JP2001334575A - 積層方法 - Google Patents

積層方法

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JP2001334575A
JP2001334575A JP2000159462A JP2000159462A JP2001334575A JP 2001334575 A JP2001334575 A JP 2001334575A JP 2000159462 A JP2000159462 A JP 2000159462A JP 2000159462 A JP2000159462 A JP 2000159462A JP 2001334575 A JP2001334575 A JP 2001334575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追従性に優れた、マイクロボイドの発生しな
い、表面平滑性の良好なプリント回路基板を得るための
積層方法を提供すること。 【解決手段】 可撓性シート3を付設した上部プレート
1及び可撓性シート4を付設した下部プレート2が設置
された真空チャンバー6を有する真空積層装置を使用し
て、該チャンバー内の上下プレート間で、凹凸を有する
基板5aと、支持体フィルム又は金属箔上に樹脂組成物
を積層してなるフィルム状樹脂層5bとからなる積層体
5を圧締して積層を行うに当り、圧締を2回以上実施
し、1回目の圧締温度T1℃を、(Tg−20)℃≦T1
℃≦(Tg+10)℃〔Tg:フィルム状樹脂層の樹脂組
成物のガラス転移温度〕の条件で実施した後、2回目以
降の圧締温度Tn℃を、(T1+10)℃≦Tn℃≦(T1
+70)℃の条件で実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
の製造において、凹凸を有する基板にフィルム状樹脂層
を積層する方法に関するものであり、更に詳しくはフィ
ルム状樹脂層の追従性がよく、積層後の樹脂表面の平滑
性に優れ、ビルドアップ工法に有用な積層方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高性能化に伴
いプリント回路基板の高密度化、多層化が進行してい
る。かかるプリント回路基板の多層化においては、熱硬
化性樹脂組成物又は感光性樹脂組成物を絶縁層として使
用し、予め形成した内層回路の上に該熱硬化性樹脂組成
物又は感光性樹脂組成物を塗布し、あるいは該熱硬化性
樹脂組成物又は感光性樹脂組成物からなるフィルム状樹
脂を積層する。かかるフィルム状樹脂の片面には、通常
銅箔や支持体フィルム(セパレーターフィルム)が積層
されており、銅箔の場合はそれをハーフエッチング又は
全面エッチングし、支持体フィルムの場合はそれを剥離
して、ついで、レーザー又は紫外線による穴あけ後に、
銅メッキを施した後、再度フォトレジストフィルムを用
いて光によるパターニングを行い、回路を形成する方
法、いわゆるビルドアップ工法が有効に用いられてい
る。
【0003】一方、ビルドアップ工法に直接関連はない
ものの、基板にドライフィルムを貼る方法や基板にカバ
ーフィルム等を貼る従来の方法として、特開平11−1
29272号公報に、真空装置内で下側シート材及び上
側シート材の温度差が所定値以内になったときに加圧し
て成形する積層体の製造方法が開示されている。該真空
積層装置を用いる製造方法では、プリント基板の表面が
それほど微細ではなく密集度も少ないいわゆる凹凸のな
い基板をフィルムと積層する時は、小さな気泡(マイク
ロボイド)もなく、表面平滑性も良好な積層体が製造可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビルド
アップ工法等で使用される凹凸を有する基板とフィルム
状樹脂層を積層しようとする場合、特開平11−129
272号公報開示技術では、該基板にフィルム状樹脂を
追従させるためには、ラミネート温度や圧力を上げるこ
とが必要で、その場合、該基板とフィルム樹脂層との間
にマイクロボイドが残り、回路線の絶縁破壊にいたる恐
れがある。更には、該基板の凹凸が反映し、積層樹脂表
面に凹凸が生じることもある。該積層樹脂表面の凹凸
は、次工程の回路形成時に密着不良や追従性不良、外観
不良等の問題が生じることになるので回避しなければな
らない。特に最近の基板の多層化を考慮すると、良好な
追従性及び基板とフィルム状樹脂層間に生じるマイクロ
ボイドの抑制が重要であり、更には積層後の表面平滑性
が重要である。
