JP2001335232A - 後処理装置 - Google Patents

後処理装置

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JP2001335232A
JP2001335232A JP2000155732A JP2000155732A JP2001335232A JP 2001335232 A JP2001335232 A JP 2001335232A JP 2000155732 A JP2000155732 A JP 2000155732A JP 2000155732 A JP2000155732 A JP 2000155732A JP 2001335232 A JP2001335232 A JP 2001335232A
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JP2000155732A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Sato
龍一 佐藤
Takashi Nakazato
貴仕 中里
Yoshiyuki Takaishi
佳幸 高石
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 紙揃え手段を有する後処理装置におい
て、前記紙揃え手段に異常が発生した場合には、当該紙
揃え手段を使用する後処理のみを禁止し、他の後処理は
実施可能とすることにより、紙揃え手段に異常が発生し
た場合でも、後処理を有効に実施することが可能な後処
理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 用紙に対して紙揃え手段による紙揃えを
必要とする後処理と、前記用紙に対して紙揃え手段によ
る紙揃えを必要としない後処理とを実施可能な後処理装
置において、前記紙揃え手段の異常を検知する異常検知
手段と、前記異常検知手段によって紙揃え手段による紙
揃えを必要とする後処理のみを禁止し、他の紙揃え手段
による紙揃えを必要としない後処理及び紙揃えを必ずし
も必要としない後処理を実施可能とするように制御する
制御手段とを備えるように構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やレーザ
プリンタ、あるいはファクシミリ等の画像形成装置に使
用される後処理装置に関し、特に、画像が形成された複
数枚の用紙を揃える紙揃え手段を有する後処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やレーザプリンタ、あるい
はファクシミリ装置等の画像形成装置においては、パン
チ処理やステープル処理等を行なう後処理装置の充実に
は目を見張るものがあり、画像が形成された用紙を綴じ
るステープル処理を実施する機能を有することは、当然
のこととなってきている。また、上記後処理装置におい
て、ステープル処理を実施する際には、画像が形成され
た用紙を揃える紙揃えを行なうことが一般的であり、用
紙の搬送方向の紙揃え手段としては、用紙に対して数枚
のブレードを回転接触させることにより、用紙をスリッ
プ搬送して揃える手段や、ブレードの代わりにロールを
用いたスリップ搬送手段、あるいはブレードの代わりに
ベルトを用いたスリップ搬送手段というように、機能上
の理由により、通常はスリップ搬送によって紙揃えを実
施するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の後処理装置においては、用紙の搬送
方向の紙揃え手段として、用紙に対して数枚のブレード
を回転接触させて、用紙をスリップ搬送して揃える手段
や、ブレードの代わりにロールやベルトを用いたスリッ
プ搬送手段が用いられている。このような紙揃え手段
は、ブレードやロール、あるいはベルト等を用紙に回転
接触させるものであるため、用紙搬送部位の磨耗の問題
があり、高速化、高生産性、高耐久の市場要求に対し
て、十分応えることができないという問題点が生じてき
ている。そのため、上記後処理装置において、紙揃えを
実施しないモードでは、上記のような紙揃え手段を停止
することにより、用紙搬送部位の磨耗を抑制することが
望ましいが、同時に紙揃え手段に異常が発生した場合
に、当該紙揃え手段の異常による不具合を解消する手段
が必要となる。
【0004】そこで、上記紙揃え手段の異常による不具
合を解消し得る技術としては、例えば、特許第2,68
