されており、中間胴の内周とシールド掘進機の外周と
    の間にシール機構が配設されてなる請求項1記載の多連
    分岐シールド掘進機。
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