JP2001334485A - コンプライアンス装置 - Google Patents

コンプライアンス装置

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JP2001334485A
JP2001334485A JP2000155878A JP2000155878A JP2001334485A JP 2001334485 A JP2001334485 A JP 2001334485A JP 2000155878 A JP2000155878 A JP 2000155878A JP 2000155878 A JP2000155878 A JP 2000155878A JP 2001334485 A JP2001334485 A JP 2001334485A
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Toshihiro Taguchi
智弘 田口
Shigeyasu Kawamichi
茂保 川路
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のRCC等のコンプライアンス装置は、
エラストマー弾性体により6自由度の移動に対応してい
るため、エラストマーの寿命が短く、且つ可搬重量が小
さい。また、ガイドピンとガイド穴を用いると治具の管
理が面倒である。 【解決手段】 搬送装置に固定されるロッドベース3と
その下方のフロートベース12間にゲル体10を配置す
る。フロートベース12に固定した支持板15の上面に
は第1鋼球20を載置し、第1鋼球上に吊下部材21の
上部フランジ22を載置する。吊下部材21の下端には
可動ベース23を固定し、この下面に部品把持装置を固
定する。可動ベース23上には第2鋼球25を配置し、
第1鋼球20とで支持板15を挟み、スラスト力を受
け、且つ水平方向に自由に移動可能とする。垂直軸線の
揺動はゲル体10の変形によって吸収する。吊下部材2
1内にはロック鋼球34を載置したロック用ピストン3
0を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立用ロボット等
の、各種部品を所定位置に搬送するための搬送装置に用
いられるコンプライアンス装置に関し、特に半導体等の
各種部品を検査する際に部品を所定位置に搬送すると共
にその部品を押圧するのに適したコンプライアンス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば組立用ロボット等の搬
送装置においては、部品を把持して所定位置に搬送する
際、搬送装置の位置誤差を吸収するために例えば図6に
示されるようなコンプライアンス装置が用いられてい
る。即ち、ロボットアーム等の搬送アーム51に対し
て、図7の斜視図に示すように上板52と下板53を図
中3本の弾性部材54で接続してなるコンプライアンス
装置55を用い、この上板52に搬送アーム51の先端
を固定すると共に、下板53にはチャック56を固定
し、このチャックによって部品57を把持することによ
り、この部品57を所定位置に搬送するようにしてい
る。上記弾性部材54としては、例えばゴム等のエラス
トマーと金属板との積層体等が用いられる。
【0003】このような装置により、図6に示すように
部品57を部材58に形成した部品装着孔59に装着し
て組み立てる際には、搬送アーム51による搬送作動に
より最初は図示されない予め定められた部品取り出し位
置から図示部品装着孔59の上部に部品を搬送する作動
が行われるが、その一連の作動は制御装置への位置設定
により自動的に行われる。このとき、予め制御装置によ
り正確に設定された搬送操作であっても、搬送装置の機
構部分の誤差等により必ずしも厳密に所定の位置に移動
させることはできず、例えば図6(a)に示すように、
部材57の部品装着孔59の軸心S1に対して距離δだ
けずれた位置に部品57の軸心S2が位置して停止する
ことがあり、そのときにはこの位置から部品57を降下
する作動が行われる。
【0004】上記のような位置ずれを考慮し、部材58
の部品装着孔59の開口周縁には面取り部61を形成し
ており、図6(a)の状態から搬送アーム51が部品5
7を降下する作動を行うとき、部品57の下端周縁部6
0が面取り部61に当接し、この面に案内され部品装着
孔59の軸心S1側に向けて移動しつつ降下する。この
とき、コンプライアンス装置55は周知のように、図8
に示すようなX、Y、Z軸方向への移動、及び各軸周り
のα、β、θの回転の合計6自由度を備えているので、
図6(b)に示すようにコンプライアンス装置55の下
板53とチャック56が移動しつつ角度αだけ傾斜す