【0005】
【問題を解決するための手段】そこで本発明者らは、か
かる事情に鑑み、鋭意研究をした結果、可撓性シート3
を付設した上部プレート1及び可撓性シート4を付設し
た下部プレート2が設置された真空チャンバー6を有す
る真空積層装置を使用して、該チャンバー内の上下プレ
ート間で、凹凸を有する基板5aと、支持体フィルム又
は金属箔上に樹脂組成物を積層してなるフィルム状樹脂
層5bとからなる積層体5を圧締して積層を行うに当
り、圧締を2回以上実施し、1回目の圧締温度T1
を、(Tg−20)℃≦T1℃≦(Tg+10)℃〔Tg
フィルム状樹脂層の樹脂組成物のガラス転移温度〕の条
件で実施した後、2回目以降の圧締温度Tn℃を、(T1
+10)℃≦Tn℃≦(T1+70)℃の条件で実施する
積層方法が上記目的に合致することを見いだし、本発明
を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、特定の真空積層装置
を使用して、凹凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層
5bからなる積層体5を圧締し積層を行うに当り、圧締
を2回以上実施し、1回目の圧締温度T1℃と2回目以
降の圧締温度Tn℃を調整することを特徴とするもので
ある。
【0007】まず、本発明の積層方法を実施するに当っ
て用いられる装置は、2段階以上圧締を行える真空積層
装置であれば特に制限されないが、同一の真空積層装置
を2台以上用いて2段階以上の圧締を実施する方が、1
台の装置で2度以上にわたって圧締時の温度設定を変更
するという煩わしさが避けられるという点で好ましい。
かかる場合について以下、図1及び図2に基づいて説明
する。図1は、真空積層装置を2台使用して本発明の方
法を実施する態様である。それぞれの真空チャンバー6
には、可撓性シート3を付設した上部プレート1と可撓
性シート4を付設した下部プレート2が配置されてお
り、可撓性シート4は、下部プレート上に直接付設させ
ている。可撓性シート3は、その四辺端が押さえシール
金具12により可撓性シート3と上部プレート1との間
に空隙部10(以下単に空隙部10と称することがあ
る)が形成出来るように上部プレート1に付着されてい
る。また、上部プレート1には、該プレート1内を通過
する開口部8(以下単に開口部8と称することがある)
が配置され、かかる開口部8により、空隙部10の圧力
が調整される。開口部8から気体又は液体を空隙部10
に導入すると可撓性シート3が風船のように膨らむ構造
となっている。下部プレート2には、該プレート2内を
通過する開口部9(以下単に開口部9と称することがあ
る)が配置され、かかる開口部9により可撓性シート
3、4の間に形成される空間部11(以下単に空間部1
1と称することがある)の圧力が調整される。また、真
空チャンバー6内を効率良く減圧状態とするためにシー
ル7が下部プレート上に配置されている。更に超音波振
動装置19が下部プレートに2つ内蔵されている。
【0008】図2は、更に、真空チャンバー6の上下プ
レート間に、凹凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層
5bとの積層体5を挟持してチャンバー内を移送する上
下一対の搬送用フィルム13(以下単に搬送用フィルム
13と称することがある)を設置させた場合である。か
かる搬送用フィルム13の張力及び搬送速度は巻出しロ
ール15及び巻取りロール16、ニップロール18によ
り調節され、巻出しロール15は1台目の真空積層装置
の入口付近に、巻取りロール16及びニップロール18
は2台目の真空積層装置の出口付近に配置されている。
搬送用フィルム13の通過ラインには、ガイドロール1
7が配置されている。
【0009】積層を実施するに当ってはまず、凹凸を有
する基板5a(以下単に基板5aと称することがある)
とフィルム状樹脂層5bはオートシートカットラミネー
タ等により予め仮どめして積層体5としておくことが好
ましい。具体的には、フィルム状樹脂層5bに貼着され
た保護フィルムを剥取って、樹脂組成物層面が基板5a
と接するようにラミネートするのである。積層体5の構
成は、基板5a/フィルム状樹脂層5b、フィルム状樹
脂層5b/基板5a/フィルム状樹脂層5b等任意であ
る。
【0010】まず、1台目の真空積層装置を用いて1回
目の圧締を実施する。かかる圧締を行うには、上記の積
層体5を可撓性シート4上の圧締位置に載置した後、下
部プレート2を持ち上げて、上部プレート1と密封契合
