JP2001334196A - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JP2001334196A
JP2001334196A JP2000158387A JP2000158387A JP2001334196A JP 2001334196 A JP2001334196 A JP 2001334196A JP 2000158387 A JP2000158387 A JP 2000158387A JP 2000158387 A JP2000158387 A JP 2000158387A JP 2001334196 A JP2001334196 A JP 2001334196A
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JP
Japan
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web
backup roll
film thickness
coating liquid
die head
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Pending
Application number
JP2000158387A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nagashima
島 正 幸 長
Nanako Kikuchi
池 なな子 菊
Hiroyuki Shirogane
金 弘 之 白
Takeaki Tsuda
田 武 明 津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブ上に幅方向に均一に塗工液を塗布する
ことができる塗工装置を提供する。 【解決手段】 塗工装置10はウェブWを支持するバッ
クアップロール11と、バックアップロール11上を走
行するウェブWに対して塗工液を塗布するダイヘッド1
2と、ダイヘッド近傍に設けられたヒータ装置14とを
備えている。ヒータ装置14は、ウェブWの幅方向に沿
って設けられた複数のヒータ要素14a,14b,…か
らなっている。バックアップロール11の下流に膜厚計
13が設けられ、この膜厚計13からの信号に基づいて
制御装置20により、各ヒータ要素14a,14b,…
が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウェブに対して塗工
液を塗布する塗工装置に係り、とりわけウェブに対して
塗工液を均一の膜厚で塗布することができる塗工装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりウェブに対して塗工液を塗布す
る塗工装置として、図3(a)(b)に示すものが知ら
れている。
【0003】図3(a)(b)に示すように、塗工装置
10は走行するウェブWを支持するバックアップロール
11と、バックアップロール11上を走行するウェブW
に対して塗工液を塗布するダイヘッド12とを備えてい
る。
【0004】図3(a)(b)において、ウェブWはバ
ックアップロール11に当接してこのバックアップロー
ル11により支持され、ダイヘッド12はバックアップ
ロール11により支持されたウェブWに対して塗工液を
塗布するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ウェブ
Wはバックアップロール11に当接して支持されている
が、バックアップロール11の加工精度、例えば真円度
または真直度が悪化したり、あるいはバックアップロー
ル11の組立精度が悪化すると、ウェブWとダイヘッド
12の先端部12aとの間の間隙gがウェブWの幅方向
に沿って変化する。例えばバックアップロール11の半
径が中央部11aと端部11bとの間で10μm異なる
と、ダイヘッド12の先端部12aとウェブWとの間の
隙間gに差が生じ、バックアップロール11の中央部1
1aと端部11bにおける間隙差Δgも10μmとな
る。
【0006】このようにウェブWとダイヘッド12の先
端部12aとの間の間隙gが変化してバックアップロー
ル11の中央部11aと端部11bとの間に間隙差Δg
が生じると、ウェブWの幅方向に沿って塗工液の膜厚が
不均一となり、塗工液をウェブW上に精度良く塗布する
ことができない(図3(b))。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ウェブの幅方向について均一な膜厚で塗工
液を塗布することができる塗工装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行するウェ
ブを支持するバックアップロールと、バックアップロー
ル上のウェブに対して塗工液を塗布するダイヘッドと、
バックアップロールの近傍に設けられたヒータ装置とを
備え、ヒータ装置はウェブの幅方向に沿って配置された
複数のヒータ要素を有することを特徴とする塗工装置で
ある。
【0009】本発明によれば、バックアップロールによ
り支持されたウェブに対してダイヘッドから塗工液が塗
布される。この間、バックアップロール近傍に設けられ
たヒータ装置の各ヒータ要素を調整する。このことによ
りバックアップロールの半径をウェブの幅方向に調整す
ることができ、これによりウェブとダイヘッドとの間の
間隙を調整して、ウェブ上に塗布された塗工液の膜厚を
ウェブの幅方向に沿って均一にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1および図2は、本発明による塗工装置
の一実施の形態を示す図である。
【0012】図1および図2に示すように、塗工装置1
0は走行するウェブWを支持するバックアップロール1
1と、バックアップロール11上を走行するウェブWに
対して塗工液を塗布するダイヘッド12と、バックアッ
プロール11のダイヘッド12と反対側近傍に設けられ
たヒータ装置14とを備え、塗工液はダイヘッド12の
先端部12aからウェブW上に塗布されるようになって
いる。
【0013】このうち、バックアップロール11は円筒
状をなし、ゴム製となっている。
【0014】また、ヒータ装置14はウェブWの幅方向
に沿って配置された複数のヒータ要素14a,14b,
…からなり、各ヒータ要素14a,14b,…は各々独
立してその加熱量を調整することができるようになって
いる。このようなヒータ要素14a,14b,…として
は、例えば比較的応答のよい中赤外線ヒータが考えられ
る。
【0015】また、バックアップロール11のウェブW
の走行方向下流側には、塗工液の膜厚を検出する膜厚計
13が設けられている。この膜厚計13はウェブWの幅
