JP2001335731A - 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具 - Google Patents

筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具

Info

Publication number
JP2001335731A
JP2001335731A JP2000160640A JP2000160640A JP2001335731A JP 2001335731 A JP2001335731 A JP 2001335731A JP 2000160640 A JP2000160640 A JP 2000160640A JP 2000160640 A JP2000160640 A JP 2000160640A JP 2001335731 A JP2001335731 A JP 2001335731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
writing
glass
metal
handwriting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000160640A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Matsuba
輝夫 松葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2000160640A priority Critical patent/JP2001335731A/ja
Publication of JP2001335731A publication Critical patent/JP2001335731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆跡が十分な光輝性を示し、かつ、経時的に
光輝感の減少が生じ難い筆記用インキ組成物を提供す
る。さらには、この筆記用インキ組成物を用いた筆記用
具を提供する。 【解決手段】 平均厚さ0.3〜2μm、平均粒径40
〜120μm、アスペクト比20〜400である金属被
覆フレーク状ガラスを0.5〜35重量%含有する筆記
用インキ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボールペンまた
は筆ペンなどの筆記用具に使用され、その筆跡に光輝感
を与えるインキ組成物に関する。さらには、そのインキ
組成物を用いた筆記用具に関する。
【0002】
【従来の技術】インキに金属粉などを配合し、筆跡にキ
ラキラとした光輝感を持たせた筆記用具が市販されてい
る。この金属粉には、アルミニウム粉末、箔状樹脂に金
属をコーティングして粉砕したもの、または雲母粉末に
金属をコートしたものなどが利用されてきた。しかし、
このインキは筆跡にくすみがあるなど、含有する金属粉
の光輝感が十分に発揮されておらず、とくに箔状樹脂に
金属をコートしたものは金属光沢が弱く光輝感が不足し
ていた。また、アルミニウム粉末は、インキのビヒクル
と反応してガスを発生し、インキを劣化させる問題があ
った。
【0003】これらの欠点を補うため、高級脂肪酸また
はその塩で金属粉を表面処理して、金属光沢を高めたリ
ーフィングタイプのフレーク状金属粉体が用いられるよ
うになってきた。たとえば、特公平1−56109号公
報には、キシレン樹脂などの芳香族炭化水素系樹脂また
は脂肪族炭化水素系樹脂を、芳香族炭化水素、ケトン類
またはエステル類の有機溶剤に溶解した溶液に、パルチ
ミン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸で
表面処理したアルミニウム、銅、亜鉛または銅合金から
なるリーフィングタイプの微細金属粉を分散したインキ
が記載されている。このインキは、上記のものより筆跡
の光輝感は改善されたが、経時的に光輝感が減少する不
具合があった。
【0004】そこで、金属粉の代わりに、平均粒径が4
0μm以下で金属被覆されたフレーク状ガラスを配合し
た筆記用インキが開発された(特開2000−7299
5公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この筆記用
インキでは、インキ詰まりによる筆跡のかすれを防止す
るため、フレーク状ガラスの平均粒径が40μm以下で
ある必要があった。この大きさのフレーク状ガラスでは
筆跡の光輝感がまだ不十分であり、また被覆金属がイン
キの成分に侵食され経時的に光輝感が減少するなど、フ
レーク状ガラスの耐薬品性も十分とはいえなかった。
【0006】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものである。その目的とするところは、筆
跡が十分な光輝感を示し、かつ、経時的に光輝感の減少
が生じ難い筆記用インキ組成物を提供することにある。
さらには、この筆記用インキ組成物を用いた筆記用具を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の筆記用インキ組成物は、