る。この状態で搬送アーム51を更に降下すると、部品
57は同図(c)に示すように部品装着孔59内に押し
込まれ、部品57は部品装着孔59内に装着され、組み
立てられる。このときコンプライアンス装置55は、部
品57が部品装着孔59に案内されて押し込まれること
により両部品57と部品装着孔59の軸心は一致し、そ
れにより下板53が水平になるのに伴ってコンプライア
ンス装置55の弾性部材54が追従して変形できるよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコンプラ
イアンス装置55においては、6自由度を維持するため
にゴム等のエラストマーと金属板との積層体からなる弾
性部材54を用いているものであるが、ここで用いられ
ているエラストマーは耐久性が小さいという欠点があっ
た。即ち、コンプライアンス装置の位置変動適応性能を
向上するため、前記6自由度を容易に維持しようとする
と、エラストマーの弾性を大きくして柔らかな性状のも
のを用い、自由に変形できるようにする必要があるが、
その際には比較的重量の重いものを搬送するときにはエ
ラストマーが伸びてしまうため耐久性が小さいものとな
ってしまう、その耐久性を考慮すると重量の小さなもの
のみを搬送せざるをえず、あるいは位置変動適応性能を
犠牲にしてより堅い性状のエラストマーを用いざるを得
なくなる。
【0006】一方、近年の半導体技術の進歩により半導
体デバイスの高集積化、高機能化が進む中でユーザのニ
ーズは多岐にわったており、また、実装技術の進化によ
ってデバイスの多ピン化、ファインピッチ化が進んでい
る。それに対応するため最近では入出力端子をデバイス
裏面全体に分散して配置するBGA(Ball Gri
d Array)やCSP(Chip Size Pa
ckage)等のパッケージが用いられるようになって
いる。
【0007】このようなBGAやCSPの検査工程にお
いて、例えば前記従来のコンプライアンス装置を用いた
場合は、図9に示されるような手順で行うこととなる。
即ち、搬送アーム51に前記と同様のコンプライアンス
装置55を装着し、その下部に真空吸着パッド67を取
り付け、この真空吸着パッド67によりBGA68を吸
着・離脱可能とする。同図(a)は搬送アーム51の移
動によりBGA68をテストソケット70の上部に搬送
し、これを降下してBGA68の下面のソルダーボール
74をテストソケット70の収納孔部71内に収納しよ
うとした際、前記図6と同様に位置ずれを生じているこ
とによりBGA68の周縁フランジ部72がテストソケ
ット70の開口周縁の面取り部73に当接した状態を示
している。この状態は図9(d)に要部拡大図として示
している。また、テストソケット70を固定している台
とBGA68をテストソケットに挿入するインサータと
は別体であるので、両者間に相対的な傾斜が存在するこ
ととなる。このような相対的な傾斜を図中拡大して示し
ている。
【0008】この状態から搬送アーム51を降下する
と、前記図6と同様にコンプライアンス装置55によっ
てBGA68の周縁フランジ部72が面取り部73に沿
って降下し、BGA68のソルダーボール74はテスト
ソケット70の収納孔部71内に入り、最終的に同図
(c)に示すようにBGA裏面のソルダーボール74の
全てが収納孔部71に嵌合する。このようにソルダーボ
ール74が収納孔部71に嵌合するとき、各収納孔部7
1に設けた図示されていないコンタクトピンの端部と接
触する。この接触状態を確実に維持するため、搬送アー
ム51によって下方に押圧する力を付与し、BGAのソ
ルダーボール74をコンタクトピン76に圧接する。そ
れにより、このコンタクトピン76をリード線により検
査装置に接続し、BGAが所定の作動を行うか、所定の
性能を備えているか等種々の項目について信号を入出力
し検査を行うこととなる。
【0009】上記のような検査工程を行う際には、コン
タクトピン76から導出される信号に基づいて所定の検
査を行うため、前記ソルダーボール74とコンタクトピ
ンの端部との接触部分における接触圧力の変化は、この
部分の接触抵抗の変化となって現れ、特にその接触圧力
が低い場合には適正な信号を得ることができず、甚だし
い場合には接触しない場合も生じることとなる。また、
その圧力がある程度大きいことは許容できるものの、他
の部分と比較してあまりにも大きい部分が存在すると、
他の部分の接触抵抗が小さくなると共に、全体の接触抵
抗の大きなばらつきとなり、適正な検査信号を得ること
ができなくなる。
【0010】上記のような作動時において、例えば図9
(a)に示すようにBGA68とテストソケット70と
が相対的に傾斜して搬送されてきたときには、前記のよ