させる。密封契合後、空間部11を減圧状態とする。具
体的には、下部プレート2の開口部9より真空ポンプで
吸引し、空間部11の圧力を200Pa以下、好ましく
は100Pa以下の減圧状態にする。かかる圧力が20
0Paを越える場合は、凹凸を有する基板5aとフィル
ム状樹脂層5bの間にマイクロボイドが残存し、積層後
のフィルム状樹脂層5bの表面の平滑性が悪くなる傾向
がある。なお、空間部11を減圧状態にする時に、空隙
部10を同時に減圧状態にすると可撓性シート3の下側
への膨らみを抑制し、圧締前に積層体5と可撓性シート
3との接触を防止できる点で好ましい。
【0011】減圧状態にした後、1回目の圧締操作を行
う。かかる圧締操作は、空間部11と空隙部10の圧力
差により、上側の可撓性シート3を下方向に膨らませて
凹凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層5bを強固に
貼り合わせる操作である。1回目の圧締時には、空隙部
10の圧力はほぼ常圧に戻したり、必要に応じて更に圧
縮空気を入れて加圧し、空間部11は200Pa以下の
減圧状態とすればよい。かかる圧力差により可撓性シー
ト3は下方向に膨らみ、0.5×105〜1.5×105
Paの圧力で積層体5が圧締されるのである。かかる1
回目の圧締時の圧締温度T1℃は、フィルム状樹脂層5
bの樹脂組成物のガラス転移温度をTg℃とすると、
(Tg−20)℃≦T1℃≦(Tg+10)℃、好ましく
は(Tg−10)℃≦T1℃≦(Tg+5)℃で実施す
る。なお、上記のTg℃は、フィルム状樹脂層5bの樹
脂組成物のガラス転移温度を示し、DSC(示差走査熱
量測定)で測定する値である。T1℃が(Tg−20)℃
未満では大量にマイクロボイドが発生し、(Tg+1
0)℃を越えると、フィルム状樹脂層5bと基板5aと
の間に気泡が抜ける前に両者が密着してしまったり、フ
ィルム状樹脂層5bがしわになったりして表面平滑性が
悪くなり不適当である。圧締時の温度のコントロール方
法としては、特に限定されないが、上部プレート1と下
部プレート2に内蔵されるシート状ヒーターや蒸気パイ
プで調整される。
【0012】1回目の圧締操作が終了すれば、開口部9
を使用して、空間部11の減圧状態を解放し、下部プレ
ート2を下方に移動させ、真空積層装置から積層体5を
排出させる。
【0013】次に2回目の圧締を実施する。かかる2回
目の圧締では、2台目の真空積層装置の可撓性シート4
の上に上記で得られた積層体5を載置して、1回目と同
様に減圧状態とした後、2回目の圧締を実施する。かか
る2回目の圧締温度T2℃は、(T1+10)℃≦T2
≦(T1+70)℃で行うことが必要であり、好ましく
は(T1+20)℃≦T2℃≦(T1+60)℃である。
かかるT2℃が(T1+10)℃未満では基板5aとフィ
ルム状樹脂層5bの間のマイクロボイドが多くなった
り、基板のパターン形状に充分樹脂の充填が出来なかっ
たりして不適当であり、(T1+70)℃を越えるとフ
ィルム状樹脂層5bの樹脂分が熱分解したり、表面平滑
性が悪くなるので不適当である。
【0014】2回目の圧締時には、積層体5にかける圧
力が1回目の圧締時よりも0.1×105〜20×105
Pa高くなるようにするのが好ましい。かかる圧力差が
0.1×105Pa未満では、マイクロボイドを押しつ
ぶせなくて排除できず、20×105Paを越えると可
撓性シート4を壊す場合があり好ましくない。かかる2
回目の圧締として具体的には、空隙部10に圧縮空気を
入れて空隙部10の圧力を0.6×105〜21.5×
105Paに調整して、空間部11の圧力は200Pa
以下の減圧状態に調整すればよい。
【0015】圧締操作の終了後に、開口部8、9を使用
して、空隙部10および空間部11の減圧状態を解放
し、下部プレート2を下方に移動させ圧締が完了し、積
層体5は2台目の真空積層装置から排出させ積層が完成
するのである。
【0016】2回の圧締時の処理時間としては、特に制
限されないが、1回目は10〜20秒、2回目は30〜
120秒であり、1回目の圧締が終ってから、700秒
以内に2回目の圧締を行うのが好ましく、更には、30
〜120秒後である。かかる時間が700秒を越える
と、一旦減圧状態になったフイルム樹脂層5bの樹脂中
に空気が入り込みマイクロボイドとなるので好ましくな
い。
【0017】上記では、真空積層装置を2台用いる場合
を説明したが、真空積層装置が1台でも、圧締温度を本
発明で規定するようにコントロールすれば勿論本発明の
