JP2001334689A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2001334689A
JP2001334689A JP2000156496A JP2000156496A JP2001334689A JP 2001334689 A JP2001334689 A JP 2001334689A JP 2000156496 A JP2000156496 A JP 2000156496A JP 2000156496 A JP2000156496 A JP 2000156496A JP 2001334689 A JP2001334689 A JP 2001334689A
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Toshihiko Harajiri
俊彦 原尻
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク流路内の気泡を効率的に且つ確実に除
去することのできるインクジェット式記録装置を提供す
る。 【解決手段】 上下2枚の第1及び第2の基板41,4
9に圧電セラミックからなる隔壁42を所定間隔で配置
して各隔壁間にチャンバ43を画成し、前記隔壁42の
側面に設けられた電極44に駆動電圧を印加することに
より前記チャンバ43内の容積を変化させてその内部に
充填されたインクをノズル開口51から吐出するインク
ジェット式記録ヘッドを具備するインクジェット式記録
装置において、前記第1及び第2の基板41,49の少
なくとも何れか一方を透光性を有する誘電体で形成し、
且つ前記ノズル開口51の少なくとも一つに選択的に接
続されて所定のチャンバ43内を吸引する吸引手段30
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録装置に関し、特に、ヘッドのインク流路内の気泡を
除去するための吸引手段を具備するインクジェット式記
録装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、複数のノズルからインクを吐出
する記録ヘッドを用いて被記録媒体に文字や画像を記録
するインクジェット式記録装置が知られている。かかる
インクジェット式記録装置では、被記録媒体に対向する
記録ヘッドはヘッドホルダに固定され、ヘッドホルダが
キャリッジに搭載されて被記録媒体の搬送方向とは直交
する方向に走査される。
【0003】このようなインクジェット式記録装置に用
いられる記録ヘッドの一例の分解概略を図6に、また、
要部断面を図7に示す。図6及び図7に示すように、圧
電セラミックプレート101には、複数の溝102が並
設され、各溝102は、側壁103で分離されている。
各溝102の長手方向一端部は圧電セラミックプレート
101の一端面まで延設されており、他端部は、他端面
までは延びておらず、深さが徐々に浅くなっている。ま
た、各溝102内の両側壁103の開口側表面には、長
手方向に亘って、駆動電界印加用の電極105が形成さ
れている。
【0004】圧電セラミックプレート101の溝102
の開口側には、カバープレート107が接着剤109を
介して接合されている。カバープレート107には、各
溝102の浅くなった他端部と連通する凹部となるイン
ク室111と、このインク室111の底部から溝102
とは反対方向に貫通するインク供給口112とを有す
る。
【0005】また、圧電セラミックプレート101とカ
バープレート107との接合体の溝102が開口してい
る端面には、ノズルプレート115が接合されており、
ノズルプレート115の各溝102に対向する位置には
ノズル開口117が形成されている。
【0006】なお、圧電セラミックプレート101のノ
ズルプレート115とは反対側でカバープレート107
とは反対側の面には、配線基板120が固着されてい
る。配線基板120には、各電極105とボンディング
ワイヤ121等で接続された配線122が形成され、こ
の配線122を介して電極105に駆動電圧を印加でき
るようになっている。
【0007】このように構成される記録ヘッドでは、イ
ンク供給口112から各溝102内にインクを充填し、
所定の溝102の両側の側壁103に電極105を介し
て所定の駆動電界を作用させると、側壁103が変形し
て所定の溝102内の容積が変化し、これにより、溝1
02内のインクがノズル開口117から吐出する。
【0008】例えば、図8に示すように、溝102aに
対応するノズル開口117からインクを吐出する場合に
は、その溝102a内の電極105a,105bに正の
駆動電圧を印加すると共にそれぞれに対向する電極10
5c,105dを接地するようにする。これにより、側
壁103a,103bには溝102aに向かう方向の駆
動電界が作用し、これが圧電セラミックプレート101
の分極方向と直交すれば、圧電厚みすべり効果により側
壁103a,103bが溝102a方向に変形し、溝1
02a内の容積が減少して圧力が増加し、ノズル開口1
17からインクが吐出する。
【0009】このような記録ヘッドでは、インク内に含
まれる気泡が溝102a内等に残留し、ドット抜け等の
印刷不良が発生する場合がある。そのため、インクジェ
ット式記録装置には、一般的に、ノズル開口117を介
してインク流路である溝102a内を吸引して気泡等を
除去するための吸引手段が設けられている。そして、所
定のタイミング又は所望により、この吸引手段によって
ノズル開口117を介して溝102a内を吸引すること
により溝102a内の気泡を除去するいわゆるクリーニ