うにBGA68がテストソケット70の収納孔部71内
に収納されるときそのままの傾斜状態で収納され、BG
A68のソルダーボール74は最初図中左側の収納孔部
71に嵌合する。このような状態で収納された後に搬送
アーム51によって下方に押しつけられると、ソルダー
ボール74は全ての収納孔部71に嵌合する。このとき
孔内のコンタクトピンに全て当接するものの、ソルダー
ボール74のコンタクトピンに対する押圧力が不均一な
ものとなる。
【0011】この特性は図10に模式的に示している。
即ち、同図の下方には前記図9(c)のように、BGA
68のソルダーボール74がテストソケット70の収納
孔部71に全て嵌合しているときのBGA68を示して
おり、その上部にはこのBGA68の断面における表面
の位置と各位置における押圧力のグラフを示している。
このグラフにおいて上記のような片当たりの例をグラフ
Bとして示し、また、これと対照するために適正例をグ
ラフGとして示している。ここで、押圧力が所定値L以
下である場合には押圧力不足として不適正であり、所定
値H以上である場合には過剰押圧力として不適正であ
り、結局、上記LとHの範囲内において、しかも全面で
均等な圧力となっている時が適正な押圧状態ということ
ができる。
【0012】以上詳述したように、従来のコンプライア
ンス装置を用いて吸着装置に把持されて搬送されたBG
A68の検査を行うとき、このBGA68とテストソケ
ット70とが相対的に傾斜しているため、BGA68の
ソルダーボールとコンタクトピンとが片当たりのまま押
圧されることとなるため、その押圧力がBGA68の平
面内において不均一となり、且つ押圧力不足や過剰押圧
力を生じることが多く、正確なBGAの検査を行うこと
ができないという問題もあった。
【0013】更にここで使用されるコンプライアンス装
置の弾性部材54はある程度の剛性をもっているので、
BGA68のソルダーボール74を収納孔部71に収納
する際、周縁フランジ72と面取り部73との当接、あ
るいはBGA68底部が収納孔部71の開口縁に当接
し、また押圧される時等において、BGA68がその衝
撃を受けるという問題もあった。
【0014】また、近年の半導体デバイスの多様化に対
応するため、特に検査工程は様々なハンドラが必要とな
り、しかも最近では高速化、高機能化の要求がより高ま
ってきている。それに対して、従来のコンプライアンス
装置を用いたものにおいては汎用性が少なく、フレキシ
ビリティに欠ける問題もあった。更に、部品を所定の位
置に位置決めする手段として、従来よりガイドピンとガ
イド穴の組み合わせによって行う方法も用いられている
が、供給される部品毎に位置決め治具を交換する必要が
あり、また、ワーク個別の位置決め治具が必要となる
等、メンテナンスに多くの手数を要する欠点がある。
【0015】したがって本発明は、重量部品を長期間取
り扱ってもその性能が劣化することなく、且つ部品を所
定位置に搬送する際に部品及び搬送装置に対して衝撃を
与えることがなく、部品を押圧する際には常に均等に押
圧することができるようにしたコンプライアンス装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、請求項1に係る発明は、搬送装置に固定さ
れる固定部材と、部品を把持し水平面内で移動する可動
部材と、固定部材と可動部材間において前記可動部材を
スラスト受け用鋼球によって移動可能に保持する自由動
部材と、自由動部材と固定部材間に配置され垂直軸の軸
心の揺動を吸収するエラストマー弾性体とからなること
を特徴とするコンプライアンス装置としたものである。
【0017】また、請求項2に係る発明は、前記エラス
トマー弾性体としてゲル体を用いたことを特徴とする請
求項1記載のコンプライアンス装置としたものである。
【0018】また、請求項3に係る発明は、前記可動部
材の移動の規制及びその解除を行うロック手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のコンプライアンス装置
としたものである。
【0019】また、請求項4に係る発明は、前記ロック
手段は可動部材の原点復帰作用をなすことを特徴とする
請求項3記載のコンプライアンス装置としたものであ
る。
【0020】また、請求項5に係る発明は、前記部品が
半導体であり、前記半導体を検査装置の所定位置に搬送
し押圧する搬送装置に用いたことを特徴とする請求項1
乃至請求項4のいずれか一つに記載のコンプライアンス
装置としたものである。
【0021】また、請求項6に係る発明は、前記半導体
は、底面にハンダボールを多数配置したチップである請