積層方法を実施することは可能である。また、上記では
圧締操作が2回の場合を示したが、かかる操作を3回以
上してもよく、3回目以降は更なる平面平滑性を出し、
フィルム状樹脂層の樹脂中のマイクロボイドをつぶすた
めに上記2回目の圧締操作よりも高温高圧で圧締を実施
すればよい。
【0018】かくして、圧締された積層体5が得られる
が、更には工業的に連続して積層体5を得るために、あ
るいはフィルム状樹脂層5bの端部より樹脂成分がしみ
出す恐れがある時は、上下プレート間に搬送用フィルム
13を配置するのが有効である(図2)。
【0019】かかる場合は、まず1台目の真空積層装置
の入口でコンベア14により、搬送用フィルム13の間
に積層体5が挿入される。そして、積層体5は搬送用フ
ィルム13に挟まれた状態で、1〜25m/分の搬送速
度で1台目の真空積層装置の圧締位置まで運搬される。
その後は前述した同じ条件下で積層を実施する。
【0020】本発明の方法においては、更に、基板5a
の表面パターン模様や回路の密集度によっては、フィル
ム状樹脂層の表面平滑性を上げるため、上部プレート
1、下部プレート2のいずれかに超音波振動装置19を
設置して、減圧状態にする時及び/又は圧締時に上部プ
レート1あるいは下部プレート2を超音波振動させるこ
とが好ましく、特には下部プレート2に内蔵することが
好ましい。かかる超音波振動を行うに当っては、20k
Hz以上(更には25〜100kHz)の発信周波数を
用いることが好ましく、高周波数電力は200W以上
(更には、300〜600W)が好ましい。
【0021】本発明で使用される凹凸を有する基板5a
としては、特には限定しないが、銅等のパターンを施し
たプリント基板が好ましく、ピルドアップ工法で用いら
れる多積層基板でも良い。かかる基板の厚みとしては特
には限定しないが、0.1〜10mm程度である。
【0022】また、フィルム状樹脂層5bは、樹脂組成
物と、支持体フィルム(セパレーターフィルム)あるい
は銅箔から構成されているものである。かかる樹脂組成
物は、粘着性や絶縁性、接着性、ホットメルト性を持つ
もので、具体的には、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等に
安定剤、硬化剤、色素、滑剤等を配合した樹脂組成物で
ある。
【0023】かかる支持体フィルム(セパレーターフィ
ルム)としては、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールフ
ィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィル
ム等が挙げられる。銅箔としては特に制限しないがエッ
チングで溶解可能なものが好ましい。
【0024】かかるフィルム状樹脂層5bの樹脂組成物
面にポリエチレン製等の保護フィルムを貼付したビルド
アップ工法用の市販品としては、日立化成社製のBFシ
リーズ、BLシリーズ、ASシリーズ、MCFシリー
ズ、シプレー社製のMULTIPOSIT−9500シ
リーズ、日本ペイント社製のプロピコートシリーズ、チ
バスペシャリティ社製のPlobelecシリーズ、デ
ュポン社製のValuxシリーズ、太陽インク社製のP
VIシリーズ、HBIシリーズ、旭電化社製のBURシ
リーズ、味の素社製のABFシリーズ、東京応化社製の
SB−Rシリーズ、三井金属社製のMRシリーズ、松下
電工社製のRシリーズ、住友ベークライト社製のAPL
シリーズ、ニッカン社製のCADシリーズ、旭化成社製
のPCCシリーズ、三菱ガス化学社製のCBRシリー
ズ、CCLシリーズ、GMPシリーズ等が挙げられる。
その他の用途のフィルム状樹脂層5bとしては、ソルダ
ーレジストマスクフィルム用樹脂層、コンフォーマスク
フィルム用樹脂層、ドライフィルムフォトレジストフィ
ルム用樹脂層が挙げられる。
【0025】尚、フィルム状樹脂層5bの種類によって
は、絶縁性の確保と安定性のために、本発明の積層方法
を実施した後に、100〜200℃、20〜120分の
条件で、熱処理工程を施すこともある。
【0026】フィルム状樹脂層5bの基板と接触する方
の面については、マット処理してあることが、積層時の
空気の逃げがよくマイクロボイドが少ない点で良好であ
る。該マット処理に関しては特には限定しないが、表面
粗度Rz(JIS B 0610に準処して測定)が3
〜40μmが好ましい。
【0027】可撓性シート3及び4は耐熱性で膨張可能
なものであれば特に限定されないが、例えばシリコンゴ
ム、フッ素ゴム等が挙げられる。尚、可撓性シート3、