ング操作が実行されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような圧電セラミックプレート101にインク流路とな
る溝102aを形成している場合、何れの溝102aに
気泡が存在するかが確認できないため、全ての溝102
a内を吸引する必要がある。すなわち、複数の溝の大半
を占める気泡の存在しない溝102a内も吸引すること
になるため、無駄なインクを廃棄しなければならず、効
率が悪いという問題がある。
【0011】また、比較的大きい記録ヘッドでは、複数
の溝102aを同時に吸引する十分な吸引力が得られず
に気泡を確実に除去できない場合もある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑み、インク流
路内の気泡を効率的に且つ確実に除去することのできる
インクジェット式記録装置を提供することを課題とす
る。
【0013】
【発明が解決するための手段】上記課題を解決する第1
の態様は、上下2枚の第1及び第2の基板に圧電セラミ
ックからなる隔壁を所定間隔で配置して各隔壁間にチャ
ンバを画成し、前記隔壁の側面に設けられた電極に駆動
電圧を印加することにより前記チャンバ内の容積を変化
させてその内部に充填されたインクをノズル開口から吐
出するインクジェット式記録ヘッドを具備するインクジ
ェット式記録装置において、前記第1及び第2の基板の
少なくとも何れか一方が透光性を有する誘電体で形成さ
れ、且つ前記ノズル開口の少なくとも一つに選択的に接
続されて所定のチャンバ内を吸引する吸引手段を有する
ことを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0014】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記吸引手段は、前記ノズル開口から前記チャンバ
内を吸引する際に、他のノズル開口を封止することを特
徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0015】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記透光性有する誘電体がガラスであること
を特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0016】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記第1又は第2の基板を介して前記
チャンバに充填されたインク内に存在する気泡を検出す
る検出手段をさらに有することを特徴とするインクジェ
ット式記録装置にある。
【0017】かかる本発明では、気泡の存在するチャン
バ内を選択的に吸引することができ、チャンバ内の気泡
を効率的に且つ確実に除去することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係るインク
ジェット式記録ヘッドの概略図である。
【0020】本実施形態のインクジェット式記録装置1
0は、図1に示すように、インクを吐出する記録ヘッド
11と、図示しないインク流路を介して記録ヘッド11
にインクを供給するインクカートリッジ12を着脱可能
に保持するタンクホルダ13とを有するヘッドユニット
14がキャリッジ15に固定され、このキャリッジ15
は一対のガイドレール16a,16b上に軸方向に移動
自在に搭載されている。また、カイドレール16a,1
6bの一端側には駆動モータ17が設けられており、こ
の駆動モータ17による駆動力が、当該駆動モータ17
に連結されたプーリ18aと、ガイドレール16a,1
6bの他端側に設けられたプーリ18bとの間に掛け渡
されたタイミングベルト19を介してキャリッジ15に
伝達され、これによりキャリッジ15がガイドレール1
6a,16bに沿って移動されるようになっている。
【0021】また、キャリッジ15の搬送方向と直交す
る方向の両端部側には、ガイドレール16a,16bに
沿ってそれぞれ一対の搬送ローラ20,21が設けられ
ている。これらの搬送ローラ20,21は、キャリッジ
15の下方に当該キャリッジ15の搬送方向とは直交す
る方向に被記録媒体Sを搬送するものである。
【0022】そして、これら搬送ローラ20,21によ
って被記録媒体Sを送りつつキャリッジ5をその送り方
向とは直交方向に走査することにより、記録ヘッド11
によって被記録媒体S上に文字及び画像等が記録され
る。
【0023】また、詳しくは後述するが、ガイドレール
16a,16bの軸方向一端側には、吸引手段30が設
けられ、所定のタイミングで、いわゆるクリーニング操
作が行われるようになっている。
【0024】ここで、本実施形態のインクジェット式記
録装置に用いられる記録ヘッドの一例について説明す
る。なお、図2は、記録ヘッドの概略を示す分解斜視図
であり、図3は、ヘッドチップの概略を示す斜視図であ
り、図4は、図3の斜視断面図である。
【0025】本実施形態の記録ヘッド11は、図3に示
すように、ヘッドチップ40とこのヘッドチップ40の
一方面側に設けられるベースプレート60と、ヘッドチ
ップ40の他方面側に設けられるヘッドカバー70とを
有する。
【0026】本実施形態のヘッドチップ40は、図示す
るように、透光性を有する誘電部材、例えば、板状のガ
ラスからなる流路基板41上に、圧電セラミックからな
る複数の隔壁42が所定の間隔で並設され、これら隔壁
42によって複数のチャンバ43が画成されている。
【0027】また、これら各チャンバ43の内面を構成