0,109号公報に開示されているように、画像形成装
置より送られる記録シートを仕分けする複数のビンを有
するソータ部と、各ビンに収納された記録シートを綴じ
るステープル装置とを備えたステープラ付きソータにお
いて、前記各ビンに収納される記録シートを揃える揃え
装置と、該揃え装置の位置を検出するセンサとを有し、
前記揃え装置の位置検出センサによる揃え異常検知時に
は複数のビンに仕分けるモードを禁止するように構成し
たものが、既に提案されている。
【0005】しかし、上記特許第2,680,109号
公報に係るステープラ付きソータの場合には、揃え装置
に異常が発生したときに、複数のビンに仕分けるモー
ド、つまり当該ステープラ付きソータにおいて実施され
る後処理そのものを禁止するように構成したものである
ため、用紙を一定枚数毎にオフセットした状態で排出す
る処理のように、紙揃えを必要としない後処理までも禁
止されてしまい、揃え装置の修理が完了するまでは後処
理装置をまったく使用することができず、当該後処理装
置を有効に利用することができないという問題点を有し
ていた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものでり、その目的とする
ところは、紙揃え手段を有する後処理装置において、前
記紙揃え手段に異常が発生した場合には、当該紙揃え手
段を使用する後処理のみを禁止し、他の後処理は実施可
能とすることにより、紙揃え手段に異常が発生した場合
でも、後処理を有効に実施することが可能な後処理装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載された発明は、用紙に対して紙揃え手段による紙揃え
を必要とする後処理と、前記用紙に対して紙揃え手段に
よる紙揃えを必要としない後処理とを実施可能な後処理
装置において、前記紙揃え手段の異常を検知する異常検
知手段と、前記異常検知手段によって紙揃え手段による
紙揃えを必要とする後処理のみを禁止し、他の紙揃え手
段による紙揃えを必要としない後処理及び紙揃えを必ず
しも必要としない後処理を実施可能とするように制御す
る制御手段とを備えるように構成したものである。
【0008】また、請求項2に記載された発明は、前記
後処理装置において、紙揃えを必要とする後処理を選択
した場合、前記異常検知手段によって紙揃え手段の正常
な動作が確認できなくなった場合は、当該紙揃えを必要
とする後処理を禁止することを特徴とする請求項1に記
載の後処理装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0010】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る後処理装置を適用
し得る画像形成装置を示すものである。
【0011】図2において、1は図示しない原稿の画像
をADF(Auto Document Feede
r)を用いて読み取るか又はホストコンピュータ等から
一連の画像情報が入力される画像入力部を示すものであ
り、この画像入力部1からは、画像情報がレーザ走査部
2に出力される。レーザ走査部2は、一次帯電器4によ
って予め一様に帯電された感光体ドラム3上に、画像形
成モードに応じて1箇所又は2箇所の露光位置で画像情
報に基づいてレーザ光を照射することにより、静電潜像
を形成するものである。この感光体ドラム3上に形成さ
れた静電潜像は、必要に応じて現像器5及び現像器6の
一方又は双方によって異なった色のトナーにより現像さ
れる。さらに、上記感光体ドラム3上に現像されたトナ
ー像は、給紙ユニット10の用紙収容部9から給紙さ
れ、レジロール11によって所定のタイミングで給送さ
れる記録用紙S上に、転写ロール7によって転写され
る。このトナー像が転写された記録用紙Sは、搬送ベル
ト12によって定着器13へと搬送され、当該定着器1
3によってトナー像が熱及び圧力で記録用紙S上に定着
される。上記トナー像が定着された記録用紙Sは、画像
形成モードに応じて、排出通路16を通り排出ロール1
5によってそのまま装置外へ排出されるか、用紙反転機
構14によって送入通路17又は送出通路18を介し
て、必要に応じて搬送方向や表裏が反転された状態で、
排出ロール15から装置外へ排出されたり、両面/多重
記録用通路26を介して再度感光体ドラム3の画像形成
部へ搬送され、両面又は多重記録が行なわれる。
【0012】なお、画像形成工程が終了した後の感光体
ドラム3の表面は、クリーニング装置8によって残留ト
ナー等が除去されて、次の画像形成工程に備えるように
