JP2001336288A - ユニットパネル把持具 - Google Patents

ユニットパネル把持具

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JP2001336288A
JP2001336288A JP2000159732A JP2000159732A JP2001336288A JP 2001336288 A JP2001336288 A JP 2001336288A JP 2000159732 A JP2000159732 A JP 2000159732A JP 2000159732 A JP2000159732 A JP 2000159732A JP 2001336288 A JP2001336288 A JP 2001336288A
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JP
Japan
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unit panel
main body
gap
angle
insertion plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000159732A
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English (en)
Inventor
Junichi Hirose
淳一 廣瀬
Kiyoji Otori
喜代次 大鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱が簡単で安価な、ユニットパネル吊り下
げのためのユニットパネル把持具を提供すること。 【解決手段】 ユニットパネル本体21の上端部21A
に固定されているアングル22と上端部21Aとの間の
隙間Gに差し入れられる差入プレート部11Aを有する
本体部11に一対のガイド金具12、13を間隔をあけ
て固定しておき、差入プレート部11Aを隙間Gに差し
入れた後、一対のガイド金具12、13に抜け止めピン
14を落し込み、抜け止めピン14の先端部をアングル
22に係止させることにより、差入プレート部11Aが
隙間Gから脱出するのを防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量気泡コンクリ
ート(ALC)板又は押出成形板又はプレキャストコン
クリート(PC)板等のユニットパネルを吊り上げるの
に用いられる着脱の簡単なユニットパネル把持具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】鉄骨造やRC造の床、外壁、間仕切り等
にALC又は押出成形板又はPCユニットパネルが広く
用いられているが、従来、この種のユニットパネルの吊
り込みを行おうとする場合には、ユニットパネル本体の
上部にその上端縁と所定の隙間をあけて沿うように固定
されたアングルとユニットパネル本体との間の隙間に予
め押さえ用のボルトが設けられている把持具の一片を差
し入れ、該ボルトを締め付けることによってアングルの
一辺に把持具をしっかりと取り付け、しかる後、把持具
にワイヤを玉掛けしてクレーン等を用いてユニットパネ
ルを吊り上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のユ
ニットパネルの把持具にあっては、その取り付けの際に
ボルトの締め付け作業が必要となり、把持具に予め設け
られているボルトをラチェットにて廻し込まなければな
らず、大変手間がかかり、作業効率が悪く工期の遅延や
コスト上昇等の原因となっている。
【0004】また、従来の把持具によると、ユニットパ
ネル上部のアングルの一片に把持具をボルト締付けによ
る摩擦力のみによって取り付ける構成であるから、ユニ
ットパネルの厚み方向に作用する外力に対して弱い上に
ボルトに緩みが生じていても目視ではその緩み状態が発
見しにくく、ユニットパネルの吊り込み中に何らかの理
由でユニットパネルに水平方向の力が作用した場合にユ
ニットパネルが把持具からはずれて落下する虞れがある
という別の問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるユニットパネル把持具を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、ユニットパネルの吊り下げのため
にユニットパネル本体の上端部に固定されているアング
ルに取り付けられるユニットパネル把持具であって、前
記アングルと前記上端部との間の隙間に差し入れられる
差入プレート部を有する本体部を備え、該本体部の使用
状態において鉛直方向に整列するように該本体部に間隔
をあけて固定された一対のガイド金具に抜け止めピンを
落し込み、該抜け止めピンの先端部を前記アングルに係
止させることにより、前記差入プレート部が前記隙間か
ら脱出するのを防止するようにしたユニットパネル把持
具が提案される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明によるユニットパネル把持
具の実施の形態の一例を示す側面図である。ユニットパ
ネル把持具1はユニットパネル2を建方階に吊り込むな
どの目的でユニットパネル2に連結されるものである。
図1に示したユニットパネル2は、ALC板から成るユ
ニットパネル本体21の上端部21Aに、吊り込みのた
めのアングル22をユニットパネル本体21の巾方向に