求項5記載のコンプライアンス装置としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1は本発明によるコンプライアンス装置の縦
断面図であり、図2(a)は同図におけるA−A部分、
(b)は同B−B部分、(c)は同C−C部分の横断面
図である。図1におけるコンプライアンス装置1おいて
は、前記従来例における搬送アーム等の端部に固定され
る突出部2を形成したロッドベース3を備え、このロッ
ドベース3の下部には図2(b)に示されるような図中
水平に伸びるディスク部4を形成している。ディスク部
4には図中4個の開口5を形成しており、この開口5に
はボルト7が貫通するカラー6、カラー6と開口5内周
面との間において自由に変形できるゲル体10が各々配
置されている。なお、上記ロッドベース3は本発明にお
ける搬送装置に固定される固定部材に相当する。
【0023】図中4本のボルト7は、カバー11に対し
てフロートベース12を固定しており、カバー11の上
壁部13下面とフロートベース12の上面との間を一定
間隔に維持するために前記カラー6が配置されている。
カラー6の長さはロッドベース2のディスク部4の厚さ
より充分大きくすることにより、ディスク部4の上面と
カバー11の上壁部13の下面との間、及びディスク部
4の下面とフロートベース12の上面との間に間隙が形
成され、この間隙部分に図中クロスハッチングで示され
るエラストマー弾性体としてのゲル体10が配置されて
いる。このゲル体10は図2(a)及び(c)にもクロ
スハッチングで示されている。後述する可動ベース23
を移動自在に支持するフロートベース12は、図示され
ない搬送装置に固定されるロッドベース3に対し、ゲル
体10の柔軟性によって少なくともその軸心の揺動が自
由に行われることによって揺動が吸収されるようになっ
ている。
【0024】上記のようなゲル体10としては振動吸収
用、衝撃吸収用、圧力分散用、密着・粘着用等各種の目
的に用いるため、多くのものが市販されており、その中
から任意の材質で任意の性状のものを選択して使用する
ことができる。また、適宜のものを複数種類用意してこ
のコンプライアンス装置の用途に応じて、最適な特性の
ものと交換可能にすることもできる。
【0025】フロートベース12の下端には、中心部に
開口を備えたリング状の支持板15が固定されており、
この支持板15の上面には板バネ16を介してスライド
プレート17を載置している。スライドプレート17上
には玉保持器18に保持される複数の第1鋼球20が載
置され、更にこの第1鋼球20の上部には吊下部材21
上端に設けた上部フランジ22を載置している。吊下部
材21の下端には可動ベース23が固定され、可動ベー
ス23の上面には玉保持器24に保持される複数の第2
鋼球25が載置されており、第2鋼球25の上部に前記
支持板15の下面が位置し、第1鋼球20と第2鋼球2
5により支持板15を挟むように配置し、これらの鋼球
によりスラスト力を受けることによって可動ベース23
は水平面内で自由に移動できるようになっている。
【0026】可動ベース23の下面には、適宜の機構を
付与して部品把持用チャックや部品吸着装置を設けるこ
とができ、この可動ベースが本発明の、部品を把持し水
平面内で移動する可動部材に相当する。また、前記フロ
ートベース12及びこれと一体化した支持板15の部分
が、本発明における自由動部材に相当する。可動ベース
23の外周壁26の上端部と、支持板15の下面との間
に、両者間に摩擦を生じることのないダストシール27
を設けることにより、内部の水平可動機構部分に塵埃等
が進入することを防止している。
【0027】吊下部材21の中心部には上下動自在にピ
ストン30を嵌合しており、ピストン30の外周にはO
リング31を配置し、シールを行っている。その下面に
は可動ベース23の側面に形成した開口32に連通する
エアー通孔33の一端が開口しており、外部から加圧エ
アーを供給可能としている。それにより、開口32に可
撓管を連通し外部からエアーを供給するとき、ピストン
30は図中上方に移動し、エアーの供給を停止するとき
降下することができるようになっている。
【0028】ピストン30の図中上面には複数のロック
鋼球34、及びそれらの中心部にはリターンバネ36を
載置している。フロートベース12における上記ロック
鋼球34に対向する部分には複数の円錐形に形成した鋼
球受け部35を設けている。また、リターンバネ36の
上端部は上部フランジ22が中心側に伸びているバネ受
け部に当接している。
【0029】ピストン30の下面に圧力エアーを供給す
るとき、リターンバネ36の力に抗してピストン30が
上昇すると、ロック鋼球34は鋼球受け部35内に密に