4の内部にフィラーや繊維、箔、板を入れたものも使用
可能である。
【0028】かかる可撓性シートの積層体5や搬送用フ
ィルム13に接する面の表面粗度Rzは20〜700μ
mで、かつ表面ゴムのデュロメータ硬度HDD(JIS
K7215に準処して測定)が15〜90であること
が好ましい。Rzが20μm未満の時やHDDが90を
越える時は、積層後の基板5aの表面平滑性はよいがマ
イクロボイド残存に問題があり、Rzが700μmを越
える時やHDDが15未満の時は、多層積層時に表面平
滑性が悪くなることがある。
【0029】上記のRzやHDDの調整方法としては、
表面をサンドペーパー、エメリーサンドペーパーでトリ
ートメントしても、表面にこれらを満足するパターンを
形成しても良い。
【0030】更に可撓性シート3、4の縦横の長さは、
特に限定されるものではないが、具体的にはそれぞれの
大きさが200〜1200mmで、厚みが0.2〜20
mmの平板膜状が好ましい。可撓性シート3の方が、縦
横の長さが可撓性シート4よりも5〜50%程度長いこ
とが好ましい。
【0031】搬送用フィルム13については特には限定
しないが、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロン
フィルム、ポリイミドフィルム、ポリスチレンフィル
ム、フッ素化オレフィンフィルムのいずれかであること
が好ましい。
【0032】搬送用フィルム13の表面に関しても、特
には限定しないが、積層体5と接する面がマット処理を
施されている時が、積層時の空気の逃げがよくマイクロ
ボイドが少なく良好である。該マット処理に関しては、
表面のヘイズ値を5〜40%程度(積分球式光線透過率
測定装置にして測定)にすると空気の抜けがよい。
【0033】搬送用フィルム13の厚みは10〜100
μmであることが好ましく、更には20〜50μmが好
ましい。搬送用フィルム13の上下の間隔は積層体の厚
み程度であればよく、通常、1〜10mmであり、幅に
関しても真空チャンバーに入るサイズであればよく、通
常0.5〜3mである。
【0034】積層体5の真空積層装置への搬入、排出は
特に制限されないが、コンベア14を用いて行うことが
好ましく、かかるコンベア14は、回転ロールやエンド
レスベルトでも良く、素材としては、汚れにくく、発塵
しないものが良い。コンベア14の長さは0.3〜3
m、好ましくは0.5〜1.5mである。更に、出口の
コンベア14の後には、基板を貯蔵するためのストッカ
ー、冷却装置、積層体の平面平滑性を向上させるための
加圧装置等を配置してもよい。
【0035】本発明の図1は、下部プレート2が上下に
移動して、可撓性シート3が膨張するものであるが、上
部プレート1が移動したり、可撓性シート4が膨張する
ものも本発明の範囲であることはいうまでもない。本発
明の積層方法は、ビルドアップ工法に非常に有用な積層
方法であり、プリント基板にドライフィルムを貼る用途
や、プリント基板以外の他用途、例えば、LCD基板の
上に、粘着剤付偏光板や粘着剤付位相差板を貼り合わす
方法、各種電子基板にダイシングテープ等を貼り合わす
方法としても大変有効である。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例1 図1に示す積層装置を用いた。積層体5の製造は、エポ
キシ樹脂からなる熱硬化性樹脂組成物(ガラス転移温度
85℃)とポリエチレンテレフタレートフィルムからな
るフィルム状樹脂層5bを基板5aの両面に配置した構
成とし、フィルム状樹脂層5bの樹脂面(Rzが3.5
μm)が基板5aの凹凸面に接するようにオートラミネ
ーターにより、仮止めして行った。可撓性シート3(縦
横それぞれ800mm)、4(縦横それぞれ700m
m)は、3mm厚みのシリコンゴムである。
【0037】(1回目の圧締)図1に示すように、2台
の真空積層装置において、予め上部、下部プレートを、
それぞれのプレートに内蔵したシート状ヒーターにより
80℃に加熱した。積層体5を1台目の真空積層装置の
チャンバー6の可撓性シート4の上に載置した後、下部
プレート2を上げ、開口部8、9から空気を吸引して、
空隙部10及び空間部11を60Paまで減圧状態とし
た。次に下部プレート2に内蔵された2つの超音波振動
装置(海上電機株式会社製、「オートパーサー400−
28F」)19を用いて、28kHz、400Wで50
秒間超音波振動させた後、開口部8を大気開放とし、可
撓性シート3を下側に膨らませ、10秒間、圧締温度T