なっている。
【0013】図3は上記画像形成装置の用紙反転機構を
示すものである。
【0014】図3において、14は上記画像形成装置の
排出部に設けられた用紙反転機構を示すものであり、画
像形成装置の定着器13の搬送ロール13aと排出ロー
ル15との間には、排出通路16が斜め上方に向けて直
線状に形成されているとともに、この排出通路16の下
方には、当該排出通路16の記録用紙Sの搬送方向上流
側から斜め下方に延びた送入通路17と、当該排出通路
16の記録用紙Sの搬送方向下流側から斜め下方に延び
た送出通路18とが、略三角形を形成するように配置さ
れている。上記排出通路16と送入通路17の入口部に
は、定着器13から排出される記録用紙Sを、排出通路
16側と送入通路17側とに切り替える切替部材27
が、傾動可能に配置されている。
【0015】また、上記用紙反転装置14の送入通路1
7と送出通路18との間には、当該用紙反転装置14の
一部を構成するトリロール19が配置されている。この
トリロール19は、その第1の従動ロール19Aと駆動
ロール19Bとのニップ部が送入通路17に位置し、駆
動ロール19Bと従動ロール19Cとのニップ部が送出
通路18に位置するように、従動ロール19A、駆動ロ
ール19Bと従動ロール19Cとが互いに圧接した状態
で配置されている。
【0016】さらに、上記送入通路17と送出通路18
の下端に位置する合流部の下端には、図3に示すよう
に、反転通路25が傾斜した状態で連設されており、当
該反転通路25の下端には、鉛直方向下方に延びた引込
部25Aと、両面/多重記録用通路26とが分岐するよ
うに形成されている。これらの引込部25Aと両面/多
重記録用通路26との分岐部には、記録用紙Sの搬送方
向を切り替える切替部材20が配置されており、この切
替部材20の下端部には、マイラーシート等の合成樹脂
製フィルムからなるシールド板31が、下方に突設され
ている。このシールド板31は、通常の状態では図に示
す位置に来るように切替部材20が配置されている。上
記引込部25Aの上端部には、記録用紙Sを搬送するた
めの正逆転ロール21とピンチロール22とが、互いに
圧接可能に配設されている。このピンチロール22は、
リンク23を介してソレノイド24によって、正逆転ロ
ール21との圧接状態が解除可能となっている。
【0017】なお、図3中、23Aはリンク23の支点
を、24Aはソレノイド24の作動ロッドを、29は記
録用紙検知センサ28の検知部を、それぞれ示してい
る。
【0018】上記の如く構成される用紙反転機構14で
は、次のようにして、用紙の反転動作が行なわれる。
【0019】上記画像形成装置における片面複写通常排
出モードでは、用紙反転機構14のトリロール19の駆
動ロール19Bを駆動する駆動モータが停止された状態
となり、図3に示すように、排出通路16の入口部に配
設された切替部材27が下方に下りた状態で、定着器1
3で定着処理された記録用紙Sは、排出通路16を介し
て切替部材27の上方を通り、そのまま排出ロール15
から装置の外部に排出される。
【0020】また、上記画像形成装置における片面複写
反転排出モードでは、用紙反転機構14のトリロール1
9の駆動ロール19Bを駆動する駆動モータが駆動さ
れ、トリロール19の従動ロール19Aと駆動ロール1
9Bと従動ロ−ル19Cとが回転駆動される。排出通路
16に配設された切替部材27は、図3に示すように、
図示しないソレノイドによって上方に引き上げられ、排
出通路16側から送入通路17側へ切り替えられる。そ
して、定着器13で定着処理された記録用紙Sは、切替
部材27によって搬送方向が切り替えられて送入通路1
7へと搬送され、当該送入通路17に位置する従動ロー
ル19Aと駆動ロール19Bとで構成されたニップ部に
導かれ、駆動ロール19Bの駆動力によって、反転通路
25を介して正転状態の正逆転ロール22に導かれる。
その結果、上記記録用紙Sは、反転通路25内に一旦導
かれるが、当該記録用紙Sの上端部は、切替部材20の
シールド板31の下端部よりも上方に位置する。
【0021】そして、上記正逆転ロール22によって反
転通路25内に一旦導かれた記録用紙Sは、その上端部
が切替部材20のシ−ルド板31の下端部よりも上方に
位置するため、逆転する正逆転ロール22によって再度
反転通路25へと搬送され、この反転通路25を介して
送出通路18に配置された駆動ロール19Bと従動ロー
ル19Cとで構成されるニップ部に導かれ、駆動ロール