嵌合し、ピストン30を固定保持すると共に、ピストン
30に対してOリング31により摩擦接触している吊下
部材21及び可動ベース23の自由回転を拘束する。一
方、圧力エアーの供給を停止すると、最初リターンバネ
36の戻し力によりロック鋼球34は鋼球受け部35内
での嵌合が解除され、以降ピストン30は落下し、可動
ベース23の上端面で受けられ、図示の状態に戻ること
ができる。
【0030】上記のように構成されたコンプライアンス
装置1の使用に際しては、図3に示すように、可動ベー
ス23の下端に吸着パッド40を固定する。図示実施例
においては被搬送部品としてのBGA41を吸着パッド
40に吸着しており、このBGAをテストソケット42
に装着する例を示している。コンプライアンス装置1は
図示の例においてはZ軸アクチュエータ43の下部に突
出した上下動軸に固定されている。このZ軸アクチュエ
ータ43は、図示されない搬送アームに固定され、主と
してX−Y平面において任意に移動可能となっている。
【0031】その作動に際しては、図3に示すように吸
着パッド40にBGA41を吸着し、予めその動きを設
定した搬送制御装置により搬送アームを作動し、テスト
ソケット42上に移動させる。このとき、図5に示すよ
うにエアー通孔33に圧力エアーを供給してピストン3
0を上昇させ、ロック鋼球34を鋼球受け部35に押し
つけ、ピストン30をロックすることにより可動ベース
23をロックし、搬送アームの高速移動時においても、
BGAを吸着保持した可動ベース23が水平面内に自由
に移動することを防止し、移動時の横揺れや振動を防止
することができる。このとき、ロック鋼球34と円錐形
状の鋼球受け部35の密な嵌合により、可動ベース23
の軸心はロッドベース3の軸心と一致する初期位置とな
り、原点復帰の作用をなすこともできる。BGAをテス
トソケット42上に搬送した後は、圧力エアーの供給を
停止し、前記ロック状態を解除することにより、図1に
示すようにピストン30は降下し、ロックは解除される
ので可動ベース23は水平面内に自由に移動可能とな
る。
【0032】なお、ロック鋼球34は図1に示すように
円錐形の鋼球受け部35に対し、通常は非接触ながら一
部が入っているので、ロック鋼球34は鋼球受け部35
の範囲内だけで移動することができ、したがってこの機
構により可動ベース23のZ軸を中心とした回転角度θ
について、所定の角度以上回転しないようにする回転角
度範囲制限の機能を行うことができる。
【0033】次いで図3に示すZ軸アクチュエータ43
を駆動し、コンプライアンス装置1を降下させる。この
とき、例えば図4(a)において傾斜角度等を拡大して
模式的に示しているように、コンプライアンス装置1の
中心軸がテストソケット42の中心軸と距離δだけずれ
ており、また、テストソケット42の載置台とBGA4
1を搬送するインサータとの組立誤差等によりBGA4
1とテストソケット42とが相対的に角度αだけ傾いた
状態で降下したとする。BGA41がテストソケット4
2に当接する状態は前記図8に示した従来例と同様に、
BGA41の周縁フランジ43の一部がテストソケット
42の開口縁に形成した面取り部44に当接する。この
とき、テストソケット42が面取り部44から水平方向
の力を受けることとなるが、可動ベース23は前記のよ
うに第1鋼球20に吊り下げられる吊下部材21によっ
て水平面内に自由に移動できるので、BGA41に対し
てほとんど力を与えることなく、衝撃力等を与えること
もなく移動可能となっている。また、Z軸アクチュエー
タに対してもこのときの衝撃力等を与えることない。こ
のようにしてBGA41は、テストソケット42の面取
り部44に沿って中心側に自由に移動する。
【0034】その後、BGA41の一端側がテストソケ
ット42の底面に当接し、Z軸アクチュエータの作動に
よってBGA41は更に下方に押圧される。このとき、
BGA41、吸着パッド40、及び可動ベース23の部
材は一体化した状態となっているので、その押圧力によ
って傾斜したBGA41がテストソケット42の底面に
一致しようとする力を受けるとき、その力によって前記
一体化した部材は傾斜角αだけ傾こうとする。この力は
柔軟な部材であるゲル体10に作用し、ゲル体10はそ
の僅かな力によって自由に変形することができるので、
この力によって図4(b)に示すように変形する。その
結果、BGA41はテストソケット42の底面に対して
片当たりとなることなく、全面にわたって均等に当接す
る状態となる。ゲル体10は、このような角度調整機能
のほか、搬送するBGAがテストソケット42の底面に
衝撃的に当接する状態が起こっても、その力をこのゲル
体10によって吸収し、Z軸アクチュエータ等の装置に