平均厚さ0.3〜2μm、平均粒径40〜120μm、
アスペクト比20〜400である金属被覆フレーク状ガ
ラスを0.5〜35重量%含有するものである。
【0008】請求項2に記載の発明の筆記用インキ組成
物は、請求項1に記載の発明において、金属被覆フレー
ク状ガラスが二酸化ケイ素を主成分とする保護膜を備え
るものである。
【0009】請求項3に記載の発明の筆記用インキ組成
物は、請求項2に記載の発明において、保護膜が表面処
理剤で処理されたものである。
【0010】請求項4に記載の発明の筆記用インキ組成
物は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明におい
て、染料または顔料を含有するものである。
【0011】請求項5に記載の発明の筆記用具は、請求
項1〜4のいずれか1項に記載の筆記用インキ組成物を
用いたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、詳細に説明する。フレーク状ガラスは、平均厚さ
0.3〜2μm、平均粒径40〜120μm、アスペク
ト比20〜400である。特開2000−72995公
報のフレーク状ガラスは、インキ詰まりを防止するた
め、平均粒径が40μm以下である必要があった。しか
し、本発明者らは鋭意研究の結果、平均粒径が40μm
以上であっても、平均厚さ2μm以下のものを使用すれ
ば、インキ詰まりが起こらないことを見出した。ただ
し、その平均粒径が120μmを越えると、平均厚さ2
μm以下のものを使用してもインキ詰まりが発生する。
一方、平均厚さが0.3μm未満の場合は、フレーク状
ガラスの強度が不足して破砕され易くなり、平均粒径が
維持されなくなる。したがって、フレーク状ガラスは、
平均厚さ0.3〜2μm、平均粒径40〜120μmす
なわちアスペクト比(平均粒径/平均厚さ)が20〜4
00であり、個々の粒子の表面積が大きいことから、筆
跡に高い光輝感を与えることができる。さらには、平均
厚さ0.3〜1.5μm、平均粒径50〜120μmが
好適である。
【0013】フレーク状ガラスの表面は金属で被覆され
ており、その金属としては、金、銀、白金、パラジウ
ム、チタン、コバルト、ニッケルまたはこれらの合金が
例示される。なかでも、コストおよび品質面などから、
銀、ニッケルまたはこれらの合金が好ましい。金属で被
覆する方法は、とくに限定されるものではなく、たとえ
ば、フレーク状ガラスの表面に定着剤を塗布した後、こ
れをめっき浴中に浸漬して金属を析出させる無電解めっ
き法が挙げられる。無電解めっき法によれば、均一で付
着力の高い薄膜が形成される。金属被覆の厚さは、0.
02〜2μmとすることが好ましい。この厚さが0.0
2μm未満の場合は、金属本来の光沢性が著しく失われ
る。一方、2μmを越えると、光沢性の向上する割合が
鈍くなり、コスト的に好ましくない。さらには、0.0
5〜1.5μmが好適である。
【0014】フレーク状ガラスのガラス組成は、とくに
限定されるものではなく、二酸化ケイ素(SiO2)を主成分
として、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化カルシウム(Ca
O)および/または酸化マグネシウム(MgO)を含有するも
のが例示される。具体的には、ソーダ石灰ガラス、Cガ
ラス組成、Eガラス組成、高強度ガラスまたは耐アルカ
リガラスなどが挙げられる。
【0015】金属被覆フレーク状ガラスは、特別な表面
処理を施すことなくインキの光沢顔料として利用可能で
あるが、耐薬品性を向上させるため、保護膜でその表面
をコートしてもよい。保護膜は、可視光透過率が高いた
とえばSiO2を主成分とするものが好ましい。SiO2以外の
成分は、可視光透過率に著しい影響を与えない範囲で適
宜選択される。その他の成分として、たとえば酸化アル
ミニウム、酸化カルシウムまたは二酸化チタンが挙げら
れる。また、金属被覆フレーク状ガラスをインキ中で均
一分散させるため、保護膜の表面をカップリング剤など
の表面処理剤で処理してもよい。このような保護膜の形
成やカップリング処理の具体的方法は、たとえば特開昭
62−91567号公報、特開平1−292067号公
報、特開平7−268241号公報または米国特許第5
436077号公報に記載されている。
【0016】金属被覆フレーク状ガラスは、光沢顔料と
して有機溶剤やミネラルスピリットのような溶剤に配合
され、液状またはぺースト状の筆記用インキ組成物を構
成する。このインキ組成物における金属被覆フレーク状
ガラスの含有率は、0.5〜35重量%であり、粘度、
色調および光輝感の点から2〜25重量%が好ましい。
この含有率が0.5重量%未満の場合は筆跡の光輝感が
不十分となり、一方35重量%を越えると、増粘により
インキ詰まりが生じ易くなる。このインキ組成物の溶剤
は、とくに限定されるものではなく、有機溶剤、水また
は界面活性剤を分散した水などが例示される。また、こ
のインキ組成物の製造方法も、とくに限定されるもので
はなく、主成分のビヒクルに光沢顔料を撹拌混合するな
ど既知の方法を利用することができる。ここで、ビヒク