19Bの搬送力によって排出ロール15へと搬送され
る。
【0022】さらに、上記画像形成装置における両面複
写モードでは、用紙反転機構14のトリロール19の駆
動ロール19Bを駆動する駆動モータが駆動され、トリ
ロール19の従動ロール19A及び駆動ロール19Bが
駆動される。また、排出通路16に配設された切替部材
27は、図3に示すように、図示しないソレノイドによ
って上方に引き上げられ、排出通路16側から送入通路
17側へ切り替えられる。そして、正転状態の正逆転ロ
ール22に導かれるまでの動作は、片面複写反転排出モ
ードと同じである。上記記録用紙Sの反転タイミングを
片面複写反転排出モードより遅らせると、記録用紙Sの
上端部は、反転通路25と両面/多重記録用通路26と
の分岐部に配置された切替部材20の下端部に取付けら
れたシールド板31を通過し、切替部材20は、自重に
よって両面/多重記録用通路26側に切り替えられる。
そのため、逆転状態の正逆転ロール22によって再度搬
送される記録用紙Sは、切替部材20を介して両面/多
重記録用通路26に、トナー像が形成された面を上にし
た状態で搬送される。この記録用紙Sは、湾曲して折り
返るように形成された両面/多重記録用通路26を介し
て、トナー像が形成された面を下にした状態で再度画像
形成部へ搬送され、記録用紙Sの裏面には、トナー像が
形成される。その後の動作は、片面複写通常排出モード
と同じであり、両面にトナー像が形成された記録用紙S
は、定着器13を通過した後、排出通路16を介して排
出ロール15によって装置の外部に排出される。
【0023】なお、必要に応じて、片面多重記録モード
の場合には、片面にトナー像が形成された記録用紙S
が、切替部材20の切り替えによって反転通路25の引
込部25Aへと搬送されることなく、反転通路25及び
両面/多重記録用通路26を介して、トナー像が形成さ
れた面が感光体ドラム3側に位置するように、再度画像
形成部へと搬送され、記録用紙Sの表面にトナー像が多
重に転写され、片面複写通常排出モードと同様に排出さ
れる。
【0024】図1は上記画像形成装置と組み合わせて使
用される後処理装置を示すものである。
【0025】図1において、40は後処理装置の本体を
示すものであり、この後処理装置本体40は、画像形成
装置の排紙部に対向するように配置される。上記後処理
装置本体40の側面上端部には、画像形成装置の排紙部
から排出される記録用紙S等のシート41が導入される
シート導入口42が開口されているとともに、当該シー
ト導入口42の内部には、シート41をガイドするガイ
ド部材43、44を介して搬送されるシート41を、シ
ート載置部材45上に順次搬送する搬送ロール46が配
置されている。また、上記ガイド部材43、44の導入
口42側の端部には、シート41の搬送路を切り替える
切替部材97が配置されており、この切替部材97によ
って、シート41の搬送路をガイド部材43、44側
と、シート搬送路98側とに切り替えるようになってい
る。さらに、上記シート搬送路98には、搬送ロール9
9と、排出ロール100とが配設されており、当該排出
ロール100によって、後処理装置で後処理を実施しな
いシート41を、スタックトレイ101上にそのまま排
出するように構成されている。
【0026】上記搬送ロール46によって搬送されたシ
ート41が載置されるシート載置部材45は、図1に示
すように、後処理装置本体40の内部に傾斜した状態で
取付けられており、このシート載置部材45の先端部に
は、図4に示すように、シート41の一端縁を整合させ
る基準フェンス47が回動可能に取付けられている。そ
して、上記搬送ロール46によって搬送されたシート4
1は、傾斜した状態で取付けられたシート載置部材45
上に載置されるとともに、Y方向は図4に示すようにタ
ンパー95によって、X方向は図1に示すように紙揃え
手段としての複数のブレードを備えたパドル96によっ
て、シート載置部材45の傾斜に従って移動し、シート
41の端縁が基準フェンス47に当接した状態で紙揃え
されるようになっている。その結果、上記搬送ロール4
6によって順次搬送されるシート41は、その一端縁が
基準フェンス47で整合された状態で、シート載置部材
45上に順次積層される。なお、上記基準フェンス47
の先端部47は、シート載置部材45上に積層されるシ
ート41の脱落を確実に防止するため、手前側に折り返
されている。
【0027】ところで、この実施の形態では、紙揃え手
段の異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段