沿って付設して成る公知の構成のALCユニットパネル
であり、アングル22は、その一辺22Aがユニットパ
ネル本体21の上端面21Bを所定の間隔をあけて覆
い、これにより上端面21Bと一辺22Aとの間に隙間
Gが形成されるようにしてユニットパネル本体21の一
側面21Cに公知の手段でボルト止めされている。
【0009】ユニットパネル把持具1は、ユニットパネ
ル本体21の巾方向の長さと略同一の長さのチャンネル
鋼から成る本体部11を有している。本体部11は断面
がコ字形であり、本体部11の一方の直角折曲部が隙間
Gに差し入れられる差入プレート部11Aとなってお
り、差入プレート部11Aを隙間Gに差し入れることに
よりユニットパネル2の吊り込みのためにユニットパネ
ル把持具1をユニットパネル2と係合させることができ
る構成となっている。なお、本体部11の他方の直角折
曲部11Bには、吊り込み用のワイヤを繋ぐためのL字
形の吊り金具31が溶接によって固定されている。
【0010】図2は、ユニットパネル把持具1の斜視図
である。本体部11には、その使用状態において鉛直方
向に整列するように一対のガイド金具12、13が固定
されている。本実施の形態では、U字状に形成された丸
鋼が本体部11の直角折曲部11Bと本体部11の中間
部11Cとに図示の如く溶接により固定されている。図
2では一対のガイド金具12、13が2組設けられてい
る場合が示されている。
【0011】これらのガイド金具12、13は、丸鋼か
ら成る抜け止めピン14を落し込むためのものである。
図1に示されるように、差入プレート部11Aを隙間G
に差し入れた状態で抜け止めピン14をガイド金具1
2、13に落し込み、これにより抜け止めピン14の先
端部14Aをアングル22に係止させることにより差入
プレート部11Aが隙間Gから脱出することができない
ようにする構成である。
【0012】なお、抜け止めピン14の紛失を防止する
ため、抜け止めピン14はチェーン15によって直角折
曲部11Bに繋がれている。
【0013】ユニットパネル把持具1は以上のように構
成されているので、本体部11の差入プレート部11A
を隙間Gに差し入れてから一対のガイド金具12、13
に抜け止めピン14を落し込むだけで差入プレート部1
1Aが隙間Gから脱出するのを確実に防止することがで
き、ユニットパネル把持具1をユニットパネル2に容易
に連結させることができる。その上、ユニットパネル把
持具1とユニットパネル2との間の連結は、ユニットパ
ネル2の厚み方向に作用する外力によって解かれること
がない。そして、抜け止めピン14を一対のガイド金具
12、13から抜き出すだけで、ユニットパネル把持具
1とユニットパネル2との連結状態を簡単に解除するこ
とができる。また、抜け止めピン14の係止状態を目視
により確認するだけで、ユニットパネル把持具1のユニ
ットパネル2への連結状態が判断できる。
【0014】この構成は、既成の部材を用いて簡単に製
作可能であるから低コストで済み、連結、解除の作業も
上述の如く極めて簡単であるから作業能率の著しい改善
が期待できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、差入プレ
ート部を隙間に差し入れてからガイド金具に抜け止めピ
ンを落し込むだけでユニットパネル把持具をユニットパ
ネルに極めて簡単且つ確実に連結することができ、さら
に、ユニットパネル把持具とユニットパネルとの連結
が、ユニットパネルの厚み方向に作用する外力により解
かれることを防止できる。またその連結解除は、抜け止
めピンをガイド金具から抜き出してから差入プレート部
を隙間から脱出させるだけでよい。したがってこの構成
は、連結、解除の作業も上述の如く極めて簡単であるか
ら作業能率の著しい改善が期待でき、既成の部材を用い
て簡単に製作可能であるから低コストで済む。また、抜
け止めピンの係止状態を目視により確認するだけで、ユ
ニットパネル把持具のユニットパネルへの連結状態が判
断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるユニットパネル把持具の実施の形
態の一例を示す側面図。
【図2】図1に示したユニットパネル把持具の斜視図。
【符号の説明】
1 ユニットパネル把持具 2 ユニットパネル 11 本体部 11A 差入プレート部 12、13 ガイド金具 14 抜け止めピン 14A 先端部 21 ユニットパネル本体 21A 上端部 22 アングル G 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットパネルの吊り下げのためにユニ
    ットパネル本体の上端部に固定されているアングルに取
    り付けられるユニットパネル把持具であって、前記アン
    グルと前記上端部との間の隙間に差し入れられる差入プ
    レート部を有する本体部を備え、該本体部の使用状態に
    おいて鉛直方向に整列するように該本体部に間隔をあけ
    て固定された一対のガイド金具に抜け止めピンを落し込
    み、該抜け止めピンの先端部を前記アングルに係止させ
    ることにより、前記差入プレート部が前記隙間から脱出
    するのを防止するようにしたことを特徴とするユニット
    パネル把持具。
JP2000159732A 2000-05-30 2000-05-30 ユニットパネル把持具 Pending JP2001336288A (ja)

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