ルとは、上記溶剤に必要に応じて固形剤としての樹脂な
どを配合したものであり、さらに界面活性剤、保湿剤、
増粘剤または揺変剤などが添加される場合もある。
【0017】インキ組成物には、着色剤として染料また
は顔料を配合してもよい。無色のインキ組成物では、入
射した光が金属被覆フレーク状ガラスの表面で一定方向
に全反射し、キラキラと無彩色のシルバー色に輝き、極
めて高い光輝感が得られる。そして、このインキ組成物
に染料や顔料が配合されると、光輝感に加え、豊かな色
彩が加味されることになる。着色剤としては、金属被覆
フレーク状ガラスの光輝感に影響を与えない透明性着色
剤が好ましい。
【0018】透明性着色剤の染料としては、つぎのもの
が例示される。水性インキに使用される場合は、水に可
溶な酸性染料、塩基性染料、直接染料または蛍光染料な
どが挙げられる。具体的には、CIアシッドブルー9、
CIアシッドブルー90、CIアシッドブラック2、C
Iアシッドイエロー23、CIアシッドレッド18、C
Iダイレクトブルー87、CIダイレクトブラック1
9、CIダイレクトイエロー50、CIべーシックレッ
ド9などである。また、油性インキに使用される場合
は、有機溶剤に可溶な油溶性染料であればよい。具体的
には、CIソルベントイエロー29、CIソルベントレ
ッド18、CIソルベントブラック3、CIソルベント
ブルー38、CIソルベントブルー70などである。
【0019】一方、顔料には、有機顔料または無機顔料
のいずれでも使用できる。有機顔料としては、CIピグ
メントブラック1、CIピグメントレッド1、CIピグ
メントブルー2、CIピグメントブルー15、CIピグ
メントグリーン7などが例示される。無機顔料として
は、たとえばCIピグメントブラック7、CIピグメン
トレッド101、CIピグメントブルー27、CIピグ
メントグリーン17などが挙げられる。なお、水に分散
するように加工された顔料が市販されており、このよう
な加工顔料を使用してもよい。加工顔料としては、たと
えば山陽色素社製のエマコールカラーおよびエマコール
NSカラー、大日精化社製のWA−Sカラーおよびニュ
ーラクチミンカラー、シンロイヒカラーSFシリーズ
(シンロイヒ社製)またはルミコールNKWシリーズ
(日本蛍光化学社製)などが挙げられる。
【0020】このインキ組成物は、光輝感を除き粘性な
どの特性において従来のインキと異なる点はなく、従来
の製造装置を用いて既知の方法により、ボールペン、ペ
イントマーカー、サインペンまたは筆ペンなどの筆記用
具に加工される。そして、このインキ組成物を用いた筆
記用具は、その筆跡がキラキラとカラフルに輝いて看者
の関心を引くなど、極めて高い表現力を有するものであ
る。
【0021】
【実施例】以下、実施例および比較例により、この発明
をさらに具体的に説明する。 (実施例1)下記の組成成分からなる油性の筆記用イン
キ組成物を、既知の撹拌混合法によ り製造した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ケトン樹脂(日立化成社製 ハイラック222) 16重量% 油溶性染料(オリエント化学社製 ハリファストブルー1605) 3重量% エタノール 59重量% プロピレングリコールモノメチルエーテル 10重量% 銀被覆フレーク状ガラス 12重量% (日本板硝子(株)製 メタシャインREFSX−2050PS(8031)) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このインキ組成物を用いて描いた筆跡について、その光
輝感と耐薬品性の官能試験を行った。各試験方法は、つ
ぎの通りである。
【0022】[筆跡の光輝感についての官能試験]試験
者7名に上記筆跡と対比対象筆跡とを見せ、光輝感の強
弱を直接対比して調べる。下記比較例1の筆跡を対比対
象とし、それより光輝感が高いと感じた試験者が5人以
上の場合を「○」、4人以下の場合を「×」とする。
【0023】[銀被覆フレーク状ガラスの耐薬品性に関
する官能試験]上記インキ組成物を用いてガラス板上に
模様を描き、このガラス板を硫化アンモニウムのガスで
充たされた試験槽中に室温で一夜静置する。この試験前
後のガラス板上の模様を直接対比して、筆跡の光輝感の
劣化を調べる。光輝感が劣化したと試験者が感じた場合
を「×」とする。
【0024】筆跡の光輝感に関して、7名の試験者全て
が本実施例の光輝感の方が比較例のものより高いと評価
した。また、耐薬品性に関して、試験後の筆跡の光輝感
は明らかに劣化していた。これらの結果を、下記「表
1」に記載する。
【0025】(実施例2)〜(実施例4)実施例1にお
いて、銀被覆フレーク状ガラスをメタシャインREFS
X−2080PS(8041)、REFSX−2050
PS(8033)またはREFSX−2050PS(8
035)にそれぞれ変更した以外は同様にして、筆記用
インキ組成物を製造した。得られた各インキ組成物を用
いて、上記同様に筆跡についての官能試験を行った。そ
の結果を、下記「表1」に併せて記載する。
【0026】(実施例5)下記組成成分からなる水性の
筆記用インキ組成物を使用したこと以外は、実施例1と