によって紙揃え手段による紙揃えを必要とする後処理の
みを禁止し、他の紙揃え手段による紙揃えを必要としな
い後処理を実施可能とするように制御する制御手段とを
備えるように構成されている。
【0028】すなわち、この実施の形態では、図5に示
すように、紙揃え手段としてのパドル96が、シャフト
110の外周に複数枚(例えば、3枚)のゴム製ブレー
ド111を、互いに120度の角度を成すように、半径
方向に対して円周方向に傾斜させた状態で取付け、上記
シャフト110を駆動モータ112によって所定の速度
で回転駆動することにより、シート載置部材45上に載
置されるシート41の紙揃えを行なうように構成されて
いる。上記ゴム製ブレード111を備えたパドル96
は、シャフト110の軸方向に沿って所定の間隔を隔て
て3つ配設されている。
【0029】また、上記駆動モータ112の他端部に
は、シャフト110の回転状態を検知し、紙揃え手段と
してのパドル96が、正常に動作しているか否かを検知
する異常検知手段の一部を構成する円盤状のアクチュエ
ータ113が取付けられている。このアクチュエータ1
13には、図5(b)に示すように、その外周の一部に
スリット114が形成されている。さらに、上記アクチ
ュエータ113の外周には、光学式センサ115が配設
されており、紙揃え手段としてのパドル96が正常に動
作している場合には、図5(c)に示すように、当該光
学式センサ115から一定時間tに所定数のパルスが出
力されるようになっている。従って、上記光学式センサ
115から一定時間tに出力されるパルスの数を、図示
しない制御手段によってカウントすることにより、紙揃
え手段としてのパドル96が、正常に動作しているか否
かを検知することができるように構成されている。
【0030】さらに、上記基準フェンス47は、下方に
回動することによって退避可能となっている。この基準
フェンス47は、図4に示すように、回転シャフト48
に取付けられており、当該回転シャフト48は、シート
載置部材45上に立設された支持板49にベアリング5
0を介して回転自在に軸支されている。上記回転シャフ
ト48の一端には、基準フェンス47を回動させるた
め、軸部51を備えたL字形板52がネジ止めされてい
る。さらに、上記L字形板52の軸部51は、図6に示
すように、回動部材53に設けられたU字形状の溝部5
4に緩く挿入されており、この回動部材53は、駆動モ
ータ55によって回転駆動されるギア56を噛合するギ
ア部57を備えている。そして、上記基準フェンス47
は、駆動モータ55を回転駆動することによって回動部
材53を回動させ、この回動部材53のU字形状の溝部
54に緩挿された軸部51を介して、下方に例えば10
0度の角度に渡って回動可能となっている。
【0031】また、上記シート載置部材45には、当該
シート載置部材45上に載置され、ステープリング処理
された複数枚のシート41のセットを排出するためのイ
ンジェクトロール58が、図示しない駆動手段によって
回転可能に、幅方向に沿って2つ配置されている。
【0032】さらに、上記イジェクトロール58の上方
には、当該イジェクトロール58とともに積層されたシ
ート41を挟持した状態で保持し、かつステープリング
処理が終了した後に、シート41を後処理装置本体40
の外部に設けられた排出トレイ59上に搬送するピンチ
ロール60が配置されている。このピンチロール60
は、図1に示すように、板バネからなる取付板61の先
端部に回転自在に取付けられており、当該取付板61
は、回転シャフト62を中心にして回動可能に取付けら
れている。上記回転シャフト62の一端部には、図7に
示すように、当該取付板61を回動させるための腕部材
63が取付けられており、この腕部材63には、駆動モ
ータ64によって回転駆動され、かつ当該駆動モータ6
4の回転軸65に対して偏心した位置に取付けられた偏
心コロ66が当接するようになっている。また、上記駆
動モータ64の回転軸65には、所定の角度に渡ってス
リット67が設けられたスリット板68が取付けられて
おり、このスリット板68のスリット67は、180度
対向する位置に配置された2つのセンサー69、70に
よって検知されるようになっている。そして、上記取付
板61は、駆動モータ64を回転駆動すると、当該駆動
モータ64によって回転駆動される偏心コロ66が腕部
材63を押し下げ、腕部材63が取付けられた回転シャ
フト62を回動することによって、ピンチロール60が