1℃を80℃、積層体5にかける圧力が1.0×105
aで圧締を行った。その後、開口部9を解放して大気圧
に戻し上部プレート1と下部プレート2を開口し、圧締
された積層体5を1台目の真空積層装置から排出した。
【0038】(2回目の圧締)次に該積層体5を、1回
目の圧締終了から70秒後に2台目の真空積層装置の可
撓性シート4の上に載置した後、下部プレート2を上
げ、1回目の圧締時と同様にし50秒間減圧状態とし
た。次に開口部8を大気開放とし、更に開口部8から圧
縮空気を入れて、空隙部10の圧力を10×105Pa
として、可撓性シート3を下側に膨らませ、30秒間、
1回目の圧締時と同じように超音波振動させた後、圧締
温度T2℃を125℃、積層体5にかける圧力が10×
105Paで圧締を行った。その後、開口部9を解放し
て大気圧に戻し上部プレート1と下部プレート2を開口
し、圧締された積層体5を真空積層装置から排出した。
【0039】得られた圧締後の積層体5について追従
性、マイクロボイド、表面平滑性の評価を以下の要領で
行った。 (追従性)凹凸を有する基板5aに対するフィルム状樹
脂層5bの追従性を100倍顕微鏡で目視確認して以下
のように評価した。 ○・・・・凹凸を有する基板5aの凹部にフィルム状樹脂層
5bが完全に充填されている。 ×・・・・凹凸を有する基板5aの凹部にフィルム状樹脂層
5bが完全には充填されておらず凹凸を有する基板5a
の凹面に沿って細長い気泡が残る。
【0040】(マイクロボイド)凹凸を有する基板5a
とフィルム状樹脂層5bの間にあるマイクロボイドを1
00倍顕微鏡で目視確認して以下のように評価した。 ○・・・凹凸を有する基板5aの凹凸部とフィルム状樹
脂5bの間にマイクロボイドがない。 ×・・・凹凸を有する基板5aの凹凸部とフィルム状樹
脂5bの間にマイクロボイドがある。
【0041】(表面平滑性) (1)フィルム状樹脂層5bの表面平滑性を表面粗さ計
(ミツトヨ社製『suftest−201』)で測定し
以下のように評価した。 ○・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が0.
5μm未満である。 △・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が0.
5〜1μmである。 ×・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
mを越える。 (2)積層体をクロスセクション法で、垂直切断面を電
子顕微鏡にて観察して以下のように評価した。 ○・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
m未満である。 △・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が0.
5〜1μmである。 ×・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
mを越える。
【0042】実施例2 搬送用フィルム13(厚み25μm、幅900mm、ヘ
イズ値6%)を配置した図2に示す真空積層装置を使用
した。積層体5は、コンベア14により搬送用フィルム
13に移され、圧締位置に搬送した後、実施例1と同様
に1回目の圧締を行い、その後2台目の真空積層装置の
真空チャンバー6に搬送され、実施例1と同様に2回目
の圧締を実施し、同様に評価した。
【0043】実施例3 実施例1において、1、2回目の減圧状態の時と圧締の
時に実施した超音波振動をしない以外は同様に実施して
同様に評価した。
【0044】比較例1 実施例1において、1回目の圧締のみを行い、2回目の
圧締は省略した以外は同様に実施して、同様に評価し
た。
【0045】比較例2 実施例1において、1回目の圧締温度T1℃を60℃と
した以外は同様に実施して同様に評価した。
【0046】比較例3 実施例1において、1回目の圧締温度T1℃を100℃
とした以外は同様に実施して同様に評価した。
【0047】比較例4 実施例1において、2回目の圧締温度T2℃を85℃と
した以外は同様に実施して同様に評価した。
【0048】比較例5 実施例1において、2回目の圧締温度T2℃を160℃
とした以外は同様に実施して同様に評価した。実施例1
〜3、比較例1〜5の評価結果を表1に示した。
【0049】 〔表1〕 追従性 マイクロボイド 表面平滑性 (1) (2) 実施例1 ○ ○ ○ ○ 実施例2 ○ ○ ○ ○実施例3 ○ ○ △ △ 比較例1 × × × × 比較例2 × × ○ ○ 比較例3 × × × × 比較例4 × × ○ ○比較例5 ○ × × ×