同様にして、筆記用インキ組成物を製造し、得られたイ
ンキ組成物を用いて描いた筆跡について官能試験を行っ
た。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アクリルエマルジョン樹脂 12重量% (ジョンソンポリマー社製 ジョンクリル1535) 界面活性剤(花王社製ポイズ530) 1重量% グリセリン 10重量% プロピレングリコール 5重量% 水 62重量% 銀被覆フレーク状ガラス 10重量% (日本板硝子(株)製 メタシャインREFSX−2050PS(8031)) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本実施例について、官能試験の結果を下記「表1」に示
す。
【0027】(比較例1)平均粒径が40μm未満の金
属被覆フレーク状ガラス:メタシャインREFSX−2
015PS(8001)を使用すること以外は、実施例
1と同様にして、インキ組成物を製造した。このインキ
組成物を用いた筆跡について、実施例1と同様の官能試
験を行った。その結果を、下記「表1」に併せて示す。
【0028】(比較例2)実施例5において、銀被覆フ
レーク状ガラスの代わりに比較例1で使用したメタシャ
インREFSX−2015PS(8001)を使用して
水性の筆記用インキ組成物を製造した。それ以外は実施
例5と同様にして、このインキ組成物を用いた筆跡の官
能試験を行った。その結果を下記「表1」に併せて示
す。
【0029】
【表1】 *1 実施例1,5 :日本板硝子(株)製 銀被覆フレ
ーク状ガラス メタシャインREFSX−2050PS(8031) 実施例2 :日本板硝子(株)製銀被覆フレーク状ガ
ラス メタシャインREFSX−2080PS(8041) 実施例3 :日本板硝子(株)製 シリカ保護膜付き銀
被覆フレーク状カ゛ラス メタシャインREFSX−2050PS(8033) 実施例4 :日本板硝子(株)製 表面処理保護膜付
銀被覆フレーク状カ゛ラス メタシャインREFSX−2050PS(8035) 比較例1,2 :日本板硝子(株)製 銀被覆フレーク状
ガラス メタシャインREFSX−2015PS(8001) *2 電子顕微鏡法による *3 光学顕微鏡−画像解析法による *4 レーザ散乱法による
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、つぎのような効果を奏する。請求項1に記載の
発明によれば、金属被覆フレーク状ガラスの平均厚さが
0.3〜2μmであるので、その平均粒径が40〜12
0μmであってもインキ詰まりが生じ難く、光輝感の高
い筆跡が安定して得られる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、金属被覆フレーク状ガラスが保
護膜を備えるので、その耐薬品性が向上し、筆跡の光輝
感が劣化し難いインキ組成物が得られる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明の効果に加えて、保護膜が表面処理剤で処理され
ているので、金属被覆フレーク状ガラスがインキ組成物
中で均一に分散し、その筆跡の光輝感が効果的に高ま
る。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、インキ組成物が染料または
顔料を含有するので、光輝感と豊かな色彩を併せ持つ筆
跡が得られる。
【0034】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4のインキ組成物を用いるので、上記効果が確実に発
揮される筆記用具が得られる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均厚さ0.3〜2μm、平均粒径40
    〜120μm、アスペクト比20〜400である金属被
    覆フレーク状ガラスを0.5〜35重量%含有する筆記
    用インキ組成物。
  2. 【請求項2】 上記金属被覆フレーク状ガラスが二酸化
    ケイ素を主成分とする保護膜を備える請求項1に記載の
    筆記用インキ組成物。
  3. 【請求項3】 上記保護膜が表面処理剤で処理された請
    求項2に記載の筆記用インキ組成物。
  4. 【請求項4】 染料または顔料を含有する請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の筆記用インキ組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の筆
    記用インキ組成物を用いた筆記用具。
JP2000160640A 2000-05-30 2000-05-30 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具 Pending JP2001335731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160640A JP2001335731A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160640A JP2001335731A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001335731A true JP2001335731A (ja) 2001-12-04