インジェクトロール58とともにシート41を挟持する
ようになっている。その際、上記ピンチロール60の移
動量及び移動タイミングは、スリット板68とセンサー
69、70とによって制御される。
【0033】また、上記後処理装置本体40の内部に
は、シート載置部材45上に載置され、その端縁が基準
フェンス47で整合された複数枚のシート41を綴じる
ステープラ71が取付けられたステープラ部72が、移
動機能73によってシート41の端縁に沿って平行に移
動可能に配置されている。
【0034】上記ステープラ部72の移動機構73は、
図8に示すように、ステープラ部72をシート41の端
縁に沿って平行に案内するガイドレール74を備えてお
り、このガイドレール74は、A4サイズのシート41
であってその長手方向の長さに対応した直線部74a
と、この直線部74aの両端に45度傾斜するようにそ
れぞれ連設された傾斜部74b、74cとを有してい
る。上記ガイドレール74は、ステープラ部72の上端
部に移動方向に沿って設けられた2つのガイドローラ7
5、76が、嵌合された状態で走行するようになってい
る。そのため、上記ステープラ部72が移動する軌跡
は、ガイドレール74の形状に規定されている。また、
上記ガイドレール74は、図1及び図8に示すように、
ガイド板77に設けられた凹所78に嵌合された状態で
ネジ止めされており、当該ガイド板77上は、図1及び
図8に示すように、ステープラ部72の上端部に当該ス
テープラ部72の移動方向と直交する方向に、片側に2
つ、反対側に1つ回転自在に取付けられたガイドローラ
79、79、80が走行するようになっている。その結
果、上記ステープラ部72は、移動方向と直交する方向
の位置がガイドレール74内を走行する2つのガイドロ
ーラ75、76によて規制されるとともに、上下方向の
位置がガイド板77上を走行する3つのガイドローラ7
9、79、80によって規制された状態で、移動するよ
うに構成されており、当該ステープラ部72が移動する
平面は、シート載置部材45上に載置されたシート41
と同一の平面を形成するようになっている。
【0035】さらに、上記ガイドレール74が取付けら
れたガイド板77は、図1に示すように、後処理装置本
体40に傾斜した状態で固定配置された取付基板81に
よって、図9に示すように、ブッシュ82を介して一定
の間隔を維持するように、複数の個所でネジ83止めさ
れている。また、上記取付基板81には、ステープラ部
72を移動させるための駆動ベルト84を、循環移動自
在に支持する5つの従動プーリ85が回転自在に取付け
られている。上記駆動ベルト84は、図8に示すよう
に、5つの従動プーリ85に掛け回されているととも
に、その一部84aがステープラ部72に連結固定され
ている。上記5つの従動プーリ85のうち、中央部の従
動プーリ85aは、ステープラ部72の移動方向と直交
する方向に移動自在に支持されているとともに、図示し
ないスプリングによって駆動ベルト84に常に一定の張
力を付与するように付勢されている。
【0036】また、上記5つの従動プーリ85のうち、
一端部の従動プーリ85bには、図10に示すように、
駆動モータ86によって回転駆動される駆動プーリ87
との間に、駆動力伝達用のベルト88が掛け回されてい
る。そして、上記駆動ベルト84は、駆動モータ86を
回転駆動することによって、任意の方向に任意の量だけ
往復移動可能となっており、当該駆動ベルト84に連結
されたステープラ部72を移動させるものである。な
お、上記従動プーリ85や駆動プーリ84は、ガイド板
77と取付基板81との間に配設されている。
【0037】上記駆動ベルト84によって駆動されるス
テープラ部72は、図1及び図8に示すように、当該ス
テープラ部72に取付けられた位置検知用部材89を、
後処理装置本体40側に設けられた基準位置センサ90
で検知することによって基準位置が検出され、その後の
駆動ベルト84を駆動する駆動モータ86の回転量を制
御することによって、移動位置が制御されるようになっ
ている。
【0038】また、上記ステープラ71は、図1に示す
ように、当該ステープラ部72に固定した状態で取付け
られた固定部91と、固定部91に対して当接するよう
に支点を中心にして回動し、内部に収容されたステープ
ラの針を突出させて、積層された複数枚のシート41を
貫通し、固定部91のダイによって針の先端部を互いに
向き合うように折り返してステープリング処理を行なう
可動部92とから構成されている。このステープラ71