【0050】
【発明の効果】本発明の積層方法は、可撓性シート3を
付設した上部プレート1及び可撓性シート4を付設した
下部プレート2が設置された真空チャンバー6を有する
真空積層装置を使用して、該チャンバー内の上下プレー
ト間で、凹凸を有する基板5aと、支持体フィルム又は
金属箔上に樹脂組成物を積層してなるフィルム状樹脂層
5bとからなる積層体5を圧締して積層を行うに当り、
圧締を2回以上実施し、1回目の圧締温度T1℃を、
(Tg−20)℃≦T1℃≦(Tg+10)℃〔Tg:フィ
ルム状樹脂層の樹脂組成物のガラス転移温度〕の条件で
実施した後、2回目以降の圧締温度Tn℃を、(T1+1
0)℃≦Tn℃≦(T1+70)℃の条件で実施するの
で、追従性、マイクロボイド発生の抑制に優れ、表面平
滑性に優れた効果を示すものであり、プリント回路基板
の多層化に非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積層装置の主要部の構造図である。
【図2】 本発明の積層装置の主要部の構造図である
(搬送用フィルム13を使用時)。
【符号の説明】 1・・・上部プレート 2・・・下部プレート 3・・・上部プレートに付設した可撓性シート 4・・・下部プレートに付設した可撓性シート 5・・・積層体 5a・・・凹凸を有する基板 5b・・・フィルム状樹脂層 6・・・真空チャンバー 7・・・シール 8・・・上部プレートを通過する開口部 9・・・下部プレートを通過する開口部 10・・・可撓性シート3と上部プレート1間の空隙部 11・・・可撓性シート3、4間に形成される空間部 12・・・押えシール金具 13・・・搬送用フィルム 14・・・コンベア 15・・・巻出しロール 16・・・巻取りロール 17・・・ガイドロール 18・・・ニップロール 19・・・超音波振動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F211 AA24 AA39 AC03 AD19 AG03 AH36 AR02 AR06 SA02 SC07 SD01 SK06 SP13 SP17 5E346 AA04 AA05 AA06 AA12 AA26 AA32 AA51 CC02 CC08 CC09 DD02 EE06 EE09 EE13 EE14 EE18 EE35 EE38 GG28 HH11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性シート3を付設した上部プレート
    1及び可撓性シート4を付設した下部プレート2が設置
    された真空チャンバー6を有する真空積層装置を使用し
    て、該チャンバー内の上下プレート間で、凹凸を有する
    基板5aと、支持体フィルム又は金属箔上に樹脂組成物
    を積層してなるフィルム状樹脂層5bとからなる積層体
    5を圧締して積層を行うに当り、圧締を2回以上実施
    し、1回目の圧締温度T1℃を、(Tg−20)℃≦T1
    ℃≦(Tg+10)℃〔Tg:フィルム状樹脂層の樹脂組
    成物のガラス転移温度〕の条件で実施した後、2回目以
    降の圧締温度Tn℃を、(T1+10)℃≦Tn℃≦(T1
    +70)℃の条件で実施することを特徴とする積層方
    法。
  2. 【請求項2】 1回目の圧締時に積層体5にかける圧力
    が0.5×105〜1.5×105Paであり、2回目以
    降の該圧力を1回目よりも0.1×105〜20×105
    Pa高くすることを特徴とする請求項1記載の積層方
    法。
  3. 【請求項3】 真空積層装置を2台用いて、2段階の圧
    締を実施することを特徴とする請求項1あるいは2記載
    の積層方法。
  4. 【請求項4】 上下プレート間に、積層体5を挟持して
    真空チャンバー6内を移送する上下一対の搬送用フィル
    ム13が配置された積層装置を使用することを特徴とす
    る請求項1〜3いずれか記載の積層方法。
  5. 【請求項5】 上部プレート1、下部プレート2のいず
    れかに超音波振動装置を付設した積層装置を使用するこ
    とを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の積層方法。
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