伝達させない機能も行うことができる。
【0035】このとき、図示するように前記一体化した
部材の軸心とテストソケット42の軸心となす角度はα
となる。この状態からBGA41に所定の圧力を与える
ためにZ軸アクチュエータ43によってロッドベース3
を下方に移動するように押圧すると、その力はゲル体1
0に対して均等に伝達し、下方に押圧する力はフロート
ベース12の上面に均等に伝達する。したがって、前記
一体化した部材はその力をそのままBGA41に伝達す
ることができ、それによりBGA41は全表面にわたっ
て均等な力でテストソケット42の底面に押しつけら
れ、テストソケット42におけるBGA41のソルダー
ボール受け底面に設けた接触端子に対して均等に圧接す
る。
【0036】その結果、前記図10において適正例Gの
グラフで示すような全表面にわたって均等な押圧力とな
ると共に、同図に示すような押圧力不足のL線、及び押
圧力過剰のH線の範囲内にある適正範囲内の押圧力とす
ることができ、従来のもののような偏荷重によって生じ
る押圧力不足、あるいは接触不良を防止することができ
る。
【0037】なお、上記実施例において、可動ベース2
3の水平面方向の移動を防止するロック機構として、ロ
ック鋼球34を円錐形の鋼球受け部35に押しつける加
圧エアー作動式のピストン30を用いた例を示したが、
そのほか加圧エアーにより作動する周知の種々のロック
手段、あるいは電磁作用によるロック手段等、各種のロ
ック手段を用いることができる。また、上記実施例にお
いては、コンプライアンス装置によりBGAをテストソ
ケットに装着して押圧するものの例を示したが、そのほ
かロボットによる組立装置、あるいは電子部品の実装機
等、各種分野に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明は、従来コ
ンプライアンス装置のようなエラストマー弾性体により
6自由度の全てに対応する構成を採用せず、水平面内の
移動はスラスト受け用鋼球により自由に移動できるよう
にして対応し、垂直軸の揺動についてエラストマー弾性
体により吸収するようにして対応しているので、エラス
トマーに対して大きな力がかかることがなく、重量部品
を長期間取り扱うことがあってもその性能が劣化するこ
とない。且つ、部品を所定位置に搬送する際に部品の外
部から力が加わったときでも、部品及び搬送装置に対し
て衝撃を与えることがない。また、部品を押圧する際に
は部品が傾斜している場合でもエラストマーによる垂直
軸の揺動吸収作用により、部品全面に対して均等に押圧
することができる。
【0039】請求項2に係る発明は、前記エラストマー
弾性体としてゲル体を用いたので、現在各種の分野に利
用するために種々のものが市販されているゲル体を利用
することができ、コンプライアンス装置の使用条件等に
応じて任意のものを容易に選択することができ、また、
エラストマー弾性体を性状の安定したものとすることが
できる。
【0040】請求項3に係る発明は、前記可動部材の移
動の規制及びその解除を行うロック手段を備えたので、
コンプライアンス装置に部品を把持して搬送する際にロ
ックすることによって、水平面内に自由に移動できるよ
うにした前記可動部材が横揺れや振動を発生することを
確実に防止することができ、また、前記水平方向への搬
送後にはそのロックを解除し、以降は水平面内での自由
な移動を可能とすることができる。
【0041】請求項4に係る発明は、前記ロック手段が
可動部材の原点復帰作用をなすので、部品を把持して搬
送し、所定位置でこれを降下し下方の部材に組み込む作
動を行う際、可動部材のロックと同時に可動部材を原点
に復帰させることができ、前記下方の部材に対する位置
合わせを確実なものとすることができるので、部品を組
み込む作業を確実に行うことができる。
【0042】請求項5に係る発明は、前記部品が半導体
であり、前記半導体を検査装置の所定位置に搬送し押圧
する搬送装置としたので、耐衝撃性の弱い半導体を搬送
する際に外部から力を受けることがあっても、半導体に
対してほとんど衝撃を与えることなく検査装置内に搬送
することができる。また、搬送した半導体が傾斜してい
るときでも、エラストマー弾性体によりその傾斜を吸収
した状態で半導体を検査装置に対して全面にわたって均
等の力で押圧することができるので、正確な検査を行う
ことができる。
【0043】請求項6に係る発明は、前記半導体が底面
にハンダボールを多数配置したチップとしたので、例え
ばBGAやCSPのようにチップの底面全体に広くハン
ダボールを配置したものを検査装置で検査する際におい
て、チップの全面にわたって均等の力で押圧することが