Family

ID=18664803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000160640A Pending JP2001335731A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001335731A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066745A1 (fr) * 2002-02-05 2003-08-14 Sakura Color Products Corporation Composition colorante brillante a base d'eau
JP2006143798A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Sakura Color Prod Corp 再帰反射性絵具類組成物
CN110520485A (zh) * 2017-03-09 2019-11-29 皮尔金顿集团有限公司 导电性墨组合物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066745A1 (fr) * 2002-02-05 2003-08-14 Sakura Color Products Corporation Composition colorante brillante a base d'eau
US7160375B2 (en) 2002-02-05 2007-01-09 Sakura Color Products Corporation Aqueous glittering color material composition
JP2006143798A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Sakura Color Prod Corp 再帰反射性絵具類組成物
JP4712354B2 (ja) * 2004-11-17 2011-06-29 株式会社サクラクレパス 再帰反射性絵具類組成物
CN110520485A (zh) * 2017-03-09 2019-11-29 皮尔金顿集团有限公司 导电性墨组合物
CN110520485B (zh) * 2017-03-09 2022-07-08 皮尔金顿集团有限公司 导电性墨组合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6730154B2 (en) Polychromic ink composition depending on viewing angle
DE60021788T2 (de) Wässrige Glitzernde Tintenzusammensetzung
TW483926B (en) Water based ink having metallic luster adapted for direct-filling in ball-point pen
US6770689B1 (en) Aqueous glittering ink
EP1111018B1 (en) Aqueous glittering ink
JP2001335731A (ja) 筆記用インキ組成物およびそれを用いた筆記用具
JP3734790B2 (ja) 筆記具用光輝性インキ組成物
JP3804241B2 (ja) 水性光沢インキ組成物
JP4548630B2 (ja) 光輝性水彩絵具類組成物
JP3429721B2 (ja) 金属光沢色水性スタンプインキ組成物
JP4712354B2 (ja) 再帰反射性絵具類組成物
JP7151971B2 (ja) 水性メタリックカラーインキ
JPS61291664A (ja) マ−キングペン用水性螢光顔料インキ
JP2000072995A (ja) 筆記具用インキ組成物
JP2001262036A (ja) 光沢性カラー用インキ組成物及びその製造方法
JP4548631B2 (ja) 光輝性油絵具類組成物
JP2000044853A (ja) 水性光沢インキ組成物
JPH10298480A (ja) 水性光沢インキ組成物
JP2004051673A (ja) 筆記用光輝性インキ組成物
JP4232932B2 (ja) 光輝性水性インキ組成物
JPH0693223A (ja) 油性メタリック調又はパール調インキ組成物
JP2002249694A (ja) 視角依存多色性インキ組成物
JP4548633B2 (ja) 光輝性エマルジョン系絵具組成物
JPH10279874A (ja) 高隠蔽性金属光沢色水性インキ
JP2002241665A (ja) 筆記具用干渉調水性インキ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051213