する隔壁42の側面には、それぞれ全面に亘って駆動電
界印加用の電極44が形成され、流路基板41上には、
各電極44に導通される配線45が各隔壁43の長手方
向外側まで延設されている。また、隔壁43の長手方向
外側の配線45上には、電極44に電圧を印加して隔壁
42を駆動させる駆動回路46が搭載されている。
【0028】また、流路基板41上の各隔壁42の長手
方向一端に対向する位置及び流路基板41の両側面に
は、プラスチック製のガイド壁47が接着剤等により固
着され、ガラス基板41上にガイド壁47と隔壁42と
によって各チャンバ43に連通するインク室48が画成
されている。また、隔壁42の流路基板41とは反対側
には、インク室48にインクを供給するためのインク供
給口49aを有するカバープレート49が接合され、こ
のカバープレート49によってチャンバ43及びインク
室47が封止されている。なお、このカバープレート4
9は、本実施形態では、流路基板41と同様に、透光性
を有する板状のガラスで形成されており、インク供給口
49aは、例えば、サンドブラスト等によって形成され
ている。
【0029】また、隔壁42の流路基板41の端面と面
一となった端面には、ノズルプレート50が接合されて
おり、ノズルプレート50の各チャンバ43に対向する
位置にはそれぞれノズル開口51が穿設されている。な
お、このノズルプレート50は、例えば、プラスチッ
ク、ガラス又はポリイミドフィルム等で形成すればよ
い。
【0030】このようなヘッドチップ40には、上述し
たように、流路基板41側にベースプレート60が接合
され、カバープレート49側にヘッドカバー70が接合
されて記録ヘッドが形成される。
【0031】なお、このベースプレート60は、複数の
チャンバ43に対向する領域に、その並設方向に亘って
窓部61を有し、流路基板41の表面が露出されるよう
になっている。一方、ヘッドカバー70は、カバープレ
ート49のインク供給口49aに連通するインク導入路
71を有しており、インクはインクカートリッジ12か
らこれら引導入路71及びインク供給口49aを介して
インク室48に供給されるようになっている。
【0032】このような記録ヘッド11では、上述のよ
うに、インクの流路となるチャンバ43の一部を構成す
る流路基板41が透光性を有する板状のガラスで形成さ
れているため、ベースプレート60の窓部61を介して
チャンバ43内を視認することができる。すなわち、チ
ャンバ43内にインクを充填した際に、チャンバ43内
に存在する気泡を視認することができる。したがって、
吸引手段30によって、選択的にノズル開口51を介し
て気泡が存在するチャンバ43のみ吸引することによっ
て、チャンバ43内の気泡を確実に除去することができ
る。
【0033】以下に、このように選択的にチャンバ43
を吸引する本実施形態の吸引手段30の一例について説
明する。なお、図6は、吸引手段30の概略構成を示す
図である。
【0034】図5(a)に示すように、本実施形態の吸
引手段30は、記録ヘッド11のノズルプレート50に
対向して設けられこのノズルプレート50に設けられて
いる複数のノズル開口51を封止するキャップ部材31
と、このキャップ部材31にチューブ32を介して接続
されて、ノズル開口51を介してチャンバ43内を吸引
する吸引装置33とを具備する。なお、この吸引装置3
3は、例えば、真空ポンプ等である。
【0035】また、キャップ部材31は、ノズル開口5
1の列を全て覆う大きさを有し、ノズル開口51の列に
対応する領域に、ノズル開口51を介してチャンバ43
を吸引する一つの吸引口34を有する。この吸引口34
は、本実施形態では、ノズル開口51の径よりも大きく
且つ隣接するノズル開口51の間隔よりも小さい径で形
成されている。したがって、図5(b)に示すように、
キャップ部材31をノズルプレート50に接触させた
際、吸引口32は、所定のノズル開口51のみと接続さ
れ、他のノズル開口51はキャップ部材31の封止面3
1aによって封止される。すなわち、キャップ部材31
をノズル開口51の列方向に移動させることにより、吸
引口34を所定の一つのノズル開口51と選択的に接続
可能となっている。
【0036】このような吸引手段30では、気泡の存在
するチャンバ43内のみを選択的に吸引して、気泡を除
去することができる。
【0037】上述のように、本実施形態の記録ヘッド1
1は、流路基板41及びカバプレート49等がガラス基
板で形成されているため、これらを通してチャンバ43
内の気泡を視認することができる。したがって、チャン
バ43内に気泡の存在を確認した際に、その気泡が存在
するチャンバ43に連通するノズル開口51に吸引口3
4を接続するように、キャップ部材31をノズルプレー
ト50に当接させ、吸引装置33によって吸引すること
により、所定のチャンバ43内に存在する気泡を除去す
ることができる。
【0038】このように本実施形態では、記録ヘッド1
1のチャンバ43内を視認することができ、且つ吸引手
段30によって所定のチャンバ43内のみを吸引するこ
とができるため、無駄なインクを吸引して廃棄すること
なく効果的に気泡を除去することができる。また、複数
のノズル開口51のうち、吸引するチャンバ43に連通
するもの以外は、キャップ部材31の封止面31aで封
止されているため、チャンバ43内を吸引する吸引力が
著しく向上するため、効率よく気泡を除去することがで
きる。
【0039】なお、本実施形態では、キャップ部材の吸
引口が所定の一つのノズル開口に接続されるようにした
が、これに限定されず、勿論、隣接する2つあるいは3