できるので、正確な検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンプライアンス装置の実施例の
縦断面図である。
【図2】同図の横断面図であり、(a)はA−A部分、
(b)はB−B部分、(c)はC−C部分の各横断面図
である。
【図3】本発明のコンプライアンス装置を用いてBGA
をテストソケットに収容する実施例の、一部断面を示す
側面図である。
【図4】同BGAをテストソケットに収容する際、BG
Aの軸心が位置ずれを生じ、且つテストソケットと相対
的に傾斜して搬送され、テストソケットに収容した後更
に押圧した状態を示す断面図であり、(a)はテストソ
ケットへの収容前、(b)は収容後押圧された状態を示
す。
【図5】図1に示すコンプライアンス装置においてロッ
ク作動状態を示す断面図である。
【図6】従来のコンプライアンス装置により部品を部品
装着孔に装着する際、部品の軸線と部品装着孔の軸心と
がずれているときの作動を示す側面図であり、(a)は
部品を装着する前の状態、(b)は部品の先端が挿入さ
れた状態、(c)は部品が垂直に挿入される状態を示す
図である。
【図7】図6のコンプライアンス装置に用いられるエラ
ストマー部材及びその周辺の部材を示す斜視図である。
【図8】コンプライアンス装置が対応する6自由度につ
いて説明する図である。
【図9】図6のコンプライアンス装置を用いてBGAを
テストソケットに収容し押圧する際、BGAが位置ずれ
を生じ、且つテストソケットと相対的に傾斜した状態で
収容される課程を示す図であり、(a)はBGAの周辺
フランジがテストソケットの面取り部に当接した状態を
示し、(b)はBGAが更に押し込まれた状態を示し、
(c)は相対的に傾斜していたBGAがテストソケット
の底面全体に押し込まれた状態を示し、(d)は(a)
の一部拡大断面図である。
【図10】BGAをテストソケットに収納し押圧する
際、片当たりにより不適正な押圧力分布を示すグラフ、
及び全面に均等な圧力分布によって適正に押圧する例を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 コンプライアンス装置 3 ロッドベース 4 ディスク部 6 カラー 10 ゲル体 11 カバー 12 フロートベース 14 可動ベース 15 支持板 20 第1鋼球 21 吊下部材 23 可動ベース 25 第2鋼球 30 ピストン 33 エアー通孔 34 ロック鋼球 36 リターンバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C030 BC12 BC23 BC25 BC26 BC27 3F060 AA03 AA07 FA11 FA12 GB01 HA24 HA32 HA35 3F061 AA01 CB03 CB14 DB00 DB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置に固定される固定部材と、部品
    を把持し水平面内で移動する可動部材と、固定部材と可
    動部材間において前記可動部材をスラスト受け用鋼球に
    よって移動可能に保持する自由動部材と、自由動部材と
    固定部材間に配置され垂直軸の軸心の揺動を吸収するエ
    ラストマー弾性体とからなることを特徴とするコンプラ
    イアンス装置。
  2. 【請求項2】 前記エラストマー弾性体としてゲル体を
    用いたことを特徴とする請求項1記載のコンプライアン
    ス装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部材の移動の規制及びその解除
    を行うロック手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のコンプライアンス装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック手段は可動部材の原点復帰作
    用をなすことを特徴とする請求項3記載のコンプライア
    ンス装置。
  5. 【請求項5】 前記部品が半導体であり、前記半導体を
    検査装置の所定位置に搬送し押圧する搬送装置に用いた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つ
    に記載のコンプライアンス装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体は、底面にハンダボールを多
    数配置したチップである請求項5記載のコンプライアン
    ス装置。
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