の可動部92は、駆動モータ93によって回転駆動され
る複数のギア94を介して、支点を中心にして固定部9
1に対して当接するように回動可能となっている。ま
た、上記ステープラ71は、基準フェンス47が退避し
た後に、固定部91と可動部92がシート41の端縁部
を介して対向するように移動する。その際、上記ステー
プラ71の固定部91とシート41の表面とは、図1に
示すように、互いに平行となるようにステープラ71が
ガイドレール74及びガイド板77に取付けられてい
る。
【0039】以上の構成において、この実施の形態に係
る後処理装置では、次のようにして、紙揃え手段を有す
る後処理装置において、前記紙揃え手段に異常が発生し
た場合には、当該紙揃え手段を使用する後処理のみを禁
止し、他の後処理は実施可能とすることにより、紙揃え
手段に異常が発生した場合でも、後処理を有効に実施す
ることが可能となっている。
【0040】すなわち、上記後処理装置が組合わされた
画像形成装置では、図2に示すように、画像入力部1に
よって図示しない原稿の画像をADF(Auto Do
cument Feeder)を用いて読み取るか又は
ホストコンピュータ等から一連の画像情報が入力される
と、この画像入力部1から出力される画像情報に基づい
て感光体ドラム3上にトナー像が形成される。上記感光
体ドラム3上に形成されたトナー像は、給紙ユニット1
0の用紙収容部9から給紙され、レジロール11によっ
て所定のタイミングで搬送される記録用紙S上に、転写
ロール7によって転写される。このトナー像が転写され
た記録用紙Sは、定着器13によってトナー像が熱及び
圧力で定着される。そして、上記トナー像が転写・定着
された記録用紙S等からなるシート41は、図2に示す
用紙反転機構14によって、必要に応じて表裏が反転さ
れた状態で、画像形成装置から排出され、当該画像形成
装置の排紙部に連続するように配設された後処理装置に
送られる。
【0041】ところで、この後処理装置において実施さ
れる後処理の種類は、例えば、画像形成装置のコントロ
ールパネルによって指定され、当該コントロールパネル
では、紙揃え手段を用いたステープル処理、所定枚数の
シート41毎に、当該シート41の位置を排出方向と直
交する方向にずらして(オフセットさせて)排出する処
理、あるいは、シートを後処理せずにそのまま排出する
処理などが、指定可能となっている。
【0042】なお、上記後処理装置では、ステープル処
理を主体とした後処理を行なうように構成されている
が、排出ロール46の上流側に、パンチ処理装置を配設
し、ステープル処理に加えてパンチ処理等を行なうよう
に構成しても良い。
【0043】そして、この実施の形態では、例えば、後
処理装置の電源オン時に、図5に示すように、紙揃え手
段としてのパドル96を回転駆動するモータ112を一
定時間駆動し、アクチュエータ113を回転させる。こ
のとき、回転検知センサー115が所定の時間内に、図
5(c)に示すように、ハイ、ローを検知しない場合に
は、パドル96が正常に動作していないと判断して、シ
ート41のステープル処理のみを禁止し、他の非処理モ
ード及び後処理モードは、選択可能とするようになって
いる。この場合、ユーザーは、綴じモードを選択するこ
とはできない。
【0044】それ以外に、ゲート97でシート41の搬
送経路を切り換え、そのままスタックトレイ101上に
シート41を排出する処理や、所定枚数のシート41毎
に、当該シート41の位置を排出方向と直交する方向に
ずらして(オフセットさせて)排出する処理などは、選
択・実行可能となっている。
【0045】そして、上記パドル96が正常に動作して
いないと判断した場合には、パドル96の異常を画像形
成装置のコントロールパネルの表示部に表示して、オペ
レータに知らせると同時に、ステープル動作を禁止し、
綴じ不良や無理な作動によるパドル96の損傷を防止す
る。
【0046】そのため、紙揃え手段としてのパドル96
を有する後処理装置において、前記パドル96に異常が
発生した場合には、当該パドル96を使用する後処理の
みを禁止し、他の後処理は実施可能とすることにより、
パドル96に異常が発生した場合でも、後処理を有効に
実施することが可能となっている。
【0047】なお、紙揃え手段としてのパドル96が正
常に動作するか否かの検知は、後処理装置の電源オン時
ではなく、画像形成動作のスタート時に実施するように
構成しても良い。
【0048】実施の形態2 図1はこの発明の実施の形態2をも示すものであり、こ
の実施の形態2では、綴じモードを選択して、画像形成