つの複数のノズル開口に接続されるようにしてもよい。
何れにしても、所定のチャンバを選択的に吸引すること
により、気泡を確実且つ効率的に除去することができ
る。
【0040】また、ベースプレートに窓部を設け、流路
基板の表面を露出させるようにしたが、これに限定され
ず、流路基板の表面を視認可能であればよく、例えば、
透明なプラスチック部材等で窓を塞ぐようにしてもよ
い。また、ベースプレートに窓を設ける替わりにヘッド
カバーに同様の窓部を設け、カバープレートを介してチ
ャンバ内を視認できるようにしてもよい。
【0041】また、本実施形態では、流路基板を板状の
ガラスで形成するようにしたが、これに限定されず、チ
ャンバ内を視認可能な程度に透光性を有する誘電部材で
あれば、特に限定されない。
【0042】さらに、本実施形態では、視認によってチ
ャンバ内の気泡を確認するようにしたが、これに限定さ
れず、例えば、光センサ等の気泡を検出する検出手段を
設け、気泡を確認した場合には、自動的に吸引手段によ
る吸引によって、チャンバ内の気泡を除去するようにし
てもよい。
【0043】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、勿論、本発明はこのような構成に限定されるもの
ではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット式記録ヘッドでは、ノズル開口の少なくとも一つ
に選択的に接続されて所定のチャンバ内を吸引する吸引
手段を設け、且つチャンバの一部を構成する第1及び第
2の基板の少なくとも何れか一方を透光性を有する誘電
体で形成するようにしたので、チャンバ内の気泡を視認
することができ、その気泡が存在するチャンバに選択的
に吸引手段を接続して吸引することができる。したがっ
て、チャンバ内を比較的強い吸引力で吸引することがで
き、且つ無駄なインクを吸引して廃棄する必要がなく、
効率的に気泡を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録装置の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る記録ヘッドの概略を
示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るヘッドチップの斜視
図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るヘッドチップの斜視
断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る吸引手段を説明する
概略斜視図及び要部断面図である。
【図6】従来技術に係る記録ヘッドの概要を示す分解斜
視図である。
【図7】従来技術に係る記録ヘッドの概要を示す断面図
である。
【図8】従来技術に係る記録ヘッドの概要を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 インクジェット式記録装置 11 記録ヘッド 30 吸引手段 41 流路基板 42 隔壁 43 チャンバ 44 電極 45 配線 46 駆動回路 47 ガイド壁 48 インク室 49 カバープレート 50 ノズルプレート 51 ノズル開口 60 ベースプレート 61 窓部 70 ヘッドカバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下2枚の第1及び第2の基板に圧電セ
    ラミックからなる隔壁を所定間隔で配置して各隔壁間に
    チャンバを画成し、前記隔壁の側面に設けられた電極に
    駆動電圧を印加することにより前記チャンバ内の容積を
    変化させてその内部に充填されたインクをノズル開口か
    ら吐出するインクジェット式記録ヘッドを具備するイン
    クジェット式記録装置において、 前記第1及び第2の基板の少なくとも何れか一方が透光
    性を有する誘電体で形成され、且つ前記ノズル開口の少
    なくとも一つに選択的に接続されて所定のチャンバ内を
    吸引する吸引手段を有することを特徴とするインクジェ
    ット式記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記吸引手段は、前
    記ノズル開口から前記チャンバ内を吸引する際に、他の
    ノズル開口を封止することを特徴とするインクジェット
    式記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記透光性有
    する誘電体がガラスであることを特徴とするインクジェ
    ット式記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記第
    1又は第2の基板を介して前記チャンバに充填されたイ
    ンク内に存在する気泡を検出する検出手段をさらに有す
    ることを特徴とするインクジェット式記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094969A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd インクジェットヘッド
JPWO2014010053A1 (ja) * 2012-07-11 2016-06-20 富士機械製造株式会社 インクジェットヘッドのメンテナンス装置

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