方向に走行して、幅方向の複数の測定点で塗工液の膜厚
を測定するようになっている(図3)。この場合、膜厚
計13の測定点は、ヒータ装置14の各ヒータ要素14
a,14b,…に対応していることが好ましい。
【0016】ところで、膜厚計13には、制御装置20
が接続され、膜厚計13からのウェブWの幅方向の膜厚
測定値に基づいて、制御装置20によりヒータ装置14
の各ヒータ要素14a,14b,…の加熱量を調整する
ようになっている。
【0017】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず、バックアップロール1
1上をウェブWが走行する。次にダイヘッド12の先端
部12aから塗工液が吐出して、ウェブW上に塗工液が
塗布される。本発明において、ウェブWとしてはフィル
ム、紙、金属などが考えられ、塗工液としては特に限定
はしないが、ホトメルト樹脂,EBUV樹脂などノンソ
ルベントで加熱を行う液を使用する。この場合、バック
アップロール等の熱膨張による変形が発生することがあ
る。
【0018】また膜厚計13がウェブWの幅方向に走行
して、複数の測定点において、塗工液の膜厚が測定され
る。この場合、膜厚計13による測定点は、各ヒータ要
素14a,14b,…の配置位置に対応している。
【0019】膜厚計13からの膜厚測定値は、その後制
御装置20に送られ、この制御装置20によりヒータ装
置14の各ヒータ要素14a,14b,…が調整され
る。
【0020】次に制御装置20による各ヒータ要素14
a,14b,…の調整方法について述べる。
【0021】例えばバックアップロール11の表面の加
工精度が良好でなく、バックアップロール11の中央部
11aと端部11bとの間でバックアップロール11の
半径に差が生じると(中央部11a側の半径が大きくな
ると)、ウェブWとダイヘッド12の先端部12aとの
間の間隙gがウェブWの幅方向に沿って変化する。
【0022】バックアップロール11の中央部11aと
端部11bにおける、ウェブWとダイヘッド12の先端
部12aとの間の間隙gの差(間隙差)Δgが大きくな
ると、中央部11aと端部11bにおける塗工液の膜厚
の差も大きくなる(図2)。
【0023】例えば、バックアップロール11の端部1
1b側の測定点における膜厚が大きい場合は、ウェブW
とダイヘッド12の先端部12aとの間の間隙gが広い
と判断して、この測定点に対応するヒータ要素の加熱量
を大きくする。このことによりバックアップロール11
の端部11b側を熱膨張させてバックアップロール11
の端部11b側の半径を増加させる。このことによりウ
ェブWとダイヘッド12の先端部12aとの間隙を狭く
することができる。
【0024】一方、ある測定点、例えば中央部11a側
の測定点における膜厚が小さい場合は、ウェブWとダイ
ヘッド12の先端部12aとの間の間隙が狭いと判断し
て、この測定点に対応するヒータ要素の加熱量を小さく
してバックアップロール11の中央部11a側の熱膨張
を回避する。このことにより、ウェブWとダイヘッド1
2の先端部12aとの間の間隙を調整することができ
る。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、ダイ
ヘッド12の先端部12aから吐出されウェブW上に塗
布された塗工液の膜厚をウェブWの幅方向に沿って均一
に保つことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウェブと
ダイヘッドとの間の間隙を調整して、ウェブ上に塗布さ
れた塗工液の膜厚をウェブの幅方向に沿って調整するこ
とができる。このためウェブ上の塗工液の膜厚をウェブ
の幅方向に沿って均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗工装置の一実施の形態を示す斜
視図。
【図2】バックアップロールの中央部と端部における間
隙差と膜厚差との関係を示す図。
【図3】従来の塗工装置を示す側面図。
【符号の説明】
10 塗工装置 11 バックアップロール 12 ダイヘッド 13 膜厚計 14 ヒータ装置 14a,14b,… ヒータ要素 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白 金 弘 之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 津 田 武 明 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F041 AA12 AB01 BA05 BA46 BA56 CA02 CA22 4F042 AA22 BA19 BA25 CB26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するウェブを支持するバックアップロ
    ールと、 バックアップロール上のウェブに対して塗工液を塗布す
    るダイヘッドと、 バックアップロールの近傍に設けられたヒータ装置とを
    備え、 ヒータ装置はウェブの幅方向に沿って配置された複数の
    ヒータ要素を有することを特徴とする塗工装置。
  2. 【請求項2】バックアップ体のウェブの走行方向下流側
    に、ウェブ上に塗布された塗工液の膜厚をウェブの幅方
    向に沿って測定する膜厚計を設け、 膜厚計からの信号に基づいて各ヒータ要素を制御装置に
    より調整することを特徴とする請求項1記載の塗工装
    置。
JP2000158387A 2000-05-29 2000-05-29 塗工装置 Pending JP2001334196A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275780A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Dainippon Printing Co Ltd ダイコート装置
JP2011018515A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Dainippon Printing Co Ltd 加熱装置および加熱方法
JP2011016063A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Dainippon Printing Co Ltd 塗工装置および塗工方法
JP2017164689A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 日本電気株式会社 塗布装置および塗布方法

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