動作を開始した後、綴じモードを実施するシートの束の
最終シート41の先端を、図1に示すように、後処理装
置本体40内の排出ロール46の上流側に配置された用
紙検知センサー120が検知した時点から、所定の時間
内に回転検知センサー115が、ハイ、ローを検知しな
い場合は、ステープル手段72の動作を禁止するように
構成しても良い。
【0049】その他の構成及び動作は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
紙揃え手段を有する後処理装置において、前記紙揃え手
段に異常が発生した場合には、当該紙揃え手段を使用す
る後処理のみを禁止し、他の後処理は実施可能とするこ
とにより、紙揃え手段に異常が発生した場合でも、後処
理を有効に実施することが可能な後処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る後処理
装置を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る後処理
装置を適用し得る画像形成装置を示す構成図である。
【図3】 図3は用紙反転機構を示す構成図である。
【図4】 図4はシート載置部材を示す平面図である。
【図5】 図5(a)はこの発明の実施の形態1に係る
画像濃度制御装置の光学濃度センサを示す構成図、同図
(b)はエンコーダを示す構成図、同図(c)はエンコ
ーダの出力を示す波形図である。
【図6】 図6はシート載置部材の駆動機構を示す側面
図である。
【図7】 図7はピンチロールが取り付けられた取付板
の駆動機構を示す平面図である。
【図8】 図8はステープラの移動機構を示す平面図で
ある。
【図9】 図9はステープラの移動機構を示す平面図で
ある。
【図10】 図10はステープラを移動されるモータを
示す側面図である。
【符号の説明】
41:シート、96:パドル (紙揃え手段)、112:
モータ、113:アクチュエータ、115:回転検知セ
ンサー。
フロントページの続き (72)発明者 高石 佳幸 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BB22 BG03 BH02 BH05 CA13 CA37 DA01 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 GB10 HA02 HA39 HA55

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に対して紙揃え手段による紙揃えを
    必要とする後処理と、前記用紙に対して紙揃え手段によ
    る紙揃えを必要としない後処理とを実施可能な後処理装
    置において、前記紙揃え手段の異常を検知する異常検知
    手段と、前記異常検知手段によって紙揃え手段による紙
    揃えを必要とする後処理のみを禁止し、他の紙揃え手段
    による紙揃えを必要としない後処理及び紙揃えを必ずし
    も必要としない後処理を実施可能とするように制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記後処理装置において、紙揃えを必要
    とする後処理を選択した場合、前記異常検知手段によっ
    て紙揃え手段の正常な動作が確認できなくなった場合
    は、当該紙揃えを必要とする後処理を禁止することを特
    徴とする請求項1に記載の後処理装置。
JP2000155732A 2000-05-26 2000-05-26 後処理装置 Pending JP2001335232A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255505A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 製本システム
US11144003B2 (en) 2018-08-30 2021-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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JP2009255505A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 製本システム
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